JP6537047B1 - スマートフォンカバー - Google Patents

スマートフォンカバー Download PDF

Info

Publication number
JP6537047B1
JP6537047B1 JP2018231728A JP2018231728A JP6537047B1 JP 6537047 B1 JP6537047 B1 JP 6537047B1 JP 2018231728 A JP2018231728 A JP 2018231728A JP 2018231728 A JP2018231728 A JP 2018231728A JP 6537047 B1 JP6537047 B1 JP 6537047B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
smartphone
state
rotation
outer cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2018231728A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020096252A (ja
Inventor
石井 久雄
久雄 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2018231728A priority Critical patent/JP6537047B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6537047B1 publication Critical patent/JP6537047B1/ja
Publication of JP2020096252A publication Critical patent/JP2020096252A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】スマートフォンの画面を開いて使用する状態と画面を保護する状態とを片手で切り替えることができ、使用時に煩わされるものがなく、片手で容易に画面操作を行うことができるスマートフォンカバーを提供する。
【解決手段】内カバー11が、スマートフォンの背面側に固定され、外カバー12が、スマートフォンの正面側の画面3を被覆可能に設けられている。1対の回転補助部材13が、スマートフォンの平行な1対の側面の外方で、内カバーと外カバーとを回転可能に連結している。外カバーに対して内カバーを回転できるよう、外カバーに対して内カバーをスライド可能である。外カバーに対して内カバーを回転およびスライドさせることにより、外カバーが画面を覆う保護状態と、外カバーが画面を開放して内カバーの背面を覆う使用状態との間で変形可能である。
【選択図】図7

