JP3429810B2 - エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の製造法 - Google Patents
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の製造法Info
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Description
【産業上の利用分野】本発明は、エチレン−酢酸ビニル
共重合体(以下 EVAと略称する)のアルカリケン化
方法の改良に関し、特に白度の改善されたエチレン−酢
酸ビニル共重合体ケン化物の製造法に関する。
共重合体(以下 EVAと略称する)のアルカリケン化
方法の改良に関し、特に白度の改善されたエチレン−酢
酸ビニル共重合体ケン化物の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にEVAのケン化物の製造方法とし
てはEVAをベンゼンやトルエン等に溶解してアルカリ
触媒によってケン化させるいわゆる均一ケン化法と、E
VAのペレットまたは粉末を低級アルコ−ル等に分散さ
せてケン化する不均一ケン化法とがある。しかしながら
両社共に工業的に有利な条件下で製造しようとすると、
反応生成物は赤褐色〜黄褐色に着色し、商品価値を著し
く低下させる。このため、従来より種々の方法が提案さ
れている。例えば、紫外線を照射する方法(特公昭51
−35505号)、塩素系酸化剤や塩素を添加する方法
(特開昭51−68693号、特開昭51−49293
号)や、有機酸を添加する方法(特公昭46−3766
4号)或いはケン化時にシアン酢酸エステル類を添加す
る方法(特公昭54−15796号)等が知られている
が、前者はコストが高く、また製造装置の腐食といった
問題があり工業的に不利であり、後者においては、白度
の改善効果が不充分な場合があり、これの改善が要望さ
れていた。特に不均一ケン化法において、例えば酢酸ビ
ニル含有量10〜50重量%のEVAにおいて、高ケン
化度のケン化物を得る場合に、赤褐色乃至橙色に着色す
る場合がある等の問題があった。
てはEVAをベンゼンやトルエン等に溶解してアルカリ
触媒によってケン化させるいわゆる均一ケン化法と、E
VAのペレットまたは粉末を低級アルコ−ル等に分散さ
せてケン化する不均一ケン化法とがある。しかしながら
両社共に工業的に有利な条件下で製造しようとすると、
反応生成物は赤褐色〜黄褐色に着色し、商品価値を著し
く低下させる。このため、従来より種々の方法が提案さ
れている。例えば、紫外線を照射する方法(特公昭51
−35505号)、塩素系酸化剤や塩素を添加する方法
(特開昭51−68693号、特開昭51−49293
号)や、有機酸を添加する方法(特公昭46−3766
4号)或いはケン化時にシアン酢酸エステル類を添加す
る方法(特公昭54−15796号)等が知られている
が、前者はコストが高く、また製造装置の腐食といった
問題があり工業的に不利であり、後者においては、白度
の改善効果が不充分な場合があり、これの改善が要望さ
れていた。特に不均一ケン化法において、例えば酢酸ビ
ニル含有量10〜50重量%のEVAにおいて、高ケン
化度のケン化物を得る場合に、赤褐色乃至橙色に着色す
る場合がある等の問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、不均一
ケン化法によってEVAのケン化物を工業的に有利に製
造できる着色防止の方策について鋭意検討を進めた結
果、特定の添加剤及び水とを併用することにより改善で
きることを見出し、本発明を完成した。
ケン化法によってEVAのケン化物を工業的に有利に製
造できる着色防止の方策について鋭意検討を進めた結
果、特定の添加剤及び水とを併用することにより改善で
きることを見出し、本発明を完成した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、エチレン−酢
酸ビニル共重合体を、有機溶媒中、アルカリ触媒の存在
下ケン化してエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物を
製造する方法において、シアン酢酸エステル類及び水の
共存下に行うことを特徴とするエチレン−酢酸ビニル共
重合体ケン化物の製造法である。
酸ビニル共重合体を、有機溶媒中、アルカリ触媒の存在
下ケン化してエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物を
製造する方法において、シアン酢酸エステル類及び水の
共存下に行うことを特徴とするエチレン−酢酸ビニル共
重合体ケン化物の製造法である。
【0005】以下、本発明の方法についし詳しく説明す
る。本発明に用いられるエチレン−酢酸ビニル共重合体
(EVA)は高圧法、溶液法など、従来公知の方法によ
って製造されたものが用いられる。本発明に好ましく用
いられるEVAは、酢酸ビニル含有量が10〜50重量
%、更に好ましくは20重量%〜42重量%のEVAで
ある。一般にEVAのケン化物の製造方法としてはEV
Aをベンゼンやトルエン等に溶解してアルカリ触媒によ
ってケン化させるいわゆる均一ケン化法と、EVAのペ
レットまたは粉末を低級アルコ−ル類等に分散させてケ
ン化する不均一ケン化法とがあり、本発明はいずれの方
法にも適用されるが、本発明は、ペレットまたは粉末を
低級アルコ−ル等に分散させてケン化する不均一ケン化
法に好ましく適用される。ここで用いられる低級アルコ
−ル類としては、メタノ−ル、エタノ−ル、n −プロパ
ノ−ル、イソプロパノ−ル、n −ブタノ−ルなどの低級
アルコール類の単独又は混合物が特に好ましく用いられ
る。該低級アルコール類の使用量は、通常EVAに対し
0.5〜10重量倍、好ましくは1〜5重量倍である。
る。本発明に用いられるエチレン−酢酸ビニル共重合体
(EVA)は高圧法、溶液法など、従来公知の方法によ
って製造されたものが用いられる。本発明に好ましく用
いられるEVAは、酢酸ビニル含有量が10〜50重量
%、更に好ましくは20重量%〜42重量%のEVAで
ある。一般にEVAのケン化物の製造方法としてはEV
Aをベンゼンやトルエン等に溶解してアルカリ触媒によ
ってケン化させるいわゆる均一ケン化法と、EVAのペ
レットまたは粉末を低級アルコ−ル類等に分散させてケ
ン化する不均一ケン化法とがあり、本発明はいずれの方
法にも適用されるが、本発明は、ペレットまたは粉末を
低級アルコ−ル等に分散させてケン化する不均一ケン化
法に好ましく適用される。ここで用いられる低級アルコ
−ル類としては、メタノ−ル、エタノ−ル、n −プロパ
ノ−ル、イソプロパノ−ル、n −ブタノ−ルなどの低級
アルコール類の単独又は混合物が特に好ましく用いられ
る。該低級アルコール類の使用量は、通常EVAに対し
0.5〜10重量倍、好ましくは1〜5重量倍である。
【0006】本発明に用いられるアルカリ触媒としては
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム
等のアルカリ金属又はアルカリ土金属の水酸化物、ナト
リウムメトオキサイド、カリウムメトオキサイド、ナト
リウムエトオキサイド、カリウムエトオキサイドなどの
アルコラートがあげられ、これらは単独で又は二種以上
混合して用いることができる。該アルカリ触媒の使用量
は、通常EVAに対して1〜30重量%、好ましくは3
〜20重量%である。これらのアルカリ触媒は、好まし
くは10〜40%の低級アルコ−ル溶液の形で使用され
る。また、該アルカリ剤として、アルカリ金属の水酸化
物と前記アルコラートを併用することもできる。
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム
等のアルカリ金属又はアルカリ土金属の水酸化物、ナト
リウムメトオキサイド、カリウムメトオキサイド、ナト
リウムエトオキサイド、カリウムエトオキサイドなどの
アルコラートがあげられ、これらは単独で又は二種以上
混合して用いることができる。該アルカリ触媒の使用量
は、通常EVAに対して1〜30重量%、好ましくは3
〜20重量%である。これらのアルカリ触媒は、好まし
くは10〜40%の低級アルコ−ル溶液の形で使用され
る。また、該アルカリ剤として、アルカリ金属の水酸化
物と前記アルコラートを併用することもできる。
【0007】本発明に用いられるシアン酢酸エステルと
しては、具体的にはシアン酢酸メチルエステル、シアン
酢酸エチルエステル、シアン酢酸プロピルエステル、シ
アン酢酸ブチルエステル、シアン酢酸フェニルエステル
等であり、特に経済的な見地から、シアノ酢酸メチルエ
ステル、シアノ酢酸エチルエステルが好ましく用いられ
る。これらシアン酢酸エステルの類の添加量はケン化す
べきEVAに対し0.01〜10重量%、好ましくは
0.1〜5重量%、更に好ましくは0.3〜4重量%で
ある。
しては、具体的にはシアン酢酸メチルエステル、シアン
酢酸エチルエステル、シアン酢酸プロピルエステル、シ
アン酢酸ブチルエステル、シアン酢酸フェニルエステル
等であり、特に経済的な見地から、シアノ酢酸メチルエ
ステル、シアノ酢酸エチルエステルが好ましく用いられ
る。これらシアン酢酸エステルの類の添加量はケン化す
べきEVAに対し0.01〜10重量%、好ましくは
0.1〜5重量%、更に好ましくは0.3〜4重量%で
ある。
【0008】本発明においてシアン酢酸エステルと併用
する水の量は、EVAに対し0.01〜10重量%、好
ましくは0.1〜5重量%である。水の量が少な過ぎる
と、着色防止の効果が少なくなる。本発明の具体的な実
施態様の一例を示すと、まず、酢酸ビニル含量10〜5
0重量%のEVAのペレットを、例えばメタノ−ル79
0を加えて混合する。次に攪拌下に水及びシアン酢酸エ
ステル類を加え、次いでアルカリ触媒、例えばナトリウ
ムメチラ−トのメタノ−ル溶液加え、通常、温度20〜
100℃、1〜数時間反応させることによってケン化反
応が終了する。
する水の量は、EVAに対し0.01〜10重量%、好
ましくは0.1〜5重量%である。水の量が少な過ぎる
と、着色防止の効果が少なくなる。本発明の具体的な実
施態様の一例を示すと、まず、酢酸ビニル含量10〜5
0重量%のEVAのペレットを、例えばメタノ−ル79
0を加えて混合する。次に攪拌下に水及びシアン酢酸エ
ステル類を加え、次いでアルカリ触媒、例えばナトリウ
ムメチラ−トのメタノ−ル溶液加え、通常、温度20〜
100℃、1〜数時間反応させることによってケン化反
応が終了する。
【0009】ケン化物の取り出しは、通常ケン化物を濾
別し、メタノ−ル等のアルコールで洗浄し、乾燥するこ
とによって行われる。なお、本発明の効果はケン化反応
を不均一ケン化に限ることなく、均一ケン化法において
も着色防止の効果は認められる。本発明の方法は、特に
比較的高いケン化率のEVAのケン化物の製造に優れた
効果を発現する。
別し、メタノ−ル等のアルコールで洗浄し、乾燥するこ
とによって行われる。なお、本発明の効果はケン化反応
を不均一ケン化に限ることなく、均一ケン化法において
も着色防止の効果は認められる。本発明の方法は、特に
比較的高いケン化率のEVAのケン化物の製造に優れた
効果を発現する。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、白度の優れたEVAの
ケン化物を工業的に有利に製造することができる。特に
相当過酷な反応条件下の高ケン化物にも着色は認められ
ず、その白度も抜群のエチレン−酢酸ビニル共重合体の
ケン化物が得られる。
ケン化物を工業的に有利に製造することができる。特に
相当過酷な反応条件下の高ケン化物にも着色は認められ
ず、その白度も抜群のエチレン−酢酸ビニル共重合体の
ケン化物が得られる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが本発明はこれ
に限定されるものではない。 実施例1 攪拌機、冷却管、温度計を付した2リットルのフラスコ
に酢酸ビニル含量41重量%のEVAペレット700g
、メタノ−ル790g を仕込み攪拌下に水3gとシアン
酢酸メチル10g を滴下した後、10分攪拌しナトリウ
ムメチラ−トの28%メタノ−ル溶液100g を滴下し
50℃で1時間、60℃で8時間反応した。室温まで冷
却した後エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物を濾
別し、1000g の水で1回洗浄した後、70℃で20
時間乾燥し、ケン化率96%で、無色透明のエチレン−
酢酸ビニル共重合体のケン化物を得た。
に限定されるものではない。 実施例1 攪拌機、冷却管、温度計を付した2リットルのフラスコ
に酢酸ビニル含量41重量%のEVAペレット700g
、メタノ−ル790g を仕込み攪拌下に水3gとシアン
酢酸メチル10g を滴下した後、10分攪拌しナトリウ
ムメチラ−トの28%メタノ−ル溶液100g を滴下し
50℃で1時間、60℃で8時間反応した。室温まで冷
却した後エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物を濾
別し、1000g の水で1回洗浄した後、70℃で20
時間乾燥し、ケン化率96%で、無色透明のエチレン−
酢酸ビニル共重合体のケン化物を得た。
【0012】実施例2〜7
実施例1と同様にして、表−1に記載の通り、水、シア
ン酢酸エステル類及びアルカリ剤の量を変えた場合の結
果を、実施例1とともに表−1に実施例1〜7として記
載した。
ン酢酸エステル類及びアルカリ剤の量を変えた場合の結
果を、実施例1とともに表−1に実施例1〜7として記
載した。
【0013】
【表−1】
【0014】実施例8
攪拌機、冷却管、温度計を付した2リットルのフラスコ
に酢酸ビニル含量28重量%のEVAペレット700g
、メタノ−ル930g を仕込み攪拌下に水0.3g と
シアン酢酸メチル15g を滴下した後、10分攪拌しナ
トリウムメチラ−トの28%メタノ−ル溶液135g を
滴下し50℃で1時間、60℃で8時間反応した。室温
まで冷却した後エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化
物を濾別し1000gの水で1回洗浄した後、70℃で
20時間乾燥し、ケン化率96%の白度の高いエチレン
−酢酸ビニル共重合体のケン化物を得た。
に酢酸ビニル含量28重量%のEVAペレット700g
、メタノ−ル930g を仕込み攪拌下に水0.3g と
シアン酢酸メチル15g を滴下した後、10分攪拌しナ
トリウムメチラ−トの28%メタノ−ル溶液135g を
滴下し50℃で1時間、60℃で8時間反応した。室温
まで冷却した後エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化
物を濾別し1000gの水で1回洗浄した後、70℃で
20時間乾燥し、ケン化率96%の白度の高いエチレン
−酢酸ビニル共重合体のケン化物を得た。
【0015】実施例9〜11
実施例8と同様にして、表−2に記載の通り、水、シア
ン酢酸エステル類及びアルカリ剤の量を変えた場合の結
果を、実施例8とともに表−2に実施例8〜11として
記載した。
ン酢酸エステル類及びアルカリ剤の量を変えた場合の結
果を、実施例8とともに表−2に実施例8〜11として
記載した。
【0016】比較例1〜3
実施例1と同様にして、表−2の比較例に記載の水又は
シアン酢酸エステル類の何れか又は双方を添加しない場
合について実施し、その結果を表−2に比較例1〜3と
して記載した。
シアン酢酸エステル類の何れか又は双方を添加しない場
合について実施し、その結果を表−2に比較例1〜3と
して記載した。
【0017】
【表−2】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C08F 8/00 - 8/50
Claims (7)
- 【請求項1】エチレン−酢酸ビニル共重合体を、有機溶
媒中、アルカリ触媒の存在下ケン化してエチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物を製造する方法において、シア
ン酢酸エステル類及び水の共存下に行うことを特徴とす
るエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の製造法。 - 【請求項2】アルカリ触媒を、エチレン−酢酸ビニル共
重合体に対して1〜30重量%の範囲で用いる請求項1
に記載のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の製造
法。 - 【請求項3】シアン酢酸エステル類を、エチレン−酢酸
ビニル共重合体に対して0.01〜10重量%の範囲で
共存させる請求項1〜請求項2のいずれかに記載のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の製造法。 - 【請求項4】水を、エチレン−酢酸ビニル共重合体に対
して0.01〜10重量%の範囲で共存させる請求項1
〜請求項3のいずれかに記載のエチレン−酢酸ビニル共
重合体ケン化物の製造法。 - 【請求項5】有機溶媒が、低級アルコール類である請求
項1〜請求項4のいずれかに記載のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物の製造法。 - 【請求項6】有機溶媒の使用量が、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体に対して0.5〜10重量倍である請求項1
〜請求項5のいずれかに記載のエチレン−酢酸ビニル共
重合体ケン化物の製造法。 - 【請求項7】エチレン−酢酸ビニル共重合体が、酢酸ビ
ニル含有量が10〜50重量%である請求項1〜請求項
6のいずれかに記載のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物の製造法。 【0001】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16630793A JP3429810B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16630793A JP3429810B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06345811A JPH06345811A (ja) | 1994-12-20 |
JP3429810B2 true JP3429810B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=15828919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16630793A Expired - Fee Related JP3429810B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3429810B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4330254B2 (ja) * | 2000-06-29 | 2009-09-16 | 株式会社クラレ | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の製造方法 |
JP5128730B2 (ja) * | 2000-08-31 | 2013-01-23 | 株式会社クラレ | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の製造方法 |
JP5281071B2 (ja) * | 2010-12-15 | 2013-09-04 | 株式会社クラレ | エチレン−酢酸ビニル共重合体部分ケン化物ペレットの製造方法 |
EP3395841A4 (en) * | 2015-12-25 | 2019-06-12 | The Nippon Synthetic Chemical Industry Co., Ltd. | ETHYLENE / VINYL ALCOHOL COPOLYMER AND METHOD FOR PRODUCING THIS ETHYLENE VINYL ALCOHOL COPOLYMER |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP16630793A patent/JP3429810B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06345811A (ja) | 1994-12-20 |
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