JP3430099B2 - 画像データ合成装置 - Google Patents

画像データ合成装置

Info

Publication number
JP3430099B2
JP3430099B2 JP2000010671A JP2000010671A JP3430099B2 JP 3430099 B2 JP3430099 B2 JP 3430099B2 JP 2000010671 A JP2000010671 A JP 2000010671A JP 2000010671 A JP2000010671 A JP 2000010671A JP 3430099 B2 JP3430099 B2 JP 3430099B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmittance
color
code
transmissivity
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000010671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000278515A (ja
Inventor
淳 長田
昌幸 益本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2000010671A priority Critical patent/JP3430099B2/ja
Publication of JP2000278515A publication Critical patent/JP2000278515A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3430099B2 publication Critical patent/JP3430099B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データ合成装置
に関し、特に、背景画像に透明色を含む画像を重ね合わ
せる処理を行う画像データ合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車用ナビゲーション装置や衛
星放送用受像機等の高機能化にともない、これらの機器
に用いられる画像表示装置では、半透明な非矩形物体の
重ね合わせや透明色メニュー画面表示など透明色を用い
た画像データの重ね合わせ処理を行うことが行われてい
る。
【0003】従来の透明色の重ね合わせ処理を行う画像
表示装置の機能ブロック図を図12に示す。この図12
の画像表示装置は、画像データ合成装置110、第1画
像メモリ20、第2画像メモリ30、デジタルアナログ
変換器40、モニター50、制御回路180よりなる。
【0004】第1の画像メモリ20は、背景となる画像
上に重ね合わせる画像データ100を記憶する。この画
像データ100は、各画素の色についての情報を色コー
ドとして有しており、外部のCPU(中央演算回路)等か
らバスを介して入力される。第2の画像メモリ30は、
背景となる画像データ200を記憶する。この画像デー
タ200は、各画素の色についての情報をRGB形式の
色データとして有しており、外部のCPU等からバスを
介して入力される。制御回路180は、これらの画像デ
ータから画素ごとに色データもしくは色コードを画像デ
ータ合成装置110へ出力する等の制御を行う。デジタ
ルアナログ変換器(digital analog converter:DAC)
40は画像データ合成装置110から出力されるデジタ
ルデータをアナログの画像信号に変換する。この画像信
号に基づきモニター50が画像を表示する。
【0005】画像データ合成装置110はさらに、カラ
ーテーブル111、透過率レジスタ112、透過率判定
回路115、選択回路113、混合回路114より構成
される。カラーテーブル111は複数の色コードごとに
対応する色データを記録しており、第1画像メモリ20
から得られる色コード信号c1に基づき色データ信号d1
を出力する。透過率レジスタ112は1つの透過率α0
を記憶している。
【0006】透過率判定回路115は透明色にしたい色
の色コードを記憶しており、前記第1画像メモリ20か
ら出力される色コードc1と記憶した色コードとが一致
する場合にヒット信号sを出力する。選択回路113は
このヒット信号sがあれば前記透過率レジスタ112に
記憶されている透過率α0を選択して透過率信号αとし
て出力し、ヒット信号sがなければ、値“0”を透過率
信号αとして出力する。なお、値“0”は透過率が0、
即ち、不透明色であることを意味する。
【0007】図13に透過率判定回路115および選択
回路113のより詳細なブロック図を示す。図に示すよ
うに透過率判定回路115は透明に設定したい色の色コ
ードを記憶する透明色レジスタ1151a、1151b
と、各透明色レジスタごとに設けられ前記第1画像メモ
リ20から出力される色コードc1と各透明色レジスタ
1151a、1151bが記憶した色コードとが一致す
る場合にヒット信号sを出力する比較回路1152a、
1152bよりなる。選択回路113は前記ヒット信号
sがある場合に前記透過率レジスタ112に記憶されて
いる透過率α0を出力するトライステートゲート113
1aと、ヒット信号sがない場合に値“0”を出力する
トライステートゲート1131bよりなる。
【0008】混合回路114は前記第2画像データ20
0より得られる色データ信号d2と前記カラーテーブル
11から色コード信号c1に基づいて得られる第1画像
データ100に対応した色データ信号d1とを透過率信
号αに基づき画素ごとに合成し、合成した結果として得
られる画像データを合成データdmとして出力する。
【0009】このような構成を有する画像データ合成装
置の動作を以下に説明する。まず、制御回路180によ
り第2画像メモリ30の色データがテレビの走査線順に
読み出されて混合回路114へ色データ信号d2として
出力される。また、同様に第1画像メモリ20からも走
査線順に色コード信号c1が出力されカラーテーブル1
11により色データ信号d1に変換されて混合回路11
4へ出力される。
【0010】一方、第1画像メモリ20から読み出され
た色コード信号c1は同時に透過率判定回路115へも
出力される。透過判定回路115ではこの色コード信号
c1により表される色コードと透明色レジスタ1151
a、1151bに記憶されている色コードとが比較回路
1152a、1152bにより比較され、いずれかと一
致すればヒット信号sを選択回路113へ出力し、一致
しなければなにも出力しない。選択回路113ではヒッ
ト信号sがあるとトライステートゲート1131aが透
過率レジスタ112に設定された透過率α0を透過率信
号αとして前記混合回路114へ出力する。一方、ヒッ
ト信号sがない場合はトライステートゲート1131b
が値0を透過率信号αとして混合回路114へ出力す
る。混合回路114は第1画像データ1の色データd1
と第2画像データの色データd2とを透過率信号αに応
じて、画素ごとに合成して出力する。出力された合成デ
ータはデジタルアナログ変換器40によりアナログの画
像信号に変換されてモニター50に送られて画像として
表示される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の画像データ合成装置では、透過率判定回路の透
明色レジスタおよび比較回路はそれぞれ透明色として設
定する色の数だけ必要になる。例えば、上記の画像デー
タ合成装置では透明色レジスタと比較回路はそれぞれ2
つずつあるので透明色の設定は2色についてのみ行える
が、10色の透明色を設定したい場合には透明色レジス
タと比較回路をそれぞれ10個設ける必要がある。この
ように、従来の画像データ合成装置では透明色を増やそ
うとすると回路規模が大きくなってしまうという問題が
あった。また、比較回路を一つにし、透明色レジスタの
みを複数設けて、比較処理を時分割で実行することも考
えられるが、この場合は処理サイクル数が増大してしま
うという問題が生じる。
【0012】そこで、本発明は上記問題を解決すべく、
回路規模を大きくせず、かつ、処理サイクルも増大させ
ることなく、設定できる透明色の数を増やすことができ
る画像データ合成装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の画像データ合成装置は、複数の色
コードのそれぞれについて色データとこの色データの透
過率に関する情報である透過率情報とを対応づけて予め
記憶しており、画像の色に関する情報を上記色コードと
して有する第1の画像データを入力とし、この第1の画
像データからの色コードを受け付けて、これに対応する
前記色データと前記透過率情報とを出力するカラーテー
ブルと、画像の色に関する情報を色データとして有する
第2の画像データを入力とし、この第2の画像データの
色データと前記カラーテーブルから出力される色データ
とを、前記透過率情報により定まる透過率に応じて合成
する混合手段とを有する。
【0014】また、請求項2に記載の画像データ合成装
置では、請求項1に記載の画像データ合成装置において
前記透過率情報より透過率を定めるために、2以上の透
過率を記憶した透過率記憶手段と、前記透過率情報に基
づき前記透過率記憶手段が記憶した透過率を選択する透
過率選択手段とを設け、前記混合手段が、この透過率選
択手段により選択された透過率に応じて前記各色データ
を合成するように構成している。
【0015】さらに、請求項3に記載の画像データ合成
装置では、前記透過率情報より透過率を定める別の構成
として、請求項1に記載の画像データ合成装置におい
て、2以上の透過率コードを記憶した透過率コード記憶
手段と、前記透過率情報に基づき前記透過率コード記憶
手段が記憶した透過率コードを選択する透過率コード選
択手段と、複数の透過率コードと透過率とを対応付けて
記憶し、前記透過率コード選択手段により選択された前
記透過率コードを入力とし、これに対応する透過率を出
力する透過率テーブルとを設けている。そして、前記混
合手段は、この透過率テーブルにより出力された透過率
に応じて前記各色データを合成するように構成してい
る。
【0016】請求項4に記載の画像データ合成装置は、
請求項1記載の画像データ合成装置の前記混合手段を、
前記透過率情報により定まる1以上のビットにより構成
される係数指定信号を受け付けて、この係数指定信号に
応じて前記第1の画像データの色データの透過率に対応
する第1の係数を指定し、この第1の係数を、前記第1
の画像データの色データに乗算する第1乗算回路と、前
記係数指定信号を受け付けて、この係数指定信号に応じ
て前記第2の画像データの色データの透過率に対応する
第2の係数を指定し、この第2の係数を、前記第2の画
像データの色データに乗算する第2乗算回路と、前記第
1乗算回路および第2乗算回路の計算結果を加算する加
算回路とにより構成している。
【0017】請求項5記載の画像データ合成装置は、請
求項4に記載の画像データ合成装置において、さらに、
1以上のビットにより構成される2以上の透過率コード
を記憶した透過率コード記憶手段と、前記透過率情報に
基づき前記透過率記憶手段が記憶した透過率コードを選
択する透過率コード選択手段とを設けている。そして、
前記透過率情報は1以上のビットにより構成し、前記係
数指定信号を、前記透過率情報と前記透過率コードとに
より構成している。
【0018】請求項6記載の画像データ合成装置は、請
求項1に記載の画像データ合成装置において、さらに、
前記混合手段が合成を行った結果得られるデータを入力
として、このデータを記憶し、この記憶したデータを前
記第2の画像データとして前記混合手段に入力するバッ
ファメモリにより構成している。請求項7記載の発明
は、前記画像データ合成装置を画像表示装置に組み込ん
だものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0020】(実施の形態1)図1に本発明の実施の形
態1に係る画像表示装置1Aを示すブロック図を示す。
画像表示装置1Aは、画像データ合成装置10A、第1
画像メモリ20、第2画像メモリ30、デジタルアナロ
グ変換器(DAC)40、モニタ50、制御回路80に
より構成される。
【0021】第1の画像メモリ20は、外部のCPU等
からバスを介して入力される、各画素の色についての情
報を色コードとして有する画像データ100を記憶す
る。この記憶された色コードは画素ごとに色コード信号
c1として画像データ合成装置10Aに出力される。第
2画像メモリ30は外部のCPU等からバスを介して入
力される、各画素の色についての情報をRGB形式の色
データとして有する画像データ200を記憶する。この
記憶された色データは画素ごとに色データd2として画
像データ合成装置10Aに出力される。デジタルアナロ
グ変換器40は画像データ合成装置10Aにより出力さ
れるデジタルの画像情報をアナログの画像信号に変換す
る。モニター50は、デジタルアナログ変換器40によ
り送られるアナログの画像信号に応じて画像を映し出
す。制御回路80は、予め定められた制御信号を第1画
像メモリ20、第2画像メモリ30、画像データ合成装
置10Aに所定のタイミングで送ることで、第1画像メ
モリ20や第2画像メモリ30から色コードもしくは色
データを同期させながら画素ごとに画像データ合成装置
10Aに入力させたり、画像データ合成装置10Aから
の画像データの出力タイミングを図る等の制御動作を行
う。
【0022】画像データ合成装置10Aは入力される画
像データの一部の色を透明色として複数の画像データを
合成するものであり、カラーテーブル11、透過率レジ
スタ121a、122a、選択回路13、混合回路14
aにより構成される。以下、これらの構成要素について
詳しく説明する。
【0023】カラーテーブル11はメモリで構成され、
前記第1画像メモリ20から出力される色コード信号c
1が入力される。図2にカラーテーブル11の内容を示
す。カラーテーブル11には0〜255までのアドレス
ごとにRGBごとの輝度値を表す色データR、G、B及
び透過率情報としての透過率選択情報Tが記録されてい
る。各色データR、G、Bは各色とも5ビットであり、
透過率選択情報Tは1ビットの情報である。なお、各色
データR、G、Bは5ビット以外としてもよい。そし
て、色コードとしてアドレス値を与えると、これに対応
する色データが色データ信号d1として混合回路14a
へ出力されると共に透過率選択情報Tが透過率選択信号
tとして出力される。即ち、アドレス値が色コードに相
当し、前記色コード信号c1により、例えば色コードu
が与えられるとアドレスuに記録されている色データR
(u)、G(u)、B(u)及び透過率選択情報T
(u)が出力される。
【0024】透過率レジスタ121a、122aは、そ
れぞれ透過率α1、α2(0≦α1,α2≦1)を記憶して
いる。これらの透過率α1、α2は、使用者がそれぞれの
レジスタに使用したい透過率値として設定する。なお、
いずれか一方のレジスタの値を常に0にする場合は、レ
ジスタを設ける代わりに上述した従来と同様にグランド
に接地するようにしておいてもよい。
【0025】選択回路13は図3のようにコントロール
端子に“1”が入力されると開くトライステートゲート
131とコントロール端子が“0”の場合に開くトライ
ステートゲート132とにより構成される。トライステ
ートゲート131は透過率レジスタ122aに接続さ
れ、トライステートゲート132は透過率レジスタ12
1aに接続されており、さらに、各トライステートゲー
トのコントロール端子には透過率選択信号tが入力され
るようになっている。従って、透過率選択信号tの値が
“1”の場合はトライステートゲート131が開いて透
過率レジスタ122aに記憶されている透過率α2が出
力され、透過率選択信号tの値が“0”の場合はトライ
ステートゲート132が開いて透過率レジスタ121a
に記憶されている透過率α1が出力されることになる。
出力された透過率α1もしくはα2は透過率信号αとして
混合回路14aに入力される。
【0026】混合回路14aには上記透過率信号αの他
に、カラーテーブル11から出力される第1画像の色デ
ータ信号d1と、第2画像メモリから読み出される第2
画像の色データ信号d2とが入力される。混合回路14
aでは次式のような演算を行う演算回路を有しており、
これに従って2つの色データ信号を合成し、合成データ
信号dmを出力する。
【0027】 dm=(1−α)×d1+α×d2 ・・・ なお、この演算は色データのRGBのそれぞれの値ごと
に行われ、合成データもRGBごとに算出される。
【0028】次に以上の構成を有する画像表示装置1A
の動作について図4(a)〜(c)を用いて説明する。
ここでは、図4(a)に示すような画像が、その画素ご
との色情報が色データとして第2画像メモリ30に記録
され、図4(b)のような画像が、その画素ごとの色情
報が色コードとして第1画像メモリ20に記録されてい
るものとする。図4(a)の三角形の領域104内は、
色データpの色で描かれ、その他の領域105は色デー
タqの色で描かれている。図4(b)の円形領域106
は色コードmに対応した色で描かれ、その他の領域10
7は色コードlに対応した色で描かれている。今、図4
(b)の画像を、その円形領域106を不透明に、それ
以外の領域107を透明にして、図4(a)の画像に重
ね合わせることを考える。
【0029】そのためには、まず、透過率レジスタ12
1aの透過率α1として不透明を表す透過率“0.0”
を設定し、透過率レジスタ122aの透過率α2には透
明を表す透過率“1.0”を設定する。そして、カラー
テーブル11において、円形領域106の色コードmに
対応するアドレスmにおける透過率選択情報T(m)の
値を透過率“0.0”を記録している透過率レジスタ1
21aが選択されるように“0”に設定する。一方、残
りの領域107を描いている色コードlに対応するアド
レスlにおける透過率選択情報T(l)は透過率“1.
