JPS63181217A - スイツチ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、無線機器などに用いる接点付フィルムとダイ
ヤフラムとを組合せた薄型のスイッチ装置に関するもの
である。

従来の技術 近年、種々な電化製品の小型化が進められ、これに伴っ
てスイッチ装置も小型、薄型化されて来た。その中で、
構造の簡素さと低コスト性の面からダイヤフラムを使用
したスイッチ装置が数多く使用されている。

以下に従来のスイッチ装置について説明する。

第２図は従来のスイッチ装置の側断面図である。

電極１および電極２は可撓性のフィルム３上に微小間隔
をあけて並設されている。その上に、導電性のあるダイ
ヤフラム４をそのセンターが電極１と２の間に位置する
ように取り付けている。ダイヤフラム４の周囲には薄い
スペーサ５を設けており、その上からフィルム６を介在
させて操作釦７を対応させた構造となっている。

このような構造のスイッチ装置では、操作釦７を押すと
、フィルム６を介してダイヤグラム４が凹型に曲げられ
、電極１と２に接触することによシダイヤフラム４を通
して電極１と２が導通する。

操作釦７を押えなければ、ダイヤフラム４の力によシ操
作釦７は持ち上げられ、電極１と２の導通はなくなる。

発明が解決しようとする問題点 ところが、上記の従来の構成では、ダイヤフラム４を導
電体として電極１と２を接続するため、導通の確実性に
欠けるという問題を有していた。

その要因としては、先ず、第１に操作釦Ｔのセンターが
ダイヤフラム４のセンターと良好に一致をしないと、操
作力が変ってしまい、場合によってはダイヤフラム４が
凹型に曲がらず、電極１と２を結ぶことができなくなる
ことにある。第２に、ダイヤフラム４は硬い材質である
ため、フィルム６を介して操作釦７を押し下げても、電
極１と２に同時にしかも広い面積で接触させることは大
変難しいことにある。特に、表面に腐食部分等が存在す
れば、導通はさらに得難いものとなる。

本発明は上記従来の問題点を解決するもので、電極間の
導通を確実に行うと共に操作力のばらつきを少なくする
ことのできるスイッチ装置を提供することを目的とする
。

問題点を解決するための手段 本発明のスイッチ装置は、スペーサをはさんで接点部が
互いに向い合った２枚のフィルムの上に、中央に設けた
穴に操作釦の突起を嵌合させて取り付けたダイヤフラム
を対向するよう設置したことを特徴とするものである。

作用 本発明は、上記した構成によって、互に向い合った接点
部が操作釦の突起に対向して確実な導通を得、操作釦の
突起がダイヤフラムのセンタ一孔に嵌合されるために操
作力のばらつきも少なくすることができる。

実施例 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明
する。

第１図は本発明の一実施例におけるスイッチ装置の側断
面図を示すものである。第１図において、電極１および
２はそれぞれ可撓性のフィルム３および６の内側に向い
合って取り付けである。フィルム３および６の間には、
電極１および２を囲むようにスペーサ６をはさんでいる
。そして、中央に穴４−１を開けたダイヤフラム４が、
そのセンターを電＠１．２のセンターと一致するように
フィルム６の外側に取シ付けられ、操作釦アはダイヤフ
ラム４の穴４−１にボス部７−１を挿入して取シ付けて
いる。

以上のように構成された本実施例のスイッチ装置につい
て、以下その動作を説明する。まず、操作釦７を押すと
ダイヤフラム４が凹型に曲げられ、フィルム６を介して
電極２を押し下げ、電極１と２は接触して導通する。操
作釦７を押さなければ、ダイヤフラム４は凸型にもどシ
、電極１と２は離れる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、電極は相対向する２枚の
フィルムの内側にあって互に向かい合せに設けられてい
るため、広い接触面積を得ることができ、電極表面の部
分的腐食等にも影響されない。また、ダイヤフラムはそ
の中央に穴を設けて操作釦の突起を嵌合して固定したこ
とによシ、操作釦の押圧操作に対応してダイヤフラムを
確実に凹型に曲げることができ、かつ操作釦の突起が電
極部分のセンターに対向されるために常に確実な導通を
得ることができると共に操作力のばらつきも少なくなシ
、いくつかの操作釦を並べた時、製品の品位を落すこと
もない、操作性の極めて優れたスイッチ装置を実現する
ことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるスイッチ装置の側断
面図、第２図は従来のスイッチの側断面図である。 １．２・・・・・・を極、３．８・・・・・・フィルム
、４・・・・・・ダイヤフラム、６・・・・・・スペー
サー、７・・・・・・操作釦、４−１・・・・・・孔、
７−１・・・・・・ボス。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スペーサを挾んで接点部を互いに向い合せた２枚の可撓
   性フィルムと、そのフィルム間に設けた接点部に対応す
   る部位を押圧する操作釦と、この操作釦にクリック感を
   もたせるダイヤフラムとを具備し、上記ダイヤフラムの
   中央に設けた孔に上記操作釦の突起部を嵌合させたこと
   を特徴とするスイッチ装置。