JP3424947B2 - タップ選択器の極性切換器 - Google Patents
タップ選択器の極性切換器Info
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- JP3424947B2 JP3424947B2 JP33072092A JP33072092A JP3424947B2 JP 3424947 B2 JP3424947 B2 JP 3424947B2 JP 33072092 A JP33072092 A JP 33072092A JP 33072092 A JP33072092 A JP 33072092A JP 3424947 B2 JP3424947 B2 JP 3424947B2
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- Japan
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/0005—Tap change devices
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、負荷時タップ切換変
圧器における負荷時タップ切換器のタップ選択器のため
の極性切換器に関する。
圧器における負荷時タップ切換器のタップ選択器のため
の極性切換器に関する。
【0002】
【従来の技術】負荷時タップ切換変圧器のタップ巻線は
転位切換器もしくは粗調選択器で切換中主巻線から短時
間電気的に分離される。その場合、タップ巻線は隣の巻
線の電圧やこれ等の巻線または接地された部品への結合
容量から生じる電位を占める。
転位切換器もしくは粗調選択器で切換中主巻線から短時
間電気的に分離される。その場合、タップ巻線は隣の巻
線の電圧やこれ等の巻線または接地された部品への結合
容量から生じる電位を占める。
【0003】これにより生じる電圧差は一部相当大き
い。この電圧差は開いている予備選択器の接触子の間に
負担を加え、ある程度のレベルになると許されない放電
現象を与える。
い。この電圧差は開いている予備選択器の接触子の間に
負担を加え、ある程度のレベルになると許されない放電
現象を与える。
【0004】この望ましくない電圧差を除去するため、
予備選択器もしくは転位切換器の切換中にのみ動作する
オーム抵抗器でタップ巻線を望む一定電位に保持する極
性切換器が知られている。
予備選択器もしくは転位切換器の切換中にのみ動作する
オーム抵抗器でタップ巻線を望む一定電位に保持する極
性切換器が知られている。
【0005】このような極性切換器は、ドイツ特許出願
第 19 42 567号明細書により周知のように、負荷時タッ
プ切換器の予備選択・微調選択器の接触子系に対して同
軸にしてタップ選択器の下に配置されているか、あるい
はドイツ特許出願第 28 15 736号明細書により周知のよ
うに、補助アームに固定された絶縁棒の上で、本来のタ
ップ選択器あるいは予備選択器の横にある。
第 19 42 567号明細書により周知のように、負荷時タッ
プ切換器の予備選択・微調選択器の接触子系に対して同
軸にしてタップ選択器の下に配置されているか、あるい
はドイツ特許出願第 28 15 736号明細書により周知のよ
うに、補助アームに固定された絶縁棒の上で、本来のタ
ップ選択器あるいは予備選択器の横にある。
【0006】第一の場合では、タップ選択器の構造長が
大きくて望ましなく、第二の場合でも、同じように全体
のタップ切換器の水平方向の長さが大きくて望ましな
い。
大きくて望ましなく、第二の場合でも、同じように全体
のタップ切換器の水平方向の長さが大きくて望ましな
い。
【0007】更に、これ等の周知の極性切換器の配置で
は、選択器の支柱の回転運動を極性切換器を操作する旋
回運動にその都度変換する特別な駆動機構を必要とする
という難点がある。
は、選択器の支柱の回転運動を極性切換器を操作する旋
回運動にその都度変換する特別な駆動機構を必要とする
という難点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、タ
ップ選択器の中に占有場所を節約して導入でき、その構
造長や周囲に影響を及ぼすことなく、しかもその操作に
特別な歯車駆動系を必要としない極性切換器を提供する
ことにある。
ップ選択器の中に占有場所を節約して導入でき、その構
造長や周囲に影響を及ぼすことなく、しかもその操作に
特別な歯車駆動系を必要としない極性切換器を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、負荷時タップ切換変圧器における負荷時タップ
切換器のタップ選択器のための極性切換器であって、そ
の際、このタップ選択器が、選択器シェルの形の絶縁材
料ケースを有し、この絶縁材料ケース内において、複数
の水平面内(I;III)に、一方で予備選択器の固定
接点あるいは転位切換器の固定接点が、他方で微調選択
器の接点が、円弧状に配置されており、これら接点が、
それぞれに、可動の切換ブリッジにより選択可能であ
り、これら切換ブリッジが、駆動軸により、この絶縁材
料ケースの内部において円形状に旋回可能である、上記
極性切換器にあって、更に付け加えた(付加的な)水平
面(II)内に、少なくとも一つの固定極性接点(6)
が、絶縁材料ケース(1)において配置されているこ
と、導電性のシールドリング(8)が、可動の極性接触
子として、片側において垂直方向に旋回可能に、この絶
縁材料ケース(1)に設けた軸受(7)に支承されてい
ること、このシールドリング(8)が、案内ローラ(1
1)と結合されており、この案内ローラが、溝状の制御
輪郭体(9)内において移動すること、および、この制
御輪郭体(9)が、駆動軸(4,5)の一方の駆動軸
に、これら駆動軸の回転の際に、このシールドリング
(8)が、短時間、固定極性接点(6)と接続可能であ
るように配置されていることにより解決されている。
により、負荷時タップ切換変圧器における負荷時タップ
切換器のタップ選択器のための極性切換器であって、そ
の際、このタップ選択器が、選択器シェルの形の絶縁材
料ケースを有し、この絶縁材料ケース内において、複数
の水平面内(I;III)に、一方で予備選択器の固定
接点あるいは転位切換器の固定接点が、他方で微調選択
器の接点が、円弧状に配置されており、これら接点が、
それぞれに、可動の切換ブリッジにより選択可能であ
り、これら切換ブリッジが、駆動軸により、この絶縁材
料ケースの内部において円形状に旋回可能である、上記
極性切換器にあって、更に付け加えた(付加的な)水平
面(II)内に、少なくとも一つの固定極性接点(6)
が、絶縁材料ケース(1)において配置されているこ
と、導電性のシールドリング(8)が、可動の極性接触
子として、片側において垂直方向に旋回可能に、この絶
縁材料ケース(1)に設けた軸受(7)に支承されてい
ること、このシールドリング(8)が、案内ローラ(1
1)と結合されており、この案内ローラが、溝状の制御
輪郭体(9)内において移動すること、および、この制
御輪郭体(9)が、駆動軸(4,5)の一方の駆動軸
に、これら駆動軸の回転の際に、このシールドリング
(8)が、短時間、固定極性接点(6)と接続可能であ
るように配置されていることにより解決されている。
【0010】更に、上記の課題は、タップ選択器が、選
択器シェルの形の絶縁材料ケースを有し、このケース内
で一つまたはそれ以上の水平面内に微調選択器の固定接
点を円形状に配置し、これ等の接点を内部の駆動軸によ
りそれぞれ旋回する可動切換ブリッジにより各平面内で
選択でき、このタップ選択器の傍の横に、他の絶縁材料
ケース内の転位切換器の固定接点も水平面に配置されて
いて、この他の絶縁材料ケースの内部の他の駆動軸によ
り円形状に旋回する他の接触ブリッジにより選択される
負荷時タップ切換変圧器にある負荷時タップ切換器のタ
ップ選択器の極性切換器にあって、更に付け加えた(付
加的な)水平面内に、少なくとも一つの固定極性接点6
を絶縁材料ケース1に配置し、可動極性接触子である導
電性のシールドリング8を絶縁材料ケース1の片側で垂
直に傾斜できるように軸受7に支承し、溝状の制御輪郭
体9の中を移動する案内ローラ11にシールドリング8
を連結し、制御輪郭体9を駆動軸4,5の一方に配置
し、この駆動軸が回転すると、シールドリング8が短時
間、固定極性接点6に接続するように構成されている、
ことによっても解決可能である。
択器シェルの形の絶縁材料ケースを有し、このケース内
で一つまたはそれ以上の水平面内に微調選択器の固定接
点を円形状に配置し、これ等の接点を内部の駆動軸によ
りそれぞれ旋回する可動切換ブリッジにより各平面内で
選択でき、このタップ選択器の傍の横に、他の絶縁材料
ケース内の転位切換器の固定接点も水平面に配置されて
いて、この他の絶縁材料ケースの内部の他の駆動軸によ
り円形状に旋回する他の接触ブリッジにより選択される
負荷時タップ切換変圧器にある負荷時タップ切換器のタ
ップ選択器の極性切換器にあって、更に付け加えた(付
加的な)水平面内に、少なくとも一つの固定極性接点6
を絶縁材料ケース1に配置し、可動極性接触子である導
電性のシールドリング8を絶縁材料ケース1の片側で垂
直に傾斜できるように軸受7に支承し、溝状の制御輪郭
体9の中を移動する案内ローラ11にシールドリング8
を連結し、制御輪郭体9を駆動軸4,5の一方に配置
し、この駆動軸が回転すると、シールドリング8が短時
間、固定極性接点6に接続するように構成されている、
ことによっても解決可能である。
【0011】この発明による他の有利な構成は、特許請
求の範囲に記載された対応する従属請求項に開示されて
いる。
求の範囲に記載された対応する従属請求項に開示されて
いる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づきこの発明をより詳しく説
明する。この選択器は、この場合、選択器のシェル1,
例えばガラス繊維強化樹脂の円管あるいは円筒状の絶縁
フレームで構成されている。第一水平面Iでは、転位切
換器のシェル1に転位切換器または予備選択器の固定接
点2が配設され、第二水平面 II には、その下に以下で
詳しく説明する極性切換器があり、そして再びその下の
少なくとも一つの他の水平面 IIIには、微調選択器の接
点3が配設されている。
明する。この選択器は、この場合、選択器のシェル1,
例えばガラス繊維強化樹脂の円管あるいは円筒状の絶縁
フレームで構成されている。第一水平面Iでは、転位切
換器のシェル1に転位切換器または予備選択器の固定接
点2が配設され、第二水平面 II には、その下に以下で
詳しく説明する極性切換器があり、そして再びその下の
少なくとも一つの他の水平面 IIIには、微調選択器の接
点3が配設されている。
【0013】選択器のシェル1の内部には同心の駆動軸
4,5がある。これ等の駆動軸は周知のように図示して
いない接触子ブリッジ等で転位切換器または予備選択器
の各固定接点2あるいは微調選択器の各固定接点3を、
同様に図示していない各接触子の接続端子に接続する。
更に、微調選択器が全ての接点を通過した時、転位切換
器または予備選択器を操作するため駆動軸4の回転運動
を発生する周知のゼネバ歯車駆動機構も図示していな
い。
4,5がある。これ等の駆動軸は周知のように図示して
いない接触子ブリッジ等で転位切換器または予備選択器
の各固定接点2あるいは微調選択器の各固定接点3を、
同様に図示していない各接触子の接続端子に接続する。
更に、微調選択器が全ての接点を通過した時、転位切換
器または予備選択器を操作するため駆動軸4の回転運動
を発生する周知のゼネバ歯車駆動機構も図示していな
い。
【0014】水平面 II には、図示してあるように、こ
の発明による極性切換器がある。この切換器は、実質上
転位切換器のシェル1のバネ付勢された固定極性接点6
と、転位切換器のシェル1の内部の反対側の側面にあ
り、可動極性接点として働くシールドリング8を担持す
る軸受7と、駆動軸5の上にある制御輪郭体9とで構成
されている。
の発明による極性切換器がある。この切換器は、実質上
転位切換器のシェル1のバネ付勢された固定極性接点6
と、転位切換器のシェル1の内部の反対側の側面にあ
り、可動極性接点として働くシールドリング8を担持す
る軸受7と、駆動軸5の上にある制御輪郭体9とで構成
されている。
【0015】転位切換器のシェル1に固定配置されてい
る軸受7は、図示していない方法で、例えば水平の横ボ
ルト7.1により片側に連結するほぼ水平なシールドリン
グ8を回転中心点7.2の回りに図示する矢印方向に垂直
旋回運動させる。この場合、シールドリング8はこのリ
ング8に固定されている案内アーム10により案内さ
れ、この案内アーム10はその自由端に案内ローラ11
を担持している。この案内ローラ11は制御輪郭体9の
中を移動し、この接触子9により案内される。
る軸受7は、図示していない方法で、例えば水平の横ボ
ルト7.1により片側に連結するほぼ水平なシールドリン
グ8を回転中心点7.2の回りに図示する矢印方向に垂直
旋回運動させる。この場合、シールドリング8はこのリ
ング8に固定されている案内アーム10により案内さ
れ、この案内アーム10はその自由端に案内ローラ11
を担持している。この案内ローラ11は制御輪郭体9の
中を移動し、この接触子9により案内される。
【0016】固定極性接点6はバネ付勢されているの
で、僅かに水平方向に外向きに押圧されている。転位切
換器のシェル1の外ではこの極性接点が周知の極性抵抗
に接続している。
で、僅かに水平方向に外向きに押圧されている。転位切
換器のシェル1の外ではこの極性接点が周知の極性抵抗
に接続している。
【0017】シールドリング8自体は直接導電性の軸受
7あるいは補助接触部材により他の接続端子12に接続
している。この接続端子12はスター結合点、あるい
は、転位切換器の場合、タップ切換器の0接触点にも結
合している。
7あるいは補助接触部材により他の接続端子12に接続
している。この接続端子12はスター結合点、あるい
は、転位切換器の場合、タップ切換器の0接触点にも結
合している。
【0018】図2は駆動軸5の 2× 360°の回転運動と
共に選択器、つまり、予備選択器の駆動軸5を完全に一
回転する毎に駆動される微調選択器に対して制御輪郭体
9の展開図を詳しく示す。丁度この動作点9.1で制御輪
郭体9が上向きの窪みを有する。この制御輪郭体が案内
アーム10の案内ローラ11を連行し、それによりシー
ルドリング8をその自由端と共に上向きに傾斜させる。
その結果、シールドリングはこの自由端を固定極性接点
6に当てる。更に一定角度だけ切り換えると、シールド
リング8は、理解できるように、遮断点9.2で再び固定
極性接点6を離れ、下に傾斜する。
共に選択器、つまり、予備選択器の駆動軸5を完全に一
回転する毎に駆動される微調選択器に対して制御輪郭体
9の展開図を詳しく示す。丁度この動作点9.1で制御輪
郭体9が上向きの窪みを有する。この制御輪郭体が案内
アーム10の案内ローラ11を連行し、それによりシー
ルドリング8をその自由端と共に上向きに傾斜させる。
その結果、シールドリングはこの自由端を固定極性接点
6に当てる。更に一定角度だけ切り換えると、シールド
リング8は、理解できるように、遮断点9.2で再び固定
極性接点6を離れ、下に傾斜する。
【0019】その時々の制御輪郭体9を選択して、簡単
に極性切換器の切換特性を微調選択器の駆動軸5のその
時の回転角と、転位切換器または予備選択器の接点2の
間の旋回角とに合わせることができる。傾斜、つまりス
タート角度を決めて、開速度もしくは閉速度を可変でき
る。動作点9.1と遮断点9.2の間の間隔を決めて、予備
選択器の切換時間を合わせることが行われる。微調選択
器の回転方向を逆転すると、動作点9.1と遮断点9.2が
それに応じて入れ替わる。
に極性切換器の切換特性を微調選択器の駆動軸5のその
時の回転角と、転位切換器または予備選択器の接点2の
間の旋回角とに合わせることができる。傾斜、つまりス
タート角度を決めて、開速度もしくは閉速度を可変でき
る。動作点9.1と遮断点9.2の間の間隔を決めて、予備
選択器の切換時間を合わせることが行われる。微調選択
器の回転方向を逆転すると、動作点9.1と遮断点9.2が
それに応じて入れ替わる。
【0020】図3は改良した制御輪郭体9の展開図を示
す。この輪郭では開の曲線が閉の曲線に比べて、別な、
つまり平行でない形状を有する。
す。この輪郭では開の曲線が閉の曲線に比べて、別な、
つまり平行でない形状を有する。
【0021】これにより、極性切換器の異なった開速度
と閉速度や回転方向に応じて異なった動作時点と遮断時
点が設定できる。このような構成では、シールドリング
8が固定極接点6により閉じた接触状態に維持される。
これには、回転中心点7.2を固定極性接点6の面に水平
に移動させるか、あるいはシールドリング8が切り換わ
った、つまり完全に上に突き出た状態で固定極性接点6
の上端に接し、この接点6により保持されるように制御
輪郭体9を形成すると合理的である。その時、戻し切換
を行うため、先ず極性接点6のバネ力が打ち勝つ、つま
りこの接点を外に向けて僅かに押圧する必要がある。
と閉速度や回転方向に応じて異なった動作時点と遮断時
点が設定できる。このような構成では、シールドリング
8が固定極接点6により閉じた接触状態に維持される。
これには、回転中心点7.2を固定極性接点6の面に水平
に移動させるか、あるいはシールドリング8が切り換わ
った、つまり完全に上に突き出た状態で固定極性接点6
の上端に接し、この接点6により保持されるように制御
輪郭体9を形成すると合理的である。その時、戻し切換
を行うため、先ず極性接点6のバネ力が打ち勝つ、つま
りこの接点を外に向けて僅かに押圧する必要がある。
【0022】制御輪郭体9は、この輪郭9を端面で担持
し、駆動軸5に固定されたリング状の部材で形成されて
いると有利である。しかし、制御輪郭体9を駆動軸5自
体の上または中に設けることも考えられる。
し、駆動軸5に固定されたリング状の部材で形成されて
いると有利である。しかし、制御輪郭体9を駆動軸5自
体の上または中に設けることも考えられる。
【0023】更に、この発明を変更して、制御輪郭体9
を転位切換器あるいは予備選択器4の駆動軸の上に設け
てもよい。その場合、上記の駆動軸4が 360°の完全な
回転とならないなら、制御輪郭体9も展開の一部のみに
なる。
を転位切換器あるいは予備選択器4の駆動軸の上に設け
てもよい。その場合、上記の駆動軸4が 360°の完全な
回転とならないなら、制御輪郭体9も展開の一部のみに
なる。
【0024】この発明の他の可能性のある変更は、案内
アーム10を垂直バネ付勢させるように形成するので、
固い、バネ付勢されていない極接点6の場合でも、必要
な接触圧力はシールドリング8が極接点6の下側に乗り
上げた場合、保証される点にある。
アーム10を垂直バネ付勢させるように形成するので、
固い、バネ付勢されていない極接点6の場合でも、必要
な接触圧力はシールドリング8が極接点6の下側に乗り
上げた場合、保証される点にある。
【0025】
【発明の効果】この発明による極性切換器の主要な利点
は、特に可動接触子として働くシールドリングをほぼ水
平に配置しているので、この極性切換器が僅かな構造長
を必要とするだけで、それ故に予備選択器または転位切
換器と微調選択器の間に、あるいは横置き予備選択器ま
たは転位切換器の場合、微調選択器の下または上に占有
場所を節約して特に有利装備できる点にある。
は、特に可動接触子として働くシールドリングをほぼ水
平に配置しているので、この極性切換器が僅かな構造長
を必要とするだけで、それ故に予備選択器または転位切
換器と微調選択器の間に、あるいは横置き予備選択器ま
たは転位切換器の場合、微調選択器の下または上に占有
場所を節約して特に有利装備できる点にある。
【0026】駆動円管の上の溝状の制御輪郭体で切り換
わるシールドリングを直接操作することにより、一方で
独立した歯車駆動機構を省略でき、他方でこの制御輪郭
体を構成あるいは設計すると、極性切換器を種々の選択
器の切換角度に合わせたり、制御輪郭体内の制御カムの
スタート角度を変えて種々の開閉速度や開閉特性を用意
することのできる多くの可能性が簡単に提供される。最
後に、可動極性接点として使用されるシールドリングは
タップ切換器の装置全体の内部に非常に良好な電圧特性
を保証する。
わるシールドリングを直接操作することにより、一方で
独立した歯車駆動機構を省略でき、他方でこの制御輪郭
体を構成あるいは設計すると、極性切換器を種々の選択
器の切換角度に合わせたり、制御輪郭体内の制御カムの
スタート角度を変えて種々の開閉速度や開閉特性を用意
することのできる多くの可能性が簡単に提供される。最
後に、可動極性接点として使用されるシールドリングは
タップ切換器の装置全体の内部に非常に良好な電圧特性
を保証する。
【図1】 この発明による極性切換器の模式横断面図、
【図2】 微調選択器の駆動円管に対する制御曲線の第
一展開図、
一展開図、
【図3】 種々の開閉特性を有する改良された制御曲線
の第二展開図である。
の第二展開図である。
1 選択器のシェル(絶縁材料ケース)
2 予備選択器の固定接点
3 微調選択器の接点
4,5 駆動軸
6 極性接点
7 軸受
7.1 横ボルト
7.2 回転点
8 シールドリング
9 制御輪郭体
9.1 動作点
9.2 遮断点
10 案内アーム
11 案内ローラ
12 接続端子
I, II, III 水平面
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01F 29/04 502
Claims (3)
- 【請求項1】 負荷時タップ切換変圧器における負荷時
タップ切換器のタップ選択器のための極性切換器であっ
て、その際、 このタップ選択器が、選択器シェルの形の絶縁材料ケー
スを有し、 この絶縁材料ケース内において、複数の水平面内(I;
III)に、一方で予備選択器の固定接点あるいは転位
切換器の固定接点が、他方で微調選択器の接点が、円弧
状に配置されており、 これら接点が、それぞれに、可動の切換ブリッジにより
選択可能であり、これら切換ブリッジが、駆動軸により、この絶縁材料ケ
ースの内部において 円形状に旋回可能である、上記極性
切換器において、 更に付け加えた水平面(II)内に、少なくとも一つの
固定極性接点(6)が、絶縁材料ケース(1)において
配置されていること、 導電性のシールドリング(8)が、可動の極性接触子と
して、片側において垂直方向に旋回可能に、この絶縁材
料ケース(1)に設けた軸受(7)に支承されているこ
と、 このシールドリング(8)が、案内ローラ(11)と結
合されており、この案内ローラが、溝状の制御輪郭体
(9)内において移動すること、および、 この制御輪郭体(9)が、駆動軸(4,5)の一方の駆
動軸に、これら駆動軸の回転の際に、このシールドリン
グ(8)が、短時間、固定極性接点(6)と接続可能で
あるように配置されていること、 を特徴とする極性切換器。 - 【請求項2】 固定極性接点(6)は、水平方向にバネ
付勢された状態に形成されていることを特徴とする請求
項1に記載の極性切換器。 - 【請求項3】 シールドリング(8)と、絶縁材料ケー
ス(1)の外側の接続端子(12)との間の導電性の接
続が、軸受(7)により形成されていることを特徴とす
る請求項1または2に記載の極性切換器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4141142A DE4141142C1 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | |
DE4141142:0 | 1991-12-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05267076A JPH05267076A (ja) | 1993-10-15 |
JP3424947B2 true JP3424947B2 (ja) | 2003-07-07 |
Family
ID=6446980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33072092A Expired - Fee Related JP3424947B2 (ja) | 1991-12-13 | 1992-12-10 | タップ選択器の極性切換器 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5315078A (ja) |
EP (1) | EP0546283B1 (ja) |
JP (1) | JP3424947B2 (ja) |
AT (1) | ATE115327T1 (ja) |
BG (1) | BG60735B1 (ja) |
CA (1) | CA2085029C (ja) |
DE (2) | DE4141142C1 (ja) |
HU (2) | HU209220B (ja) |
RO (1) | RO113093B1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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