0”を記録している透過率レジスタ122aが選択され
るように“1”に設定する。
【0030】以上のような設定がなされた後、画像の合
成処理は以下のように行われる。まず、制御回路80に
より第2画像メモリ30から図4(a)に示す画像を構
成する各画素の色データがモニター50の走査線順に読
み出され色データ信号d2として混合回路14aへ入力
される。同時に、第1画像メモリ20から図4(b)に
示す画像を構成する各画素の色コードがやはりモニター
50の走査線順に読み出され、色コード信号c1として
カラーテーブル11へ入力される。カラーテーブル11
では色コード信号c1が示す色コードに対応する色デー
タ信号d1を混合回路14aへと出力すると同時に、対
応する透過率選択信号tを選択回路13へ出力する。こ
こでは図4(b)の各画素は色コードとしてl又はmで
あり、色コードlのときは透過率選択信号tの値として
“1”が、色コードmのときは透過率選択信号tの値と
して“0”が出力される。
【0031】選択回路13では透過率選択信号tの値に
応じて、透過率レジスタ121a、122aのいずれか
に記憶されている透過率α1もしくはα2を選択して混合
回路へ透過率信号αとして出力する。ここでは、透過率
選択信号tの値が“0”の場合は、透過率レジスタ12
1aに記録されている透過率である“0.0”の値が出
力され、透過率選択信号tの値が“1”の場合は透過率
レジスタ122aに記録されている透過率である“1.
0”の値が出力される。即ち、画素が円形領域106を
表す色である場合は、透過率信号αの値が“0.0”と
なり、画素がその他の領域107を表す色である場合
は、透過率信号αの値が“1.0”となる。
【0032】混合回路14aでは、上記式を実現する
演算回路により、色データ信号d1および色データ信号
d2、透過率信号αに基づいて、送られて来た画素ごと
に色データを合成して合成データ信号dmを出力する。
最後に、合成データ信号dmがデジタルアナログ変換器
40により変換され合成された画像がモニター50に表
示される。
【0033】ここでは、図4(b)の画像の円形領域1
06を描いている色データが色データ信号d1として送
られて来た場合は、透過率信号αとして透過率“0.
0”が送られてくることとなり、上記式よりこの画素
部分では円形領域106の色データのみが合成データ信
号dmとして出力される。一方、円形領域以外の部分1
07を描いている色データが色データ信号d1として送
られて来た場合は、透過率信号αとして透過率“1.
0”が送られてくることとなり、上記式よりこの画素
部分ではこの円形領域以外の部分107の色データの値
はRGBすべてにおいて0になり、合成される図4
(a)の画像を構成する画素部分の色データのみが合成
データ信号として出力される。従って、すべての画素に
ついての合成処理が終了すると図4(c)に示すよう
に、図4(a)の画像に、図4(b)を画像の円形領域
106が不透明でその他の領域107が透明なものとし
て重ね合わせた画像が生成されることになる。即ち、円
形領域106の色データは、色コードmにより得られる
色データとなり、図4(a)の三角形領域104から円
形領域106と重なる領域を除いた領域104aの色デ
ータは、色データpとなり、図4(a)の三角形領域以
外の領域105から円形領域106と重なる領域を除い
た領域105aの色データは、色データqとなる。
【0034】上記の例では、図4(b)の円形領域以外
の領域107を構成する色を完全な透明としたが、例え
ばこれを半透明にするには透過率レジスタ122aに透
過率として“0.5”のような値を設定すればよい。そ
うすると、混合回路14aでは式に基づき、円形領域
以外の領域107を構成する色に対してαを“0.5”
として演算を行うので、図5に示すように円形領域以外
の領域107を半透明な画像として合成することができ
る。即ち、図4(a)の三角形領域104から円形領域
106と重なる領域を除いた領域104aにおいては、
色データpに対して色コードlにより得られる色データ
が半透明として合成され、図4(a)の三角形領域以外
の領域105から円形領域106と重なる領域を除いた
領域105aにおいては、色データqに対して色コード
lにより得られる色データが半透明として合成される。
【0035】本実施の形態1に係る画像データ合成装置
10Aは上記のような構成により、透明色に設定したい
色がいくつあっても、回路規模の変更を要することなく
カラーテーブル11において該当する色コードに対する
透過率選択情報を変えるだけで足り、また、処理サイク
ルも透明色数を増やしても変わることがない。したがっ
て、回路規模を大きくせず、かつ、処理サイクルも増大
させることなく、設定できる透明色の数を増やすことが
できる画像データ合成装置を提供することができる。
【0036】なお、本実施の形態1においては、カラー
テーブル11の記憶容量を効率的に使用するために、情
報量の多い透過率α1、α2を透過率レジスタ121a、
122aに記憶させ、これをカラーテーブル11に記憶
した1ビットの透過率選択情報の値に応じて選択するよ
うにしている。しかし、カラーテーブル11の記憶容量
に余裕があるような場合は、カラーテーブル11には各
色コードごとに透過率選択情報でなく透過率そのものを
透過率情報として記憶させ、これを直接混合回路14a
へ出力するようにできる。このようにすれば、透過率レ
ジスタ121a、122a、選択回路13を省略するこ
とが可能となり、さらに、回路規模を増大させることな
く一度に使用できる透過率の数を増やすことができる。
【0037】(実施の形態2)続いて、本発明の実施の
形態2について説明する。図6に本実施の形態2に係る
画像表示装置1Bの機能ブロック図を示す。図におい
て、図1と同一符号は同一または相当する部分を示して
いる。この画像表示装置1Bは、画像データ合成装置1
0B、第1画像メモリ20、第2画像メモリ30、デジ
タルアナログ変換器40、モニター50、制御回路80
を備えている。また、画像データ合成装置10Bはさら
に、カラーテーブル11、透過率コードレジスタ121
b、122b、選択回路13a、混合回路14a、透過
率テーブル15bより構成される。
【0038】この画像表示装置1Bにおいて実施の形態
1に係る画像表示装置1Aと異なるのは、画像データ合
成装置10Bにおいて、透過率を記憶する透過率レジス
タ121a、122aの代わりに透過率コードを記憶す
る透過率コードレジスタ121b、122bを設け、さ
らに、透過率テーブル15bを追加している点である。
【0039】透過率コードレジスタ121b、122b
は、それぞれ透過率コードαc1、αc2を記憶している。
ここでは、透過率コードは3ビットで構成されるコード
としており、後述する透過率テーブル15bにより透過
率コードごとに透過率が対応している。使用者はこの対
応に基づいて透過率テーブル15b中の使用したい透過
率を表す透過率コードを透過率コードレジスタ121
b、122bに設定する。透過率コードのビット数は、
透過率テーブルのアドレスのビット数でよく、桁数の大
きな透過率を少ないビット数で制御できる。選択回路1
3aはここではカラーテーブル11から出力される透過
率選択信号tの値にしたがって透過率コードレジスタ1
21b、122bに記録されている透過率コードαc1、
αc2を選択して透過率コード信号αcとして透過率テー
ブル15bへと出力する。
【0040】透過率テーブル15bはメモリで構成され
る。図7に透過率テーブル15bの内容を表す図を示
す。透過率テーブル15bの000〜101までのアド
レスは3ビットで構成される透過率コードに対応してお
り、各アドレスごとに透過率が記録されている。このよ
うな構成により、透過率テーブル15bは透過率コード
信号αcが入力されると、透過率コードに合致するアド
レスに記録された透過率値を透過率信号αとして混合回
路14aへと出力する。
【0041】次に以上の構成を有する画像表示装置1B
の動作について図14(a)〜(c)を用いて説明す
る。ここでは、図14(a)に示すような画像が、その
画素ごとの色情報が色データとして第2画像メモリ30
に記録され、図14(b)のような画像が、その画素ご
との色情報が色コードとして第1画像メモリ20に記録
されているものとする。図4(a)の三角形の領域11
4内は、色データpの色で描かれ、その他の領域115
は色データqの色で描かれている。また、カラーテーブ
ル11において、図14(b)の円形領域116を描い
ている色コードmに対応する透過率選択情報T(m)の
値は“1”に、残りの領域117を描いている色コード
lに対応する透過率選択情報T(l)の値は“0”に設
定され、透過率コードレジスタ121bには透過率コー
ドαc1として“000”が、透過率コードレジスタ12
2bには透過率コードαc2として“101”が設定され
ているものとする。今、図14(b)の画像を、その円
形領域116を不透明に、それ以外の領域117を透明
