JP3431027B2 - 画像読取装置及びストリップフィルム用アダプタ - Google Patents

画像読取装置及びストリップフィルム用アダプタ

Info

Publication number
JP3431027B2
JP3431027B2 JP23005792A JP23005792A JP3431027B2 JP 3431027 B2 JP3431027 B2 JP 3431027B2 JP 23005792 A JP23005792 A JP 23005792A JP 23005792 A JP23005792 A JP 23005792A JP 3431027 B2 JP3431027 B2 JP 3431027B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
holding member
image reading
reading apparatus
original
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23005792A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05244349A (ja
Inventor
ブランデスティニ マルコ
エー.フェラーロ リチャード
昌 田澤
栄作 前田
展宏 藤縄
理 池田
敏哉 相川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Publication of JPH05244349A publication Critical patent/JPH05244349A/ja
Priority to US08/729,073 priority Critical patent/US5926289A/en
Priority to US08/910,111 priority patent/US6304344B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3431027B2 publication Critical patent/JP3431027B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/10Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using flat picture-bearing surfaces
    • H04N1/1008Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using flat picture-bearing surfaces with sub-scanning by translatory movement of the picture-bearing surface

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、卓上コンピュータ装置
における原稿をデジタル化するための装置に関し、詳細
には、個々に装着されるスライド、ストリップ又はロー
ル材料上の陰画として現される画像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像デジタイザ及びこれに関連する画像
処理ワークステーションは一般化するほど発展してき
た。個人のグラフィックデザイナーや広告業者や不動産
業者やニュースリポーターは仕事上この種の画像形成物
を使用している。このようなデジタイザ即ちスキャナー
は卓上の市販プログラムに関連して使用できるようにコ
ンピュータに接続している。更に、画像デジタイザはカ
ラー複写機、カラープリンタ、カラーファクシミリ又は
携帯用画像伝送装置内に設置できる。更に、大半の装置
では、フィルム上のデータをモニターへ送ってデジタル
化している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ストリップフィルムの
様な長いフィルムに比べて、フィルムマウントはサイズ
が小さい。そのため、ユーザーがフィルムを保持する部
材からフィルムマウントをつまみ出しにくいといった問
題があった。本発明は、ユーザーがフィルムを容易に取
り出すことの出来る装置を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【0005】
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【課題を解決する手段】本発明は、原稿の画像を読み取
る画像読取装置において、前記原稿を保持する原稿保持
部材と、前記保持部材に保持される前記原稿を押圧する
原稿押圧部材と、前記原稿保持部材又は前記原稿押圧部
材を相対的に近づく方向に移動し、前記原稿保持部材か
ら前記原稿を排出する駆動手段とを有することを第1の
特徴とする。本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取
装置において、前記原稿を保持する原稿保持部材と、前
記原稿保持部材を直線方向に往復移動可能にガイドする
ガイド部材と、前記原稿保持部材を前記ガイド部材に沿
って移動させる駆動手段と、前記原稿の画像を読み取る
読取手段と、前記ガイド部材を前記直線方向と交わる方
向に移動し、前記原稿保持部材内の前記原稿の画像を前
記読取手段に合焦させる合焦手段とを有することを第2
の特徴とする。本発明は、原稿の画像を読み取る画像読
取装置において、前記原稿を保持し、前記原稿の画像を
読み取る為に使用される開口を有する原稿保持部材と、
前記原稿保持部材に前記原稿を挿入するための、原稿挿
入開口部が形成される筐体と、前記原稿の画像を読み取
る読取手段と、前記原稿保持部材内の前記原稿の画像を
前記読取手段に合焦させる合焦手段と、前記筐体の前記
原稿挿入開口部が形成される面に露出配置される、前記
合焦手段の合焦を調整する調整部材とを有することを第
3の特徴とする。本発明は、原稿の画像を読み取る画像
読取装置において、前記原稿を保持し、前記原稿を読み
取る為に使用される開口を有する原稿保持部材と、前記
原稿保持部材を直線方向に往復移動可能にガイドするガ
イド部材と、前記原稿保持部材を前記ガイド部材に沿っ
て移動させる駆動手段と、前記原稿の画像を読み取る読
取手段と、前記原稿を含む面内で回転し、前記原稿の角
度を調節する角度調節手段とを有することを第4の特徴
