JP2937702B2 - ノンインパクトプリンタ - Google Patents

ノンインパクトプリンタ

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JP2937702B2
JP2937702B2 JP22707493A JP22707493A JP2937702B2 JP 2937702 B2 JP2937702 B2 JP 2937702B2 JP 22707493 A JP22707493 A JP 22707493A JP 22707493 A JP22707493 A JP 22707493A JP 2937702 B2 JP2937702 B2 JP 2937702B2
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和彦 長岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノンインパクトプリン
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子写真プリンタなどのノ
ンインパクトプリンタにおいては、帯電させられた感光
体ドラムを光源によって照射してその表面に静電潜像を
形成し、該静電潜像にトナーを付着させて現像してトナ
ー像を形成し、形成されたトナー像を用紙に転写、定着
させるようになっている。
【0003】図2は従来のノンインパクトプリンタにお
けるプリンタ部制御回路のブロック図である。図におい
て、11は印刷制御部であり、該印刷制御部11は図示
しないマイクロプロセッサ、ROM、RAM、入出力ポ
ート、タイマ及びヘッドデータ印刷制御回路部12を有
する。前記印刷制御部11は、ノンインパクトプリンタ
の内部に配設され、上位コントロール部14からの制御
信号SG1などを受けて印刷機構の全体をシーケンス制
御する。
【0004】すなわち、前記印刷制御部11は上位コン
トロール部14から制御信号SG1を受けると、まず、
ヒータ16を内蔵する定着器17の温度が使用可能な温
度範囲内にあるか否かを定着器温度センサ18によって
検出する。そして、前記定着器17の温度が使用可能な
温度範囲内にない場合は、信号SG2を定着器17に送
りヒータ16を通電させ、定着器17の温度が上昇して
使用可能な温度範囲内に収まるまで定着器17を加熱す
る。
【0005】次に、パルスモータから成る現像・転写プ
ロセス用モータ21をドライバ22によって回転させ、
同時にチャージ信号SG3を帯電用高圧電源25に送り
該帯電用高圧電源25をオンにして、現像器27内の図
示しないトナーを帯電させる。一方、図示しない用紙カ
セットにセットされている用紙の種類が用紙残量センサ
28及び用紙サイズセンサ29によって検出され、用紙
の種類に対応した用紙送りが開始させられる。この場
合、パルスモータから成る用紙送りモータ31をドライ
バ32によって双方向に回転させることができるように
なっている。そこで、まず、前記用紙送りモータ31を
逆方向に回転させて、用紙吸入口センサ34が用紙を検
出するまであらかじめ設定された量だけ用紙を搬送す
る。続いて、前記用紙送りモータ31を正方向に回転さ
せて、前記用紙をノンインパクトプリンタの印刷機構に
搬送する。
【0006】ところで、前記ヘッドデータ印刷制御回路
部12は、FIFO36、シフトレジスタ37、同期制
御回路38等で構成され、前記ヘッドデータ印刷制御回
路部12がDMAコントローラ40にデータ要求信号S
G4を送ると、前記DMAコントローラ40はあらかじ
め印字データ用RAM41に格納された印字データを読
み出し、該印字データをデータ書込信号SG5と共にヘ
ッドデータ印刷制御回路部12に転送する。
【0007】転送された印字データはヘッドデータ印刷
制御回路部12のFIFO36に一時的に書き込まれ、
続いて、用紙の搬送速度やノンインパクトプリンタの印
刷解像度などによって決定されるタイミングで読み出さ
れ、シフトレジスタ37においてシリアルデータ化さ
れ、実印刷データ信号SG6としてクロック信号CLK
と共にLEDヘッド44に転送される。
【0008】そして、該LEDヘッド44に実印刷デー
タ信号SG6を転送すると、転送された分だけ前記FI