Description

本発明は、スマートフォンカバーに関する。
従来のスマートフォンカバーとしては、スマートフォンの背面側のみを覆う背面保護型のものや、スマートフォンの正面側の画面と背面側とを覆い、正面側の蓋を開閉可能に設けられた手帳型のもの(例えば、特許文献1参照)がある。背面保護型のスマートフォンカバーは、正面側の画面やカメラレンズが保護されないため、近年では、画面やカメラレンズを保護することができる手帳型のスマートフォンカバーが広く使用されている。
実用新案登録第3194926号公報
しかしながら、特許文献1に記載のような手帳型のスマートフォンカバーでは、上蓋を開閉する際に両手を使用する必要があるため、片手がふさがっている場合には、スマートフォンを使用することができないという課題があった。また、画面を操作するとき、開いた上蓋が邪魔になるため、上蓋を手などで押さえる必要があり、煩わしいという課題かもあった。
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、スマートフォンの画面を開いて使用する状態と画面を保護する状態とを片手で切り替えることができ、使用時に煩わされるものがなく、片手で容易に画面操作を行うことができるスマートフォンカバーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るスマートフォンカバーは、長方形板状のスマートフォンの背面側を覆って前記スマートフォンを固定可能に設けられた内カバーと、前記内カバーに固定した前記スマートフォンの正面側の画面を被覆可能に設けられた外カバーと、前記スマートフォンの平行な1対の側面の外方に、前記内カバーと前記外カバーとを、それぞれ前記スマートフォンの平行な他方の側面に沿った回転軸を中心として回転可能に連結するよう設けられた1対の回転補助部材とを有し、各回転軸を中心として前記外カバーに対して前記内カバーを回転できるよう、各回転軸に対して垂直な方向に前記外カバーに対して前記内カバーをスライド可能であり、前記外カバーに対して前記内カバーを回転およびスライドさせることにより、前記外カバーが前記画面を覆う保護状態と、前記外カバーが前記画面を開放して前記内カバーの背面を覆う使用状態との間で変形可能に構成されており、前記内カバーは、固定した前記スマートフォンの前記1対の側面のそれぞれの中央部に対応する位置から、互いに外側に向かって突出する1対の内側回転軸部を有し、前記外カバーは、前記保護状態のとき、前記スマートフォンの前記1対の側面のそれぞれ同じ側の端部に対応する位置に、各側面に沿って細長く設けられた1対の外側スライド溝を有し、各回転補助部材は、それぞれ対応する前記外側スライド溝にスライド可能に挿入された連結回転軸部と、前記連結回転軸部の方向に伸びて細長く設けられ、それぞれ対応する前記内側回転軸部をスライド可能に挿入した連結スライド溝とを有することを特徴とする。
本発明に係るスマートフォンカバーは、内カバーにスマートフォンを固定した状態で、内カバーでスマートフォンの背面側を覆い、外カバーでスマートフォンの正面側の画面を覆うことにより、スマートフォンを保護することができる。内カバーは、スマートフォンの背面全体を覆うよう設けられていることが好ましく、撮影用のレンズがスマートフォンの背面に設けられているときには、スマートフォンの背面のうち、そのレンズの位置を除いた部分全体を覆うよう設けられていることが好ましい。また、外カバーは、少なくとも保護状態のとき、スマートフォンの正面全体を覆うよう設けられていることが好ましい。
本発明に係るスマートフォンカバーは、以下のようにして、スマートフォンの画面を開いて使用する状態と画面を保護する状態とを切り替えることができる。すなわち、まず、外カバーがスマートフォンの画面を保護する保護状態のとき、外カバーに対して内カバーをスライドさせて横にずらす。次に、外カバーに対して内カバーを回転させて、内カバーの背面側に外カバーが位置するように移動させる。この回転の前に、外カバーに対して内カバーを横にずらしておくことで、外カバーに対して内カバーを回転させるためのスペースをあけることができる。回転後には、内カバーの背面側で、外カバーに対して内カバーが横にずれているため、外カバーに対して内カバーをスライドさせて、外カバーが内カバーの背面に重なる位置まで移動させる。こうして、本発明に係るスマートフォンカバーは、保護状態から、外カバーが画面を開放して内カバーの背面を覆う使用状態にすることができる。また、使用状態のとき、同様にして、スライド、回転、スライドの操作をすることにより、保護状態にすることができる。
本発明に係るスマートフォンカバーは、例えば、片手で外カバーを把持し、把持した手の指で内カバーをスライド、回転、スライドさせることができ、スマートフォンの画面を開いて使用する状態と画面を保護する状態とを片手で切り替えることができる。また、スマートフォンの使用時には、外カバーが内カバーの背面を覆う位置まで移動しているため、外カバーが邪魔にならない。このため、使用時に煩わされるものがなく、片手で容易に画面操作を行うことができる。
本発明に係るスマートフォンカバーで、各回転補助部材は、長方形板状のスマートフォンの各短辺の側面の外方に設けられていることが好ましいが、各長辺の側面の外方に設けられていてもよい。また、外カバーは、使用状態のとき、スマートフォンの背面に設けられた撮影用のレンズの位置を開放するよう設けられていることが好ましい。
本発明に係るスマートフォンカバーは、外カバーを、保護状態のときのスマートフォンの画面に沿った面内で、内カバーに対して180度回転させて、各回転補助部材に付け替え可能であってもよい。この場合、外カバーを付け替えることにより、選択的に、右手で容易にスライドや回転の操作ができる構成、または、左手で容易にスライドや回転の操作ができる構成にすることができる。