にして、図14(a)の画像に重ね合わせることを考え
る。
【0042】まず、制御回路80により第2画像メモリ
30から画素ごとに色データ信号d2が混合回路14a
に出力されるとともに、第1画像メモリ20からも画素
ごとに色コード信号c1がカラーテーブル11に出力さ
れ、さらに、カラーテーブル11から色コードに対応す
る色データ信号d1が混合回路14aへと出力される。
【0043】カラーテーブル11は色データ信号d1を
出力すると同時に、色コードに対応する透過率選択信号
tを選択回路13へ出力し、選択回路13では透過率選
択信号tの値に応じて、透過率コードレジスタ121
b、122bのいずれかに記録されている透過率コード
を選択して、透過率コード信号αcとして透過率テーブ
ル15bへ出力する。ここでは、第1画像メモリ20か
ら図4(b)の円形慮息116を描いている色コードm
が読み出されている場合は、値“0”の透過率選択信号
により透過率コード“000”が透過率コード信号αc
として出力され、円形領域以外の領域117を描いてい
る色コードlが読み出されている場合は、値“1”の透
過率選択信号により透過率コード“101”が透過率コ
ード信号αcとして出力される。
【0044】透過率テーブル15bでは、透過率コード
信号αcの値と一致するアドレス領域に記録されている
透過率を透過率信号αとして混合回路14aへと出力す
る。即ち、ここでは図7に示す透過率テーブルに従い、
円形領域116を描いている色コードmに対応する透過
率コード“000”に対しては透過率“0.0”が、円
形以外の領域117を描いている色コードlに対応する
透過率コード“101”に対しては透過率“1.0”が
透過率コード信号αとして出力される。そして、混合回
路14aでこの透過率信号αに従って、式を満たす演
算が行われ、第1画像メモリに記録された画像と、第2
画像メモリに記録された画像とが画素ごとに合成され
て、デジタルアナログ変換器40を経由してモニター5
0に表示される。ここでは、図14(b)の画像につい
て上記実施の形態1と同じ透過率を設定したので、図1
4(c)に示した合成された画像は、上述した図4
(c)と同様の画像になる。即ち、円形領域116の色
データは、色コードmにより得られる色データとなり、
図4(a)の三角形領域104から円形領域106と重
なる領域を除いた領域104aの色データは、色データ
pとなり、図4(a)の三角形領域以外の領域105か
ら円形領域106と重なる領域を除いた領域105aの
色データは、色データqとなる。
【0045】本実施の形態2では上記のような構成によ
り、透過率そのものよりもビット数の少ない透過率コー
ドを選択回路13aで選択した後に、選択された透過率
コードを透過率テーブル15bで透過率に変換して混合
回路へ出力するようにしたので、透過率を直接選択回路
13aで選択して混合回路14aへ出力する場合に比較
して、選択回路13a内の信号線および選択回路13a
へ至る信号線を少なくすることができ、回路設置面をよ
り有効に使用することが可能となる。この効果は、透過
率のビット数が多い場合や、実際に画像データ合成に使
用される透過率の数が多くなった場合に顕著である。
【0046】また、本実施の形態2では透過率を単純な
透過率コードに設定できる。このため、上記実施の形態
1においては、透過率を設定する際には、透過率レジス
タ内に所望の透過率そのものを設定する必要があるが、
本実施の形態2においては、透過率コードレジスタの、
透過率そのものよりも単純な、つまり、ビット数の少な
い透過率コードを設定するだけでよいため、使用者が透
過率を設定する際の労力を軽減することができる。な
お、本実施の形態2において、透過率テーブル15bの
アドレスを1ビットで構成して、カラーテーブル11か
ら出力される透過率選択信号tを直接入力することによ
り、透過率選択信号tの値に合致するアドレスに記録さ
れた透過率を混合回路14aへ出力するようにし、使用
者は透過率を直接透過率テーブルに設定するようにして
もよい。このようにすると使用者の透過率の設定が複雑
になるが、透過率コードレジスタ121b、122b、
選択回路13aを省略することが可能となる。
【0047】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形
態3について説明する。図8に本実施の形態3に係る画
像表示装置1Cの機能ブロック図を示す。図において、
図6と同一符号は同一または相当する部分を示してい
る。この画像表示装置1Cは、画像データ合成装置10
C、画像メモリ20C、デジタルアナログ変換器40、
モニター50、背景色データレジスタ60、制御回路8
0よりなる。また、画像データ合成装置10Cはさら
に、カラーテーブル11、透過率コードレジスタ121
c、122c、選択回路13a、混合回路14c、バッ
ファメモリ144cより構成される。
【0048】この画像表示装置1Cにおいて実施の形態
2に係る画像表示装置1Bと異なる点は、まず、第1画
像メモリ20および第2画像メモリ30に代えて、画像
メモリ20C、背景色データレジスタ60が設けられて
いる点である。画像メモリ20Cは、外部のCPU等か
らバスを介して入力される、各画素の色についての情報
を色コードとして有する複数の画像データ300を記憶
するようになっており、これらの色コードを各画像ごと
に色コード信号cn(n=1,2,・・・;nは画像ごと
に相異なる値とする)としてカラーテーブル11へ出力
する。また、背景色データレジスタ60は、外部のCP
U等からバスを介して背景色データ400として入力さ
れる、最背面として想定される画素の色データを1つ記
憶し、背景色データ信号d0としてバッファメモリ14
4cへ出力する。なお、本実施の形態3では画像メモリ
20Cから出力される画像メモリから出力される色コー
ド信号cnに対応させて色データ信号、透過率選択信
号、透過率コード信号等もそれぞれdn、tn、αcn等と
表すこととする。
【0049】さらに、本実施の形態3に係る画像表示装
置1Cでは、画像データ合成装置10Cに透過率テーブ
ル15bがなく、混合回路14cの構成が異なる。ま
た、透過率コードレジスタ121c、122cには、そ
れぞれ透過率コードが2ビットの情報として記録されて
いる。また、カラーテーブル11が出力する透過率選択
信号tnも混合回路14cへと出力されるようになって
いる。さらに、背景色データレジスタ60からの色デー
タd0が入力されるとともに、混合回路14cの出力を
記憶するバッファメモリ144cが設けられている。そ
れから、制御回路80はこれらの構成の変更にともなう
制御動作を行うように設定されている。
【0050】混合回路14cは図8に示すように第1乗
算回路141c、第2乗算回路142c、加算回路14
3cより構成される。第1乗算回路141cはカラーテ
ーブル11から送られる色データ信号dnが示す色デー
タの値に後述するような透過率信号tnおよび透過率コ
ードαcnにより定まる演算を行って、加算回路143c
へと演算結果を色データ信号danとして出力する。第2
乗算回路142cは、バッファメモリ144cに記録さ
れた色データの値に、やはり後述するような、透過率信
号tnおよび透過率コードαcnにより定まる演算を行っ
て、演算結果を色データ信号dbnとして加算回路143
cへと出力する。加算回路143cは第1乗算回路14
1cおよび第2乗算回路142cの演算結果を加算して
バッファメモリ144cへ出力する。バッファメモリ1
44cには合成する画像の画素ごとに記憶領域が設けら
れており、混合回路14c内の加算回路143cからの
出力結果、および背景色データレジスタ60から送られ
る色データを画素ごとに記憶する。この際、同一の画素
についての色データが加算回路143cから送られてき
た場合は常に当該画素の記憶領域に上書きされて記憶さ
れる。また、バッファメモリ144cに記憶された色デ
ータは合成データ信号dmとして第2乗算回路142c
へ出力されると共にデジタルアナログ変換器40へも出
力される。
【0051】第1乗算回路141cおよび第2乗算回路
142cについて、以下に、さらに詳述する。図9に第
1乗算回路141cのブロック図を示す。第1乗算回路
141cは第1シフト回路s1、第2シフト回路s2、
マルチプレクサm1、m2、m3、m4、加算回路ad
1、アンドゲートa1より構成される。
【0052】第1シフト回路s1は色データ信号dnが
表す色データを1ビット右へシフトさせて出力する。即
ち、各5ビットで表されるRGBのそれぞれの色データ
に0.5を乗算した値を出力することになる。第2シフ
ト回路s2は色データ信号dnが表す色データを2ビッ
ト右へシフトさせて出力する。こちらは、RGBのそれ
ぞれの色データに0.25を乗算した値を出力すること
になる。加算回路ad1はマルチプレクサm2とマルチ
プレクサm3との出力値を加算する。アンドゲートa1
は2ビットの透過率コード信号αcnの上位ビットおよび
