JP3427791B2 - Sawデバイスの製造方法 - Google Patents
Sawデバイスの製造方法Info
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Description
いられるSAWデバイスの製造方法に関するものであ
る。
て図面を参照しながら説明する。
板11上に格子状に外周部を長方形の金属パターン13
で囲まれたSAW素子15を複数個形成するとともに、
金属パターン13とSAW素子15の櫛形電極パターン
12を電気的に接続する接続パターン14を形成する。
この接続パターン14は図6、図7に示すように、金属
パターン13の各辺にそれぞれ接続したものであった。
この時全てのSAW素子15は電気的に接続された状態
となっている。
酸化を行い櫛形電極パターン12の表面に酸化膜を形成
する。
ン13を機械的にダイシングなどにより除去して個々の
SAW素子15が電気的に非接続の状態となるようにす
る。
を測定し選別を行った後、圧電基板11を分割して個々
のSAW素子15に分離し、良品のSAW素子15をそ
れぞれパッケージに実装し、リッドで封止する。
々のSAW素子15を電気的に非接続の状態とするため
に、金属パターン13の各辺を除去する必要があった。
工程を短縮することのできるSAWデバイスの製造方法
を提供することを目的とするものである。
に本発明のSAWデバイスの製造方法は、大板の圧電基
板の上に格子状に外周部を金属パターンで囲まれたSA
W素子を複数個形成するとともに前記金属パターンとS
AW素子の櫛形電極パターンを電気的に接続する接続パ
ターンを前記SAW素子の短手方向の前記金属パターン
に接続するように形成する第1工程と、前記接続パター
ンと接続された前記SAW素子の短手方向の金属パター
ンを除去し個々のSAW素子が電気的に非接続の状態と
する第2工程と、個々のSAW素子の特性選別を行う第
3工程と、前記圧電基板を切断することにより個々のS
AW素子に分割する第4工程と、その後前記SAW素子
をパッケージ内に実装する第5工程とを備えたものであ
り、前記SAW素子の短手方向の金属パターンを除去す
るだけで圧電基板上に形成したSAW素子をそれぞれ電
気的に非接続の状態にすることができるので上記目的を
達成することができる。
は、大板の圧電基板の上に格子状に外周部を金属パター
ンで囲まれたSAW素子を複数個形成するとともに前記
金属パターンとSAW素子の櫛形電極パターンを電気的
に接続する接続パターンを前記SAW素子の短手方向の
前記金属パターンに接続するように形成する第1工程
と、前記接続パターンと接続された前記SAW素子の短
手方向の金属パターンを除去し個々のSAW素子が電気
的に非接続の状態とする第2工程と、個々のSAW素子
の特性選別を行う第3工程と、前記圧電基板を切断する
ことにより個々のSAW素子に分割する第4工程と、そ
の後前記SAW素子をパッケージ内に実装する第5工程
とを備えたSAWデバイスの製造方法であり、前記SA
W素子の短手方向の金属パターンを除去するだけで個々
のSAW素子を電気的に非接続の状態とでき、少ない除
去本数となるのでSAWデバイスの生産性を向上させる
ことができる。
非同一線上に形成する請求項1に記載のSAWデバイス
の製造方法であり、第4工程において個々のSAW素子
に分割する際、金属パターンと接続パターンの誤認を防
止することができる。
金属パターンよりも細くした請求項1に記載のSAWデ
バイスであり、第4工程において個々のSAW素子に分
割する際、金属パターンと接続パターンの誤認を防止す
ることができる。
参照しながら説明する。
態におけるSAWデバイスの製造工程における圧電基板
の上面図、図2は図1の要部拡大上面図である。図3は
本発明の一実施の形態におけるSAWデバイスの製造工
程の説明図である。
は金属パターン、4は接続パターン、5はSAW素子で
ある。
AW素子5を格子状に形成する。このSAW素子5は、
図1、図2に示すように二対の櫛形電極パターン2の周
囲を金属パターン3で囲んだものであり、接続パターン
4で金属パターン3と櫛形電極パターン2とを接続して
いる。つまり全ての櫛形電極パターン2がショート状態
となっている。また接続パターン4はSAW素子5の短
手方向において櫛形電極パターン2と金属パターン3と
を接続するように形成している。さらに櫛形電極パター
ン2、金属パターン3、接続パターン4はアルミニウム
を主成分とする金属で形成されている。
レスなどの電極101とを電解液100に浸漬し、電極
101を陰極、櫛形電極パターン2、金属パターン3、
接続パターン4を陽極として電圧を印加する。この電圧
印加により、櫛形電極パターン2、金属パターン3、接
続パターン4の表面が酸化されて、櫛形電極パターン
2、金属パターン3、接続パターン4の表面を酸化アル
ミニウム膜で覆った状態となる。
上げて純水などで浸漬洗浄し、乾燥させる。その後、図
1に示す点線上すなわちSAW素子5の短手方向に垂直
な金属パターン3を除去し、個々のSAW素子5が電気
的に非接続の状態となるようにする。
良品、不良品の判定を行った後、圧電基板1を分割して
個々のSAW素子5に分離する。この時残っていた金属
パターン3に沿ってダイシングすることにより金属パタ
ーン3を除去することができる。
5を実装して、リッドでパッケージを封止することによ
り弾性表面波デバイスを得る。
態におけるSAWデバイスの製造工程における圧電基板
の上面図、図5は図4の要部拡大上面図である。
号を付して説明を省略する。
AW素子5を格子状に形成する。このSAW素子5は二
対の櫛形電極パターン2の周囲を金属パターン3で囲ん
だものであり、接続パターン4で金属パターン3と櫛形
電極パターン2とを接続している。つまり全ての櫛形電
極パターン2がショート状態となっている。また接続パ
ターン4はSAW素子5の長手方向において櫛形電極パ
ターン2と金属パターン3とを接続するように形成して
いる。さらに櫛形電極パターン2、金属パターン3、接
続パターン4はアルミニウムを主成分とする金属で形成
されている。
レスなどの電極101とを電解液100に浸漬し、電極
101を陰極、櫛形電極パターン2、金属パターン3、
接続パターン4を陽極として電圧を印加する。この電圧
印加により、櫛形電極パターン2、金属パターン3、接
続パターン4の表面が酸化されて、櫛形電極パターン
2、金属パターン3、接続パターン4の表面を酸化アル
ミニウム膜で覆った状態となる。
上げて純水で浸漬洗浄し、乾燥させる。その後、図4に
示す点線上すなわちSAW素子5の長手方向に垂直な金
属パターン3を除去し、個々のSAW素子5が電気的に
非接続の状態となるようにする。
良品、不良品の判定を行った後、圧電基板1を分割して
個々のSAW素子5に分離する。
5を実装して、リッドでパッケージを封止することによ
りSAWデバイスを得る。
ン2と金属パターン3とを接続する接続パターン4を同
一方向に形成することにより、一方向の金属パターン3
を除去するだけで個々のSAW素子5を電気的に非接続
の状態とすることができる。従って従来と比較すると金
属パターン3の除去工程を短縮することができ、SAW
デバイスの生産性を向上させることができる。また同一
方向に接続パターン4を形成する場合、図1、図4を比
較すると図1のようにSAW素子5の短手方向の金属パ
ターン3に接続することにより、除去する金属パターン
3の数が少なくなり、より生産性を向上させることがで
きる。
には金属パターン3上をダイシングするのであるが、特
性選別を行うために一方向の金属パターン3は除去して
いる。しかしながら除去した金属パターン3の跡を認識
できるようにしているので個々のSAW素子5に確実に
分割できる。また、接続パターン4は櫛形電極パターン
2の端部から引出しているとともに残っている方向の金
属パターン3と平行になっている。そのため接続パター
ン4を同一直線状に形成すると櫛形電極パターン2と同
一直線状に形成してしまうと、ダイシングの際、金属パ
ターン3と接続パターン4の認識を誤り、接続パターン
4上を切断してしまう恐れがある。従って図2、図5に
示すように、接続パターン4を同一直線状に形成しない
ことが望ましい。
続パターン4の誤認を防止するために、金属パターン3
と接続パターン4の幅を変えることが望ましい。
去工程を短縮することができるのでSAWデバイスの生
産性を向上させることができる。
態1における圧電基板の上面図
の陽極酸化工程の説明図
図
Claims (3)
- 【請求項1】 大板の圧電基板の上に格子状に外周部を
金属パターンで囲まれたSAW素子を複数個形成すると
ともに前記金属パターンとSAW素子の櫛形電極パター
ンを電気的に接続する接続パターンを前記SAW素子の
短手方向の前記金属パターンに接続するように形成する
第1工程と、前記接続パターンと接続された前記SAW
素子の短手方向の金属パターンを除去し個々のSAW素
子が電気的に非接続の状態とする第2工程と、個々のS
AW素子の特性選別を行う第3工程と、前記圧電基板を
切断することにより個々のSAW素子に分割する第4工
程と、その後前記SAW素子をパッケージ内に実装する
第5工程とを備えたSAWデバイスの製造方法。 - 【請求項2】 接続パターンは非同一直線上に形成する
請求項1に記載のSAWデバイスの製造方法。 - 【請求項3】 接続パターンは金属パターンよりも細く
した請求項1に記載のSAWデバイスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP24109799A JP3427791B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | Sawデバイスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP24109799A JP3427791B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | Sawデバイスの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001068957A JP2001068957A (ja) | 2001-03-16 |
JP3427791B2 true JP3427791B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=17069256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP24109799A Expired - Lifetime JP3427791B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | Sawデバイスの製造方法 |
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Country | Link |
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Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4120627B2 (ja) | 2004-08-26 | 2008-07-16 | セイコーエプソン株式会社 | 酸化膜形成方法 |
JP5233530B2 (ja) * | 2008-09-09 | 2013-07-10 | セイコーエプソン株式会社 | 弾性表面波素子用ウェハ、および弾性表面波デバイスの製造方法 |
-
1999
- 1999-08-27 JP JP24109799A patent/JP3427791B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001068957A (ja) | 2001-03-16 |
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