JP2009108653A - ドアクローザ装置 - Google Patents

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JP2009108653A JP2007284607A JP2007284607A JP2009108653A JP 2009108653 A JP2009108653 A JP 2009108653A JP 2007284607 A JP2007284607 A JP 2007284607A JP 2007284607 A JP2007284607 A JP 2007284607A JP 2009108653 A JP2009108653 A JP 2009108653A
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昭二郎 柳
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Abstract

【目的】 簡単な構成でドアを緩衝的に最後までキチンと閉じるドアクローザ装置を提供する。
【構成】 折畳み自在なリンク1を形成し、第1リンク1Aの先端をドア2又は框6の一方に枢支し、第2リンク1Bの先端にリンク1を伸ばす方向にテンションをかける駆動手段3を連係すると共に、この駆動手段3と逆向きの抵抗を生ずる緩衝手段4を併せて第2リンク1Bの先端に連係し、リンク1が略への字状に折曲した状態でロックされるストッパ5を配設し、他方、ドア2と框6の残りにリンク1の枢支部1Cが当接離脱自在なガイド7を装着して、枢支部1Cへのリンク1を伸ばす方向の衝撃でストッパ5が解除されるように連係し、かつ、その際に移動子10が回動自在にガイド7に枢支されると共に、ストッパ5によりリンク1が略への字状にロックされた状態で移動子10がガイド7より離脱可能として、所期の目的を達成させるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドアが急速に閉じようとしても、ゆっくりとしかも最後までキッチリと閉じるためのドアクローザ装置に関するものである。
一般にドアは閉め際にバタンと閉まる衝撃を和らげるドアローザが装着されることが多い。しかし従来から用いられているものは、リンクでドアと框を連結し、リンクをばねで閉じる方向に付加し、エアシリンダ等でこれを緩和して衝撃を吸収しながらバタンと閉じるのを防ぐようにしているが、一般的に重量が大きく、玄関ドアのような大型で堅牢な構造のドアには設置ができても、室内の軽量なドアでは設置が困難であり、またドアが閉まった状態でも大きく突出して外観が損なわれ、また、閉まり方の調節も困難であった。
これを改良するものとして、特許文献1のようにダンパーとリンクでステーを動作させ、ステーの先端をガイドに対応させておき、突出したステーの先端がガイドに案内されてたものがあったが、このものは、ドアが閉じる際にブレーキを掛けてバタンと閉まる衝撃を緩和するものではあるが、最後までキチンと密着して閉じ辛く、殊に最終段階ではダンパーの利きが災いして戸辺り等から押し返される傾向が出る欠点があった。
また、ステーの根元を軸で枢支し、リンクによりダンパーとの結合を反転させてリンクが一定の位置を越えるとステーが引き寄せられてドアがダンパーで引き寄せられて閉じるようになっており、幅の狭いドア框の幅の中でリンクの反転を行わなければならないため、小型のものでは反転のストロークが小さいならざるを得ず、そのためリンクがガイドに当接しても、当たり具合によっては、リンクが閉じずに突っ張る方向に回動することもあって、誤動作が起きやすい欠点があった。更には、閉じた状態でもダンパーとガイドが並列状態に並ぶため、幅方向に重なり嵩張る欠点があった。
特開2005−336983号公報
本発明は、ドアを静かに最後までキチンと閉めることができ、しかも装置がドアの幅に納めることができる上に、誤動作が少ないドアクローザ装置を提供するものである。
本発明は、上述のように構成したものであるから、ドアが閉じるときはダンパーでゆっくりと閉じることができ、しかも、一旦閉じ始めると自動的に最後までピッタリと閉じることができる利点がある。
また、閉じた状態では第1リンクと第2リンクが略一直線上若しくは扁平に伸びた状態となり、ガイドと上下に重なるものであって、幅の狭いドア幅内に納まった状態で閉じられることになり、閉塞時にメカ部分がドアの幅より外に出っ張って違和感を生じさせることを防ぐことができる。
更に、ストッパによりリンクが略への字状に保持された状態でリンクの枢支部がガイドに案内されるため、ガイドに対して常に同じ状態で対応し、位置検出が安定する。
しかもリンクの動きは駆動手段による伸縮(直線運動)をリンクの折畳み(回動運動)に変換するだけであって、回動を反転させる要因がないため、動作の不安定さ、誤動作が生じる余地がない。
また、ドア3が右開き又は左開きのいずれであっても、ガイド7及びリンク1の表裏を反転させるだけで簡単に対応することができる。この場合、ドア3も蝶番等の軸9をどちらの開き方向であっても対応できるように枢支側の側端面に表裏に亘る設置用切込みを施すことにより、両用できるので、無駄な在庫を抱える必要がない。
図1は本発明の1実施例の概略を示すもので、柱8や框6の適所に蝶番などの軸9によりドア2が回動自在に設置されている。ガイド7はドア2の上面に設置されるもので、前方が開口した凹所が施されている。この凹所は傾斜部7A、スライド部7B、保持部7Cが連続している。ここで保持部7Cはリンク1が伸び切った状態で移動子10が外れないように袋状に形成されている。袋状の保持部7Cからは、軸9を中心とする円弧に近い傾斜の逃がし斜面7Dに連なっている。
他方、上側の框6の下面にはリンク1と駆動手段3、緩衝手段4が設置される。リンク1は第1及び第2リンク1A、1Bを枢支部1Cで接続したもので、リンク1の適所、例えば枢支部1Cにはローラのような移動子10が装着され、この移動子10はガイド7に当接可能な位置に設定される。
図示例は駆動手段3と緩衝手段4がケース11納められたもので、そのケース11は框6の設置穴12に埋設される。場合によっては框6の側面に装着しても良い。ここでケース11には図2、4のように滑動子13がスライド自在の配設され、バネのような駆動手段3で右方向のテンションが加えられると共に、シリンダに流体が封入された緩衝手段4の出入り自在なロッド14も滑動子13に接続されている。
滑動子13の先端には一対のアーム15、15がバネで外に開くように軸16で枢支され、アーム15の外側に突設された爪17がケース11の切欠18に係合してストッパ5が形成されている。ここで第2リンク1Bの先端は軸19でこのアーム15、15で掴まれていて滑動子13に連係されている。第1リンク1Aの先端は軸20で框6に枢支されている。21は柱8などに施されたドア2の当たり部材である。
図4(a)は切欠18に爪17が係合してストッパ5が利き、駆動手段3及び緩衝手段4はその動きが制止されているが、軸19に右方向の力が所定大きさ以上に加わると、同図(b)のようにストッパ5が外れて駆動手段3と緩衝手段4が作動を開始することになる。ここで図3(a)のようにストッパ5が効いているときは、第1及び第2リンク1A、1Bは略への字状にやや折れ曲がった状態に保持されている。尚、図示例は、駆動手段3、緩衝手段4及びストッパ5を単一のケース11に納めてあるが、これらは別個に独立したものを連係させても構わない。尚、移動子10はリンク1の枢支部1Cとは別の適所に装着することができる。
尚、本発明において、上記とは逆に図3のように上部の框6にガイド7を、他をドア2の上端面に入れ替えて装着しても構わない。ストッパ5も、所定の外力がリンク1の何処かに加わるまでは駆動手段3が制止され、所定以上の外力が加わればロックが解除されるものであれば、他の任意の形態のものでも構わない。また、図5のように、第1及び第2リンク1A、1Bをブーメラン状にやや折れ曲がったものとしても良い。
(動作の説明)
図5は本発明の動作を説明するもので、(a)はドア2が開いた状態であって、ストッパ5が利いて、リンク1は略への字状になっている。この状態でドア2を閉じると、がガイド7に対向して傾斜部7Aを経てスライド部7Bに当接すると、第2リンク1Bの先端が右に移動してストッパ5のロックが解除される。
そうすると、同図(b)のように駆動手段3で右方向に引っ張られ、その力により、移動子10はスライド部7Bに沿って転がりながら移動し、これにより更にリンク1直線状に限りなく近くなってドア2は同図(c)のように閉じられる。
このようにドア2が閉まって行く時、駆動手段3が作用するが、併せて緩衝手段4によりブレーキが掛かりながら閉まって行くので、勢い良くドア2が閉じられた時でも、バタンと閉まることなく、ゆっくりと閉じられる。そして緩衝手段4に抗して駆動手段3は作動を続けるので、一旦ドア2が閉じ始めると、後は自動で最後までキッチリと閉じるのである。またこの際、この閉じた状態で第1及び第2リンク1A、1Bは直線状に伸びても良いが、扁平なへの字になるようにしておくと、ドア2は戸当たり21に押し付ける力が加わり、ドア2の一種のロック作用も行える。
図5(c)の状態から閉じたドア2を開く時は、上記とは逆に移動子10がガイド7の袋状の保持部7Cに軸支されて同図(b)を経て同図(a)のように今度は三角形の高さが高く戻り、ストッパ5がロックされた後、移動子10がスライド部7Bを経てガイド7の開口部より開放され、後は自由にドア2は開かれることになる。
尚、ガイド7の保持部7Cに軸9を中心とする円弧に近似した傾斜の逃がし斜面7Dを連設しておくと、移動子10が保持部7Cとの係合が外れると引っ掛かりがなくなるため、軽い力でドアを開けることができる。
閉じたときに出っ張りが少なく、出っ張りにより外観を損なうことが少なく、また、伸縮装置の大きなストロークを用いているにも拘らず、リンクの伸縮によりドアに緩やかな緩衝作用を与えて衝撃のない閉じ方を与え、静かなドアの閉じ操作が行え、静かな環境を達成できる。そしてその駆動は、直線運動をリンクの伸縮に変換しているため、リンクの変形が、伸縮手段が縮めばリンクが伸び、逆に伸縮手段が伸びればリンクが縮むというように、一意的に変形が伝わるため、ブレによる誤動作が起こる惧れがなく、安全である。
緩衝手段のみならず、駆動手段を併用しているので、ドアは一旦閉まり始めると後は戸当たりなどに密着するまで最後までキッチリと閉じることができる。したがってリンクのドアが閉まった状態で扁平なへの字状を保持するようにしておくと、従来のドアキャッチャーなどを省略することも可能となる。
また、リンクの三角形の頂部が作用点になるため、閉じる動作に移行する段階で、直線状のステーのように動作に入る際にブレがなく、動作の安定性が大きく、誤動作のないドアクローザーを提供できる。
本発明の一部を省略し破断した概略分解斜視図。 同上の一部を省略し破断した概略正面図。 同上の他の実施例の一部を省略し破断した概略正面図。 同上の伸縮手段の一例の平面図で、(a)はロック状態、(b)はその解除状態を示す。 同上のリンクの他の実施例の平面図。 同上の作用説明図で、(a)から(c)は閉じる過程を示し、その逆は開く過程である。 同上のガイドの詳細な作用説明図。
符号の説明
1はリンク
1Aは第1リンク
1Bは第2リンク
1Cは枢支部
2はドア
3は駆動手段
4は緩衝手段
5はストッパ
6は框
7はガイド
7Aは傾斜部
7Bはスライド部
7Cは保持部
10は移動子

Claims (2)

  1. 第1及び第2リンク1A、1Bを枢支部1Cで連結して折畳み自在なリンク1を形成し、第1リンク1Aの先端をドア2又は框6の一方に枢支し、第2リンク1Bの先端にリンク1を伸ばす方向にテンションをかける駆動手段3を連係すると共に、この駆動手段3と逆向きの抵抗を生ずる緩衝手段4を併せて第2リンク1Bの先端に連係し、リンク1が略への字状に折曲した状態でロックされるストッパ5を配設し、他方、リンク1の適所に枢支された移動子10が当接離脱自在なガイド7をドア2と框6の残りに装着して、その移動子10へのリンク1を伸ばす方向の衝撃でストッパ5が解除されるように連係し、かつ、その際に移動子10が回動自在にガイド7に枢支されると共に、ストッパ5によりリンク1が略への字状にロックされた状態で移動子10がガイド7より離脱可能として成ることを特徴とするドアクローザ装置。
  2. ドア2が閉じられた状態でリンク1が扁平なへの字状に屈曲していることを特徴とする請求項1に記載のドアクローザ装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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