JP3422514B2 - 台車装置 - Google Patents

台車装置

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JP3422514B2
JP3422514B2 JP07181593A JP7181593A JP3422514B2 JP 3422514 B2 JP3422514 B2 JP 3422514B2 JP 07181593 A JP07181593 A JP 07181593A JP 7181593 A JP7181593 A JP 7181593A JP 3422514 B2 JP3422514 B2 JP 3422514B2
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博 浅井
正美 稲村
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機やプレス機
など成形機用金型の交換などに適用される台車装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】図3は射出成形機やプレス機など成形機
用金型の交換などに使用されている従来のレール上を走
行する台車の説明図である。図において、台車40は平
行に敷設されている2本のレール41上を走行する。台
車40上面には金型進退装置42を有する金型積載部4
3が2組設けられている。成形機46の金型を交換する
場合は、先ず台車40を空の金型積載部43が成形機4
6の位置に合うように停止させ、成形機46に装着され
ている金型を外して金型進退装置42によって引き出し
て金型積載部43上に載せる。次いで、台車40を移動
させて交換用の金型が載っている金型積載部43を成形
機46の位置に合わせて停止させ、金型進退装置42に
よって金型を成形機46に押込んで取付ける。図におけ
る符号45は成形機46側に設けられたフリーコンベ
ア、44はストッパレールでこのストッパレール44に
形成されたV形溝に台車40に設けられている図示しな
いストッパ部材を嵌入して位置決めして停止させるよう
になっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のレ
ール上を走行する台車においては台車40が走行するた
めのレールが必要で、複数の成形機46に対応するとき
はこれらの成形機46の配置は同じ方向に並んでいなけ
ればならず、従って任意に配置されている複数の成形機
46には対応し難い。特に、斜め或いは直角に曲がって
配置されている成形機46には対応できない。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明に係る台車装置は
上記課題の解決を目的にしており、台車下面に配設され
圧縮ガスを噴出して上記台車を床面から浮上させる複数
のパッドと、上記台車下面の略重心に互いに直交して設
けられ片方づつ下降して接床し圧縮ガスにより回転して
上記台車を移動させる一対の走行用車輪とを備えた構成
を特徴とする。 【0005】 【作用】即ち、本発明に係る台車装置においては、台車
下面に配設された複数のパッドが圧縮ガスを噴出して台
車を床面から浮上させるとともに台車下面の略重心に互
いに直交して設けられた一対の走行用車輪が片方づつ下
降して接床し圧縮ガスにより回転して台車を移動させる
ようになっており、レールが不要で片方の走行用車輪へ
圧縮ガスを供給することにより台車を何れの方向へも移
動させることができる。 【0006】 【実施例】図1および図2は本発明の一実施例に係る金
型交換用台車の説明図である。図において、本実施例に
係る金型交換用台車は射出成形機やプレス機など成形機
用金型の交換などに使用されるもので、図における符号
50は金型交換用の台車、51は平面が長方形をなす台
車本体、52,53は台車本体51の下面4隅にそれぞ
れ固設された4個のエアパッド及び脚パッド、54,5
5は両側面に間隔を設けて固設されたV字型凸ブロック
及び平ブロック、56はハンドルである。57a,57
bは台車本体51の下面に固設されて互いに同じ構造の
走行用車輪で、走行用車輪57aは台車本体51の長手
方向(縦方向)への走行用、走行用車輪57bは縦方向
に直角な横方向への走行用である。両走行用車輪57
a,57bは摩擦の大きいゴムローラ58をフレーム5
9で回転自在に軸支し、このフレーム59の両端を台車
本体51の下面に固設された2個のエアシリンダ60の
ロッドにピン止めし、フレーム59に固定したエアモー
タ61をゴムローラ58の軸に直結している。両走行用
車輪57a,57bの中心面は台車本体51の重心を通
るように配設されている。62は台車本体51上に設け
られた金型移動装置で駆動コンベア63、駆動用のエア
モータ64、ガイド65などからなっている。66は操
縦用のエア切換弁で台車浮上用(エアパッド52用)、
縦横方向走行用(エアシリンダ60、エアモータ61
用)、金型移動用(エアモータ64用)などの弁が設け
られている。67は圧縮空気供給用のエアホース、69
はU溝を有するホース保護ローラで台車50が方向を変
える地点の床に回転自在に固設されている。70,71
は成形機75側に固設されたV字型凹ブロック及び平ブ
ロック、72は成形機75前の床に固設された床パッ
ド、73は成形機75側の駆動コンベア、74は金型、
75は成形機である。 【0007】金型交換用の台車50へエア切換弁66の
台車浮上用の弁を開いて圧縮空気を送ると、エアパッド
52が逆さ腕状に膨らむとともに下面の孔から噴出する
空気によりエアパッド52が床面から離れて台車50は
床面から浮上する。人手及び台車本体51の走行用車輪
