JP2000330124A - 電極基板の製造方法、及び液晶素子 - Google Patents

電極基板の製造方法、及び液晶素子

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JP2000330124A
JP2000330124A JP13781499A JP13781499A JP2000330124A JP 2000330124 A JP2000330124 A JP 2000330124A JP 13781499 A JP13781499 A JP 13781499A JP 13781499 A JP13781499 A JP 13781499A JP 2000330124 A JP2000330124 A JP 2000330124A
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light
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hole
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Koichi Yamagishi
弘一 山岸
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程の複雑化等を防止する。 【解決手段】 図1(e)に示すように、タングステン
106aは、スルーホール344の内部だけでなく絶縁
膜343の表面に一部はみ出した状態に形成されてい
る。したがって、ホール309aをスルーホール344
から多少ずれた位置に形成した場合であってもタングス
テン106aと画素電極312との電気的接続を確保で
き、ホール309aを形成する際の位置合わせが簡単と
なる。また、タングステン106aと遮光膜106bと
を同時に形成することができるため、それぞれを別工程
で形成する場合に比べて製造工程が簡略化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基材及び第1の導
電部材を有する電極基板の製造方法、及び液晶素子に関
する。
【0002】
【従来の技術】今日、世の中はマルチメディア時代に入
り、画像情報でコミュニケーションを図る機器の重要牲
がますます高まりつつある。
【0003】なかでも、液晶表示装置は、薄型で消費電
力が小さいため注目されており、半導体にならぶ基幹産
業にまで成長している。現在、この液晶表示装置は、1
0インチサイズ程度の小型のものがノートサイズのパソ
コンに主に使用されているが、将来は、ワークステーシ
ョンや家庭用のテレビ等に画面サイズの大きい液晶表示
装置が使用されると考えられる。
【0004】しかし、このような画面サイズの大型化に
伴い、製造装置が高価になるばかりでなく、大画面を駆
動するためには、電気的に厳しい特性が要求される。こ
のため、画面サイズの大型化とともに、製造コストがサ
イズの2〜3乗に比例するなど急激に増加する。
【0005】そこで、最近、小型の反射型のアクティブ
マトリクス型液晶パネルを使用し、該パネルの液晶画像
を光学的に拡大して表示するプロジェクション(投影)
方式が注目されている。これは、半導体の微細化にとも
ない、性能やコストが良くなるスケーリング則と同様
に、サイズを小さくして、特性を向上させ、同時に、低
コスト化も図ることができるからである。
【0006】ところで、このアクティブマトリクス型液
晶パネルは、図24に示すように、所定間隙を開けた状
態に配置した一対の基板201,220、を備えてお
り、一方の基板220の側には、ITO(インジウム・
ティン・オキサイド)からなる共通電極223や、配向
膜215が形成されている。なお、符号221はカラー
フィルターを示し、符号222はブラックマトリクスを
示す。また、他方の基板201には、多結晶Siや単結
晶SiからなるTFT200や、画素電極213や、配
向膜215が形成されている。そして、これらの基板2
01,220の間隙には液晶214が挟持されている。
【0007】ところで、このようなアクティブマトリク
ス型液晶パネルをプロジェクション方式に用いる場合に
は画素電極213で光を反射させるが、上述した液晶パ
ネルでは、画素電極表面の凹凸が大きすぎて光が四方八
方に散乱されてしまい、光の反射効率が小さくなって輝
度の低下を引き起こすという問題があった。また、画素
電極表面の凹凸に起因して配向膜表面にも凹凸が生じて
しまい、ラビング処理が不均一となって液晶の配向不良
を引き起こし、コントラストが低下して画質が悪くなる
という問題もあった。さらに、画素電極相互の間隙に沿
った部分の配向膜表面には溝部215aが形成されてし
まってラビング処理が施されず、その部分で液晶配向不
良が発生すると共に、表面凹凸と相俟って画素電極間の
横方向電界を発生し、輝線の原因となる。この輝線の発
生は表示画像のコントラストを著しく悪化させ、画質が
低下することになる。
【0008】そこで、このような問題を解決するものと
して、図25に示すように、画素電極相互の間隙を絶縁
層211で埋め込むと共に、画素電極213の表面を研
磨によって平滑にしたものが提案されている。以下、そ
の製造方法について図26及び図27を参照して説明す
る。
【0009】まず、一方の基板(すなわち、不純物濃度
が1015cm-3以下であるn型シリコン半導体基板)2
01を部分的に熱酸化させてLOCOS202を形成
し、該LOCOS202をマスクとしてボロンをドーズ
量1012cm-2程度イオン注入して、不純物濃度1016
cm-3程度のp型不純物領域であるPWL203を形成
する。この基板201を再度熱酸化し、酸化膜厚100
0オングストローム以下のゲート酸化膜204を形成す
る(図26(a))。
【0010】リンを1020cm-3程度ドープしたn型ポ
リシリコンからなるゲート電極205を形成した後、基
板201全面にリンをドーズ量1012cm-2程度イオン
注入し、不純物濃度1016cm-3程度のn型不純物領域
であるNLD206を形成し、引き続き、パターニング
されたフォトレジストをマスクとして、リンをドーズ量
1015cm-2程度イオン注入し、不純物濃度1019cm
-3程度のソース、ドレイン領域207,207’を形成
する(図26(b))。
【0011】基板201全面に層間膜であるPSG20
8を形成する。ソース、ドレイン領域207,207’
の直上のPSG208にコンタクトホールをパターニン
グし、スパッタリングによりAlを蒸着した後パターニ
ングし、Al電極209を形成する(図26(c))。
【0012】基板201全面にプラズマSiN210を
3000オングストローム程度、続いてPSG211を
10000オングストローム程度成膜する(図26
(d))。
【0013】プラズマSiN210をドライエッチング
ストッパー層として、PSG211を画素間の分離領域
のみを残すようにパターニングし、その後ドレイン領域
207’にコンタクトしているAl電極209直上にス
ルーホール212をドライエッチングによりパターニン
グする(図27(a))。
【0014】そして、プラズマSiN210の表面にタ
ングステンを成膜してスルーホール212の部分をタン
グステンによって埋め込み、エッチバック法を用いて該
スルーホール212の部分のタングステン(図示の符号
216を参照)のみを残すようにする。
【0015】基板201上にスパッタリング、或いはE
B(Electron Beam、電子線)蒸着によ
り、画素電極213を10000オングストローム以上
成膜する(図27(b))。
【0016】その後、画素電極相互の間隙を絶縁層21
1で埋め込む。なお、画素電極213を形成する前に予
め所定位置に絶縁層211を形成しておき、その後画素
電極213を形成する方法もある。
【0017】画素電極213の表面を、ケミカルメカニ
カルポリシング(ChemicalMechanica
l Polishing、以下「CMP」と記す)によ
って研磨する(図27(c))。なお、この画素電極2
13を覆うように配向膜215を形成し、該配向膜21
5の表面にはラビング処理を施す。
【0018】そして、基板201と対向基板220とを
スペーサ(不図示)を介して貼り合わせ、基板間隙には
液晶を注入する。
【0019】上述した液晶パネルによれば、画素電極2
13の表面は平滑であるため、光の乱反射を低減して輝
度を高めることができる。また、画素電極相互の間隙に
は絶縁層211が埋め込まれていることとも相まって配
向膜表面が平滑となり、ラビング処理を均一に施すこと
ができて液晶の配向不良を回避でき、上述したような輝
線の発生も防止できる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図24
に示した液晶パネルを反射型液晶パネルとして用いる場
合には、画素電極213に沿った遮光膜を簡単かつ確実
な方法で設けることが望ましい。
【0021】そこで、本発明は、簡単かつ確実に電極基
板を製造する、電極基板の製造方法を提供することを目
的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は上記事情を考慮
してなされたものであり、基材に第1の導電部材を形成
する工程と、前記基材及び前記第1の導電部材に重なる
位置に第1の絶縁膜を形成する工程と、該第1の絶縁膜
における前記第1の導電部材に対応する位置に第1のス
ルーホールを形成する工程と、前記第1の導電部材に接
触されるように前記第1のスルーホールの少なくとも内
部に第2の導電部材を形成する工程と、前記第2の導電
部材と電気的に接続されるように第3の導電部材を形成
する工程と、からなる電極基板の製造方法において、前
記第1の絶縁膜及び前記第1のスルーホールを形成した
後に、導電性及び遮光性を有する膜を、前記第1のスル
ーホールの内部から前記第1の絶縁膜の表面にかけて前
記第1の導電部材に接触するように形成し、該導電性及
び遮光性を有する膜における前記第1のスルーホールの
周縁部を除去することによって、前記第1の導電部材に
接触されると共に前記第1のスルーホールの内部から前
記第1の絶縁膜の表面に一部はみ出した状態の第2の導
電部材と、該第1の絶縁膜の表面であって前記第2の導
電部材と離間した位置に配置された状態の遮光膜と、を
同時に形成し、該遮光膜及び前記第2の導電部材に重な
る位置に第2の絶縁膜を形成し、該第2の絶縁膜におけ
る前記第2の導電部材に対応する位置に第2のスルーホ
ールを形成し、その後、前記第2の導電部材と電気的に
接続されるように第3の導電部材を形成する、ことを特
徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2を参照して、
本発明の実施の形態について説明する。
【0024】まず、本実施の形態にて製造される電極基
板300の構造について、図1(e)を参照して説明す
る。
【0025】電極基板300は、図1(e)に示すよう
に、基材301と、該基材301に支持された第1の導
電部材346と、前記基材301及び前記第1の導電部
材346に重なる位置に形成されると共に前記第1の導
電部材346に対応する位置に第1のスルーホール34
4を有する第1の絶縁膜343と、前記第1の導電部材
346に接触された上で前記第1のスルーホール344
の内部から前記第1の絶縁膜343の表面に一部はみ出
すように形成された第2の導電部材106aと、前記第
1の絶縁膜343の表面であって前記第2の導電部材1
06aと離間した位置に配置された状態の遮光膜106
bと、該遮光膜106b及び前記第2の導電部材106
aに重なる位置に配置されると共に前記第2の導電部材
106aに対応する位置に第2のスルーホール309a
を有する第2の絶縁膜309と、前記第2の導電部材1
06aと電気的に接続されるように前記第2の絶縁膜3
09の表面に配置された第3の導電部材312と、を備
えている。
【0026】次に、本実施の形態に係る電極基板300
の製造方法について、図1を参照して説明する。
【0027】電極基板300の製造に際しては、同図
(a)に示すように、基材301に第1の導電部材34
6を形成し、前記基材301及び前記第1の導電部材3
46に重なる位置に第1の絶縁膜343を形成する。そ
して、該第1の絶縁膜343には、前記第1の導電部材
346に対応する位置に第1のスルーホール344を形
成する。
【0028】次に、同図(b)に示すように、導電性及
び遮光性を有する膜106(以下、“導電遮光膜10
6”とする)を前記第1の絶縁膜343の表面(例え
ば、表面全体)に形成して、前記第1のスルーホール3
44の内部においては該導電遮光膜106と前記第1の
導電部材346とが接触するようにする。
【0029】その後、同図(c)に示すように、該導電
遮光膜106における前記第1のスルーホール344の
周縁部(第1のスルーホール344を取り囲むようなド
ーナツ状の部分A)を除去する。これによって、前記第
1の導電部材346に接触されると共に前記第1のスル
ーホール344の内部から前記第1の絶縁膜343の表
面に一部はみ出した状態の第2の導電部材106aと、
該第1の絶縁膜343の表面であって前記第2の導電部
材106aと離間した位置に配置された状態の遮光膜1
06bと、が同時に形成されることとなる。
【0030】次に、同図(d)に示すように、該遮光膜
106b及び前記第2の導電部材106aに重なる位置
に第2の絶縁膜309を形成し、該第2の絶縁膜309
には、前記第2の導電部材106aに対応する位置に第
2のスルーホール309aを形成する。
【0031】その後、同図(e)に示すように、前記第
2の導電部材106aと電気的に接続されるように第3
の導電部材312を形成する。
【0032】なお、この第3の導電部材312の表面
は、ケミカルメカニカルポリッシング等の化学的・物理
的方法によって平滑にすると良い。
【0033】また、上述した導電遮光膜106はタング
ステンにて形成すると良い。
【0034】さらに、第1の導電部材346としてはス
イッチングトランジスタを挙げることができ、第3の導
電部材312としては電極を挙げることができる。
【0035】さらに、上述した電極基板300を用いて
液晶素子を作成しても良い。すなわち、図2に示すよう
に、電極基板300と、該電極基板300に対向する位
置に配置された対向基板316と、これらの電極基板3
00及び対向基板316の間隙に配置された液晶314
と、によって液晶素子を作成しても良い。
【0036】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0037】本実施の形態によれば、第2の導電部材1
06aは、第1のスルーホール344の内部だけでなく
前記第1の絶縁膜343の表面に一部はみ出した状態に
形成されているため、前記第2のスルーホール309a
を前記第1のスルーホール344から多少ずれた位置に
形成した場合であっても前記第2の導電部材106aと
前記第3の導電部材312との電気的接続を確保でき
る。その結果、前記第2のスルーホール309aを形成
する際の位置合わせが簡単となって製造工程が簡略化さ
れ、また、前記第2の導電部材106aと前記第3の導
電部材312との接続不良に伴う製造歩留りの低下も防
止できる。
【0038】また、本実施の形態によれば、第2の導電
部材106aと遮光膜106bとを同時に形成すること
ができるため、それぞれを別工程で形成する場合に比べ
て製造工程が簡略化される。
【0039】
【実施例】以下、実施例に沿って本発明を更に詳細に説
明する。
【0040】(実施例1)本発明の第一の例として、ア
クティブマトリックス基板について説明する。
【0041】本実施例においては、図1に示す方法でア
クティブマトリックス基板(電極基板)300を作成し
た。
【0042】まず、図1(a)に示すように、p型シリ
コン半導体基板(基材)301を部分的に酸化させて、
表面にSiNを形成し、これをマスクとしてリンをドー
ズ量1012cm-2程度イオン注入して、n型不純物領域
であるNWL302’を形成する。
【0043】その後、SiNを剥離すると共に基板30
1に熱酸化を施してLOCOS(Local Oxid
ation of Silicon)酸化膜306を形
成する。また、該LOCOS酸化膜306をマスクとし
てボロンをドーズ量1012cm-2程度イオン注入し、p
型不純物領域であるPWL302を形成する。この基板
301を再度熱酸化し酸化膜厚1000Å以下のゲート
酸化膜を形成する。さらに、デバイスのしきい値を調整
するためのボロンを、基板301全面にドーズ量1011
cm-2程度イオン注入する。
【0044】次に、ポリシリコンからなるゲート電極3
04を形成し、基板301全面にリンをドーズ量1013
cm-2程度イオン注入して、n型不純物領域である30
3’、305’を形成し、引き続き、パターニングされ
たフォトレジストをマスクとして、リンをドーズ量10
15cm-2程度イオン注入し、ソース、ドレイン領域30
3、305を形成する。基板301全面にボロンをドー
ズ量1012cm-2程度イオン注入し、p型不純物領域で
ある303’,305’を形成し、引き続き、パターニ
ングされたフォトレジストをマスクとして、ボロンをド
ーズ量1015cm-2程度イオン注入し、ソース、ドレイ
ン領域303,305を形成する。
【0045】さらに、基板301全面に層間膜であるB
PSG340を形成する。このBPSG340には、ソ
ース、ドレイン領域303,305の直上にコンタクト
ホールをパターニングし、スパッタリングによりALを
蒸着した後パターニングし、AL電極341,342を
形成する。これによって、第1の導電部材としてのスイ
ッチングトランジスタ346が形成される。
【0046】基板301全面にプラズマSiO1膜を5
000Å程度、続いてSOG膜を4000Å程度、さら
に、基板301全面にプラズマSiO1膜を4000Å
程度成膜する。これによって、第1の絶縁膜が形成され
る。
【0047】またさらに、ドレイン領域にコンタクトし
ているAL電極直上にスルーホール(第1のスルーホー
ル)344をドライエッチングによりパターニングす
る。
【0048】そして、WF6を原料としたプラズマCV
D法を用いて、基板301全面にタングステン膜(導電
遮光膜)106を成膜してスルーホール344を埋め込
み(図1(b)参照)、パターニングされたフォトレジ
スト以外を、SF6/Ar混合ガス系平行平板型プラズ
マエッチングを用いて除去する。これによって、図1
(c)に示すように、スルーホール344の周辺のタン
グステン膜106が除去され(符号A参照)、スイッチ
ングトランジスタ346に接触されると共にスルーホー
ル344の内部から絶縁膜343の表面に一部はみ出し
た状態のタングステン(第2の導電部材)106aと、
絶縁膜343の表面であってタングステン106aと離
間した位置に配置された状態の遮光膜106bと、が同
時に形成されることとなる。