とする。本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取装置
であって、原稿を保持する原稿保持部材と、前記原稿保
持部材に前記原稿が配置されているか否かを検知する原
稿検知手段とを有することを第5の特徴とする。本発明
は、原稿の画像を読み取る画像読取装置に挿入可能なス
トリップフィルム用アダプタであって、ストリップフィ
ルムの1コマを露出する開口部及び、前記開口部に隣接
する位置に前記ストリップフィルムの2コマ分を保護す
る保護部が形成され、前記ストリップフィルムを挟持す
る2枚の板部材を有することを第6の特徴とする。本発
明は、原稿を往復移動可能な原稿保持部材を有する画像
読取装置に挿入可能なストリップフィルム用アダプタで
あって、前記原稿保持部材に係合し、前記ストリップフ
ィルム用アダプタの前記原稿保持部材へ所定量を越える
挿入を禁止する係合部を有することを第7の特徴とす
る。本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取装置に挿
入可能なストリップフィルム用アダプタであって、スト
リップフィルムの1コマを露出する開口部が形成され、
前記ストリップフィルムを挟持する2枚の板部材と、前
記ストリップフィルムを前記ストリップフィルムの長手
方向にガイドし、前記2枚の板部材を係止する係止部材
とを有することを第8の特徴とする。本発明は、原稿の
画像を読み取る画像読取装置に挿入可能なストリップフ
ィルム用アダプタであって、ストリップフィルムの1コ
マより大きい開口部が形成され、前記ストリップフィル
ムを挟持する2枚の板部材を有することを第9の特徴と
する。本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取装置で
あって、前記原稿を保持し、前記原稿の1コマより大き
い開口部が形成される原稿保持部材を有することを第1
0の特徴とする。
【0011】
【0012】
【実施例】本発明の実施例は、米国特許出願第07/6
19663号明細書に記載された既知のスキャナーユニ
ットにおけるフィルム搬送方法及び装置を改良したもの
である。この改良においては、新たな特徴を有すると共
に、フィルムを搬送するために一層コンパクトな機構を
提供する。
【0013】上述の既知のスキャナーユニットは固定の
焦点構成を提供することによりこま組みした35mmの透
明画を走査する方法及び装置に関連する。この装置は機
械的、光学的及び電子的な副装置を有する。光学的及び
電子的な副装置は不変のままにして、機械的な副装置を
改良したものである。
【0014】機械的な副装置の一部は不変のままであ
る。これら不変の部分は一定の焦点距離にフィルムを保
持する1組の線形軸受上で走行するスライドキャリッジ
を有する。キャリッジのための駆動モータはステップモ
ータである。ユニットは前部装填キャリッジ組立体を有
する。機構及び光学系の相対位置は同じに維持される。
【0015】機械的な副装置のある要素は変更される。
以前の要素はスライドを搬送するのに複雑な親ネジ機構
を使用していた。この装置によれば、これをラック及び
ピニオン構造に交換する。これにより、組立て及び保守
が一層容易な一層コンパクトな構成となる。
【0016】また、機械的な副装置にいくつかの新規な
特徴を加えて透明画スキャナーの応用範囲を拡げ、使用
者にとって重要な特徴を提供する。これらの特徴は微調
整合焦を手動式又は機械式に行なえる能力、微細な校正
角度調整を行なえる能力、陰画フィルムをデジタル化す
べきストリップに切断できるようにアダプタを設けたこ
と、手動及び自動排出機能を設けたこと、及びカローセ
ル配列としたロールフォーマット又は装着フィルム内の
ストリップのバッチ走査を遂行する能力である。
【0017】本発明に係る実施例によれば透明画即ちフ
ィルムストリップを正確に直線的に搬送する。陰画又は
陽画処理した画像を取り扱うことができる。また微調整
合焦及び白黒地点の検出のためにフィルム材料を角度調
整できる。画像データはデジタル化でき、全体の工程は
使用者が関与することなく行なえる。
【0018】本発明に係る実施例の装置は装着した透明
画を直線的に搬送する。この装置はフィルム材料を容易
に挿入でき、静かに扱えるように設計してある。この装
置はまた、コンパクトで、使用者が扱い易く、組立が容
易で、高性能のユニットを提供するように設計してあ
る。手動及び自動合焦機構は共に装置に組み込むとよ
い。アダプタを設けて、ストリップ及びロールフォーマ
ットとしての装着フィルム材料を処理できるようにし、
多数の個々の画像を中断なく処理できるようにするとよ
い。搬送キャリッジは白及び/又は黒基準の決定を行な
えるように適正なクリアランスを提供する。
【0019】本発明を具体化した装置の光学的及び電気
的な部分は上記特許明細書に記載された装置の光学的及
び電気的な部分と同一であり、従って、これらの光学的
及び電気的な部分については詳説しない。
【0020】実際には、透明画即ちスライド200は5
0mm×50mmにこま組みされ、一方陰画は4、5又は6
個の画像を有するストリップとして処理される。これら
の特定のフォーマットに関連して好ましい実施例を説明
するが、本発明は他のフォーマットにも使用できること
は言うまでもない。
【0021】まず、駆動機構につき説明する。装置の関
連する機械的部分を示す図1をまず参照する。普通のス
テップモータ101は全体のスキャナー装置を収納する
ハウジング102のフランジに固定してある。光源、種
々のミラー、作像レンズ、デテクタアレイ等の電気的及
び光学的素子は図を明瞭にするため図示しない。モータ
101は小さなギヤ111を担持するシャフトを有し、
このギヤはシャフト121に固定した大きなアイドラギ
ヤ112に噛合する。ギヤ111、112は摩擦駆動機
構又はベルト/プーリー機構に交換してもよい。アイド
ラギヤ112はシャフト121を回転駆動し、このシャ
フトは2つの軸受によりハウジングに回転可能に支持さ
れている。シャフト121はまた、長手方向に可動なラ
ック131、132にそれぞれ噛合する2つのピニオン
125、126をも担持する。2つのラックは搬送キャ
リッジ201に剛直に連結してある。
【0022】搬送キャリッジ201は上記特許明細書に
記載されたものと等価のロッド141、142及び軸受
から成るガイド機構により往復運動するように案内され
る。それ故、ガイド機構を簡単に説明する。特に、一対
の上方ロッド141は一対の下方ロッド142の上方で
これらに実質上平行に延びている。前パネル151から
遠く離れた方の上方ロッド141の端部はピニオン12
5、126により支持されたラック131、132を有
するキャリッジに支持され、これにより、前パネル15
1に隣接したロッド141の端部は少量だけ垂直に移動
できる。下方ロッド142は、前パネル151に隣接し
た端部で、上記特許明細書に記載された型式のバネ(図
示せず)により支持され、前パネルに隣接した端部は少
量だけ垂直に移動できる。搬送キャリッジ201は上方
ロッド141に摺動支持された離間するブッシュ状の軸
受を有する上方シェル201aと、下方ロッド142に
摺動支持された離間するブッシュ状の軸受を有する下方
シェル201bとを具備する。各上方ロッド141は対
応するバネ(1つのみを図1に143にて示す)により
下方へ押しつけられ、キャリッジを下方へ押圧し、これ
によりラック131、132をピニオンに当接するよう
に下方に押圧し、バックラッシュを生じるような重大な
遊びを伴わずにラックとピニオンとを完全に係合させ
る。
【0023】好ましい実施例においては、搬送機構は次
のようなピッチを有する。 モータピッチ:全ステップにつき3.6°; アイドラギヤ比:1:3; ピニオン歯数:12(0.3メトリックモジュール)。 従って、電気的な360°の角度につき32ミニステッ
プでのステップモータの駆動はミニステップ毎にピニオ
ンを0.15°ずつ回転させ、ミニステップ毎にキャリ
ッジを5ミクロンずつ送る。
【0024】駆動機構は、ギヤ比に関連して、モータを
付勢していない場合でさえもキャリッジ201が固定位
置に留まるように、十分な摩擦を提供する。このため、
モータを付勢していない場合でさえも、キャリッジが前
パネル151に最も近いホームポジションにあるとき
は、スライド200の手動挿入が可能となる。
【0025】ピニオン125、126はラックを回転さ
せるピボット軸として作用する。このピボット軸及び合
焦カム301により提供されるピボットは、デジタル化
しているフィルム片が別のフィルム片を装着したフレー
ムの厚さの変化に関係なく一定の高さに常に維持される
のを保証する。キャリッジ組立体201はその前進運動
に関して前パネル151により前方動程を制限される。
キャリッジの後退運動に関しては直接の制限はないが、
エジェクタ211の後方への運動はキャリッジのエジェ
クタ211に係合できるハウジングの一対のピン16
1、162により制限される。
【0026】次に、排出動作につき説明する。走査作動
を遂行するためには、前パネル151に設けた狭いスロ
ット状の通路即ち開口152を通してスライドをユニッ
ト内に押し込む。この開口は、スライドを適正な位置に
確実に保持し、ごみの侵入を最少化し、周囲の光がデテ
クタアレイに侵入することを防止するために、小さくし
てある。スライド200を走査装置内に装填すると、使
用者はスライドに触れることができなくなる。それ故、
走査終了時にスライド200を排出する機構を設ける必
要がある。
【0027】図2(A)は排出機構を示す。上述のエジ
ェクタ211(図2(B))はスライドジャケット22
1の内側に位置する。エジェクタ211はストッパ21
2を形成し、このストッパにスライドが当接する。スラ
イド200を手動で挿入したとき、スライド200はス
トッパ212及びエジェクタ211を後方に押圧する。
ストッパの最終位置は後述するチルトバー231により
決定される。
【0028】スライドの走査期間中、モータ101は全
体のスライド画像を光学素子に露光させるように十分な
量だけキャリッジ201を移動させ、これにより、装置
は全体の画像領域をデジタル化できる。典型的には、こ
の移動量は36mmである。使用者がソフトウエアを介し
てスライドを排出させようとする場合、このソフトウエ
アにより、制御回路がモータを制御して、キャリッジ2
01を更に14mm移動させる。この超過移動の開始時
に、エジェクタ211がハウジング102の一部を構成
するピン161、162に衝突する。従って、キャリッ
ジ201が移動し続ける間、エジェクタ211、ストッ
パ212及びスライド200は一定位置に保持される。
エジェクタ211はキャリッジ201のシェルに適合す
る形状のため垂直方向及び横方向で適所に保持される。
図2に示す移動軸線に沿って、エジェクタは約14mm移
動できる。前方への運動はキャリッジ組立体に設けたカ
ットアウト203(図2)により制限され、後方への運
動はチルトバー231により制限される。それ故、静止
のスライドはキャリッジの過剰移動量だけキャリッジ2
01から部分的に押出される。次いで、搬送方向が逆転
しキャリッジが前パネル151に隣接するホームポジシ
ョンに到達したとき、スライドは過剰移動量だけ開口1
52から延出する。従って、使用者はユニットからスラ
イドを取出すことができる。新たなスライドを手動で挿
入したとき、エジェクタ211は手動で元の位置に戻
る。
【0029】エジェクタ211は数個の細長いスリット
213を有する。スリット213を配列するパターン
は、エジェクタが光学経路内にあるかスライドの外枠が
光学経路内にあるかを区別するコードとして使用され
る。これにより、装置はキャリッジにスライドが十分に
装填されているか否かを判定できる。特に、キャリッジ
がホームポジションにあるとき、デテクタアレイ上に作
像される領域はスリット213を有するエジェクタ21
1の部分を横切って延びるラインに対応し、装置はスリ
ットに対応する明暗ラインセグメントの部分に対する検
出した画像を検査できる。デテクタアレイが画像のこの
部分で黒色を感知した場合は、スライド外枠が光学経路
を遮断しているので、スライド画像部をキャリッジ内の
アパーチャに位置させねばならない。スライドが挿入さ
れていない場合は、ゼロ減衰(即ち、最大光源強度)又
はエジェクタのコードパターン(明暗ラインセグメント
のパターン)が検出される。電源投入時に、排出動作が
自動的に行なわれ、不注意で又は引っ掛かりによりキャ
リッジ内に残っていた場合のスライドを排出する。
【0030】次に、緊急時の排出につき説明する。装置
の作動期間中に電源が突然完全に切れる危険性が常に存
在するので、装置は手動の緊急エジェクタ241(図
2)をも具備する。緊急エジェクタは前パネル151の
くぼみ内に着座しており、従って、外部から触手でき
る。故障が生じた場合、キャリッジはその運動経路内の
任意の位置に位置する。緊急エジェクタはいずれの場合
でもキャリッジ201を前方に引張って前パネル151
に当接するホームポジションへ運ぶ。緊急エジェクタ2
41はストッパ212に係合するので、スライドは前パ
ネルの開口152から延出する。
【0031】次に、回転調整につき説明する。多数の応
用に対して、スライドの正確な方位決めは厳格なもので
はない。これらの応用に対しては、スライド装着体の窓
の縁部は水平及び垂直主軸に対する十分な基準となる。
しかし、ある応用においては、画像の方位を一層厳格な
ものとしなければならない。例えば、技術上、建築上及
び製品上の画像は正確な角度方位を必要とする。
【0032】ソフトウエアによる回転は多大な時間を要
し、画質を損ねることがあるので、本発明では、ソフト
ウエアによる回転を避け、走査前に角度方位を機械的に
正確に調整する。図2を参照すると、ジャケット221
の側壁はスライドの挿入を容易にするため幅広い(この
実施例では約52mm)スライド収容チャンネルを提供す
るように形成されている。ジャケットの各側部の中央に
突起202を設け、2つの突起202間の距離はスライ
ドフレームの正確な幅に実質上一致させる。従って、突
起202は、中央垂直軸線のまわりでのスライドの数度
の回転を許容した状態で、スライドをセンタリングす
る。
【0033】スライドを確実に位置決めするエジェクタ
ストッパ212はキャリッジに関してのそれぞれの位置
に固定されてはおらず、ある限られた範囲で調整可能で
ある。この調整はエジェクタ211の角度位置従ってス
トッパ212の角度位置を画定するチルトバー231に
より行なわれる。このチルトバーは垂直リベット233
によりスライドジャケットに枢着され、これにより、チ
ルトバーは垂直軸線のまわりで数度だけ枢動できる。チ
ルトバーの角度方位はネジ232により調整でき、この
ネジは外側スライドジャケットに回転可能に支持され、
このジャケットの長さにわたって延び、スライドジャケ
ットに関する軸方向運動を阻止され、リベット233か
ら半径方向に離間した位置でチルトバー231のフラン
ジのネジ穴に螺合している。キャリッジがホームポジシ
ョンにあるとき、ネジの頭部は前パネルの小さな孔を通
して外部から接近できる。
【0034】使用者は次の方法でこの特徴を利用する。
画像は通常の位置で走査される。厳格な基準ラインがデ
ジタル化した画像内で傾斜状態になった場合は、使用者
は、ソフトウエア工具又は普通の定規や分度器で、画像
内の傾斜角度を測定する。ネジの完全1回転につきチル
トバーを1度傾斜させるように校正することにより、調
整を行なう。この能力のため、スライド即ち陰画キャリ
ヤは、ストッパに確実に着座したときに、センサに正確
に整合させることができる。
【0035】この構成の簡単な変形例においては、調整
ネジ232を設けることなく、エジェクタ211をリベ
ット233に着座させる。校正した回転調整は提供しな
いが、スライドをその中心のまわりで回転させることが
できる。
【0036】次に、微調整合焦/オートフォーカスにつ
き説明する。合焦機構を図3に示す。上方ロッド141
及び下方ロッド142と搬送キャリッジ201との共働
によりスライドの厚さ中心にスライドが位置される。よ
って大半のスライドの合焦調整は不要となる。スライド
装着体の厚さに拘らず、フィルムは常に垂直方向でセン
タリングされた状態に維持される。しかし、使用者がガ
ラスに装着したスライドを走査する場合、光学経路が長
くなる。また、フィルムをセンタリングできない舶来の
装着体もある。更に、特殊効果を得るために画像のピン
トをわざとぼかしたい場合もある。このような場合のた
めに、手動及び電動合焦制御を設ける。
【0037】好ましい実施例においては、上方ロッド1
41の前端の高さを調整することにより合焦を行なう。
これらのロッドは、その前端を細長い合焦カム部材30
1に設けたくぼみ302内で支持され、カム部材は回転
できるようにハウジング102に支持され、くぼみ30
2は回転軸線と同軸になっている。合焦カム部材は前パ
ネル151のスロットから突出した合焦ノブ303によ
り手動で回転できる。合焦ノブ303は前パネル151
に係合してその回転を制限するストッパ304を有す
る。フィルムはカム部材301により約1mmだけ昇降可
能である。更に、オートフォーカスを許容するため、ピ
ニオンを有する摩擦クラッチを介してカム部材301を
ステップモータ321で駆動するウォームギヤ311に
連結することが可能である。
【0038】次に、陰画ストリップのためのアダプタに
つき説明する。陰画を走査するために透明画デジタイザ
を使用するのが極めて望ましい。スライドは50mm×5
0mmの装着体にこま組みされているが、陰画は典型的に
は、6こままでのフィルムストリップとして保持され
る。このフォーマットは建築上及び取扱い上有利であ
る。個々の陰画のこまを切断して装着する必要のある走
査装置は不利で望ましくない。
【0039】好ましい実施例においては、次の方法でフ
ィルムストリップを収容するように設計してある。図4
に示すように、アダプタ401は陰画ストリップを支持
でき、走査装置内へ挿入できる。このアダプタはスライ
ド装着体に似た中央領域を有し、24×36mmの開口4
02を有する。使用者は走査すべきフィルムストリップ
の特定のこまをこの開口内でセンタリングする。6こま
ストリップの最初の3つのこまは適正な方位で走査でき
る。スキャナーの長さはフィルムストリップの約半分の
長さ部分しか収容できず、従って、残りの3つのこまを
走査するためには、ストリップをアダプタ401内で物
理的に逆にする。従って、画像は表裏逆にしたストリッ
プの後側から走査され、走査後は、出来上がった画像を
デジタル的にフリップしてデータを適正なフォーマット
に戻さねばならない。デジタル画像をフリップさせるこ
とのできるソフトウエアは既知であり、本発明の要旨を
構成しないので、その詳細説明は省略する。図4に示す
ように、開口402はその一端に矩形の延長部403を
有する。この延長部は2つのこま間に位置するフィルム
の境界領域411を露出させる。画像データをデジタル
化する前に、走査装置はこの露出した領域における密度
をサンプリングし、黒基準を確立する。
【0040】走査装置内へ最初に挿入されるアダプタの
後部分はその幅が40mmであって、35mm幅のフィルム
を収容するのに十分であるが、フィルムのいずれかの側
に5mmの間隙を残してエジェクタストッパ212(図
2)による保持を可能にする。後部分は走査しているこ
まを越えて2つの付加的なこまを収容するのに十分な長
さを有する。アダプタの反対端即ち前端は、任意の位置
のフィルムを保護するためにその一部が走査装置から常
に突出するのに十分な長さと、標準スライド装着体の幅
に相当する幅(50mm)とを有する。アダプタ401は
上方及び下方のシェルを有し、下方シェルは上方シェル
の孔422に適合する上方に突出したピン421を有
し、両側でのピン又は開口402が標準のフィルムスト
リップの幅に相当する距離だけ離れているため、陰画ス
トリップの整合を容易にする。アダプタの上方及び下方
のシェルは取扱いを容易にするため例えばヒンジにより
相互枢着されている。ヒンジとは反対側の各縁部に沿っ
てアダプタの上方及び下方のシェルに設けたオフセット
カットアウト423はキャリヤの開放を容易にする。
【0041】上記又は類似のアダプタを使用して、単一
の未装着スライドフレーム又は歯科用X線フィルムやガ
ラス顕微鏡スライドの如き他の透明材料を取り扱っても
よい。
【0042】走査装置の内部には、アダプタ401の使
用を容易にする2つの重要な特徴が設けてある。図1を
参照すると、スライド装着体を確実に方位決めするスト
ッパ212はフィルム及びキャリヤを通過させるに十分
な距離だけ離れている。また、アダプタをその長さ全体
にわたって障害なく通過させることができるように後部
に向かって十分な深さクリアランスを設けなければなら
ない。典型的には、アダプタは、各38mmの少なくとも
2つの付加的なこま分だけ、走査領域を越えて走査装置
内へ侵入する。
【0043】次に、カローセル延長部につき説明する。
ある応用においては、多数のスライドを自動的に走査す
るのが望ましい。それ故、標準の直線状又はカローセル
状トレイを使用する。開示した走査装置は任意の方位で
作動でき、この応用に対しては、キャリッジを垂直に移
動させる状態でトレイの下方に配置する。トレイ走査ス
テーションに対しては、キャリッジ組立体は僅かに異な
る様式で装備される。エジェクタはジャケットのための
実質的に剛直な後壁を提供する。キャリッジの運動経路
はトレイの内部から走査位置へスライドを搬送できるよ
うに増大している。各完全走査サイクルの後、送りラチ
ェットが自動的にトレイを次のステーションへ前進させ
る。このような構成のため、オフラインバッチデジタル
方式で120個のスライドカローセルを約6時間でデジ
タル化できる。
【0044】次に、ロール材料の走査につき説明する。
ボリュームのある走査のための別の応用においては、画
像データ24、36又はそれ以上の露光部を有する細長
いフィルムストリップ上に記憶される。この応用に適合
する開示した実施例の変形例を図5に示す。陰画ストリ
ップキャリヤのための通路に関連して、後方の開口50
1及びフィルムを案内するアダプタ即ちシュート511
を付加し、全体のフィルムストリップ又は大きなリール
を取り扱えるようにする。
【0045】アダプタ511は引張り方向にフィルム材
料を案内する。1組の2つの離間したスプロケットホイ
ール521及びこれに関連するピンチローラ522は、
キャリッジがホームポジションに戻ったときに、フィル
ムを保持する。特に、スプロケットホイールは普通の型
式のラチェット機構523を有し、この機構はキャリッ
ジが送り方向に移動するときはフィルムの前進を許容す
るが、キャリッジが反対方向に戻るときにはフィルムを
動かないように保持するものである。スプロケットホイ
ール及びピンチローラ組立体は前パネルに着脱可能にス
ナップ止めしてある。走査装置は次のこまを自動的に前
進させることができる。走査による画像データを分析す
ることにより、装置はカメラの特質によるフィルム上で
不規則に配置されたこまを自動的に認識できる。この実
施例はスライド又は陰画フィルムを有効に走査でき、研
究室や貯蔵写真館で応用できる。
【0046】以上、本発明の特定の好ましい実施例につ
き説明したが、本発明の要旨内で、開示した装置につい
ての変形や修正(例えば、部品の配置変え)が可能であ
ることは言うまでもない。
【0047】これに関し、上述の装置は、異なるフォー
マット、白黒フィルム、不透明原稿等を含む種々の画像
デジタル化業務に直接応用できる。好ましい実施例は3
5mmカラー透明画のデジタル化に特に応用したものであ
るが、これに限定されるものではない。
【0048】次に図2で説明した排出機構について図6
を用いて詳述する。なお、エジェクタ211とピン16
1とは、図2ではキャリッジ201の上方向に突き出し
ているが、図6では下方向に突き出している。
【0049】図6の(A)は、スライド200がキャリ
ッジ201に収納され、ハウジングの一部を構成するピ
ン161とエジェクタ211とが衝突する前、即ち画像
データの読み取りを終了した後の状態を示した図であ
る。
【0050】図6の(B)は、(A)の状態からキャリ
ッジ201がモータ駆動によってさらに後方に移動した
状態を示した図である。ピン161とエジェクタ211
とが衝突しても、キャリッジ201はさらに後方に移動
をし続ける。一方、エジェクタ211はピン161に衝
突しているため一定位置に留まっている。従って、エジ
ェクタ211のストッパ212に当接しているスライド
200も一定位置に留まることになる。よって、スライ
ド200とキャリッジ201とは相対的に前後方向にず
れる。
【0051】図6の(C)は、(B)の状態からキャリ
ッジ201がモータ駆動によって前パネル方向に移動し
た時の図である。スライド200がキャリッジ201か
ら相対的に前方向にずれているため、モータ駆動により
キャリッジ201が前パネル方向の端に達したときに
は、スライド200は開口152から突出する。従っ
て、使用者はスライドを取り出すことができる。
【0052】次に別の実施例を説明する。バックラッシ
ュが生じても問題とならない一方向のみの画像読み取り
の場合には、図7に示すような駆動機構も提供できる。
図1の実施例では、2本のラックと2つのピニオンとを
有していた。しかし、図7の別の実施例では、1組のラ
ックとピニオンとしか有していない点が相違する。また
一対の下方ロッドの一端部を支点にして回転する点が相
違する。以下、図1と異なる点を具体的に説明する。
【0053】キャリッジ201には1本のラック131
が形成されている。このラック131に噛合するピニオ
ン125が設けられている。ラックをキャリッジの片側
のみとしたために、先の実施例のように両側のラックと
ピニオンとの噛み合い及び噛み合い位置を合わせる必要
がなくなり、組立や調整が簡単になる。また、ギアの精
