JP3430546B2 - 外部同期装置 - Google Patents

外部同期装置

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JP3430546B2
JP3430546B2 JP06410793A JP6410793A JP3430546B2 JP 3430546 B2 JP3430546 B2 JP 3430546B2 JP 06410793 A JP06410793 A JP 06410793A JP 6410793 A JP6410793 A JP 6410793A JP 3430546 B2 JP3430546 B2 JP 3430546B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、例えばCD−Gソフ
トより再生されるカラオケ文字信号を背景画像用のビデ
オ信号に挿入する場合に適用して好適な外部同期装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】図4は、CD−Gソフトより再生される
カラオケ文字信号を背景画像用のビデオ信号に挿入して
背景画像にカラオケ文字をスーパーインポーズするため
のビデオシステムを示している図において、入力端子1
に供給されるNTSC方式のビデオ信号SVは切換スイ
ッチ2のa側の固定端子に供給される。また、入力端子
1に供給されるビデオ信号SVはカラーバースト分離回
路3に供給され、この分離回路3で分離されたカラーバ
ースト信号は位相比較器を構成するアンド回路4に供給
される。 【0003】アンド回路4の出力信号はアンプおよびロ
ーパスフィルタ(以下、「ローパスアンプ」という)5
を介して電圧制御発振器6に制御信号として供給され
る。この発振器6の中心発振周波数は4fsc=910f
h(fscは色副搬送波周波数、fhは水平周波数)とされ
ている。発振器6より出力される発振信号は分周器7で
1/4分周されてアンド回路4に供給される。アンド回
路4、ローパスアンプ5、発振器6および分周器7でも
ってPLL回路が構成される。 【0004】この場合、アンド回路4の出力信号のパル
ス幅は分離回路3で分離されたカラーバースト信号と分
周器7の出力信号の位相差に応じて変化し、従って発振
器6の発振周波数が位相差に応じて制御されるため、分
周器7よりカラーバースト信号に位相同期し、かつ同一
周波数の周波数信号SSC1が得られる。 【0005】また、入力端子1に供給されるビデオ信号
SVは同期分離回路8に供給され、同期分離回路8で分
離される複合同期信号は水平・垂直同期分離回路9に供
給される。同期分離回路9より出力される水平同期信号
DH1は位相比較器を構成するアンド回路10に供給され
る。アンド回路10の出力信号はローパスアンプ11を
介して電圧制御発振器12に制御信号として供給され
る。 【0006】また、21は周知のCD−Gソフトとして
のCD(コンパクトディスク)であり、22は光ピック
アップである。光ピックアップ22でCD21より再生
される信号は、従来周知のCD用のディジタル信号処理
回路23に供給される。23L,23Rは音声信号の出
力端子、23SはサブコードのチャネルP〜Wのデータ
が出力されるデータ出力端子である。 【0007】信号処理回路23のデータ出力端子23S
に得られる各フレームのサブコードのチャネルP〜Wの
データはCD−Gデコーダ24に供給され、図示しない
信号処理部で処理されてカラオケ用文字信号を構成する
赤、緑、青のデータ(R,G,Bデータ)が形成され
る。 【0008】上述した発振器12より出力される周波数
信号は、デコーダ24を構成する分周器25で1/45
5分周され、さらに分周器26で1/2分周される。そ
して、分周器26より出力される周波数信号DH2はアン
ド回路10に供給される。アンド回路10、ローパスア
ンプ11、発振器12、分周器25および26でもって
PLL回路が構成される。 【0009】この場合、アンド回路10の出力信号のパ
ルス幅は分離回路9で分離された水平同期信号DH1と分
周器26より出力される周波数信号DH2の位相差に応じ
て変化し、従って発振器12の発振周波数が位相差に応
じて制御されるため、分周器26より水平同期信号DH1
に位相同期し、かつ同一周波数の周波数信号DH2が得ら
れる。また、分周器25より水平同期信号DH1に位相同
期し、かつ2倍の周波数の周波数信号DH(2)が得られ
る。 【0010】また、分離回路9で分離される垂直同期信
号DV1は垂直リセット回路28に供給され、リセット回
路28より分周器(分周カウンタ)29にリセット信号
が供給される。分周器29でもって分周器25より出力
される周波数信号DH(2)が1/525分周され、この分
周器29より垂直同期信号DV1に位相同期し、かつ同一
周波数の周波数信号DV2が得られる。 【0011】分周器25,26より出力される周波数信
号DH2,DH(2)および分周器29より出力される周波数
信号DV2はカウンタ27に供給される。カウンタ27で
は、周波数信号DH2,DH(2),DV2に基づいて複合同期
信号がC・SYNCが形成される。 【0012】デコーダ24より出力されるR,G,Bデ
ータはRGBエンコーダ30を構成するマトリックス回
路31に供給される。マトリックス回路31より出力さ
れる輝度信号Yは同期付加回路32に供給される。この
同期付加回路32にはデコーダ24のカウンタ27より
出力される複合同期信号C・SYNCが供給され、この
複合同期信号C・SYNCが輝度信号Yに付加される。 【0013】同期付加回路32より出力される同期信号
の付加された輝度信号Yはローパスフィルタ33で帯域
制限された後に合成回路34に供給される。 【0014】また、マトリックス回路31より出力され
る赤色差信号R−Yは平衡変調器35に供給される。こ
の変調器35には上述した分周器7より出力される周波
数信号SSC1(色副搬送波信号SSC)が移相器36で9
0°進相された後に供給されて信号R−Yで平衡変調さ
れる。変調器35より出力される平衡変調信号は加算器
37に供給される。マトリックス回路31より出力され
る青色差信号B−Yは平衡変調器38に供給される。こ
の変調器38には上述した分周器7より出力される周波
数信号SSC1が供給されて信号B−Yで平衡変調され
る。変調器38より出力される平衡変調信号は加算器3
7に供給される。これら変調器35,38、移相器3
6、加算器37でもって従来周知のように直角二相変調
が行なわれて搬送色信号Cが形成される。 【0015】加算器37より出力される搬送色信号Cは
バンドパスフィルタ39で帯域制限された後に合成回路
34に供給される。合成回路34では同期信号が付加さ
れた輝度信号Yと搬送色信号Cが合成されてカラオケ用
文字信号を構成するビデオ信号SVCAが形成される。 【0016】エンコーダ30の合成回路34より出力さ
れるビデオ信号SVCAはビデオ出力回路40を介して、
切換スイッチ2のb側の固定端子および文字抜き取り回
路41に供給される。文字抜き取り回路41ではビデオ
信号SVCAよりカラオケ用文字の表示に係る部分に対応
した抜き取り信号SSEが形成され、この抜き取り信号S
SEは切換スイッチ2に切換制御信号として供給される。 【0017】切換スイッチ2は抜き取り信号SSEが供給
される期間はb側に接続され、その他の期間はa側に接
続される。したがって、切換スイッチ2からは入力端子
1に供給されるビデオ信号SVにカラオケ用文字信号が
挿入されたビデオ信号SVoutが出力され、このビデオ
信号SVoutは出力端子42に導出される。このビデオ
信号SVoutを図示しないモニタに供給することで、ビ
デオ信号SVによる背景画像にカラオケ文字をスーパー
インポーズすることができる。 【0018】 【発明が解決しようとする課題】ところで、図4の例に
おいては、カラーバースト信号と同期した周波数信号S
SC1を得るためのPLL回路4〜7と、水平同期信号DH
1に同期した周波数信号DH2,DH(2)を得るためのPL
L回路10〜12,25,26とを備えるものであり、
全体として高価となる問題点があった。 【0019】また、図4の例においては、常に水平同期
信号DH1と周波数信号DH2とを位相比較することで、水
平同期信号DH1に位相同期した周波数信号DH2,DH(2)
を得るものであり、何等かの要因で水平同期信号DH1の
位相が変動した場合には、周波数信号のDH2,DH(2)の
同期が外れてしまう等の問題点があった。 【0020】そこで、この発明では、必要とするPLL
回路の個数を少なくして安価に構成できるようにすると
共に、ビデオ信号より分離される水平同期信号が変動し
ても同期はずれが生じないようにした外部同期装置を提
供するものである。 【0021】 【課題を解決するための手段】この発明は、入力ビデオ
信号よりカラーバースト信号を分離するカラーバースト
分離回路と、入力ビデオ信号より水平同期信号を分離す
る水平同期分離回路と、カラーバースト分離回路で分離
されたカラーバースト信号に同期し、かつ同一周波数の
第1の周波数信号を出力するPLL回路と、このPLL
回路を構成する第1の発振器の発振周波数とは異なる周
波数の周波数信号を出力する第2の発振器と、第1およ
び第2の発振器より出力される周波数信号を選択的に切
り換える第1のスイッチ回路と、この第1のスイッチ回
路より出力される周波数信号をPLL回路を構成する第
1の分周器の分周比と同じ分周比で分周して第2の周波
数信号を出力する第2の分周器と、PLL回路より出力
される第1の周波数信号と分周器より出力される第2の
周波数信号を選択的に切り換える第2のスイッチ回路
と、第1のスイッチ回路より出力される周波数信号より
第2の水平同期信号を形成する水平同期形成回路と、水
平同期分離回路で分離される第1の水平同期信号と水平
同期形成回路より出力される第2の水平同期信号の位相
を比較する比較器と、第1のスイッチ回路で第2の発振
器より出力される周波数信号が選択されると共に第2の
スイッチ回路で第2の分周器より出力される第2の周波
数信号が選択されている状態で第1および第2の水平同
期信号の位相が一致した後は、比較器の出力に基づいて
第1のスイッチ回路で第1の発振器より出力される周波
数信号を選択すると共に第2のスイッチ回路でPLL回
路より出力される第1の周波数信号を選択するように制
御するスイッチ制御回路とを備えるものである。 【0022】 【作用】この発明においては、PLL回路4〜7よりカ
ラーバースト信号に位相同期した第1の周波数信号SSC
1を得ることができる。入力ビデオ信号SVより分離さ
れる第1の水平同期信号DH1に同期した第2の水平同期
信号DH2を得るためのPLL回路を必要としないため、
従来例と比較して安価に構成することが可能となる。 【0023】また、第2の発振器52の発振周波数はP
LL回路を構成する第1の発振器6の発振周波数とは異
なる周波数であるため、第2の発振器52より出力され
る周波数信号より水平同期形成回路25,25で形成さ
れる第2の水平同期信号DH2は入力ビデオ信号SVより
分離される第1の水平同期信号DH1に対して位相が変化
していき、必ず位相が一致した状態となり、位相一致後
水平同期形成回路ではPLL回路を構成する第1の発振
器6より出力される第1の周波数信号より第2の水平同
期信号DH2が形成される。そのため、専用のPLL回路
を使用しなくても第2の水平同期信号DH2の第1の水平
同期信号DH1との位相一致状態を保持し得る。また、位
相同期後には第2の水平同期信号DH2は第1の水平同期
信号DH1と位相比較を行なわないため、第1の水平同期
信号DH1の位相が何等かの要因で変動しても、第2の水
平同期信号DH2の位相に影響を与えることがなく、第2
の水平同期信号DH2の位相同期状態を保持することが可
能となる。 【0024】 【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。この図1において、図4と対応
する部分には、同一符号を付し、その詳細説明は省略す
る。 【0025】図において、PLL回路を構成する分周器
7より出力される周波数信号SSC1は切換スイッチ51
のb側の固定端子に供給される。 【0026】また、52は固定発振器であり、この発振
器52と接地間にはコンデンサ53および接続スイッチ
54の直列回路が接続される。図2は発振器52の具体
構成を示しており、インバータ52a、水晶発振器52
b、抵抗器52c、コンデンサ52d,52eで構成さ
れる。上述したコンデンサ53および接続スイッチ54
の直列回路はコンデンサ52dと並列に接続される。 【0027】発振器52は接続スイッチ54がオフのと
き、発振周波数が4fscとなるように抵抗器52c、コ
ンデンサ52d,52e等の値が設定されている。ま
た、接続スイッチ54がオンのとき、コンデンサ52d
にコンデンサ53が並列に接続されるので発振周波数は
低下する。この発振周波数の低下量はコンデンサ53の
容量値でもって調整される。 【0028】図1に戻って、発振器52より出力される
周波数信号は切換スイッチ55のa側の固定端子に供給
される。この切換スイッチ55のb側の固定端子にはP
LL回路を構成する発振器6より出力される周波数信号
が供給される。切換スイッチ55より出力される周波数
信号はデコーダ24を構成する分周器25に供給され
る。また、切換スイッチ55より出力される周波数信号
は分周器56に供給されて1/4分周され、この分周器
56より出力される周波数信号SSC2は切換スイッチ5
1のa側の固定端子に供給される。切換スイッチ51よ
り出力される周波数信号がエンコーダ30(図4参照)
に色副搬送波信号SSCとして供給される。 【0029】また、分離回路9で分離される水平同期信
号DH1はパルス幅変換回路57でそのパルス幅が1/9
10fH1(fH1は水平同期信号DH1の周波数)に変換さ
れた後にアンド回路10に供給される。また、デコーダ
24の分周器26より出力される周波数信号DH2はパル
ス幅変換回路58でそのパルス幅が1/910fH2(f
H2は周波数信号DH2の周波数)に変換された後にアンド
回路10に供給される。 【0030】アンド回路10の出力信号はスイッチ制御
回路59に供給される。このスイッチ制御回路59によ
って上述した接続スイッチ54のオンオフ、切換スイッ
チ51,55の切り換えは、スイッチ制御回路59によ
って制御される。すなわち、アンド回路10の出力信号
がローレベルである期間は、接続スイッチ54はオンと
され、切換スイッチ51,55はa側に接続される。そ
して、水平同期信号DH1と周波数信号DH2の位相が一致
してアンド回路10の出力信号がハイレベルとなった後
の期間は、接続スイッチ54はオフとされ、切換スイッ
チ51,55はb側に接続される。 【0031】本例は以上のように構成され、その他は図
の例と同様に構成される。 【0032】本例において、ビデオ信号SVより分離さ
れる水平同期信号DH1の位相が図3Aに示すようである
のに対して(同図Bはパルス幅変換回路57の出力信号
DH1′)、分周器26より出力される周波数信号DH2の
位相が同図Cの実線に示すようであるときは(同図Dは
パルス幅変換回路58の出力信号DH2′)、水平同期信
号DH1と周波数信号DH2の位相が一致していないため、
アンド回路10の出力信号はローレベルのままであり、
スイッチ制御回路59の制御によって接続スイッチ54
はオンとされ、切換スイッチ51,55はa側に接続さ
れる。 【0033】この場合、発振器52より出力される周波
数信号が切換スイッチ55を介して分周器56に供給さ
れ、この分周器56より出力される周波数信号SSC2が
切換スイッチ51を介して色副搬送波信号SSCとして出
力される。 【0034】また、発振器52より出力される周波数信
号は切換スイッチ55を介してデコーダ24を構成する
分周器25に供給され、この周波数信号を分周すること
で分周器25,26より周波数信号DH2,DH(2)が得ら
れる。カウンタ27では周波数信号DH2,DH(2)と分周
器29より出力される周波数信号DV2より複合同期信号
C・SYNCが形成される。 【0035】このとき、発振器52より出力される周波
数信号の周波数は4fscより低いため、分周器26より
出力される周波数信号DH2の周期1/fH2は水平同期信
号DH1の周期1/fH1より長くなり、周波数信号DH2の
位相は図3Cの矢印で示すように徐々に遅れていく。 【0036】そして、周波数信号DH2の位相が水平同期
信号DH1の位相と一致するとき(図3C,Dの破線参
照)、アンド回路10より図3Eに示すようにハイレベ
ルの信号が出力される。これにより、スイッチ制御回路
59の制御によって接続スイッチ54はオフとされ、切
換スイッチ51,55はb側に接続され、その状態が保
持される(同図F参照)。 【0037】この場合、PLL回路を構成する分周器7
より出力されるカラーバースト信号に同期し、かつ同一
周波数の周波数信号SSC1が切換スイッチ51を介して
色副搬送波信号SSCとして出力される。 【0038】また、PLL回路を構成する発振器6より
出力される周波数信号は切換スイッチ55を介してデコ
ーダ24を構成する分周器25に供給され、この周波数
信号を分周することで分周器25,26より周波数信号
DH2,DH(2)が得られる。周波数信号DH2が水平同期信
号DH1と位相が一致した後は、発振器6より出力される
カラーバースト信号に同期した周波数信号を分周して周
波数信号DH2が形成される。分周器26からは、当該発
振器6より出力される周波数信号の910周期毎に、周
波数信号DH2が得られるようになる。 ここで、発振器6
より出力される周波数信号の周波数は4fsc(fscは色
幅搬送波周波数)であり、水平同期信号DH1の周波数f
H1とは、4fsc=910fH1の関係がある。そのため、
周波数信号DH2が水平同期信号DH1と位相が一致した後
に上述したように分周器26から得られる周波数信号D
H2は、必ず、水平同期信号DH1と位相が一致した状態と
なり、位相一致状態を保持できる。カウンタ27では、
周波数信号DH2,DH(2)と分周器29より出力される周
波数信号DV2より複合同期信号C・SYNCが形成され
る。 【0039】このように本例によれば、周波数信号DH2
を水平同期信号DH1に位相同期させためのPLL回路を
必要としないため、従来例と比較して安価に構成するこ
とができる。 【0040】また、周波数信号DH2の位相が水平同期信
号DH1の位相と一致した後は、発振器6より出力される
周波数信号を分周することで周波数信号DH2を得るもの
であり、専用のPLL回路を使用しなくても周波数信号
DH2の水平同期信号DH1との位相一致状態を保持でき
る。 【0041】また、位相一致後には周波数信号DH2は水
平同期信号DH1と位相比較を行なわないため、水平同期
信号DH1の位相が何等かの要因で変動しても、周波数信
号DH2の位相に影響を与えることがなく、この周波数信
号DH2の位相同期状態を安定に保持できる。 【0042】なお、上述実施例においては、周波数信号
DH2および水平同期信号DH1の位相が一致していないと
きは、接続スイッチ54がオンとされて、発振器52の
発振周波数が4fscより低くなるようにしたものである
が、周波数信号DH2および水平同期信号DH1の位相が一
致していないときは発振器52の発振周波数が4fscよ
り高くなるようにしてもよい。 【0043】また、上述実施例においては、ビデオ信号
SVがNTSC方式のものである例を示したが、この発
明はビデオ信号SVがPAL方式等その他の方式である
場合にも同様に適用することができる。 【0044】 【発明の効果】この発明によれば、ビデオ信号より分離
される第1の水平同期信号に同期した第2の水平同期信
号を得るためのPLL回路を必要としないため、従来例
と比較して安価に構成できる。 【0045】また、第2の水平同期信号がビデオ信号よ
り分離される第1の水平同期信号と位相が一致した後
は、ビデオ信号より分離されるカラーバースト信号に同
期した周波数信号を得るためのPLL回路を構成する第
1の発振器より出力される周波数信号より水平同期形成
回路で第2の水平同期信号を形成するため、専用のPL
L回路を使用しなくても第2の水平同期信号の第1の水
平同期信号との位相一致状態を保持できる。また、位相
同期後には第2の水平同期信号は第1の水平同期信号と
位相比較を行なわないため、ビデオ信号より分離される
第1の水平同期信号の位相が何等かの要因で変動して
も、第2の水平同期信号の位相に影響を与えることがな
く、第2の水平同期信号の位相同期状態を安定に保持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明に係る外部同期装置の一実施例を示す
ブロック図である。 【図2】図1の例における固定発振器の具体構成を示す
接続図である。 【図3】図1の例における位相の一致の説明のための図
である。 【図4】従来例の構成を示すブロック図である。 【符号の説明】 2,51,55 切換スイッチ 3 カラーバースト分離回路 4,10 アンド回路 5 アンプおよびローパスフィルタ 6 電圧制御発振器 7,25,26,29,56 分周器 8 同期分離回路 9 水平・垂直同期分離回路 21 CD 22 光ピックアップ 23 CD用のディジタル信号処理回路 24 CD−Gデコーダ 27 カウンタ 30 RGBエンコーダ 31 マトリックス回路 32 同期付加回路 34 合成回路 35,38 平衡変調器 36 移相器 37 加算器 41 文字抜き取り回路 52 固定発振器 53 コンデンサ 54 接続スイッチ 57,58 パルス幅変換回路 59 スイッチ制御回路

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力ビデオ信号よりカラーバースト信号
    を分離するカラーバースト分離回路と、 上記入力ビデオ信号より水平同期信号を分離する水平同
    期分離回路と、 上記カラーバースト分離回路で分離されたカラーバース
    ト信号に同期し、かつ同一周波数の第1の周波数信号を
    出力するPLL回路と、 このPLL回路を構成する第1の発振器の発振周波数と
    は異なる周波数の周波数信号を出力する第2の発振器
    と、 上記第1および第2の発振器より出力される周波数信号
    を選択的に切り換える第1のスイッチ回路と、 この第1のスイッチ回路より出力される周波数信号を上
    記PLL回路を構成する第1の分周器の分周比と同じ分
    周比で分周して第2の周波数信号を出力する第2の分周
    器と、 上記PLL回路より出力される第1の周波数信号と上記
    分周器より出力される第2の周波数信号を選択的に切り
    換える第2のスイッチ回路と、 上記第1のスイッチ回路より出力される周波数信号より
    第2の水平同期信号を形成する水平同期形成回路と、 上記水平同期分離回路で分離される第1の水平同期信号
    と上記水平同期形成回路より出力される第2の水平同期
    信号の位相を比較する比較器と、 上記第1のスイッチ回路で上記第2の発振器より出力さ
    れる周波数信号が選択されると共に上記第2のスイッチ
    回路で上記第2の分周器より出力される第2の周波数信
    号が選択されている状態で上記第1および第2の水平同
    期信号の位相が一致した後は、上記比較器の出力に基づ
    いて上記第1のスイッチ回路で上記第1の発振器より出
    力される周波数信号を選択すると共に上記第2のスイッ
    チ回路で上記PLL回路より出力される第1の周波数信
    号を選択するように制御するスイッチ制御回路とを備え
    ることを特徴とする外部同期装置。
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