57a,57bを用いて台車50を目的の成形機75前
に移動する。即ち、エア切換弁66の縦又は横方向走行
用の弁を開くとエアシリンダ60により走行用車輪57
a又は走行用車輪57bが下降して床に接し、同時にエ
アモータ61が回転して台車50は縦又は横方向に走行
する。方向変更は手動によりハンドル56を操作して台
車50を回転させて行う。成形機75前に到達したら、
先ず台車本体51側に設けられているV字型凸ブロック
54を成形機75側に設けられているV字型凹ブロック
70に嵌入させ、また台車本体51側の平ブロック55
を成形機75側の平ブロック71に当接させ、この状態
を保ちながらエアパッド52のエアを抜く。台車50は
下降して台車本体51下面の脚パッド53を床側の床パ
ッド72上に当接して停止する。床パッド72の高さ
は、台車50側の金型移動装置62の駆動コンベア63
の高さと成形機75側の駆動コンベア73の高さとが同
じになるように、予め調整しておく。次いで、台車本体
51上に設けられている金型移動装置62を用いて成形
機75との間で金型74の出し入れを行う。駆動コンベ
ア63の駆動はエアモータ64で行われる。エアホース
67は基地に設けられている図示しないリールから繰り
出される。台車50が曲がる個所にはホース保護ローラ
69が設けられており、周辺機器に当たらないようにす
るとともにエアホース67の移動抵抗を減じている。 【0008】従来のレール上を走行する台車においては
台車が走行するためのレールが必要で、複数の成形機に
対応するときはこれらの成形機の配置は同じ方向に並ん
でいなければならず、従って任意に配置されている複数
の成形機には対応し難い。特に、斜め或いは直角に曲が
って配置されている成形機には対応できないが、本金型
交換用台車においてはエアパッド52を用いた空気浮上
式として金型交換用の台車50を圧縮空気により浮上さ
せるとともに台車50の下面に直交して設けられた2組
の走行用車輪57a,57bをエアモータ61で駆動し
て直角な2方向への移動を行う。また、成形機75に対
して水平方向には間隔を開けて設けた1組のV字型に凹
凸して嵌合するブロックと1組の平面で当接する平ブロ
ックとの2点で、また高さ方向には4個の平らな脚パッ
ド53と床面に固設した床パッド72とを当接させて位
置決めを行う。また、台車50が移動中方向を変える箇
所にはエアホース67を保護するためにホース保護ロー
ラ69を設けている。本金型交換用台車を用いて金型7
4の交換を行う場合は、エアホース67によりエアパッ
ド52に圧縮エアを供給して台車50を床面から浮上さ
せ、人手及び台車本体51下面の2組の走行用車輪57
a,57bを用いて台車50を目的の成形機75前まで
移動し、台車50側に設けられているV字型凸ブロック
54を成形機75側に設けられているV字型凹ブロック
70に嵌入させた後、台車50側と成形機75側との平
ブロック55,71を当接させ、この状態を保ちながら
エアパッド52のエアを抜くと、台車50は下降して台
車本体51下面に固設されている脚パッド53を床側に
固設されている床パッド72の上に載せて停止するの
で、台車50上に設けられている金型移動装置62を用
いて金型74を成形機75に出し入れする。このように
して、複数の成形機75の位置及び方向がどのようにな
っていても、金型74を移動させて交換を行うことがで
きる。また、レールや誘導線などが不要であるとともに
エネルギ源として圧縮空気のみを使用することにより台
車50の構造が簡単となり、コストが低減される。ま
た、ホース保護ローラ69によりエアホース67の保護
が十分に行われる。 【0009】 【発明の効果】本発明に係る台車装置は前記のように構
成されており、レールが不要で台車を何れの方向へも移
動させることができるので、任意の場所に対応すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は本発明の一実施例に係る金型交換用台車
の斜視図である。 【図2】図2(a)はその正面図、同図(b)は下面図
である。 【図3】図3は従来のレール上を走行する台車の平面図
である。 【符号の説明】 50 金型交換用の台車 51 台車本体 52 エアパッド 53 脚パッド 54 V字型凸ブロック 55 平ブロック 56 ハンドル 57a 縦方向への走行用車輪 57b 横方向への走行用車輪 58 ゴムローラ 59 フレーム 60 エアシリンダ 61 エアモータ 62 金型移動装置 63 駆動コンベア 64 エアモータ 65 ガイド 66 エア切換弁 67 エアホース 69 ホース保護ローラ 70 V字型凹ブロック 71 平ブロック 72 床パッド 73 駆動コンベア 74 金型 75 成形機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−100712(JP,A) 実開 昭51−109513(JP,U) 実開 平2−88927(JP,U) 実開 昭63−178229(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 7/06 B61B 13/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 台車下面に配設され圧縮ガスを噴出して
    上記台車を床面から浮上させる複数のパッドと、上記台
    車下面の略重心に互いに直交して設けられ片方づつ下降
    して接床し圧縮ガスにより回転して上記台車を移動させ
    る一対の走行用車輪とを備えたことを特徴とする台車装
    置。
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