度やギアの取付部の部品精度をそれほど必要としないと
いう効果が得られる。また、この実施例では、下方ロッ
ド142の後方端(開口から遠い位置)が下方ロッド受
部181に接するようにした。そしてこの接点を回転支
点としてピント合わせをしている。
【0054】図8を用いて詳述すると、上方ロッド14
1は上方キャリッジ201aが当接している。この上方
キャリッジ201aと下方キャリッジ201bとの間に
はスライド200が入っている。下方ロッド142は下
方キャリッジ201bが当接している。バネ143が上
方ロッド141を下に押圧すると上方キャリッジ201
a、スライド200及び下方キャリッジ201bを介し
て下方ロッド142を下方に押圧する。従って、下方ロ
ッド142はハウジング102の下方ロッド受部181
に押圧されることになる。このときラック131とピニ
オン125の噛合部の位置と、下方ロッド142の端部
が下方ロッド受部181に接する位置とは長手方向、上
下方向に近似している。このようにすると、カム部材3
01で合焦位置を上下させてもラック131とピニオン
125のバックラッシュが変化しない。
【0055】従って、合焦ノブ303を回転させると下
方ロッド受部181を回転支点にしてスライド200の
合焦位置が変化する。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の装置では、駆動手段が原
稿保持部材又は原稿押圧部材を相対的に近づく方向に移
動し、原稿保持部材から前記原稿を排出することによ
り、原稿の排出が可能となる。請求項7記載の装置で
は、合焦手段が、ガイド部材を直線方向と交わる方向に
移動し、原稿保持部材内の原稿の画像を読取手段に合焦
させる。そのため、簡単な機構により焦点調節が実現さ
れる。請求項16記載の装置では、原稿検知手段が、原
稿保持部材に原稿が配置されているか否かを検知するの
で、原稿が装置内にあるか否かを判断することが出来
る。請求項22記載の装置では、ストリップフィルムの
1コマを露出する開口部及び、開口部に隣接する位置に
ストリップフィルムの2コマ分を保護する保護部が形成
され、ストリップフィルムを挟持する2枚の板部材を有
することとした。そのため、ストリップフィルムは十分
な強度により保持され、傷がつきにくい。請求項23記
載の装置では、係合部が、ストリップフィルム用アダプ
タの原稿保持部材へ所定量を越える挿入を禁止するの
で、ストリップフィルム用アダプタによる画像読取装置
の破損を防ぐことが可能となる。請求項25記載の装置
では、係止部材がストリップフィルムをストリップフィ
ルムの長手方向にガイドし、2枚の板部材を係止するの
で、部品点数が少なくコストの低い装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータ駆動組立体を含む本発明の搬送機構の部
分破断斜視図である。
【図2】図2は図1の機構の1素子たるスライドジャケ
ットの外側部分の斜視図で、スライドの角度調整及び自
動排出手段をも示す図であり、図2Aは図2のスライド
ジャケットの素子たるエジェクタ及びチルトバーの斜視
図である。
【図3】合焦調整を許容する手動及びサーボ制御手段を
備えたカメラ構造の部分破断斜視図である。
【図4】ストリップ内の陰画を取り扱うために使用する
アダプタを示す部分破断斜視図である。
【図5】フィルムロール上のこまを処理できる、図1の
実施例の変形例の一部を示す部分破断斜視図である。
【図6】キャリッジの動きによるフィルムの排出機構を
示した断面図である。
【図7】搬送機構及び合焦微調整機構の別の実施例の部
分断面斜視図である。
【図8】別の実施例の合焦機構を示した断面図である。
【符号の説明】
101 ステップモータ 102 ハウジング 151 前パネル 201 キャリッジ 211 エジェクタ 212 ストッパ 221 スライドジャケット 301 カム部材 401 アダプタ 511 アダプタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田澤 昌 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株式会社ニコン内 (72)発明者 前田 栄作 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株式会社ニコン内 (72)発明者 藤縄 展宏 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株式会社ニコン内 (72)発明者 池田 理 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株式会社ニコン内 (72)発明者 相川 敏哉 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株式会社ニコン内 (56)参考文献 特開 平2−42868(JP,A) 特開 昭60−100867(JP,A) 特開 昭60−46659(JP,A) 特開 平2−304544(JP,A) 特開 平1−321768(JP,A) 特開 昭62−163460(JP,A) 実開 平3−57758(JP,U) 実開 平3−14759(JP,U) 特表 平3−502277(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/04

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取る画像読取装置にお
    いて、 前記原稿を保持する原稿保持部材と、 前記保持部材に保持される前記原稿を押圧する原稿押圧
    部材と、 前記原稿保持部材又は前記原稿押圧部材を相対的に近づ
    く方向に移動し、前記原稿保持部材から前記原稿を常に
    一定量のみ排出する駆動手段とを有することを特徴とす
    る画像読取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像読取装置において、 前記原稿読取走査のために前記原稿保持部材を移動する
    移動手段を更に有し、 前記駆動手段は前記移動手段と兼用されることを特徴と
    する画像読取装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像読取装置において、 前記駆動手段は、前記原稿の読み取り終了後に、前記原
    稿保持部材から前記原稿を排出することを特徴とする画
    像読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像読取装置において、 前記原稿押圧部材は画像読取装置の筐体の所定位置に位
    置が規制されており、 前記駆動手段は、前記原稿保持部材を第1位置から第2
    位置に移動し、 前記原稿保持部材の第1位置から第2位置への移動する
    過程において、前記原稿押圧部材が前記原稿を押圧する
    ことを特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像読取装置において、 前記第1位置は前記原稿保持部材に前記原稿が挿入され
    る位置であることを特徴とする画像読取装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像読取装置において、 前記筐体の前記第1位置付近に形成される原稿排出開口
    部を更に有し、 前記駆動手段は、前記原稿保持部材を前記第1位置から
    前記第2位置へ移動した後、更に前記第1位置へ移動
    し、前記原稿を前記原稿排出開口部から露出させること
    を特徴とする画像読取装置。
  7. 【請求項7】 原稿の画像を読み取る画像読取装置にお
    いて、 前記原稿を保持する原稿保持部材と、 前記原稿保持部材を直線方向に往復移動可能にガイドす
    るガイド部材と、 前記原稿保持部材に一体に形成されるラックと、前記ラ
    ックに噛み合うピニオンギアと、前記ピニオンギアを駆
    動するモータとを含むと共に、前記原稿保持部材を前記
    ガイド部材に沿って移動させる駆動手段と、 前記原稿の画像を読み取る読取手段と、 前記ガイド部材の所定点を支持する支持部と、前記所定
    点を中心に前記ガイド部材を回動する回動手段とを含む
    と共に、前記ガイド部材を前記直線方向と交わる方向に
    移動し、前記原稿保持部材内の前記原稿の画像を前記読
    取手段に合焦させる合焦手段とを有することを特徴とす
    る画像読取装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の画像読取装置において、 前記回動手段はカム部材を含むことを特徴とする画像読
    取装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の画像読取装置において、 前記原稿保持部材に前記原稿を挿入するための、原稿挿
    入開口部が形成される筐体を更に含み、 前記筐体の前記原稿挿入開口部が形成される面に、前記
    カム部材と連結されるダイヤル部材が露出配置されるこ
    とを特徴とする画像読取装置。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の画像読取装置におい
    て、 前記回動手段はカム部材と前記カム部材を駆動するモー
    タとを含むことを特徴とする画像読取装置。
  11. 【請求項11】 原稿の画像を読み取る画像読取装置で
    あって、 原稿を保持する原稿保持部材と、 前記原稿保持部材に前記原稿が配置されているか否かを
    検知する原稿検知手段と、 電源投入時に、前記原稿が前記原稿保持部材に配置され
    ていることを前記原稿検知手段が検知することに基づい
    て、前記原稿を排出する透過原稿排出手段とを有するこ
    とを特徴とする画像読取装置。
  12. 【請求項12】 原稿を往復移動可能な原稿保持部材を
    有する画像読取装置に挿入可能なストリップフィルム用
    アダプタであって、 前記原稿保持部材に係合し、前記ストリップフィルム用
    アダプタの前記原稿保持部材へ所定量を越える挿入を禁
    止する係合部を有することを特徴とするストリップフィ
    ルム用アダプタ。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のストリップフィルム
    用アダプタであって、 前記ストリップフィルムを前記ストリップフィルムの長
    手方向にガイドするフィルムガイド部材を更に有するこ
    とを特徴とするストリップフィルム用アダプタ。
  14. 【請求項14】 原稿の画像を読み取る画像読取装置で
    あって、 ストリップフィルムの1コマ分の画像エリア及びこれに
    隣接するコマ間の境界領域を露出させた開口部が形成さ
    れ、前記ストリップフィルムを挟持する2枚の板部材を
    有するストリップフィルムアダプタが挿入可能であり、
    前記開口部を介して前記境界領域から情報を得ることを
    特徴とする画像読取装置。
JP23005792A 1991-08-30 1992-08-28 画像読取装置及びストリップフィルム用アダプタ Expired - Lifetime JP3431027B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/729,073 US5926289A (en) 1991-08-30 1996-10-10 Image digitizing system
US08/910,111 US6304344B1 (en) 1991-08-30 1997-08-13 Image digitizing system

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US75318591A 1991-08-30 1991-08-30
US753185 1991-08-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05244349A JPH05244349A (ja) 1993-09-21
JP3431027B2 true JP3431027B2 (ja) 2003-07-28

Family

ID=25029537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23005792A Expired - Lifetime JP3431027B2 (ja) 1991-08-30 1992-08-28 画像読取装置及びストリップフィルム用アダプタ

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0530027B1 (ja)
JP (1) JP3431027B2 (ja)
DE (1) DE69226482T2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06311279A (ja) * 1993-02-26 1994-11-04 Nikon Corp 画像入力装置
US5754315A (en) * 1994-06-24 1998-05-19 Nikon Corporation Image input system having an auto-feeder and method
EP0707408A1 (en) * 1994-10-11 1996-04-17 International Business Machines Corporation Optical scanner device for transparent media
JP3783237B2 (ja) * 1995-02-08 2006-06-07 ソニー株式会社 画像読み取り装置
JPH098974A (ja) * 1995-06-16 1997-01-10 Olympus Optical Co Ltd 画像入力装置
JP3649506B2 (ja) * 1996-03-28 2005-05-18 セイコーエプソン株式会社 画像読取装置
US6639697B1 (en) * 2000-01-06 2003-10-28 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Automatic slide feeder for use with reflective optical scanner device
FR2808155B1 (fr) * 2000-04-19 2003-06-06 Pierron Entpr Dispositif de projection d'objets observes par transparence

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4161365A (en) * 1978-01-09 1979-07-17 Pako Corporation Neghold assembly for photographic printer
JPS6046659A (ja) * 1983-08-25 1985-03-13 Konishiroku Photo Ind Co Ltd フイルム画像読取装置
JP2501782B2 (ja) * 1983-09-16 1996-05-29 株式会社ニコン 画像走査装置
US4804982A (en) * 1988-04-29 1989-02-14 Polaroid Corporation Printer having reversible driving mechanism

Also Published As

Publication number Publication date
EP0530027A2 (en) 1993-03-03
JPH05244349A (ja) 1993-09-21
EP0530027A3 (en) 1993-04-14
DE69226482T2 (de) 1999-01-28
DE69226482D1 (de) 1998-09-10
EP0530027B1 (en) 1998-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6304344B1 (en) Image digitizing system
US5754314A (en) Image input system and method for reading images from an original document
JP3239902B2 (ja) 自動的に文書の位置決めを設定し校正用の帯部を位置決めする方法
US7378644B2 (en) Image reading apparatus
JP3431027B2 (ja) 画像読取装置及びストリップフィルム用アダプタ
JPH08254407A (ja) 画像読取り幅自動判定装置
JP2000216953A (ja) イメ―ジスキャナ
EP0543191B1 (en) Patient information apparatus and process
US5589953A (en) Image input system having an auto-feeder including loading magazine and discharge magazine arranged side by side and method
JP3443353B2 (ja) 原稿読取り装置の調整装置および方法
US5754315A (en) Image input system having an auto-feeder and method
US6268901B1 (en) Photoelectric scanning device and copier equipped therewith
US6384897B1 (en) Film carrier with film holding and conveying mechanisms
EP0442699A2 (en) A colour separation scanner
US11150544B2 (en) Automatic microform carrier systems and methods
JP3678826B2 (ja) 画像読み取り装置
EP0651551A1 (en) Eject mechanism for an image input device
EP0613283B1 (en) Image input apparatus
JP3642856B2 (ja) 画像読み取り装置
JP3426376B2 (ja) マイクロフィルムスキャナ
JP3678859B2 (ja) 画像読み取り装置
JP3031540B2 (ja) スキャナ用フィルムホルダ、画像入力装置および方法
US20030117610A1 (en) Film holder
JP3282350B2 (ja) フィルム画像読取装置
JP2001350217A (ja) フィルムスキャナ用のフィルムホルダ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030423

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523

Year of fee payment: 10