JP3422608B2 - クラッチ押圧組立体 - Google Patents

クラッチ押圧組立体

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JP3422608B2
JP3422608B2 JP29257095A JP29257095A JP3422608B2 JP 3422608 B2 JP3422608 B2 JP 3422608B2 JP 29257095 A JP29257095 A JP 29257095A JP 29257095 A JP29257095 A JP 29257095A JP 3422608 B2 JP3422608 B2 JP 3422608B2
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clutch
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恭行 橋本
実 秋田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フライホイールに
クラッチディスクを押圧してクラッチを連結するための
クラッチ押圧組立に関する。
【0002】
【従来の技術】クラッチカバー組立体は、一般に、エン
ジンのフライホイールに装着され、フライホイールとの
間でクラッチディスクの摩擦フェーシングを挟持してエ
ンジンの駆動力を変速機側に伝達するために用いられて
いる。クラッチカバー組立体は、フライホイールに固定
されたクラッチカバーと、クラッチカバー内に配置され
たプレッシャープレートと、クラッチカバーに支持され
プレッシャープレートをフライホイール側に付勢するた
めのダイアフラムスプリングとから主に構成されてい
る。
【0003】フェーシングの磨耗が進むとプレッシャー
プレートがクラッチディスク側に移動してしまい、その
結果ダイアフラムスプリングの押圧姿勢が変化する。す
なわち、ダイアフラムスプリングからのセット荷重が磨
耗によって変化してしまう。そこで、特開昭63−27
092号公報に示されるように、フェーシングが磨耗し
た場合にダイアフラムスプリングのセット荷重を初期荷
重に自動的に復帰できるようにしたものが提供されてい
る。このクラッチカバー組立体は、ダイアフラムスプリ
ングとプレッシャープレートとの間に配置されダイアフ
ラムスプリングからの付勢力が与えられるファムクラム
リングと、ファルクラムリングをプレッシャープレート
から離れる方向に付勢する付勢機構とを備えている。
【0004】付勢機構は、プレッシャープレートの溝内
に配置された円周方向に移動可能なスライド部材と、ス
ライド部材を円周方向に付勢するコイルスプリングとを
有している。ファルクラムリングとスライド部材とは互
いに当接するくさび面を有しており、フェーシングが磨
耗した後にダイアフラムスプリングの押圧が解除される
と、スライド部材がファルクラムリングを円周方向に押
して、ファルクラムリングがダイアフラムスプリングの
押圧部側に移動する。その結果、ダイアフラムスプリン
グの押圧姿勢は変化せず、ダイアフラムスプリングのセ
ット荷重は初期荷重に維持される。
【0005】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のクラッチデ
ィスクの磨耗調整機構では、磨耗調整は自動的に行われ
るが、そのために構成が複雑になりしかも部品点数が多
くなる。
【0007】本発明の課題は、簡単な構造でクラッチデ
ィスクの磨耗を調整することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のクラッ
チ押圧組立体は、フライホイールにクラッチディスクを
押圧してクラッチを連結するための装置であり、クラッ
チカバーとプレッシャープレートとファルクラムリング
とくさび機構と付勢部材と操作機構とを備えている。ク
ラッチカバーはフライホイールに固定される。プレッシ
ャープレートはクラッチカバーの内側に配置される。フ
ァルクラムリングはプレッシャープレートのフライホイ
ール側と反対側に配置される。くさび機構はプレッシャ
ープレートとファルクラムリングとの間に配置され、プ
レッシャープレート側に設けられ円周方向に設けられる
第1傾斜部と、ファルクラムリング側に設けられ第1傾
斜部に当接する第2傾斜部とを有している。くさび機構
は、ファルクラムリングがプレッシャープレートに対し
て1方向に回転するとファルクラムリングをプレッシャ
ープレートから軸方向に離れるように移動させる機構で
ある。
【0009】付勢部材は、クラッチカバーに支持され、
ファルクラムリングをフライホイール側に付勢する。操
作機構は、ファルクラムリングをプレッシャープレート
に対して回転させることでファルクラムリングをプレッ
シャープレートから軸方向に離れさせるための機構であ
る。このクラッチ押圧組立体では、付勢部材がファルク
ラムリングを押圧することで、プレッシャープレートが
クラッチディスクをフライホイールに押し付ける。この
クラッチ連結状態において、クラッチディスクが磨耗す
るとプレッシャープレートがフライホイール側に移動す
る。磨耗がある程度進んだ状態で、操作者が操作機構を
操作して、ファルクラムリングをプレッシャープレート
に対して回転させる。すると、ファルクラムリングの第
2傾斜部がプレッシャープレートの第1傾斜部上を滑
り、ファルクラムリングはプレッシャープレートから軸
方向に所定距離だけ移動する。この移動量は、操作者が
クラッチディスクの磨耗量と等しくなるように設定す
る。この結果、付勢部材の姿勢が初期のセット状態に維
持され、セット時の押圧荷重が初期の状態に維持され
る。このクラッチ押圧組立体では、クラッチディスクの
磨耗調整を簡単な構造で実現している。
【0010】さらに、このクラッチ押圧組立体では、フ
ァルクラムリングの外周面には歯面が形成されている。
操作機構は、プレッシャープレートに相対回転可能に係
止されファルクラムリングの歯面に噛み合う歯面を有す
る回転部材と、回転部材をプレッシャープレートに回転
不能に固定するための固定部材とを有している。操作者
が回転部材を回転させるとファルクラムリングが回転す
る。固定部材により回転部材をプレッシャープレートに
回転不能に固定すると、回転部材及びファルクラムリン
グの回転が不可能になる。このクラッチ押圧組立体で
は、クラッチディスクの磨耗調整を簡単な構造で実現し
ている。
【0011】請求項に記載のクラッチ押圧組立体で
は、操作機構は、プレッシャープレートに一端が固定さ
れ他端にねじが形成されたボルトをさらに備えている。
回転部材はボルトの外周に回転自在に支持されている。
固定部材はボルトのねじに螺合するナットである。回転
部材はプレッシャープレートに固定されたボルトの周囲
で回転操作される。固定部材はボルトのねじに螺合する
ことで回転部材の回転を不能にする。このクラッチ押圧
組立体では、クラッチディスクの磨耗調整を簡単な構造
で実現している。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の一実施
形態としてのクラッチ1を示している。クラッチ1は、
エンジン側のフライホイール2からトランスミッション
入力シャフト(図示せず)にトルクを伝達及び遮断する
ための装置である。クラッチ1は、クラッチディスク
(後述)が2つ用いられる複数クラッチである。図1に
おいて、O−Oがクラッチ1の回転軸線である。クラッ
チ1は、主に、第1クラッチディスク6と第2クラッチ
ディスク7と中間プレート8とクラッチカバー組立体9
とから構成されている。
【0016】第1クラッチディスク6と第2クラッチデ
ィスク7は、ともに捩じり振動を減衰するためのダンパ
ーを有しており、中心部にはトランスミッション入力シ
ャフト(図示せず)がスプライン係合しており、外周部
に摩擦フェーシング6a,7aをそれぞれ有している。
第1クラッチディスク6の摩擦フェーシング6aは、フ
ライホイール2の摩擦面に隣接している。さらに、摩擦
フェーシング6aと7aとの間には、環状の中間プレー
ト8が配置されている。
【0017】この中間プレート8の外周には径方向外方
に延びる複数の第1突起8aが設けられており、この第
1突起8aがクラッチカバー11(後述)に係合し、両
者は一体回転する。図8に示すように、クラッチカバー
11の外周部が円周方向に切り欠かれた3か所におい
て、中間プレート8には径方向外方に突出する第2突起
8bが設けられている。板ばね34は一対の部材であ
り、第2突起8bの軸方向両側(すなわちフライホイー
ル2側とプレッシャープレート12側)にリベット35
により固定されている。各板ばね34は、円周方向に延
び、両端がフライホイール2又はプレッシャープレート
12に当接し、中間部が第2突起8bに固定されてい
る。板ばね34は同一の形状で同一の剛性を有している
ため、クラッチ連結解除時に、中間プレート8はフライ
ホイール2とプレッシャープレート12との軸方向中立
位置に保たれる。この結果、クラッチの切れ不良が解消
される。しかも、ここでは、中間プレート8を中立位置
に保つ構造が板ばね34からなるため、構造が簡単であ
る。
【0018】クラッチカバー組立体9は、主に、クラッ
チカバー11とプレッシャープレート12とファルクラ
ムリング13とダイアフラムスプリング14と磨耗調整
操作機構15とくさび機構17とから構成されている。
クラッチカバー11は、皿状に形成されており、外周部
が図示しないボルトによりフライホイール2に固定され
ている。クラッチカバー11は、フライホイール2との
間にクラッチディスク6,7を覆う皿形状であり、中心
孔が形成されている。
【0019】プレッシャープレート12は、環状の部材
であり、第2クラッチディスク7の摩擦フェーシング7
aに対向する押圧面12aを有している。クラッチカバ
ー11の切欠き部分に対応して形成されたプレッシャー
プレート12の径方向外方突出部には、接線方向に延び
るストラッププレート20の一端がボルト22により固
定されている。ストラッププレート20の他端は、リベ
ット21によりクラッチカバー11に固定されている。
これにより、プレッシャープレート12は、クラッチカ
バー11に対して相対回転不能にかつ軸方向に移動可能
に連結されている。プレッシャープレート12のトラン
スミッション側面には、環状に延びる傾斜面12b(図
7)が形成されている。傾斜面12bは、円周方向に等
間隔で複数形成されている。ファルクラムリング13
は、プレッシャープレート12のトランスミッション側
に配置されている。ファルクラムリング13には、プレ
ッシャープレート12の傾斜面12bに相補的に当接す
る傾斜面13aが形成されている。ファルクラムリング
13の外周面には、円周方向全体に渡って第1歯車13
bが形成されている。また、ファルクラムリング13の
トランスミッション側には、円周方向に等間隔で形成さ
れた弧状突起部13cが形成されている。弧状突起部1
3cには溝13dが形成されており、溝13d内にはワ
イヤリング40が配置されている。
【0020】ダイアフラムスプリング14は、クラッチ
カバー11と同心に配置された円板状の部材である。ダ
イアフラムスプリング14には、内周縁から外周側に放
射状に延びる複数の溝が形成されており、これらの溝に
よりレバー部14aが形成されている。各溝の外周端に
は孔14bが形成されている。レバー部14aの外周に
形成された環状弾性部14cは径方向中間部分がファル
クラムリング13に固定されたワイヤリング40に当接
しており、外周部がクラッチカバー11に支持されてい
る。これにより、ダイアフラムスプリング14はファル
クラムリング13をプレッシャープレート12側に付勢
している。なお、プレッシャープレート12の内周側に
は複数のピン19が固定されており、このピン19はダ
イアフラムスプリング14の孔14b内に延びている。
これにより、ダイアフラムスプリング14はプレッシャ
ープレート12と一体回転する。ダイアフラムスプリン
グ14のレバー部14aの先端にはレリーズ装置4が固
定されている。
【0021】磨耗調整操作機構15は、図3及び図4に
示すように、植え込みボルト30とロック部材31とナ
ット32とから構成されおり、プレッシャプレーート1
2の外周部トランスミッション側の一箇所に配置されて
いる。磨耗調整操作機構15の配置された部分ではクラ
ッチカバー11が切欠かれている。植え込みボルト30
は、プレッシャープレート12の外周部にトランスミッ
ション側から固定されている。植え込みボルト30の先
端には、ねじが形成されている。、図5及び図6に示す
ように、ロック部材31の中心には中心孔31aが形成
されており、この中心孔31a内に植え込みボルト30
の本体が貫通している。このようにして、ロック部材3
1は植え込みボルト30に回転自在になっている。ロッ
ク部材31の外周には、第2歯車31bが形成されてお
り、この第2歯車31bはファルクラムリング13の第
1歯車13bに係合している。さらに、ロック部材31
には六角頭部31cが形成されている。ナット32は植
え込みボルト30のねじに螺合しており、それによりロ
ック部材31を植え込みボルト30に対して相対回転不
能にしている。
【0022】次に動作について説明する。クラッチ断続 運転者がクラッチペダルを踏んでいないときには、ダイ
アフラムスプリング14がファルクラムリング13を介
してプレッシャープレート12を押圧しており、これに
より、クラッチディスク6,7の摩擦フェーシング6
a,7aがフライホイール2と中間プレート8とプレッ
シャープレート12との間に挟持される。フライホイー
ル2からのトルクはクラッチディスク6,7を介してト
ランスミッション側に伝達される。
【0023】運転者がクラッチペダルを踏むと、レリー
ズ装置4によりダイアフラムスプリング14のレバー部
14aの先端がトランスミッション側に引き出され、そ
の結果ダイアフラムスプリング14からのファルクラム
リング13への付勢力が解除される。その結果、プレッ
シャープレート12がトランスミッション側に移動し、
クラッチが解除される。
【0024】磨耗調整 クラッチディスク6,7の摩擦フェーシング6a,7a
が磨耗すると、プレッシャープレート12及びファルク
ラムリング13がフライホイール2側に移動する。この
状態で操作者が磨耗調整操作機構15を操作してクラッ
チディスク6,7の磨耗を調整する。具体的には、最初
にナット32を植え込みボルト30から外す。次に、ロ
ック部材31の六角頭部31cを回転させる。すると、
ロック部材31の第2歯車がファルクラムリング13の
第1歯車13bを回転させる。この結果、図7におい
て、ファルクラムリング13が矢印方向に回転する。す
なわち、ファルクラムリング13の傾斜面13aがプレ
ッシャープレート12の傾斜面12b上を摺動してい
き、ファルクラムリング13がプレッシャープレート1
2から軸方向に離れていく。ファルクラムリング13を
クラッチディスク6,7の磨耗量だけ軸方向に移動させ
ると、ロック部材31の回転を停止し、次にナット32
をロック部材31側に締め付ける。これにより、ロック
部材31が回転不能となる。以上の操作の結果、ファル
クラムリング13の軸方向高さが初期高さに戻ってい
る。このため、ダイアフラムスプリング14のセット時
の押圧姿勢が元に戻り、セット荷重が初期の大きさに維
持される。
【0025】このクラッチカバー組立体9では、磨耗調
整操作機構15が植え込みボルト30とロック部材31
とナット32とからなる簡単な構造であり、部品点数も
少なくなっている。さらに、磨耗調整操作機構15は、
操作がロック部材31とナット32との回転によって行
われるために、操作性が良い。さらに、ファルクラムリ
ング13を軸方向に移動不能に容易にロックでき、しか
もその固定は確実である。
【0026】ファルクラムリング13の第1歯車13b
は、全面に形成せず磨耗調整操作機構15に対応する部
分にのみ形成してもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明に係るクラッチ押圧組立体では、
磨耗がある程度進んだ状態で、操作者が操作機構を操作
して、ファルクラムリングをプレッシャープレートに対
して回転させると、くさび機構の作用により、ファルク
ラムリングはプレッシャープレートから軸方向に所定距
離だけ移動する。この移動量は、操作者がクラッチディ
スクの磨耗量と等しくなるように設定する。この結果、
付勢部材の姿勢が初期のセット状態に維持され、セット
時の押圧荷重が初期の状態に維持される。このクラッチ
押圧組立体では、クラッチディスクの磨耗調整を簡単な
構造で実現している。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が用いられたクラッチの縦
断面概略図。
【図2】クラッチの部分切欠き平面図。
【図3】クラッチ押圧組立体の縦断面部分図。
【図4】図3のIV矢視図。
【図5】ロック部材の平面図。
【図6】ロック部材の正面図。
【図7】図2のIIV −IVV 断面図。
【図8】図2のIIIV矢視図。
【符号の説明】
1 クラッチ 2 フライホイール 6 第1クラッチディスク 7 第2クラッチディスク 8 中間プレート 9 クラッチカバー組立体 11 クラッチカバー 12 プレッシャープレート 13 ファルクラムリング 14 ダイアフラムスプリング 15 磨耗調整操作機構 17 くさび機構 30 植え込みボルト 31 ロック部材 32 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小角 俊也 大阪府寝屋川市木田元宮1丁目1番1号 株式会社エクセディ内 (56)参考文献 特開 平2−283918(JP,A) 特開 平7−243452(JP,A) 特開 平6−50389(JP,A) 実開 平3−123(JP,U) 実開 昭53−16234(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 11/00 - 23/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フライホイールにクラッチディスクを押圧
    してクラッチを連結するためのクラッチ押圧組立体であ
    って、 前記フライホイールに固定されるクラッチカバーと、 前記クラッチカバーの内側に配置されるプレッシャープ
    レートと、 前記プレッシャープレートの前記フライホイール側と反
    対側に配置されたファルクラムリングと、 前記プレッシャープレートと前記ファルクラムリングと
    の間に配置され、前記プレッシャープレート側に設けら
    れ円周方向に延びる第1傾斜部と、前記ファルクラムリ
    ング側に設けられ前記第1傾斜部に当接する第2傾斜部
    とを有し、前記ファルクラムリングが前記プレッシャー
    プレートに対して一方向に回転すると前記ファルクラム
    リングを前記プレッシャープレートから軸方向に離れる
    ように移動させるくさび機構と、 前記クラッチカバーに支持され前記ファルクラムリング
    を前記フライホイール側に付勢する付勢部材と、 前記ファルクラムリングを前記プレッシャープレートに
    対して回転させることで前記ファルクラムリングを前記
    プレッシャープレートから軸方向に離れさせるための操
    作機構とを備え、 前記ファルクラムリングの外周面には歯面が形成され、 前記操作機構は、前記プレッシャープレートに相対回転
    可能に係止され前記ファルクラムリングの前記歯面に噛
    み合う歯面を有する回転部材と、前記回転部材を前記プ
    レッシャープレートに回転不能に固定するための固定部
    材とを有している、 クラッチ押圧組立体。
  2. 【請求項2】前記操作機構は、前記プレッシャープレー
    トに一端が固定され他端にネジが形成されたボルトをさ
    らに備え、 前記回転部材は前記ボルトの外周に回転自在に支持さ
    れ、 前記固定部材は前記ボルトの前記ネジに螺合するナット
    である、請求項に記載のクラッチ押圧組立体。
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