JP2962421B2 - スーパーインポーズ回路 - Google Patents

スーパーインポーズ回路

Info

Publication number
JP2962421B2
JP2962421B2 JP1256437A JP25643789A JP2962421B2 JP 2962421 B2 JP2962421 B2 JP 2962421B2 JP 1256437 A JP1256437 A JP 1256437A JP 25643789 A JP25643789 A JP 25643789A JP 2962421 B2 JP2962421 B2 JP 2962421B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
burst
circuit
output
color difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1256437A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02223285A (ja
Inventor
利紀 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP1256437A priority Critical patent/JP2962421B2/ja
Priority to US07/437,426 priority patent/US5051817A/en
Priority to EP89121325A priority patent/EP0369471B1/en
Priority to DE68926434T priority patent/DE68926434T2/de
Priority to CA002003251A priority patent/CA2003251C/en
Publication of JPH02223285A publication Critical patent/JPH02223285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2962421B2 publication Critical patent/JP2962421B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Circuits (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ビデオ機器において、NTSC、PAL等のコ
ンパジットTV信号に文字等を重ね合わせるスーパーイン
ポーズ(superimpose)回路に関するものであり、特に
その文字等のカラー化に関するものである。
[従来の技術] 例えば、ビデオテープの再生中に、テープ残量等の表
示を画面上に行う場合がある。この表示は、ビデオデッ
キにより再生されたNTSC等のコンポジット信号に文字信
号をスーパーインポーズすることによって行っている。
このように、ビデオデッキ内部で、再生した映像信号と
付加したい文字信号とを合成する場合、第13図のように
回路が用いられていた。すなわち、アナログスイッチ2,
4を切り換えることにより、再生映像信号中に付加した
い文字信号を挿入している。例えば、第14図Aのような
再生映像信号に、第14図Bのような文字信号を付加する
と、第14図Cのようなん合成信号が得られる。この合成
信号を表示すると、映像中に白い文字が表示される。な
お、第14図Aにおいて、6は水平同期信号、8はバース
ト信号である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のようなスーパーインポーズ回路
においては、付加された信号に輝度成分しか含まれてい
ない。したがって、白、黒、灰色の文字しか挿入するこ
とができなかった。
この発明は、上記の課題を解決して、ビデオデッキ等
において、カラー文字等をスーパーインポーズすること
のできる回路を提供することを目的とする。
また、付加信号のみを表示する時に問題となること
は、映像信号が入力されない場合があるということであ
る。したがって、この場合には、バースト信号などカラ
ー表示に必要な信号が入力されないため、付加信号を安
定的にカラー表示することができない。
この発明は、上記の課題に鑑み、映像信号の有無にか
かわらず、所望の色を有する付加信号を所定位置に安定
的にカラー表示することのできる回路を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るスーパーインポーズ回路では、映像信
号のバースト信号が入力されない場合には自走発振出力
を出し、映像信号のバースト信号が入力されるとこのバ
ースト信号と位相ロックした発振出力を出し、発振出力
に基づいて付加色差信号を変調するようにしている。さ
らに、付加信号のみを表示する時には、自走発振出力に
基づいて、バースト信号、水平同期信号および垂直同期
信号を生成するとともに、生成されたこれらの信号を、
変調された付加色差信号に付加するようにしている。
[作用] TV信号において、各色はバースト信号に対する位相差
によって表わされる。この発明では、映像信号がある場
合には、付加信号が、映像信号のバースト信号に位相ロ
ックした発振出力により変調される。したがって、所望
の色を有する文字などの付加信号を、所定位置に安定的
にカラー表示することができる。また、映像信号がない
場合には、付加信号が、自走発振出力により変調される
とともに、この自走発振出力に基づいて、バースト信
号、水平同期信号および垂直同期信号を生成する。した
がって、映像信号がない場合であっても所望の色を有す
る付加信号を、所定位置に安定的にカラー表示すること
ができる。
[実施例] −NTSC方式− 第1図Aに、この発明の一実施例によるNTSC方式用の
スーパーインポーズ回路を示す。再生された映像信号は
映像入力端子Pに入力され、スーパーインポーズを行う
文字信号は入力端子SR、SG、SBに入力される。この付加
信号である文字信号は、三原色であるR信号、G信号、
B信号から構成されている。このR信号、G信号、B信
号は、付加色差信号発生回路であるマトリックス16にお
いて、輝度信号EY、色差信号ER−EY、色差信号EB−EY
変換される。これらの輝度信号ならびに色差信号は、ペ
デスタルクランプ回路17,18,19によって、ペデスタルレ
ベルが調整される。
一方、磁気ヘッドによって再生された映像信号は、ペ
デスタルクランプ29によってレベル調整された後、切り
換え手段である切り換え回路38に与えられる。同時に、
この映像信号は、同期分離回路27において同期信号のみ
が分離された後、タイミングジェネレータ28に与えられ
る。
タイミングジュネレータ28は、バースト信号のタイミ
ング等、映像表示に必要なパルスを発生させるものであ
る。その詳細を第2図に示す。同期分離回路27からの水
平同期信号Hsyncは、フリップフロップ296,298,300,30
2,304のリセット端子に入力される。垂直同期信号Vsync
は、フリップフロップ310,312のリセット端子に入力さ
れる。
一方、入力端子28aには、色副搬送波の4倍の周波数
を有するクロックP1が入力される。このクロックP1は、
後述するPLL回路の出力を4逓倍してして得られる。入
力されたクロックP1は、455進カウンタ280によりカウン
トされる。カウンタ280の各段の出力は、ロジック回路2
86,288,290,292,294を介して、フリップフロップ296,29
8,300,302,304のセット端子に与えられる。すなわち、
各フリップフロップ296,298,300,302,304は、水平同期
信号Hsyncの立ち下がりによってリセットされ、ロジッ
ク回路286,288,290,292,294の出力によってセットされ
る。したがって、ロジック回路286,288,290,292,294の
構成により、各フリップフロップ296,298,300,302,304
の反転出力()HS,B1,B2,BW,FPのパルス長さを任意に
決定することができる。
このタイミングジェネレータ28では、第3図に示すよ
うに、各フリップフロップ296,298,300,302,304の反転
出力HS,B1,B2,BW,FPを得ている。第3図には、各パルス
HS,B1,B2,BW,FPの意義を明らかにするため、映像信号と
の対応を示した。例えば、パルスHSは、水平同期信号H
syncに対応するものである。すなわち、フリップフロッ
プ296が水平同期信号Hsyncの立ち下がりによってリセッ
トされてから、4.7μsec後にセットされるようにロジッ
ク回路286が構成されている(クロックP1をカウントし
て、得られる)。その他のパルスB1,B2,BW,FPについて
も同様である。
パルスHSを反転したものと、パルスB2とをAND314を通
して、パルスG1が得られる。このパルスG1は、ペデスタ
ルクランプに用いられる。また、パルスB1を反転したも
のと、パルスB2とをAND316を通して、パルスG2が得られ
る。このパルスG2は、バーストゲートに用いられる。
第1図Aに戻って、バーストゲート30は、タイミング
ジェネレータ28からのバーストタイミングパルスG2に基
づき、映像信号からバースト信号のみを抽出する。この
バーストゲートの詳細を示したのが、第4図である。第
5図Aに示すような映像信号が信号入力端子30aに入力
される。一方、ゲート入力端子30bには、第5図Bに示
すバーストタイミングパルスG2が与えられる。したがっ
て、アナログスイッチ30dはパルスG2のH期間だけ信号
を取り出し、出力30cにはバースト信号8(第5図C)
のみが得られる。
このバースト信号8は、発振回路であるPLL回路14の
位相比較器32に与えられる。フェーズロックドループ
(PLL)回路14は、位相比較回路32、ローパスフィルタ3
3、電圧制御発振回路34を備えており、位相比較器32に
入力された信号の位相にロックした発振出力を出す。す
なわち、このPLL回路14は、バースト信号8に位相ロッ
クした発振出力80を出す。
この発振出力80は、変調器24,26に与えられる。変調
器24の詳細を、第6図に示す。搬送波入力端子24aに
は、バースト信号8に位相ロックしたPLL14の出力80が
与えられる。波変調信号入力端子24bには、文字信号の
色差信号ER−EYが与えられる。変調器26も同様の構成で
あるが、端子24bに色差信号ER−EYが90゜の位相差をも
って与えられる点において異なる。
これらの変調器24,26は、搬送波入力端子24aからの信
号に従って、トランジスタQ1とQ2およびトランジスタQ3
とQ4を切り換え、平衡変調を行う。したがって、その出
力24cからは、PLL14の出力80を色副搬送波として変調さ
れた色差信号ER−EY(EB−EY)が取り出される。すなわ
ち、色差信号ER−EYと色差信号EB−EYは、映像信号のバ
ースト信号に同期(位相ロック)した色副搬送波によっ
て変調される。なお、色差信号ER−EYと色差信号EB−EY
は、90゜の位相差をもって変調される。
色差信号ER−EYの被変調出力241と色差信号EB−EY
被変調出力261は、加算器25において加算される。この
加算出力251には、さらに加算器27において輝度信号EY
が加算された後、被変調文字信号271として切換器38に
与えられる。
映像信号100と被変調文字信号271との切り換えは、切
り換え回路38によって行われる。通常は、映像信号100
が出力OUTから出されるが、切り換え信号発生回路10か
らの切換信号150がHレベルになった時だけ、文字信号
が出力される。切換信号発生回路10は、文字の挿入タイ
ミングに合わせて、文字挿入期間のみ、切換信号をHレ
ベルにするものである。映像信号100を第7図Aに、被
変調文字信号271を第7図Bに、切換信号150を第7図C
に示す。
切換信号150がLレベルの時には、出力OUTからは、バ
ースト信号8も含めて、再生映像信号100がそのまま出
力される。切換信号150がHレベルになると、当該H期
間だけ被変調文字信号271が出力OUTから得られる。した
がって、出力OUTからは、第7図Dに示すような合成出
力が得られる。この合成出力において、被変調文字信号
271は、再生映像信号100のバースト8に位相ロックした
色副搬送波80によって変調されている。したがって、所
望の色を有する文字をスーパーインポーズすることがで
きる。これにより、ビデオ再生中に、カラー文字で、時
刻やモードを表示したり、「サーチ」「スティル」等の
表示を行うことができる。
上記においては、カラーの映像信号に対してスーパー
インポーズを行う場合を説明した。しかし、映像信号が
白黒信号である場合には、バースト信号8がないため、
カラー文字を表示することができなくなる。また、映像
信号が入力されない場合にもカラー文字を表示すること
ができない。
そこで、この実施例では、上記のような場合であって
もカラー文字をスーパーインポーズするため、次のよう
にしている。映像信号が入力されないと、バースト信号
8も入力されない。したがって、第1図AのPLL回路14
は、自走周波数にて発振出力を出す。この自走周波数
は、バースト信号の周波数fscになるように設定してあ
る。前述のように、PLL回路14の出力80は、第2図のタ
イミングジェネレータのカウンタ280に4逓倍して(4f
sc)与えられている。今、映像信号が与えられていない
ので、水平同期信号Hsyncおよび垂直同期信号Vsyncも入
力されない。そこで、水平同期信号Hsyncの周波数fH
よび垂直同期信号Vsyncの周波数fVとバースト信号の周
波数fscとが次の関係にあることを利用して、水平同期
信号H′syncおよび垂直同期信号V′syncを生成してい
る。
fsc=(455/2)・fH fsc=(1/4)・455・525・fV すなわち、端子28aから入力された信号は4fscの周波
数であるから、カウンタ280によって455分周し、さらに
カウンタ282によって2分周して、周波数fHを有する水
平同期信号H′syncを得ている。垂直同期信号V′sync
は、カウンタ280の出力をカウンタ284によって525分周
することにより得ている。
映像信号が入力されている場合には、映像信号から分
離した同期信号Hsync,Vsyncをフリップフロップ296,29
8,300,302,304のリセットに与えたが、ここでは上記で
生成したH′sync,V′syncを与えている。したがって、
映像信号が入力されない場合であっても、タイミングジ
ェネレータ28が動作する。
上述のようにして得られたタイミングジェネレータ28
の各出力およびPLL回路14の出力は、バースト信号・同
期信号生成回路36に与えられる。バースト信号・同期信
号生成回路36の詳細は、第1図Bに示すとおりである。
バーストHレベル入力用スイッチ回路、バーストLレベ
ル入力用スイッチ回路、ペデスタルレベル入力用スイッ
チ回路、同期信号底辺レベル入力用スイッチ回路に、そ
れぞれ対応する4つのアナログスイッチ160,162,164,16
6が設けられている。アナログスイッチ160には、バース
トのHレベル(第1図C参照)の電圧が入力されてい
る。アナログスイッチ162には、バーストのLレベル
(第1図C参照)の電圧が入力されている。また、アナ
ログスイッチ164にはペデスタルレベルの電圧が、アナ
ログスイッチ166にはSync Tipレベル(同期信号の底辺
レベル)の電圧が入力されている(第1図C参照)。各
アナログスイッチ160,162,164,166は、制御入力がHレ
ベルになった時のみ、閉じるものである。
アナログスイッチ160の制御入力には、タイミングジ
ェネレータ28からのバーストタイミングパルスG2とPLL
回路14の出力とのAND出力が与えられる。一方、アナロ
グスイッチ162の制御入力には、タイミングジェネレー
タ28からのバーストタイミングパルスG2とPLL回路14の
出力を反転したものとのAND出力が与えられる。したが
って、出力168からは、第1図Cに示すような、バース
ト信号80aが得られる。
また、アナログスイッチ166の制御入力には、タイミ
ングジェネレータ28からのパルスHS(第3図参照)が与
えられる。したがって、第1図Cに示すように、水平同
期信号H′syncが生成される。なお、垂直同期信号V′
syncについても同様にして形成される。さらに、アナロ
グスイッチ164の制御入力には、バーストタイミングパ
ルスG2がHでなく、パルスHSもHでなく、かつ映像信号
が出されるべき期間でない期間のみにHとなるパルスが
与えられる。すなわち、第3図のAP1,AP2,AP3に示す期
間のみHとなる制御信号が与えられる。したがって、ペ
デスタルレベルが形成される。
上記のようにして生成されたバーストおよび同期信号
361は、加算器27に与えられる。
ところで、映像信号が与えられていない時に文字を表
示する場合には、青等をバックにして表示することが多
い。この場合には、文字信号入力(第1図AのSR,SG,
SB)に、青信号を与えておき、文字部分のみ文字色の信
号を与えるようにする。これらの信号は、マトリックス
16によって、輝度信号EYと色差信号ER−EY,EB−EYにさ
れる。色差信号ER−EY,EB−EYは変調器24,26において変
調された後、加算器25で加算される。加算された信号
は、加算器27に与えられ、輝度信号と加算される。
加算器27には、前述のように、バーストおよび同期信
号361も与えられているので、加算器27の出力からは、
表示のために必要な信号が得られる。この信号を、スイ
ッチ38を介して取り出し、出力とする。なお、この場合
には、スイッチ38は、出力271側に切り換えられたまま
である。
上記のようにして、映像信号が入力されない場合に
も、文字等の表示を行うことができる。
第8図に、他の実施例によるスーパーインポーズ回路
を示す。この実施例においては、マトリックス16より、
R信号、Yellow信号、G信号、Cyan信号、B信号、Mage
nta信号が出力され、各々が移相レベル回路40a,40b・・
・40fにおいて変調される。すなわち、この実施例にお
いては、位相レベル回路40a,40b・・・・40fによって、
変調器12が構成されている。
−PAL方式− 次に、この発明をPAL方式の映像信号に適用した場合
の一実施例を第9図Aに示す。基本的な回路構成は、第
1図Aの回路と同じである。タイミングジェネレータ28
5は、例えば第12図のような回路構成である。入力端子2
8aにPLL回路14の出力を8逓倍した信号が与えられるこ
と、909進カウンタ281、625進カウンタ283を用いている
ことを除き、第2図のタイミングジェネレータ28と同様
の構成である。このタイミングジェネレータ285は、PAL
方式の映像信号に対応するように各タイミングパルスを
出力する。PAL方式においては、第10図A,Bに示すよう
に、各ラインごとに色差信号ER−EYの位相を反転するよ
うに規定されている。また、バースト信号は、色差信号
EB−EYに対して、ラインごとに+135゜,−135゜の位相
差となるように規定されている。
タイミングジェネレータ285は、同期分離回路27によ
って分離された水平同期信号Hsyncと垂直同期信号Vsync
を、ライン判別回路294に与える。ライン判別回路700
は、第11図に示すようなTフリップフロップ705を備え
ている。このTフリップフロップ2705は、垂直同期信号
Vsyncによってリセットされ、水平同期信号Hsyncによっ
て判別出力701をH、L、H・・・と変化させる。
この判別出力701によって、切換スイッチ330が1ライ
ンごとに切り換えられる。これにより、電圧制御発振器
34の出力は、1ラインおきに、移相器335によって90゜
位相をずらされて、位相比較器32に与えられる。したが
って、バーストゲート30から入力されるバースト信号の
位相が、1ライン毎に90゜ずれているにも拘らず、PLL
回路14はバースト信号に位相ロックして発振出力を出
す。
また、ライン判別回路700の判別出力701は、位相反転
器23の制御入力にも与えられている。すなわち、位相反
転器23は、制御入力にLレベルが与えられた時、PLL回
路14の出力80をそのまま変調器24に与え、Hレベルが与
えられた時、PLL回路80の出力80を位相反転して変調器2
4に与える。したがって、色差信号ER−EYは、各ライン
ごとに位相反転して変調される。
被変調出力241と261は、加算器25によって加算され、
さらに加算器27によって輝度信号EYが加算された後、切
換器38に与えられる。したがって、文字を付加する期間
だけ切換信号150をHレベルにすれば、カラーのスーパ
ーインポーズを行うことができる。上記のようにしてPA
L方式においても、カラーのスーパーインポーズを行う
ことができる。
NTSC方式において説明したように、映像信号が入力さ
れない等の理由により、バースト信号が得られない場合
がある。この場合には、NTSC方式の場合と同様、PLL回
路14の出力80とタイミングジェネレータ285の出力とに
基づいて、バースト信号および同期信号を生成すればよ
い。その回路は、第1図Bのものと同様である。但し、
PAL方式においては、ラインごとにバースト信号の位相
を90゜変化させねばならない。したがって、ライン判別
回路700の出力に基づいて、アナログスイッチ160,162に
与える制御信号を、1ラインおきに90゜移相する。すな
わち、第9図Bに示すような回路を用いて、制御信号を
生成する。ライン判別回路700の判別出力701により、ス
イッチ450を1ラインごとに切り換える。これにより、P
LL回路14の出力は、1ラインおきに移相器21を通り90゜
移相される。したがって、アナログスイッチ160,162へ
の制御信号は、1ラインおきに90゜移相される。
−他の実施例− なお、上記の各実施例においては、スーパーインポー
ズを行う付加信号として、文字信号を用いているが、絵
信号等他の信号を用いてもよい。また、色差信号として
は、いわゆるEI信号、EQ信号を用いてもよい。
上記実施例では、再生時について説明したが、録音時
にテープ残量やバッテリー容量をモニタ(もしくはビデ
オカメラのファインダ)に、カラーでスーパーインポー
ズすることもできる。例えば、テープ残量が少ない場合
には、ワーニング色である赤色によって、注意を喚起す
ることができる。
また、タイトルや日付等のように記録の必要があるも
のについては、スーパーインポーズ後の信号を記録する
ことにより、カラーのスーパーインポーズとして録画し
ておくこともできる。
[発明の効果] この発明にかかるスーパーインポーズ回路は、映像信
号がある場合には、付加信号が、映像信号のバースト信
号に位相ロックした発振出力により変調される。したが
って、所望の色を有する付加信号を、所定位置に安定的
にカラー表示することができる。また、映像信号がない
場合には、付加信号が、自走発振出力により変調される
とともに、この自走発振出力に基づいて、バースト信
号、水平同期信号および垂直同期信号を生成する。した
がって、映像信号がない場合であっても所望の色を有す
る付加信号を、所定位置に安定的にカラー表示すること
ができる。すなわち映像信号の有無にかかわらず、所望
の色を有する付加信号を所定位置に安定的にカラー表示
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aはこの発明の一実施例によるNTSC方式のスーパ
ーインポーズ回路を示す図、第1図Bはバースト信号・
同期信号生成回路36の詳細を示す図、第1図Cはバース
ト信号・同期信号生成回路36の出力波形を示す図、第2
図はタイミングジェネレータ28の詳細を示す図、第3図
はタイミングジェネレータ28の動作を説明するためのタ
イミングチャート、第4図はバーストゲートを示す回路
図、第5図(AないしC)はバーストゲートの動作を示
すための波形図、第6図は変調器を示す回路図、第7図
(AないしD)は第1図Aの回路の動作を示す波形図、
第8図は他の実施例によるNTSC方式のスーパーインポー
ズ回路を示す図、第9図Aは一実施例によるPAL方式の
スーパーインポーズ回路を示す図、第9図Bはバースト
信号・同期信号生成回路365の一部詳細を示す図、第10
図(AおよびB)はPAL方式信号の特徴を表わす図、第1
1図はライン判別回路の詳細を示す図、第12図はPAL方式
用のタイミングジェネレータ281の詳細を示す図、第13
図は従来のスーパーインポーズ回路を説明するための
図、第14図(AないしC)はその波形図である。 12……変調回路 14……発振回路 16……マトリックス 23……位相反転器 24,26……変調器 38……切り換え回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NTSC方式に用いるスーパーインポーズ回路
    であって、 付加信号を入力して、少なくとも第1および第2の付加
    色差信号を発生する付加色差信号発生回路、 映像信号のバースト信号が入力されない場合には自走発
    振出力を出し、映像信号のバースト信号が入力されると
    このバースト信号と位相ロックした発振出力を出す発振
    回路、 発振回路の出力により、第1および第2の付加色差信号
    を変調する変調回路、 付加信号のみを表示する時には、バーストのHレベルの
    電圧を入力するバーストHレベル入力用スイッチ回路、
    バーストのLレベルの電圧を入力するバーストLレベル
    入力用スイッチ回路、ペデスタルレベルの電圧を入力す
    るペデスタルレベル入力用スイッチ回路、および同期信
    号の底辺レベルの電圧を入力する同期信号底辺レベル入
    力用スイッチ回路を、発振回路の自走発振出力に基づい
    て生成された各制御信号にしたがってそれぞれ継断操作
    することにより、バースト信号、水平同期信号および垂
    直同期信号を生成するとともに、生成されたこれらの信
    号を、変調された第1および第2の付加色差信号に付加
    する基礎信号生成付加回路、 変調された第1および第2の付加色差信号と再生映像信
    号とを切り換える切り換え回路、 を備えたスーパーインポーズ回路。
  2. 【請求項2】付加信号の付加色差信号を生成するととも
    に、映像信号のバースト信号が入力されない場合には自
    走発振出力を出し、映像信号のバースト信号が入力され
    るとこのバースト信号と位相ロックした発振出力を出
    し、 発振出力に基づいて付加色差信号を変調し、 付加信号のみを表示する時には、バーストのHレベルの
    電圧、バーストのLレベルの電圧、ペデスタルレベルの
    電圧、および同期信号の底辺レベルの電圧を、自走発振
    出力に基づいて生成された各制御信号にしたがってそれ
    ぞれ入力することにより、バースト信号、水平同期信号
    および垂直同期信号を生成するとともに、生成されたこ
    れらの信号を、変調された付加色差信号に付加し、 変調された付加色差信号と再生映像信号とを切り換える
    ようにした、 ことを特徴とするスーパーインポーズ回路。
JP1256437A 1988-11-18 1989-09-29 スーパーインポーズ回路 Expired - Fee Related JP2962421B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1256437A JP2962421B2 (ja) 1988-11-18 1989-09-29 スーパーインポーズ回路
US07/437,426 US5051817A (en) 1988-11-18 1989-11-16 Superimposing system
EP89121325A EP0369471B1 (en) 1988-11-18 1989-11-17 Superimposing system
DE68926434T DE68926434T2 (de) 1988-11-18 1989-11-17 Überlagerungssystem
CA002003251A CA2003251C (en) 1988-11-18 1989-11-17 Superimposing system

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-292641 1988-11-18
JP29264188 1988-11-18
JP1256437A JP2962421B2 (ja) 1988-11-18 1989-09-29 スーパーインポーズ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02223285A JPH02223285A (ja) 1990-09-05
JP2962421B2 true JP2962421B2 (ja) 1999-10-12

Family

ID=26542726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1256437A Expired - Fee Related JP2962421B2 (ja) 1988-11-18 1989-09-29 スーパーインポーズ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2962421B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61146088A (ja) * 1984-12-20 1986-07-03 Pioneer Electronic Corp 画像合成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02223285A (ja) 1990-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5051817A (en) Superimposing system
US4498098A (en) Apparatus for combining a video signal with graphics and text from a computer
US4672434A (en) Stereoscopic television system and apparatus with 4 to 1 interlace display
JPH09107557A (ja) コンピュータビデオ信号からテレビジョンカラー副搬送波周波数信号を導出する装置及び方法
JP2962421B2 (ja) スーパーインポーズ回路
JP2680348B2 (ja) 磁気記録装置及び再生装置
US5319466A (en) System for recording and reproducing picture signals into which character signals can be inserted
JPS58148580A (ja) ビデオ信号再生装置の插入標識カラ−化回路
US5153712A (en) Apparatus for inserting color character data into composite video signal
JPH02262776A (ja) スーパーインポーズ制御回路
EP0524618B1 (en) Image signal processing device
JPH09238362A (ja) テレビジョン表示機能をもつ情報処理装置
JPS61170194A (ja) 画像合成装置
JP3056555B2 (ja) 時間軸誤差補正用基準信号記録及び再生回路
JP2639942B2 (ja) 高速撮映回路
JP2598926B2 (ja) カラー方式変換回路
JP2524521B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS6257155B2 (ja)
JP3430546B2 (ja) 外部同期装置
JPH01112888A (ja) 映像信号記録装置
JPS6119591Y2 (ja)
JPS62245794A (ja) 映像信号2フレ−ム検出装置
JPH05284533A (ja) エンコーダ回路
JPS62253287A (ja) 映像信号カラ−フレ−ム作成装置
JPS5896483A (ja) カラ−映像信号の記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees