JP3424530B2 - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP3424530B2
JP3424530B2 JP31923197A JP31923197A JP3424530B2 JP 3424530 B2 JP3424530 B2 JP 3424530B2 JP 31923197 A JP31923197 A JP 31923197A JP 31923197 A JP31923197 A JP 31923197A JP 3424530 B2 JP3424530 B2 JP 3424530B2
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幸夫 佐藤
耕一 小林
英雄 佐藤
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Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データを非同期
転送する非同期転送機構を備え、該非同期転送機構によ
りホストコンピュータから受信した画像データを印字ヘ
ッドへ非同期で転送し、印字ヘッドを制御することで印
刷媒体に印刷を行うプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図に基づいて従来例を説明する。
図13は従来例の説明図であり、A図は例1、B図は例
2を示す。従来、ホストコンピュータから印刷対象の画
像データを受信し、該受信データを非同期転送機構によ
り非同期でLEDヘッド部へ転送し、前記LEDヘッド
部を制御することで印刷媒体に印刷を行うプリンタ装置
が知られていた。その例を以下に説明する。
【0003】§1:例1の説明・・・図13のA図参照 例1は、前記非同期転送機構にファストイン−ファスト
アウト(以下「FIFO」と記す)メモリを用いた例で
ある。すなわち、プリンタ装置において、ホストコンピ
ュータ1から受信した画像データを非同期でLEDヘッ
ド部6へ転送するには、異なる周波数間のデータのやり
とりを調整する素子が必要であるが、例1では、この素
子としてFIFOメモリ3を用いている。
【0004】図13のA図に示したように、プリンタ装
置はホストコンピュータ1と接続して運用される。この
プリンタ装置には、ホストコンピュータ1との間のイン
タフェース制御を行うインタフェース制御部(以下「I
F制御部」と記す)2と、IF制御部2がホストコンピ
ュータ1から受信した画像データを格納するFIFOメ
モリ3と、前記FIFOメモリ3に格納された画像デー
タを読み出して受信するデータ受信部4と、データ受信
部4で受信した画像データをLEDヘッド部6へ送信す
るデータ送信部5と、データ送信部5から送信された画
像データを基に、印刷媒体に印刷を行うためのLEDヘ
ッド部6を備えている。この場合、前記FIFOメモリ
3への画像データの書き込みと、読み出しを異なる周波
数の同期信号に同期して行うことで、画像データの非同
期転送を実現している。
【0005】前記プリンタ装置の動作概要は次の通りで
ある。ホストコンピュータ1からプリンタ装置に対して
印刷開始のコマンドが発行され、続いて印刷対象の画像
データが送られてくると、IF制御部2は前記ホストコ
ンピュータ1からの画像データをFIFOメモリ3に順
次格納する。また、データ受信部4では、前記FIFO
メモリ3への画像データの格納と非同期で画像データを
読み出し受信する。
【0006】このようにして受信したデータ受信部4の
画像データは、データ送信部5によりLEDヘッド部6
へ送信される。そして、LEDヘッド部6は前記送信さ
れた画像データを基にLEDアレイを駆動して発光させ
ることで、印刷媒体への印刷を行う。
【0007】§2:例2の説明・・・図13のB図参照 例2は、前記例1のFIFOメモリ3の代わりにバッフ
ァメモリを用いた例である。前記のように、プリンタ装
置において、ホストコンピュータ1から受信した画像デ
ータを非同期でLEDヘッド部6へ転送するには、異な
る周波数間のデータのやりとりを調整する素子が必要で
あるが、例2では、この素子としてバッファメモリ9を
用いている。
【0008】図13のB図に示したように、プリンタ装
置には、ホストコンピュータ1との間のインタフェース
制御を行うIF制御部2と、IF制御部2がホストコン
ピュータ1から受信した画像データを格納するバッファ
メモリ9と、前記バッファメモリ9に格納された画像デ
ータを読み出して受信するデータ受信部4と、データ受
信部4で受信した画像データをLEDヘッド部6へ送信
するデータ送信部5と、データ送信部5から送信された
画像データを基に、印刷媒体に印刷を行うためのLED
ヘッド部6を備えている。
【0009】この場合、前記バッファメモリ9として
は、例えば、印刷用紙の1頁分程度の画像データが格納
できる大きさのメモリを用いる。そして、前記バッファ
メモリ9への画像データの書き込みと、読み出しを異な
る周波数の同期信号に同期して行うことで、画像データ
の非同期転送を実現する。
【0010】前記プリンタ装置の動作概要は次の通りで
ある。ホストコンピュータ1からプリンタ装置に対して
印刷開始のコマンドが発行され、続いて印刷対象の画像
データが送られてくると、IF制御部2は前記ホストコ
ンピュータ1からの画像データをバッファメモリ9に順
次格納する。また、データ受信部4では、前記バッファ
メモリ9への画像データの格納と非同期で画像データを
読み出し受信する。
【0011】このようにして受信したデータ受信部4の
画像データは、データ送信部5によりLEDヘッド部6
へ送信される。そして、LEDヘッド部6は前記送信さ
れた画像データを基にLEDアレイを駆動して発光させ
ることで、印刷媒体への印刷を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) :前記従来の例1では、FIFOメモリ自体のコス
トが高いため、プリンタ装置全体としてのコストアップ
の原因となる、という課題があった。
【0013】(2) :前記従来の例2では、プリンタ装置
に大容量のバッファメモリ(例えば、1頁分の画像デー
タを格納できる大きさのSRAM)を持たなければなら
ないため、やはりコストアップの原因となってしまう。
また、一旦、バッファメモリに画像データを格納した後
(例えば、1頁分の画像データを蓄積した後)に、読み
出すため、画像データの転送に遅れが生じてしまう、と
いう課題があった。
【0014】本発明は、このような従来の課題を解決
し、入力画像データを印字ヘッドへ非同期転送する機構
を安価に構成して、プリンタ装置のコストダウンを実現
すると共に、前記画像データの非同期転送に遅れが生じ
ないようにして、画像データの高速転送を可能にするこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の目的を達
成するため、次のように構成した。 (1) :入力画像データを非同期転送により印字ヘッドへ
送り、該印字ヘッドを制御して媒体に印刷するプリンタ
装置において、前段から第1の同期信号に同期して転送
される入力画像データを、一定量のデータ群毎に一時格
納する記憶手段を備えたデータ受信部と、前記データ受
信部の制御を行うデータ受信制御部と、前記データ受信
部から出力される画像データを、一定量のデータ群毎に
受信して出力画像データに変換し、該出力画像データ
を、前記第1の同期信号とは異なる周波数の第2の同期
信号に同期して印字ヘッドへ送信するデータ送信部と、
該データ送信部の制御を行うデータ送信制御部とを備え
ると共に、前記データ受信部は、入力画像データを受信
中の状態か、入力画像データの受信を終了している状態
かを、受信完了信号により前記データ受信制御部とデー
タ送信制御部へ通知する受信完了通知手段を備え、前記
データ送信部は、出力画像データを送信中の状態か、出
力画像データの送信を終了している状態かを、送信完了
信号により前記データ送信制御部とデータ受信制御部へ
通知する送信完了通知手段を備え、前記データ送信制御
部は、前記通知に基づき、データ送信部が出力画像デー
タ群を送信中の状態であり、尚且つ、データ受信部が現
在送信中の画像データ群の次に受信した入力画像データ
群の受信を終了している状態の場合に、データ受信制御
部に対し、画像データ群の受信を一時的に停止させるた
めの信号を出力するリード禁止信号出力手段を備え、デ
ータ受信制御部は、前記通知に基づき、データ受信部が
入力画像データ群を受信中の状態であり、尚且つ、デー
タ送信部が、現在受信中の画像データ群の前に受信した
出力画像データ群の送信を終了している状態の場合に、
データ送信制御部に対し、画像データ群の送信を一時的
に停止させるための信号を出力する送信禁止信号出力手
段を備えている。
【0016】(2) :前記(1) のプリンタ装置において、
前記データ受信部の前段に、画像データ2ライン分を格
納可能なバッファメモリを備え、前記データ受信制御部
は、前記バッファメモリに対し、入力画像データの最初
の1ラインは、前記バッファメモリの任意のアドレスに
ライトさせ、入力画像データの2ラインめ以降は、直前
にライトしたアドレス以外のアドレスにライトさせると
共に、前記直前にライトしたアドレスからの画像データ
のリードを、ライトとライトの間に行わせ、前記リード
した画像データを、前記データ受信部へ転送するバッフ
ァ制御手段を備えている。
【0017】(作用)前記構成に基づく本発明の作用を
説明する。 (a) :前記(1) の作用 データ受信部はデータ受信制御部の制御により、前段か
ら第1の同期信号に同期して転送される入力画像データ
を記憶手段に対し一定量のデータ群毎に一時格納する。
また、データ送信部はデータ送信制御部の制御により、
データ受信部から出力される画像データを一定量のデー
タ群毎に受信して出力画像データに変換(パラレルデー
タをシリアルデータに変換)し、該出力画像データを第
1の同期信号とは異なる周波数の第2の同期信号に同期
させて印字ヘッドへ送信する。
【0018】この時、データ受信部の受信完了通知手段
は、入力画像データを受信中の状態か、入力画像データ
の受信を終了している状態かを、受信完了信号によりデ
ータ受信制御部とデータ送信制御部へ通知し、データ送
信部の送信完了通知手段は、出力画像データを送信中の
状態か、出力画像データの送信を終了している状態か
を、送信完了信号によりデータ送信制御部とデータ受信
制御部へ通知する。
【0019】また、データ送信制御部のリード禁止信号
出力手段は、前記通知に基づき、データ送信部が出力画
像データ群を送信中の状態であり、尚且つ、データ受信
部が現在送信中の画像データ群の次に受信した入力画像
データ群の受信を終了している状態の場合に、データ受
信制御部に対し、画像データ群の受信を一時的に停止さ
せるためのリード禁止信号を出力する。
【0020】更に、データ受信制御部の送信禁止信号出
力手段は、前記通知に基づき、データ受信部が入力画像
データ群を受信中の状態であり、尚且つ、データ送信部
が現在受信中の画像データ群の前に受信した出力画像デ
ータ群の送信を終了している状態の場合に、データ送信
制御部に対し、画像データ群の送信を一時的に停止させ
るための送信禁止信号を出力する。
【0021】このようにして、データ受信制御部は、前
記受信完了通知及び送信完了通知に基づき画像データの
送受信状態を認識することで、データ受信部の制御を行
うと共に、送信制御部からのリード禁止信号に基づいて
データ受信部での入力画像データ群の受信を一時停止さ
せる制御を行う。
【0022】また、データ送信制御部は、前記受信完了
通知及び送信完了通知に基づき画像データの送受信状態
を認識して、データ送信部の制御を行うと共に、前記送
信禁止信号に基づいてデータ送信部での出力画像データ
の送信を一時停止させる制御を行う。
【0023】このようにすれば、画像データの非同期転
送を行う場合、入力画像データの転送速度(第1の同期
信号に同期)が、出力画像データの転送速度(第2の同
期信号に同期)よりも速い場合、又は、その反対に、出
力画像データの転送速度が入力画像データの転送速度よ
りも速い場合にも、待ち時間を少なくして、高速な画像
データの非同期転送が可能になる。
【0024】また、画像データの非同期転送機構に大容
量のバッファや高価なFIFOメモリを設ける必要がな
く、安価なフリップフロップ回路等を少し設けるだけで
済む。従って、安価なプリンタ装置が実現可能である。
【0025】(b) :前記(2) の作用 データ受信制御部のバッファ制御手段は、前記バッファ
メモリに対し、入力画像データの最初の1ラインは、前
記バッファメモリの任意のアドレスにライトさせ、入力
画像データの2ラインめ以降は、直前にライトしたアド
レス以外のアドレスにライトさせると共に、前記直前に
ライトしたアドレスからの画像データのリードを、ライ
トとライトの間に行わせ、前記リードした画像データ
を、前記データ受信部へ転送するように制御を行う。
【0026】このようにすれば、データ受信部の前段に
設けるバッファメモリの容量が小さくても、前記バッフ
ァメモリに対するリード/ライト制御が、効率良く正確
に、しかも無駄な待ち時間を無くして高速に行える。ま
た、前記バッファメモリは2ライン分の容量で済むから
安価である。
【0027】また、この場合にも画像データの非同期転
送を行う際、入力画像データの転送速度が、出力画像デ
ータの転送速度よりも速い場合、又は、その反対に、出
力画像データの転送速度が入力画像データの転送速度よ
りも速い場合でも、待ち時間を少なくして、高速な画像
データの非同期転送が可能になる。また、大容量のバッ
ファや高価なFIFOメモリを設ける必要がなく、安価
なフリップフロップ回路を少し設けるだけで済むため、
安価なプリンタ装置が実現可能である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。 §1:プリンタ装置の内部構造の説明・・・図1参照 図1はプリンタ装置の内部構造説明図である。プリンタ
装置を構成する装置本体10の内部には、印刷するため
の用紙(以下「単に「用紙」と記す)を搬送させる搬送
ベルトユニット11が設けられ、該搬送ベルトユニット
11には無端ベルト12を回動自在に備えている。この
無端ベルト12は、4つのローラ15、16、17、1
8の回りに掛け渡される。また、搬送ベルトユニット1
1は装置本体10に対し着脱自在に装着されている。
【0029】ローラ15は駆動ローラとして機能し、駆
動機構(図示省略)により無端ベルト12を矢印で示す
反時計回りに一定速度で走行駆動する。また、ローラ1
5は無端ベルト12から電荷を除去するAC除去ローラ
としても機能する。ローラ16は自由動ローラとして機
能し、無端ベルト12に電荷を与える帯電ローラとして
も機能する。ローラ17、18は共にガイドローラとし
て機能し、ローラ15(駆動ローラ)及び16(従動ロ
ーラ)に近接して配置される。
【0030】ローラ16とローラ15の間における無端
ベルト12の上側走行部(図の上側の部分)は、用紙の
移動経路を形成している。用紙はホッパ20に蓄積され
ており、ピックアップローラ21によりホッパ20の最
上部の用紙から1枚ずつ繰り出され、用紙ガイド22を
通って一対の用紙送りローラ23により無端ベルト12
のローラ16(従動ローラ)側から用紙移動経路に導入
され、用紙移動経路を通過した用紙はローラ(駆動ロー
ラ)15から排出され、その後スタッカ30まで搬送さ
れて該スタッカ30に排出される。
【0031】なお、前記用紙の搬送経路上には、印刷す
るための用紙の先頭が所定の位置に到達したことを検出
するための用紙先頭検出センサ(以下「レジストピック
センサ」と記す)66が設けてある。無端ベルト12は
ローラ16により帯電されるため、用紙がローラ16側
から用紙移動経路に導入された時、無端ベルト12に静
電的に吸着され、移動中の用紙の位置ずれが防止され
る。一方、排出側のローラ15は除電ローラとして機能
するため、無端ベルト12はローラ15に接する部分に
おいて電荷が除去される。このため用紙はローラ15を
通過する際に電荷が除去され、ベルト下部に巻き込まれ
ることなく、無端ベルト12から容易に剥離されて排出
される。
【0032】装置本体10内には、Y(イエロー)、M
(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の4台の静電記
録ユニット25、26、27、28が設けられ、無端ベ
ルト12のローラ16とローラ15との間に規定される
ベルト上側の用紙移動経路に沿って、上流から下流に向
かってY、M、C、Kの順番に直列に配置されたタンデ
ム構成を有する。
【0033】前記静電記録ユニット25〜28は、現像
剤としてイエロートナー成分(Y)、マゼンタトナー成
分(M)、シアントナー成分(C)、及びブラック
(黒)トナー成分(K)を使用する。このため静電記録
ユニット25〜28は、無端ベルト12の上側の用紙移
動経路に沿って移動する用紙上にイエロートナー像、マ
ゼンタトナー像、シアントナー像及びブラックトナー像
を順次重ねて転写記録し、フルカラーのトナー像を形成
する。
【0034】§2:制御系の説明・・・図2参照 図2はプリンタ装置の制御系ブロック図である。前記プ
リンタ装置の制御系には、前記図1に示した各機構(メ
カ)を含むメカ部33を制御するためのメカ制御部34
と、ホストコンピュータ1に対するインタフェース制御
を行うためのインタフェース制御部(以下「IF制御
部」と記す)2が設けてある。なお、メカ部33には、
無端ベルト12と、Y、M、C、Kの各静電記録ユニッ
トに設けているLEDアレイ42−1〜42−4と、用
紙の先頭位置を検出するためのレジストピックセンサ6
6と、アクチュエータ60(無端ベルト12を駆動する
ための機構等)を取り出して図示してある。
【0035】前記メカ制御部34には、内部の各種制御
を行うためのMPU37と、LEDヘッド部(LEDア
レイ42−1〜42−4を含むヘッド部)へ画像データ
等を転送するためのLEDヘッド制御LSI(LSI:
大規模集積回路)61が設けてある。また、IF制御部
2には、内部の各種制御を行うためのMPU45と、ホ
ストコンピュータ1から転送された画像データをLED
ヘッド部に合わせたデータ形式に修飾するための画像デ
ータ修飾部64が設けてある。
【0036】そして、前記MPU45にはインタフェー
ス処理部(図示省略)を介してホストコンピュータ1が
接続される。このような構成のプリンタ装置において、
ホストコンピュータ1から印刷指示のコマンドが発行さ
れ、続いて印刷対象の画像データが転送されると、プリ
ンタ装置では前記画像データを受信し、MPU45の制
御により、受信した画像データを受信した画像データを
画像データ修飾部64へ送り、該画像データ修飾部64
で装置の特性に合わせた形式に修飾する。
【0037】次に、MPU45の制御により、前記修飾
した画像データをメカ制御部34のLEDヘッド制御L
SI61へ転送する。このLEDヘッド制御LSI61
では、IF制御部2から転送された画像データを受信
し、この受信した画像データを、LEDヘッド部6に合
わせた形式に変更し、非同期転送によりLEDヘッド部
(LEDアレイ42−1〜42−4を含むヘッド部)へ
転送する。
【0038】この時、メカ部33では前記LEDヘッド
部へ転送された画像データを基に、LEDアレイ42−
1〜42−4を制御して印刷を行う。この場合、MPU
37は、入力ポートを介してレジストピックセンサ66
からの検出信号を受け取り、出力ポートを介してメカ部
33のアクチュエータ60を制御し、用紙の制御等を行
って印刷媒体への印刷を行う。
【0039】 §3:全体的な印刷処理の説明・・・図3参照 図3は印刷処理フローチャートである。以下、図3に基
づいて印刷処理を説明する。なお、S1〜S8は各処理
ステップを示す。先ず、プリンタ装置の電源が投入され
ると、予め定めた初期化処理を行い(S1)、この初期
化処理の中で、例えば、位置ずれ検出処理を行う(S
2)。そして、前記位置ずれ検出処理が済むと、ホスト
コンピュータ1からの印刷要求の有無をチェックする
(S3)。
【0040】その結果、印刷要求があると、ホストコン
ピュータ1から転送されてくる画像データを画像メモリ
に展開する際に、位置ずれ補正処理を実行する(S
4)。続いてメカ部33側の印刷準備完了を待って、メ
カ部33による印刷処理を実行する(S6)。また、処
理中に色ずれ調整処理の指示があるか否かをチェックし
ており(S7)、もし、色ずれ調整処理の指示があれ
ば、前記S2の処理に戻って電源投入時の立ち上げ時と
同様な位置ずれ検出処理を再度行う。
【0041】前記色ずれ調整指示としては、オペレータ
によるマニュアル指示、或いはホストコンピュータ1か
らのコマンドによる指示がある。更に、位置ずれはメカ
部33に設けてある静電記録ユニットの機械的な要因に
起因し、装置内の環境温度により変動する。そこで電源
投入時からの経過時間を監視し、予め設定されたタイム
スケジュールに従った時間に達する毎に自動的に前記S
2の処理を行うこともできる。前記のようにして処理を
行い、停止指示があれば(S8)、処理を終了する。
【0042】 §4:LEDヘッド制御LSIの説明・・・図4参照 図4は図2の詳細ブロック図である。プリンタ装置のメ
カ部33には、用紙の先頭位置を検出するレジストピッ
クセンサ66と、各種アクチュエータ60と、LEDア
レイを有するLEDヘッド部6等が設けてある。
【0043】IF制御部2には、内部の各種制御を行う
MPU45と、クロックを発生させるための発振器(O
SC)63と、入力画像データをLEDヘッド部6の形
式に合わせて修飾するための画像データ修飾部64等を
設け、前記MPU45の制御により、画像データ修飾部
64で入力画像データを装置の特性に合わせて修飾した
後、画像データをLEDヘッド制御LSI61へ送出す
るように構成されている。
【0044】この場合、発振器63は、発振周波数が2
5MHZ であり、MPU45や画像データ修飾部64へ
周波数が25MHZ のクロック(CLK)を供給する。
また、IF制御部2とホストコンピュータ1との間は、
セントロニクスインタフェースケーブルにより接続され
ている。
【0045】前記メカ制御部34には、入力ポートを介
してレジストピックセンサ66の検出信号を入力し、出
力ポートを介してアクチュエータ60へ制御信号を出力
するなど、メカ部33に対して各種制御を行うMPU3
7と、画像データの非同期転送を行うLEDヘッド制御
LSI61と、前記MPU37やLEDヘッド制御LS
I61等へクロックを供給するための発振器(OSC)
62が設けてある。なお、発振器62の発振周波数は、
例えば、24MHZ である。
【0046】前記LEDヘッド制御LSI61は、IF
制御部2から入力した画像データを受信し、その画像デ
ータを非同期転送により、メカ部33内のLEDヘッド
部6へ画像データを送信すると共に、前記画像データの
同期信号、及び制御信号等を送出するものである。
【0047】このLEDヘッド制御LSI61には、M
PU37がアクセスする内部レジスタ67と、スキャン
信号を発生させて画像データ修飾部64へ供給するスキ
ャン信号発生回路68と、画像データを一時格納するS
RAM(2ラインバッファメモリ)69と、画像データ
を受信するデータ受信部4と、前記データ受信部4の受
信制御を行うデータ受信制御部71と、画像データの送
信を行うデータ送信部5と、データ送信部5の制御を行
うデータ送信制御部73が設けてある。
【0048】また、前記データ受信部4には、入力した
画像データをラッチするために、初段フリップフロップ
回路(以下「FF(1) 」と記す)が8個と、後段の第1
フリップフロップ回路(以下「FF(2) 」と記す)が8
個と、後段の第2フリップフロップ回路(以下「FF
(3) 」と記す)が8個設けてある。
【0049】更に、前記データ送信部5には、入力した
パラレルデータをシリアルデータに変換するために、複
数のシフトレジスタで構成されたシフトレジスタ部79
が設けてある。なお、SRAM69は、2ライン分の画
像データが入る容量であり、データ受信制御部71から
の制御信号とアドレス信号等により、画像データのリー
ド/ライトが制御されるようになっている。
【0050】前記構成において、MPU45と画像デー
タ修飾部64との間は、アドレスバス、データバス、制
御バスを介して接続されており、発振器63から出力さ
れる25MHZ のクロックに同期して、画像データの転
送制御が行われる。
【0051】画像データ修飾部64とLEDヘッド制御
LSI61との間のデータバスは、16ビット幅であ
り、画像データ修飾部64からデータ受信部4へ転送さ
れる画像データは、前記16ビット幅のデータバスを介
して転送される。更に、画像データ修飾部64からデー
タ受信制御部71へ入力画像データ同期信号*VSTB
(周波数:4.16MHZ )が供給されている。
【0052】内部レジスタ67とMPU37との間は、
アドレスバス、データバス、制御バスで接続され、両者
の間でアドレス、データ、制御信号の転送が行われるよ
うになっている。また、内部レジスタ67に格納された
データ(MPU37が設定したデータ)は、スキャン信
号発生回路68、データ受信制御部71、及びデータ送
信制御部73へ通知されるようになっている。
【0053】データ受信制御部71は、SRAM69に
対して画像データのリード/ライト制御を行うため、制
御信号やアドレス信号を送出する。また、データ受信制
御部71からデータ受信部4に対してデータ受信制御を
行うため、制御信号を送出する。更に、データ受信制御
部71からデータ送信制御部73に対して、画像データ
の送信を禁止するための送信インヒビット信号を送出す
る。
【0054】データ送信制御部73は、データ送信部5
に対して制御信号を送出すると共に、LEDヘッド部6
に対して、LEDヘッド制御信号と、出力画像データ同
期信号*VDCLK(周波数:8MHZ )を送出する。
また、データ送信制御部73からデータ受信制御部71
に対して、画像データのSRAM69からの読み出しを
禁止するためのリードインヒビット信号を送出する。
【0055】データ受信部4は、データ受信制御部71
とデータ送信制御部73に対して画像データの受信が完
了したことを示すデータ受信完了信号を送出する。デー
タ送信部5は、データ受信制御部71とデータ送信制御
部73に対して、画像データの送信が完了したことを示
す送信完了信号を送出する。なお、LEDヘッド制御L
SI61内に設けたデータ受信部4、データ受信制御部
71、データ送信部5、データ送信制御部73等の各部
は、データ転送を高速化するため、全てハードウェア構
成である。
【0056】 §5:データ受信部の詳細な構成の説明・・・図5参照 図5はデータ受信部の詳細構成図である。図5に示した
ように、データ受信部4には、入力画像データをラッチ
するために、16ビット構成の初段フリップフロップ回
路FF(1) が8個(1〜8)と、後段の第1フリップフ
ロップ回路FF(2) が8個(1〜8)と、後段の第2フ
リップフロップ回路FF(3) が8個(1〜8)設けてあ
る。この場合、入力側の画像データバスが16ビット構
成であり、これに合わせて前記FF(1) は16ビット構
成である。また、前記FF(2) はFF(1) から出力され
る上位8ビットデータをラッチするため、8ビット構成
である。更に、前記FF(3) はFF(1) から出力される
下位8ビットデータをラッチするため、8ビット構成で
ある。
【0057】そして、データ受信制御部71から送出さ
れるFF(1) 用のロード信号(FF(1) 用LOAD信
号)が、FF(1) の各フリップフロップ回路に入力して
いる。すなわち、前記FF(1) 用ロード信号は、LOA
D1〜LOAD8(いずれも、ハイレベルHでロード)
からなり、FF(1) 1〜FF(1) 8へそれぞれ入力して
おり、FF(1) は前記FF(1) 用ロード信号により入力
画像データにラッチするようになっている。
【0058】また、データ受信制御部71から送出され
るFF(2) 用のロード信号が前記FF(2) の各フリップ
フロップ回路に入力すると共に、FF(3) 用のロード信
号が前記FF(3) の各フリップフロップ回路に入力する
ように構成されている。
【0059】更に、データ受信部4には、JK−FF
(JKフリップフロップ回路)75とAND回路76が
設けてあり、これらの回路で受信完了信号と、データ送
信部5へ送出するリセット信号を作成する。この回路で
は、LOAD8がハイレベルHになって、8番目のFF
(1) 8が画像データをラッチすると、次のタイミングで
JK−FF75のQ出力からハイレベルHの受信完了信
号が出力する。
【0060】また、前記受信完了信号がハイレベルHと
なり、その後、送信完了信号がハイレベルHになると、
AND回路76からハイレベルHのリセット信号が出力
され、データ送信部5へ送出される。そして、データ送
信部5では前記ハイレベルHのリセット信号に基づい
て、送信完了信号がリセットされる。
【0061】 §6:データ送信部の詳細な構成の説明・・・図6参照 図6はデータ送信部の詳細構成図である。図6に示した
ように、データ送信部5には、入力した画像データ(8
ビットのパラレルデータ)をシリアルデータに変換する
ために、複数のシフトレジスタで構成されたシフトレジ
スタ部79が設けてある。このシフトレジスタ部79
は、8個のシフトレジスタ(1〜8)で構成されてお
り、各シフトレジスタには、8ビットの画像データ(パ
ラレルデータ)が入力し、これをシリアルデータに変換
して出力(送信画像データ1〜8)するように構成され
ている。そして、前記出力画像データ(1〜8)はLE
Dヘッド部6へ送信される。
【0062】この場合、データ送信制御部73から出力
されるシフトレジスタ用ロード信号(LOAD信号)が
前記各シフトレジスタ(1〜8)に入力しており、この
ロード信号により入力データを各シフトレジスタに入力
する。また、データ送信部5には、送信完了信号を作成
するために、カウンタ77とJK−FF(JKフリップ
フロップ回路)78が設けてある。そして、前記カウン
タにはデータ送信制御部73からのクロック信号が入力
し、16パルスをカウントすると出力(リップルカウン
タ出力:RC)がハイレベルHとなるように構成されて
いる。
【0063】更に、前記JK−FF78には、前記カウ
ンタ77の出力信号(RC出力)と、データ受信部4か
ら送出されたリセット信号(AND回路76から出力さ
れる信号)が入力する。そして、JK−FF78から送
信完了信号を出力するように構成されている。
【0064】§7:プリンタ装置の動作説明 以下、前記プリンタ装置の動作を説明する。印刷するた
めの用紙の先頭が所定の位置に到達すると、メカ部33
に搭載してあるレジストピックセンサ(用紙先頭検出セ
ンサ)66が用紙の先頭を検出する。この時、レジスト
ピックセンサ66の検出信号は入力ポートを介してMP
U37へ送られ、該MPU37が用紙の位置を認識す
る。
【0065】MPU37は、用紙の先頭が所定の位置に
到達したことを認識すると、予め、内部のメモリに設定
されたプログラムを実行することにより、LEDヘッド
制御LSI61の内部レジスタ67に対して各パラメー
タの設定を行う。また、前記パラメータの設定と共に、
1ライン分のスキャン信号(画像データ要求信号)を制
御するスキャン信号発生回路68を起動する。
【0066】前記スキャン信号発生回路68は、内部レ
ジスタ67に設定されたパラメータの設定値により指定
された一定の時間経過後に、1ライン分の画像データを
送出するのに十分な周期で、印刷されるライン数分の数
だけ、スキャン信号を出力する。このようにして出力さ
れたスキャン信号は、ホストコンピュータ1から送出さ
れた画像データを受信して画像データを修飾する画像デ
ータ修飾部64に送られる。
【0067】前記スキャン信号を受信した画像データ修
飾部64は、スキャン信号1パルス分につき1ライン分
の画像データをLEDヘッド制御LSI61に対して送
出する。前記1ライン分の画像データは、画像データを
送出するための入力画像データ同期信号*VSTBに同
期して送出される。なお、前記*VSTBは、発振器6
3から出力されるIF制御部2のメインクロック25M
Z を6分周した4.16MHZ の周波数である。
【0068】この場合、前記送出された画像データは、
一旦、最初に2ライン分の容量を有する2ラインバッフ
ァメモリとしてのSRAM69へ格納してからデータ受
信部4へ送出される。なお、SRAM69は、ホストコ
ンピュータ1からの画像データを受信後、画像データ修
飾部64で修飾された画像データを、LEDヘッドの仕
様に従って、並べ変えるためのものである。SRAM6
9からリードされた画像データは、16ビット幅のバス
により、16ビット単位でLEDヘッド制御LSI61
へ転送される。
【0069】前記SRAM69からリードされた画像デ
ータは、LEDヘッド制御LSI61の内部に設けた画
像データ受信部4により受信される。受信の方法として
は、画像データ受信部4内に設けた8個の初段フリップ
フロップ回路FF(1) と、後段の8個の第1フリップフ
ロップ回路FF(2) と、後段の8個の第2フリップフロ
ップ回路FF(3) に対し、順番にラッチする方法をと
る。
【0070】16ドット×8=128ドット分の画像デ
ータがFF(1) に全てラッチされると、このFF(1) の
次段に設けたFF(2) と、FF(3) に対して、128ド
ット分の画像データを送出する。その際、16ビット幅
のバスの上位8ビット側のデータと、下位8ビット側の
データに分離して送出する。
【0071】前記FF(2) 、又はFF(3) で受信された
128ドット分の画像データは、最初にデータバスの上
位8ビットのデータについて、データ送信部5に設けた
8個のシフトレジスタからなるシフトレジスタ部79に
送出される。前記シフトレジスタ部79では、8ビット
のパラレルデータを受信して、その受信したデータをシ
リアルデータに変換し、送信する。すなわち、前記シフ
トレジスタ部79では、受信した8ビットのパラレルデ
ータをシリアルデータに変換してLEDヘッド部6へ送
信する。
【0072】従って、前記シフトレジスタ部79の8個
のシフトレジスタは、データバス上の上位8ビットの6
4ドット分の画像データを受信した後、LEDヘッド部
6に対してシリアル方式でデータを送出する。その後、
データバスの下位8ビット分の画像データについても、
前記8個のシフトレジスタに対し、同様の動作を行う。
従って、LEDヘッド部6に対しては、64ドット分の
画像データが、8個のシフトレジスタからシリアル方式
で16ドットずつ出力されることとなる。
【0073】前記8個のシフトレジスタからLEDヘッ
ド部6へ出力された前記の128ドット分の画像データ
は、LEDヘッド部6へ画像データを送出するための出
力画像データ同期信号*DVCLKに同期して送信され
る。なお、前記*DVCLKは、メカ制御部34に設け
た発振器62から出力されるメインクロックの周波数2
4MHZ を、3分周した8MHZ の周波数である。
【0074】前記のように、128ドット分の画像デー
タ転送動作を繰り返すことにより、1ライン分の画像デ
ータを転送する。この場合、画像データの転送は非同期
で行われる。前記のような転送速度の異なる非同期の画
像データ転送において、LEDヘッド制御LSI61内
のデータ受信部4では、「前段の画像データ修飾部64
からのデータを受信している状態」か、「前段の画像デ
ータ修飾部64からのデータ受信が終了している状態」
かの情報を、受信完了信号によりデータ受信制御部71
とデータ送信制御部73とに通知する。
【0075】また、データ送信部5では、「後段のLE
Dヘッド部6へデータを送信している状態」か「後段の
LEDヘッド部6へデータ送信が終了している状態」か
の情報を、送信完了信号によりデータ受信制御部71
と、データ送信制御部73に通知する。
【0076】データ送信制御部73では、前記の受信完
了信号と送信完了信号により、画像データの状態を認識
する。データ送信制御部73は、「後段のLEDヘッド
部6へデータを送信している状態」であり、尚且つ「前
段の画像データ修飾部64からのデータ受信が終了して
いる状態」の時、データ受信制御部71へのリードを停
止させるための信号であるリードインヒビット信号を送
出する。前記リードインヒビット信号を受信したデータ
受信制御部71は、リードインヒビット信号が有効な状
態(ハイレベルH)の時間中、SRAM69からデータ
受信部4へのリードを停止させる。
【0077】データ受信制御部71でも、前記の受信完
了信号と送信完了信号により、画像データの送受信の状
態を認識する。データ受信制御部71は、「前段の画像
データ修飾部64からのデータを受信している状態」で
あり、尚且つ「後段のLEDヘッド部6へデータ送信が
終了している状態」の時、データ送信制御部73へ、デ
ータ送信部5からLEDヘッド部6へデータ送信を停止
させるための信号(送信インヒビット信号)を送出す
る。前記送信インヒビット信号を受信したデータ送信制
御部73は、送信インヒビット信号が有効な状態(ハイ
レベルH)の時に、データ送信部5からLEDヘッド部
6へデータ送信を停止させる。
【0078】§8:SRAMに対するデータのリード/
ライト方法の説明・・・図7参照図7はSRAMに対す
るデータのリード/ライト方法説明図であり、A図は画
像ビットマップ構成(用紙イメージ)、B図はSRAM
のリード/ライト順序を示す。なお、図7において、A
〈1〉・・・A〈N〉は、第1の領域のアドレスであ
り、A〈N+1〉・・・A〈2N〉は、第2の領域のア
ドレスである。
【0079】2ラインバッファメモリであるSRAM6
9には、1ライン分の画像データが収納可能な第1の領
域と、第2の領域との2つの領域(合計2ライン分の領
域)が用意されており、これら2つの領域を使って1ラ
イン分のデータ毎に画像データのライトとリードを交互
に繰り返す。この場合、画像データ修飾部64からSR
AM69へ転送される画像データの画像ビットマップ構
成(用紙イメージ)は、図7のA図のようになってい
る。
【0080】すなわち、前記画像データのビットマップ
構成は、A図に示したように、1ライン目のデータが最
初のドットD1から最終のドットDNまで並んでおり、
2ライン目のデータも最初のドットD1から最終のドッ
トDNまで並んでおり、3ライン目のデータも最初のド
ットD1から最終のドットDNまで並んでおり、以下、
同様にして、最終行であるMライン目のデータも最初の
ドットD1から最終のドットDNまで並んでいる。
【0081】そして、図7のB図に示したように、1ス
キャンめでは、SRAM69の第1の領域に、1ライン
めのデータ(D1〜DN)をライトする。次の2スキャ
ンめでは、前記ライトした第1の領域から1ラインめの
データをリードすると共に、第2の領域に2ラインめの
データ(D1〜DN)のライトを行う。更に、次の3ス
キャンめでは、第1の領域に3ラインめのデータ(D1
〜DN)のライトを行うと共に、第2の領域から2ライ
ンめのデータ(D1〜DN)のリードを行う。以下、こ
のような動作を繰り返して行う。
【0082】 §9:非同期データ転送の説明・・・図8〜図10参照 図8はタイムチャート1であり、1スキャンめの動作を
示す。図9はタイムチャート2であり、2スキャンめの
動作を示す。図10はタイムチャート3であり、3スキ
ャンめの動作を示す。図8〜図10において、はスキ
ャン信号、はSRAMライト状態(SRAM69への
データの書き込み状態)、はSRAMリード状態(S
RAM69からのデータの読み出し状態)、はLED
ヘッド部への送信状態を示す。以下、図8〜図10に基
づいて、画像データの非同期データ転送を説明する。
【0083】(1) :1スキャンめの動作・・・図8参照 図8に示したように、のスキャン信号が出力(ハイレ
ベルHのパルス信号)されて1スキャンめが開始される
と、のSRAMライトが開始される。この時、に示
したように、入力画像データ同期信号*VSTB(4.
16MHZ )に同期して、画像データ修飾部64からS
RAM69へ1ラインめの画像データ(D1〜DN)が
転送され、SRAMライトパルス(データ受信制御部7
1からSRAM69へ送出されるパルス)により、SR
AM69の第1の領域にデータがライトされる。このよ
うにして、SRAM69の第1の領域のアドレスA
〈1〉〜A〈N〉に1ラインめのデータD1〜DNがラ
イトされる。
【0084】また、に示したSRAMリードは、リー
ドインヒビット信号が無効な状態(disable 状態=ロー
レベルL)なので、リードは可能であるが、SRAM6
9にデータがないため、SRAM69からのデータのリ
ードは行われない。従って、1スキャンめでは、に示
したLEDへの送信も行われない。
【0085】(2) :2スキャンめの動作・・・図9参照 図9のに示したように、再びに示したスキャン信号
が出力されて2スキャンめが開始されると、のSRA
Mライトが行われる。この場合、SRAM69の第2の
領域に対して2ラインめのデータライトが行われると共
に、SRAM69の第1の領域に対してのSRAMリ
ードが行われる。
【0086】先ず、のSRAM69の第2の領域に対
するデータのライト時には、画像データ同期信号*VS
TB(4.16MHZ 同期)に同期して、画像データ修
飾部64からSRAM69へ、2ラインめの画像データ
が入力する。そして、SRAMライトパルスにより、S
RAM69の第2の領域のアドレスA〈N+1〉からA
〈2N〉に、ドットD1からDNがライトされる。
【0087】また、前記2スキャンめでは、前記のS
RAMライトと並行して、SRAM69の第1の領域に
対しのSRAMリードが行われる。このSRAMリー
ドでは、リードインヒビット信号がリード可能状態(di
sable )なので、SRAMリードパルスによりSRAM
69の第1の領域のアドレスA〈1〉からA〈N〉から
1ラインめの入力画像データ(16ドット単位)D1〜
DNをリードする。なお、2スキャンめでは、に示し
た送信インヒビット信号が送信可能状態(disable )で
あるが、SRAMリード済みのデータがないので、LE
Dヘッド部6へのデータ送信は行われない。
【0088】 (3) :3スキャンめの動作・・・図10参照 図10のに示したように、再びスキャン信号が出力さ
れて3スキャンめが開始されると、SRAM69の第1
の領域に対して、に示した3ラインめのSRAMライ
トが行われると共に、SRAM69の第2の領域に対し
て、に示したSRAMリードが行われる。
【0089】先ず、に示したSRAM69の第1の領
域に対するデータのライト時には、画像データ同期信号
*VSTB(4.16MHZ 同期)に同期して、画像デ
ータ修飾部64からSRAM69へ、3ラインめの画像
データが入力する。そして、SRAMライトパルスによ
り、SRAM69の第1の領域のアドレスA〈1〉から
A〈N〉に、ドットD1からDNがライトされる。
【0090】また、前記のSRAMライトと並行し
て、SRAM69の第2の領域に対しのSRAMリー
ドが行われる。このSRAMリードでは、リードインヒ
ビット信号がリード不可能状態(enable)となった時、
SRAM69からのデータのリードが禁止され、リード
可能状態(disable )の時、SRAMリードパルスによ
りSRAM69の第1の領域のアドレスA〈1〉からA
〈N〉から1ラインめの入力画像データ(16ドット単
位)D1〜DNをリードする。
【0091】一方、前記のSRAMリードにより読み
出されたデータは、送信インヒビット信号が送信禁止状
態(enable)となった時、LEDヘッド部6へのデータ
の送信が禁止され、送信可能状態(disable )の時、
に示したLEDヘッド部6への送信が行われ、出力画像
データ同期信号*DVCLK(8MHZ 同期)に同期し
てLEDヘッド部6へドットD1〜D2Nのデータが送
信される。なお、送信された出力画像データはLEDヘ
ッド部6内のバッファメモリに一時格納され、その後、
印刷処理が行われる。以降、同様な動作が繰り返され
る。
【0092】§10:インヒビット状態発生の説明・・
・図11、図12参照 図11はタイムチャート4(リードインヒビット状態の
発生)、図12はタイムチャート5(送信インヒビット
状態の発生)である。図11において、は入力画像デ
ータ同期信号*VSTB(4MHZ よりも速い周波数同
期)である。はSRAMリードパルスである。
【0093】はデータ受信制御部71からデータ受信
部4へ出力されるロード信号(LOAD1〜8)であ
り、SRAMリードパルスと同期し、ハイレベル「H」
でロードとなる信号(8ビットに対応した信号)であ
る。は出力画像データ同期信号*DVCLK(8MH
Z 同期)である。は受信完了信号、は送信完了信
号、はリードインヒビット信号である。また、図12
において、からは図11と同じであり、は送信イ
ンヒビット信号である。前記リードインヒビット信号、
及び送信インヒビット信号の発生は次のようなタイミン
グで発生する。
【0094】(1) :リードインヒビット状態の発生 図11に示したように、の入力画像同期信号*VST
Bはデータ受信制御部71へ送出されており、データ受
信制御部71からSRAM69に対してのSRAMリ
ードパルスが送出されると、SRAM69からデータが
リードされてデータ受信部4へ転送される。
【0095】この時、に示したようなSRAMリード
パルスと同期したロード信号(LOAD1〜8)が順
次、データ受信制御部71からデータ受信部4へ送られ
ると、データ受信部4では、前記ロード信号により、S
RAM69から送られた画像データを順次FF(1) へラ
ッチする。その後、データ受信部4では、データ受信制
御部71から送出されるFF(2) 用ロード信号、及びF
F(3) 用ロード信号により、FF(1) にラッチされたデ
ータをFF(2) 、及びFF(3) に順次ラッチする。
【0096】その後、FF(2) 、FF(3) の各フリップ
フロップ回路にラッチされたデータはデータ送信部5へ
転送され、更に、の出力画像データ同期信号*DVC
LKに同期してデータ送信部5からLEDヘッド部6へ
送信される。前記のようにして非同期データ転送が行わ
れるが、データ受信部4では、8番目のロード信号(L
OAD8)により、8番目のFF(1) への画像データの
ラッチが終了した後、JK−FF75(図5参照)か
ら、に示した受信完了信号が出力される。この受信完
了信号は、データ受信中はローレベルLであり、受信完
了状態ではハイレベルHとなる信号である。
【0097】一方、データ送信部5では、カウンタ77
がに示した出力画像データ同期信号*DVCLKを1
6個カウントすると、JK−FF78(図6参照)か
ら、に示した送信完了信号を出力し、データ受信部4
のAND回路67からリセット信号が出力されると、前
記受信完了信号及び送信完了信号はリセットされる。
【0098】データ送信制御部73では、前記の受信完
了信号と送信完了信号により、画像データの状態を認識
する。そして、データ送信制御部73は、「後段のLE
Dヘッド部6へデータを送信している状態」であり、尚
且つ「前段の画像データ修飾部64からのデータ受信が
終了している状態」の時(受信完了信号がハイレベルH
となった時)、に示したリードインヒビット信号がリ
ードインヒビット状態(ハイレベルH:リード禁止状
態)となる。なお、に示したリードインヒビット信号
のリードインヒビット状態は、に示した送信完了信号
が送信完了状態(ハイレベルH)になるとリセットさ
れ、リード可能状態になる。
【0099】 (2) :送信インヒビット状態の発生・・・図12参照 前記リードインヒビット信号を受信したデータ受信制御
部71は、リードインヒビット信号が有効な状態(リー
ドインヒビット状態:ハイレベルH)の時間中、SRA
M69からデータ受信部4へのリードを停止させる。そ
して、データ受信制御部71では、に示した受信完了
信号により、画像データの送受信の状態を認識する。
【0100】データ受信制御部71は、「前段の画像デ
ータ修飾部64からのデータを受信している状態」であ
り、尚且つ「後段のLEDヘッド部6へデータ送信が終
了している状態」の時、データ送信制御部73へ、デー
タ送信部5からLEDヘッド部6へデータ送信を停止さ
せるためのに示した送信インヒビット信号を送出す
る。
【0101】前記送信インヒビット信号を受信したデー
タ送信制御部73は、送信インヒビット信号が送信イン
ヒビット状態(ハイレベルH:送信禁止状態)の時に、
データ送信部5からLEDヘッド部6へデータ送信を停
止させる。なお、に示した送信インヒビット信号の送
信インヒビット状態は、に示した受信完了信号が受信
完了状態(ハイレベルH)になるとリセットされ、送信
可能状態になる。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) :従来のように、高価なFIFOメモリや大容量の
バッファメモリを使用することなく、小容量の記憶手段
を使用して効率良く画像データの非同期転送が行えるの
で、入力画像データを印字ヘッドへ非同期転送する機構
を安価に構成することができる。その結果、プリンタ装
置のコストダウンを実現することが可能になる。
【0103】(2) :従来のように、バッファメモリに1
頁分の画像データを蓄積し、その後、該バッファメモリ
から画像データを読み出して印字ヘッドへ転送すること
で、非同期転送を行うような場合には、時間の遅れ(デ
ータを蓄積する間の時間の遅れ)が生じていた。
【0104】これに対して本発明は、小容量の記憶手段
(例えば、フリップフロップ回路)を使用して非同期転
送を実現できるので、前記のような時間遅れが生じな
い。従って、画像データの高速転送が可能になる。
【0105】前記効果の他、各請求項に対応して次のよ
うな効果がある。 (3) :請求項1では、データ受信部はデータ受信制御部
の制御により、前段から第1の同期信号に同期して転送
される入力画像データを記憶手段に対し一定量のデータ
群毎に一時格納する。また、データ送信部はデータ送信
制御部の制御により、データ受信部から出力される画像
データを一定量のデータ群毎に受信して出力画像データ
に変換し、出力画像データを第1の同期信号とは異なる
周波数の第2の同期信号に同期させて印字ヘッドへ送信
する。
【0106】この時、データ受信部の受信完了通知手段
は、入力画像データを受信中の状態か、入力画像データ
の受信を終了している状態かを、受信完了信号によりデ
ータ受信制御部とデータ送信制御部へ通知し、データ送
信部の送信完了通知手段は、出力画像データを送信中の
状態か、出力画像データの送信を終了している状態か
を、送信完了信号によりデータ送信制御部とデータ受信
制御部へ通知する。
【0107】また、データ送信制御部のリード禁止信号
出力手段は、前記通知に基づき、データ送信部が出力画
像データ群を送信中の状態であり、尚且つ、データ受信
部が現在送信中の画像データ群の次に受信した入力画像
データ群の受信を終了している状態の場合に、データ受
信制御部に対し、画像データ群の受信を一時的に停止さ
せるためのリード禁止信号を出力する。
【0108】更に、データ受信制御部の送信禁止信号出
力手段は、前記通知に基づき、データ送信部が出力画像
データ群を送信中の状態であり、尚且つ、データ受信部
が現在送信中の画像データ群の次に受信した入力画像デ
ータ群の受信を終了している状態の場合に、データ受信
制御部に対し、画像データ群の受信を一時的に停止させ
るための送信禁止信号を出力する。
【0109】このようにして、データ受信制御部は、受
信完了通知及び送信完了通知に基づき画像データの送受
信状態を認識することで、データ受信部の制御を行うと
共に、送信制御部からのリード禁止信号に基づいてデー
タ受信部での入力画像データ群の受信を一次停止させる
制御を行う。
【0110】また、データ送信制御部は、受信完了通知
及び送信完了通知に基づき画像データの送受信状態を認
識して、データ送信部の制御を行うと共に、前記送信禁
止信号に基づいてデータ送信部での出力画像データの送
信を一次停止させる制御を行う。
【0111】前記のようにすれば、画像データの非同期
転送を行う場合、入力画像データの転送速度(第1の同
期信号に同期)が、出力画像データの転送速度(第2の
同期信号に同期)よりも速い場合、又は、その反対に、
出力画像データの転送速度が入力画像データの転送速度
よりも速い場合にも、待ち時間を少なくして、高速な画
像データの非同期転送が可能になる。
【0112】また、画像データの非同期転送機構に大容
量のバッファや高価なFIFOメモリを設ける必要がな
く、安価なフリップフロップ回路等を少し設けるだけで
済む。従って、安価なプリンタ装置が実現可能である。
【0113】(4) :請求項2では、データ受信制御部の
バッファ制御手段はバッファメモリに対し、入力画像デ
ータの最初の1ラインは、前記バッファメモリの任意の
アドレスにライトさせ、入力画像データの2ラインめ以
降は、直前にライトしたアドレス以外のアドレスにライ
トさせると共に、前記直前にライトしたアドレスからの
画像データのリードを、ライトとライトの間に行わせ、
前記リードした画像データを、前記データ受信部へ転送
するように制御を行う。
【0114】このようにすれば、データ受信部の前段に
設けるバッファメモリの容量が小さくても、前記バッフ
ァメモリに対するリード/ライト制御が、効率良く正確
に、しかも無駄な待ち時間を無くして高速に行える。ま
た、前記バッファメモリは2ライン分の容量で済むから
安価である。
【0115】また、この場合にも画像データの非同期転
送を行う際、入力画像データの転送速度が、出力画像デ
ータの転送速度よりも速い場合、又は、その反対に、出
力画像データの転送速度が入力画像データの転送速度よ
りも速い場合でも、待ち時間を少なくして、高速な画像
データの非同期転送が可能になる。また、大容量のバッ
ファや高価なFIFOメモリを設ける必要がなく、安価
なフリップフロップ回路を少し設けるだけで済むため、
安価なプリンタ装置が実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるプリンタ装置の内
部構造説明図である。
【図2】実施の形態におけるプリンタ装置の制御系ブロ
ック図である。
【図3】実施の形態における印刷処理フローチャートで
ある。
【図4】実施の形態における図2の詳細ブロック図であ
る。
【図5】実施の形態におけるデータ受信部の詳細構成図
である。
【図6】実施の形態におけるデータ送信部の詳細構成図
である。
【図7】実施の形態におけるSRAMに対するデータの
リード/ライト方法説明図である。
【図8】実施の形態におけるタイムチャート1である。
【図9】実施の形態におけるタイムチャート2である。
【図10】実施の形態におけるタイムチャート3であ
る。
【図11】実施の形態におけるタイムチャート4(リー
ドインヒビット状態の発生)である。
【図12】実施の形態におけるタイムチャート5(送信
インヒビット状態の発生)である。
【図13】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 インタフェース制御部(IF制御部) 3 FIFOメモリ 4 データ受信部 5 データ送信部 6 LEDヘッド部 9 バッファメモリ 10 装置本体 11 搬送ベルトユニット 12 無端ベルト 15〜18 ローラ 20 ホッパ 21 ピックアップローラ 22 用紙ガイド 23 用紙送りローラ 25〜28 静電記録ユニット 30 スタッカ 33 メカ部 34 メカ制御部 37、45 MPU(マイクロプロセッサユニット) 42−1〜42−4 LEDアレイ 60 アクチュエータ 61 LEDヘッド制御LSI 62、63 発振器 64 画像データ修飾部 66 レジストピックセンサ 67 内部レジスタ 68 スキャン信号発生回路 69 SRAM(ラインバッファメモリ) 71 データ受信制御部 73 データ送信制御部 75、78 JK−FF(JKフリップフロップ回路) 76 AND回路 77 カウンタ 79 シフトレジスタ部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−269564(JP,A) 実開 平2−138793(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 5/30 B41J 29/38 G06F 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力画像データを非同期転送により印字ヘ
    ッドへ送り、該印字ヘッドを制御して媒体に印刷するプ
    リンタ装置において、 前段から第1の同期信号に同期して転送される入力画像
    データを、一定量のデータ群毎に一時格納する記憶手段
    を備えたデータ受信部と、前記データ受信部の制御を行
    うデータ受信制御部と、 前記データ受信部から出力される画像データを、一定量
    のデータ群毎に受信して出力画像データに変換し、該出
    力画像データを、前記第1の同期信号とは異なる周波数
    の第2の同期信号に同期させて印字ヘッドへ送信するデ
    ータ送信部と、該データ送信部の制御を行うデータ送信
    制御部とを備えると共に、 前記データ受信部は、入力画像データを受信中の状態
    か、入力画像データの受信を終了している状態かを、受
    信完了信号により前記データ受信制御部とデータ送信制
    御部へ通知する受信完了通知手段を備え、 前記データ送信部は、出力画像データを送信中の状態
    か、出力画像データの送信を終了している状態かを、送
    信完了信号により前記データ送信制御部とデータ受信制
    御部へ通知する送信完了通知手段を備え、 前記データ送信制御部は、前記通知に基づき、データ送
    信部が出力画像データ群を送信中の状態であり、尚且
    つ、データ受信部が現在送信中の画像データ群の次に受
    信した入力画像データ群の受信を終了している状態の場
    合に、データ受信制御部に対し、画像データ群の受信を
    一時的に停止させるためのリード禁止信号を出力するリ
    ード禁止信号出力手段を備え、 データ受信制御部は、前記通知に基づき、データ受信部
    が入力画像データ群を受信中の状態であり、尚且つ、デ
    ータ送信部が、現在受信中の画像データ群の前に受信し
    た出力画像データ群の送信を終了している状態の場合
    に、データ送信制御部に対し、画像データ群の送信を一
    時的に停止させるための送信禁止信号を出力する送信禁
    止信号出力手段を備えていることを特徴としたプリンタ
    装置。
  2. 【請求項2】前記データ受信部の前段に、画像データ2
    ライン分を格納可能なバッファメモリを備え、 前記データ受信制御部は、 前記バッファメモリに対し、入力画像データの最初の1
    ラインは、前記バッファメモリの任意のアドレスにライ
    トさせ、入力画像データの2ラインめ以降は、直前にラ
    イトしたアドレス以外のアドレスにライトさせると共
    に、前記直前にライトしたアドレスからの画像データの
    リードを、ライトとライトの間に行わせ、前記リードし
    た画像データを、前記データ受信部へ転送するバッファ
    制御手段を備えていることを特徴とした請求項1記載の
    プリンタ装置。
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