JP3424796B2 - 大電流充電用端子 - Google Patents
大電流充電用端子Info
- Publication number
- JP3424796B2 JP3424796B2 JP21622597A JP21622597A JP3424796B2 JP 3424796 B2 JP3424796 B2 JP 3424796B2 JP 21622597 A JP21622597 A JP 21622597A JP 21622597 A JP21622597 A JP 21622597A JP 3424796 B2 JP3424796 B2 JP 3424796B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- female terminal
- spring member
- insertion hole
- contact spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/15—Pins, blades or sockets having separate spring member for producing or increasing contact pressure
- H01R13/187—Pins, blades or sockets having separate spring member for producing or increasing contact pressure with spring member in the socket
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L53/00—Methods of charging batteries, specially adapted for electric vehicles; Charging stations or on-board charging equipment therefor; Exchange of energy storage elements in electric vehicles
- B60L53/10—Methods of charging batteries, specially adapted for electric vehicles; Charging stations or on-board charging equipment therefor; Exchange of energy storage elements in electric vehicles characterised by the energy transfer between the charging station and the vehicle
- B60L53/14—Conductive energy transfer
- B60L53/16—Connectors, e.g. plugs or sockets, specially adapted for charging electric vehicles
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/10—Sockets for co-operation with pins or blades
- H01R13/11—Resilient sockets
- H01R13/111—Resilient sockets co-operating with pins having a circular transverse section
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2201/00—Connectors or connections adapted for particular applications
- H01R2201/26—Connectors or connections adapted for particular applications for vehicles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/7072—Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02T90/10—Technologies relating to charging of electric vehicles
- Y02T90/14—Plug-in electric vehicles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電気自動
車の充電等に用いられている大電流充電用端子に関し、
特に、雄端子と雌端子の接点となる個々の板ばね片の不
均一な変形を確実に防止して、雄端子と雌端子の電気的
接触の向上を図ることができる大電流充電用端子に関す
る。
車の充電等に用いられている大電流充電用端子に関し、
特に、雄端子と雌端子の接点となる個々の板ばね片の不
均一な変形を確実に防止して、雄端子と雌端子の電気的
接触の向上を図ることができる大電流充電用端子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】以下、電気自動車の充電に用いられてい
た従来の大電流充電用端子について、図6〜図8を参照
しつつ説明する。図6は従来の大電流充電用端子を備え
た給電側及び受電側コネクタを示す斜視図であり、図7
は上記給電側及び受電側コネクタの嵌合状態を示す断面
図である。また、図8(a)は上記受電側コネクタに内
蔵された雌端子を示す部分断面図であり、図8(b)は
上記雌端子の挿入孔内に収容された接触ばね部材を示す
拡大図である。
た従来の大電流充電用端子について、図6〜図8を参照
しつつ説明する。図6は従来の大電流充電用端子を備え
た給電側及び受電側コネクタを示す斜視図であり、図7
は上記給電側及び受電側コネクタの嵌合状態を示す断面
図である。また、図8(a)は上記受電側コネクタに内
蔵された雌端子を示す部分断面図であり、図8(b)は
上記雌端子の挿入孔内に収容された接触ばね部材を示す
拡大図である。
【0003】図6において、1は給電側コネクタであ
り、図示しない給電装置に接続してある。該給電側コネ
クタ1は、一対の割型ケース1a,1bを備え、その前
半部には、レバー13の操作によって前後に摺動可能な
雌コネクタ本体10が内装してある。
り、図示しない給電装置に接続してある。該給電側コネ
クタ1は、一対の割型ケース1a,1bを備え、その前
半部には、レバー13の操作によって前後に摺動可能な
雌コネクタ本体10が内装してある。
【0004】該雌コネクタ本体10の左右両側には、凹
状の雄端子収納部11,11が設けてあり、図7に示す
ように、各雄端子収納部11,11の内部には、従来の
大電流充電用端子を構成する棒状の雄端子12がそれぞ
れ収納してある。
状の雄端子収納部11,11が設けてあり、図7に示す
ように、各雄端子収納部11,11の内部には、従来の
大電流充電用端子を構成する棒状の雄端子12がそれぞ
れ収納してある。
【0005】図6に戻り、2は上記給電側コネクタ1に
対する受電側コネクタであり、給電側コネクタ1の先端
側を受け入れるシェル2aを有する。該シェル2aは、
その外周に設けたフランジ2bによって図示しない電気
自動車の車体にボルト止めしてあり、該シェル2aの内
部には、上記雌コネクタ本体10に対する雄コネクタ本
体20が嵌合してある。
対する受電側コネクタであり、給電側コネクタ1の先端
側を受け入れるシェル2aを有する。該シェル2aは、
その外周に設けたフランジ2bによって図示しない電気
自動車の車体にボルト止めしてあり、該シェル2aの内
部には、上記雌コネクタ本体10に対する雄コネクタ本
体20が嵌合してある。
【0006】該雄コネクタ本体20には、雄端子収納部
11に嵌合される凸状の雌端子収納部21が設けてあ
り、図7に示すように、該雌端子収納部21の内部に
は、上記雄端子12とともに従来の大電流充電用端子を
構成する雌端子220が収納してある。
11に嵌合される凸状の雌端子収納部21が設けてあ
り、図7に示すように、該雌端子収納部21の内部に
は、上記雄端子12とともに従来の大電流充電用端子を
構成する雌端子220が収納してある。
【0007】該雌端子220は、雄端子12が挿入され
る挿入孔220aを有し、該挿入孔220a内の大径部
220bには、雄端子12との接点になる接触ばね部材
300が嵌合してある。
る挿入孔220aを有し、該挿入孔220a内の大径部
220bには、雄端子12との接点になる接触ばね部材
300が嵌合してある。
【0008】該接触ばね部材300は、図8(a),
(b)に示すように、弓なり状に湾曲させた多数の板ば
ね片310の両端側を連結部320,320によって連
結し、その全体を雄端子12の外径及び雌端子220の
挿入孔220a(大径部220b)の内径に対応させた
略円筒状としてある。
(b)に示すように、弓なり状に湾曲させた多数の板ば
ね片310の両端側を連結部320,320によって連
結し、その全体を雄端子12の外径及び雌端子220の
挿入孔220a(大径部220b)の内径に対応させた
略円筒状としてある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の大電流充電用端子は、雄端子12を雌端子220に
挿入したときに、接触ばね部材300を構成する個々の
板ばね片310が不均一に変形し、雄端子12と雌端子
220の電気的接触不良が生じてしまうという問題があ
った。
来の大電流充電用端子は、雄端子12を雌端子220に
挿入したときに、接触ばね部材300を構成する個々の
板ばね片310が不均一に変形し、雄端子12と雌端子
220の電気的接触不良が生じてしまうという問題があ
った。
【0010】すなわち、接触ばね部材300を構成する
個々の板ばね片310の曲率は、製造誤差等により厳密
に一致しているわけではなく、このような板ばね片31
0を雌端子220の挿入孔220a(大径部220b)
に嵌め込んでいたため、雄端子12を雌端子220に挿
入したときに、接触ばね部材300の端部が大径部22
0bの奥端に押し付けられ、個々の板ばね片310が不
均一に変形していた。
個々の板ばね片310の曲率は、製造誤差等により厳密
に一致しているわけではなく、このような板ばね片31
0を雌端子220の挿入孔220a(大径部220b)
に嵌め込んでいたため、雄端子12を雌端子220に挿
入したときに、接触ばね部材300の端部が大径部22
0bの奥端に押し付けられ、個々の板ばね片310が不
均一に変形していた。
【0011】また、個々の板ばね片310の両端を連結
させる構成となっていたため、雄端子12を雌端子22
0に挿入したときに、個々の板ばね片310が互いに影
響し合って個々の板ばね片310の不均一な変形が顕著
に生じた。
させる構成となっていたため、雄端子12を雌端子22
0に挿入したときに、個々の板ばね片310が互いに影
響し合って個々の板ばね片310の不均一な変形が顕著
に生じた。
【0012】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、雄端子と雌端子の接点となる個々の板ばね片
の不均一な変形を確実に防止して、雄端子と雌端子の電
気的接触の向上を図ることができる大電流充電用端子の
提供を目的とする。
のであり、雄端子と雌端子の接点となる個々の板ばね片
の不均一な変形を確実に防止して、雄端子と雌端子の電
気的接触の向上を図ることができる大電流充電用端子の
提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の大電流充電用端子は、棒状の雄端子
が挿入される挿入孔を有すると共に、該挿入孔の開口側
に大径の収容部を連続的に形成した雌端子と、多数の弓
なり状の板ばね片の一端側のみを連結させて、全体を該
雄端子の外径及び該雌端子の挿入孔の内径に対応する略
円筒状とすると共に、該板ばね片が連結された一端側
に、該板ばね片と直交する方向に突出し、該雌端子の収
容部奥壁に当接する固定リブを形成した接触ばね部材
と、該雄端子が挿通される挿通孔を有し、該雌端子の該
収容部に取り付けられ、該接触ばね部材の該固定リブを
挟持して、該接触ばね部材を該雌端子の該挿入孔内に固
定するキャップとを備え、該接触ばね部材を構成する各
板ばね片が連結されていない他端を、該他端の両側に当
接するホルダによって個別に保持させた構成としてあ
る。
に、請求項1記載の大電流充電用端子は、棒状の雄端子
が挿入される挿入孔を有すると共に、該挿入孔の開口側
に大径の収容部を連続的に形成した雌端子と、多数の弓
なり状の板ばね片の一端側のみを連結させて、全体を該
雄端子の外径及び該雌端子の挿入孔の内径に対応する略
円筒状とすると共に、該板ばね片が連結された一端側
に、該板ばね片と直交する方向に突出し、該雌端子の収
容部奥壁に当接する固定リブを形成した接触ばね部材
と、該雄端子が挿通される挿通孔を有し、該雌端子の該
収容部に取り付けられ、該接触ばね部材の該固定リブを
挟持して、該接触ばね部材を該雌端子の該挿入孔内に固
定するキャップとを備え、該接触ばね部材を構成する各
板ばね片が連結されていない他端を、該他端の両側に当
接するホルダによって個別に保持させた構成としてあ
る。
【0014】このような構成によれば、固定リブによっ
て、接触ばね部材(板ばね片)の連結させた一端側を、
雌端子の挿入孔に固定する構成としてあるので、該接触
ばね部材を挿入孔内に嵌合保持する必要がなくなり、雄
端子を雌端子に挿入したときに、接触ばね部材を構成す
る個々の板ばね片の連結させてない他端が、挿入孔の奥
端に当接することがなく、これら板ばね片を均一に変形
させることができる。
て、接触ばね部材(板ばね片)の連結させた一端側を、
雌端子の挿入孔に固定する構成としてあるので、該接触
ばね部材を挿入孔内に嵌合保持する必要がなくなり、雄
端子を雌端子に挿入したときに、接触ばね部材を構成す
る個々の板ばね片の連結させてない他端が、挿入孔の奥
端に当接することがなく、これら板ばね片を均一に変形
させることができる。
【0015】また、個々の板ばね片の連結させてない他
端が互いに自由な状態となっているので、雄端子を雌端
子に挿入したときに、これら板ばね片を独立に変形させ
ることができる。
端が互いに自由な状態となっているので、雄端子を雌端
子に挿入したときに、これら板ばね片を独立に変形させ
ることができる。
【0016】したがって、個々の板ばね片の不均一な変
形を確実に防止して、雄端子と雌端子の電気的接触の向
上を図ることができる。また、各板ばね片の連結させて
ない他端、すなわち、自由端の横方向の変形を制限する
ことができ、雄端子を雌端子に挿入したときに、各板ば
ね片のいわゆる横ぶれを防止することができる。
形を確実に防止して、雄端子と雌端子の電気的接触の向
上を図ることができる。また、各板ばね片の連結させて
ない他端、すなわち、自由端の横方向の変形を制限する
ことができ、雄端子を雌端子に挿入したときに、各板ば
ね片のいわゆる横ぶれを防止することができる。
【0017】好ましくは、請求項2記載の大電流充電用
端子のように、前記接触ばね部材の前記固定リブを、前
記雌端子の前記収容部奥壁のほぼ全体に対応する環状と
し、また、請求項3記載の大電流充電用端子のように、
前記接触ばね部材の前記固定リブを、前記雌端子の前記
収容部奥壁に部分的に対応する片状とした構成とする。
端子のように、前記接触ばね部材の前記固定リブを、前
記雌端子の前記収容部奥壁のほぼ全体に対応する環状と
し、また、請求項3記載の大電流充電用端子のように、
前記接触ばね部材の前記固定リブを、前記雌端子の前記
収容部奥壁に部分的に対応する片状とした構成とする。
【0018】さらに、請求項4記載の大電流充電用端子
のように、棒状の雄端子が挿入される挿入孔を有し、該
挿入孔の開口付近に係止凹部を形成した雌端子と、多数
の弓なり状の板ばね片の一端側のみを連結させて、全体
を該雄端子及び該雌端子の挿入孔に対応する略円筒状と
すると共に、該板ばね片が連結された一端側に、該雌端
子の係止凹部に係止する二以上の係止片を形成した接触
ばね部材とを備え、該接触ばね部材を構成する各板ばね
片が連結されていない他端を、該他端の両側に当接する
ホルダによって個別に保持させた構成としてもよい。
のように、棒状の雄端子が挿入される挿入孔を有し、該
挿入孔の開口付近に係止凹部を形成した雌端子と、多数
の弓なり状の板ばね片の一端側のみを連結させて、全体
を該雄端子及び該雌端子の挿入孔に対応する略円筒状と
すると共に、該板ばね片が連結された一端側に、該雌端
子の係止凹部に係止する二以上の係止片を形成した接触
ばね部材とを備え、該接触ばね部材を構成する各板ばね
片が連結されていない他端を、該他端の両側に当接する
ホルダによって個別に保持させた構成としてもよい。
【0019】このような構成とした場合は、請求項1〜
3記載の大電流充電用端子と同様に、接触ばね部材を構
成する個々の板ばね片の不均一な変形を確実に防止し
て、雄端子と雌端子の電気的接触の向上を図ることがで
きるとともに、上述した請求項1〜3における接触ばね
部材固定用のキャップが不要となり、より簡単な構成で
接触ばね部材を雌端子の挿入孔に固定できる。
3記載の大電流充電用端子と同様に、接触ばね部材を構
成する個々の板ばね片の不均一な変形を確実に防止し
て、雄端子と雌端子の電気的接触の向上を図ることがで
きるとともに、上述した請求項1〜3における接触ばね
部材固定用のキャップが不要となり、より簡単な構成で
接触ばね部材を雌端子の挿入孔に固定できる。
【0020】好ましくは、請求項5記載の大電流充電用
端子のように、前記接触ばね部材の各係止片を、前記雄
端子の挿入方向と抜き取り方向の相反する方向に傾斜さ
せた構成とする。
端子のように、前記接触ばね部材の各係止片を、前記雄
端子の挿入方向と抜き取り方向の相反する方向に傾斜さ
せた構成とする。
【0021】このような構成によれば、雄端子の抜き挿
し時における接触ばね部材の移動を制限することがで
き、該接触ばね部材を雌端子の挿入孔内に簡単かつ確実
に固定することができる。
し時における接触ばね部材の移動を制限することがで
き、該接触ばね部材を雌端子の挿入孔内に簡単かつ確実
に固定することができる。
【0022】さらに好ましくは、請求項6記載の大電流
充電用端子のように、前記ホルダは、ホルダ本体と、該
ホルダ本体から切り起こされた一組の鉤状片からなるば
ね受け部とを備え、該鉤状片は、前記板ばね片の前記他
端の両側に当接された構成とする。
充電用端子のように、前記ホルダは、ホルダ本体と、該
ホルダ本体から切り起こされた一組の鉤状片からなるば
ね受け部とを備え、該鉤状片は、前記板ばね片の前記他
端の両側に当接された構成とする。
【0023】
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の大電流充電用端子
の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。ま
ず、第一参考例に係る大電流充電用端子について説明す
る。図1は、第一参考例に係る大電流充電用端子を説明
するためのものであり、同図(a)は、本大電流充電用
端子を構成する雌端子と接触ばね部材及びキャップを示
す部分断面図、同図(b)は、上記接触ばね部材のみを
示す斜視図である。また、図2(a),(b)は、上記
雌端子と接触ばね部材及びキャップの組立工程を示す部
分断面図である。
の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。ま
ず、第一参考例に係る大電流充電用端子について説明す
る。図1は、第一参考例に係る大電流充電用端子を説明
するためのものであり、同図(a)は、本大電流充電用
端子を構成する雌端子と接触ばね部材及びキャップを示
す部分断面図、同図(b)は、上記接触ばね部材のみを
示す斜視図である。また、図2(a),(b)は、上記
雌端子と接触ばね部材及びキャップの組立工程を示す部
分断面図である。
【0025】図1(a)において、22は雌端子であ
り、従来と同様、受電側コネクタ2の雌端子収納部21
(図6及び図7参照)内に設けられている。雌端子22
の中心には、雄端子12(図6参照)とほぼ同じ径の挿
入孔22aが形成されており、該挿入孔22aの開口側
は、後述する接触ばね部材30を収納するための大径部
22bとなっている。また、挿入孔22の開口部には、
大径部22bよりさらに大径の収容部22cが形成され
ている。なお、雌端子22の後端側は、加締め部22e
とされおり、電線50が圧着されている。
り、従来と同様、受電側コネクタ2の雌端子収納部21
(図6及び図7参照)内に設けられている。雌端子22
の中心には、雄端子12(図6参照)とほぼ同じ径の挿
入孔22aが形成されており、該挿入孔22aの開口側
は、後述する接触ばね部材30を収納するための大径部
22bとなっている。また、挿入孔22の開口部には、
大径部22bよりさらに大径の収容部22cが形成され
ている。なお、雌端子22の後端側は、加締め部22e
とされおり、電線50が圧着されている。
【0026】30は接触ばね部材であり、上記雌端子2
2の大径部22bに収納され、雄端子12との電気的接
点となる。該接触ばね部材30は、図1(b)に示すよ
うに、多数の弓なり状の板ばね片31の一端側を連結部
32によって連結させ、全体を雄端子12の外径及び雌
端子22の大径部22b(挿入孔22a)の内径に対応
する略円筒状としてある。
2の大径部22bに収納され、雄端子12との電気的接
点となる。該接触ばね部材30は、図1(b)に示すよ
うに、多数の弓なり状の板ばね片31の一端側を連結部
32によって連結させ、全体を雄端子12の外径及び雌
端子22の大径部22b(挿入孔22a)の内径に対応
する略円筒状としてある。
【0027】そして、連結部32の周縁には、板ばね片
31と直交する方向に突出する固定リブ33が形成して
ある。該固定リブ33は、雌端子22の収容部22cの
奥壁22dに対応する環状となっており、図2(a)に
示すように、接触ばね部材30を雌端子22の大径部2
2bに収納したとき、収容部22cの奥壁22dのほぼ
全体に当接する。
31と直交する方向に突出する固定リブ33が形成して
ある。該固定リブ33は、雌端子22の収容部22cの
奥壁22dに対応する環状となっており、図2(a)に
示すように、接触ばね部材30を雌端子22の大径部2
2bに収納したとき、収容部22cの奥壁22dのほぼ
全体に当接する。
【0028】ここで、接触ばね部材30の各板ばね片3
1の他端は、互いに連結させてない自由端となってい
る。また、雄端子12との接触時に各板ばね片31が自
由に伸びることができるようにするため、雌端子22の
大径部22bの奥行きを、各板ばね片31の全長より長
くしてある。
1の他端は、互いに連結させてない自由端となってい
る。また、雄端子12との接触時に各板ばね片31が自
由に伸びることができるようにするため、雌端子22の
大径部22bの奥行きを、各板ばね片31の全長より長
くしてある。
【0029】図1(a)に戻り、40は大径部22bに
収容された接触ばね部材30を固定するためのキャップ
であり、その外側面に形成された雄ねじを、収容部22
cの内側面に形成された雌ねじに螺合させることによ
り、該収容部22c内に取り付けてある。
収容された接触ばね部材30を固定するためのキャップ
であり、その外側面に形成された雄ねじを、収容部22
cの内側面に形成された雌ねじに螺合させることによ
り、該収容部22c内に取り付けてある。
【0030】該キャップ40は、図2(b)に示すよう
に、雌端子22の収容部22cに螺合され、大径部22
bに収容された接触ばね部材30の固定リブ33を挟持
して、該接触ばね部材30を雌端子22の大径部22b
内に固定する。また、該キャップ40には、雄端子12
が挿通される挿通孔40aが形成してある。
に、雌端子22の収容部22cに螺合され、大径部22
bに収容された接触ばね部材30の固定リブ33を挟持
して、該接触ばね部材30を雌端子22の大径部22b
内に固定する。また、該キャップ40には、雄端子12
が挿通される挿通孔40aが形成してある。
【0031】このような構成からなる本実施形態の大電
流充電用端子によれば、固定リブ33によって、接触ば
ね部材30(板ばね片31)の連結させた一端側を、雌
端子22の挿入孔22a(大径部22b)に固定する構
成としてあるので、該接触ばね部材30を挿入孔22a
内に嵌合保持する必要がなくなり、雄端子12を雌端子
22に挿入したときに、接触ばね部材30を構成する個
々の板ばね片31の連結させてない他端が、挿入孔22
aの奥端に当接することがなく、これら板ばね片31を
均一に変形させることができる。
流充電用端子によれば、固定リブ33によって、接触ば
ね部材30(板ばね片31)の連結させた一端側を、雌
端子22の挿入孔22a(大径部22b)に固定する構
成としてあるので、該接触ばね部材30を挿入孔22a
内に嵌合保持する必要がなくなり、雄端子12を雌端子
22に挿入したときに、接触ばね部材30を構成する個
々の板ばね片31の連結させてない他端が、挿入孔22
aの奥端に当接することがなく、これら板ばね片31を
均一に変形させることができる。
【0032】また、個々の板ばね片31の連結させてな
い他端が互いに自由な状態となっているので、雄端子1
2を雌端子22に挿入したときに、これら板ばね片31
を独立に変形させることができる。
い他端が互いに自由な状態となっているので、雄端子1
2を雌端子22に挿入したときに、これら板ばね片31
を独立に変形させることができる。
【0033】したがって、個々の板ばね片31の不均一
な変形を確実に防止して、雄端子12と雌端子22の電
気的接触の向上を図ることができる。
な変形を確実に防止して、雄端子12と雌端子22の電
気的接触の向上を図ることができる。
【0034】また、本実施形態では、接触ばね部材30
の固定リブ33を、雌端子22の収容部22cの奥壁2
2dのほぼ全体に対応する環状としてあるので、接触ば
ね部材30を雌端子22の挿入孔22a内に安定した状
態で固定することができる。
の固定リブ33を、雌端子22の収容部22cの奥壁2
2dのほぼ全体に対応する環状としてあるので、接触ば
ね部材30を雌端子22の挿入孔22a内に安定した状
態で固定することができる。
【0035】なお、接触ばね部材30の固定リブは、図
3(a),(b)に示すような、一又は二以上の切り起
こし片34又は35とすることもできる。このような構
成とした場合は、切り起こし片34又は35を簡単に設
けることができ、接触ばね部材30の固定が容易に行な
えるという利点がある。
3(a),(b)に示すような、一又は二以上の切り起
こし片34又は35とすることもできる。このような構
成とした場合は、切り起こし片34又は35を簡単に設
けることができ、接触ばね部材30の固定が容易に行な
えるという利点がある。
【0036】また、切り起こし片34又は35の数が少
ない場合は、接触ばね部材30の固定状態の安定性が上
記環状の固定リブ33より劣ってしまうが、切り起こし
片34又は35の数を増やして収容部22cの奥壁22
dとの当接面積を大きくすれば、上記環状の固定リブ3
3と同様、接触ばね部材30を安定した状態で固定する
ことができる。
ない場合は、接触ばね部材30の固定状態の安定性が上
記環状の固定リブ33より劣ってしまうが、切り起こし
片34又は35の数を増やして収容部22cの奥壁22
dとの当接面積を大きくすれば、上記環状の固定リブ3
3と同様、接触ばね部材30を安定した状態で固定する
ことができる。
【0037】次に、第二参考例に係る大電流充電用端子
について、図4を参照しつつ説明する。図4は、第二参
考例に係る大電流充電用端子を構成する雌端子及び接触
ばね部材を示す部分断面図である。
について、図4を参照しつつ説明する。図4は、第二参
考例に係る大電流充電用端子を構成する雌端子及び接触
ばね部材を示す部分断面図である。
【0038】同図において、本実施形態では、雌端子2
2の挿入孔22aの開口付近に、環状の係止凹部22f
を形成すると共に、接触ばね部材30の各板ばね片31
の連結部32に、雌端子22の係止凹部22fに係止す
る二つの係止片36,37を形成した構成としてある。
また、接触ばね部材30の各係止片36,37は、雄端
子12(図7,図8参照)の挿入方向と抜き取り方向の
相反する方向に傾斜させてある。
2の挿入孔22aの開口付近に、環状の係止凹部22f
を形成すると共に、接触ばね部材30の各板ばね片31
の連結部32に、雌端子22の係止凹部22fに係止す
る二つの係止片36,37を形成した構成としてある。
また、接触ばね部材30の各係止片36,37は、雄端
子12(図7,図8参照)の挿入方向と抜き取り方向の
相反する方向に傾斜させてある。
【0039】このような構成とした場合は、上述した第
一参考例の大電流充電用端子と同様に、接触ばね部材3
0を構成する個々の板ばね片31の不均一な変形を確実
に防止して、雄端子12と雌端子22の電気的接触の向
上を図ることができると共に、上述した第一参考例にお
ける接触ばね部材30の固定用のキャップ40が不要と
なり、より簡単な構成で接触ばね部材30を雌端子22
の挿入孔22a内に固定できる。
一参考例の大電流充電用端子と同様に、接触ばね部材3
0を構成する個々の板ばね片31の不均一な変形を確実
に防止して、雄端子12と雌端子22の電気的接触の向
上を図ることができると共に、上述した第一参考例にお
ける接触ばね部材30の固定用のキャップ40が不要と
なり、より簡単な構成で接触ばね部材30を雌端子22
の挿入孔22a内に固定できる。
【0040】また、雄端子12の挿入方向と抜き取り方
向の相反する方向に傾斜する係止片36,37により、
雄端子12の抜き挿し時における接触ばね部材30の移
動を制限することができ、該接触ばね部材30を雌端子
22の挿入孔22a内に簡単かつ確実に固定することが
できる。
向の相反する方向に傾斜する係止片36,37により、
雄端子12の抜き挿し時における接触ばね部材30の移
動を制限することができ、該接触ばね部材30を雌端子
22の挿入孔22a内に簡単かつ確実に固定することが
できる。
【0041】次に、本発明の一実施形態に係る大電流充
電用端子について、図5を参照しつつ説明する。図5
(a)は、本発明の一実施形態に係る大電流充電用端子
を構成する接触ばね部材とホルダを示す斜視図であり、
図5(b)は、上記接触ばね部材を構成する板ばね片と
ホルダの係止状態を示す部分拡大図である。
電用端子について、図5を参照しつつ説明する。図5
(a)は、本発明の一実施形態に係る大電流充電用端子
を構成する接触ばね部材とホルダを示す斜視図であり、
図5(b)は、上記接触ばね部材を構成する板ばね片と
ホルダの係止状態を示す部分拡大図である。
【0042】同図(a)に示すように、本実施形態の大
電流充電用端子は、接触ばね部材30を構成する各板ば
ね片31の連結させてない他端をホルダ60によって個
別に保持した構成としてある。
電流充電用端子は、接触ばね部材30を構成する各板ば
ね片31の連結させてない他端をホルダ60によって個
別に保持した構成としてある。
【0043】該ホルダ60は、金属製の環状のホルダ本
体61と、該ホルダ本体61から切り起こされた対称的
な一組の鉤状片62a,62bからなるばね受け部62
とを備える。同図(b)に示すように、ばね受け部62
を構成する鉤状片62a,62bは、板ばね片31の他
端の両側に当接し、該板ばね片31の他端の横方向の変
形を制限する。
体61と、該ホルダ本体61から切り起こされた対称的
な一組の鉤状片62a,62bからなるばね受け部62
とを備える。同図(b)に示すように、ばね受け部62
を構成する鉤状片62a,62bは、板ばね片31の他
端の両側に当接し、該板ばね片31の他端の横方向の変
形を制限する。
【0044】このような構成からなる本実施形態の大電
流充電用端子によれば、各板ばね片31の連結させてな
い他端、すなわち、自由端の横方向の変形を制限するこ
とができ、雄端子12を雌端子22に挿入したときに、
各板ばね片31のいわゆる横ぶれを防止することができ
る。
流充電用端子によれば、各板ばね片31の連結させてな
い他端、すなわち、自由端の横方向の変形を制限するこ
とができ、雄端子12を雌端子22に挿入したときに、
各板ばね片31のいわゆる横ぶれを防止することができ
る。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明の大電流充電用端
子によれば、雄端子と雌端子の接点となる個々の板ばね
片の不均一な変形を確実に防止して、雄端子と雌端子の
電気的接触の向上を図ることができる。また、各板ばね
片の連結させてない他端、すなわち、自由端の横方向の
変形を制限することができ、雄端子を雌端子に挿入した
ときに、各板ばね片のいわゆる横ぶれを防止することが
できる。
子によれば、雄端子と雌端子の接点となる個々の板ばね
片の不均一な変形を確実に防止して、雄端子と雌端子の
電気的接触の向上を図ることができる。また、各板ばね
片の連結させてない他端、すなわち、自由端の横方向の
変形を制限することができ、雄端子を雌端子に挿入した
ときに、各板ばね片のいわゆる横ぶれを防止することが
できる。
【図1】第一参考例に係る大電流充電用端子を説明する
ためのものであり、同図(a)は本大電流充電用端子を
構成する雌端子と接触ばね部材及びキャップを示す部分
断面図、同図(b)は上記接触ばね部材のみを示す斜視
図である。
ためのものであり、同図(a)は本大電流充電用端子を
構成する雌端子と接触ばね部材及びキャップを示す部分
断面図、同図(b)は上記接触ばね部材のみを示す斜視
図である。
【図2】同図(a),(b)は上記雌端子と接触ばね部
材及びキャップの組立工程を示す部分断面図である。
材及びキャップの組立工程を示す部分断面図である。
【図3】同図(a),(b)は上記接触ばね部材の変更
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図4】第二参考例に係る大電流充電用端子を構成する
雌端子及び接触ばね部材を示す部分断面図である。
雌端子及び接触ばね部材を示す部分断面図である。
【図5】同図(a)は本発明の一実施形態に係る大電流
充電用端子を構成する接触ばね部材とホルダを示す斜視
図であり、同図(b)は上記接触ばね部材を構成する板
ばね片とホルダの係止状態を示す部分拡大図である。
充電用端子を構成する接触ばね部材とホルダを示す斜視
図であり、同図(b)は上記接触ばね部材を構成する板
ばね片とホルダの係止状態を示す部分拡大図である。
【図6】従来の大電流充電用端子を備えた給電側及び受
電側コネクタを示す斜視図である。
電側コネクタを示す斜視図である。
【図7】上記給電側及び受電側コネクタの嵌合状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図8】同図(a)は上記受電側コネクタに内蔵された
雌端子を示す部分断面図であり、同図(b)は上記雌端
子の挿入孔内に収容された接触ばね部材を示す拡大図で
ある。
雌端子を示す部分断面図であり、同図(b)は上記雌端
子の挿入孔内に収容された接触ばね部材を示す拡大図で
ある。
12 雄端子
22 雌端子
22a 挿入孔
22b 大径部
22c 収容部
22d 奥壁
22f 係止凹部
30 接触ばね部材
31 板ばね片
32 連結部
33 固定リブ
34,35 切り起こし片
36,37 係止片
40 キャップ
40a 挿通孔
50 電線
60 ホルダ
61 ホルダ本体
62 ばね受け部
62a,62b 鉤状片
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平8−31488(JP,A)
特開 昭52−3184(JP,A)
特開 昭63−108621(JP,A)
実開 昭60−84073(JP,U)
実開 昭48−58478(JP,U)
実開 昭50−141790(JP,U)
特公 昭53−6352(JP,B1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01R 13/187
Claims (6)
- 【請求項1】 棒状の雄端子が挿入される挿入孔を有す
ると共に、該挿入孔の開口側に大径の収容部を連続的に
形成した雌端子と、 多数の弓なり状の板ばね片の一端側のみを連結させて、
全体を該雄端子の外径及び該雌端子の挿入孔の内径に対
応する略円筒状とすると共に、該板ばね片が連結された
一端側に、該板ばね片と直交する方向に突出し、該雌端
子の収容部奥壁に当接する固定リブを形成した接触ばね
部材と、該 雄端子が挿通される挿通孔を有し、該雌端子の該収容
部に取り付けられ、該接触ばね部材の該固定リブを挟持
して、該接触ばね部材を該雌端子の該挿入孔内に固定す
るキャップとを備え、 該接触ばね部材を構成する各板ばね片が連結されていな
い他端を、該他端の両側に当接するホルダによって個別
に保持させ たことを特徴とする大電流充電用端子。 - 【請求項2】 前記接触ばね部材の前記固定リブを、前
記雌端子の前記収容部奥壁のほぼ全体に対応する環状と
したことを特徴とする請求項1記載の大電流充電用端
子。 - 【請求項3】 前記接触ばね部材の前記固定リブを、前
記雌端子の前記収容部奥壁に部分的に対応する片状とし
たことを特徴とする請求項1記載の大電流充電用端子。 - 【請求項4】 棒状の雄端子が挿入される挿入孔を有
し、該挿入孔の開口付近に係止凹部を形成した雌端子
と、 多数の弓なり状の板ばね片の一端側のみを連結させて、
全体を該雄端子及び該雌端子の挿入孔に対応する略円筒
状とすると共に、該板ばね片が連結された一端側に、該
雌端子の係止凹部に係止する二以上の係止片を形成した
接触ばね部材とを備え、 該接触ばね部材を構成する各板ばね片が連結されていな
い他端を、該他端の両側に当接するホルダによって個別
に保持させ たことを特徴とする大電流充電用端子。 - 【請求項5】 前記接触ばね部材の各係止片を、前記雄
端子の挿入方向と抜き取り方向の相反する方向に傾斜さ
せたことを特徴とする請求項4記載の大電流充電用端
子。 - 【請求項6】 前記ホルダは、ホルダ本体と、該ホルダ
本体から切り起こされた一組の鉤状片からなるばね受け
部とを備え、該鉤状片は、前記板ばね片の前記他端の両
側に当接されたことを特徴とする請求項1〜5の何れか
1項に記載の大電流充電用端子。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21622597A JP3424796B2 (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 大電流充電用端子 |
DE19836196A DE19836196C2 (de) | 1997-08-11 | 1998-08-10 | Starkstromanschluß |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21622597A JP3424796B2 (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 大電流充電用端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1167310A JPH1167310A (ja) | 1999-03-09 |
JP3424796B2 true JP3424796B2 (ja) | 2003-07-07 |
Family
ID=16685245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21622597A Expired - Fee Related JP3424796B2 (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 大電流充電用端子 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3424796B2 (ja) |
DE (1) | DE19836196C2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007157525A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Hitachi Cable Ltd | 多点接触型電気接続端子 |
JP2010272290A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Takasago Ind Co Ltd | マイクロ波漏洩抑制部材およびマイクロ波加熱炉 |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005166300A (ja) | 2003-11-28 | 2005-06-23 | Jst Mfg Co Ltd | 大電流用雌端子及びシェル付き大電流用雌端子 |
DE102004002402B3 (de) * | 2004-01-16 | 2005-11-03 | Tyco Electronics Amp Gmbh | Hochstrombelastbare Verbindungsvorrichtung sowie zugehöriges Kontaktierungselement |
JP4508009B2 (ja) * | 2005-06-29 | 2010-07-21 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 雌端子金具 |
FR2889625B1 (fr) * | 2005-08-04 | 2014-01-24 | Souriau | Element de contact femelle et procede de realisation d'un element de contact femelle |
DE102007029968A1 (de) * | 2007-06-28 | 2009-01-08 | Robert Bosch Gmbh | Elektrischer Steckverbinder als Kraftstoffinjektor-Kontakt für schüttelfeste Anwendungen |
EP2487758B1 (en) * | 2009-01-20 | 2014-10-08 | ODU GmbH & Co KG. | Electrical connector for high-temperature environments |
US8282429B2 (en) | 2010-07-02 | 2012-10-09 | Lear Corporation | Electrical terminal with coil spring |
US8382533B2 (en) * | 2010-07-02 | 2013-02-26 | Lear Corporation | Electrically conducting terminal |
US8840436B2 (en) | 2011-05-05 | 2014-09-23 | Lear Corporation | Electrically conducting terminal |
US9325095B2 (en) | 2011-05-05 | 2016-04-26 | Lear Corporation | Female type contact for an electrical connector |
US8876562B2 (en) | 2011-05-05 | 2014-11-04 | Lear Corporation | Female type contact for an electrical connector |
DE102011052171B4 (de) | 2011-07-27 | 2013-10-24 | Fct Electronic Gmbh | Kombipin für ein Hochstromkontaktelement und ein solches Hochstromkontaktelement |
US8808039B2 (en) | 2011-08-22 | 2014-08-19 | Lear Corporation | Connector assembly and terminal retainer |
US8414339B1 (en) * | 2011-10-31 | 2013-04-09 | Lear Corporation | Electrical terminal and receptacle assembly |
US9065192B2 (en) * | 2013-09-19 | 2015-06-23 | Tyco Electronics Corporation | Power terminal connector |
JP5991537B2 (ja) * | 2013-02-08 | 2016-09-14 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 充電コネクタ |
DE112014004616T5 (de) * | 2013-10-07 | 2016-07-07 | Yazaki Corporation | Anschlussbuchse |
JP6210965B2 (ja) | 2014-10-31 | 2017-10-11 | 矢崎総業株式会社 | 雌端子 |
US9396888B1 (en) | 2015-02-02 | 2016-07-19 | Mitsubishi Electric Power Products, Inc. | Copper-aluminum electrical joint |
CN107516786A (zh) * | 2017-09-26 | 2017-12-26 | 张跃欧 | 直插式连接端子 |
JP6720236B2 (ja) | 2018-03-01 | 2020-07-08 | 矢崎総業株式会社 | 接続端子 |
JP6721622B2 (ja) * | 2018-03-01 | 2020-07-15 | 矢崎総業株式会社 | 接続端子 |
CN108448288A (zh) * | 2018-05-18 | 2018-08-24 | 深圳市拙愚科技有限公司 | 一种大电流插孔接触件及其生产工艺 |
CN108879163A (zh) * | 2018-06-19 | 2018-11-23 | 广州知崇新能源科技有限公司 | 快换式电动汽车充电座母端子 |
CN108749626A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-11-06 | 友邦电气(平湖)股份有限公司 | 交流充电枪的尾端接头 |
KR102012712B1 (ko) * | 2018-07-20 | 2019-08-21 | 한국단자공업 주식회사 | 고전압용 라이트앵글 터미널 |
DE102019116814A1 (de) * | 2019-06-21 | 2020-12-24 | Te Connectivity Germany Gmbh | Kontaktelement und Steckelement |
KR102396127B1 (ko) * | 2020-01-22 | 2022-05-10 | 성경정밀(주) | 전기자동차용 소켓 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH269317A (it) * | 1948-12-24 | 1950-06-30 | Ticino Spa | Presa di corrente elettrica. |
US3161451A (en) * | 1961-08-16 | 1964-12-15 | Multi Contact Neidecker & Co | Self-locking electric plug-and-jack connector |
CH569369A5 (en) * | 1973-09-10 | 1975-11-14 | Sotax Ag | Tubular plug connector socket - has three parallel spring fingers acting radially and held by collar clipping onto socket entrance |
DE2803813A1 (de) * | 1978-01-28 | 1979-08-02 | Feinmetall Gmbh | Elektrische steckhuelse |
US4534603A (en) * | 1983-05-25 | 1985-08-13 | Methode Electronics, Inc. | Assembly of a contact spring and wire wrap terminal |
JP2570469Y2 (ja) * | 1992-08-18 | 1998-05-06 | 日本エー・エム・ピー株式会社 | 雌型電気端子 |
-
1997
- 1997-08-11 JP JP21622597A patent/JP3424796B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-08-10 DE DE19836196A patent/DE19836196C2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007157525A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Hitachi Cable Ltd | 多点接触型電気接続端子 |
JP2010272290A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Takasago Ind Co Ltd | マイクロ波漏洩抑制部材およびマイクロ波加熱炉 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19836196C2 (de) | 2003-04-30 |
DE19836196A1 (de) | 1999-02-25 |
JPH1167310A (ja) | 1999-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3424796B2 (ja) | 大電流充電用端子 | |
US6042432A (en) | Terminal for charging with large current | |
CA2945643C (en) | Cable assembly, connector, and method for manufacturing cable assembly | |
JP3364837B2 (ja) | 一体のラッチおよび歪み解放装置を有する電気コネクタ | |
JP3535211B2 (ja) | 雌端子 | |
JP2891440B2 (ja) | 同軸型電気コネクタ | |
US7226320B2 (en) | Connector having an improved locking structure | |
JP2765812B2 (ja) | 電気コネクタ・アセンブリ | |
JPH11345645A (ja) | リセプタクル電気端子 | |
JP3428756B2 (ja) | 雌型電気端子 | |
US5135417A (en) | Dual usage electrical/electronic pin terminal system | |
JP3396183B2 (ja) | 基板用グランドピン付きコネクタ | |
US20040110427A1 (en) | Cable end connector and method of assembling the same | |
JPH066469Y2 (ja) | コネクタキット | |
JP3498890B2 (ja) | コネクタおよびコネクタの組み付け方法 | |
JPH034467A (ja) | 防水型電気コネクタアセンブリ | |
EP0634821B1 (en) | Bulb socket | |
JP3067545B2 (ja) | 雌端子金具 | |
JP3447040B2 (ja) | バルブソケットの製造方法 | |
US6428366B1 (en) | Electrical terminal socket and method of fabricating same | |
JP6263290B1 (ja) | 端子 | |
JPH1116625A (ja) | コネクタの二重係止部材 | |
JPH0479114B2 (ja) | ||
JP3307512B2 (ja) | バッテリ用端子 | |
WO2023140132A1 (ja) | コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030318 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |