JP3428248B2 - プッシュオンスイッチ - Google Patents

プッシュオンスイッチ

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JP3428248B2
JP3428248B2 JP24723595A JP24723595A JP3428248B2 JP 3428248 B2 JP3428248 B2 JP 3428248B2 JP 24723595 A JP24723595 A JP 24723595A JP 24723595 A JP24723595 A JP 24723595A JP 3428248 B2 JP3428248 B2 JP 3428248B2
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行祐 石原
博 松井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種電子機器の信号切替
用スイッチとして使用されるプッシュオンスイッチに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のプッシュオンスイッチ
は、弾性金属薄板をドーム状に絞り加工した円形の可動
接点の絞り加工部の中心部を押して可動接点を反転動作
させることにより、スイッチをON・OFFさせるよう
に構成している。
【0003】しかし、スイッチの組み立て工程におい
て、可動接点をあらかじめ円形に切断加工してしまう
と、薄くて小さな部品で取り扱いが難しいために自動組
立機のスピードを上げられず、また、部品組み合わせ時
の精度が悪いために組み立てによる不良率が高いという
問題があるため、図5に示すように、ドーム部1Aを形
成したドーム状可動接点1を円形外周の外側の連結足部
2により帯状部3に連結したフープ状で自動組立機に供
給して組み立てを行う方法がとられている。
【0004】この場合のプッシュオンスイッチの構成
は、図6の分解斜視図に示すように、上面に接着剤層を
有する絶縁基板4の上に、中央部の固定接点としての突
部5と外周の端子部6を有する金属薄板製中央固定接点
体7を重ねて貼り合わせ、この上に、中央に上記突部5
を通すための孔を有すると共に上下両面に接着剤層を有
する絶縁性粘着フィルム8を介して、中央の上記突部5
を通す孔9と上面外周近くの円弧状リブ10と外周の端
子部11を有する外側固定接点体12を重ねて貼り合わ
せ、更にこの上に、連結足部2により帯状部3に連結さ
れたドーム状可動接点1を、上記円弧状リブ10の内側
にはまり込むように載せて、下面に接着剤層を有する絶
縁性フィルム13を上部から覆せ、外側固定接点体12
の外周部および可動接点1のドーム部1A上に貼り付け
るようにして組み立てを行うものであり、この組み合わ
せが終った後に、ドーム状可動接点1の連結足部2を、
図7の平面図に示す絶縁基板4の外周の位置2Aで切断
し、ドーム状可動接点1の円形の外周の外側に連結足部
2を少し残しておくという構成となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、円形のドーム状可動接点1の外形に連結足
部2を突出部として残すと、図8の組立断面図および図
9(b)の可動接点の断面図に示すように、この連結足
部2の下面2Bが円形外周部の下面1Bよりも僅かに下
方に突出して外側固定接点体12上に載る形となるた
め、ドーム部1Aの中心を押して可動接点1を反転動作
させる際に、上方からの押し力をこの連結足部2の下面
2Bで受けて、その根元部2Cに応力集中が生じ、スイ
ッチ動作を繰り返していると、図9(a)の平面図に示
すように、根元部2Cからクラック14が発生して反転
動作力が得られなくなってスイッチの耐用寿命が短くな
るという課題があった。
【0006】本発明は以上のような従来の課題を解決す
るものであり、プッシュオンスイッチとして組み立て完
成後に、ドーム状可動接点の外周に連結足部が突出部と
して残っていても、その根元部からクラックが発生し難
いプッシュオンスイッチを提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のプッシュオンス
イッチは上記課題を解決するために、ドーム状可動接点
を載せる外側固定接点体に、可動接点の外周から突出す
る連結足部の下面が、その根元部を含めて当たらないよ
うに逃げ部を設ける構成としたものである。
【0008】
【作用】したがって本発明によれば、ドーム状可動接点
の外周から外側固定接点体面の方向に突出する連結足部
の下面は、その根元部を含めて外側固定接点体に当たら
ないため、連結足部の根元部に応力が集中してクラック
を発生することが少なくなり、プッシュオンスイッチの
耐用寿命を長くすることができる。
【0009】
【実施例】本発明のプッシュオンスイッチの一実施例を
図1〜図3により説明する。
【0010】本実施例において、前述の従来例で説明し
た構成部分と同じ部分については、同じ符号を付して説
明を省略する。
【0011】本実施例の特徴とするところは、図1の平
面図および図2の側断面図に示すように、前記従来の構
成のプッシュオンスイッチのドーム状可動接点1が載っ
ている外側固定接点体12に対し、可動接点1の円形の
外周部から突出した連結足部2が当たっている部分を切
断して逃げ部21を設けた外側固定接点体22とするも
のである。
【0012】図3は、この要部である外側固定接点体2
2の斜視図であり、従来例と同様に中央孔23と上面外
周近くのリブ24および外周の端子部25を有してお
り、この上にドーム状可動接点1の円形の外周部の下面
1Bのみが載ることにより、連結足部2の下面2Bはど
こにも当たらないから、スイッチ動作時に連結足部2の
根元部2Cに応力集中が生じることは少なくなる。
【0013】尚、この場合、ドーム状可動接点1の連結
足部の下面2Bが外周下面1Bから突出している寸法を
考慮して外周の下面1Bが載る外側固定接点体22の平
面部に対して、中央固定接点体7の固定接点用突部5の
高さを少し低くすることにより、ドーム状可動接点1の
反転動作が確実になり、それに伴う節度感を明確にする
ことができる。
【0014】次に、図4は本発明の第二の実施例のドー
ム状可動接点26の平面図であり、円形の外周部と連結
足部27の側部との間を両方の縁に滑らかに連なる曲線
(円弧)28で連結することにより、連結足部27の根
元のエッジ部を無くしたものであり、この可動接点26
と前記第一の実施例の外側固定接点体22とを組み合わ
せることにより、可動接点連結足部の根元部への応力集
中をより少なくすることができるものである。
【0015】
【発明の効果】本発明のプッシュオンスイッチは、上記
実施例より明らかなように、スイッチ完成品の状態でド
ーム状可動接点の外周に連結足部が突出部として残って
いても、その連結足部の下面は、根元部を含めて外側固
定接点体に当たらないものとなるため、スイッチ動作時
にその根元からクラックが発生し難いものである。
【0016】従って、スイッチ組み立て時にドーム状可
動接点を外周外側の連結足部で帯状部に連結して自動組
立機に供給することができるので、取り扱いが容易で組
み立て安定性がよく、自動組立機のスピードを上げるこ
とができる等、実用的価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプッシュオンスイッチの一実施例の一
部断面平面図
【図2】同側断面図
【図3】同要部である外側固定接点体の斜視図
【図4】同第二の実施例の要部であるドーム状可動接点
の平面図
【図5】ドーム状可動接点の自動組立機への供給形態を
説明する斜視図
【図6】従来のプッシュオンスイッチの分解斜視図
【図7】同一部断面平面図
【図8】同側断面図
【図9】(a)同要部であるドーム状可動接点の平面図 (b)同断面図
【符号の説明】 1 ドーム状可動接点 1A ドーム部 1B 外周部下面 2 連結足部(突出部) 2B 足部下面 2C 根元部 4 絶縁基板 5 接点用突部 6 端子部 7 中央固定接点体 8 絶縁性粘着フィルム 13 絶縁性フィルム 21 逃げ部 22 外側固定接点体 23 中央孔 24 リブ 25 端子部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−200525(JP,A) 特開 昭63−64226(JP,A) 実開 昭59−124849(JP,U) 実開 平5−94919(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 13/00 - 13/76 H01H 5/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央固定接点と、その周囲に配された外
    側固定接点と、円形の外周に突出部を有し、外周下面が
    上記外側固定接点上に載せられた弾性金属薄板製のドー
    ム状可動接点からなり、上記ドーム状可動接点の外周の
    突出部において、外側固定接点面方向に伸びている下面
    が、その根元部を含めて当たらないように、上記外側固
    定接点面に逃げ部を設けたプッシュオンスイッチ。
  2. 【請求項2】 ドーム状可動接点の円形の外周部と突出
    部側部を、両方の縁に滑らかに連なる曲線で連結した請
    求項1記載のプッシュオンスイッチ。
  3. 【請求項3】 外側固定接点上面よりも中央固定接点上
    面を低くした請求項1記載のプッシュオンスイッチ。
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