JP2005228069A - 携帯型電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置構成を大型化することなく、表示部を大きくし、また、横長の表示画面をスマートに観ることができるようにする。
【解決手段】 操作部3を有し両側部に係合溝4が設けられた第1の筐体部1と、表示部5を有し両側部に係合溝6が設けられた第2の筐体部2と、一端側が第1の筐体部1の係合溝4に係合され他端側が第2の筐体部2の係合溝6に係合された一対の連結扞7,8とを備える。各連結扞7,8は、一端側が第1の筐体部1の係合溝4内においてスライド及び回転が可能となっており、他端側が第2の筐体部2の係合溝6内におけるスライド及び回転が可能となっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、いわゆる携帯電話端末、PHS(登録商標)端末、PDA等のような無線送受信によってデータの送受信を行う機器やテレビジョン受像機などとして構成することができる携帯型電子機器に関する。
従来、無線送受信によって種々のデータの送受信を行う機器として構成された携帯型電子機器は、多機能化が図られており、電話の送受信やメールの送受信の他、テレビ電話、テレビジョン放送の受信、ウェブサイトの参照などが行えるようになっている。
このような多機能の携帯型電子機器においては、受信した画像データや文字データの表示を良好に行うために、表示部として、より大きな表示画面を有するものを備えることが望ましい。また、このような多機能の携帯型電子機器において、例えばテレビジョン画面を表示するような場合を想定した場合、表示部として横長の表示画面を備えることが望ましい。
このようにして表示部を大きくしたり、または、横長の表示画面を有するものとしたりすると、装置構成が大型化してしまう。しかし、携帯型電子機器において、良好な携帯性を維持するためには、装置構成を大型化することは好ましくない。
例えば、操作部が設けられた第1の筐体部と表示部が設けられた第2の筐体部とがヒンジ部を介して連結されているいわゆる「クラムシェル方式」の携帯電話端末においては、第1の筐体部を片手で持った状態で、この第1の筐体部に対して第2の筐体部を上方に向けて開くようになっており、表示部は縦長の表示画面を有するものとなっている。このような「クラムシェル方式」の携帯電話端末において、表示部を大型化すると、各筐体部の幅が広くなってしまい、第1の筐体部を片手で持つことができなくなってしまう。
また、このような「クラムシェル方式」の携帯電話端末において、表示部を横長の表示画面を有するものとすると、やはり各筐体部の幅が大きくなってしまい、第1の筐体部を片手で持つことができなくなってしまう。なお、各筐体部の幅を広くせずに、表示部を横長の表示画面を有するものとすると、表示部の大きさが従来の携帯電話端末よりも小さくなってしまう。
従来の携帯型電子機器においては、このような「クラムシェル方式」の他に、操作部が設けられた第1の筐体部と表示部が設けられた第2の筐体部とがこれら筐体部の主面部に略々垂直な回動軸を介して連結されているものや、また、例えば、公開特許公報(特開2003−298695公報:特許文献1)に記載されているように、第1の筐体部と第2の筐体部とを互いに支持扞で連結させて構成したものが提案されている。
特許文献1に記載された携帯型電子機器においては、第2の筐体部は、第1の筐体部に対して、上下にスライドされるようになっている。
特開2003−298695公報(第4頁〜第6頁:図1〜図6)
ところで、上述のような従来の携帯型電子機器においては、いずれの構成のものにおいても、表示部を大きくしたり、または、横長の表示画面を有するものとした場合における装置構成の大型化を回避することができない。特に、テレビジョン画面のような横長の画像を表示する用途を考えた場合、「クラムシェル方式」の携帯電話端末では、表示部を大きくし難い。また、「クラムシェル方式」の携帯電話端末の場合、例えば当該端末を横にして画面を観るということも考えられるが、そのような使用状況は到底スマートとは言い難い。
そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるものであって、装置構成を大型化することなく、表示部を大きくすることができ、また、横長の表示画面をスマートに観ることができるようになされた携帯型電子機器を提供しようとするものである。
上述の課題を解決するため、本発明に係る携帯型電子機器は、一主面部上に操作部が設けられ両側部に係合溝が設けられた第1の筐体部と、一主面部上に表示部が設けられ両側部に係合溝が設けられた第2の筐体部と、一端側が第1の筐体部の一側部の係合溝に係合され他端側が第2の筐体部の一側部の係合溝に係合された第1の連結扞と、一端側が第1の筐体部の他側部の係合溝に係合され他端側が第2の筐体部の他側部の係合溝に係合され第1の連結扞と対をなす第2の連結扞とを備え、各連結扞の一端側は、第1の筐体部の一側部及び他側部の係合溝内におけるスライド及び第1の筐体部に対する回転が可能となっており、各連結扞の他端側は、第2の筐体部の一側部及び他側部の係合溝内におけるスライド及び第2の筐体部に対する回転が可能となっていることを特徴とするものである。
この携帯型電子機器においては、第1の筐体部と第2の筐体部とがスライド及び回動が可能となっている一対の連結扞によって接続されているため、第2の筐体部の一主面部の全面を表示部とすることが可能であり、また、第2の筐体部の第1の筐体部に対するスライド及び回動が可能であり、第2の筐体部の表示部が設けられた一主面部を第1の筐体部側に向けてこれら各筐体部を重ねる状態と、第2の筐体部の表示部が設けられた一主面部を第1の筐体部の反対側に向けてこれら各筐体部を重ねる状態とのいずれの姿勢をもとることができる。
本発明に係る携帯型電子機器においては、第2の筐体部の一主面部の全面を表示部とすることが可能であり、また、第2の筐体部の第1の筐体部に対するスライド及び回動が可能であり、第2の筐体部の表示部が設けられた一主面部を第1の筐体部側に向けてこれら各筐体部を重ねる状態と、第2の筐体部の表示部が設けられた一主面部を第1の筐体部の反対側に向けてこれら各筐体部を重ねる状態とのいずれの姿勢をもとることができる。
したがって、この携帯型電子機器においては、装置構成を大型化することなく表示部を大型化することが可能であり、第2の筐体部の表示部が設けられた一主面部を第1の筐体部の反対側に向けてこれら各筐体部を重ねる状態とすることにより、この表示部を横長の表示画面を有するものとして使用することが容易となる。
すなわち、本発明は、装置構成を大型化することなく、表示部を大きくしたり、または、横長の表示画面を有するものとすることができるようになされた携帯型電子機器を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
〔第1の実施の形態の構成(機構部)〕
この実施の形態は、本発明に係る携帯型電子機器を、いわゆる携帯電話端末、PHS(登録商標)端末、PDA等のような無線送受信によってデータの送受信を行う機器として構成したものである。また、この携帯型電子機器は、テレビジョン受像機としての機能も備えている。
この携帯型電子機器は、図1に示すように、第1の筐体部1と、第2の筐体部2とを有して構成されている。これら第1及び第2の筐体部1,2は、それぞれ主面部が互いに略々同一の長方形状となされた薄い筐体として構成されており、図2に示す初期状態において、互いに重ねられた状態となっている。
そして、この携帯型電子機器においては、図1に示すように、第1の筐体部1には、一主面部上に操作部3が設けられるとともに、両側部に対をなす係合溝4,4が設けられている。これら係合溝4,4は、それぞれ第1の筐体部1の側部に沿って上端部近傍より下端部近傍に亘って形成されている。また、第2の筐体部2には、一主面部上に表示部5が設けられ、両側部に対をなす係合溝6,6が設けられている。これら係合溝6,6は、それぞれ第2の筐体部2の側部に沿って上端部近傍より下端部近傍に亘って形成されている。
また、第1の筐体部1は、この携帯型電子機器の動作を制御する制御手段となる制御部を内蔵しておいる。この第1の筐体部1の一主面部上に設けられた操作部3は、制御部に接続された複数の操作キーを有して構成されている。この操作部3をなす操作キーが押圧操作されると、操作された操作キーに応じた信号が制御部に入力される。この操作部3の複数の操作キーのうちの10個の操作キーは、0乃至9の数字に対応されたテンキーとなされている。この操作部3は、第2の筐体部2に設けられている表示部5におけるカーソルの移動操作や、表示部5におけるメニュー表示画面の選択操作などを行うための入力インターフェイスである。
第2の筐体部2の一主面部上に設けられた表示部5は、例えば、液晶表示装置(LCD)により構成されており、後述する連結扞7,8を介して、または、無線方式の送受信(例えばいわゆる「UWB(ウルトラワイドバンド)」やブルートゥース等)を介して、第1の筐体部1内の表示制御手段ともなる制御部に接続されており、この制御部の制御にしたがって所定の表示を行う。
そして、第1の筐体部1には、他端側部分にマイクロホン部(送話部)9が設けられている。また、第2の筐体部2の他端側部分には、スピーカ部(受話部)10が設けられている。これらマイクロホン部9及びスピーカ部10は、それぞれ制御部に接続されており、電話機としての送話部及び受話部となる。
また、第1の筐体部1には、図示しないカメラ部が内蔵されている。このカメラ部は、撮像レンズと、この撮像レンズが形成する像を撮像する固体撮像素子(CCD)とを有して構成されている。
そして、この携帯型電子機器においては、第1及び第2の筐体部1,2は、一対の連結扞7,8によって連結されている。
第1の連結扞7は、一端側を第1の筐体部1の一側部の係合溝4に係合させており、他端側を第2の筐体部2の一側部の係合溝6に係合させている。また、第2の連結扞8は、一端側を第1の筐体部1の他側部の係合溝4に係合させており、他端側を第2の筐体部2の他側部の係合溝6に係合させている。
これら連結扞7,8は、それぞれ各筐体部1,2の側部の長さに略々対応した長さを有する棒状の部材として構成されており、両端側部分が各係合溝4,6に向けて屈曲されているとともに、この両端側部分に、各係合溝4,6に係合するためのフランジ状の係合部を有している。
そして、各連結扞7,8の一端側は、第1の筐体部1の一側部及び他側部の係合溝4,4内において、この係合溝4,4に沿ってスライド可能となっている。さらに、各連結扞7,8の一端側は、第1の筐体部1の一側部及び他側部の係合溝4,4内において、この第1の筐体部1に対して回転可能となっている。
また、各連結扞7,8の他端側は、第2の筐体部2の一側部及び他側部の係合溝6,6内において、この係合溝6,6に沿ってスライド可能となっている。さらに、各連結扞7,8の他端側は、第2の筐体部2の一側部及び他側部の係合溝6,6内において、この第2の筐体部2に対して回転可能となっている。
〔第1の実施の形態の構成(電子回路部)〕
この携帯型電子機器において、制御部は、制御ラインに接続されている。そして、この制御ラインには、通信回路、表示部5、操作部3及びメモリが接続されている。この制御ラインに接続されている各ブロックは、制御部によって制御されて動作する。
通信回路は、図示しないアンテナを介して、電話回線に接続された他の通信端末との間で無線データ通信を行う。
そして、通信回路、表示部5及びメモリは、データラインに接続されている。さらに、このデータラインには、マイクロホン部9及びスピーカ部10が接続されている。このデータラインに接続されている各ブロックは、互いにデータの授受を行うことができる。
〔第1の実施の形態の動作〕
この携帯型電子機器においては、図2に示す初期状態においては、第2の筐体部2は、表示部5が設けられた一主面部を第1の筐体部1の一主面部に対向させた状態で、この第1の筐体部1に対して重ねられている。このとき、各連結扞7,8の一端側は、第1の筐体部1の一側部及び他側部の係合溝4,4内において、第1の筐体部1の下端側に位置している。また、各連結扞7,8の他端側は、第2の筐体部2の一側部及び他側部の係合溝6,6内において、第2の筐体部2の上端側に位置している。
そして、第2の筐体部2は、図3に示すように、各連結扞7,8の他端側を中心として回動されることにより、第1の筐体1に対して、下端側より上方に開くようにして離間される。
さらに第2の筐体部2を各連結扞7,8の他端側を中心として略々180°に亘って回動させると、図4に示すように、第2の筐体部2と第1の筐体部1とは、表示部5及び操作部3を互いに同じ方向に向けて外方側に臨ませる状態となる。
そして、第2の筐体部2を各連結扞7,8の他端側に対してスライドさせると、図5に示すように、第2の筐体部2は、表示部5が設けられた一主面部を第1の筐体部1側の反対側に向けた状態で、この第1の筐体部1に対して重ねられる状態となる。このとき、この携帯型電子機器は、表示部5の表示画面を縦長として使用することも、また、表示画面を横長として使用することも可能となる。
さらに、第2の筐体部2を各連結扞7,8の他端側に対してスライドさせるとともに、第1の筐体部1を各連結扞7,8の一端側に対してスライドさせることにより、図6に示すように、第2の筐体部2と第1の筐体部1とは、表示部5及び操作部3を互いに同じ方向に向けた状態で、各連結扞7,8を介して連結されたままで互いに離間された状態となる。
また、図7に示すように、各連結扞7,8の一端側を第1の筐体部1の下端側に位置させるとともに、各連結扞7,8の他端側を第2の筐体部2の下端側に位置させ、これら各筐体部1,2の上端側同士を当接させることにより、第2の筐体部2は、第1の筐体部1によって支持されて机上等に載置できる状態となる。
〔第1の実施の形態の効果〕
この携帯型電子機器においては、第1の筐体部1と第2の筐体部2とがスライド及び回動が可能となっている一対の連結扞7,8によって接続されているため、第2の筐体部2の一主面部の全面を表示部5とすることが可能であり、また、第2の筐体部2の第1の筐体部1に対するスライド及び回動が可能であり、第2の筐体部2の表示部5が設けられた一主面部を第1の筐体部側1に向けてこれら各筐体部1,2を重ねる状態と、第2の筐体部2の表示部5が設けられた一主面部を第1の筐体部1の反対側に向けてこれら各筐体部1,2を重ねる状態とのいずれの姿勢をもとることができる。
したがって、この携帯型電子機器においては、装置構成を大型化することなく表示部5を大型化することが可能であり、第2の筐体部2の表示部5が設けられた一主面部を第1の筐体部1の反対側に向けてこれら各筐体部1,2を重ねる状態とすることにより、この表示部5を横長の表示画面を有するものとして使用することが容易となる。
〔第2の実施の形態の構成〕
そして、本発明に係る携帯型電子機器は、各連結扞7,8の一端側が第1の筐体部1の一側部及び他側部の係合溝4,4内において所定の位置にあるときのみに、これら連結扞7,8の第1の筐体部1に対する回転を可能とする第1の回転規制手段と、各連結扞7,8の他端側が第2の筐体部2の一側部及び他側部の係合溝6,6内において所定の位置にあるときのみに、これら連結扞7,8の第2の筐体部2に対する回転を可能とする第2の回転規制手段とを設けて構成してもよい。
すなわち、この場合には、図8及び図9に示すように、第1の回転規制手段として、各連結扞7,8の一端側部分に、第1の筐体部1に向けた突起部11,11を設けるとともに、第2の回転規制手段として、各連結扞7,8の他端側部分に、第2の筐体部2に向けた突起部12,12を設ける。
そして、第1の筐体部1には、第1の回転規制手段として、各連結扞7,8の一端側が第1の筐体部1に対して回転するときに突起部11,11が通過する軌跡に対応した切欠き部13,13を設ける。この切欠き部13,13は、各連結扞7,8の一端側が第1の筐体部1に対する所定の位置、例えば、第1の筐体部の下端側にあるときにおける突起部11,11の軌跡に対応して設ける。
すなわち、各連結扞7,8の一端側は、第1の筐体部1に対する所定の位置にあるときには、突起部11,11を切欠き部13,13内を通過させることにより第1の筐体部1に対する回転が可能であるが、第1の筐体部1に対する所定の位置にないときには、突起部11,11が第1の筐体部1に当接することにより、または、突起部11,11が係合溝4,4内に係合することにより、第1の筐体部1に対する回転を規制される。
また、第2の筐体部2には、第2の回転規制手段として、各連結扞7,8の他端側が第2の筐体部2に対して回転するときに突起部12,12が通過する軌跡に対応した切欠き部14,14を設ける。この切欠き部14,14は、各連結扞7,8の他端側が第2の筐体部2に対する所定の位置、例えば、第2の筐体部の上端側にあるときにおける突起部12,12の軌跡に対応して設ける。
すなわち、各連結扞7,8の他端側は、第2の筐体部2に対する所定の位置にあるときには、突起部12,12を切欠き部14,14内を通過させることにより第2の筐体部2に対する回転が可能であるが、第2の筐体部2に対する所定の位置にないときには、突起部12,12が第2の筐体部2に当接することにより、または、突起部12,12が係合溝6,6内に係合することにより、第2の筐体部2に対する回転を規制される。
〔第2の実施の形態の動作〕
この携帯型電子機器においては、各連結扞7,8の一端側は、第1の筐体部1に対する所定の位置、例えば、第1の筐体部の下端側にあるときのみに第1の筐体部1に対する回転が可能であり、第1の筐体部1に対する所定の位置にないときには第1の筐体部1に対する回転を規制される。
したがって、各連結扞7,8の一端側を第1の筐体部1に対して初期状態よりスライドさせた状態において、各連結扞7,8の一端側が第1の筐体部1に対して不用意に回転してしまうことがない。
また、この携帯型電子機器においては、各連結扞7,8の他端側は、第2の筐体部2に対する所定の位置、例えば、第2の筐体部の上端側にあるときのみに第2の筐体部2に対する回転が可能であり、第2の筐体部2に対する所定の位置にないときには第2の筐体部2に対する回転を規制される。
したがって、各連結扞7,8の他端側を第2の筐体部2に対して初期状態よりスライドさせた状態において、各連結扞7,8の他端側が第2の筐体部2に対して不用意に回転してしまうことがない。
〔第2の実施の形態の効果〕
この携帯型電子機器においては、各連結扞7,8の一端側及び他端側を各筐体部1,2に対して初期状態よりスライドさせた状態において、各連結扞7,8の一端側及び他端側が各筐体部1,2に対して不用意に回転してしまうことがないので、各連結扞7,8の一端側及び他端側を各筐体部1,2に対して初期状態よりスライドさせた状態において、各筐体部1,2を安定して支持することができる。
〔第3の実施の形態の構成〕
また、本発明に係る携帯型電子機器は、第1及び第2の回転規制手段として、図10に示すように、各連結扞7,8の一端側部分及び他端側部分を角柱状に形成するとともに、各筐体部1,2の係合溝4,6の所定位置に、角柱状の各連結扞7,8の一端側部分及び他端側部分が回転可能となる程度の拡幅部15を設けることとしてもよい。
この場合には、各連結扞7,8の一端側は、第1の筐体部1に対する所定の位置にあるときには、拡幅部15内において、第1の筐体部1に対する回転が可能であるが、第1の筐体部1に対する所定の位置にないときには、係合溝4,4の内壁部により、第1の筐体部1に対する回転を規制される。
また、各連結扞7,8の他端側は、第2の筐体部1に対する所定の位置にあるときには、拡幅部15内において、第2の筐体部2に対する回転が可能であるが、第2の筐体部2に対する所定の位置にないときには、係合溝6,6の内壁部により、第2の筐体部2に対する回転を規制される。
〔第3の実施の形態の動作〕
この携帯型電子機器においては、各連結扞7,8の一端側は、第1の筐体部1に対する所定の位置、例えば、第1の筐体部の下端側にあるときのみに第1の筐体部1に対する回転が可能であり、第1の筐体部1に対する所定の位置にないときには第1の筐体部1に対する回転を規制される。
したがって、各連結扞7,8の一端側を第1の筐体部1に対して初期状態よりスライドさせた状態において、各連結扞7,8の一端側が第1の筐体部1に対して不用意に回転してしまうことがない。
また、この携帯型電子機器においては、各連結扞7,8の他端側は、第2の筐体部2に対する所定の位置、例えば、第2の筐体部の上端側にあるときのみに第2の筐体部2に対する回転が可能であり、第2の筐体部2に対する所定の位置にないときには第2の筐体部2に対する回転を規制される。
したがって、各連結扞7,8の他端側を第2の筐体部2に対して初期状態よりスライドさせた状態において、各連結扞7,8の他端側が第2の筐体部2に対して不用意に回転してしまうことがない。
〔第3の実施の形態の効果〕
この携帯型電子機器においては、各連結扞7,8の一端側及び他端側を各筐体部1,2に対して初期状態よりスライドさせた状態において、各連結扞7,8の一端側及び他端側が各筐体部1,2に対して不用意に回転してしまうことがないので、各連結扞7,8の一端側及び他端側を各筐体部1,2に対して初期状態よりスライドさせた状態において、各筐体部1,2を安定して支持することができる。
〔第4の実施の形態の構成〕
また、本発明に係る携帯型電子機器は、第1及び第2の回転規制手段として、図11に示すように、各連結扞7,8の一端側及び他端側の係合部を各筐体部1,2に対して進退可能に形成するとともに、各筐体部1,2の係合溝4,6の所定位置に、係合溝4,6の深さが深くなっている掛止部16を設けることとしてもよい。
各連結扞7,8の一端側及び他端側の係合部は、これら連結扞7,8の各筐体部1,2に対する回動角度に応じて、各筐体部1,2に対して進退されるようになっている。
この場合には、各連結扞7,8の一端側は、第1の筐体部1に対する所定の位置にあるときには、第1の筐体部1に対する回転が可能であり、このとき、第1の筐体部1に対して回転されているときには、係合部を掛止部16に掛止されることにより、第1の筐体部1に対するスライドを阻止される。そして、各連結扞7,8の一端側が第1の筐体部1に対してスライドされ、第1の筐体部1に対する所定の位置にないときには、係合部が第1の筐体部1に対して進出することができないので、第1の筐体部1に対する回転を規制される。
また、各連結扞7,8の他端側は、第2の筐体部2に対する所定の位置にあるときには、第2の筐体部2に対する回転が可能であり、このとき、第2の筐体部1に対して回転されているときには、係合部を掛止部16に掛止されることにより、第2の筐体部2に対するスライドを阻止される。そして、各連結扞7,8の他端側が第2の筐体部2に対してスライドされ、第2の筐体部2に対する所定の位置にないときには、係合部が第2の筐体部2に対して進出することができないので、第2の筐体部2に対する回転を規制される。
〔第4の実施の形態の動作〕
この携帯型電子機器においては、各連結扞7,8の一端側は、第1の筐体部1に対する所定の位置、例えば、第1の筐体部の下端側にあるときのみに第1の筐体部1に対する回転が可能であり、第1の筐体部1に対する所定の位置にないときには第1の筐体部1に対する回転を規制される。
したがって、各連結扞7,8の一端側を第1の筐体部1に対して初期状態よりスライドさせた状態において、各連結扞7,8の一端側が第1の筐体部1に対して不用意に回転してしまうことがない。
また、この携帯型電子機器においては、各連結扞7,8の他端側は、第2の筐体部2に対する所定の位置、例えば、第2の筐体部の上端側にあるときのみに第2の筐体部2に対する回転が可能であり、第2の筐体部2に対する所定の位置にないときには第2の筐体部2に対する回転を規制される。
したがって、各連結扞7,8の他端側を第2の筐体部2に対して初期状態よりスライドさせた状態において、各連結扞7,8の他端側が第2の筐体部2に対して不用意に回転してしまうことがない。
〔第4の実施の形態の効果〕
この携帯型電子機器においては、各連結扞7,8の一端側及び他端側を各筐体部1,2に対して初期状態よりスライドさせた状態において、各連結扞7,8の一端側及び他端側が各筐体部1,2に対して不用意に回転してしまうことがないので、各連結扞7,8の一端側及び他端側を各筐体部1,2に対して初期状態よりスライドさせた状態において、各筐体部1,2を安定して支持することができる。
〔第5の実施の形態の構成〕
本発明に係る携帯型電子機器においては、各連結扞7,8は、図12に示すように、初期状態において各筐体部1,2の間に位置するように、両端側がクランク状に屈曲された形状とすることができる。
〔第5の実施の形態の動作〕
この携帯型電子機器においては、各連結扞7,8は、初期状態において各筐体部1,2の間に位置し、収納された状態となる。
〔第5の実施の形態の効果〕
この携帯型電子機器においては、初期状態において、各連結扞7,8が各筐体部1,2の間に位置して収納された状態となるので、携帯時に各連結扞7,8が邪魔になることがない。
〔第6の実施の形態の構成〕
本発明に係る携帯型電子機器においては、各筐体部1,2の両側部には、図13及び図14に示すように、初期状態において各連結扞7,8を覆うカバー部材17を設けてもよい。
なお、この場合には、係合溝4,6は、カバー部材17の内壁部に設けることとしてもよい。
〔第6の実施の形態の動作〕
この携帯型電子機器においては、各連結扞7,8は、初期状態において各筐体部1,2とカバー部材17との間に位置し、収納された状態となる。
〔第6の実施の形態の効果〕
この携帯型電子機器においては、初期状態において、各連結扞7,8が各筐体部1,2とカバー部材17との間に位置して収納された状態となるので、携帯時に各連結扞7,8が邪魔になることがない。
また、この携帯型電子機器においては、各連結扞7,8を各筐体部1,2に対して回転させるときに、これら連結扞7,8と筐体部1,2との間に手指等を挟んでしまうことが防止される。
本発明に係る携帯型電子機器の第1の実施の形態における構成を示す分解斜視図である。 上記携帯型電子機器の第1の実施の形態における初期状態を示す斜視図である。 上記携帯型電子機器の第1の実施の形態において第2の筐体部を第1の筐体部に対して開いている状態を示す斜視図である。 上記携帯型電子機器の第1の実施の形態において第2の筐体部を第1の筐体部に対して開いた状態を示す斜視図である。 上記携帯型電子機器の第1の実施の形態において第2の筐体部を第1の筐体部に対して裏返した状態を示す斜視図である。 上記携帯型電子機器の第1の実施の形態において第2の筐体部を第1の筐体部に対して離間させた状態を示す斜視図である。 上記携帯型電子機器の第1の実施の形態において第2の筐体部を第1の筐体部によって支持させた状態を示す側面図である。 本発明に係る携帯型電子機器の第2の実施の形態における構成を示す側面図である。 上記携帯型電子機器の第2の実施の形態における構成を示す平面図である。 本発明に係る携帯型電子機器の第3の実施の形態における構成を示す要部断面図である。 本発明に係る携帯型電子機器の第4の実施の形態における構成を示す要部断面図である。 本発明に係る携帯型電子機器の第5の実施の形態における構成を示す側面図である。 本発明に係る携帯型電子機器の第6の実施の形態における構成を示す側面図である。 上記携帯型電子機器の第6の実施の形態における構成を示す平面図である。
符号の説明
1 第1の筐体部、2 第2の筐体部、3 操作部、4,6 係合溝、5 表示部、7,8 連結扞

Claims (2)

  1. 一主面部に対する両側部に係合溝が設けられた第1の筐体部と、
    一主面部上に少なくとも表示部が設けられ、両側部に係合溝が設けられた第2の筐体部と、
    一端側が上記第1の筐体部の一側部の係合溝に係合され、他端側が上記第2の筐体部の一側部の係合溝に係合された第1の連結扞と、
    一端側が上記第1の筐体部の他側部の係合溝に係合され、他端側が上記第2の筐体部の他側部の係合溝に係合され、上記第1の連結扞と対をなす第2の連結扞と
    を備え、
    上記各連結扞の一端側は、上記第1の筐体部の一側部及び他側部の係合溝内におけるスライド及び第1の筐体部に対する回転が可能となっており、
    上記各連結扞の他端側は、上記第2の筐体部の一側部及び他側部の係合溝内におけるスライド及び第2の筐体部に対する回転が可能となっている
    ことを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 請求項1記載の携帯型電子機器であって、
    上記各連結扞の一端側が上記第1の筐体部の一側部及び他側部の係合溝内において所定の位置にあるときのみに、これら連結扞の該第1の筐体部に対する回転を可能とする第1の回転規制手段と、
    上記各連結扞の他端側が上記第2の筐体部の一側部及び他側部の係合溝内において所定の位置にあるときのみに、これら連結扞の該第2の筐体部に対する回転を可能とする第2の回転規制手段と
    を備えていることを特徴とする携帯型電子機器。
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