JP4755009B2 - ページホルダー - Google Patents

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Description

この発明は、開頁保持具に関する。
読書する際に、その書籍に取り付けて所望する頁を開いた状態に保持し、頁をめくる際にも開いた状態を維持しうる器具の提案としては、従来のクリップ式の形状は、図9に示すように、クリップ18に書物20の跳ね返りを防止するためのクリップ架台部19が設けられたものなどである。
特開平09−142055号公報 特開平08−252992号公報
しかしながら、以上の技術によれば、頁を移動する際に開閉するクリップのばねの力は、手指にそのまま懸かって来て重かった。さらに書籍の跳ね返りを防止する為の架台を設ける必要があった。
そこで、この発明は、手指にかかる力が少なくて済み、さらに架台を設けなくて済むことのできる開頁保持具を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、第一発明は、上部円盤と、下部円盤と、これら二つの円盤を結合する蝶番と、上部円盤又は下部円盤の内側に設け、磁石の極性が交互に反対になるように磁石を円周上に配列した固定子と、下部円盤又は上部円盤の内側に設け、磁石の極性が交互に反対になるように磁石を円周上に配列した回転子と、この回転子を回転させるための突起と、を設けたことを特徴とするページホルダーである。
また、第二発明は、上部円盤又は下部円盤の内側に設け、回転子と同一平面上になるように固定されたストッパーと、この同一平面とは直角のこのストッパーの両面にそれぞれ設けた磁石と、このストッパーの両面と対峙する回転子の両面にそれぞれ設けた磁石と、を設けたことを特徴とするページホルダーである。
また、第三発明は、下部円盤に重しを設けたことを特徴とするページホルダーである。
第一発明によれば、ページホルダーの一対の円盤内に極性が交互に反対になるように磁石を円周上に配列したことで、一方の円盤内の配列された磁石を有する部分の回転角度を変えることで、磁石の反発力、吸着力の作用を受けて、一対の円盤の蝶番を軸とした開閉が行われる。したがって、ページホルダーの円盤相互の開閉操作での手指への負担を少なくして、書籍などの頁の挟み込みやリリースができる。
また第二発明によれば、一方の円盤内の配列された磁石を有する部分を回転させる際に、開操作のみで閉操作は磁石同士の反発と次に続く吸着の作用によって自動的に行われ、手指への負担が少ない。また第三発明によれば、重しに加え、さらに磁石の重みが加わることで、書籍の跳ね返りが軽減され、確実に、かつ安定した状態で書籍の頁を開いておくことができる。
この発明の一実施形態を、図1等に示す。
図1は、ページホルダー1の透視図であって、ページホルダー1は、蝶番5によって結合された上部円盤2と下部円盤3から形成され、上部円盤2の内部にある回転子6を回転させる突起として、図1に見られる開閉スライドバー4の他に図11に見られる回転ノブ21がある。
以下開閉スライドバー4を用い説明する。この開閉スライドバー4の操作によって、蝶番5を軸に円盤同士が開閉するように形成されており、6は上部円盤2に内蔵されている回転子であり、7は下部円盤3に内蔵されている固定子である。いずれも材質は概ねプラスチックである。
図3は、ページホルダー1の外観図である。
図4は、回転子6の構造を表すものであり、8の開閉マグネット群Aは、磁石の極性が交互に反対になるように円周上に配列されたものであり、図5に表される、固定子7において、同様に磁石の極性が交互に反対になるように9の開閉マグネット群Bを円周上に配列している。開閉スライドバー4は回転子6に直結されており、開閉スライドバー4をスライドすることによって回転子6も回転するように形成されている。
図6は、図4の回転子6が内部にはめ込まれる上部円盤2の内部を表したものであり、内部にストッパー11が設けられており、内部にはめ込まれる回転子6がストッパー11と接触するストッパー11の両面には、それぞれ14の吸着マグネットBと15の反発マグネットBの磁石が設けられている。
また、図4に表されるように、回転子6がストッパー11と接触する回転子6の両面には、それぞれ12の吸着マグネットAと13の反発マグネットAの磁石が設けられている。12の吸着マグネットAと14の吸着マグネットBが対峙する面の磁石間の極性は異極性であり、13の反発マグネットAと15の反発マグネットBが対峙する面の磁石間の極性は同極である。
図5は、下部円盤3の内部構造を表すものであり、固定子7の下に、重し17が設けられている。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、図1において、開閉スライドバー4を開位置にスライドした位置においては、回転子6の開閉マグネット群Aと対峙する、固定子7の開閉マグネット群B間の磁石の極性は、円盤の内側では図1のように同極性の状態となる。その結果、上部円盤2と下部円盤3間に作用する相互のそれぞれの磁石の反発力により、蝶番5を軸として上部円盤2と下部円盤3が引き離され、手指への負担を少なくして書籍などの頁のリリースがしやすい。
また図2において、開閉スライドバー4を閉位置にスライドした位置においては、8の開閉マグネット群Aと対峙する、9の開閉マグネット群B間の磁石の極性は、円盤の内側では図2のように異極性の状態となる。その結果、上部円盤2と下部円盤3間に作用する相互のそれぞれの磁石の吸着力により、蝶番5を軸として上部円盤2と下部円盤3が引っ張られ、手指への負担を少なくして書籍などの頁の挟み込みがしやすい。
また、図7で図示されるように、開閉スライドバー4が開位置にある時に、開閉スライドバー4と直結する回転子6の13の反発マグネットAとストッパー11の15の反発マグネットBの磁石間の同極相互の作用によって、開閉スライドバー4を手指から離すと同時に、磁石間の反発力により、回転子6は開閉スライドバー4が閉位置となる方向に回転する。
さらに回転子6の12の吸着マグネットAとストッパー11の14の吸着マグネットBの磁石間の異極相互の作用によって引き合って、引き続き回転子6は開閉スライドバー4が閉位置となる方向に回転し、図8で図示されるように、最終的に回転子6に直結するスライドバー4は閉位置となる。すなわち、書籍などの頁を挟み込み状態にすることができ、手指への負担が少ない。
さらに、図5で図示されるように下部円盤3の内部の重し17の重量に加え、各円盤に内蔵する磁石の重みが加わることで、書籍の跳ね返りが軽減され、確実に、かつ安定した状態で書籍の頁を開いておくことができる。
「他の実施形態」
図1の実施形態では、上下円盤の開閉操作を行う開閉スライドバー4は、円盤の側面に設けられていたが、他の実施形態では、図11に示すように、上部円盤2の上面に、上部円盤2の内側に設けられている回転子6と直結して回転できるような回転ノブ21を設けたものでも良い。
この発明の一実施形態を示す開状態でのページホルダーの透視図である。 この発明の一実施形態を示す閉状態でのページホルダーの透視図である。 この発明の一実施形態を示すページホルダー本体の外観図である。 この発明の一実施形態を示す回転子の外観図である。 この発明の一実施形態を示す下部円盤内部構造図である。 この発明の一実施形態を示す上部円盤内部構造図である。 この発明の一実施形態を示す開状態での上部円盤内部平面構造図である。 この発明の一実施形態を示す閉状態での上部円盤内部平面構造図である。 従来技術を示す外観図である。 この発明品の一実施形態を示す書籍下部から見た外観図である。 この発明品の他の実施形態を示すページホルダーの外観図である。
符号の説明
1 ページホルダー 2 上部円盤
3 下部円盤 4 開閉スライドバー
5 蝶番 6 回転子
7 固定子 8 開閉マグネット群A
9 開閉マグネット群B 11 ストッパー
12 吸着マグネットA 13 反発マグネットA
14 吸着マグネットB 15 反発マグネットB
17 重し 18 クリップ
19 クリップ架台部 20 書物
21 回転ノブ

Claims (3)

  1. 上部円盤と、下部円盤と、これら二つの円盤を結合する蝶番と、上部円盤又は下部円盤の内側に設け、磁石の極性が交互に反対になるように磁石を円周上に配列した固定子と、下部円盤又は上部円盤の内側に設け、磁石の極性が交互に反対になるように磁石を円周上に配列した回転子と、この回転子を回転させるための突起と、を設けたことを特徴とするページホルダー。
  2. 前記、上部円盤又は下部円盤の内側に設け、回転子と同一平面上になるように固定されたストッパーと、この同一平面とは直角のこのストッパーの両面にそれぞれ設けた磁石と、このストッパーの両面と対峙する回転子の両面にそれぞれ設けた磁石と、を設けたことを特徴とする請求項1記載のページホルダー。
  3. 前記、下部円盤に重しを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のページホルダー。
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