【0049】次に、基板301全面にプラズマSiN膜
(第2の絶縁膜)309を成膜する(図1(d)参
照)。
【0050】さらに、基板301全面にプラズマSiO
3膜を成膜し、画素間の分離領域のみを残すようにパタ
ーニングをする(図1(d)の符号345参照)。
【0051】次に、スルーホール344の形成に用いた
マスクを使用し、プラズマSiN膜309にホール(第
2のスルーホール)309aをドライエッチングにより
形成する。なお、ホール309aを形成する位置は、タ
ングステン106aが形成されている位置であれば、ス
ルーホール344の直上でなくとも多少ずれても良く、
位置合わせ精度は悪くても良い。
【0052】次に、基板301全面に画素電極(第3の
導電部材)312を成膜する。なお、画素電極312の
表面は、画素間の分離領域の頂上(すなわち、プラズマ
SiO3膜345の上面)と同一平面になるまでケミカ
ルメカニカルポリッシング(CMP)により研磨する
(図1(e))。
【0053】ここで、本実施例の効果について説明す
る。
【0054】本実施例によれば、タングステン106a
は、スルーホール344の内部だけでなく絶縁膜343
の表面に一部はみ出した状態に形成されているため、ホ
ール309aをスルーホール344から多少ずれた位置
に形成した場合であってもタングステン106aと画素
電極312との電気的接続を確保できる。その結果、ホ
ール309aを形成する際の位置合わせが簡単となって
製造工程が簡略化され、また、タングステン106aと
画素電極312との接続不良に伴う製造歩留りの低下も
防止できる。
【0055】さらに、本実施例によれば、タングステン
106aと遮光膜106bとを同時に形成することがで
きるため、それぞれを別工程で形成する場合に比べて製
造工程が簡略化される。
【0056】またさらに、プラズマSiN膜309への
ホール309aの形成には、スルーホール344の形成
に用いたマスクを使用でき、製造工程の簡素化を図るこ
とができる。
【0057】(第2の実施例)本発明の表示パネルの例
として、反射型アクティブマトリックス液晶表示パネル
について、図2を参照して説明する。
【0058】図2は、この液晶表示パネルの模式図であ
り、実施例1のアクティブマトリックス基板と、透明電
極315を設けた対向基板316との間に、液晶314
を挟持して液晶パネルを形成する。
【0059】なお、液晶314にはポリマーネットワー
ク液晶PNLCを用いた。ただし、ポリマーネットワー
ク液晶としてポリマー分散型液晶PDLC等を用いても
よい。
【0060】本実施例によれば、実施例1と同様の効果
が得られる。
【0061】(第3の実施例)以下に、本発明の実施形
態を複数の液晶パネルを挙げて記述するが、それぞれの
形態に限定されるものではない。相互の形態の技術を組
み合わせることによって効果が増大することはいうまで
もない。また、液晶パネルの構造は、半導体基板を用い
たもので記述しているが、必ずしも半導体基板に限定さ
れるものはなく、通常の透明基板上に以下に記述する構
造体を形成してもいい。また、以下に記述する液晶パネ
ルは、すべてMOSFETやTFT型であるが、ダイオ
ード型などの2端子型であってもいい。さらに、以下に
記述する液晶パネルは、家庭用テレビはもちろん、プロ
ジェクタ、ヘッドマウントディスプレイ、3次元映像ゲ
ーム機器、ラップトップコンピュータ、電子手帳、テレ
ビ会議システム、カーナビゲーション、飛行機のパネル
などの表示装置として有効である。
【0062】本実施形態の液晶パネル部の断面を図3に
示す。図において、301は半導体基板、302,30
2’はそれぞれp型及びn型ウェル、303,30
3’,303”はトランジスタのソース領域、304は
ゲート領域、305,305’,305”はドレイン領
域である。
【0063】図3に示すように、表示領域のトランジス
タは、20〜35Vという高耐圧が印加されるため、ゲ
ート304に対して、自己整合的にソース、ドレイン層
が形成されず、オフセットをもたせ、その間にソース傾
域303’,ドレイン領域305’に示す如く、Pウェ
ル中の低濃度のn−層,nウェル中の低濃度のp−層が
設けられる。ちなみにオフセット量は0.5〜2.0μ
mが好適である。一方、周辺回路の一部の回路部が図4
に示されているが、周辺部の一部の回路は、ゲートに自
己整合的にソース、ドレイン層が形成されている。
【0064】ここでは、ソース、ドレインのオフセット
について述べたが、それらの有無だけでなく、オフセッ
ト量をそれぞれの耐圧に応じて変化させたり、ゲート長
の最適化が有効である。これは、周辺回路の一部は、ロ
ジック系回路であり、この部分は、一般に1.5〜5V
系駆動でよいため、トランジスタサイズの縮小及び、ト
ランジスタの駆動力向上のため、上記自己整合構造が設
けられている。本基板1は、p型半導体からなり、基板
は、最低電位(通常は、接地電位)であり、n型ウェル
は、表示領域の場合、画素に印加する電圧すなわち20
〜35Vがかかり、一方、周辺回路のロジック部は、ロ
ジック駆動電圧1.5〜5Vが印加される。この構造に
より、それぞれ電圧に応じた最適なデバイスを構成で
き、チップサイズの縮小のみならず、駆動スピードの向
上による高画素表示が実現可能になる。
【0065】また、図3において、306はフィールド
酸化膜、310はデータ配線につながるソース電極、3
11はドレイン電極、312はドレイン電極311に接
続されると共に反射鏡を兼ねる画素電極、307は表示
領域・周辺領域を覆う遮光層である。
【0066】ここで、上記遮光層307にはTi,Ti
N,W,Mo等が適している。また、上記遮光層307
は、表示領域では、画素電極312とドレイン電極31
1との接続部を除いて覆われているが、周辺画素領域で
は、一部ビデオ線、クロック線等、配線容量が重くなる
領域は、上記遮光層307をのぞき、高速信号が上記遮
光層307がのぞかれた部分は照明光の光が混入し、回
路の誤動作を起こす場合は画素電極312の層をおおう
設計になっている転送可能な工夫がなされている。
【0067】また、308は遮光層307の下部の絶縁
層で、P−SiO層318上にSOGにより平坦化処理
を施し、そのP−SiO層318をさらに、P−SiO
層308でカバーし、絶縁層308の安定牲を確保し
た。SOGによる平坦化以外に、P−TEOS(Pho
spho−Tetraetoxy−Silane)膜を
形成し、さらにP−SiO層318をカバーした後、絶
縁層308をCMP処理し、平坦化する方法を用いても
良い事は言うまでもない。
【0068】また、309は、画素電極312と遮光層
307との間に設けられた絶縁層で、この絶縁層309
を介して画素電極312の電荷保持容量となっている。
大容量形成のために、SiO2 以外に、高誘電率のP−
SiN、Ta25 、やSiO2 との積層膜等が有効で
ある。遮光層307にTi,TiN,Mo,W等の平坦
なメタル上に設ける事により、500〜5000オング
ストローム程度の膜厚が好適である。
【0069】さらに、314は液晶材料、315は共通
透明電極、316は対向基板、320は反射防止膜であ
り、317,317’は高濃度不純物層である。
【0070】図3に示すように、トランジスタ下部に形
成されたウェル302,302’と同一極性の高濃度不
純物層317,317’は、ウェル302,302’の
周辺部及び内容に形成されており、高振幅な信号がソー
スに印加されても、ウェル電位は、低抵抗層で所望の電
位に固定されているため、安定しており、高品質な画像
表示が実現できた。さらにn型ウェル302’とp型ウ
ェル302との間には、フィールド酸化膜306を介し
て上記高濃度不純物層317,317’が設けられてお
り、通常MOSトランジスタの時に使用されるフィール
ド酸化膜直下のチャネルストップ層を不要にしている。
【0071】これらの高濃度不純物層317,317’
は、ソース、ドレイン層形成プロセスで同時にできるの
で作製プロセスにおけるマスク枚数、工数が削減され、
低コスト化が図れた。
【0072】次に、313は共通透明電極315と対向
基板316との間に設けられた反射防止用膜で、界面の
液晶の屈折率を考慮して、界面反射率が軽減されるよう
に構成される。その場合、対向基板316と、共通透明
電極315の屈折率よりも小さい絶縁膜が好適である。
【0073】次に、本実施形態の平面図を図4に示す。
図において、321は水平シフトレジスタ、322は垂
直シフトレジスタ、323はnチャンネルMOSFE
T、324はpチャンネルMOSFET、325は保持
容量、326は液晶層、327は信号転送スイッチ、3
28はリセットスイッチ、329はリセットパルス入力
端子、330はリセット電極端子、331は映像信号の
入力端子である。半導体基板301は図3ではp型にな
っているが、n型でもよい。
【0074】ウェル領域302’は、半導体基板301
と反対の導電型にする。このため、図3では、ウェル領
域302はp型になっている。p型のウェル領域302
及びn型のウェル領域302’は、半導体基板301よ
りも高濃度に不純物が注入されていることが望ましく、
半導体基板301の不純物濃度が1014〜1015(cm
-3)のとき、ウェル領域302の不純物濃度は1015
1017(cm-3)が望ましい。
【0075】ソース電極310は、表示用信号が送られ
てくるデータ配線に接続し、ドレイン電極311は画索
電極312に接続する。これらの電極310,311に
は、通常Al,AlSi,AlSiCu,AlGeC
u,AlCu配線を用いる。これらの電極310,31
1の下部と半導体との接地面に、TiとTiNからなる
バイアメタル層を用いると、コンタクトが安定に実現で
きる。またコンタクト抵抗も低減できる。画素電極31
2は、表面が平坦で、高反射材が望ましく、通常の配線
用金属であるAl,AlSi,AlSiCu,AlGe
Cu,AlC以外にCr,Au,Agなどの材料を使用
することが可能である。また、平坦性の向上のため、下
地絶縁層309や画素電極312の表面をケミカルメカ
ニカルポリッシング(CMP)法によって処理してい
る。
【0076】保持容量325は、画素電極312と共通
透明電極315の間の信号を保持するための容量であ
る。ウェル領域302には、基板電位を印加する。本実
施形態では、各行のトランスミッションゲート構成を、
上から1行目は上がnチャンネルMOSFET323
で、下がpチャンネルMOSFET324、2行目は上
がpチャンネルMOSFET324で、下がnチャンネ
ルMOSFET323とするように、隣り合う行で順序
を入れ換える構成にしている。以上のように、ストライ
プ型ウェルで表示領域の周辺で電源線とコンタクトして
いるだけでなく、表示領域にも、細い電源ラインを設け
コンタクトをとっている。
【0077】この時、ウェルの抵抗の安定化がカギにな
る。したがって、P型基板であれば、nウェルの表示領
域内部でのコンタクト面積又はコンタクト数をpウェル
のコンタクトより増強する構成を採用した。pウェル
は、p型基板で一定電位がとられているため、基板が低
抵抗体としての役割を演ずる。したがって、島状になる
nウェルのソース、ドレインヘの信号の入出力による振
られの影響が大きくなりやすいが、それを上部の配線層
からのコンタクトを増強することで防止できた。これに
より、安定した高品位な表示が実現できた。
【0078】映像信号(ビデオ信号、パルス変調された
デジタル信号など)は、映像信号入力端子331から入
力され、水平シフトレジスタ321からのパルスに応じ
て信号転送スイッチ327を開閉し、各データ配線に出
力する。垂直シフトレジスタ322からは、選択した行
のnチャンネルMOSFET323のゲートヘはハイパ
ルス、pチャンネルMOSFETのゲートへはローパル
スを印加する。
【0079】以上のように、画素部のスイッチは、単結
晶のCMOSトランスミッションゲートで構成されてお
り、画素電極へ書き込む信号が、MOSFETのしきい
値に依存せず、ソースの信号フル書き込める利点を有す
る。
【0080】又、スイッチが、単結晶トランジスタから
成り立っており、polysilicon−TFTの結
晶粒界での不安定な振まい等がなく、バラツキのない高
信頼牲な高速駆動が実現できる。
【0081】次にパネル周辺回路の構成について、図5
を用いて説明する。図5において、337は液晶素子の
表示領域、332はレベルシフター回路、333はビデ
オ信号サンプリングスイッチ、334は水平シフトレジ
スタ、335はビデオ信号入力端子、336は垂直シフ
トレジスタである。
【0082】以上に示す構成により、H,Vともにシフ
トレジスタ等のロジック回路は、ビデオ信号入力端子3
35から25V,30V程度の振幅が供給されるので、
1.5〜5V程度と極めて低い値で駆動でき、高速、低
消費電圧化が達成できた。ここでの水平、垂直SRは、
走査方向は選択スイッチにより双方向可能なものとなっ
ており、光学系の配置等の変更に対して、パネルの変更
なしに対応でき、製品の異なるシリーズにも同一パネル
が使用でき低コスト化が図れるメリットがある。又、図
5においては、ビデオ信号サンプリングスイッチは、片
側極牲の1トランジスタ構成のものを記述したが、これ
に限らず、CMOSトランスミッションゲート構成にす
ることにより入力ビデオ線をすべてを信号線に書き込む
ことができることは、言うまでもない。
【0083】又CMOSトランスミッションゲート構成
にした時、NMOSゲートとPMOSゲート面積や、ゲ
ートとソードレインとの重なり容量の違いにより、ビデ
オ信号に振られが生じる課題がある。これにはそれぞれ
の極牲のサンプリングスイッチのMOSFETのゲート
量の約1/2のゲート量のMOSFETのソースとドレ
インとを信号線にそれぞれ接続し、逆相パルスで印加す
ることにより振られが防止でき、きわめて良好なビデオ
信号が信号線に書き込めた。これにより、さらに高品位
の表示が可能になった。
【0084】次に、ビデオ信号と、サンプリングパルス
の同期を正確にとる方向について図6を用いて説明す
る。このためには、サンプリングパルスのdelay量
を変化させる必要がある。342はパルスdelay用
インバータ、343はどのdelay用インバータを選
択するかを決めるスイッチ、344はdelay量が制
御された出力、345は容量(outBは逆相出力、o
utは同相出力)である。346は保護回路である。
【0085】SEL1(SEL1B)からSEL3(S
EL3B)の組み合わせにより、delay用インバー
タ342を何コ通過するかが選択できる。
【0086】この同期回路がパネルに内蔵していること
により、パネル外部からのパルスのdelay量が、R
・G・B3板パネルのとき、治具等の関係で対称牲がく
ずれても、上記選択スイッチで調整でき、R・G・Bの
パルス位相高域による位置ずれがない良好な表示画像が
得られた。又、パネル内部に温度測定ダイオードを内蔵
させ、その出力によりdelay量をテーブルから参照
し温度補正することも有効である事は言うまでもない。
【0087】次に、液晶材との関係について説明する。
図3では、平坦な対向基板構造のものを示したが、対向
基板316は、共通透明電極315の界面反射を防ぐた
め、凹凸を形成し、その表面に共通透明電極315を設
けている。また、対向基板316の反対側には、反射防
止膜320を設けている。これらの凹凸形状の形成のた
めに、微小な粒径の砥粒により砂ずり研磨をおこなう方
式も高コントラスト化に有効である。
【0088】液晶材料としては、ポリマー・ネットワー
ク液晶PNLCを用いた。ただし、ポリマー・ネットワ
ーク液晶として、PDLCなどを用いてもいい。ポリマ
ー・ネットワーク液晶PNLCは、重合相分離法によっ
て作製される。液晶と重合性モノマーやオリゴマーで溶
液をつくり、適常の方法でセル中に注入した後、UV重
合によって液晶と高分子を相分離させ、液晶中に網目状
に高分子を形成する。
【0089】PNLCは多くの液晶(70〜90wt
%)を含有している。
【0090】PNLCにおいては、屈折率の異方牲(Δ
n)の高いネマチック液晶を用いると光散乱が強くな
い、誘電異方性(Δε)の大きいネマチック液晶を用い
ると低電圧で駆動が可能となる。ポリマー・ネットワー
クのおおきさ、すなわち網目の中心間距離が1〜1.5
(μm)の場合、光散乱は高コントラストを得るのに十
分強くなる。
【0091】次に、シール構造と、パネル構造との関係
について、図7を用いて説明する。図7において、35
1はシール部、352は電極パッド、353はクロック
バッファー回路である。不図示のアンプ部は、パネル電
気検査時の出力アンプとして使用するものである。ま
た、対向基板の電位をとる不図示のAgペースト部があ
り、また356は液晶素子による表示部、357は水平
・垂直シフトレジスタ(SR)等の周辺回路部である。
シール部351は表示部356の四方周辺に半導体基板
301上に画素電極312を設けたものと共通電極31
5を備えたガラス基板との張り合わせのための圧着材や
接着剤の接触領域を示し、シール部351で張り合わせ
た後に、表示部356とシフトレジスタ部357に液晶
を封入する。
【0092】図7に示すように、本実施形態では、シー
ルの内部にも、外部にも、total chip si
zeが小さくなるように、回路が設けられている。本実
施形態では、パッドの引き出しをパネルの片辺側の1つ
に集中させているが、長辺側の両辺でも又、一辺でなく
多辺からのとり出しも可能で、高速クロックをとり扱う
ときに有効である。
【0093】さらに、本発明のパネルは、Si基板等の
半導体基板を用いているため、プロジェクタのように強
力な光が照射され、基板の側壁にも光があたると、基板
電位が変動し、パネルの誤動作を引き起こす可能牲があ
る。したがって、パネルの側壁及び、パネル上面の表示
領域の周辺回路部は、遮光できる基板ホルダーとなって
おり、又、Si基板の裏面は、熱伝導率の高い接着剤を
介して熱伝導率の高いCu等のメタルが接続されたホル
ダー構造となっている。
【0094】そして、実施例1で説明したように構成さ
れた半導体基板を用いており、実施例2のような構造を
している。
【0095】次に本実施形態のポイントである画素電極
構造及びその作製方法について述べる。本実施形態の完
全平坦化画素電極構造は、メタルをパターニングしてか
ら、研磨する通常の方法とは異なり、電極パターンのと
ころにあらかじめ、溝のエッチングをしておき、そこに
メタルを成膜し、電極パターンが成形されない領域上の
メタルを研磨でとり除くとともに、電極パターン上のメ
タルも平坦化する新規な方法である。しかも、配線の幅
が配線以外の領域よりも極めて広く、従来のエッチング
装置の常識では、下記問題が発生し、本実施形態の構造
体は作製できない。
【0096】エッチングすると、エッチング中にポリマ
ーが堆積し、パターニングができなくなる。そこで、酸
化膜系エッチング(CF4/CHF3系)において、条
件を変えてみた(図8)。total圧力(従来)1.
7torr時(a)、(今回)1.0torr時(b)
を示す。
【0097】図8(a)の条件で、デポジション性のガ
スCHF3をへらすと、たしかにポリマーの堆積は、減
少するが、レジストに近いパターンと遠いパターンでの
寸法の違い(ローディング効果)がきわめて大きくな
り、使用できない事がわかる。
【0098】図8(b)では、ローディング効果をおさ
えるため、徐々に圧力を下げていき、1torr以下に
なるとローディング効果がかなり抑制され、かつCHF
3をゼロにし、CF4のみによるエッチングが有効であ
ることを見出した。
【0099】さらに、画素電極領域は、ほとんどレジス
トが存在せず、周辺部にはレジストでしめられている。
構造体を形成するのは難しく、構造として、画素電極と
同等の空き電極とその形状を表示領域の周辺部まで設け
る事が有効であることがわかった。
【0100】本構造にすることにより、従来あった表示
部と周辺部もしくはシール部との段差もなくなり、ギャ
ップ精度が高くなり、面内均一圧が高くなるだけでな
く、注入時のムラもへり、高品位の画質が歩留りよくで
きる効果が得られた。
【0101】次に本発明の反射型液晶パネルを組み込む
光学システムについて図9を用いて説明する。図9にお
いて、371はハロゲンランプ等の光源、372は光源
像をしぼり込む集光レンズ、373,375は平面状の
凸型フレネルレンズ、374はR,G,Bに分解する色
分解光学素子で、ダイクロイックミラー、回折格子等が
有効である。
【0102】また、376はR,G,B光に分離された
それぞれの光をR,G,B3パネルに導くそれぞれのミ
ラー、377は集光ビームを反射型液晶パネルに平行光
で照明するための視野レンズ、378は上述の反射型液
晶素子、379の位置にしぼりがある。また、380は
複数のレンズを組み合わせて拡大する投射レンズ、38
1はスクリーンで、通常、投射光を平行光へ変換するフ
レネルレンズと上下、左右に広視野角として表示するレ
ンチキュラレンズの2板より構成されると明瞭な高コン
トラストで明るい画像を得ることができる。図9の構成
では、1色のパネルのみ記載されているが、色分解光学
素子374からしぼり部379の間は3色それぞれに分
離されており、3板パネルが配置されている。又、反射
型液晶装置パネル表面にマイクロレンズアレーを設け、
異なる入射光を異なる画素領域に照射させる配置をとる
ことにより、3板のみならず、単板構成でも可能である
ことは言うまでもない。液晶素子の液晶層に電圧が印加
され、各画素で正反射した光は、379に示すしぼり部
を透過しスクリーン上に投射される。
【0103】一方、電圧が印加されずに、液晶層が散乱
体となっている時、反射型液晶素子へ入射した光は、等
方的に散乱し、379に示す絞り部の開口を見込む角度
の中の散乱光例外は、投射レンズにはいらない。これに
より黒を表示する。劇上の光学系からわかるように、偏
光板が不要で、しかも画素電極の全面が信号光が高反射
率で投射レンズにはいるため、従来よりも2−3倍明る
い表示が実現できた。上述の実施形態でも述べたよう
に、対向基板表面、界面には、反射防止対策が施されて
おり、ノイズ光成分も極めて少なく、高コントラスト表
示が実演できた。又、パネルサイズが小さくできるた
め、すべての光学素子(レンズ、ミラーetc.)が小
型化され、低コスト、軽量化が達成された。
【0104】又、光涼の色ムラ、輝度ムラ、変動は、光
源と光学系との間にインテグレタ(はえの目レンズ型ロ
ッド型)を挿入することにより、スクリーン上での色ム
ラ、輝度ムラは、解決できた。
【0105】上記液晶パネル以外の周辺電気回路につい
て、図10を用いて説明する。図において、385は電
源で、主にランプ用電源とパネルや信号処理回路駆動用
システム電源に分離される。386はプラグ、387は
ランプ温度検出器で、ランプの温度の異常があれば、制
御ボード388によりランプを停止させる等の制御を行
う。これは、ランプに限らず、389のフィルタ安全ス
イッチでも同様に制御される。たとえば、高温ランプハ
ウスボックスを開けようとした場合、ボックスが開かな
くなるような安全上の対策が施されている。390はス
ピーカー、391は音声ボードで、要求に応じて3Dサ
ウンド、サラウンドサウンド等のプロセッサも内蔵でき
る。392は拡張ボード1で、ビデオ信号用S端子、ビ
デオ信号用コンポジット映像、音声等の外部装置396
からの入力端子及びどの信号を選択するかの選択スイッ
チ395、チューナ394からなり、デコーダ393を
介して拡張ボード2へ信号が送られる。一方、拡張ボー
ド2は、おもに、別系列からのビデオやコンピュータの
Dsub15ピン端子を有し、デコーダ393からのビ
デオ信号と切り換えるスイッチ450を介して、A/D
コンバータ481でディジタル信号に変換される。
【0106】また、453は主にビデオRAM等のメモ
リとCPUとからなるメインボードである。A/Dコン
バータ451でA/D変換したNTSC信号は、一端メ
モリに蓄積され、高画素数へうまく割りあてるために、
液晶素子数にマッチしていない空き素子の不足の信号を
補間して作成したり、液晶表示素子に適したγ変換エッ
ジ階調、ブライト調整バイアス調整等の信号処理を行
う。NTSC信号でなく、コンピュータ信号も、たとえ
ばVGAの信号がくれば、高解像度のXGAパネルの場
合、その解像度変換処理も行う。一画像データだけでな
く、複数の画像データのNTSC信号にコンピュータ信
号を合成させる等の処理もこのメインボード453で行
う。メインボード453の出力はシリアル・パラレル変
換され、ノイズの影響を受けにくい形態でヘッドボード
454に充られる。このヘッドボード454で、再度パ
ラレル/シリアル変換後、D/A変換し、パネルのビデ
オ線数に応じて分割され、ドライブアンプを介して、
B,G,R色の液晶パネル455,456,457へ信
号を書き込む。452はリモコン操作パネルで、コンピ
ュータ画面も、TVと同様の感覚で、簡単操作可能とな
っている。また、液晶パネル455,456,457の
夫々は、各色の色フィルタを備えた同一の液晶装置構成
であり、その水平・垂直走査回路は、既に説明したもの
を適用する。各液晶装置は以上の説明のように、本発明
の表示結果は、きわめてきれいな画像表示が可能であ
る。
【0107】(第4の実施例)図11に本発明の液晶表
示装置を用いた前面及び背面投写型液晶表示装置光学系
の構成図を示す。本図はその上面図を表す図11
(a)、正面図を表す図11(b)、側面図を表す図1
1(c)から成っている。同図において、1301はス
クリーンに投射する投影レンズ、1302はマイクロレ
ンズ付液晶パネル、1303は偏光ビームスブリッター
(PBS)、1340はR(赤色光)反射ダイクロイッ
クミラー、1341はB/G(青色&緑色光)反射ダイ
クロイックミラー、1342はB(青色光)反射ダイク
ロイックミラー、1343は全色光を反射する高反射ミ
ラー、1350はフレネルレンズ、1351は凸レン
ズ、1306はロッド型インテグレーター、1307は
楕円リフレクター、1308はメタルハライドやUHP
等のアークランプである。ここで、R(赤色光)反射ダ
イクロイックミラー1340、B/G(青色&緑色光)
反射ダイクロイックミラー1341、B(青色光)反射
ダイクロイックミラー1342はそれぞれ図12に示し
たような分光反射特性を有している。そしてこれらのダ
イクロイックミラーは高反射ミラー1343とともに、
図13の斜視図に示したように3次元的に配置されてお
り、後述するように白色照明光をRGBに色分解すると
ともに、液晶パネル1302に対して各原色光が、3次
元的に異なる方向から該液晶パネル1302を照明する
ようにしている。
【0108】ここで、光束の進行過程に従って説明する
と、まず光源のランプ1308からの出射光束は白色光
であり、楕円リフレクター1307によりその前方のイ
ンテグレータ1306の入り口に集光され、このインテ
グレーター1306内を反射を繰り返しながら進行する
につれて光束の空間的強度分布が均一化される。そして
インテグレーター1306を出射した光束は凸レンズ1
351とフレネルレンズ1350とにより、X軸−方向
(図11(b)の正面図基準)に平行光束化され、まず
B反射ダイクロ19イックミラー1342に至る。この
B反射ダイクロイックミラー1342ではB光(青色
光)のみが反射され、Z軸−方向つまり下側(図11
(b)の正面図基準)にz軸に対して所定の角度でR反
射ダイクロイックミラー1340に向かう。一方B光以
外の色光(R/G光)はこのB反射ダイクロイックミラ
ー1342を通過し、高反射ミラー1343により直角
にz軸−方向(下側)に反射され、やはりR反射ダイク
ロイックミラー1340に向かう。ここで、B反射ダイ
クロイックミラー1342と高反射ミラー1343は共
に図11(a)の正面図を基にして言えば、インテグレ
ーター1306からの光束(x軸−方向)をz軸−方向
(下側)に反射するように配置しており、高反射ミラー
1343はy軸方向を回転軸にx−y平面に対して丁度
45°の傾きとなっている。それに対してB反射ダイク
ロイックミラー1342はやはりy軸方向を回転軸にx
−y平面に対して、この45°よりも浅い角度に設定さ
れている。従って、高反射ミラー1343で反射された
R/G光はz軸−方向に直角に反射されるのに対して、
B反射ダイクロイックミラー1342で反射されたB光
はz軸に対して所定の角度(x−Z面内チルト)で下方
向に向かう。ここで、B光とR/G光の液晶パネル13
02上の照明範囲を一致させるため、各色光の主光線は
液晶パネル1302上で交差するように、高反射ミラー
1343とB反射ダイクロイックミラー1342のシフ
ト量およびチルト量が選択されている。
【0109】次に、前述のように下方向(z軸−方向)
に向かったR/G/B光はR反射ダイクロイックミラー
1340とB/G反射ダイクロイックミラー1341に
向かうが、これらはB反射ダイクロイックミラー134
2と高反射ミラー1343の下側に位置し、まず、B/
G反射ダイクロイックミラー1341はx軸を回転軸に
x−z面に対して45°傾いて配置されており、R反射
ダイクロイックミラー1340はやはりx軸方向を回転
軸にx−z平面に対してこの45°よりも浅い角度に設
定されている。従ってこれらに入射するR/G/B光の
うち、まずB/G光はR反射ダイクロイックミラー13
40を通過して、B/G反射ダイクロイックミラー13
41により直角にy軸+方向に反射され、PBS130
3を通じて偏光化された後、x−z面に水平に配置され
た液晶パネル1302を照明する。このうちB光は前述
したように(図11(a)、図11(b)参照)、x軸
に対して所定の角度(x−z面内チルト)で進行してい
るため、B/G反射ダイクロイックミラー1341によ
る反射後は、y軸に対して所定の角度(x−y面内チル
ト)を維持し、その角度を入射角(x−y面方向)とし
て該液晶パネル1302を照明する。
【0110】G光についてはB/G反射ダイクロイック
ミラー1341により直角に反射し、y軸+方向に進
み、PBS1303を通じて偏光化された後、入射角0
°つまり垂直に該液晶パネル1302を照明する。また
R光については、前述のようにB/G反射ダイクロイッ
クミラー1341の手前に配置されたR反射ダイクロイ
ツタミラー1340によりR反射ダイクロイックミラー
1340にてy軸+方向に反射されるが、図11(c)
(側面図)に示したようにy軸に対して所定の角度(y
−z面内チルト)でy軸+方向に進み、PBS1303
を通じて偏光化された後、該液晶パネル1302をこの
y軸に対する角度を入射角(y−z面方向)として照明
する。また、前述と同様にRGB各色光の液晶パネル1
302上の照明範囲を一致させるため、各色光の主光線
は液晶パネル1302上で交差するように、B/G反射
ダイクロイッタミラー1341とR反射ダイクロイック
ミラー1340のシフト量およびチルト量が選択されて
いる。さらに、図12(a)に示したようにB反射ダイ
クロイックミラー1341のカット波長は480nm、
図12(b)に示したようにB/G反射ダイクロイック
ミラー1341のカット波長は570nm、図12
(c)に示したようにR反射デイクロイックミラー13
40のカット波長は600nmであるから、不要な橙色
光はB/G反射ダイクロイックミラー1341を透過し
て捨てられる。これにより最適な色バランスを得ること
ができる。
【0111】そして後述するように液晶パネル1302
にて各RGB光は反射&偏光変調され、PBS1303
に戻り、PBS1303のPBS面1303aにてx軸
+方向に反射する光束が画像光となり、投影レンズ13
01を通じて、スクリーン(不図示)に拡大投影され
る。ところで、該液晶パネル1302を照明する各RG
B光は入射角が異なるため、そこから反射されてくる各
RGB光もその出射角を異にしているが、投影レンズ1
301としてはこれらを全て取り込むに十分な大きさの
レンズ径及び開口のものを用いている。ただし、投影レ
ンズ1301に入射する光束の傾きは、各色光がマイク
ロレンズを2回通過することにより平行化され、液晶パ
ネル1302への入射光の傾きを維持している。ところ
が図23に示したように従来例の透過型では、液晶パネ
ルを出射した光束はマイクロレンズの集光作用分も加わ
ってより大きく広がってしまうので、この光束を取り込
むための投影レンズはさらに大きな開口数が求められ、
高価なレンズとなっていた。しかし、本例では液晶パネ
ル2からの光束の広がりはこのように比較的小さくなる
ので、より小さな開口数の投影レンズでもスクリーン上
で十分に明るい投影画像を得ることができ、より安価な
投影レンズを用いることが可能になる。
【0112】次に、ここで用いる本発明液晶パネル13
02について説明する。図14に該液晶パネル1302
の拡大断面模式図(図13のy−z面に対応)を示す。
図において、1321はマイクロレンズ基板、1322
はマイクロレンズ、1323はシートガラス、1324
は透明対向電極、1325は液晶層、1326は画素電
極、1327はアクティブマトリックス駆動回路部、1
328はシリコン半導体基板である。これは実施例1、
2、3及び3に記述した構造を持つ半導体基板である。
また、1252は周辺シール部である。マイクロレンズ
1322は、いわゆるイオン交換法によりガラス基板
(アルカリ系ガラス)1321の表面上に形成されてお
り、画素電極1326のピッチの倍のピッチで2次元的
アレイ構造を成している。
【0113】液晶層1325は反射型に適応したいわゆ
るDAP,HAN等のECBモードのネマチック液晶を
採用しており、不図示の配向層により所定の配向が維持
されている。第6の実施形態と比べると電圧値が低く、
画素電極1326の電位の精度はさらに重要になってく
るため、本発明の回路、構成は有効であり、単板で画素
数も多く、従ってビデオ線の本数も多いため、第1乃至
第5の実施形態のカップリング容量の削減は非常に有効
となる。画素電極1326はAlから成り、反射鏡を兼
ねており、表面性を良くして反射率を向上させるため、
パターニング後の最終工程でいわゆるCMP処理を施し
ている(詳しくは後述する)。
【0114】アクティブマトリックス駆動回路部132
7はいわゆるシリコン半導体基板1328上に設けられ
た半導体回路であり、上記画素電極1326をアクティ
ブマトリックス駆動するものであり、該回路マトリック
スの周辺部には、不図示のゲート線ドライバー(垂直レ
ジスター等)や信号線ドライバー(水平レジスター等)
が設けられている(詳しくは後述する)。これらの周辺
ドライバーおよびアクティブマトリックス駆動回路はR
GBの各原色映像信号を所定の各RGB画素に書き込む
ように構成されており、該各画素電極1326はカラー
フィルターは有さないものの、前記アクティブマトリッ
クス駆動回路にて書き込まれる原色映像信号により各R
GB画素として区別され、後述する所定のRGB画素配
列を形成している。
【0115】ここで、液晶パネル1302に対して照明
するG光について見てみると、前述したようにG光はP
BS1303により偏光化されたのち該液晶パネル13
02に対して垂直に入射する。この光線のうち1つのマ
イクロレンズ1322aに入射する光線例を図中の矢印
G(in/out)に示す。ここに図示されたように該
G光線はマイクロレンズ1322により集光され、G画
素電極1326g上を照明する。そしてAlより成る該
画素電極1326gにより反射され、再び同じマイクロ
レンズ1322aを通じてパネル外に出射していく。こ
のように液晶層1325を往復通過する際、該G光線
(偏光)は画素電極1326gに印加される信号電圧に
より対向電極1324との間に形成される電界による液
晶の動作により変調を受けて、該液晶パネルを出射し、
PBS1303に戻る。
【0116】ここで、その変調度合いによりPBS面1
303aにて反射され、投影レンズ1301に向かう光
量が変化し、各画素のいわゆる濃淡階調表示がなされる
ことになる。一方、上述したように図14中断面(y−
z面)内の斜め方向から入射してくるR光については、
やはりPBS1303により偏光されたのち、例えばマ
イクロレンズ1322bに入射するR光線に注目する
と、図中の矢印R(in)で示したように、該マイクロ
レンズ1322bにより集光され、その真下よりも左側
にシフトした位置にあるR画素電極1326r上を照明
する。そして該画素電極1326rにより反射され、図
示したように今度は隣(−z方向)のマイクロレンズ1
322aを通じて、パネル外に出射していく(R(ou
t))。
【0117】この際、該R光線(偏光)はやはり画素電
極1326rに印加される信号電圧により対向電極13
24との間に形成される画像信号に応じた電界による液
晶の動作により変調を受けて、該液晶パネルを出射し、
PBS1303に戻る。そして、その後のプロセスは前
述のG光の場合と全く同じように、画像光を投影レンズ
1301から投影される。ところで、図14の描写では
画素電極1326g上と画素電極1326r上の各G光
とR光の色光が1部重なり干渉しているようになってい
るが、これは模式的に液晶層の厚さを拡大袴張して描い
ているためであり、実際には該液晶層の厚さは1〜5μ
であり、シートガラス1323の50〜100μに比べ
て非常に薄く、画素サイズに関係なくこのような干渉は
起こらない。
【0118】次に、図15に本例での色分解・色合成の
原理説明図を示す。ここで、図15(a)は液晶パネル
1302の上面模式図、図15(b)、図15(c)は
それぞれ該液晶パネル上面模式図に対するA−A’(x
方向)断面模式図、B−B’(z方向)断面模式図であ
る。ここで、マイクロレンズ1322は、図15(a)
の一点鎖線に示すように、G光を中心として両隣接する
2色画素の半分ずつに対して1個が対応している。この
うち図15(c)はy−z断面を表す上記図14に対応
するものであり、各マイクロレンズ1322に入射する
G光とR光の入出射の様子を表している。これから判る
ように各G画素電極は各マイクロレンズの中心の真下に
配置され、各R画素電極は各マイクロレンズ間境界の真
下に配置されている。従ってR光の入射角はそのtan
θが画素ピッチ(B&R画素)とマイクロレンズ・画素
電極間距離の比に等しくなるように設定するのが好まし
い。一方、図15(b)は該液晶パネル1302のx−
y断面に対応するものである。このx−y断面について
は、B画素電極とG画素電極とが図15(c)と同様に
交互に配置されており、やはり各G画素電極は各マイク
ロレンズ中心の真下に配置され、各B画素電極は各マイ
クロレンズ間境界の真下に配置されている。
【0119】ところで該液晶パネルを照明するB光につ
いては、前述したようにPBS1303による偏光化
後、図11中断面(x−y面)の斜め方向から入射して
くるため、R光の場合と全く同様に、各マイクロレンズ
1322から入射したB光線は、図示したようにB画素
電極1326bにより反射され、入射したマイクロレン
ズ1322に対して、x方向に隣り合うマイクロレンズ
1322から出射する。B画素電極1326b上の液晶
による変調や液晶パネルからのB出射光の投影について
は、前述のG光およびR光と同様である。
【0120】また、各B画素電極1326bは各マイク
ロレンズ間境界の真下に配置されており、B光の液晶パ
ネルに対する入射角についても、R光と同様にそのta
nθが画素ピッチ(G&B画素)とマイクロレンズ・画
素電極間距離の比に等しくなるように設定するのが好ま
しい。ところで、本例液晶パネルでは以上述べたように
各RGB画素の並びがz方向に対してはRGRGRG・
・・の並びに、x方向に対してはBGBGBG・・・の
並びとなっているが、図15(a)はその平面的な並び
を示している。このように各画素サイズは縦横共にマイ
クロレンズの約半分になっており、画素ピッチはx−z
両方向ともにマイクロレンズのそれの半分になってい
る。また、G画素は平面的にもマイクロレンズ中心の真
下に位置し、R画素はz方向のG画素間かつマイクロレ
ンズ境界に位置し、B画素はx方向のG画素間かつマイ
クロレンズ境界に位置している。また、1つのマイクロ
レンズ単位の形状は矩形(画素の2倍サイズ)となって
いる。
【0121】図16に本液晶パネルの部分拡大上面図を
示す。ここで図中の破線格子1329は1つの絵素を構
成するRGB画素のまとまりを示している。つまり、図
14のアクティブマトリックス駆動回路部1327によ
り各RGB画素が駆動される際、破線格子1329で示
されるRGB画素ユニットは同一画素位置に対応したR
GB映像信号にて駆動される。ここでR画素電極132
6r、G画素電極1326g、B画素電極1326bか
ら成る1つの絵素に注目してみると、まずR画素電極1
326rは矢印r1で示されるようにマイクロレンズ1
322bから前述したように斜めに入射するR光で照明
され、そのR反射光は矢印r−2で示すようにマイクロ
レンズ1322aを通じて出射する。B画素電極132
6bは矢印b1で示されるようにマイクロレンズ132
2cから前述したように斜めに入射するB光で照明さ
れ、そのB反射光は矢印b2で示すようにやはりマイク
ロレンズ1322aを通じて出射する。またG画素電極
1326gは正面後面矢印g12で示されるように、マ
イクロレンズ1322aから前述したように垂直(紙面
奥へ向かう方向)に入射するG光で照明され、そのG反
射光は同じマイクロレンズ1322aを通じて垂直に
(紙面手前に出てくる方向)出射する。
【0122】このように、本液晶パネルにおいては、1
つの絵素を構成するRGB画素ユニットについて、各原
色照明光の入射照明位置は異なるものの、それらの出射
については、同じマイクロレンズ(この場合は1322
a)から行われる。そしてこのことはその他の全ての絵
素(RGB画素ユニット)についても成り立っている。
【0123】従って、図17に示すように本液晶パネル
からの全出射光をPBS1303および投影レンズ13
01を通じて、スクリーン1309に投写するに際し
て、液晶パネル1302内のマイクロレンズ1322の
位置がスクリーン1309上に結像投影されるように光
学調整すると、その投影画像は図19に示すようなマイ
クロレンズの格子内に各絵素を構成する該RGB画素ユ
ニットからの出射光が混色した状態つまり同画素混色し
た状態の絵素を構成単位としたものとなる。そして、前
述した従来例のようないわゆるRGBモザイクが無い、
質感の高い良好なカラー画像表示が可能となる。
【0124】つぎに、図14に示すように、アクティブ
マトリックス駆動回路部1327は各画素電極1326
の下に存在するため、図14の回路断面図上では絵素を
構成する各RGB画素は単純に横並びに描かれている
が、各画素FETのドレインは、図16に示したような
2次元的配列の各RGB画素電極1326に接続してい
る。
【0125】ところで、本投写型液晶表示装置の駆動回
路系についてその全体ブロック図を図18に示す。ここ
で、1310はパネルドライバーであり、RGB映像信
号を極性反転し、かつ所定の電圧増幅をした液晶駆動信
号を形成するとともに、対向電極1324の駆動信号、
各種タイミング信号等を形成している。1312はイン
ターフェースであり、各種映像及び制御伝送信号を標準
映像信号等にデコードしている。また、1311はデコ
ーダーであり、インターフェース1312からの標準映
像信号をRGB原色映像信号及び同期信号に、即ち液晶
パネル1302に対応した画像信号にデコード・変換し
ている。1314はバラストであり、楕円リフレクター
1307内のアークランプ1308を駆動点灯する。1
315は電源回路であり、各回路ブロックに対して電源
を供給している。1313は不図示の操作部を内在した
コントローラーであり、上記各回路ブロックを総合的に
コントロールするものである。このように本投写型液晶
表示装置は、その駆動回路系は単板式プロジェクターと
しては、ごく一般的なものであり、特に駆動回路系に負
担を掛けることなく、前述したようなRGBモザイクの
無い良好な質感のカラー画像を表示することができるも
のである。
【0126】ところで図20に本発明における液晶パネ
ルの別形態の部分拡大上面図を示す。ここではマイクロ
レンズ1322の中心真下位置にB画素電極1326b
を正列し、それに対し左右方向にG画素1326gが交
互に並ぶように、上下方向にR画素1326rが交互に
並ぶように配列している。このように配列しても、絵素
を構成するRGB画素ユニットからの反射光が1つの共
通マイクロレンズから出射するように、B光を垂直入
射、R/G光を斜め入射(同角度異方向)とすることに
より、前例と全く同様な効果を得ることができる。ま
た、さらにマイクロレンズ1322の中心真下位置にR
画素を配列しその他の色画素を左右または上下方向にR
画素に対してG,B画素を交互に並ぶようにしても良
い。
【0127】(第5の実施例)図21に本発明に係わる
液晶パネルの他の実施例を示す。同図は本液晶パネル1
320の部分拡大断面図である。この液晶パネルは実施
例1、2、及び3の構造を持つ半導体基板をもつ。前例
との相違点を述べると、まず対向ガラス基板としてシー
トガラス1323を用いており、マイクロレンズ122
0については、シートガラス1323上に熱可塑性樹脂
を用いたいわゆるリフロー法により形成している。さら
に、非画素部にスペーサー柱1251を感光性樹脂のフ
ォトリソグラフイーにて形成している。該液晶パネル1
320の部分上面図を図22(a)に示す。この図から
判るようにスペーサー柱1251は所定の画素のピッチ
でマイクロレンズ1220の角隅部の非画素領域に形成
されている。このスペーサー柱1251を通るA−A’
断面図を図22(b)に示す。このスペーサー柱125
1の形成密度については10〜100画素ピッチでマト
リックス状に設けるのが好ましく、シートガラス132
3の平面牲と液晶の注入牲というスペーサー柱数に対し
て相反するパラメーターを共に満足するように設定する
必要がある。また本例では金属膜パターンによる遮光層
1221を設けており、各マイクロレンズ境界部分から
の漏れ光の進入を防止している。これにより、このよう
な漏れ光による投影画像の彩度低下(各原色画像光の混
色による)やコントラスト低下が防止される。従って本
液晶パネル1320を用いて、本例の如き液晶パネルを
備えた投写型表示装置を構成することにより、さらにメ
リハリのある良好な画質が得られるようになる。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第2の導電部材は、第1のスルーホールの内部だけでな
く前記第1の絶縁膜の表面に一部はみ出した状態に形成
されているため、前記第2のスルーホールを前記第1の
スルーホールから多少ずれた位置に形成した場合であっ
ても前記第2の導電部材と前記第3の導電部材との電気
的接続を確保できる。その結果、前記第2のスルーホー
ルを形成する際の位置合わせが簡単となって製造工程が
簡略化され、また、前記第2の導電部材と前記第3の導
電部材との接続不良に伴う製造歩留りの低下も防止でき
る。
【0129】また、本発明によれば、第2の導電部材と
遮光膜とを同時に形成することができるため、それぞれ
を別工程で形成する場合に比べて製造工程が簡略化され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る液晶装置に用いる
アクティブマトリックスの基板の製造工程の1例を説明
する図である。
【図2】本発明に用いる液晶表示パネルの1例を説明す
る図である。
【図3】本発明によるCMPにより製造される液晶素子
の断面図である。
【図4】本発明による液晶装置の概略的回路図である。
【図5】本発明による液晶装置のブロック図である。
【図6】本発明による液晶装置の入力部のディレイ回路
を含む回路図である。
【図7】本発明による液晶装置の液晶パネルの概念図で
ある。
【図8】本発明による液晶装置の製造上のエッチング処
理の良否を判断するグラフである。
【図9】本発明による液晶装置を用いた液晶プロジェク
ターの概念図である。
【図10】本発明による液晶プロジェクターの内部を示
す回路ブロック図である。
【図11】本発明による投写型液晶表示装置の光学系の
実施形態を示す全体構成図である。
【図12】本発明による投写型液晶表示装置の光学系に
用いたダイクロイックミラーの分光反射特性図である。
【図13】本発明による投写型液晶表示装置の光学系の
色分解照明部の斜視図である。
【図14】本発明による液晶パネルの一実施形態の断面
図である。
【図15】本発明による液晶パネルの色分解・色合成の
原理説明図である。
【図16】本発明による一実施形態の液晶パネルの部分
拡大上面図である。
【図17】本発明による投写型液晶表示装置の投影光学
系を示す部分構成図である。
【図18】本発明による投写型液晶表示装置の駆動回路
系を示すブロック図である。
【図19】本発明による投写型液晶表示装置のスクリー
ン上投影像の部分拡大図である。
【図20】本発明による一実施形態の液晶パネルの部分
断面図である。
【図21】本発明による一実施形態の液晶パネルの部分
拡大上面図である。
【図22】本発明による一実施形態の液晶パネルの部分
拡大上面図と断面図である。
【図23】液晶装置の液晶パネルの光束進行方向を示す
概念図である。
【図24】従来の液晶パネルの構造の一例を示す断面図
である。
【図25】従来の液晶パネルの構造の他の例を示す断面
図である。
【図26】アクティブマトリックス基板の製造工程及び
液晶素子の断面図である。
【図27】アクティブマトリックス基板の製造工程及び
液晶素子の断面図である。
【符号の説明】
105 TiN 106 タングステン膜 106a タングステン(第2の導電部材) 106b 遮光膜 201 n型シリコン基板 202 LOSOS 203 PWL 204 ゲート酸化膜 205 ゲート電極 206 NLD 207、207’ ソース、ドレイン領域 208 PSG 209 AL電極 210 プラズマSiN 211 PSG 212 スルーホール 213 画素電極 214 液晶 215、215’ 配向膜 221 カラーフィルター 222 ブラックマトリクス 223 共通電極 300 アクティブマトリックス基板(電極基板) 301 半導体基板(基材) 302,302’ p型及びn型ウェル 303,303’ ソース領域 304 ゲート領域 305,305’ ドレイン領域 306 LOCOS絶縁層 307 遮光層 308 PSG 309 プラズマSiN(第2の絶縁膜) 309a ホール(第2のスルーホール) 310 ソース電極 311 連結電極 312 画素電極(第3の導電部材) 313 反射防止膜 314 液晶層 315 共通透明電極 316 対向電極 317,317’ 高濃度不純物領域 319 表示領域 320 反射防止膜 321,322 シフトレジスタ 323 nMOS 324 pMOS 325 保持容量 327 信号転送スイッチ 328 リセットスイッチ 329 リセットパルス入力端子 330 リセット電源端子 331 映像信号入力端子 332 昇圧レベルシフター 342 パルスdelay用インバータ 343 絶縁膜(第1の絶縁膜) 344 スルーホール(第1のスルーホール) 345 容量 346 スイッチングトランジスタ(第1の導電部
材) 351 シール部 352 電極パッド 353 クロックバッファー 371 光源 372 集光レンズ 373,375 フレネルレンズ 374 色分解光学素子 376 ミラー 377 視野レンズ 378 液晶装置 379 絞り部 380 投影レンズ 381 スクリーン 385 電源 386 プラグ 387 ランプ温度検出 388 制御ボード 389 フィルタ安全スイッチ 453 メインボード 454 液晶パネルドライブヘッドボード 455,456,457 液晶装置 1220 マイクロレンズ(リフロー熱ダレ式) 1251 スペーサー柱 1252 周辺シール部 1301 投影レンズ 1302 マイクロレンズ付液晶パネル 1303 偏光ビームスブリッター(PBS) 1306 ロッド型インテグレータ 1307 楕円リフレクター 1308 アークランプ 1309 スクリーン 1310 パネルドライバー 1311 デコーダー 1312 インターフェース回路 1314 バラスト(アークランプ点灯回路) 1320 マイクロレンズ付液晶パネル 1321 マイクロレンズガラス基板 1322 マイクロレンズ(インデックス分布式) 1323 シートガラス 1324 対向透明電極 1325 液晶 1326 画素電極 1327 アクティブマトリックス駆動回路部 1328 シリコン半導体基板 1329 基本絵素単位 1340 R反射ダイクロイックミラー 1341 B/G反射ダイクロイックミラー 1342 B反射ダイクロイックミラー 1343 高反射ミラー 1350 フレネルレンズ(第2コンデンサーレン
ズ) 1351 第1コンデンサーレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 JA25 JA36 JA44 JA46 JA47 JB02 JB07 JB52 JB54 JB56 JB58 KA04 KA07 KA10 KA18 KA24 KB13 KB22 KB25 MA03 MA27 NA27 PA06 PA08 PA09 PA12 QA09 RA05 5F033 HH08 HH19 JJ01 JJ08 JJ19 KK01 KK19 PP04 PP12 QQ08 QQ09 QQ11 QQ12 QQ37 QQ48 RR04 RR06 RR09 RR15 SS15 TT02 VV15 XX01 XX15 XX32 XX33 5G435 AA17 BB12 BB16 BB17 CC12 DD02 DD04 EE33 FF00 FF01 FF03 FF05 FF07 FF13 GG01 GG04 GG05 GG08 GG28 GG46 HH03 HH12 KK05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材に第1の導電部材を形成する工程
    と、前記基材及び前記第1の導電部材に重なる位置に第
    1の絶縁膜を形成する工程と、該第1の絶縁膜における
    前記第1の導電部材に対応する位置に第1のスルーホー
    ルを形成する工程と、前記第1の導電部材に接触される
    ように前記第1のスルーホールの少なくとも内部に第2
    の導電部材を形成する工程と、前記第2の導電部材と電
    気的に接続されるように第3の導電部材を形成する工程
    と、からなる電極基板の製造方法において、 前記第1の絶縁膜及び前記第1のスルーホールを形成し
    た後に、導電性及び遮光性を有する膜を、前記第1のス
    ルーホールの内部から前記第1の絶縁膜の表面にかけて
    前記第1の導電部材に接触するように形成し、 該導電性及び遮光性を有する膜における前記第1のスル
    ーホールの周縁部を除去することによって、前記第1の
    導電部材に接触されると共に前記第1のスルーホールの
    内部から前記第1の絶縁膜の表面に一部はみ出した状態
    の第2の導電部材と、該第1の絶縁膜の表面であって前
    記第2の導電部材と離間した位置に配置された状態の遮
    光膜と、を同時に形成し、 該遮光膜及び前記第2の導電部材に重なる位置に第2の
    絶縁膜を形成し、 該第2の絶縁膜における前記第2の導電部材に対応する
    位置に第2のスルーホールを形成し、 その後、前記第2の導電部材と電気的に接続されるよう
    に第3の導電部材を形成する、 ことを特徴とする電極基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記導電性及び遮光性を有する膜をタン
    グステンにて形成する、 ことを特徴とする請求項1に記載の電極基板の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記第1の導電部材がスイッチングトラ
    ンジスタであり、前記第3の導電部材が電極である、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電極基板の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の製造方法によっ
    て製造された電極基板と、該電極基板に対向する位置に
    配置された対向基板と、これらの電極基板及び対向基板
    の間隙に配置された液晶と、を備えた液晶素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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