本発明に係るスマートフォンカバーで、前記内カバーは、固定した前記スマートフォンの前記1対の側面のそれぞれの中央部に対応する位置から、互いに外側に向かって突出する1対の内側回転軸部を有し、前記外カバーは、前記保護状態のとき、前記スマートフォンの前記1対の側面のそれぞれ同じ側の端部に対応する位置に、各側面に沿って細長く設けられた1対の外側スライド溝を有し、各回転補助部材は、それぞれ対応する前記外側スライド溝にスライド可能に挿入された連結回転軸部と、前記連結回転軸部の方向に伸びて細長く設けられ、それぞれ対応する前記内側回転軸部をスライド可能に挿入した連結スライド溝とを有する。
このため、保護状態から使用状態に変形させるとき、まず、各外側スライド溝と各内側回転軸部とが離れるよう、各連結回転軸部を各外側スライド溝に沿ってスライドさせるとともに、各内側回転軸部を各連結スライド溝に沿ってスライドさせる。次に、各回転補助部材に対して、各内側回転軸部を中心として前記内カバーを相対的に回転させると共に、各連結回転軸部を中心として前記外カバーを相対的に回転させて、内カバーの背面側に外カバーが位置するように移動させる。さらに、各外側スライド溝と各内側回転軸部とが近づくよう、各連結回転軸部を各外側スライド溝に沿ってスライドさせるとともに、各内側回転軸部を各連結スライド溝に沿ってスライドさせる。これにより、保護状態から使用状態にすることができる。また、使用状態のとき、同様にして、スライド、回転、スライドの操作をすることにより、保護状態にすることができる。なお、各外側スライド溝や各連結スライド溝は、細長い孔から成っていてもよい。
本発明に係るスマートフォンカバーで、各連結スライド溝は、前記保護状態のとき、前記連結回転軸部側の端部からその反対側の端部に向かって、水平または、前記スマートフォンの正面側から背面側に傾斜して設けられていることが好ましい。この場合、保護状態と使用状態との間で変形する際に、各外側スライド溝と各内側回転軸部とが離れるよう、各内側回転軸部を各連結スライド溝に沿ってスライドさせたとき、外カバーに対して内カバーが横にずれると共に、内カバーと外カバーとの間隔を開くことができる。これにより、外カバーに対して内カバーを相対的に回転させやすくすることができる。
本発明に係るスマートフォンカバーで、各回転補助部材は、前記保護状態および前記使用状態のとき、前記スマートフォンの前記1対の側面のそれぞれに沿うよう設けられ、1または複数の磁石またはバネ素材を有し、前記内カバーは、前記保護状態および前記使用状態のとき、各回転補助部材と対向するよう設けられた1対の内側側縁部を有し、各内側側縁部に、前記保護状態および前記使用状態のとき、各回転補助部材の前記磁石または前記バネ素材との間で引力または元の形状へ戻る力が作用し、前記保護状態および前記使用状態から各内側回転軸部を各連結スライド溝に沿ってスライドさせたとき、各回転補助部材の前記磁石または前記バネ素材との間で斥力が作用するよう設けられた1または複数の磁石またはバネ素材を有することが好ましい。または、内カバーおよび外カバーのいずれか一方のみが、上記の1または複数の磁石を有していてもよい。
これらの磁石を有する場合、保護状態または使用状態からスライドさせることにより、各回転補助部材の磁石と、内カバーの磁石および/または外カバーの磁石との間に斥力が作用して、それぞれ使用状態または保護状態に向かう回転運動やスライド運動を付勢することができる。このため、保護状態と使用状態との間の変形を、容易に行うことができる。また、保護状態および使用状態のとき、各回転補助部材の磁石と、内カバーの磁石および/または外カバーの磁石との間に作用する引力により、その位置を保持することができる。
本発明に係るスマートフォンカバーで、前記スマートフォンは、背面に撮影用のレンズを有し、前記内カバーは、固定した前記スマートフォンの前記レンズに対応する位置に設けられた内側窓部を有し、前記外カバーは、前記使用状態のときの前記スマートフォンの前記レンズに対応する位置に設けられた外側窓部と、前記保護状態のとき前記外側窓部を覆い、前記使用状態のとき前記外側窓部を開放するよう設けられたレンズカバーとを有していてもよい。この場合、スマートフォンの背面側に内カバーおよび外カバーが位置する使用状態のときでも、背面のレンズを使用することができる。また、保護状態のとき、レンズカバーで外側窓部を覆うため、スマートフォンの画面を外カバーで保護することができる。
また、この場合、レンズカバーを、外側窓部を覆う位置と開放する位置との間で移動させる構成は、磁石やバネ、弾性体などを利用する構成や、手動でレンズカバーを移動させる構成など、いかなる構成であってもよい。例えば、前記レンズカバーは磁石を有し、前記内カバーは、前記外カバーに対して回転して前記保護状態から前記使用状態にするとき、前記レンズカバーの前記磁石と反発して、前記外側窓部を開放する位置まで前記レンズカバーを移動させるよう設けられた第1磁石と、前記外カバーに対して回転して前記使用状態から前記保護状態にするとき、前記レンズカバーの前記磁石と引き合って、前記外側窓部を覆う位置まで前記レンズカバーを移動させるよう設けられた第2磁石とを有する構成であってもよい。
本発明に係るスマートフォンカバーで、前記内カバーは、各内側回転軸部を有する基板部と、前記スマートフォンを固定するよう設けられ、固定した前記スマートフォンが前記基板部の前記外カバーとは反対側に立ち上がって傾斜するよう、前記基板部に取り付けられた固定傾斜部とを有していてもよい。この場合、使用状態の時に、固定傾斜部により、スマートフォンを傾斜した状態に維持することができる。このため、例えば動画等を視聴する際に、スマートフォンを傾斜させた状態でテーブル等の上に置いて使用することができる。なお、本発明において、磁石の代わりにバネなどを用いてもよい。
本発明によれば、スマートフォンの画面を開いて使用する状態と画面を保護する状態とを片手で切り替えることができ、使用時に煩わされるものがなく、片手で容易に画面操作を行うことができるスマートフォンカバーを提供することができる。
本発明の実施の形態のスマートフォンカバーの、各部材を分解した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態のスマートフォンカバーの、内カバーの基板部を示す(a)内面側の斜視図、(b)異なる角度からの内面側の斜視図である。 本発明の実施の形態のスマートフォンカバーの、内カバーの固定傾斜部を示す(a)内面側の斜視図、(b)異なる角度からの内面側の斜視図、(c)外面側の斜視図である。 本発明の実施の形態のスマートフォンカバーの、外カバーを示す(a)内面側の斜視図、(b)異なる角度からの内面側の斜視図である。 本発明の実施の形態のスマートフォンカバーの、回転補助部材を示す(a)斜視図、(b)反対側からの斜視図である。 本発明の実施の形態のスマートフォンカバーの、(a)回転補助部材の外カバー側の側面および外カバーの磁石の配置の対応関係を示す側面図、(b)回転補助部材の内カバー側の側面および内カバーの磁石の配置の対応関係を示す側面図である。 本発明の実施の形態のスマートフォンカバーの、(a)〜(e)保護状態から使用状態への変形動作を示す斜視図である。 本発明の実施の形態のスマートフォンカバーの、図7(b)から図7(c)への変形時の、回転補助部材および外カバーの動作を示す側面図である。 本発明の実施の形態のスマートフォンカバーの、図7(b)から図7(c)への変形時の、回転補助部材および内カバーの動作を示す側面図である。 本発明の実施の形態のスマートフォンカバーの、図7(c)から図7(d)への変形時の、回転補助部材および内カバーの動作を示す側面図である。 本発明の実施の形態のスマートフォンカバーの、内カバーを傾斜して保持した使用状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態のスマートフォンカバーの、(a)〜(c)内カバーの固定傾斜部を基板部に対して傾斜させるときの変形動作を示す斜視図、(d)〜(e)固定傾斜部の爪部を基板部の引掛溝に引っ掛ける動作を示す断面図および側面図、(f)基板部に対して固定傾斜部を傾斜させた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態のスマートフォンカバーの、レンズカバーを有する変形例を示す、(a)レンズカバーを閉じた状態、(b)レンズカバーを開く状態、(c)レンズカバーを開いた状態、(d)レンズカバーを閉じる状態の斜視図である。 本発明の実施の形態のスマートフォンカバーの、外カバーを180度回転して付け替え可能な変形例の、(a)左手で操作するとき、(b)右手で操作するときの外カバーの使用状態を示す斜視図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図14は、本発明の実施の形態のスマートフォンカバーを示している。
図1乃至図5に示すように、スマートフォンカバー10は、内カバー11と外カバー12と1対の回転補助部材13とを有している。なお、スマートフォン1は、薄い長方形板状を成し、背面に撮影用のレンズ2を有している。
[各部材の基本構成]
図1乃至図3に示すように、内カバー11は、基板部21と固定傾斜部22とを有している。基板部21および固定傾斜部22は、概ね長方形板状を成し、基板部21の上に固定傾斜部22を重ね合わせ、固定傾斜部22の上にスマートフォン1を固定可能になっている。基板部21および固定傾斜部22は、固定したスマートフォン1の撮影用のレンズ2に対応する位置に設けられた内側窓部21a、22aをそれぞれ有しており、その内側窓部21a、22aを除いた背面全体を覆うよう設けられている。
図1および図2に示すように、基板部21は、固定したスマートフォン1の各短辺の側面を覆うよう設けられた1対の内側側縁部21bと、スマートフォン1の一方の長辺の側面を覆うよう設けられた第1長辺側縁部21cとを有している。また、図2に示すように、基板部21は、1対の内側回転軸部21dと1対の回転用ガイド溝21eと1対のスライド用ガイド溝21fと固定部21gと透明カバー21hと複数の磁石31とを有している。
各内側回転軸部21dは、固定したスマートフォン1の各短辺の側面のそれぞれの中央部に対応する位置、すなわち、各内側側縁部21bの外側面の長さ方向の中心位置から、互いに外側に向かって突出して設けられている。各回転用ガイド溝21eは、各内側側縁部21bの内側面の第1長辺側縁部21cの側の端部に設けられている。各スライド用ガイド溝21fは、各内側側縁部21bの内側面の第1長辺側縁部21cとは反対側の端部に設けられている。各スライド用ガイド溝21fは、各内側側縁部21bの長さ方向に沿って細長く形成されており、第1長辺側縁部21cとは反対側に向かって開放されている。固定部21gは、スマートフォン1を固定可能に、第1長辺側縁部21cの内側面に設けられている。透明カバー21hは、内側窓部21aに取り付けられている。各磁石31は、各内側側縁部21bに、各内側側縁部21bの長さ方向に沿って並んで取り付けられている。
図1および図3に示すように、固定傾斜部22は、固定したスマートフォン1の他方の長辺の側面を覆うよう設けられた第2長辺側縁部22bを有している。また、図3に示すように、固定傾斜部22は、1対の傾斜用回転軸部22cと1対の爪部22dと1対のスライド挿入部22eとを有している。各傾斜用回転軸部22cは、各短辺の第2長辺側縁部22bとは反対側の端部に、第2長辺側縁部22bの長さ方向に沿って突出して設けられている。各爪部22dは、それぞれ各傾斜用回転軸部22cから、第2長辺側縁部22bの長さ方向に対して垂直方向に突出して設けられている。各スライド挿入部22eは、それぞれ第2長辺側縁部22bの両端面に、第2長辺側縁部22bの長さ方向に沿って外側に向かって突出して設けられている。
固定傾斜部22は、基板部21の内側に重ね合わせたとき、各傾斜用回転軸部22cがそれぞれ対応する回転用ガイド溝21eに挿入され、各スライド挿入部22eがそれぞれ対応するスライド用ガイド溝21fに挿入されるよう構成されている。また、固定傾斜部22は、基板部21の内側に重ね合わせた状態から、各内側側縁部21bの長さ方向に沿って、第2長辺側縁部22bの側にスライドさせることにより、各スライド挿入部22eが各スライド用ガイド溝21fから外れるよう構成されている。
図1および図4に示すように、外カバー12は、概ね長方形板状を成し、内カバー11に固定したスマートフォン1の正面側の画面3を被覆可能な大きさを有している。また、外カバー12は、内カバー11に固定したスマートフォン1の画面3を覆う位置と、その画面3を開放して内カバー11の背面を覆う位置との間で移動可能になっている。これにより、スマートフォンカバー10は、外カバー12が内カバー11に固定したスマートフォン1の画面3を覆う保護状態と、外カバー12がその画面3を開放して内カバー11の背面を覆う使用状態との間で変形可能に構成されている。
外カバー12は、表面に対して同じ側に垂直に伸びるよう、短辺に沿って設けられた1対の外側側縁部12aを有している。各外側側縁部12aは、保護状態のとき、内カバー11の各内側側縁部21bを外側から覆うよう設けられている。また、外カバー12は、使用状態のときの内カバー11に固定したスマートフォン1の撮影用のレンズ2に対応する位置に設けられた外側窓部12bを有している。
また、図4に示すように、外カバー12は、1対の外側スライド溝12cと回転補助凸部12dとストラップ等取付部12eと複数の磁石32とを有している。各外側スライド溝12cは、画面3を覆ったスマートフォン1の各短辺の側面のそれぞれ同じ側の端部に対応する位置、すなわち、各外側側縁部12aのそれぞれ同じ側の端部に、各外側側縁部12aの長さ方向に沿って細長く設けられている。各外側スライド溝12cは、各外側側縁部12aの厚みを貫通して設けられた細長い孔から成っている。回転補助凸部12dは、外カバー12の長辺のうち、各外側側縁部12aの各外側スライド溝12cとは反対側の長辺に沿って、外カバー12の表面に対して各外側側縁部12aと同じ側に突出するよう設けられている。ストラップ等取付部12eは、一方の外側側縁部12aの外側面の中央部に設けられている。各磁石32は、各外側側縁部12aに、各外側側縁部12aの長さ方向に沿って並んで取り付けられている。
図1および図5に示すように、各回転補助部材13は、薄くて細長い棒状であり、内カバー11の各内側側縁部21bおよび外カバー12の各外側側縁部12aとほぼ同じ長さを有している。各回転補助部材13は、内カバー11に固定されたスマートフォン1の各短辺の側面の外方で、各内側側縁部21bと各外側側縁部12aとの間にそれぞれ配置されている。図5に示すように、各回転補助部材13は、連結スライド溝13aと連結回転軸部13bと複数の磁石33とを有している。各連結スライド溝13aは、各回転補助部材13の長さ方向の中心部に、その長さ方向に沿ってやや傾斜して伸びるよう設けられている。各連結スライド溝13aは、各回転補助部材13の厚みを貫通して設けられた細長い孔から成っている。各連結回転軸部13bは、各回転補助部材13の一方の端部に、各回転補助部材13の一方の表面から外側に向かって突出して設けられている。各磁石33は、各回転補助部材13の長さ方向に沿って並んで取り付けられている。
各回転補助部材13は、それぞれ対応する外カバー12の外側スライド溝12cに連結回転軸部13bをスライド可能に挿入し、それぞれ対応する内カバー11の内側回転軸部21dを連結スライド溝13aにスライド可能に挿入して、前記内カバー11と前記外カバー12とを連結している。また、これにより、各回転補助部材13は、内カバー11と外カバー12とを、それぞれ内カバー11に固定したスマートフォン1の各長辺の側面に沿った回転軸、すなわち、内カバー11の各内側回転軸部21dおよび各連結回転軸部13bを中心として回転可能に設けられている。
各回転補助部材13は、保護状態および使用状態のとき、スマートフォン1の各短辺の側面のそれぞれに沿って、内カバー11の各内側側縁部21bおよび外カバー12の各外側側縁部12aと対向するよう設けられている。また、各回転補助部材13は、保護状態および使用状態のとき、外カバー12が各連結回転軸部13bの側に向かってスライド可能、かつ、内カバー11がその反対側に向かってスライド可能になるよう設けられている。また、各連結スライド溝13aは、保護状態のとき、各連結回転軸部13bの側の端部からその反対側の端部に向かって、スマートフォン1の正面側から背面側に傾斜して設けられている。
[各部材の磁石の構成例]
図6に示すように、各回転補助部材13の磁石33は、それぞれ8つから成り、外カバー12側の表面に4つ、内カバー11側の表面に4つ配置され、それぞれ連結スライド溝13aの両側に2つずつ並んで配置されている。図6(a)に示すように、外カバー12側の表面に配置された磁石33は、連結回転軸部13bと反対側の端部のものから順に、外カバー12に向かって、磁石33aがS極、磁石33bがN極、磁石33cがN極、磁石33cがS極になるよう設けられている。また、図6(b)に示すように、内カバー11側の表面に配置された磁石33は、連結回転軸部13bと反対側の端部のものから順に、内カバー11に向かって、磁石33eがN極、磁石33fがS極、磁石33gがN極、磁石33hがN極になるよう設けられている。
図6(a)に示すように、外カバー12の磁石32は、6つから成り、各外側側縁部12aに3つずつ並んで配置されている。各磁石32は、磁石32aが磁石33aに対向する位置に、磁石32bが磁石33bに対向する位置からやや連結スライド溝13aに寄った位置に、磁石32cが磁石33cと磁石33dとの間に配置されている。また、各回転補助部材13に向かって、磁石32aがN極、磁石32bがS極、磁石32cがS極になるよう設けられている。
図6(b)に示すように、内カバー11の磁石31は、12個から成り、基板部21の各内側側縁部21bに6つずつ配置され、それぞれ内側回転軸部21dの両脇に3つずつ並んで配置されている。各磁石31は、磁石31aが磁石33eに対向する位置に、磁石31bが磁石33fに対向する位置に、磁石31cが連結スライド溝13aに対向する位置に、磁石31dが磁石33gに対向する位置に、磁石31eが磁石33gと磁石33hとの間に、磁石31fが磁石33hに対向する位置に配置されている。また、回転補助部材13に向かって、磁石31aがS極、磁石31bがN極、磁石31cがS極、磁石31dがS極、磁石31eがN極、磁石31fがS極になるよう設けられている。なお、各磁石31、32、33は、N極とS極とが逆になっていてもよい。
[保護状態と使用状態との間の変形動作・作用]
図7(a)に示すように、スマートフォンカバー10は、内カバー11にスマートフォン1を固定した状態で、内カバー11でスマートフォン1の背面側を覆い、外カバー12でスマートフォン1の正面側の画面3を覆うことにより、保護状態となり、スマートフォン1を保護することができる。このとき、各回転補助部材13の磁石33と、内カバー11の磁石31および外カバー12の磁石32との間に作用する引力により、保護状態を保持することができる。
スマートフォンカバー10は、以下のようにして、図7(a)に示す保護状態と、図7(e)に示す使用状態とを切り替えることができる。すなわち、まず、図7(a)に示す保護状態から、図7(b)に示すように、外カバー12に対して内カバー11をスライドさせて横にずらすよう、各外側スライド溝12cと各内側回転軸部21dとが離れる方向(図中の矢印方向)に力を加え、各連結回転軸部13bを各外側スライド溝12cに沿ってスライドさせるとともに、各内側回転軸部21dを各連結スライド溝13aに沿ってスライドさせる。このとき、外カバー12の回転補助凸部12dに各回転補助部材13が乗り上げるため、図8(a)に示すように、梃子の原理に従って、各連結回転軸部13bを中心として外カバー12に対して各回転補助部材13が回転し、各回転補助部材13の各連結回転軸部13bとは反対側の端部が、外カバー12に対して持ち上げられる。それと同時に、図8(b)に示すように、外カバー12の磁石32aと各回転補助部材13の磁石33b、外カバー12の磁石32cと各回転補助部材13の磁石33dとの間に斥力が作用するため、外カバー12に対してさらに各連結回転軸部13bが持ち上げられる。
また、図9(a)および(b)に示すように、各連結回転軸部13bに対して内カバー11もスライドし、各連結スライド溝13aの傾斜により、内カバー11を浮かせて、内カバー11と外カバー12との間隔をさらに開くことができる。それと同時に、図9(c)に示すように、内カバー11の磁石31bと各回転補助部材13の磁石33e、内カバー11の磁石31cと各回転補助部材13の磁石33f、内カバー11の磁石31eと各回転補助部材13の磁石33g、内カバー11の磁石31fと各回転補助部材13の磁石33dとの間に斥力が作用する。
次に、図7(c)に示すように、内カバー11にさらに矢印方向に力を加えることにより、図10に示すように、内カバー11の磁石31bと各回転補助部材13の磁石33e、内カバー11の磁石31cと各回転補助部材13の磁石33f、内カバー11の磁石31eと各回転補助部材13の磁石33g、内カバー11の磁石31fと各回転補助部材13の磁石33dとの間の斥力により、各回転補助部材13に対して、各内側回転軸部21dを中心として内カバー11が回転する方向に力が加わり、内カバー11が回転し始める。
加えた力や回転の勢いにより、内カバー11が90度程度回転すると、図7(d)に示すように、重力や各磁石31、32、33の引力により、さらに内カバー11が回転し、内カバー11の背面側に外カバー12が位置するまで、180度回転する。このとき、各磁石31の引力により、各外側スライド溝12cと各内側回転軸部21dとが近づくよう、各連結回転軸部13bが各外側スライド溝12cに沿ってスライドするとともに、各内側回転軸部21dが各連結スライド溝13aに沿ってスライドし、図7(e)に示すように、外カバー12が内カバー11の背面に重なる位置まで移動する。こうして、保護状態から使用状態にすることができる。使用状態のときにも、同様にして、スライド、回転、スライドの操作をすることにより、図7(a)に示す保護状態にすることができる。
スマートフォンカバー10は、外カバー12に対して内カバー11を回転させる前に、外カバー12に対して内カバー11を横にずらしておくことにより、外カバー12に対して内カバー11を回転させるためのスペースをあけることができ、容易に内カバー11を回転させることができる。また、回転補助凸部12dや各連結スライド溝13aの傾斜により、外カバー12に対する内カバー11の回転を容易にすることができる。また、各磁石31、32、33の間に働く引力や斥力により、外カバー12に対する内カバー11の回転運動やスライド運動を付勢することができるため、保護状態と使用状態との間の変形を、容易に行うことができる。
スマートフォンカバー10は、片手で外カバー12を把持し、把持した手の指(親指など)で内カバー11をスライドさせることにより、外カバー12に対して内カバー11を容易に回転やスライドさせることができ、スマートフォン1の画面3を開いて使用する状態と画面3を保護する状態とを片手で切り替えることができる。また、スマートフォン1の使用時には、外カバー12が内カバー11の背面を覆う位置まで移動しているため、外カバー12が邪魔にならない。このため、使用時に煩わされるものがなく、片手で容易に画面3の操作を行うことができる。
スマートフォンカバー10は、図11に示すように、内カバー11の磁石31と各回転補助部材13の磁石33との間の斥力を利用して、外カバー12に対する内カバー11の回転を途中で止めた任意の角度で、内カバー11を保持することができる。これにより、スマートフォン1を所望の角度に傾斜させた状態で、動画や映画、テレビ等を視聴することができる。
[内カバー11の動作]
図12(a)に示すように、内カバー11は、保護状態や使用状態のとき、基板部21の内側に固定傾斜部22を重ね合わせた状態で用いられる。このとき、内カバー11は、固定傾斜部22の各傾斜用回転軸部22cを、それぞれ対応する基板部21の回転用ガイド溝21eに挿入し、固定傾斜部22の各スライド挿入部22eを、それぞれ対応する基板部21のスライド用ガイド溝21fに挿入した状態になっている。内カバー11は、この状態から、固定傾斜部22が、基板部21の外カバー12とは反対側に立ち上がって傾斜した状態にすることができる。
すなわち、図12(b)に示すように、固定傾斜部22を、各内側側縁部21bの長さ方向に沿って、基板部21に対して第2長辺側縁部22bの側(図中の矢印方向)にスライドさせる。これにより、各スライド挿入部22eを各スライド用ガイド溝21fから外すことができる。次に、図12(c)に示すように、各傾斜用回転軸部22cを中心として、固定傾斜部22の第2長辺側縁部22bの側を持ち上げる。ここで、図12(d)に示すように、基板部21に対して固定傾斜部22を所定の角度で固定するよう、各爪部22dを引っ掛けるための1対の引掛溝21iを、あらかじめ基板部21の各回転用ガイド溝21eの内側面に設けておく。図12(e)に示すように、第2長辺側縁部22bの側を持ち上げた固定傾斜部22を、第1長辺側縁部21cの側(図中の矢印方向)にスライドさせて、各爪部22dを各引掛溝21iに引っ掛ける。これにより、図12(f)に示すように、固定傾斜部22を基板部21に対して傾斜した状態に固定することができる。
このように、スマートフォンカバー10は、使用状態の時に、固定傾斜部22に固定したスマートフォン1を、基板部21の外カバー12とは反対側に立ち上がって傾斜した状態に維持することができる。このため、例えば動画等を視聴する際に、スマートフォン1を傾斜させた状態でテーブル等の上に置いて使用することができる。
なお、図2および図3(c)に示すように、内カバー11は、基板部21の内側に固定傾斜部22を重ね合わせた状態のとき、互いに引力が作用するよう、基板部21および固定傾斜部22のそれぞれ対向する位置に、固定用の磁石41、42を有していてもよい。この場合、基板部21および固定傾斜部22が、互いに重ね合わせた状態から容易に移動しないようにすることができる。また、図3(a)、(c)、図12(d)および(e)に示すように、固定傾斜部22の各傾斜用回転軸部22cが磁石43を有し、その磁石43が、内カバー11の磁石31aとの間で引力が、内カバー11の磁石31bとの間で斥力が作用するよう設けられていてもよい。この場合、基板部21および固定傾斜部22を互いに重ね合わせた状態、ならびに、基板部21に対して固定傾斜部22を傾斜させた状態から、容易に動かないようにすることができる。
[設置用磁石を有する変形例]
図4に示すように、スマートフォンカバー10は、外カバー12の表面に複数の固定用の磁石44を有していてもよい。この場合、各固定用の磁石44の磁力により、金属製の壁や板など、金属製の物体に設置することができ、その状態でスマートフォン1を使用することができる。
[レンズカバーを有する変形例]
図13に示すように、スマートフォンカバー10は、外カバー12の外側窓部12bを覆って閉じる位置と、外側窓部12bを開放する位置との間でスライド可能に、外カバー12の内側の表面に沿って設けられたレンズカバー51を有していてもよい。この場合、図13に示す一例では、レンズカバー51を自動的に開閉するよう、以下のような構成を有している。
すなわち、図13(a)に示すように、スマートフォンカバー10は、レンズカバー51と外カバー12の外側窓部12bの近傍の位置とに、それぞれ互いに引力が作用するよう設けられた磁石52、53を有している。また、図13(b)および図2(b)に示すように、内カバー11の基板部21に第1の磁石54を有し、第1の磁石54は、外カバー12に対して内カバー11を回転して保護状態から使用状態にするとき、レンズカバー51の磁石52と反発して、外側窓部12bを開放する位置までレンズカバー51をスライドさせるよう設けられている。このとき、図13(c)に示すように、スライドしたレンズカバー51の磁石52と、その近傍の回転補助部材13の磁石33gとの間で引力が作用するよう構成されていることが好ましい。また、図13(d)および図3(b)に示すように、内カバー11の固定傾斜部22に第2の磁石55を有し、第2の磁石55は、外カバー12に対して内カバー11を回転して使用状態から保護状態にするとき、レンズカバー51の磁石52と引き合って、外側窓部12bを覆う位置までレンズカバー51をスライドさせるよう設けられている。
この図13に示す構成により、保護状態のとき、スライドカバーが自動的に移動して外側窓部12bを覆い、使用状態のとき、スライドカバーが自動的に移動して外側窓部12bを開放することができる。これにより、保護状態のとき、スマートフォン1の画面3の全体を外カバー12で保護することができる。また、スマートフォン1の背面側に内カバー11および外カバー12が位置する使用状態のときでも、背面の撮影用のレンズ2を使用して撮影を行うことができる。なお、レンズカバー51で外側窓部12bを開閉する構成は、磁石を利用する構成に限らず、バネや弾性体などを利用する構成や、手動でレンズカバー51を移動させる構成など、いかなる構成であってもよい。
[左手および右手で把持可能な変形例]
図14に示すように、スマートフォンカバー10は、外カバー12を、保護状態のときのスマートフォン1の画面3に沿った面内で、内カバー11に対して180度回転させて、各回転補助部材13に付け替え可能であってもよい。180度回転させたとき、内カバー11に固定されたスマートフォン1のレンズ2の位置に対応するよう、外側窓部12bやレンズカバー51も、180度の回転対称の位置にそれぞれ設けられていることが好ましい。また、使用しない外側窓部12bは、蓋56で覆うことが好ましい。
この構成の場合、使用者の利き腕に応じて、外カバー12を180度回転させて付け替えることにより、選択的に、図14(a)に示す、左手で容易にスライドや回転の操作ができる構成や、図14(b)に示す、右手で容易にスライドや回転の操作ができる構成にすることができる。図14(a)および(b)では、図中の矢印方向に力を加えることにより、使用状態と保護状態との間の切り替え操作を行うことができる。
なお、スマートフォンカバー10は、内カバー11の側面に、ワイヤレスイヤホン・タッチペン・電源延長コードなどを収納可能に備え、内面にはスマートフォン用テレビアンテナを収納可能に備えていてもよい。
1 スマートフォン
2 レンズ
3 画面

10 スマートフォンカバー
11 内カバー
21 基板部
21a 内側窓部
21b 内側側縁部
21c 第1長辺側縁部
21d 内側回転軸部
21e 回転用ガイド溝
21f スライド用ガイド溝
21g 固定部
21h 透明カバー
21i 引掛溝
31 磁石
22 固定傾斜部
22a 内側窓部
22b 第2長辺側縁部
22c 傾斜用回転軸部
22d 爪部
22e スライド挿入部
12 外カバー
12a 外側側縁部
12b 外側窓部
12c 外側スライド溝
12d 回転補助凸部
12e ストラップ等取付部
32 磁石
13 回転補助部材
13a 連結スライド溝
13b 連結回転軸部
33 磁石

41、42、43、44 固定用磁石
51 レンズカバー
52、53、54、55 磁石
56 蓋

Claims (4)

  1. 長方形板状のスマートフォンの背面側を覆って前記スマートフォンを固定可能に設けられた内カバーと、
    前記内カバーに固定した前記スマートフォンの正面側の画面を被覆可能に設けられた外カバーと、
    前記スマートフォンの平行な1対の側面の外方に、前記内カバーと前記外カバーとを、それぞれ前記スマートフォンの平行な他方の側面に沿った回転軸を中心として回転可能に連結するよう設けられた1対の回転補助部材とを有し、
    各回転軸を中心として前記外カバーに対して前記内カバーを回転できるよう、各回転軸に対して垂直な方向に前記外カバーに対して前記内カバーをスライド可能であり、前記外カバーに対して前記内カバーを回転およびスライドさせることにより、前記外カバーが前記画面を覆う保護状態と、前記外カバーが前記画面を開放して前記内カバーの背面を覆う使用状態との間で変形可能に構成されており、
    前記内カバーは、固定した前記スマートフォンの前記1対の側面のそれぞれの中央部に対応する位置から、互いに外側に向かって突出する1対の内側回転軸部を有し、
    前記外カバーは、前記保護状態のとき、前記スマートフォンの前記1対の側面のそれぞれ同じ側の端部に対応する位置に、各側面に沿って細長く設けられた1対の外側スライド溝を有し、
    各回転補助部材は、それぞれ対応する前記外側スライド溝にスライド可能に挿入された連結回転軸部と、前記連結回転軸部の方向に伸びて細長く設けられ、それぞれ対応する前記内側回転軸部をスライド可能に挿入した連結スライド溝とを有することを
    特徴とするスマートフォンカバー。
  2. 各外側スライド溝と各内側回転軸部とが離れるよう、各連結回転軸部と各内側回転軸部とをスライドさせて、各回転補助部材に対して、各内側回転軸部を中心として前記内カバーを相対的に回転させると共に、各連結回転軸部を中心として前記外カバーを相対的に回転させ、さらに各外側スライド溝と各内側回転軸部とが近づくよう、各連結回転軸部と各内側回転軸部とをスライドさせることにより、前記保護状態と前記使用状態との間で変形可能に構成されていることを特徴とする請求項記載のスマートフォンカバー。
  3. 各連結スライド溝は、前記保護状態のとき、前記連結回転軸部側の端部からその反対側の端部に向かって、水平または、前記スマートフォンの正面側から背面側に傾斜して設けられていることを特徴とする請求項または記載のスマートフォンカバー。
  4. 各回転補助部材は、前記保護状態および前記使用状態のとき、前記スマートフォンの前記1対の側面のそれぞれに沿うよう設けられ、1または複数の磁石またはバネ素材を有し、
    前記内カバーは、前記保護状態および前記使用状態のとき、各回転補助部材と対向するよう設けられた1対の内側側縁部を有し、各内側側縁部に、前記保護状態および前記使用状態のとき、各回転補助部材の前記磁石または前記バネ素材との間で引力または元の形状へ戻る力が作用し、前記保護状態および前記使用状態から各内側回転軸部を各連結スライド溝に沿ってスライドさせたとき、各回転補助部材の前記磁石または前記バネ素材との間で斥力が作用するよう設けられた1または複数の磁石またはバネ素材を有することを
    特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のスマートフォンカバー。
JP2018231728A 2018-12-11 2018-12-11 スマートフォンカバー Expired - Fee Related JP6537047B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018231728A JP6537047B1 (ja) 2018-12-11 2018-12-11 スマートフォンカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018231728A JP6537047B1 (ja) 2018-12-11 2018-12-11 スマートフォンカバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6537047B1 true JP6537047B1 (ja) 2019-07-03
JP2020096252A JP2020096252A (ja) 2020-06-18

Family

ID=67144558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018231728A Expired - Fee Related JP6537047B1 (ja) 2018-12-11 2018-12-11 スマートフォンカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6537047B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115373253A (zh) * 2022-08-29 2022-11-22 歌尔科技有限公司 一种可快拆的穿戴设备

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005228069A (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 携帯型電子機器
JP2012248761A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Strawberry Corporation 連結装置並びに連結装置を用いた電子機器
WO2013114503A1 (ja) * 2012-02-03 2013-08-08 ソニー株式会社 情報端末装置
JP3176960U (ja) * 2012-04-27 2012-07-12 秀行 藤澤 スマートフォン用多機能収容ケース
CN106028697A (zh) * 2015-03-25 2016-10-12 夏普株式会社 便携式电子设备用壳体
CN104932619B (zh) * 2015-06-19 2019-03-29 李由 平板电子设备的保护支撑装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115373253A (zh) * 2022-08-29 2022-11-22 歌尔科技有限公司 一种可快拆的穿戴设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020096252A (ja) 2020-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6832100B2 (en) Magnetic hinge apparatus
US20210131609A1 (en) Handheld gimbal
JP5954158B2 (ja) 電子機器
US10063268B2 (en) Portable electronic device support
EP3287035B1 (en) Privacy enhancing device case
KR20120080182A (ko) 휴대형 전자기기
JP6537047B1 (ja) スマートフォンカバー
KR200486453Y1 (ko) 스마트폰용 카메라 가림장치
JP2013011977A (ja) タブレットコンピュータ用ケース
JP2021131773A (ja) 携帯用情報機器及びスタンド装置
JP4241241B2 (ja) ヒンジ構造及び電子機器
JP6159384B2 (ja) 電子機器
JP2011188472A (ja) ティルティング機構及びこれを用いる携帯式電子装置
KR100671694B1 (ko) 스위블 힌지기구를 갖는 이동통신 단말기
JP3176960U (ja) スマートフォン用多機能収容ケース
CN1574857B (zh) 便携式终端
CN111684192B (zh) 手持云台
TWI378705B (en) Mobile electrical apparatus
JP6120034B1 (ja) 携帯端末ケース
KR101980833B1 (ko) 스마트폰 보호 케이스
KR20070075001A (ko) 회전형 힌지유닛 및 이를 구비한 영상촬영장치
JP6253287B2 (ja) 撮像装置
JP5733017B2 (ja) 筐体構造、及び電子機器
JP2015125310A (ja) 撮像装置
JP3157080U (ja) ヒンジ及び該ヒンジを備えたカバースライド装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20181212

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181213

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20181213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20181214

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20181226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190527

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6537047

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees