JP3423593B2 - 液晶表示装置及びその製造方法及び表示装置用基板及び投射型液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置及びその製造方法及び表示装置用基板及び投射型液晶表示装置

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JP3423593B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置用基板、
及び液晶表示装置、及び製造方法、及び投射型液晶表示
装置に関し、特に反射型液晶表示装置とその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、反射型液晶表示装置については、
既に特開平6−347828号公報に開示されている。
その従来例を図8に示す。画素電極404と画素電極の
間隙405aに充填された充填材はCMP(Chemical M
echanical Polish)により同時に研磨、平坦化され、ベ
ース基板407全面にわたって面一となり、かつ画素電
極404の表面も鏡面化される構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では画素電極とそれらの間隙が面一であるため、画
素電極上の液晶の配向と、間隙上の液晶の配向とがそろ
っている構成となる。この場合、画素電極配置の規則性
に判う回折光や、画素電極のエッジで散乱された散乱
光、あるいは入射光の散乱成分等は何のさまたげもなく
隣接画素に入り込み、所望の画像信号以外の成分が出力
画像に混入することになり、その結果、表示画像の色再
現性、鮮明さが劣下するという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る表示装置用基板は、複数の画素電極
と、該複数の画素電極における隣接する画素電極の間隙
に少なくとも該画素電極の側面の一部に接する状態で配
された絶縁性部材と、を有する表示装置用基板におい
て、前記画素電極の上面は、前記画素電極と前記絶縁性
部材との境界部近傍で、入射光が画素中心部方向に反射
する曲率を持つ面を有し、前記絶縁性部材の上面が、前
記境界部における前記画素電極の上面より高く形成され
ていることを特徴とする。
【0005】また、本発明に係る表示装置用基板におい
て、前記全画素電極の間隙に配されたそれぞれの絶縁性
部材の上面が、同一の高さを持つ平面をなしていてもよ
い。
【0006】また、本発明に係る液晶表示装置は、上記
に記載の表示装置用基板と、該表示装置用基板に対向し
て配される対向電極基板と、前記表示装置用基板と前記
対向電極基板の間に挟持される液晶と、を具備してな
る。
【0007】また、本発明に係る投写型液晶表示装置
は、上記に記載の液晶表示装置を用いたことを特徴とす
る。
【0008】また、本発明に係る表示装置用基板の製造
方法は、複数の画素電極を有する表示装置用基板の製造
方法において、基板の表面上に形成された絶縁層を選択
的に除去して、画素電極形成領域と、画素電極分離領域
となる絶縁性部材とを形成する工程と、前記画素電極形
成領域及び前記絶縁性部材上に画素電極材料を形成する
工程と、前記画素電極材料を研磨して前記絶縁性部材上
の該画素電極材料を除去し、前記画素電極形成領域に、
前記画素電極材料からなり、かつ、前記画素電極と前記
絶縁性部材との境界部近傍で入射光が画素中心部方向に
反射する曲率を持つ面を有する前記複数の画素電極を形
成すると共に、該複数の画素電極における隣接する画素
電極の間隙に、前記絶縁性部材からなり、かつ、該絶縁
性部材の上面が前記境界部における前記画素電極の上面
より高く形成された前記画素電極分離領域を形成する工
程と、を有することを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】[作用]本発明によれば、画素電極と画素
電極の間隙の直上の液晶の形態を画素電極直上の液晶と
異なる形態とし、画素間に不連続な液晶層を形成するこ
とにより、隣接画素からの不要な光の入射を防ぐ。
【0017】また、画素電極は研磨により平坦化、鏡面
化され、高反射率の反射電極となる。
【0018】また、画素電極上面と、画素を分離する絶
縁性部材上面の境界部における高さレベルを異ならせる
ことにより、画素間の分離度を向上させることができ
る。
【0019】
【実施例】
(第1の実施例)図1の図(1−1)に本発明に係る液
晶表示装置の画像表示部の断面を示す。本発明の液晶駆
動素子は単結晶半導体基板上に形成され、本実施例では
単結晶Si基板1に形成されたNMOSスイッチングト
ランジスタからなる構成となっている。NMOSスイッ
チングトランジスタは単結晶Si基板1上に形成された
P型の低濃度拡散層Pウェル2と、フィールド酸化膜3
と、ゲート酸化膜4、ゲート電極5、N型低濃度拡散層
NLD6、ソース電極あるいはドレイン電極として機能
するN型高濃度拡散層NSD7から構成される。NMO
Sスイッチングトランジスタを保護するBPSG8に開
けたコンタクトホール9を介してNSD7と映像信号を
伝達する第1AL10が接続されている。プラズマSi
2 11からなる層間膜上に遮光膜12が配置される
が、この遮光膜12は、スイッチングトランジスタへの
外光の入射をさえぎると同時に、任意の電位に固定さ
れ、プラズマSiN13と画素電極15とで構成される
画素容量のコンデンサの一方の電極としても機能する。
【0020】画素電極15は、スルーホール14を介し
て第1AL10に接続されている。画素電極分離領域1
6はプラズマSiOから形成され、その上面の表面1
6′は画素電極15の上面の表面15′よりも、対向基
板17側へ数十Å以上高く形成されている。ガラス等の
透明材料よりなる対向基板17のSi基板1側の表面に
はITO等からなる透明電極18が設けられており、液
晶19をSi基板1と、対向基板17とで挟持して液晶
表示装置を構成する。
【0021】以下に、図2の図(1−2)〜図3の図
(1−6)を用いて上記液晶表示装置の製造方法を説明
する。
【0022】ここでは、画像表示部の製造方法を中心に
説明するが、画像表示部の形成工程と同時に、表示部の
スイッチングトランジスタを駆動するためのシフトレジ
スタ等周辺駆動回路も同一基板上に形成することができ
る。
【0023】図(1−2):まず不純物濃度が1015
-3以下のN型単結晶Si基板1に、ボロンをイオン注
入し、不純物濃度が1016cm-3程度のP型不純物領域
であるPウェル2を形成する。Si基板1を部分熱酸化
することによりフィールド酸化膜3を形成する。このフ
ィールド酸化膜3として、リセス方式およびトレンチ方
式はSi基板1表面を平坦にでき、後の工程のパターニ
ングが容易になる点で有利な方法である。Si基板1を
全面熱酸化して、ゲート酸化膜4を形成後、リンを10
20cm-3程度ドープしたN型ポリシリコンからなるゲー
ト電極5を形成し、Si基板1全面にリンをイオン注入
し、不純物濃度1016cm-3程度のN型拡散層NLD6
を形成し、引き続きパターニングされたホトレジストを
マスクとしてリンをイオン注入し、不純物濃度1019
-3程度のN型拡散層NSD7を形成する。
【0024】Si基板全面に層間膜のBPSG8を成膜
後、NSD7の直上にコンタクトホール9を開ける。こ
のコンタクトホールは、TiNとWの積層物により完全
に埋め込まれ、第1AL10とNSD7を電気的に接続
する。第1AL10はALSi,ALCu,ALSiC
u等のALベースあるいはCuベースの低抵抗導電材料
を用いる。プラズマSiO11をSi基板1全面に成膜
後、遮光膜12を形成する。この遮光膜12は、AL,
Ti等の可視光に対し遮光特性に優れた導電性材料から
構成され、画像表示部全体を覆い、後の工程でスルーホ
ールを開ける部分のみパターニングにより開口部20を
設ける。つづいて、プラズマSiN13を4000Å程
度、プラズマSiO21を10000Å程度積層する。
【0025】図2の図(1−3):パターニングされた
ホトレジストをマスクとし、プラズマSiN13をエッ
チングストッパーとして、プラズマSiO21をドライ
エッチングにてパターニングし、画素電極形成領域22
を形成する。
【0026】この画素電極形成領域22と同じ寸法、形
状のパターンをチップ内の画像表示領域以外の部分にも
配置することにより、後の工程で行なわれるCMPにて
生ずる画像表示領域のシニングを抑え、チップ全体の平
坦性を確保することができる。
【0027】図3の図(1−4):プラズマSiN13
と、プラズマSiO11にスルーホール14を開け、T
iNとWの積層物でスルーホール14を完全に埋め込
む。
【0028】図3の図(1−5):Si基板1全面に膜
厚10000Å以上の画素電極材料23を成膜する。こ
の画素電極材料は、最終的に反射画素電極となるため、
導電性かつ可視光領域において高反射率を有する材料が
望ましく、AL,Ag,PT等の金属材料やそれらをベ
ースとした化合物材料が適している。ここではAL単一
材料を用いた。
【0029】図3の図(1−6):CMPにより画素電
極材料23を研磨することにより、画素電極15を平坦
化、鏡面化すると同時に画素電極分離領域16上の画素
電極材料を除去し、各々の画素電極15を電気的に分離
形成する。
【0030】CMPは、Si基板1表面の凹凸を完全平
坦化する手段であるが、異なる材料を同時に研磨する場
合、研磨条件を適当に調整することにより、各々の材料
の研磨レートを異なるものとすることができ、その結
果、両者の境界部に段差を形成することができる。例え
ば研磨クロスにスエードタイプの(株)ロデール製Su
preme RN−H,スラリーにAl2 3 を砥粒と
し、H2 2 等の酸化剤を含む(株)ロデール・ニッタ
製XJFW8099を用い、CMP装置に(株)荏原製
作所製EPO−114を用い、研磨条件として、ウェハ
押しつけ荷重100gf/cm2 、ウェハ回転数31r
pm、研磨テーブル回転数30rpmにて図(1−5)
の構造体を研磨したところ、画素電極材料23であるA
Lの研磨レートが約1000Å/minであるのに対
し、画素分離領域16であるプラズマSiOの研磨レー
トは約50Å/minとなり、その結果、図(1−6)
における画素電極上面15′と画素電極分離領域上面表
面16′の間に後者の方が高い約500Åの階段状の段
差が形成された。
【0031】さらに、上記スラリーXJFW8099の
ケミカル成分として、ALをエッチングし、SiO2
対するエッチング性の小さいリン酸、あるいは硫酸、塩
酸等を数wt%以下添加し、同条件で研磨したところ、
プラズマSiOの研磨レートは約50Å/minと変化
しないのに対し、ALの研磨レートは約2000Å/m
inと大きくなり、その結果、境界部に約800Åの段
差が形成された。
【0032】また、上記2例のCMP研磨において、画
素電極と画素分離領域との境界から、画素電極の内側へ
数μmの範囲にわたる画素電極表面上に、任意の曲率を
もつ領域が形成される。この領域は、この領域に入射し
た光を画素中心部方向に反射し、曲率半径が数百mm程
度であるため、この反射光は、表示画像の隣接画素に侵
入せず、表示画像光として有効に利用される。
【0033】このように形成したアクティブマトリクス
基板と、透明電極18を設けた対向基板17との間に液
晶19を挟持して液晶パネルを形成する。液晶材料とし
ては、ポリマー・ネットワーク液晶PNLCを用いた。
ただし、ポリマー・ネットワーク液晶としてPDLCな
どを用いてもよい。本実施例では画素スイッチングトラ
ンジスタとしてNMOSを用いた例を示したが、PMO
S、あるいはCMOS構成にできることは言うまてもな
い。CMPの条件も上記に限ったものではなく、スラリ
ーにおいてもMnO2 等の砥粒からなるスラリーを使用
することも可能である。
【0034】以上、本実施例による液晶表示装置の特徴
は、画素電極表面15′が平坦かつ鏡面であると同時に
画素電極分離領域表面16′が画素電極表面15′より
も高く形成され、両者の境界部に段差が形成されている
点である。この高低差および段差により、PNLCある
いはPDLC等よりなる液晶材料中の高分子材料のネッ
トワークが画素電極15上と画素電極分離領域16上で
異なる形態となる。これにより両者の光散乱特性が異な
るようになり、画像を表示した際画素の境界が明確とな
り、クリアな画像が得られるようになる。
【0035】次に、シール構造と、パネル構造との関係
について、図9を用いて説明する。図9において、35
1はシール部、352は電極パッド、353はクロック
バッファー回路である。不図示のアンプ部は、パネル電
気検査時の出力アンプとして使用するものである。ま
た、対向基板の電位をとる不図示のAgペースト部があ
り、また356は液晶素子による表示部、357は水平
・垂直シフトレジスタ(SR)等の周辺回路部である。
シール部351は表示部356の四方周辺に半導体基板
301上に画素電極312を設けたものと共通電極31
5を備えたガラス基板との張り合わせのための圧着材や
接着剤の接触領域を示し、シール部351で張り合わせ
た後に、表示部356とシフトレジスタ部357に液晶
を封入する。
【0036】図9に示すように、本実施形態では、シー
ルの内部にも、外部にも、total chip si
zeが小さくなるように、回路が設けられている。本実
施形態では、バッドの引き出しをパネルの片辺側の1つ
に集中させているが、長辺側の両辺でも又、一辺でなく
多辺からのとり出しも可能で、高速クロックをとり扱う
ときに有効である。
【0037】さらに、本発明のパネルは、Si基板等の
半導体基板を用いているため、プロジェクタのように強
力な光が照射され、基板の側壁にも光があたると、基板
電位が変動し、パネルの誤動作を引き起こす可能性があ
る。したがって、パネルの側壁及び、パネル上面の表示
領域の周辺回路部は、遮光できる基板ホルダーとなって
おり、又、Si基板の裏面は、熱伝導率の高い接着剤を
介して熱伝導率の高いCu等のメタルが接続されたホル
ダー構造となっている。
【0038】次に本発明の反射型液晶パネルを組み込む
光学システムについて図10を用いて説明する。図10
において、371はハロゲンランプ等の光源、372は
光源像をしぼり込む集光レンズ、373,375は平面
状の凸型フレネルレンズ、374はR,G,Bに分解す
る色分解光学素子で、ダイクロイックミラー、回折格子
等が有効である。
【0039】また、376はR,G,B光に分離された
それぞれの光をR,G,B3パネルに導くそれぞれのミ
ラー、377は集光ビームを反射型液晶パネルに平行光
で照明するための視野レンズ、378は上述の反射型液
晶素子、379の位置にしぼりがある。また、380は
複数のレンズを組み合わせて拡大する投射レンズ、38
1はスクリーンで、通常、投射光を平行光へ変換するフ
レネルレンズと上下、左右に広視野角として表示するレ
ンチキュラレンズの2板より構成されると明瞭な高コン
トラストで明るい画像を得ることができる。図10の構
成では、1色のパネルのみ記載されているが、色分解光
学素子374からしぼり部379の間は3色それぞれに
分離されており、3板パネルが配置されている。又、反
射型液晶装置パネル表面にマイクロレンズアレーを設
け、異なる入射光を異なる画素領域に照射させる配置を
とることにより、3板のみならず、単板構成でも可能で
あることは言うまでもない。液晶素子の液晶層に電圧が
印加され、各画素で正反射した光は、379に示すしぼ
り部を透過しスクリーン上に投射される。
【0040】一方、電圧が印加されずに、液晶層が散乱
体となっている時、反射型液晶素子へ入射した光は、等
方的に散乱し、379に示す絞り部の開口を見込む角度
の中の散乱光以外は、投射レンズにはいらない。これに
より黒を表示する。以上の光学系からわかるように、偏
光板が不要で、しかも画素電極の全面が信号光が高反射
率で投射レンズにはいるため、従来よりも2−3倍明る
い表示が実現できた。上述の実施形態でも述べたよう
に、対向基板表面、界面には、反射防止対策が施されて
おり、ノイズ光成分も極めて少なく、高コントラスト表
示が実現できた。又、パネルサイズが小さくできるた
め、すべての光学素子(レンズ、ミラーetc.)が小
型化され、低コスト、軽量化が達成された。
【0041】又、光源の色ムラ、輝度ムラ、変動は、光
源と光学系との間にインテグレタ(はえの目レンズ型ロ
ッド型)を挿入することにより、スクリーン上での色ム
ラ、輝度ムラは、解決できた。
【0042】上記液晶パネル以外の周辺電気回路につい
て、図11を用いて説明する。図において、385は電
源で、主にランプ用電源とパネルや信号処理回路駆動用
システム電源に分離される。386はプラグ、387は
ランプ温度検出器で、ランプの温度の異常があれば、制
御ボード388によりランプを停止させる等の制御を行
う。これは、ランプに限らず、389のフィルタ安全ス
イッチでも同様に制御される。たとえば、高温ランプハ
ウスボックスを開けようとした場合、ボックスが開かな
くなるような安全上の対策が施されている。390はス
ピーカー、391は音声ボードで、要求に応じて3Dサ
ウンド、サラウンドサウンド等のプロセッサも内蔵でき
る。392は拡張ボード1で、ビデオ信号用S端子、ビ
デオ信号用コンポジット映像、音声等の外部装置396
からの入力端子及びどの信号を選択するかの選択スイッ
チ395、チューナ394からなり、デコーダ393を
介して拡張ボード2へ信号が送られる。一方、拡張ボー
ド2は、おもに、別系列からのビデオやコンピュータの
Dsub15ピン端子を有し、デコーダ393からのビ
デオ信号と切り換えるスイッチ450を介して、A/D
コンバータ451でディジタル信号に変換される。
【0043】また、453は主にビデオRAM等のメモ
リとCPUとからなるメインボードである。A/Dコン
バータ451でA/D変換したNTSC信号は、一端メ
モリに蓄積され、高画素数へうまく割りあてるために、
液晶素子数にマッチしていない空き素子の不足の信号を
補間して作成したり、液晶表示素子に適したγ変換エッ
ジ階調、プライト調整バイアス調整等の信号処理を行
う。NTSC信号でなく、コンピュータ信号も、たとえ
ばVGAの信号がくれば、高解像度のXGAパネルの場
合、その解像度変換処理も行う。一画像データだけでな
く、複数の画像データのNTSC信号にコンピュータ信
号を合成させる等の処理もこのメインボード453で行
う。メインボード453の出力はシリアル・パラレル変
換され、ノイズの影響を受けにくい形態でヘッドボード
454に充られる。このヘッドボード454で、再度パ
ラレル/シリアル変換後、D/A変換し、パネルのビデ
オ線数に応じて分割され、ドライブアンプを介して、
B,G,R色の液晶パネル455,456,457へ信
号を書き込む。452はリモコン操作パネルで、コンピ
ュータ画面も、TVと同様の感覚で、簡単操作可能とな
っている。また、液晶パネル455,456,457の
夫々は、各色の色フィルタを備えた同一の液晶装置構成
となっている。
【0044】(第2の実施例)第2の実施例に係る液晶
表示装置の製造方法を、図4の図(2−1)〜図5の図
(2−5)にて説明する。
【0045】図(2−1):遮光膜12を形成する工程
までは第1実施例と同じである。膜厚10000Å程度
のプラズマSiO31をSi基板1全面に成膜する。
【0046】図(2−2):プラズマSiO31をパタ
ーニングし、画素電極分離領域32を形成する。ここで
エッチングのストッパーはTiからなる遮光膜12であ
る。SiO2 系のエッチングにおける生成物であるポリ
マーがTi表面に堆積するのを防ぐ目的でCF4 のみに
よるエッチングとし、レジストに近いパターンと遠いパ
ターンでのエッチングによる寸法の違い(ローディング
効果)を抑えるため、エッチング時の圧力を1torr
以下とした。Si基板1全面に画素容量の絶縁物となる
プラズマSiN33を膜厚4000Å程度成膜する。
【0047】図5の図(2−3):プラズマSiN33
とプラズマSiO11にスルーホール14を開け、Ti
NとWの積層物でスルーホール14を埋め込む。
【0048】図(2−4):画素電極材料23をSi基
板1全面に成膜する。材料として、ここではALを用い
るが、第1実施例の中で述べた材料を用いることもでき
る。
【0049】図(2−5):第1実施例で説明したCM
P条件で図(2−4)の構造体を研磨し、画素電極15
を形成、平坦化、鏡面化する。
【0050】本実施例では画素分離領域32はプラズマ
SiN33で覆われており、研磨はこのプラズマSiN
33と、画素電極であるALを同時に研磨することにな
る。第1実施例におけるCMP条件で、スラリーにXJ
FW8099を用いた場合、プラズマSiNはプラズマ
SiOよりも機械的硬度が大きいためプラズマSiNの
研磨レートはプラズマSiOのそれよりも小さくなり、
約25Å/minとなり、その結果画素分離領域上面表
面34と画素電極上面表面15′の間に前者の方が約8
00Å高い階段状の段差が形成された。
【0051】さらにXJFW8099に硫酸、塩酸のい
ずれかを数wt%以下添加したスラリーを用いて研磨し
たところ、プラズマSiNの研磨レート約25Å/mi
nに対してALの研磨レートは約2000Å/minと
なり、この結果、画素分離領域上面表面34の方が約1
000Å高い階段状の段差が形成された。
【0052】本実施例の特徴の一つは画素容量を形成す
る絶縁物を、成膜により形成したプラズマSiN33で
設けた点である。画素容量の容量を決めるプラズマSi
N33の膜厚は成膜の精度で規定されるため画素容量の
画素毎のバラツキが抑えられ、ガサつきのない画像が得
られる。もう一つの特徴は、画素分離領域32がプラズ
マSiN33で覆れることにより、画素分離領域表面3
4と画素電極表面15′の段差が大きくなり、この結果
第1実施例で説明した原理により、さらにクリアな画像
が得られるようになる。
【0053】(第3の実施例)第3実施例に係る液晶表
示装置の製造方法を図6の図(3−1)〜図(3−2)
で説明する。
【0054】図(3−1)の説明図は、第1実施例の図
(1−5)と同じものであり、ここまでの形成方法は第
1実施例と同じである。
【0055】図(3−1)の構造体の表面をCMPによ
り研磨する。ここで、研磨クロスに(株)ロデール製の
スエードタイプSupremeRN−Hを用い、スラリ
ーにコロイダルシリカやヒュームドシリカ等のSiO2
を砥粒とし、酸化剤を含まず、pH10以上に調整され
たもの例えばCabot社製SC−1等を用い、CMP
装置に(株)荏原製作所製EPO−114を用い、研磨
条件としてウェハ押しつけ荷重100gf/cm2 ウェ
ハ回転数31rpm、研磨テーブル回転数30rpmで
研磨した結果、画素電極材料23であるALの研磨レー
トが約200Å/minであるのに対し、画素分離領域
16であるプラズマSiOの研磨レートは約1000Å
/minとなり、その結果、図(3−2)に示すように
画素電極上面表面15′は画素電極分離領域上面表面1
6′よりも約300Å高くなり、両者の境界部には階段
状の段差が形成された。スラリーのpHを更に強アルカ
リに調整し、SiO2 研磨に対するケミカル成分を大き
くすることにより、前記境界部の階段状の段差をさらに
大きくすることができる。
【0056】またスラリーの砥粒材料として、酸化セシ
ウム等のSiO2 に対する研磨レートの大きなものを選
択することも可能である。
【0057】上記で述べた段差および高低差は、第1実
施例で説明したPNLCあるいはPDLC等の高分子材
料のネットワークの乱れを生じさせ、その結果画像とし
ては画素間が明確となり、クリアな画像が得られるよう
になる。
【0058】以上、本実施例の特徴はAl2 3 系砥粒
よりも低コストのSiO2 系砥粒のスラリーを用いるこ
とにより、画像の鮮明さを実現すると同時に製造コスト
を低く抑えられる点である。
【0059】(第4の実施例)図7の図(4−1)に本
実施例に係る液晶表示装置の断面図を示す。画素電極1
5の形成までは第1実施例の形成方法と同じである。画
素電極15と画素電極分離領域16の表面には配向膜4
1が設けられ、対向基板17表面の透明電極18の表面
にも配向膜41が配置され、液晶42を規定の方向に配
向する。液晶42は一般的なTN型液晶のほか、強誘電
性液晶、複屈折制御型液晶等を用いることができる。
【0060】本実施例の特徴は、画素電極15と画素電
極分離領域16の段差により段差部の配向膜41に配向
の乱れが生じ、その結果液晶42の配向が画素電極上と
分離領域上で異なるようになり、画素間の境界が明確と
なり、画像を表示した際、クリアな画像が得られるよう
になる。なお、本実施例の形態は、第2、第3実施例に
適用できることは言うまでもない。
【0061】(第5の実施例)図12に本発明の液晶表
示装置を用いた前面及び背面投写型液晶表示装置光学系
の構成図を示す。本図はその上面図を表す図12
(a)、正面図を表す図12(b)、側面図を表す図1
2(c)から成っている。同図において、1301はス
クリーンに投射する投影レンズ、1302はマイクロレ
ンズ付液晶パネル、1303は偏光ビームスプリッター
(PBS)、1340はR(赤色光)反射ダイクロイッ
クミラー、1341はB/G(青色&緑色光)反射ダイ
クロイックミラー、1342はB(青色光)反射ダイク
ロイックミラー、1343は全色光を反射する高反射ミ
ラー、1350はフレネルレンズ、1351は凸レン
ズ、1306はロッド型インテグレーター、1307は
楕円リフレクター、1308はメタルハライド、UHP
等のアークランプである。ここで、R(赤色光)反射ダ
イクロイックミラー1340、B/G(青色&緑色光)
反射ダイクロイックミラー1341、B(青色光)反射
ダイクロイックミラー1342はそれぞれ図13に示し
たような分光反射特性を有している。そしてこれらのダ
イクロイックミラーは高反射ミラー1343とともに、
図14の斜視図に示したように3次元的に配置されてお
り、後述するように白色照明光をRGBに色分解すると
ともに、液晶パネル1302に対して各原色光が、3次
元的に異なる方向から該液晶パネル1302を照明する
ようにしている。
【0062】ここで、光束の進行過程に従って説明する
と、まず光源のランプ1308からの出射光束は白色光
であり、楕円リフレクター1307によりその前方のイ
ンテグレータ1306の入り口に集光され、このイン
テグレーター1306内を反射を繰り返しながら進行す
るにつれて光束の空間的強度分布が均一化される。そし
てインテグレーター1306を出射した光束は凸レンズ
1351とフレネルレンズ1350とにより、x軸−方
向(図12(b)の正面図基準)に平行光束化され、ま
ずB反射ダイクロイックミラー1342に至る。このB
反射ダイクロイックミラー1342ではB光(青色光)
のみが反射され、z軸−方向つまり下側(図12(b)
の正面図基準)にz軸に対して所定の角度でR反射ダイ
クロイックミラー1340に向かう。一方B光以外の色
光(R/G光)はこのB反射ダイクロイックミラー13
42を通過し、高反射ミラー1343により直角にz軸
−方向(下側)に反射され、やはりR反射ダイクロイッ
クミラー1340に向かう。ここで、B反射ダイクロイ
ックミラー1342と高反射ミラー1343は共に図1
2(a)の正面図を基にして言えば、インテグレーター
1306からの光束(x軸−方向)をz軸−方向(下
側)に反射するように配置しており、高反射ミラー13
43はy軸方向を回転軸にx−y平面に対して丁度45
°の傾きとなっている。それに対してB反射ダイクロイ
ックミラー1342はやはりy軸方向を回転軸にx−y
平面に対して、この45°よりも浅い角度に設定されて
いる。従って、高反射ミラー1343で反射されたR/
G光はz軸−方向に直角に反射されるのに対して、B反
射ダイクロイックミラー1342で反射されたB光はz
軸に対して所定の角度(x−z面内チルト)で下方向に
向かう。ここで、B光とR/G光の液晶パネル1302
上の照明範囲を一致させるため、各色光の主光線は液晶
パネル1302上で交差するように、高反射ミラー13
43とB反射ダイクロイックミラー1342のシフト量
およびチルト量が選択されている。
【0063】次に、前述のように下方向(z軸−方向)
に向かったR/G/B光はR反射ダイクロイックミラー
1340とB/G反射ダイクロイックミラー1341に
向かうが、これらはB反射ダイクロイックミラー134
2と高反射ミラー1343の下側に位置し、まず、B/
G反射ダイクロイックミラー1341はx軸を回転軸に
x−z面に対して45°傾いて配置されており、R反射
ダイクロイックミラー1340はやはりx軸方向を回転
軸にx−z平面に対してこの45°よりも浅い角度に設
定されている。従ってこれらに入射するR/G/B光の
うち、まずB/G光はR反射ダイクロイックミラー13
40を通過して、B/G反射ダイクロイックミラー13
41により直角にy軸+方向に反射され、PBS130
3を通じて偏光化された後、x−z面に水平に配置され
た液晶パネル1302を照明する。
【0064】このうちB光は前述したように(図12
(a)、図12(b)参照)、x軸に対して所定の角度
(x−z面内チルト)で進行しているため、B/G反射
ダイクロイックミラー1341による反射後は、y軸に
対して所定の角度(x−y面内チルト)を維持し、その
角度を入射角(x−y面方向)として該液晶パネル13
02を照明する。
【0065】G光についてはB/G反射ダイクロイック
ミラー1341により直角に反射し、y軸+方向に進
み、PBS1303を通じて偏光化された後、入射角0
°つまり垂直に該液晶パネル1302を照明する。また
R光については、前述のようにB/G反射ダイクロイッ
クミラー1341の手前に配置されたR反射ダイクロイ
ックミラー1340によりR反射ダイクロイックミラー
1340にてy軸+方向に反射されるが、図12(c)
(側面図)に示したようにy軸に対して所定の角度(y
−z面内チルト)でy軸+方向に進み、PBS1303
を通じて偏光化された後、該液晶パネル1302をこの
y軸に対する角度を入射角(y−z面方向)として照明
する。また、前述と同様にRGB各色光の液晶パネル1
302上の照明範囲を一致させるため、各色光の主光線
は液晶パネル1302上で交差するように、B/G反射
ダイクロイックミラー1341とR反射ダイクロイック
ミラー1340のシフト量およびチルト量が選択されて
いる。さらに、図13(a)に示したようにB反射ダイ
クロイックミラー1341のカット波長は480nm、
図13(b)に示したようにB/G反射ダイクロイック
ミラー1341のカット波長は570nm、図13
(c)に示したようにR反射ダイクロイックミラー13
40のカット波長は600nmであるから、不要な橙色
光はB/G反射ダイクロイックミラー1341を透過し
て捨てられる。これにより最適な色バランスを得ること
ができる。
【0066】そして後述するように液晶パネル1302
にて各RGB光は反射&偏光変調され、PBS1303
に戻り、PBS1303のPBS面1303aにてx軸
+方向に反射する光束が画像光となり、投影レンズ13
01を通じて、スクリーン(不図示)に拡大投影され
る。ところで、該液晶パネル1302を照明する各RG
B光は入射角が異なるため、そこから反射されてくる各
RGB光もその出射角を異にしているが、投影レンズ1
301としてはこれらを全て取り込むに十分な大きさの
レンズ径及び開口のものを用いている。ただし、投影レ
ンズ1301に入射する光束の傾きは、各色光がマイク
ロレンズを2回通過することにより平行化され、液晶パ
ネル1302への入射光の傾きを維持している。ところ
が図24に示したように従来例の透過型では、液晶パネ
ルを出射した光束はマイクロレンズの集光作用分も加わ
ってより大きく広がってしまうので、この光束を取り込
むための投影レンズはさらに大きな開口数が求められ、
高価なレンズとなっていた。しかし、本例では液晶パネ
ル2からの光束の広がりはこのように比較的小さくなる
ので、より小さな開口数の投影レンズでもスクリーン上
で十分に明るい投影画像を得ることができ、より安価な
投影レンズを用いることが可能になる。また、図25に
示す縦方向に同一色が並ぶストライプタイプの表示方式
の例を本実施形態に用いることも可能であるが、後述す
るように、マイクロレンズを用いた液晶パネルの場合は
好ましくない。
【0067】次に、ここで用いる本発明液晶パネル13
02について説明する。図15に該液晶パネル1302
の拡大断面模式図(図14のy−z面に対応)を示す。
図において、1321はマイクロレンズ基板、1322
はマイクロレンズ、1323はシートガラス、1324
は透明対向電極、1325は液晶層、1326は画素電
極、1327はアクティブマトリックス駆動回路部、1
328はシリコン半導体基板である。また、1252は
周辺シール部である。ここで、本実施形態では、R,
G,B画素が、1パネルに集約されており、1画素のサ
イズは小さくなる。従って、開口率を上げることの重要
性が大きく、集光された光の範囲には、反射電極が存在
していなければならない。マイクロレンズ1322は、
いわゆるイオン交換法によりガラス基板(アルカリ系ガ
ラス)1321の表面上に形成されており、画素電極1
326のピッチの倍のピッチで2次元的アレイ構造を成
している。
【0068】液晶層1325は反射型に適応したいわゆ
るDAP,HAN等のECBモードのネマチック液晶を
採用しており、不図示の配向層により所定の配向が維持
されている。他の実施形態と比べると電圧値が低く、画
素電極1326の電位の精度はさらに重要になってくる
ため、本発明の回路、構成は有効であり、単板で画素数
も多く、従ってビデオ線の本数も多いため、他の実施形
態のカップリング容量の削減は非常に有効となる。画素
電極1326はAlから成り、反射鏡を兼ねており、表
面性を良くして反射率を向上させるため、パターニング
後の最終工程でいわゆるCMP処理を施している(詳し
くは後述する)。
【0069】アクティブマトリックス駆動回路部132
7はいわゆるシリコン半導体基板1328上に設けられ
た半導体回路であり、上記画素電極1326をアクティ
ブマトリックス駆動するものであり、該回路マトリック
スの周辺部には、不図示のゲート線ドライバー(垂直レ
ジスター等)や信号線ドライバー(水平レジスター等)
が設けられている(詳しくは後述する)。これらの周辺
ドライバーおよびアクティブマトリックス駆動回路はR
GBの各原色映像信号を所定の各RGB画素に書き込む
ように構成されており、該各画素電極1326はカラー
フィルターは有さないものの、前記アクティブマトリッ
クス駆動回路にて書き込まれる原色映像信号により各R
GB画素として区別され、後述する所定のRGB画素配
列を形成している。
【0070】ここで、液晶パネル1302に対して照明
するG光について見てみると、前述したようにG光はP
BS1303により偏光化されたのち該液晶パネル13
02に対して垂直に入射する。この光線のうち1つのマ
イクロレンズ1322aに入射する光線例を図中の矢印
G(in/out)に示す。ここに図示されたように該
G光線はマイクロレンズ1322により集光され、G画
素電極1326g上を照明する。そしてAlより成る該
画素電極1326gにより反射され、再び同じマイクロ
レンズ1322aを通じてパネル外に出射していく。こ
のように液晶層1325を往復通過する際、該G光線
(偏光)は画素電極1326gに印加される信号電圧に
より対向電極1324との間に形成される電界による液
晶の動作により変調を受けて、該液晶パネルを出射し、
PBS1303に戻る。
【0071】ここで、その変調度合いによりPBS面1
303aにて反射され、投影レンズ1301に向かう光
量が変化し、各画素のいわゆる濃淡階調表示がなされる
ことになる。一方、上述したように図15中断面(y−
z面)内の斜め方向から入射してくるR光については、
やはりPBS1303により偏光されたのち、例えばマ
イクロレンズ1322bに入射するR光線に注目する
と、図中の矢印R(in)で示したように、該マイクロ
レンズ1322bにより集光され、その真下よりも左側
にシフトした位置にあるR画素電極1326r上を照明
する。そして該画素電極1326rにより反射され、図
示したように今度は隣(−z方向)のマイクロレンズ1
322aを通じて、パネル外に出射していく(R(ou
t))。
【0072】この際、該R光線(偏光)はやはり画素電
極1326rに印加される信号電圧により対向電極13
24との間に形成される画像信号に応じた電界による液
晶の動作により変調を受けて、該液晶パネルを出射し、
PBS1303に戻る。そして、その後のプロセスは前
述のG光の場合と全く同じように、画像光を投影レンズ
1301から投影される。ところで、図15の描写では
画素電極1326g上と画素電極1326r上の各G光
とR光の色光が1部重なり干渉しているようになってい
るが、これは模式的に液晶層の厚さを拡大誇張して描い
ているためであり、実際には該液晶層の厚さは1〜5μ
であり、シートガラス1323の50〜100μに比べ
て非常に薄く、画素サイズに関係なくこのような干渉は
起こらない。
【0073】次に、図16に本例での色分解・色合成の
原理説明図を示す。ここで、図16(a)は液晶パネル
1302の上面模式図、図16(b)、図16(c)は
それぞれ該液晶パネル上面模式図に対するA−A′(x
方向)断面模式図、B−B′(z方向)断面模式図であ
る。ここで、マイクロレンズ1322は、図16(a)
の一点鎖線に示すように、G光を中心として両隣接する
2色画素の半分ずつに対して1個が対応している。この
うち図16(c)はy−z断面を表す上記図15に対応
するものであり、各マイクロレンズ1322に入射する
G光とR光の入出射の様子を表している。これから判る
ように各G画素電極は各マイクロレンズの中心の真下に
配置され、各R画素電極は各マイクロレンズ間境界の真
下に配置されている。従ってR光の入射角はそのtan
θが画素ピッチ(B&R画素)とマイクロレンズ・画素
電極間距離の比に等しくなるように設定するのが好まし
い。一方、図16(b)は該液晶パネル1302のx−
y断面に対応するものである。このx−y断面について
は、B画素電極とG画素電極とが図16(c)と同様に
交互に配置されており、やはり各G画素電極は各マイク
ロレンズ中心の真下に配置され、各B画素電極は各マイ
クロレンズ間境界の真下に配置されている。
【0074】ところで該液晶パネルを照明するB光につ
いては、前述したようにPBS1303による偏光化
後、図12中断面(x−y面)の斜め方向から入射して
くるため、R光の場合と全く同様に、各マイクロレンズ
1322から入射したB光線は、図示したようにB画素
電極1326bにより反射され、入射したマイクロレン
ズ1322に対して、x方向に隣り合うマイクロレンズ
1322から出射する。B画素電極1326b上の液晶
による変調や液晶パネルからのB出射光の投影について
は、前述のG光およびR光と同様である。
【0075】また、各B画素電極1326bは各マイク
ロレンズ間境界の真下に配置されており、B光の液晶パ
ネルに対する入射角についても、R光と同様にそのta
nθが画素ピッチ(G&B画素)とマイクロレンズ・画
素電極間距離の比に等しくなるように設定するのが好ま
しい。ところで、本例液晶パネルでは以上述べたように
各RGB画素の並びがz方向に対してはRGRGRG…
の並びに、x方向に対してはBGBGBG…の並びとな
っているが、図16(a)はその平面的な並びを示して
いる。このように各画素サイズは縦横共にマイクロレン
ズの約半分になっており、画素ピッチはx−z両方向と
もにマイクロレンズのそれの半分になっている。また、
G画素は平面的にもマイクロレンズ中心の真下に位置
し、R画素はz方向のG画素間かつマイクロレンズ境界
に位置し、B画素はx方向のG画素間かつマイクロレン
ズ境界に位置している。また、1つのマイクロレンズ単
位の形状は矩形(画素の2倍サイズ)となっている。
【0076】図17に本液晶パネルの部分拡大上面図を
示す。ここで図中の破線格子1329は1つの絵素を構
成するRGB画素のまとまりを示している。つまり、図
15のアクティブマトリックス駆動回路部1327によ
り各RGB画素が駆動される際、破線格子1329で示
されるRGB画素ユニットは同一画素位置に対応したR
GB映像信号にて駆動される。ここでR画素電極132
6r、G画素電極1326g、B画素電極1326bか
ら成る1つの絵素に注目してみると、まずR画素電極1
326rは矢印r1で示されるようにマイクロレンズ1
322bから前述したように斜めに入射するR光で照明
され、そのR反射光は矢印r−2で示すようにマイクロ
レンズ1322aを通じて出射する。B画素電極132
6bは矢印b1で示されるようにマイクロレンズ132
2cから前述したように斜めに入射するB光で照明さ
れ、そのB反射光は矢印b2で示すようにやはりマイク
ロレンズ1322aを通じて出射する。またG画素電極
1326gは正面後面矢印g12で示されるように、マ
イクロレンズ1322aから前述したように垂直(紙面
奥へ向かう方向)に入射するG光で照明され、そのG反
射光は同じマイクロレンズ1322aを通じて垂直に
(紙面手前に出てくる方向)出射する。
【0077】このように、本液晶パネルにおいては、1
つの絵素を構成するRGB画素ユニットについて、各原
色照明光の入射照明位置は異なるものの、それらの出射
については、同じマイクロレンズ(この場合は1322
a)から行われる。そしてこのことはその他の全ての絵
素(RGB画素ユニット)についても成り立っている。
【0078】従って、図18に示すように本液晶パネル
からの全出射光をPBS1303および投影レンズ13
01を通じて、スクリーン1309に投写するに際し
て、液晶パネル1302内のマイクロレンズ1322の
位置がスクリーン1309上に結像投影されるように光
学調整すると、その投影画像は図20に示すようなマイ
クロレンズの格子内に各絵素を構成する該RGB画素ユ
ニットからの出射光が混色した状態つまり同画素混色し
た状態の絵素を構成単位としたものとなる。そして、従
来のようないわゆるRGBモザイクが無い、質感の高い
良好なカラー画像表示が可能となる。
【0079】つぎに、図15に示すように、アクティブ
マトリックス駆動回路部1327は各画素電極1326
の下に存在するため、図15の回路断面図上では絵素を
構成する各RGB画素は単純に横並びに描かれている
が、各画素FETのドレインは、図17に示したような
2次元的配列の各RGB画素電極1326に接続してい
る。
【0080】ところで、本投写型液晶表示装置の駆動回
路系についてその全体ブロック図を図19に示す。ここ
で、1310はパネルドライバーであり、RGB映像信
号を極性反転し、かつ所定の電圧増幅をした液晶駆動信
号を形成するとともに、対向電極1324の駆動信号、
各種タイミング信号等を形成している。1312はイン
ターフェースであり、各種映像及び制御伝送信号を標準
映像信号等にデコードしている。また、1311はデコ
ーダーであり、インターフェース1312からの標準映
像信号をRGB原色映像信号及び同期信号に、即ち液晶
パネル1302に対応した画像信号にデコード・変換し
ている。1314はバラストであり、楕円リフレクター
1307内のアークランプ1308を駆動点灯する。1
315は電源回路であり、各回路ブロックに対して電源
を供給している。1313は不図示の操作部を内在した
コントローラーであり、上記各回路ブロックを総合的に
コントロールするものである。このように本投写型液晶
表示装置は、その駆動回路系は単板式プロジェクターと
しては、ごく一般的なものであり、特に駆動回路系に負
担を掛けることなく、前述したようなRGBモザイクの
無い良好な質感のカラー画像を表示することができるも
のである。
【0081】ところで図21に本実施形態における液晶
パネルの別形態の部分拡大上面図を示す。ここではマイ
クロレンズ1322の中心真下位置にB画素電極132
6bを配列し、それに対し左右方向にG画素1326g
が交互に並ぶように、上下方向にR画素1326rが交
互に並ぶように配列している。このように配列しても、
絵素を構成するRGB画素ユニットからの反射光が1つ
の共通マイクロレンズから出射するように、B光を垂直
入射、R/G光を斜め入射(同角度異方向)とすること
により、前例と全く同様な効果を得ることができる。ま
た、さらにマイクロレンズ1322の中心真下位置にR
画素を配列しその他の色画素を左右または上下方向にR
画素に対してG,B画素を交互に並ぶようにしても良
い。
【0082】(第6の実施例)図22に本発明に係わる
液晶パネルの他の実施形態を示す。同図は本液晶パネル
1320の部分拡大断面図である。前記他の実施形態と
の相違点を述べると、まず対向ガラス基板としてシート
ガラス1323を用いており、マイクロレンズ1220
については、シートガラス1323上に熱可塑性樹脂を
用いたいわゆるリフロー法により形成している。さら
に、非画素部にスペーサー柱1251を感光性樹脂のフ
ォトリソグラフィーにて形成している。該液晶パネル1
320の部分上面図を図23(a)に示す。この図から
判るようにスペーサー柱1251は所定の画素のピッチ
でマイクロレンズ1220の角隅部の非画素領域に形成
されている。このスペーサー柱1251を通るA−A′
断面図を図23(b)に示す。このスペーサー柱125
1の形成密度については10〜100画素ピッチでマト
リックス状に設けるのが好ましく、シートガラス132
3の平面性と液晶の注入性というスペーサー柱数に対し
て相反するパラメーターを共に満足するように設定する
必要がある。また本実施形態では金属膜パターンによる
遮光層1221を設けており、各マイクロレンズ境界部
分からの漏れ光の進入を防止している。これにより、こ
のような漏れ光による投影画像の彩度低下(各原色画像
光の混色による)やコントラスト低下が防止される。従
って本液晶パネル1320を用いて、本実施形態の如き
液晶パネルを備えた投写型表示装置を構成することによ
り、さらにメリハリのある良好な画質が得られるように
なる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画素電極上面と、画素を分離する絶縁性部材上面の境界
部における高さレベルを異ならせることにより、画素間
の分離度を向上させることができる。
【0084】また、本発明によれば、画素電極上の液晶
と画素電極上の液晶の間隙に不連続な液晶層を形成し、
隣接画素からのクロストークを防ぎ表示画像の鮮明な液
晶表示装置を得ることができる。
【0085】また、画素電極は研磨により平坦化、鏡面
化されているため、光利用効率の高い高輝度の液晶表示
装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る液晶表示装置の断面
図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る液晶表示装置の製造
工程の説明図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る液晶表示装置の製造
工程の説明図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る液晶表示装置の製造
工程の説明図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る液晶表示装置の製造
工程の説明図である。
【図6】本発明の第3実施例に係る液晶表示装置の製造
工程の説明図である。
【図7】本発明の第4実施例に係る液晶表示装置の断面
図である。
【図8】従来例による液晶表示装置の断面図である。
【図9】本発明による液晶装置の液晶パネルの概念図で
ある。
【図10】本発明による液晶装置を用いた液晶プロジェ
クターの概念図である。
【図11】本発明による液晶プロジェクターの内部を示
す回路ブロック図である。
【図12】本発明による投写型液晶表示装置の光学系の
実施形態を示す全体構成図である。
【図13】本発明による投写型液晶表示装置の光学系に
用いたダイクロイックミラーの分光反射特性図である。
【図14】本発明による投写型液晶表示装置の光学系の
色分解照明部の斜視図である。
【図15】本発明による液晶パネルの一実施形態の断面
図である。
【図16】本発明による液晶パネルの色分解・色合成の
原理説明図である。
【図17】本発明による一実施形態の液晶パネルの部分
拡大上面図である。
【図18】本発明による投写型液晶表示装置の投影光学
系を示す部分構成図である。
【図19】本発明による投写型液晶表示装置の駆動回路
系を示すブロック図である。
【図20】本発明による投写型液晶表示装置のスクリー
ン上投影像の部分拡大図である。
【図21】本発明による一実施形態の液晶パネルの部分
断面図である。
【図22】本発明による一実施形態の液晶パネルの部分
拡大断面図である。
【図23】本発明による一実施形態の液晶パネルの部分
拡大上面図と断面図である。
【図24】液晶装置の液晶パネルの光束進行方向を示す
概念図である。
【図25】液晶装置の液晶パネルのカラー画素構成図で
ある。
【符号の説明】
1 単結晶Si基板 2 pウェル 3 フィールド酸化膜 4 ゲート酸化膜 5 ゲート電極 6 NLD 7 NSD 8 BPSG 9 コンタクトホール 10 第1AL 11 プラズマSiO 12 遮光膜 13 プラズマSiN 14 スルーホール 15 画素電極 15′ 画素電極上面表面 16 画素電極分離領域 16′ 画素電極分離領域上面表面 17 対向基板 18 透明電極 19 液晶 20 開口部 21 プラズマSiO 22 画素電極形成領域 23 画素電極材料 31 プラズマSiO 32 画素電極分離領域 33 プラズマSiN 34 画素電極分離領域上面表面 41 配向膜 42 液晶 401 ガラス基板 402 対向電極 403 液晶材 405 保護膜 405a 間隙 405b 開口部 406 フィールドシリコン酸化膜 406a,b 貫通孔 407 ベース基板 408 ソース領域 409 ドレイン領域 410 ゲート電極 411 ゲート絶縁膜 201,501 半導体基板 202,502 スクライブ領域 203,503 選択酸化膜 504 ウェル 205,505,705,805 第1の絶縁膜 207,507,707,808 コンタクト 209,509,709,809 金属層 602,603 金属層 601 有効領域 511 スルーホール 701,802 絶縁基板 810 透明絶縁膜 301 半導体基板 302,302’ p型及びn型ウェル 303,303’ ソース領域 304 ゲート領域 305,305’ ドレイン領域 306 LOCOS絶縁層 307 遮光層 308 PSG 309 プラズマSiN 310 ソース電極 311 連結電極 312 反射電極&画素電極 313 反射防止膜 314 液晶層 315 共通透明電極 316 対向電極 317,317’ 高濃度不純物領域 319 表示領域 320 反射防止膜 321,322 シフトレジスタ 323 nMOS 324 pMOS 325 保持容量 327 信号転送スイッチ 328 リセットスイッチ 329 リセットパルス入力端子 330 リセット電源端子 331 映像信号入力端子 332 昇圧レベルシフター 342 パルスdelay用インバータ 343 スイッチ 344 出力 345 容量 346 保護回路 351 シール部 352 電極パッド 353 クロックバッファー 371 光源 372 集光レンズ 373,375 フレネルレンズ 374 色分解光学素子 376 ミラー 377 視野レンズ 378 液晶装置 379 絞り部 380 投影レンズ 381 スクリーン 385 電源 386 プラグ 387 ランプ温度検出 388 制御ボード 389 フィルタ安全スイッチ 453 メインボード 454 液晶パネルドライブヘッドボード 455,456,457 液晶装置 1220 マイクロレンズ(リフロー熱ダレ式) 1251 スペーサー柱 1252 周辺シール部 1301 投影レンズ 1302 マイクロレンズ付液晶パネル 1303 偏光ビームスプリッター(PBS) 1306 ロッド型インテグレータ 1307 楕円リフレクター 1308 アークランプ 1309 スクリーン 1310 パネルドライバー 1311 デコーダー 1312 インターフェース回路 1314 バラスト(アークランプ点灯回路) 1320 マイクロレンズ付液晶パネル 1321 マイクロレンズガラス基板 1322 マイクロレンズ(インデックス分布式) 1323 シートガラス 1324 対向透明電極 1325 液晶 1326 画素電極 1327 アクティブマトリックス駆動回路部 1328 シリコン半導体基板 1329 基本絵素単位 1340 R反射ダイクロイックミラー 1341 B/G反射ダイクロイックミラー 1342 B反射ダイクロイックミラー 1343 高反射ミラー 1350 フレネルレンズ(第2コンデンサーレンズ) 1351 第1コンデンサーレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−64890(JP,A) 特開 平10−325964(JP,A) 特開 平10−31228(JP,A) 特開 平8−122761(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1368 G02F 1/13 505 G02F 1/13357 G09F 9/30 338

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素電極と、該複数の画素電極に
    おける隣接する画素電極の間隙に少なくとも該画素電極
    の側面の一部に接する状態で配された絶縁性部材と、を
    有する表示装置用基板において、 前記画素電極の上面は、前記画素電極と前記絶縁性部材
    との境界部近傍で、入射光が画素中心部方向に反射する
    曲率を持つ面を有し、 前記絶縁性部材の上面が、前記境界部における前記画素
    電極の上面より高く形成されていることを特徴とする表
    示装置用基板。
  2. 【請求項2】 前記全画素電極の間隙に配されたそれぞ
    れの絶縁性部材の上面が、同一の高さを持つ平面をなし
    ていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置用基
    板。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の表示装置用基板
    と、前記表示装置用基板に対向して配される対向電極基
    板と、前記表示装置用基板と前記対向電極基板の間に挟
    持される液晶と、を具備してなる液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の液晶表示装置を用いた
    ことを特徴とする投写型液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 複数の画素電極を有する表示装置用基板
    の製造方法において、 基板の表面上に形成された絶縁層を選択的に除去して、
    画素電極形成領域と、画素電極分離領域となる絶縁性部
    材とを形成する工程と、 前記画素電極形成領域及び前記絶縁性部材上に画素電極
    材料を形成する工程と、 前記画素電極材料を研磨して前記絶縁性部材上の該画素
    電極材料を除去し、前記画素電極形成領域に、前記画素
    電極材料からなり、かつ、前記画素電極と前記絶縁性部
    材との境界部近傍で入射光が画素中心部方向に反射する
    曲率を持つ面を有する前記複数の画素電極を形成すると
    共に、該複数の画素電極における隣接する画素電極の間
    隙に、前記絶縁性部材からなり、かつ、該絶縁性部材の
    上面が前記境界部における前記画素電極の上面より高く
    形成された前記画素電極分離領域を形成する工程と、 を有することを特徴とする表示装置用基板の製造方法。
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