JP3428983B1 - 折りたたみ情報端末機の開閉装置 - Google Patents

折りたたみ情報端末機の開閉装置

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JP3428983B1 JP2002189474A JP2002189474A JP3428983B1 JP 3428983 B1 JP3428983 B1 JP 3428983B1 JP 2002189474 A JP2002189474 A JP 2002189474A JP 2002189474 A JP2002189474 A JP 2002189474A JP 3428983 B1 JP3428983 B1 JP 3428983B1
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Abstract

【要約】 【課題】本考案は、折りたたみ情報端末機の開閉装置に
おいて、実用性と軽量化に優れた開閉装置を提供するも
のである。 【解決手段】折りたたみ構造を有する情報端末機におい
てヒンジ部内に、開閉用コイルバネ12とエアダンパー
1〜5を有し、本体20と副体21のヒンジの回転を利
用し、本体20に固定して設けたU字ガイド10の中
に、シリンダー1をシリンダーの爪2がU字ガイド10
の溝にはまりスライド出来る様内設し、U字ガイド10
を、副体21へ固定して設けた回転ガイド15内へ内設
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は折りたたみ情報端末機
等、小型機器の開閉に用いられるヒンジ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報端末機等の蓋等に関しての開
閉には、バネ入りの物があった。しかし本体(例えばキ
ーボード部)と副体(例えばディスプレー部)とが分か
れている携帯電話等にバネを入れると、バネだけでは張
力が強すぎ、度重なる使用には機器類への衝撃等問題が
あった。そこで特開平5−263563、実公平8−3
083に記載のバネと抵抗物の組み合わせにより、張力
を弱める、又は規制することが考案されて来た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらは
機械的な衝撃を吸収する構造を有しない為、滑らかに稼
動するには限度があった。また、その開閉には相当の力
を要するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】折りたたみ構造を有する
情報端末機において、ヒンジ部内に開閉用コイルバネと
エアダンパーを有し、本体と副体のヒンジの回転を利用
し、前記本体に固定して設けたU字ガイドの中に、シリ
ンダーをシリンダーの爪が前記U字ガイドの溝にはまり
スライド出来る様内設し、前記U字ガイドを前記副体へ
固定して設けた回転ガイド内へ内設すると同時に前記シ
リンダーの爪が前記U字ガイドの溝を通して前記回転ガ
イドの回転ガイド溝にはまり、前記回転ガイドの回転運
動にともなって斜めに刻まれた前記回転ガイド溝内を移
動して、前記U字ガイド内の前記シリンダーの直線運動
に変え、前記シリンダーには、開閉弁を設けたピストン
を挿入し、前記ピストンの他端をピストン台座に固定
し、前記本体と前記副体を開いたときに前記シリンダー
が固定の前記ピストン側に移動し、前記開閉弁が閉じ、
エアダンパーを形成する。尚、前記エアダンパーを油圧
式ダンパーとしても良いし、摩擦抵抗機としても良い。
【0005】
【考案の実施の形態】図1は本考案の一実施例の、折り
たたみ情報端末機の開閉装置のヒンジ構造を示す。ヒン
ジはまず四つの筒状部からなる。第一の筒状部14はス
イッチ6とスイッチのコイルバネ8を内蔵し、本体に固
定されている。内側にはピストン3を固定する台座18
がある。第二の筒状部15は副体21に固定され、内側
に回転ガイドの溝11が刻まれている。この溝はU字ガ
イド10の溝に対し、45度前後の角度で交わる様、設
定されている。第三の筒状部16は本体20に固定さ
れ、第二の筒状部15へ内接されるU字ガイド10を固
定している。第四の筒状部17は第三の筒状部16から
伸びる配線13と本体20を開く開閉用コイルバネ12
が内蔵される。スイッチ6を押すと第一の筒状部14内
で留爪19が外れ開閉用コイルバネ12が作用し副体2
1が開き始める。第二の筒状部がU字ガイドを軸に回転
し始めると、シリンダーの爪2は回転ガイド溝11とU
字ガイド10にはさまれ、固定のU字ガイド10の溝に
沿ってピストン3側へ、押し出されながらスライドし始
める。この時、シリンダー1は下死点となっており内設
するピストン3との空間に空気を溜めている。開閉弁4
は閉じており、貯めていた空気が抵抗となり、ピストン
シール22から微量の空気を抜きつつ、上死点まで溝1
1に押されながらシリンダー1は滑らかに排気する。こ
れが抵抗となり、副体21はなめらかに開く。
【0006】また回転ガイドに溝の始め部分に縦溝2
3、つまり遊びを持たせることにより、ある一定開度よ
り上記システムを作動させることができる。
【0007】閉じるときは、本体20と副体21を持っ
て閉める。シリンダーの爪2は回転ガイド15が逆に回
転するので、逆に引っ張られながらU字ガイド10の溝
にそって下死点にシリンダー1を移動させる。この時、
ピストンシール22中心部に設けた開閉弁4が、負圧に
より開き空気孔5より空気を導きつつ、抵抗を作ること
なく本体を閉じることができる。
【0008】回転ガイドの溝に縦溝23を設けた他端つ
まり上死点側に予備溝を設けると、本体開閉時に圧迫等
強い力が掛かったときシリンダーの爪2がそこへ逃げ、
本体の開閉を180度まで持っていけ損傷を防げる構造
にも出来る。
【0009】図2はエアダンパーの開状態、本体は閉。
図3はエアダンパー閉状態、本体は開を示している。
【0010】図4は油圧式ダンパーを装着した、一実施
例である。油圧式は上記の作用でシリンダーがピストン
側へ押されると、ピストン3がオイルの抵抗を受け、作
動制限するものである。油圧式のメリットは、耐久性に
優れ、一定の抵抗を出し続けることに長ける。デメリッ
トは重量とコストである。
【0011】図5は摩擦抵抗機を装着した、一実施例で
ある。摩擦式は上記の作用でブレーキパッド41をブレ
ーキ板40に押しつける方法である。摩擦抵抗機は製造
が容易である。図5の様に四角のブレーキ板40を設
け、縦横二つの面の抵抗を組み合わせる等の、構造の工
夫することで速度を調整でき望む抵抗を作れるが、空気
圧、油圧ほど滑らかな抵抗は見込めない。
【0012】
【発明の効果】本考案に係る折りたたみ情報端末機の開
閉装置は単純な構造を採用することにより、安価に製作
でき、また軽量化、小型化に適し、実用性に優れたもの
である。開閉に関しても全て片手で操作出来るようにな
る。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るエアダンパーの一実施例の分解図
である。
【図2】本考案のエアダンパーの作動図、開状態であ
る。
【図3】本考案のエアダンパーの作動図、閉状態であ
る。
【図4】本考案に係る油圧式ダンパーの一実施例の分解
図である。
【図5】本考案に係る摩擦抵抗機の一実施例の分解図で
ある。
【0014】
【符号の説明】
1 シリンダー 2 シリンダーの爪 3、33 ピストン 4 開閉弁 5 排気口 6 スイッチ 7 スイッチの止め溝 8 スイッチのコイルバネ 9 スイッチのガイド軸 10 U字ガイド 11 回転ガイド溝 12 開閉用コイルバネ 13 配線 14 第一の筒状部 15 第二の筒状部(回転ガイド) 16 第三の筒状部 17 第四の筒状部 18 ピストン台座 19 係止ピン 20 本体 21 副体 22 ピストンシール 23 縦溝 30 オイルケース(シリンダー) 31 オイル 32 ピストンロッド 40 ブレーキ板 41 ブレーキパッド 42 ブレーキパッド2

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折りたたみ構造を有する情報端末機におい
    て、ヒンジ部内に開閉用コイルバネ(12)とエアダン
    パー(1〜5)を有し、本体(20)と副体(21)の
    ヒンジの回転を利用し、前記本体(20)に固定して設
    けたU字ガイド(10)の中に、シリンダー(1)をシ
    リンダーの爪(2)が前記U字ガイド(10)の溝には
    まりスライド出来る様内設し、前記U字ガイド(10)
    を前記副体(21)へ固定して設けた回転ガイド(1
    5)内へ内設すると同時に前記シリンダーの爪(2)が
    前記U字ガイド(10)の溝を通して前記回転ガイド
    (15)の回転ガイド溝(11)にはまり、前記回転ガ
    イド(15)の回転運動にともなって斜めに刻まれた前
    記回転ガイド溝(11)内を移動して、前記U字ガイド
    (10)内の前記シリンダー(1)の直線運動に変え、
    前記シリンダー(1)には、開閉弁(4)を設けたピス
    トン(3)を挿入し、前記ピストン(3)の他端をピス
    トン台座(18)に固定し、前記本体(20)と前記副
    体(21)を開いたときに前記シリンダー(1)が固定
    の前記ピストン(3)側に移動し、前記開閉弁(4)が
    閉じ、エアダンパーを形成する事を特徴とする折りたた
    み情報端末機の開閉装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のエアダンパーを油圧式ダン
    パーとし、前記本体(20)と前記副体(21)の開閉
    運動に対し、油圧の抵抗を持たせる折りたたみ情報端末
    機の開閉装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のエアダンパーを摩擦抵抗機
    とし、前記本体(20)と前記副体(21)の開閉運動
    にブレーキパッド等、摩擦抵抗物を設けて摩擦抵抗を持
    たせる折りたたみ式情報端末機の開閉装置。
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