JP3498890B2 - コネクタおよびコネクタの組み付け方法 - Google Patents

コネクタおよびコネクタの組み付け方法

Info

Publication number
JP3498890B2
JP3498890B2 JP01060298A JP1060298A JP3498890B2 JP 3498890 B2 JP3498890 B2 JP 3498890B2 JP 01060298 A JP01060298 A JP 01060298A JP 1060298 A JP1060298 A JP 1060298A JP 3498890 B2 JP3498890 B2 JP 3498890B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter portion
connector
spring member
contact spring
electric wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01060298A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11214059A (ja
Inventor
健一 岡本
一久 石崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP01060298A priority Critical patent/JP3498890B2/ja
Publication of JPH11214059A publication Critical patent/JPH11214059A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3498890B2 publication Critical patent/JP3498890B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタとりわけ
電気自動車等で適用される大電流用コネクタに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電気自動車用ワイヤーハーネスとして適
用されるコネクタは、大電流に耐える必要があるため、
例えば雌端子は大電流容量に適合可能な構造を有して構
成されなければならない。そのため、大電流容量と低接
触抵抗を実現するべく、従来ではコネクタの雌端子に導
電性スプリング片を周設した鼓状の接触バネ部材を装着
し、該接触バネ部材内に雄端子の接触子を挿嵌させて両
端子の電気的な接続を図っている。
【0003】図9は、この種の従来のコネクタを示して
いる。このコネクタの雌端子の本体1は、その先端に室
1Aを形成し、後端に電線を圧着させる電線圧着凹部1
Bを備えている。この室1Aには鼓状の導電性接触バネ
部材2が嵌着される。そして、雄端子の接触子(図示せ
ず)を雌端子1の先端導入口1Cから接触バネ部材2内
に挿入すると、接触子は接触バネ部材2の内側に撓むス
プリング片2Aを押し拡げ、該スプリング片2Aの弾性
力によって強く接触される。
【0004】ところで、上記した雌端子は、接触バネ部
材2を脱落することなく室1A内に拘束させるため、導
入口1Cの内径を接触バネ部材2の外径よりも小さく形
成している。したがって、接触バネ部材2を室1A内に
装着する際に接触バネ部材2を強制的に変形させながら
押し込む作業が必要となり、このため作業が困難で作業
性に優れず、さらに接触バネ部材2の塑性変形や破損等
の事故が発生する恐れがある。また、雌端子の本体1は
中実の丸棒から削加工によって室1Aを形成している
が、導入口1Cが室1Aの内径よりも小さいため、中ぐ
り加工をしなくてはならず、その加工が煩雑である。
【0005】そこで、出願人は先に図10に示したコネ
クタを提案した。このコネクタでは、雌端子の本体1の
導入口1Cを接触バネ部材2の外径よりも大きく形成
し、該導入口1Cを介して接触バネ部材2を室1Aに挿
嵌させ、本体1の導入口1C側端部外周に環状のキャッ
プ3を螺着させて、該キャップ3によって接触バネ部材
2を室1A内に拘束させている。このようなコネクタで
は、接触バネ部材2を変形させることなく室1A内に装
填できるという利点がある。しかし、このコネクタで
は、キャップ3を本体1に螺合させる作業が煩雑であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来技術の有する課題を解決するためになされたもので、
その目的は接触バネ部材の挿着が容易で、部品を損傷さ
せることなく、しかも組み付け作業が容易なコネクタお
よびコネクタの組み付け方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1または2のコネクタでは、環状本体内に鼓状
の接触バネ部材を装填させて成る雌端子と、前記接触バ
ネ部材内に挿嵌させて前記接触バネ部材に電気的に導通
させる接触子を備えた雄端子とによって構成されるコネ
クタにおいて、前記環状本体の内部に前記接触子を挿嵌
させる側から小径部、中径部、大径部を形成するととも
に、一端に筒状または柱状の嵌合部を有し、他端に電線
の連結部を有する電線接続具を備え、前記環状本体の中
径部に前記大径部を経て前記接触バネ部材を装填し、前
記大径部に前記電線接続具の嵌合部を挿嵌係止させて、
該嵌合部と前記環状本体の小径部との間で前記接触バネ
部材を前記環状本体の中径部内に拘束させるようにして
いる。
【0008】また、請求項2のコネクタでは前記電線接
続具の前記連結部を、電線の先端をカシメて支持する舌
片としている。この請求項1または2のコネクタによれ
ば、環状本体の内部を一方端から他方端に向けて小径
部、中径部、大径部と順次大きくなるように形成するの
で加工が容易であり、接触バネ部材を大径部を経て中径
部に装填するので作業が容易で、接触バネ部材を損傷す
る恐れれもない。また、接触バネ部材を中径部に装填し
た後、電線接続具の嵌合部を大径部に挿嵌係止すること
によって接触バネ部材を拘束するので、接触バネ部材の
保持作業が容易である。さらに、雌端子の環状本体に直
接電線をカシメて結合することなく、電線接続具の連結
部に電線を連結し、該電線接続具の嵌合部を環状本体に
嵌挿係止させることによって電線を接続するので、嵌合
部が同径で太さの異なる各種電線に対応した複数個の電
線接続具を用意することによって、環状本体を共用する
ことができ、安価な雌端子を提供することができる。
【0009】また、請求項3のコネクタでは、環状本体
内に環状の接触バネ部材を装填させて成る雌端子と、前
記接触バネ部材内に挿嵌させて接触バネ部材に電気的に
導通させる接触子を備えた雄端子とによって構成される
コネクタにおいて、前記環状本体の内部に前記接触子を
挿嵌させる側から小径部、中径部、大径部を形成し、前
記環状本体の中径部に前記大径部を経て前記接触バネ部
材を装填し、前記大径部にバスバーの先端を挿嵌係止さ
せて、該バスバーの先端と前記環状本体の小径部との間
で前記接触バネ部材を前記環状本体の中径部内に拘束さ
せるようにしている。
【0010】上記請求項3のコネクタによれば、環状本
体の内部を一方端から他方端に向けて小径部、中径部、
大径部と順次大きくなるように形成するので加工が容易
であり、接触バネ部材を大径部を経て中径部に装填する
ので作業が容易で、接触バネ部材を損傷する恐れもな
い。また、接触バネ部材を中径部に装填した後、バスバ
ーの先端を大径部に挿嵌係止することによって接触バネ
部材を拘束するので、接触バネ部材の保持作業が容易で
ある。
【0011】この請求項1〜3のコネクタによれば、電
線およびバスバーに環状本体を共用できるので、安価な
雌端子を提供することができる。
【0012】また、請求項4のコネクタでは、環状本体
内に環状の接触バネ部材を装填させて成る雌端子と、前
記接触バネ部材内に挿嵌させて接触バネ部材に電気的に
導通させる接触子を備えた雄端子とによって構成される
コネクタにおいて、前記接触子の後端面に筒状の大径部
を形成するとともに、一端に前記大径部に挿嵌させる嵌
合部を有し、他端に電線の連結部を有する電線接続具を
備えている。
【0013】また、請求項5のコネクタでは、前記電線
接続具の前記連結部を、電線の先端をカシメて支持する
舌片としている。この請求項4または5のコネクタによ
れば、雄端子の接触子に直接電線をカシメて結合するこ
となく、電線接続具に電線を連結し、該電線接続具の嵌
合部を接触子に嵌挿係止させることによって電線を接続
する。したがって、嵌合部の外径が同径で太さの異なる
各種電線に対応した複数個の電線接続具を用意すること
によって、太さの異なる電線に対して接触子を共用する
ことができ、安価な雄端子を提供することができる。
【0014】また、請求項6のコネクタでは、環状本体
内に環状の接触バネ部材を装填させて成る雌端子と、前
記接触バネ部材内に挿嵌させて接触バネ部材に電気的に
導通させる接触子を備えた雄端子とによって構成される
コネクタにおいて、前記接触子の後端面に筒状の大径部
を形成するとともに、先端を前記大径部に挿嵌させるバ
スバーを備えている。この請求項6のコネクタによれ
ば、電線およびバスバーに対して接触子を共用できるの
で、安価な雄端子を提供することができる。
【0015】また、請求項7の組み付け方法では、雌端
子又は雄端子の後端に形成され、奥部にストッパを有す
る筒状の大径部に、該大径部に嵌合する嵌合部と電線カ
シメ用の舌片である電線連結部とからなる電線接続具の
前記嵌合部をカシメて組み付ける組み付け方法におい
て、前記大径部に電線接続具の嵌合部を嵌挿し、前記大
径部の前記ストッパに前記嵌合部を当接させた後、電線
を装填された前記電線連結部と前記大径部とに作用する
圧着具により、前記電線接続具のカシメ固定と前記電線
のカシメ固定とを同時に行い、雌端子又は雄端子に電線
接続具を組み付ける。請求項7の組み付け方法によれ
ば、電線接続具の位置決めが正確かつ容易に行え、コネ
クタの組み付けが極めて容易になる。なお、本発明にお
ける雌端子の環状本体の横断面は、円形、矩形等であ
り、横断面の形状は限定されない。
【0016】
【発明の実施の形態】図1乃至図7は、本発明に係るコ
ネクタの第1の実施の形態を示している。このコネクタ
の雌端子10は、図1に示したように、導電性材料によ
って形成された環状本体11と、該環状本体11内に装
填される黄銅やベリリウム−銅等の弾性および導電性を
有する材料によって形成された鼓状の接触バネ部材12
と、該接触バネ部材12を環状本体11内に拘束させる
導電性材料によって形成された電線接続具13とによっ
て構成されている。
【0017】図2に示したように、環状本体11には、
その一端から他端に向けて内径d1を有する小径部11
A、内径d2を有する中径部11B、内径d3を有する
大径部11Cが形成されている。また、接触バネ部材1
2は、外径d4が上記環状本体11の小径部11Aの内
径d1よりも大きく、中径部11Bの内径d2よりも小
さい円環部12A,12Aを両端部に有し、それらの円
環部12A,12A間にそれらを結び、中間部が内方に
湾曲する複数本のスプリング片12Bを有している。さ
らに、電線接続具13は、一端に外径d5が上記環状本
体11の大径部11Cの内径d3よりも小さく、中径部
11Bの内径d2よりも大きい筒状の嵌合部13Aを有
し、他端に電線をカシメて保持させる舌片13Bを有し
ている。
【0018】一方、このコネクタの雄端子20は、図3
に示したように、導電性材料によって形成された棒状の
接触子21と電線接続具22とによって構成されてい
る。接触子21は、外径d6が上記環状本体11の小径
部11Aの内径d1よりも小さく形成され、先端にテー
パ部21Aを有し、後端面に内径d7を有する大径部2
1Bが形成されている。電線接続具22は、一端に前記
大径部21Bに挿嵌させる環状の嵌合部22Aを有し、
他端に電線をカシメて保持させる舌片22Bを有してい
る。そして、嵌合部22Aの外径d8は、接触子21の
大径部21Bの内径d7よりも小さく形成されている。
【0019】このように構成されたコネクタの雌端子1
0は、図4に示したように、接触バネ部材12を環状本
体11の大径部11Cを介して中径部11Bに装填し、
次いで電線接続具13の嵌合部13Aを環状本体11の
大径部11Cに挿嵌させる。そして、予めまたはその
後、電線接続具13の舌片13Bに電線30の先端を配
置し、該舌片13Bおよび環状本体11の外周面を圧着
具40によってカシメて、嵌合部13Aを環状本体11
に固定するとともに、電線30の先端を舌片13Bに連
結する。この状態における接触バネ部材12は、環状本
体11の小径部11Aと中径部11Bとの境界に形成さ
れる段部11Dと、電線接続具13の嵌合部13Aの端
面とによって、中径部11B内に拘束される。一方、コ
ネクタの雄端子20は、図5に示したように、接触子2
1の大径部21Bに電線接続具22の嵌合部22Aを挿
嵌させ、舌片22Bに電線31の先端を配置し、該舌片
22Bおよび接触子21の外周面を圧着具40によって
カシメて、電線接続具22を接触子21に固定するとと
もに、電線31の先端を舌片22Bに連結する。
【0020】ここで、雌端子の環状本体11の大径部1
1Cと中径部11Bとの境の段部11Eは、電線接続具
13の嵌合部13Aを挿入した際にストッパとして機能
する。そして、嵌合部13Aが段部11Eに当接した位
置で、電線接続具13の嵌合部13Aと電線連結部であ
る舌片13Bとは適正なカシメ位置にある。したがっ
て、嵌合部13Aと舌片13Bとは圧着具40により同
時に適正にカシメられ、環状本体11への電線接続具1
3のカシメ固定と、舌片13Bへの電線30のカシメ固
定とが正確かつ容易に同時に行える。
【0021】また雌端子と同様に、雄端子の接触子21
においても、大径部21Bの最奥部の段部21Cがスト
ッパとして機能し、電線接続具22の嵌合部22Aが段
部21Cに当接した位置で、嵌合部22Aと舌片22B
とは適正なカシメ位置にある。したがって、大径部21
Bへの電線接続具22のカシメ固定と、舌片22Bへの
電線31のカシメ固定とが正確かつ容易に同時に行え
る。
【0022】このようにして、それぞれ組み付けられた
雌端子10と雄端子20は、雄端子20の接触子21の
先端を雌端子10の環状本体11の小径部11Aを介し
て接触バネ部材12内に挿入する。すると、該接触子2
1によって接触バネ部材12のスプリング片12Bが外
方へ押し拡かれ、その弾性反力によって接触子21は、
接触バネ部材12に強く接触される。
【0023】なお、上記した第1の実施の形態のコネク
タでは、雌端子10の環状本体11に電線接続具13を
介して電線30の先端を接続し、また、雄端子20の接
触子21に電線接続具22を介して電線31の先端を接
続しているが、図6および図7に示した第2の実施の形
態のように、電線接続具13の嵌合部13Aの外径と同
径のバスバー32を使用すれば、電線接続具13に替え
てバスバー32を使用することもでき(図6)、また、
電線接続具22の外径と同径のバスバー33を使用すれ
ば、電線接続具22に替えてバスバー33を使用するこ
ともできる(図7)。
【0024】このように、本発明のコネクタによれば、
図8に示したように、一種類の環状本体11,接触バネ
部材12および接触子21で、各種電線30A,30
B,30C、31A,31B,31Cまたはバスバー3
2A,32B、33A,33Bの交換使用が可能にな
る。
【0025】
【発明の効果】以上に記載した実施の形態からも明らか
なように、本発明の係るコネクタの雌端子によれば、環
状本体の内部を一方端から他方端に向けて小径部、中径
部、大径部と順次大きくなるように形成するので加工が
容易であり、また接触バネ部材を大径部を経て中径部に
装填するので作業が容易で、かつ接触バネ部材を損傷す
る恐れもない。さらに、雌端子の環状本体に直接電線を
カシメて結合することなく、電線接続具の連結部に電線
を連結し、該電線接続具の嵌合部を環状本体に嵌挿係止
させることによって電線を接続するので、嵌合部が同径
で太さの異なる各種電線に対応した複数個の電線接続具
を用意することによって、環状本体を共用することがで
き、安価な雌端子を提供することができる。さらに、環
状本体の大径部をバスバーの先端外径に対応させれば、
電線接続具に替えてバスバーを連結することもでき、そ
れらを組み合わせることによって、一種類の環状本体、
接触バネ部材で、各種電線またはバスバーの交換使用が
可能になる。
【0026】また、本発明のコネクタによれば、雄端子
の接触子に直接電線をカシメて結合することなく、電線
接続具に電線をカシメ、該電線接続具を接触子に嵌挿係
止さることによって電線を接触子に接続する。したがっ
て、接触子の大径部に挿嵌させる部分の外径が同じで太
さの異なる各種電線に対応させた各種電線接続具を用意
すれば、接触子を共用することができ、安価な雄端子を
提供することができる。また、接触子の大径部内径をバ
スバーの先端外径に対応させれば、電線接続具に替えて
バスバーを連結することもでき、それらを組み合わせる
ことによって、一種類の接触子で、各種電線またはバス
バーの交換使用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの第1の実施の形態を示
した概念的な分解斜視図である。
【図2】図1に示したコネクタの雌端子の詳細を示した
分解断面図である。
【図3】図1に示したコネクタの雄端子の詳細を示した
分解断面図である。
【図4】図1に示したコネクタの雌端子を組み付けた状
態を示した断面図である。
【図5】図1に示したコネクタの雄端子を組み付けた状
態を示した断面図である。
【図6】本発明に係るコネクタの第2の実施の形態を示
したもので、雌端子を組み付けた状態の断面図である。
【図7】本発明に係るコネクタの第2の実施の形態を示
したもので、雄端子を組み付けた状態の断面図である。
【図8】本発明に係るコネクタの使用態様を示した組合
せ図である。
【図9】従来のコネクタの雌端子を示した断面図であ
る。
【図10】従来のコネクタの他の雌端子を示した断面図
である。
【符号の説明】
10 雌端子 11 環状本体 11A 小径部 11B 中径部 11C 大径部 11D,11E 段部 12 接触バネ部材 12A 円環部 12B スプリング片 13 電線接続具 13A 嵌合部 13B 舌片(連結部) 20 雄端子 21 接触子 21A テーパ部 21B 大径部 21C 段部 22 電線接続具 22A 嵌合部 22B 舌片(連結部) 30,30A,30B,30C 電線 31,31A,31B,31C 電線 32,32A,32B バスバー 33,33A,33B バスバー 40 圧着具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−4467(JP,A) 特開 平7−192794(JP,A) 特開 平8−31488(JP,A) 特開 昭60−170179(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/11 301 H01R 13/187

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状本体内に環状の接触バネ部材を装填
    させて成る雌端子と、前記接触バネ部材内に挿嵌させて
    前記接触バネ部材に電気的に導通させる接触子を備えた
    雄端子とによって構成されるコネクタにおいて、前記環
    状本体の内部に前記接触子を挿嵌させる側から小径部、
    中径部、大径部を形成するとともに、一端に筒状または
    柱状の嵌合部を有し、他端に電線の連結部を有する電線
    接続具を備え、前記環状本体の中径部に前記大径部を経
    て前記接触バネ部材を装填し、前記大径部に前記電線接
    続具の嵌合部を挿嵌係止させて、該嵌合部と前記環状本
    体の小径部との間で前記接触バネ部材を前記環状本体の
    中径部内に拘束させるようにしたことを特徴とするコネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 前記連結部を、電線の先端をカシメて支
    持する舌片としたことを特徴とする請求項1に記載のコ
    ネクタ。
  3. 【請求項3】 環状本体内に環状の接触バネ部材を装填
    させて成る雌端子と、前記接触バネ部材内に挿嵌させて
    接触バネ部材に電気的に導通させる接触子を備えた雄端
    子とによって構成されるコネクタにおいて、前記環状本
    体の内部に前記接触子を挿嵌させる側から小径部、中径
    部、大径部を形成し、前記環状本体の中径部に前記大径
    部を経て前記接触バネ部材を装填し、前記大径部にバス
    バーの先端を挿嵌係止させて、該バスバーの先端と前記
    環状本体の小径部との間で前記接触バネ部材を前記環状
    本体の中径部内に拘束させるようにしたことを特徴とす
    るコネクタ。
  4. 【請求項4】 環状本体内に環状の接触バネ部材を装填
    させて成る雌端子と、前記接触バネ部材内に挿嵌させて
    接触バネ部材に電気的に導通させる接触子を備えた雄端
    子とによって構成されるコネクタにおいて、前記接触子
    の後端面に奥部にストッパを有する筒状の大径部を形成
    するとともに、一端に前記大径部に挿嵌させる嵌合部を
    有し、他端に電線の連結部を有する電線接続具を備えた
    ことを特徴とするコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記連結部を、電線の先端をカシメて支
    持する舌片としたことを特徴とする請求項4に記載のコ
    ネクタ。
  6. 【請求項6】 環状本体内に環状の接触バネ部材を装填
    させて成る雌端子と、前記接触バネ部材内に挿嵌させて
    接触バネ部材に電気的に導通させる接触子を備えた雄端
    子とによって構成されるコネクタにおいて、前記接触子
    の後端面に奥部にストッパを有する筒状の大径部を形成
    するとともに、先端を前記大径部に挿嵌させるバスバー
    を備えたことを特徴とするコネクタ。
  7. 【請求項7】 雌端子又は雄端子の後端に形成され、奥
    部にストッパを有する筒状の大径部に、該大径部に嵌合
    する嵌合部と電線カシメ用の舌片である電線連結部とか
    らなる電線接続具の前記嵌合部をカシメて組み付ける組
    み付け方法において、 前記大径部に電線接続具の嵌合部を嵌挿し、前記大径部
    の前記ストッパに前記嵌合部を当接させた後、電線を装
    填された前記電線連結部と前記大径部とに作用する圧着
    具により、前記電線接続具のカシメ固定と前記電線のカ
    シメ固定とを同時に行い、雌端子又は雄端子に電線接続
    具を組み付けるコネクタの組み付け方法。
JP01060298A 1998-01-22 1998-01-22 コネクタおよびコネクタの組み付け方法 Expired - Fee Related JP3498890B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01060298A JP3498890B2 (ja) 1998-01-22 1998-01-22 コネクタおよびコネクタの組み付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01060298A JP3498890B2 (ja) 1998-01-22 1998-01-22 コネクタおよびコネクタの組み付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11214059A JPH11214059A (ja) 1999-08-06
JP3498890B2 true JP3498890B2 (ja) 2004-02-23

Family

ID=11754805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01060298A Expired - Fee Related JP3498890B2 (ja) 1998-01-22 1998-01-22 コネクタおよびコネクタの組み付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3498890B2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6464538B2 (en) * 2000-03-07 2002-10-15 Autonetworks Technologies, Ltd. Shield connector and terminal connecting device for shielding electric wire
KR100489973B1 (ko) * 2002-07-03 2005-05-16 주식회사 연호전자 전기 접속기용 커넥터
JP4634238B2 (ja) * 2005-06-29 2011-02-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 雌端子金具
KR100770991B1 (ko) 2006-04-03 2007-10-29 한국단자공업 주식회사 커넥터 스프링
KR100733849B1 (ko) 2006-06-16 2007-06-29 한국단자공업 주식회사 암단자
KR100799883B1 (ko) 2006-08-14 2008-02-04 한국단자공업 주식회사 암단자 조립체
CN102437454B (zh) * 2011-08-31 2014-02-05 中航光电科技股份有限公司 双联冠簧及使用该冠簧的插孔
JP5649010B2 (ja) * 2012-03-12 2015-01-07 古河電気工業株式会社 コネクタ端子用接触ばね
JP6387736B2 (ja) * 2014-08-11 2018-09-12 株式会社Ihi ノイズフィルタ
JP6527905B2 (ja) * 2017-05-17 2019-06-05 矢崎総業株式会社 グリス塗布用接触バネ保持治具
CN107196095A (zh) * 2017-06-20 2017-09-22 马远锋 一种片簧插孔接触件及加工方法
JP6701244B2 (ja) * 2017-06-28 2020-05-27 タツタ電線株式会社 コネクタ、コネクタ付き電線、及び医療機器用センサ
JP7080112B2 (ja) * 2018-06-25 2022-06-03 株式会社三桂製作所 コネクタ、及び、導電路接続部カバー
JP7124750B2 (ja) * 2019-02-13 2022-08-24 古河電工パワーシステムズ株式会社 プラグインコネクタ及び接続構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11214059A (ja) 1999-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107039790B (zh) 电缆组件、连接器和制造电缆组件的方法
JP3498890B2 (ja) コネクタおよびコネクタの組み付け方法
US6042432A (en) Terminal for charging with large current
JP2929893B2 (ja) コネクタ用端子
US20060228941A1 (en) Connector
JPS641740Y2 (ja)
JP3424796B2 (ja) 大電流充電用端子
EP1528637B1 (en) Cable connector having a retainer for retaining the contact and clamping the cable
AU2005251152B2 (en) Hermaphroditic handle socket assembly and pin assembly
JPH04282580A (ja) 同軸ケーブル用コネクタと結線方法
US5135417A (en) Dual usage electrical/electronic pin terminal system
US7892048B2 (en) Cable end connector and method of assembling the same
US6361383B1 (en) Cable end connector reliably positioning a shell
JP2002280131A (ja) 機器接続用シールドコネクタ
EP0568927B1 (en) Electrical socket terminal
GB2272804A (en) A seal for a waterproof connector
JPH10335009A (ja) 雄型コネクタ
JPH0616424B2 (ja) 電気接点
CN217934449U (zh) 线缆组件、连接器和连接器组件
JP2000231951A (ja) 電気コネクタ用端子
US6416357B1 (en) Cable end connector with low profile after assembly
TWI651905B (zh) 電線用連接器
EP0991138A2 (en) An electrical connector and earthing element
JP6263290B1 (ja) 端子
JP2005038703A (ja) 電線用コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131205

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees