JPS5911441Y2 - 押圧形可変抵抗器 - Google Patents
押圧形可変抵抗器Info
- Publication number
- JPS5911441Y2 JPS5911441Y2 JP18090679U JP18090679U JPS5911441Y2 JP S5911441 Y2 JPS5911441 Y2 JP S5911441Y2 JP 18090679 U JP18090679 U JP 18090679U JP 18090679 U JP18090679 U JP 18090679U JP S5911441 Y2 JPS5911441 Y2 JP S5911441Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating substrate
- resistor
- conductor
- variable resistor
- type variable
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は押圧形可変抵抗器の構造に関する。
従来、この種の押圧形可変抵抗器は、第1図Aの要部断
側面図に示すように、第1の絶縁基板1と、可撓性を有
する第2の絶縁基板2と、該第1および第2の絶縁基板
1,2とを所定の間隔をおいて対置させるための穴3′
を有する絶縁スペーサ3とによって構或され、かつ、前
記第1の絶縁基板1上に力−ボン抵抗体等から或る帯状
抵抗体4を形威し、該帯状抵抗体4の両端部には端子接
続用電極5,5′が形威されており、該電極5,5′が
第1図Bの動作説明図に示す可変抵抗器の第1および第
3端子It,3tとなる。
側面図に示すように、第1の絶縁基板1と、可撓性を有
する第2の絶縁基板2と、該第1および第2の絶縁基板
1,2とを所定の間隔をおいて対置させるための穴3′
を有する絶縁スペーサ3とによって構或され、かつ、前
記第1の絶縁基板1上に力−ボン抵抗体等から或る帯状
抵抗体4を形威し、該帯状抵抗体4の両端部には端子接
続用電極5,5′が形威されており、該電極5,5′が
第1図Bの動作説明図に示す可変抵抗器の第1および第
3端子It,3tとなる。
また、前記第2の絶縁基板2には前記帯状抵抗体4との
対向位置に前記可変抵抗器の第2端子2tとなる導電体
6を設け、常時は前記絶縁スペーサ3によって前記帯状
抵抗体4と前記導電体6とは所定の間隔をもって対置さ
れている。
対向位置に前記可変抵抗器の第2端子2tとなる導電体
6を設け、常時は前記絶縁スペーサ3によって前記帯状
抵抗体4と前記導電体6とは所定の間隔をもって対置さ
れている。
上述の如き押圧形可変抵抗器において、第2の絶縁基板
2を押圧していない状態では、導電体6と帯状抵抗体4
との間の接触抵抗値は無限大■であり、また、導電体6
が充分な押圧で帯状抵抗体4に完全に接触したとき、接
触抵抗値は所望の安定値RΩとなる。
2を押圧していない状態では、導電体6と帯状抵抗体4
との間の接触抵抗値は無限大■であり、また、導電体6
が充分な押圧で帯状抵抗体4に完全に接触したとき、接
触抵抗値は所望の安定値RΩとなる。
従って、接触抵抗値は導電体6の帯状抵抗体4への押圧
力によってR,!Q4−+■を連続的にとるため、可変
抵抗器の第2端子2tに導出される出力電圧はこの影響
を受けて絶えず変動し、安定した出力電圧を得ることが
難かしいという欠点があった。
力によってR,!Q4−+■を連続的にとるため、可変
抵抗器の第2端子2tに導出される出力電圧はこの影響
を受けて絶えず変動し、安定した出力電圧を得ることが
難かしいという欠点があった。
本考案は上記欠点に解決を与えるものであり、以下図面
を用いて本考案の一実施例を詳細に説明する(従来例と
同一構戊のものは同一番号とする)。
を用いて本考案の一実施例を詳細に説明する(従来例と
同一構戊のものは同一番号とする)。
第2図は本考案の一実施例を示した押圧形可変抵抗器の
分解斜視図、第3図は同要部断側面図であり、1は例え
ばフェノール積層板などより戊る第lの絶縁基板、2は
弾性と可撓性とを有する第2の絶縁基板、3は中央部に
穴3′を有する絶縁スペーサである。
分解斜視図、第3図は同要部断側面図であり、1は例え
ばフェノール積層板などより戊る第lの絶縁基板、2は
弾性と可撓性とを有する第2の絶縁基板、3は中央部に
穴3′を有する絶縁スペーサである。
前記第1の絶縁基板1上にはカーボン皮膜などによる帯
状抵抗体4が形或され、該帯状抵抗体4の両端部には端
子9,9にそれぞれ接続するための銀ペーストなどより
戊る電極5,5′が配設される。
状抵抗体4が形或され、該帯状抵抗体4の両端部には端
子9,9にそれぞれ接続するための銀ペーストなどより
戊る電極5,5′が配設される。
また、前記帯状抵抗体4の両側方には1対の銀ペースト
などより或る導電体7,7′とl個の独立した電極8が
形或されている。
などより或る導電体7,7′とl個の独立した電極8が
形或されている。
他方、前記第2の絶縁基板2の一面側(第2図では下面
側)には帯状の導電体6が形或され、該導電体6の側方
にコ字状の導電体6′が形或されている。
側)には帯状の導電体6が形或され、該導電体6の側方
にコ字状の導電体6′が形或されている。
9は帯状抵抗体4の電極5,5′、導電体7,7′、6
および電極8のそれぞれの端子電極となる端子であり、
端子9aは導電体6と電極8とに導通させる。
および電極8のそれぞれの端子電極となる端子であり、
端子9aは導電体6と電極8とに導通させる。
上述した如き構或の押圧形可変抵抗器において、帯状抵
抗体4の両端部に配設した電極5,5′が第1および第
3端子It,3tを、また、端子9aが第2端子2tと
なり、第2の絶縁基板2に形戒したコ字状の導電体6′
と第1の絶縁基板1に形或した導電体7,7′とによっ
て本考案のスイッチ機構の接点部を威すものである。
抗体4の両端部に配設した電極5,5′が第1および第
3端子It,3tを、また、端子9aが第2端子2tと
なり、第2の絶縁基板2に形戒したコ字状の導電体6′
と第1の絶縁基板1に形或した導電体7,7′とによっ
て本考案のスイッチ機構の接点部を威すものである。
次に上記押圧形可変抵抗器の動作を説明する。
第4図および第5図は本考案の動作説明図であり、第5
図Aは弾性と可撓性とを有する第2の絶縁基板2に押圧
力が加わらない不動作時を示す要部断側面図であり、こ
のときは第4図の動作説明図の■部に対応し、この状態
では可変抵抗器およびスイッチ機構はオフであり、可変
抵抗器の帯状抵抗体4と導電体6との接触抵抗値は無限
大のである。
図Aは弾性と可撓性とを有する第2の絶縁基板2に押圧
力が加わらない不動作時を示す要部断側面図であり、こ
のときは第4図の動作説明図の■部に対応し、この状態
では可変抵抗器およびスイッチ機構はオフであり、可変
抵抗器の帯状抵抗体4と導電体6との接触抵抗値は無限
大のである。
次に、第5図Bに示す如く、第2の絶縁基板2に指10
等による押圧力を加えると、先ず帯状抵抗体4と導電体
6とが当接し、第4図II部に示す如く接触抵抗値は低
下するが、スイッチ機構の接点部7,7′および6′は
オン状態とはならない。
等による押圧力を加えると、先ず帯状抵抗体4と導電体
6とが当接し、第4図II部に示す如く接触抵抗値は低
下するが、スイッチ機構の接点部7,7′および6′は
オン状態とはならない。
そして第5図Cに示す如く、第2の絶縁基板2に充分な
押圧力を加えたとき、帯状抵抗体4と導電体6とが安定
に当接し、接触抵抗値はRJ7と所望の値となり、同時
にスイッチ機構の接点部7,7′および6′がオンとな
り、これによって可変抵抗器の第2および第3端子2t
,3t間に押圧力による接触抵抗値の変動の影響を受け
ない所望の出力電圧が導出される。
押圧力を加えたとき、帯状抵抗体4と導電体6とが安定
に当接し、接触抵抗値はRJ7と所望の値となり、同時
にスイッチ機構の接点部7,7′および6′がオンとな
り、これによって可変抵抗器の第2および第3端子2t
,3t間に押圧力による接触抵抗値の変動の影響を受け
ない所望の出力電圧が導出される。
従って上述の如くスイッチ機構がオンとなり、安定した
接触抵抗値となったときにのみ所望の出力電圧を取り出
し得る押圧形の可変抵抗器である。
接触抵抗値となったときにのみ所望の出力電圧を取り出
し得る押圧形の可変抵抗器である。
なお、第4図IV,V部に対応するのは、指10等によ
る押圧力を減したときのものであり、第5図のB,Aに
逆行したときのものであり、これ以上の説明は行なわな
い。
る押圧力を減したときのものであり、第5図のB,Aに
逆行したときのものであり、これ以上の説明は行なわな
い。
次に、第6図および第7図に示すのは本考案の押圧形可
変抵抗器の他の実施例を示す分解斜視図および同要部断
側面図であり、同実施例について説明する(前記実施例
と同様の構或については同部番とし説明を省略する)。
変抵抗器の他の実施例を示す分解斜視図および同要部断
側面図であり、同実施例について説明する(前記実施例
と同様の構或については同部番とし説明を省略する)。
第lの絶縁基板1上の中央部に配設した帯状抵抗体4の
両端部から該帯状抵抗体4に沿って対向方向に延びる各
1対の導電体11.11’が、また、帯状抵抗体4の1
側方にこれと隣接し、かつ1端部が端子9bと接続する
導電体12が、かつまた、第1の絶縁基板1の外方両側
には1端部が端子9にそれぞれ接続される1対の導電体
13.13’が形威されている。
両端部から該帯状抵抗体4に沿って対向方向に延びる各
1対の導電体11.11’が、また、帯状抵抗体4の1
側方にこれと隣接し、かつ1端部が端子9bと接続する
導電体12が、かつまた、第1の絶縁基板1の外方両側
には1端部が端子9にそれぞれ接続される1対の導電体
13.13’が形威されている。
第2の絶縁基板2には第1の絶縁基板1と対向する面に
点線で示すような帯状導電体14,15.16を形戒す
る。
点線で示すような帯状導電体14,15.16を形戒す
る。
そして、前記導電体11.11’,12,13.13’
と帯状抵抗体4とは、帯状導電体14,15.16と第
7図に示す要部断側面図の如く絶縁スペーサ3によって
所定の間隔をおいて対置して配設されている。
と帯状抵抗体4とは、帯状導電体14,15.16と第
7図に示す要部断側面図の如く絶縁スペーサ3によって
所定の間隔をおいて対置して配設されている。
上述の如き構或の押圧形可変抵抗器において、第2の絶
縁基板2を押圧すると、先ず、第1の絶縁基板1上の帯
状抵抗体4と導電体12とが、第2の絶縁基板2上の帯
状導電体14と当接し、その後、本考案のスイッチ機構
を構或する導電体11.11’,13.13’と帯状導
電体15.16との間が当接・導通し、本考案の可変抵
抗器の第2端子2tである端子9bに安定した出力電圧
を導出するものである。
縁基板2を押圧すると、先ず、第1の絶縁基板1上の帯
状抵抗体4と導電体12とが、第2の絶縁基板2上の帯
状導電体14と当接し、その後、本考案のスイッチ機構
を構或する導電体11.11’,13.13’と帯状導
電体15.16との間が当接・導通し、本考案の可変抵
抗器の第2端子2tである端子9bに安定した出力電圧
を導出するものである。
以上説明した如く、本考案による押圧形可変抵抗器にお
いては、押圧力による接触抵抗値の変動の影響が導出す
る出力電圧に現われないように可変抵抗器に併設してス
イッチ機構を設けたものであり、押圧動作により安定な
出力電圧を得ることができるばかりでなく、可変抵抗器
の薄型化が計れる等の実用上の効果は大である。
いては、押圧力による接触抵抗値の変動の影響が導出す
る出力電圧に現われないように可変抵抗器に併設してス
イッチ機構を設けたものであり、押圧動作により安定な
出力電圧を得ることができるばかりでなく、可変抵抗器
の薄型化が計れる等の実用上の効果は大である。
第1図A,Bは、従来の押圧形可変抵抗器の要部断側面
図および動作説明図、第2図〜第5図は本考案の1実施
例を示し、第2図は分解斜視図、第3図は同要部断側面
図、第4図および第5図は同動作説明図、第6図、第7
図は本考案の他の実施例を示す分解斜視図および同要部
断側面図である。 1・・・・・・第1の絶縁基板、2・・・・・・第2の
絶縁基板、3・・・・・・絶縁スペーサ、4・・・・・
・帯状抵抗体、5.5’,8・・・・・・電極、9・・
・・・・端子、6.6’,7.7’・・・・・・導電体
。
図および動作説明図、第2図〜第5図は本考案の1実施
例を示し、第2図は分解斜視図、第3図は同要部断側面
図、第4図および第5図は同動作説明図、第6図、第7
図は本考案の他の実施例を示す分解斜視図および同要部
断側面図である。 1・・・・・・第1の絶縁基板、2・・・・・・第2の
絶縁基板、3・・・・・・絶縁スペーサ、4・・・・・
・帯状抵抗体、5.5’,8・・・・・・電極、9・・
・・・・端子、6.6’,7.7’・・・・・・導電体
。
Claims (2)
- (1)第1の絶縁基板に形威した帯状抵抗体と、該帯状
抵抗体の側方に少なくとも1個以上の第1の導電体を並
設し、第2の絶縁基板には前記帯状抵抗体と前記第1の
導電体とに対応して少なくとも2個以上の第2の導電体
を設け、前記第1の絶縁基板と、前記第2の絶縁基板と
を所定の間隔をおいて対置し、前記第2の絶縁基板を押
圧して前記第1の絶縁基板の帯状抵抗体と前記第2の導
電体のうちの1個とを当接すると共に、前記第lの導電
体と前記第2の導電体のうちの他の導電体とが当接する
ようにしたことを特徴とする押圧形可変抵抗器。 - (2)第1の絶縁基板と第2の絶縁基板とを中央に穴を
設けた絶縁スペーサを介して対向させたことを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲(1)記載の押圧形可変抵抗
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18090679U JPS5911441Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 押圧形可変抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18090679U JPS5911441Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 押圧形可変抵抗器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5699803U JPS5699803U (ja) | 1981-08-06 |
JPS5911441Y2 true JPS5911441Y2 (ja) | 1984-04-09 |
Family
ID=29691307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18090679U Expired JPS5911441Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 押圧形可変抵抗器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911441Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007035930A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Alps Electric Co Ltd | 可変抵抗器 |
-
1979
- 1979-12-26 JP JP18090679U patent/JPS5911441Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5699803U (ja) | 1981-08-06 |
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