FO36の印字データの量が少なくなる。そこで、空い
た分を補うために、ヘッドデータ印刷制御回路部12は
再びDMAコントローラ40にデータ要求信号SG4を
送り、印字データを受けるようにしている。このような
動作を繰り返し、LEDヘッド44に転送される印字デ
ータが必ずFIFO36に蓄えられているようにする。
【0009】一方、前記同期制御回路38は、1ライン
分の実印刷データ信号SG6がLEDヘッド44に転送
された後、ロード信号SG7をLEDヘッド44に送
り、該LEDヘッド44に前記実印刷データ信号SG6
を保持させる。続いて、同期制御回路38は、次のロー
ド信号SG7をLEDヘッド44に送る前に印刷駆動信
号SG8をLEDヘッド44に送り、該LEDヘッド4
4に保持された実印刷データ信号SG6に対応して図示
しないLED素子を発光させる。
【0010】このようにして、前記LEDヘッド44
は、マイナスの電位に帯電させられた図示しない感光体
ドラムの表面に光を照射して露光し、電位が上昇したド
ットから成る静電潜像を形成する。そして、前記現像器
27において、マイナスの電位に帯電させられたトナー
が静電気力によって感光体ドラムに吸引され、静電潜像
が現像されてトナー像となる。
【0011】その後、トナー像は前記感光体ドラムの回
転に伴って移動させられて転写部に送られる。該転写部
において、転写用高圧電源46は印刷制御部11からの
転写信号SG9を受けてプラスの電位を形成し、転写器
47が前記トナー像を感光体ドラムと転写器47の間を
通過する用紙に転写する。そして、用紙は前記定着器1
7に当接しながら搬送され、転写されたトナー像は前記
定着器17の熱によって用紙に定着される。トナー像が
定着された用紙は更に搬送されて、用紙排出口センサ4
9を通過してプリンタの外部に排出される。
【0012】この場合、前記印刷制御部11は、用紙が
転写器47を通過している間だけ転写用高圧電源46に
転写信号SG9を送り、用紙残量口センサ28及び用紙
サイズセンサ29によって検出された用紙の種類に対応
する電圧を前記転写器47に印加する。そして、印刷が
終了して用紙が用紙排出口センサ49を通過すると、帯
電用高圧電源25による現像器27の作動が終了され、
同時に現像・転写プロセス用モータ21が停止させられ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のノンインパクトプリンタにおいては、ヘッドデータ
印刷制御回路部12に配設されたFIFO36などのバ
ッファの容量が小さいと、LEDヘッド44への実印刷
データ信号SG6の転送速度に対応するだけの十分な量
の印字データをバッファに蓄えることができず、ドット
抜けが発生して印刷品位が低下してしまうことがある。
【0014】そこで、バッファを実印刷データ信号SG
6の転送速度に対応させることができるように十分に大
きな容量のものとするか、逆に実印刷データ信号SG6
の転送速度をバッファに対応させて低くするようにして
いる。ところが、バッファの容量を大きくするとノンイ
ンパクトプリンタのコストが高くなり、実印刷データ信
号SG6の転送速度を低くすると印刷時間が長くなり、
印刷スループットが低下してしまう。
【0015】本発明は前記従来のノンインパクトプリン
タの問題点を解決して、ヘッドデータ印刷制御回路部に
大きな容量のバッファを配設することなくドット抜けの
発生を防止することができ、しかも、実印刷データ信号
として転送される印字データの転送速度を低くする必要
がないノンインパクトプリンタを提供することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のノ
ンインパクトプリンタにおいては、直列に接続された複
数のラッチと、該ラッチにデータ書込信号を送り、印字
データを書き込む印字データ書込手段と、クロック信号
を発生させるクロック回路部と、最終段のラッチに格納
された印字データを前記クロック信号に同期させて読み
出して印字ヘッドに転送し、読出しが終了すると、前記
最終段のラッチに印字データを書き込むためのラッチ書
込信号を発生させる転送手段と、前記最終段のラッチへ
の印字データの書込みが終了したときに、前段のラッチ
に印字データを書き込むためのデータ要求信号を発生さ
せ、前記前段のラッチへの印字データの書込みが終了し
たときに、前記データ要求信号の発生を停止させるデー
タ要求制御部とを有する。
【0017】そして、前記クロック回路部は、前記最終
段のラッチに格納された一連の印字データの中で、最終
の印字データから設定された数だけ前の印字データを読
み出す場合に、前記データ要求信号が発生させられてい
る間は、前記クロック信号の発生を停止させるクロック
停止手段を備える。
【0018】
【作用】本発明によれば、前記のようにノンインパクト
プリンタにおいては、直列に接続された複数のラッチ
と、該ラッチにデータ書込信号を送り、印字データを書
き込む印字データ書込手段と、クロック信号を発生させ
るクロック回路部と、最終段のラッチに格納された印字
データを前記クロック信号に同期させて読み出して印字
ヘッドに転送し、読出しが終了すると、前記最終段のラ
ッチに印字データを書き込むためのラッチ書込信号を発
生させる転送手段と、前記最終段のラッチへの印字デー
タの書込みが終了したときに、前段のラッチに印字デー
タを書き込むためのデータ要求信号を発生させ、前記前
段のラッチへの印字データの書込みが終了したときに、
前記データ要求信号の発生を停止させるデータ要求制御
部とを有する。そして、前記クロック回路部は、前記最
終段のラッチに格納された一連の印字データの中で、最
終の印字データから設定された数だけ前の印字データを
読み出す場合に、前記データ要求信号が発生させられて
いる間は、前記クロック信号の発生を停止させるクロッ
ク停止手段を備える。
【0019】この場合、印字データ書込手段は、ラッチ
にデータ書込信号を送って、印字データを書き込み、転
送手段は、最終段のラッチに格納された印字データをク
ロック信号に同期させて読み出して印字ヘッドに転送
し、読出しが終了すると、ラッチ書込信号を発生させて
最終段のラッチに印字データを書き込む。そして、最終
段のラッチへの印字データの書込みが終了して、前段の
ラッチに印字データを書き込むことができる状態になる
と、データ要求制御部は、前段のラッチに印字データを
書き込むためのデータ要求信号を発生させ、前段のラッ
チへの印字データの書込みが終了すると、前記データ要
求信号の発生を停止させる。
【0020】そして、前記最終段のラッチに格納された
一連の印字データの中で、最終の印字データから設定さ
れた数だけ前の印字データが読み出される場合に、前記
データ要求信号が発生させられている間は、前記クロッ
ク信号の発生が停止させられる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示すノ
ンインパクトプリンタのヘッドデータ印刷制御回路部の
ブロック図、図3は本発明の実施例を示すノンインパク
トプリンタにおけるプリンタ部制御回路のブロック図、
図4は本発明の実施例におけるヘッドデータ印刷制御回
路部のタイムチャートである。
【0022】図3において、11は印刷制御部であり、
該印刷制御部11は図示しないマイクロプロセッサ、R
OM、RAM、入出力ポート、タイマ及びヘッドデータ
印刷制御回路部121を有する。前記印刷制御部11
は、ノンインパクトプリンタの内部に配設され、上位コ
ントロール部14からの制御信号SG1などを受けて印
刷機構の全体をシーケンス制御する。
【0023】すなわち、前記印刷制御部11は上位コン
トロール部14から制御信号SG1を受けると、まず、
ヒータ16を内蔵する定着器17の温度が使用可能な温
度範囲内にあるか否かを定着器温度センサ18によって
検出する。そして、前記定着器17の温度が使用可能な
温度範囲内にない場合は、信号SG2を定着器17に送
りヒータ16を通電させ、定着器17の温度が上昇して
使用可能な温度範囲内に収まるまで定着器17を加熱す
る。
【0024】次に、パルスモータから成る現像・転写プ
ロセス用モータ21をドライバ22によって回転させ、
同時にチャージ信号SG3を帯電用高圧電源25に送り
該帯電用高圧電源25をオンにして、現像器27内の図
示しないトナーを帯電させる。一方、図示しない用紙カ
セットにセットされている用紙の種類が用紙残量センサ
28及び用紙サイズセンサ29によって検出され、用紙
の種類に対応した用紙送りが開始させられる。この場
合、パルスモータから成る用紙送りモータ31をドライ
バ32によって双方向に回転させることができるように
なっている。そこで、まず、前記用紙送りモータ31を
逆方向に回転させて、用紙吸入口センサ34が用紙を検
出するまであらかじめ設定された量だけ用紙を搬送す
る。続いて、前記用紙送りモータ31を正方向に回転さ
せて、前記用紙をノンインパクトプリンタの印刷機構に
搬送する。
【0025】ところで、前記ヘッドデータ印刷制御回路
部121がDMAコントローラ40にデータ要求信号S
G4を送ると、前記DMAコントローラ40はあらかじ
め印字データ用RAM41に格納された印字データを読
み出し、該印字データをデータ書込信号SG5と共にヘ
ッドデータ印刷制御回路部121に転送する。転送され
た印字データはヘッドデータ印刷制御回路部121の図
示しない第1〜第3ラッチに一時的に書き込まれ、続い
て、印字データは順次読み出されてシリアルデータ化さ
れ、実印刷データ信号SG6としてクロック信号CLK
と共に印刷ヘッドとしてのLEDヘッド44に転送され
る。
【0026】そして、ヘッドデータ印刷制御回路部12
1は、1ライン分の実印刷データ信号SG6がLEDヘ
ッド44に転送された後、ロード信号SG7をLEDヘ
ッド44に送り、該LEDヘッド44に前記実印刷デー
タ信号SG6を保持させる。続いて、ヘッドデータ印刷
制御回路部121は、次のロード信号SG7をLEDヘ
ッド44に送る前に印刷駆動信号SG8をLEDヘッド
44に送り、該LEDヘッド44に保持された実印刷デ
ータ信号SG6に対応させて図示しないLED素子を発
光させる。
【0027】このようにして、前記LEDヘッド44
は、マイナスの電位に帯電させられた図示しない感光体
ドラムの表面に光を照射して露光し、電位が上昇したド
ットから成る静電潜像を形成する。そして、前記現像器
27において、マイナスの電位に帯電させられたトナー
が静電気力によって感光体ドラムに吸引され、静電潜像
が現像されてトナー像となる。
【0028】その後、トナー像は前記感光体ドラムの回
転に伴って移動させられて転写部に送られる。該転写部
において、転写用高圧電源46は印刷制御部11からの
転写信号SG9を受けてプラスの電位を形成し、転写器
47が前記トナー像を感光体ドラムと転写器47の間を
通過する用紙に転写する。そして、用紙は前記定着器1
7に当接しながら搬送され、転写されたトナー像は前記
定着器17の熱によって用紙に定着される。トナー像が
定着された用紙は更に搬送されて、用紙排出口センサ4
9を通過してプリンタの外部に排出される。
【0029】この場合、前記印刷制御部11は、用紙が
転写器47を通過している間だけ転写用高圧電源46に
転写信号SG9を送り、用紙残量口センサ28及び用紙
サイズセンサ29によって検出された用紙の種類に対応
する電圧を前記転写器47に印加する。そして、印刷が
終了して用紙が用紙排出口センサ49を通過すると、帯
電用高圧電源25による現像器27の作動が終了され、
同時に現像・転写プロセス用モータ21が停止させられ
る。なお、122はデータバスである。
【0030】次に、前記ヘッドデータ印刷制御回路部1
21について説明する。図1において、SCLKは前記
印刷制御部11(図3)の全体を作動させるために発生
させられた所定の周波数のシステムクロック、51は該
システムクロックSCLKを受けて分周し、LEDヘッ
ド44に送られるクロック信号CLKの基本周波数を設
定する印字ベースクロックBCLKを発生させる分周回
路である。
【0031】そして、印刷を開始するに当たり、データ
要求制御部53は上位コントロール部14からのコマン
ドを受け、ライン同期信号に同期させてDMAコントロ
ーラ40にデータ要求信号SG4を送る。前記DMAコ
ントローラ40は、データ要求信号SG4を受けると、
データ書込信号SG5をヘッドデータ印刷制御回路部1
21に転送する。前記データ書込信号SG5は図4に示
すように連続する二つの負論理のパルスから成る。
【0032】前記ヘッドデータ印刷制御回路部121は
データバス122を介して前記DMAコントローラ40
と接続され、かつ、DMAコントローラ40から転送さ
れた印字データを書き込むため、直列に接続されたそれ
ぞれ32ビットの第1ラッチ55、第2ラッチ57及び
第3ラッチ61を有する。そして、前記データ書込信号
SG5が第1ラッチ55に送られると、あらかじめ印字
データ用RAM41に格納された印字データのうち最初
のワードの印字データが、データ書込信号SG5の第1
のパルスによって第1ラッチ55に書き込まれる。
【0033】また、この時、前記データ書込信号SG5
は第2ラッチ書込信号制御回路部56にも送られ、該第
2ラッチ書込信号制御回路部56は第2ラッチ書込信号
SG11を第2ラッチ57に送る。この場合、第2ラッ
チ書込信号SG11は図4に示すように一つの負論理の
パルスから成り、しかも、前記データ書込信号SG5の
第1のパルスと同じタイミングで第2ラッチ57に送ら
れる。したがって、第1ラッチ55に書き込まれた最初
のワードの印字データはそのまま第2ラッチ57にも書
き込まれることになる。このようにして、最初のワード
の印字データは第1ラッチ55及び第2ラッチ57に同
じタイミングで書き込まれる。
【0034】続いて、次のワードの印字データが前記デ
ータ書込信号SG5の第2のパルスによって第1ラッチ
55に書き込まれる。この時、第2のパルスは第2ラッ
チ書込信号制御回路部56にも送られるが、該第2ラッ
チ書込信号制御回路部56は第2ラッチ書込信号SG1
1を第2ラッチ57に送ることはない。したがって、こ
の時点で第1ラッチ55に次のワードの印字データが、
第2ラッチ57に最初のワードの印字データが書き込ま
れることになる。
【0035】このように、ヘッドデータ印刷制御回路部
121がDMAコントローラ40へのデータ要求信号S
G4を一度送ることによって、データ書込信号SG5及
び第2ラッチ書込信号SG11が発生させられ、2ワー
ド分の印字データが第1ラッチ55及び第2ラッチ57
に書き込まれる。そして、このように2ワード分の印字
データがヘッドデータ印刷制御回路部121に転送され
ると、前記データ要求制御部53はデータ要求信号SG
4の伝送を停止する。
【0036】一方、第3ラッチ書込信号制御回路部60
は2ワード分の印字データが第1ラッチ55及び第2ラ
ッチ57に書き込まれると、第3ラッチ書込信号SG1
2を所定のタイミングで発生させる。該第3ラッチ書込
信号SG12も図4に示すように一つの負論理のパルス
から成り、該第3ラッチ書込信号SG12が第3ラッチ
61に送られると、前記第2ラッチ57に格納された印
字データが第3ラッチ61に書き込まれる。
【0037】この時、前記第3ラッチ書込信号制御回路
部60は、第3ラッチ書込信号SG12を第2ラッチ書
込信号制御回路部56にも送って第2ラッチ書込信号S
G11を発生させる。そして、該第2ラッチ書込信号S
G11が第2ラッチ57に送られると、第1ラッチ55
に格納された印字データが第2ラッチ57に書き込まれ
る。
【0038】ところで、前記LEDヘッド44への実印
刷データ信号SG6の転送開始は、クロック回路部68
のクロック信号転送カウンタ63によって制御される。
該クロック信号転送カウンタ63は、前記分周回路51
から印字ベースクロックBCLKを受け、1ラインの周
期においてLEDヘッド44の図示しないLED素子と
等しい数のクロック信号CLKを発生させ、LEDヘッ
ド44に送るとともに、転送手段としてのシフトレジス
タ65及び前記第3ラッチ書込信号制御回路部60にも
送る。
【0039】したがって、前記クロック信号転送カウン
タ63がオンになり、LEDヘッド44に実印刷データ
信号SG6の転送が開始されると、第3ラッチ61に格
納された印字データがクロック信号CLKの各クロック
ごとにシフトレジスタ65に送られ、該シフトレジスタ
65においてシリアルデータ化され、実印刷データ信号
SG6としてLEDヘッド44に転送される。
【0040】この時、前記第3ラッチ61は、印字デー
タがシフトレジスタ65に送られるので空になる。そこ
で、第3ラッチ書込信号制御回路部60は再び第3ラッ
チ書込信号SG12を発生させる。そして、第2ラッチ
書込信号SG11が第3ラッチ61に送られると第2ラ
ッチ57に格納された印字データが第3ラッチ61に書
き込まれる。
【0041】このようにして、最初にDMAコントロー
ラ40によって書き込まれた2ワード分の印字データの
うち、最初のワードの印字データがシフトレジスタ65
に送られ、次のワードの印字データが第3ラッチ61に
書き込まれるので、再び第1ラッチ55及び第2ラッチ
57への書込みが可能になる。そこで、データ要求制御
部53はデータ要求信号SG4を再びDMAコントロー
ラ40に送る。該DMAコントローラ40は前記データ
要求信号SG4を受けると、前記印字データ用RAM4
1に格納された印字データを読み出し、データ書込信号
SG5と共にヘッドデータ印刷制御回路部121に転送
し、2ワード分の印字データを第1ラッチ55及び第2
ラッチ57に書き込む。
【0042】このような動作が繰り返されて、実印刷デ
ータ信号SG6がLEDヘッド44に転送される。とこ
ろで、前記シフトレジスタ65はクロック信号CLKを
32クロック分受けると、前記第3ラッチ61に格納さ
れた印字データをすべて読み出してシリアルデータ化
し、実印刷データ信号SG6としてLEDヘッド44に
転送する。そこで、前記第3ラッチ書込信号制御回路部
60はクロック信号CLKの32クロックごとに第3ラ
ッチ書込信号SG12を発生させ、第3ラッチ書込信号
SG12を第3ラッチ61に送るようにしている。
【0043】ところが、この時点で第1ラッチ55及び
第2ラッチ57に次の印字データが書き込まれていない
場合には、第3ラッチ61に印字データを移すことがで
きず、ドット抜けが発生してしまう。そこで、クロック
回路部68の書込検出信号発生用カウンタ69によっ
て、前記第3ラッチ書込信号SG12が発生させられる
タイミングの直前、例えば数クロック前でオンになる書
込検出信号SG13を発生させるようにしている。
【0044】前記クロック回路部68は、前記データ要
求信号SG4及び書込検出信号SG13が入力され、停
止信号SG14を出力するクロック停止手段としてのO
R回路70、該OR回路70の出力端子に接続されたフ
リップフロップ71、該フリップフロップ71の出力信
号及び印字ベースクロック信号BCLKが入力され、停
止クロックSG15を出力するOR回路72、並びに停
止クロックSG15及びクロック信号転送カウンタ63
の出力信号が入力され、クロック信号CLKを出力する
NOR回路73を有する。そして、前記書込検出信号S
G13が発生させられた時点で、第1ラッチ55及び第
2ラッチ57に次の印字データが書き込まれておらず、
データ要求信号SG4がDMAコントローラ40に送ら
れていると、前記停止信号SG14が発生させられ、ク
ロック信号CLKの発生が停止させられるようになって
いる。
【0045】該クロック信号CLKの停止状態はデータ
要求信号SG4の伝送が停止されるまで続き、その間に
第1ラッチ55及び第2ラッチ57に次の印字データが
書き込まれてデータ要求信号SG4の伝送が停止される
と、クロック信号CLKが再び発生させられる。以上の
動作を繰り返し、この間、図示しないクロック信号カウ
ンタが実印刷データ信号SG6の転送量をカウントす
る。そして、1ライン分の実印刷データ信号SG6がL
EDヘッド44に転送されると、前記クロック信号カウ
ンタがカウントを終了し、ヘッドデータ印刷制御回路部
121はクロック信号カウンタの信号を受けてロード信
号SG7をLEDヘッド44に送る。
【0046】このように、データ要求信号SG4の伝送
の状態によって、クロック信号CLKを発生させたり停
止させたりすることができるので、第1ラッチ55及び
第2ラッチ57に次の印字データが書き込まれていない
にもかかわらず実印刷データ信号SG6がLEDヘッド
44に転送されるのを防止することができる。なお、本
発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の
趣旨に基づいて種々変形することが可能であり、それら
を本発明の範囲から排除するものではない。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ノンインパクトプリンタにおいては、直列に接続
された複数のラッチと、該ラッチにデータ書込信号を送
り、印字データを書き込む印字データ書込手段と、クロ
ック信号を発生させるクロック回路部と、最終段のラッ
チに格納された印字データを前記クロック信号に同期さ
せて読み出して印字ヘッドに転送し、読出しが終了する
と、前記最終段のラッチに印字データを書き込むための
ラッチ書込信号を発生させる転送手段と、前記最終段の
ラッチへの印字データの書込みが終了したときに、前段
のラッチに印字データを書き込むためのデータ要求信号
を発生させ、前記前段のラッチへの印字データの書込み
が終了したときに、前記データ要求信号の発生を停止さ
せるデータ要求制御部とを有する。そして、前記クロッ
ク回路部は、前記最終段のラッチに格納された一連の印
字データの中で、最終の印字データから設定された数だ
け前の印字データを読み出す場合に、前記データ要求信
号が発生させられている間は、前記クロック信号の発生
を停止させるクロック停止手段を備える。
【0048】この場合、前記最終段のラッチに格納され
た一連の印字データの中で、最終の印字データから設定
された数だけ前の印字データが読み出される場合に、前
記データ要求信号が発生させられている間は、前記クロ
ック信号の発生が停止させられる。そして、クロック信
号の発生が停止させられると、転送手段は、前記最終段
のラッチに格納された印字データを読み出すことができ
ず、印字ヘッドへの印字データの転送を停止させる。し
たがって、ドット抜けが発生するのを防止することがで
きる。
【0049】また、ヘッドデータ印刷制御回路部に大き
な容量のバッファを配設する必要をなくすことができる
とともに、印字データの転送速度を低くする必要もなく
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すノンインパクトプリンタ
のヘッドデータ印刷制御回路部のブロック図である。
【図2】従来のノンインパクトプリンタにおけるプリン
タ部制御回路のブロック図である。
【図3】本発明の実施例を示すノンインパクトプリンタ
におけるプリンタ部制御回路のブロック図である。
【図4】本発明の実施例におけるヘッドデータ印刷制御
回路部のタイムチャートである。
【符号の説明】
44 LEDヘッド 53 データ要求制御部 55,57,61 第1〜第3ラッチ 65 シフトレジスタ 68 クロック回路部 70 OR回路 121 ヘッドデータ印刷制御回路部 CLK クロック信号 SG4 データ要求信号 SG5 データ書込信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−197969(JP,A) 特開 平3−76658(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/505 B41J 5/30 G06F 3/12 H04N 1/21

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)直列に接続された複数のラッチ
    と、 (b)該ラッチにデータ書込信号を送り、印字データを
    書き込む印字データ書込手段と、 (c)クロック信号を発生させるクロック回路部と、 (d)最終段のラッチに格納された印字データを前記ク
    ロック信号に同期させて読み出して印字ヘッドに転送
    し、読出しが終了すると、前記最終段のラッチに印字デ
    ータを書き込むためのラッチ書込信号を発生させる転送
    手段と、 (e)前記最終段のラッチへの印字データの書込みが終
    了したときに、前段のラッチに印字データを書き込むた
    めのデータ要求信号を発生させ、前記前段のラッチへの
    印字データの書込みが終了したときに、前記データ要求
    信号の発生を停止させるデータ要求制御部とを有すると
    ともに、 (f)前記クロック回路部は、前記最終段のラッチに格
    納された一連の印字データの中で、最終の印字データ
    ら設定された数だけ前の印字データを読み出す場合に、
    前記データ要求信号が発生させられている間は、前記ク
    ロック信号の発生を停止させるクロック停止手段を備え
    ることを特徴とするノンインパクトプリンタ。
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