下位ビットのそれぞれの反転値に対する論理積を出力す
る。具体的には透過率コード信号αcnが“00”であれ
ば“1”を出力し、そうでなければ“0”を出力する。
【0053】マルチプレクサm1は透過率選択信号tn
を制御値として、tnの値が“0”のときは“0”を出
力し、tnの値が“1”のときは色データ信号dnをその
まま出力する。マルチプレクサm2は透過率コード信号
αcnの上位ビットを制御値として、αcnの上位ビットの
値が“0”のときは“0”を出力し、αcnの上位ビット
の値が“1”のときは第1シフト回路s1からの出力値
を出力する。マルチプレクサm3は透過率コード信号α
cnの下位ビットを制御値として、αcnの下位ビットの値
が“0”のときは“0”を出力し、αcnの下位ビットの
値が“1”のときは第2シフト回路s2からの出力値を
出力する。
【0054】そして、マルチプレクサm4は透過率コー
ドが“00”か否かを示すアンドゲートa1の出力値を
制御値として、透過率コードが“00”である場合は、
マルチプレクサm1の出力を出力値とする。マルチプレ
クサm4の出力値は第1乗算回路141cの出力値であ
る色データ信号danとなるので、この場合に透過率選択
信号tnが“0”であれば、色データ信号danとして値
“0”が出力され、透過率選択信号tnが“1”の場合
は、色データ信号danとして色データ信号αnがそのま
ま出力される。
【0055】一方、マルチプレクサm4は、透過率コー
ドが“00”でない場合は、加算回路ad1の出力値、
即ち、マルチプレクサm2とマルチプレクサm3とを加
算した値を出力値とする。この場合は、透過率選択信号
tnの値は影響しない。また、透過率コードの上位およ
び下位の一方が“0”の場合はマルチプレクサm2およ
びマルチプレクサm3の出力値の一方は“0”となる。
従って、透過率コードが“01”の場合は、色データ信
号danの値は、マルチプレクサm3からの出力値とな
り、色データに0.25を乗じた値となる。また、透過
率コードが“10”の場合は、色データ信号danの値
は、マルチプレクサm2からの出力値となり、色データ
に0.5を乗じた値となる。さらに、透過率コードが
“11”の場合は、色データ信号danの値は、マルチプ
レクサm2とm3の出力値の和となり、色データに0.
25を乗じた値と色データに0.5を乗じた値との加算
値、即ち、色データに0.75を乗じた値となる。以上
の結果をまとめると、第1乗算回路141cは、透過率
選択信号tnおよび透過率コード信号αcnの値に応じ
て、図11に示す係数1を色データに乗算して出力する
ことになる。
【0056】図10に第2乗算回路142cのブロック
図を示す。図10に示す第2乗算回路142cも第1乗
算回路141cとほぼ同様の構成である。異なるのは、
マルチプレクサm1、m2が制御値の値だけ反転してい
るマルチプレクサm1’,m2’に置き換わっている点
と、マルチプレクサm2’に透過率コード信号αcnの上
位ビットと下位ビットとの論理積をとるアンドゲートa
2からの出力値が入力されている点である。第2乗算回
路142cを図10のような構成にすることにより、透
過率コードαcnが“00”である場合は、マルチプレク
サm1’からの出力が第2乗算回路142cから出力さ
れる色データ信号dbnとなる。このとき、色データdbn
は、透過率選択信号tnが“0”の場合はバッファメモ
リ144cから出力される色データdmそのものとな
り、“1”の場合は“0”となる。
【0057】また、透過率コードαcnが“00”以外の
場合はマルチプレクサm2’とマルチプレクサm3との
加算値が色データ信号dbnとなる。このとき、透過率コ
ードαcnが“01”の場合はマルチプレクサm2’から
出力される色データ信号dmに0.5を乗算したもの
と、マルチプレクサm3から出力される色データ信号d
mに0.25を乗算したものとの加算値すなわち、色デ
ータ信号dmに0.75を乗算したものとなる。また、
透過率コードαcnが“10”の場合は、マルチプレクサ
m3からは“0”が出力されるので、色データ信号dbn
は色データ信号dmに0.5を乗算したものとなり、透
過率コードαcnが“11”の場合は、マルチプレクサm
2’からは“0”が出力されるので、色データ信号dbn
は色データ信号dmに0.25を乗算したものとなる。
【0058】第2乗算回路142cをこのように構成し
た結果、入力される透過率選択信号tnおよび透過率コ
ード信号αcnの値に応じて、第2乗算回路142cは図
11に示す係数2を色データdmに乗算して出力するこ
とになる。即ち、透過率選択信号tnおよび透過率コー
ド信号αcnを合わせたものが乗算する係数を定める係数
指定信号を構成する。実は、この係数1および係数2は
それぞれ上述した式のd1の係数である“(α−
1)”およびd2の係数である“α”に相当する。な
お、同一の透過率選択信号tn及び透過率コード信号αc
nから得られる係数1と係数2とは、その和が1になる
ように設定することが望ましい。
【0059】さらには、カラーテーブル11から第1乗
算回路141cに送られる色データ信号dnが式にお
ける“d1”に相当し、バッファメモリ144cから第
2乗算回路142cに送られる色データ信号dmが式
における“d2”に相当する。つまり、カラーテーブル
11から出力される色データ信号dnが重ね合わせる第
1の画像データとなり、バッファメモリ144cから出
力される色データ信号dmが重ね合わされる第2の画像
データとなる。
【0060】以上の構成を有する画像表示装置1Cの動
作について図15(a)〜(d)を用いて以下に説明す
る。前提として、画像メモリ20Cには、図15(b)
の画像と図15(c)の画像とについての画像データ
が、その画素ごとに色情報が色コードとして記録されて
おり、背景色データレジスタ60には、図15(a)に
示すように、画面全体の領域150の最背景色として想
定される画素の色データとしてR,G,Bともに“00
000”が記録されている。即ち、最背景の各画素はす
べて黒になる。もっとも、この最背景の画素は何色であ
ってもよい。また、カラーテーブル11において図15
(b)の三角を構成する領域151の色コードp’およ
びそれ以外の領域152を構成する色コードq’に対応
する透過率選択情報T(p’)およびT(q’)を、と
もに“1”に設定し、また、図15(c)の円形を構成
する領域153の色コードmに対応する透過率選択情報
T(m)を“1”に、それ以外の領域154を構成する
色コードlに対応する透過率選択情報T(l)を“0”
に設定する。そして、透過率選択情報が“1”の時に選
択される透過率コードレジスタ121cには透過率コー
ドαcaとして“00”が、透過率選択情報が“0”の時
に選択される透過率コードレジスタ122cには透過率
コードαcbとして“10”が設定されているものとす
る。
【0061】最初に、制御回路80により背景色データ
レジスタ60から、図15(a)に示す画面全体150
の最背景色である黒の色データd0がモニタの走査線順
に1ライン分、バッファメモリ144cへ出力され、処
理対象となるそれぞれの画素に対応する記憶領域に記憶
される。続いて、画像メモリ20Cから、1枚目の画像
として、図15(b)の画像の走査線の1ライン分の画
素の色コードが色コード信号c1としてカラーテーブル
11へ出力され、カラーテーブル11から色コードに対
応する色データ信号d1が混合回路14cの第1乗算回
路141cへ出力される。画素は画像の上から順に読み
出されるとすると、ここでは図15(b)に示す画像よ
りライン中のすべての画素について色コードq’が色コ
ード信号c1として出力される。
【0062】カラーテーブル11は1ライン分の色デー
タ信号d1を出力すると同時に、1ラインを構成するそ
れぞれの画素部分の色コードに対応する透過率選択信号
t1を選択回路13aへ出力し、選択回路13aではそ
れぞれの透過率選択信号t1の値に応じて、透過率コー
ドレジスタ121c、122cのいずれかに記録されて
いる透過率コードを選択して透過率コード信号αc1とし
て混合回路14cの第1乗算回路141cおよび第2乗
算回路142cへ出力する。最初のラインの各画素につ
いて色データ信号d1として出力された色コードq’に
関しては透過率選択信号t1は“1”であり、透過率コ
ード信号αc1は各画素部分ともに“00”となる。
【0063】第1乗算回路141cでは、透過率選択信
号t1、透過率コード信号αc1の値に応じて、カラーテ
ーブル11から送られる色データ信号d1に対して各画
素部分ごとに所定の演算を行い、加算回路143cへ色
データ信号da1として出力する。ここでは、透過率選択
信号t1が“1”で透過率コード信号αc1が“00”な
ので、図11の表より、第1乗算回路141cは色デー
タ信号d1の各画素部分に対して係数1として“1.0
0”を乗算して色データ信号da1として出力する。
【0064】第2乗算回路142cでは、同様に透過率
選択信号t1、透過率コード信号αc1の値に応じて、バ
ッファメモリ144cから送られる処理中の1ライン分
の画素の色データ信号dmに対して画素部分ごとに所定
の演算を行い、加算回路143cへ色データ信号db1と
して出力する。ここでは、透過率選択信号t1、透過率
コード信号αc1がそれぞれ“1”,“00”であるの
で、図11の表より、第2乗算回路142cは色データ
信号dmの各画素部分に対して“0.00”を乗算して
色データ信号db1として出力する。
【0065】加算回路143cでは、色データ信号da1
と色データ信号db2とを対応する画素部分ごとに加算
し、バッファメモリ144cへ出力する。バッファメモ
リ144cでは処理中のラインの各画素に対する各記憶
領域に出力されてきた色データを上書きして記憶する。
【0066】続いて、画像メモリ20Cから図15
(c)に示す2枚目の画像の走査線の1ラインを構成す
る画素の色コードが色コード信号c2としてカラーテー
ブル11へと出力され、1枚目の画像の色データと同様
の処理をされる。ここでも、まず画像の上の1ラインか
ら色コードが読み出されるので、図15(c)より、こ
のラインを構成するすべての画素について色コードlが
色コード信号c2として画像メモリ20Cから出力され
る。この色コードlに関しては透過率選択信号t2は
“0”となり、透過率コード信号αc2は“10”とな
る。これらの透過率選択信号t2、透過率コード信号αc
2に応じて第1乗算回路141cでは、色コード信号c2
に対応してカラーテーブル11から出力される色データ
信号d2に対して各画素部分ごとに“0.5”を乗算し
て加算回路143cへ出力し、第2乗算回路142cで
は、バッファメモリ144cから出力される色データ信
号dm2に対して各画素部分ごとに“0.5”を乗算して
加算回路143cへ出力する。そして、加算回路143
cでこれらの乗算結果を対応する画素部分ごとに加算し
て、この結果をバッファメモリ144cの処理中のライ
ンの各画素に対する各記憶領域へ上書きして記憶する。
ここでは、画像メモリ20Cには2枚の画像データのみ
が記憶されているので、以上で走査線の最初の1ライン
についての処理が終わる。合成された1ラインについて
の合成データは合成データ信号dmとしてデジタルアナ
ログ変換器40へ出力され、モニター50に表示され
る。このような動作をすべての走査線のラインに対して
行うことにより第1の画像と第2の画像の色データが合
成されることになる。
【0067】ここでは、最初に合成する図15(b)の
画像についてはすべての色について透過率選択情報およ
び透過率コードがそれぞれ“1”,“00”になるの
で、図11の表より係数1として“1.00”、係数2
として係数“0.00”が用いられ、すべての画素部分
に対して透過率“0.00”としての処理がされて、そ
の結果がまずバッファメモリ144cの該当画素の背景
色データに対して上書きされる。図15(c)の画像に
ついては、円形領域153を構成する画素の色コードm
については透過率選択情報が図15(b)のすべての色
と同じ設定なので、この色を構成する画素部分では同様
に透過率“0.00”としての処理が行われ、処理結果
がバッファメモリ144cの該当画素に関する記憶領域
をさらに上書きする。次に合成する図15(c)の円形
領域を構成しない領域154については、この部分の色
コードlに対応する透過率選択情報が“0”であり、こ
の結果透過率コードが“10”になるので、図11の表
より係数1として“0.50”、係数2として“0.5
0”が用いられ、この色を構成する画素部分では透過率
“0.50”としての処理が行われてバッファメモリ1
44cの該当画素に関する記憶領域にさらに上書きされ
る。この結果、図15(b)と図15(c)との画像
は、図15(d)に示すように、図15(c)の円形領
域153を不透明とし、円形以外の領域154を半透明
なものとして図15(b)に重なるように合成される。
即ち、円形領域153の色データは、色コードmにより
得られる色データとなり、図15(b)の三角形領域1
51から円形領域153と重なる領域を除いた領域15
1aにおいては、色コードp’により得られる色データ
に対して色コードlにより得られる色データが半透明と
して合成され、図15(b)の三角形領域以外の領域1
52から円形領域153と重なる領域を除いた領域15
2aにおいては、色コードq’により得られる色データ
に対して色コードlにより得られる色データが半透明と
して合成される。
【0068】上記のような構成により本実施の形態3に
係る画像データ合成装置10Cは、透過率コードだけで
なく透過率選択情報をも加えて係数指定信号を構成する
ようにし、これらに基づき混合回路14cにおける各乗
算回路の乗算する係数を決定するようにしたので、透過
率コードのビット数と透過率選択情報のビット数とを合
わせたビット数により表される数だけの係数の組み合わ
せの乗算を実現することが可能となる。これにより、透
過率コードのビット数を減らすことができ、選択回路1
3a内の信号線および選択回路13aへ至る信号線を少
なくでき、回路設置面をより有効に活用することができ
る。
【0069】また、第1乗算回路141cおよび第2乗
算回路142cで乗算する透過率に対応する係数値を
1.0、0.5、0.25、0.75つまり20
-1、2-2、2-1+2-2のように2のべき乗および2の
べき乗の和で表すことができる値としたので、乗算回路
141c、142cにおいて係数の乗算が色データ信号
のシフトおよびシフト結果の加算のみで表現でき、簡単
な論理回路で実現できる。また、少ないビット数で透過
率に相当する係数の乗算の指定を実現でき、上記実施の
形態2のような透過率テーブルをなくすことができる。
【0070】なお、本実施の形態3においても、カラー
テーブル11の記憶容量を効率的に使用するために、2
ビットの透過率コードαca、αcbを透過率コードレジス
タ121c、122cに記憶させ、これをカラーテーブ
ル11に記憶した1ビットの透過率選択情報の値に応じ
て選択し、1ビットの透過率選択信号と2ビットの透過
率コード信号とを合わせて係数指定信号とし、これに基
づいて混合回路で係数の乗算を行うようになっている。
しかし、カラーテーブル11の記憶容量に余裕があれ
ば、1ビットの透過率選択情報を3ビットの透過率情報
に置き換えてこれを係数指定信号として直接、混合回路
14cへ出力し、乗算回路でこの3ビット情報に基づい
て係数の乗算を行うようにしてもよい。このようにすれ
ば、透過率コードレジスタ121c、122c、選択回
路13aを省略することができ、また、回路規模を増大
させることなく一度に使用できる透過率の数を増やすこ
とができる。
【0071】また、透過率コードレジスタ121c、1
22cおよび選択回路13aの代わりに、1ビットで構
成されるアドレスを有するテーブルを設け、各アドレス
に透過率コードαca、αcbを記憶させ、透過率選択信号
tnの値に一致するアドレスに記憶された透過率コード
を透過率コード信号αcnとして出力するようにしてもよ
い。
【0072】それから、本実施の形態3において、画像
データの合成に先立ち、背景色データレジスタ60に記
憶されている色データをバッファメモリ144cに書き
込むようにしているが、これは、バッファメモリ144
cを背景色データで埋めることで、前回の合成時のデー
タを消すためである。もっとも、画像メモリに記録され
最初に読み出される画像を構成する色データをすべて不
透明にする場合は結果として、この最初に読み出される
画像が最背景となるので、背景色データレジスタ60の
色データをバッファメモリ144cに最初に読み込ませ
る必要がなくなり、背景色データレジスタ60を省略す
ることができる。
【0073】さらに、本実施の形態3では走査線の1ラ
インずつ画素データを読み出して1ラインを単位として
画像データ合成を行ったが、これは1画面を構成する画
素データを読み出して1画面ずつ画像データ合成した
り、1画素ごとに読み出して画素ごとに画像データ合成
する等、処理する画素数は任意に設定することができ
る。これは上記の実施の形態1および実施の形態2にお
いても同様である。
【0074】また、本実施の形態3では画像メモリ20
Cに2フレームの画像データが記憶されており、これら
を重ね合わせる場合について説明したが、この画像メモ
リ20Cに記憶する画像データは何フレーム記憶されて
いてもよい。この場合、画像メモリ20Cより後から読
み出される画像データがそれまでに読み出された画像デ
ータの合成結果に常に上書きされるように合成処理を行
うことにより、上記実施の形態3と同様の効果を奏す
る。
【0075】それから、上記各実施の形態においては同
時に設定できる透過率の数は2つであるが、これは透過
率選択情報のビット数を増やすことにより選択できる透
過率や透過率コードの数を増やすことで任意に増やすこ
とが可能である。
【0076】
【発明の効果】以上の説明より本発明は以下のような効
果を奏する。
【0077】まず、請求項1に記載の画像データ合成装
置では、複数の色コードのそれぞれについて色データと
この色データの透過率に関する情報である透過率情報と
を対応づけて予め記憶しているカラーテーブルが、画像
の色に関する情報を上記色コードとして有する第1の画
像データを入力とし、この第1の画像データから色コー
ドを受け付けて対応する前記色データと前記透過率情報
とを出力し、画像の色に関する情報を色データとして有
する第2の画像データを入力とする混合手段が第2の画
像データの色データと前記カラーテーブルから出力され
る色データとを、前記透過率情報により定まる透過率に
応じて合成する。従って、透明色の数を増やすためには
カラーテーブルの透明色にしたい色コードの透過率情報
を書き換えるだけで足り、透明色を増やすために回路規
模を大きくする必要がなくなり、また、透過率情報はテ
ーブルから各色コードに対して直接出力されるので処理
サイクルが増大することもない。
【0078】請求項2に記載の画像データ合成装置で
は、前記カラーテーブルから出力される透過率情報に基
づき、透過率選択手段が2以上の透過率を記憶した透過
率記憶手段から透過率を選択し、前記混合手段が、この
選択された透過率に応じて前記各色データを合成する。
【0079】このような動作を行うので、透過率情報を
透過率選択手段の選択のためだけの情報とすることで、
透過率情報として情報量の多い透過率を直接カラーテー
ブルに記録する場合に比べて情報量を減らすことがで
き、また、異なる色コードで同じ透過率のものは透過率
記憶手段でまとめることができるので全体の記憶領域を
効率よく使用することができる。
【0080】請求項3に記載の画像データ合成装置は、
カラーテーブルから出力される透過率情報に基づき透過
率コード選択手段が2以上の透過率コードを記憶した透
過率コード記憶手段から透過率コードを選択し、この選
択された透過率に対応する透過率を、複数の透過率コー
ドと透過率を対応付けて記憶する透過率テーブルが出力
する。そして、混合手段が、この透過率テーブルより出
力された透過率に応じて前記各色データを合成する。
【0081】このような動作を行うので、透過率コード
は透過率を選択するために必要な情報量だけを記憶すれ
ば足りるので、透過率そのものを選択手段により選択さ
せる場合に比べて、透過率コード選択手段の入力および
内部の信号線量を減少させて、より回路設置面を有効に
活用することができる。
【0082】請求項4に記載の画像データ合成装置で
は、混合手段において、第1乗算回路が、前記透過率情
報により定まる1以上のビットにより構成される係数指
定信号を受け付けて、この係数指定信号に応じて前記第
1の画像データの色データの透過率に対応する第1の係
数を指定し、この第1の係数を、前記第1の画像データ
の色データに乗算し、第2乗算回路が、前記係数指定信
号を受け付けて、この係数指定信号に応じて前記第2の
画像データの色データの透過率に対応する第2の係数を
指定し、この第2の係数を、前記第2の画像データの色
データに乗算し、加算回路が前記第1乗算回路および第
2乗算回路の計算結果を加算する。
【0083】このように、第1乗算回路および第2乗算
回路が透過率情報より定まる係数指定信号に応じて透過
率に対応する係数を各色データに選択的に乗算し、加算
回路がこれらを加算することで画像データの合成がなさ
れる。即ち、画像データの合成に際して係数演算の選択
だけで足りるので、透過率を代入して演算を行う場合に
比較して混合手段の回路構成を簡易にすることができ
る。
【0084】請求項5に記載の画像データ合成装置は、
カラーテーブルから出力される前記1以上のビットによ
り構成される透過率情報と、この透過率情報に基づき透
過率コード選択手段が透過率記憶手段から選択する1以
上のビットより構成される透過率コードとを合わせて、
前記係数指定信号を構成するので、透過率選択情報とし
て係数指定信号を構成するすべてのビットを記憶させて
おく場合に比較して、異なる色コードで同じ透過率情報
をもつものは透過率記憶手段でまとめることができるの
で全体の記憶容量を効率よく活用することができる。
【0085】請求項6に記載の画像データ合成装置は、
バッファメモリが、前記混合手段が合成を行った結果得
られるデータを記憶し、この記憶したデータを前記第2
の画像データとして前記混合手段に入力する。これによ
り、複数フレームの画像データを合成する際に、合成す
るフレーム数に関わらず、回路規模および処理サイクル
を増大させることなく、透明色に設定できる色数を増や
すことができる。請求項7に記載の画像表示装置では、
上記の画像データ合成装置を有するので、やはり、回路
規模および処理サイクルを増大させることなく、透明色
に設定できる色数を増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る画像表示装置の構成を示す
機能ブロック図
【図2】実施の形態1に係る画像表示装置を説明するた
めの、カラーテーブルの内容を模式的に示す図
【図3】実施の形態1に係る画像表示装置を説明するた
めの、選択回路の構成を示すブロック図
【図4】実施の形態1に係る画像表示装置を説明するた
めの、合成する画像の一例を示す図(図4(a),
(b))及び合成結果の一例を示す図(図4(c))
【図5】実施の形態1に係る画像表示装置を説明するた
めの、図4(a),(b)に示す画像を合成した他の例
を示す図
【図6】実施の形態2に係る画像表示装置の構成を示す
機能ブロック図
【図7】実施の形態2に係る画像表示装置を説明するた
めの、透過率テーブルの内容の一例を示す図
【図8】実施の形態3に係る画像表示装置の構成を示す
機能ブロック図
【図9】実施の形態3に係る画像表示装置の、第1乗算
回路の構成を示すブロック図
【図10】実施の形態3に係る画像表示装置の、第2乗
算回路の構成を示すブロック図
【図11】実施の形態3に係る画像表示装置を説明する
ための、透過率選択信号および透過率コードに対する係
数1および係数2の関係を示す図
【図12】従来の画像表示装置の構成を示す機能ブロッ
ク図
【図13】従来の画像表示装置における透過判定回路お
よび選択回路の構成を示すブロック図
【図14】実施の形態2に係る画像表示装置を説明する
ための、合成する画像の一例を示す図(図14(a),
(b))及び合成結果の一例を示す図(図14(c))
【図15】実施の形態3に係る画像表示装置を説明する
ための、合成する画像の一例を示す図(図15(a),
(b),(c))及び合成結果の一例を示す図(図15
(d))
【符号の説明】
10A,10B,10C 画像データ合成装置 11 カラーテーブル 13 選択回路 14a,14b 混合回路 15b 透過率テーブル 100,300 第1の画像データ 121a,122a 透過率レジスタ 121b,122b,121c,122c 透過率コー
ドレジスタ 141c 第1乗算回路 142c 第2乗算回路 143c 加算回路 144c バッファメモリ 200 第2の画像データ 400 背景色データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/387 H04N 1/46 - 1/64 G06T 3/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色コードのそれぞれについて色デ
    ータとこの色データの透過率に関する情報である透過率
    情報とを対応づけて予め記憶しており、画像の色に関す
    る情報を上記色コードとして有する第1の画像データを
    入力とし、この第1の画像データからの色コードを受け
    付けて、これに対応する前記色データと前記透過率情報
    とを出力するカラーテーブルと、 画像の色に関する情報を色データとして有する第2の画
    像データを入力とし、この第2の画像データの色データ
    と前記カラーテーブルから出力される色データとを、前
    記透過率情報により定まる透過率に応じて、合成する混
    合手段と、 を有する画像データ合成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像データ合成装置に
    おいて、 2以上の透過率を記憶した透過率記憶手段と、 前記透過率情報に基づき前記透過率記憶手段が記憶した
    透過率を選択する透過率選択手段とを有し、 前記混合手段は、この透過率選択手段により選択された
    透過率に応じて前記各色データを合成することを特徴と
    する画像データ合成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像データ合成装置に
    おいて、 2以上の透過率コードを記憶した透過率コード記憶手段
    と、 前記透過率情報に基づき前記透過率コード記憶手段が記
    憶した透過率コードを選択する透過率コード選択手段
    と、 複数の透過率コードと透過率とを対応付けて記憶し、前
    記透過率コード選択手段により選択された前記透過率コ
    ードを入力とし、これに対応する透過率を出力する透過
    率テーブルとを有し、 前記混合手段は、この透過率テーブルにより出力された
    透過率に応じて前記各色データを合成することを特徴と
    する画像データ合成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の画像データ合成装置に
    おいて、 前記混合手段は、 前記透過率情報により定まる1以上のビットにより構成
    される係数指定信号を受け付けて、この係数指定信号に
    応じて前記第1の画像データの色データの透過率に対応
    する第1の係数を指定し、この第1の係数を前記第1の
    画像データの色データに乗算する第1乗算回路と、 前記係数指定信号を受け付けて、この係数指定信号に応
    じて前記第2の画像データの色データの透過率に対応す
    る第2の係数を指定し、この第2の係数を、前記第2の
    画像データの色データに乗算する第2乗算回路と、 前記第1乗算回路および第2乗算回路の計算結果を加算
    する加算回路とを備えたことを特徴とする画像データ合
    成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の画像データ合成装置に
    おいて、 1以上のビットにより構成される2以上の透過率コード
    を記憶した透過率コード記憶手段と、 前記透過率情報に基づき前記透過率記憶手段が記憶した
    透過率コードを選択する透過率コード選択手段とを有
    し、 前記透過率情報は1以上のビットにより構成され、 前記係数指定信号は、前記透過率情報と前記透過率コー
    ドとにより構成されることを特徴とする画像データ合成
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の画像データ合成装置に
    おいて、 前記混合手段が合成を行った結果得られるデータを入力
    として、このデータを記憶し、この記憶したデータを前
    記第2の画像データとして前記混合手段に入力するバッ
    ファメモリを備えたことを特徴とする画像データ合成装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか1項に記載の
    画像データ合成装置を有する画像表示装置。
JP2000010671A 1999-01-19 2000-01-19 画像データ合成装置 Expired - Fee Related JP3430099B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000010671A JP3430099B2 (ja) 1999-01-19 2000-01-19 画像データ合成装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1014299 1999-01-19
JP11-10142 1999-01-19
JP2000010671A JP3430099B2 (ja) 1999-01-19 2000-01-19 画像データ合成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000278515A JP2000278515A (ja) 2000-10-06
JP3430099B2 true JP3430099B2 (ja) 2003-07-28

Family

ID=26345349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000010671A Expired - Fee Related JP3430099B2 (ja) 1999-01-19 2000-01-19 画像データ合成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3430099B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002182631A (ja) * 2000-12-15 2002-06-26 New Japan Radio Co Ltd オンスクリーンディスプレイ回路
JP5501548B2 (ja) * 2005-12-22 2014-05-21 オリンパスイメージング株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
ATE550744T1 (de) * 2008-12-31 2012-04-15 St Ericsson Sa Verfahren und vorrichtung zum mischen von bildern
RU2526717C2 (ru) * 2009-01-22 2014-08-27 Конинклейке Филипс Электроникс, Н.В. Попиксельное и поэлементное гибридное объединение для изображений позитрон-эмиссионной томографии (рет)/компьютерной томографии (ст)
JP2010256580A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Toshiba Corp 映像表示装置
JP2015194765A (ja) * 2015-06-29 2015-11-05 ヤマハ株式会社 画像処理装置及びカラオケ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000278515A (ja) 2000-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6466224B1 (en) Image data composition and display apparatus
US5475812A (en) Method and system for independent control of multiple windows in a graphics display system
JP2970216B2 (ja) 画像表示装置およびビデオ画素データを生成するための方法
USRE41480E1 (en) Video display apparatus with on-screen display pivoting function
US5625764A (en) Weighted average circuit using digit shifting
JP3227086B2 (ja) テレビオンスクリーン表示装置
US7623140B1 (en) Method and apparatus for processing video and graphics data to create a composite output image having independent and separate layers of video and graphics
JPH10501901A (ja) 画像の回転のための方法および装置
US5023603A (en) Display control device
JP3430099B2 (ja) 画像データ合成装置
US5880741A (en) Method and apparatus for transferring video data using mask data
CN101989414B (zh) 视频处理装置
JP4205307B2 (ja) フリッカフィルタリング及びオーバースキャン補償
JPH04140791A (ja) 画像処理装置
JPH11146275A (ja) 画像処理表示装置
JP3481913B2 (ja) 画像処理装置
JPH06180569A (ja) 画像処理装置
JP3250468B2 (ja) Osd回路
JP2582743B2 (ja) 画像処理装置
JPH08314673A (ja) 画面合成制御装置
JPH04156496A (ja) 画像表示装置
US20030222999A1 (en) Color signal generating circuit, method and color signal synthesizing circuit
JPH07146947A (ja) グラフ表示装置
JPH0367296A (ja) 表示合成装置
JPH06243249A (ja) 表示制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080516

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees