JP2004032606A - 折りたたみ情報端末機の開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、折りたたみ情報端末機の開閉装置において、実用性と軽量化に優れた開閉装置を提供するものである。
【解決手段】折りたたみ構造を有する情報端末機においてヒンジ部内に、開閉用コイルバネ12とエアダンパー1〜5を有し、本体20と副体21のヒンジの回転を利用し、本体20に固定して設けたU字ガイド10の中に、シリンダー1をシリンダーの爪2がU字ガイド10の溝にはまりスライド出来る様内設し、U字ガイド10を、副体21へ固定して設けた回転ガイド15内へ内設する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は折りたたみ情報端末機等、小型機器の開閉に用いられるヒンジ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、情報端末機等の蓋等に関しての開閉には、バネ入りの物があった。しかし本体(例えばキーボード部)と副体(例えばディスプレー部)とが分かれている携帯電話等にバネを入れると、バネだけでは張力が強すぎ、度重なる使用には機器類への衝撃等問題があった。そこで特開平5−263563、実公平8−3083に記載のバネと抵抗物の組み合わせにより、張力を弱める、又は規制することが考案されて来た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこれらは機械的な衝撃を吸収する構造を有しない為、滑らかに稼動するには限度があった。また、その開閉には相当の力を要するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
折りたたみ構造を有する情報端末機においてヒンジ部内に、開閉用コイルバネ12とエアダンパー1〜5を有し、本体20と副体21のヒンジの回転を利用し、本体20に固定して設けたU字ガイド10の中に、シリンダー1をシリンダーの爪2がU字ガイド10の溝にはまりスライド出来る様内設し、U字ガイド10を副体21へ固定して設けた回転ガイド15内へ内設すると同時に、シリンダーの爪2がU字ガイド10の溝を通して回転ガイド15の溝11にはまり、回転ガイド15の回転運動にともなって斜めに刻まれた溝11内を移動して、U字ガイド10内のシリンダー1を直線運動に変える。
【0005】
【発明の実施の形態】
図1は本考案の一実施例の、折りたたみ情報端末機の開閉装置のヒンジ構造を示す。ヒンジはまず四つの筒状部からなる。第一の筒状部14はスイッチ6とスイッチのコイルバネ8を内蔵し、本体に固定されている。内側にはピストン3を固定する台座18がある。
第二の筒状部15は副体21に固定され、内側に回転ガイドの溝11が刻まれている。この溝はU字ガイド10の溝に対し、45度前後の角度で交わる様、設定されている。
第三の筒状部16は本体20に固定され、第二の筒状部15へ内接されるU字ガイド10を固定している。
第四の筒状部17は第三の筒状部16から伸びる配線13と本体20を開く開閉用コイルバネ12が内蔵される。
スイッチ6を押すと第一の筒状部14内で留爪19が外れ開閉用コイルバネ12が作用し副体21が開き始める。
第二の筒状部がU字ガイドを軸に回転し始めると、シリンダーの爪2は回転ガイド溝11とU字ガイド10にはさまれ、固定のU字ガイド10の溝に沿ってピストン3側へ、押し出されながらスライドし始める。
この時、シリンダー1は下死点となっており内設するピストン3との空間に空気を溜めている。排気弁4は閉じており、貯めていた空気が抵抗となり、ピストンシール22から微量の空気を抜きつつ、上死点まで溝11に押されながらシリンダー1は滑らかに排気する。これが抵抗となり、副体21はなめらかに開く。
【0006】
また回転ガイドに溝の始め部分に縦溝23、つまり遊びを持たせることにより、ある一定開度より上記システムを作動させることができる。
【0007】
閉じるときは、本体20と副体21を持って閉める。
シリンダーの爪2は回転ガイド15が逆に回転するので、逆に引っ張られながらU字ガイド10の溝にそって下死点にシリンダー1を移動させる。この時、ピストンシール22中心部に設けた吸気弁4が、負圧により開き空気孔5より空気を導きつつ、抵抗を作ることなく本体を閉じることができる。
【0008】
回転ガイドの溝に縦溝23を設けた他端つまり上死点側に予備溝を設けると、本体開閉時に圧迫等強い力が掛かったときシリンダーの爪2がそこへ逃げ、本体の開閉を180度まで持っていけ損傷を防げる構造にも出来る。
【0009】
図2はエアダンパーの開状態、本体は閉。図3はエアダンパー閉状態、本体は開を示している。
【0010】
図4は油圧式ダンパーを装着した、一実施例である。油圧式は上記の作用でシリンダーがピストン側へ押されると、ピストン3がオイルの抵抗を受け、作動制限するものである。油圧式のメリットは、耐久性に優れ、一定の抵抗を出し続けることに長ける。デメリットは重量とコストである。
【0011】
図5は摩擦抵抗機を装着した、一実施例である。摩擦式は上記の作用でブレーキパッド41をブレーキ板40に押しつける方法である。摩擦抵抗機は製造が容易である。図5の様に四角のブレーキ板40を設け、縦横二つの面の抵抗を組み合わせる等の、構造の工夫することで速度を調整でき望む抵抗を作れるが、空気圧、油圧ほど滑らかな抵抗は見込めない。
【0012】
【発明の効果】
本考案に係る折りたたみ情報端末機の開閉装置は単純な構造を採用することにより、安価に製作でき、また軽量化、小型化に適し、実用性に優れたものである。開閉に関しても全て片手で操作出来るようになる。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエア・ダンパーの一実施例の分解図である。
【図2】本発明のエアダンパーの作動図、開状態である。
【図3】本発明のエアダンパーの作動図、閉状態である。
【図4】本発明に係る油圧式ダンパーの一実施例の分解図である。
【図5】本発明に係る摩擦抵抗機の一実施例の分解図である。
【0014】
【符号の説明】
1 シリンダー
2 シリンダーの爪
3、33 ピストン
4 排気弁
5 排気口
6 スイッチ
7 スイッチの止め溝
8 スイッチのコイルバネ
9 スイッチのガイド軸
10 U字ガイド
11 回転ガイド溝
12 開閉用コイルバネ
13 配線
14 第一の筒状部
15 第二の筒状部(回転ガイド)
16 第三の筒状部
17 第四の筒状部
18 ピストン台座
19 係止ピン
20 本体
21 副体
22 ピストンシール
23 縦溝
30 オイルケース(シリンダー)
31 オイル
32 ピストンロッド
40 ブレーキ板
41 ブレーキパッド
42 ブレーキパッド2

Claims (4)

  1. 折りたたみ構造を有する情報端末機において、ヒンジ部内に開閉用コイルバネ12とエアダンパー1〜5を有し、本体20と副体21のヒンジの回転を利用し、本体20に固定して設けたU字ガイド10の中に、シリンダー1をシリンダーの爪2がU字ガイド10の溝にはまりスライド出来る様内設し、U字ガイド10を副体21へ固定して設けた回転ガイド15内へ内設すると同時にシリンダーの爪2がU字ガイドの溝を通して回転ガイド15の溝11にはまり、回転ガイド15の回転運動にともなって斜めに刻まれた溝11内を移動して、U字ガイド10内のシリンダー1の直線運動に変える事を特徴とする折りたたみ情報端末機の開閉装置。
  2. シリンダー1には、排気弁4を設けたピストン3を挿入し、ピストン3の他端をピストン台座18に固定し、本体20と副体21を開いたときにシリンダー1が固定のピストン3側に移動し、開閉弁4が開閉しエアダンパーを形成する事を特徴とする折りたたみ情報端末機の開閉装置。
  3. 請求項2のエアダンパーを油圧式ダンパーとし、本体20と副体21の開閉運動に対し、油圧の抵抗を持たせる折りたたみ情報端末機の開閉装置。
  4. 請求項2のエアダンパーを摩擦抵抗機とし、本体20と副体21の開閉運動にブレーキパッド等、摩擦抵抗物を設けて摩擦抵抗を持たせる折りたたみ式情報端末機の開閉装置。
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