JP3422074B2 - ボーン系エキスの呈味改善法 - Google Patents

ボーン系エキスの呈味改善法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボーン系エキスの呈味
改善法、更に詳しくは、ボーン系エキスに旨味物質、ス
ルホン基含有化合物、リン酸塩、糖類およびL−グルタ
ミンを、そして必要によりアミノ酸、有機酸および/ま
たはイミダゾールジペプチドを、添加し、加熱すること
を特徴とするボーン系エキスの呈味改善法に関する。
【0002】
【従来の技術】ミート系エキスは、エキスとしては好ま
しいが、高価であり、またブラジル、アルゼンチン等か
らの輸入が多いのが実情である。これに対し、マローエ
キスなどのボーン系エキスは、国内で生産され、ドミグ
ラスソース等に使われており安価ではあるものの、エキ
ス系調味料(素材)としては、ミート系エキスに比較し
て、呈味力が弱く、旨味・コク味が不足するという大き
な問題点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前項記載の従来の技術
の背景下に、本発明の目的は、安価ではあるが呈味力に
劣るボーン系エキスの品質を改善してミート系エキス並
みの品質に改善する方法を開発し、ミート系エキスに匹
敵する呈味機能を有するエキスを安価に提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前項記載の
目的を達成すべく鋭意研究を行ない、ボーン系エキスお
よびミート系エキスの、呈味性成分を含めて呈味の発現
する機構を追求する過程で、畜肉の生肉中には遊離アミ
ノ酸としてはかなり多量のL−グルタミンが含まれてい
ることを見出し、この遊離L−グルタミンが肉類を調理
加熱する時に調理加熱時間の経過とともにピログルタミ
ン酸アンモニウ塩に徐々に変化し、これが添加される種
々の調味料の味全体を一つにまとめあげ、一般的に官能
評価用語として表現される煮込み感等を著しく強化する
こと、又、この時にタウリン、リン酸塩、糖類、イミダ
ゾールジペプチド、アミノ酸、有機酸、食塩などを共存
させると煮込み感・締り感ともに強力なコク味が発現す
ること等々の事実を見出し、主としてこれらの知見に基
いて本発明を完成するに至った。
【0005】なお、この生肉中のグルタミンは、牛肉、
豚肉などの肉を熟成させると肉中に存在するグルタミナ
ーゼの作用によってL−グルタミン酸に変化し、熟成中
に同時に生成蓄積してくるイノシン酸と相互に作用し、
いわゆる相乗効果によって強力な旨味を発現してくるこ
とも判明している。
【0006】すなわち、本発明は、ボーン系エキスに旨
味物質、スルホン基含有化合物、リン酸塩、糖類および
L−グルタミンを、そして必要によりアミノ酸、有機酸
および/またはイミダゾールジペプチドを、添加し、加
熱することを特徴とするボーン系エキスの呈味改善法に
関し、特にミート系エキスに匹敵する呈味機能を有する
エキスを安価に提供する方法に関する。
【0007】以下、本発明を逐次説明する。
【0008】本発明により呈味改善の対象とされるべき
ボーン系エキスとしては、例えば、ウシなどの骨髄から
抽出したマローエキス、およびウシ、ニワトリ、ブタな
どのその他の一般の骨から抽出した一般のボーン系エキ
スを挙げることができる。これらのエキスは、液体で
も、濃縮物でも、粉末でも、その他のいかなる形態であ
ってもよい。
【0009】旨味物質としては、例えば、L−グルタミ
ン酸ソーダ(コンブの味)、L−アスパラギン酸、L−
オキシグルタミン酸、イボテン酸、トリコロミン酸、
5′−イノシン酸ソーダ(かつお節の味)、5′−グア
ニル酸ソーダ(椎茸の味)などの核酸関連物質、コハク
酸ソーダ(二枚貝の味)等を挙げることができる。
【0010】スルホン基含有化合物としては、例えば、
タウリンを挙げることができるが、この他に、脱炭酸を
受けてタウリンを生成するシステイン酸、またナフタリ
ン−1,5−ジスルホン酸およびチアミンのナフタリン
−1,5−ジスルホン酸塩などの塩類を例示することが
できる。また、これらの化合物は必ずしも純品である必
要はなく、例えば、スルホン基含有化合物を含む天然物
からの抽出物の形態であってもよいが、可食性でなけれ
ばならないことはもちろんである。
【0011】リン酸塩も、同じく可食性でなければなら
ないことはもちろんであり、いわゆる正リン酸の第一、
第二または第三ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム
塩などを例示することができる。
【0012】因みに、本発明者は、従来、味とは無関係
であると考えられていたタウリンが極めて驚くべきこと
にリン酸塩との併用により旨味を前提とした、すなわち
旨味のこく味付与剤となり得ること、また、タウリンと
同様にスルホン基を含有する他の化合物にもタウリンと
同様の作用があることを見出し、このような知見に基い
て完成した発明について既に特許出願を行なっているが
(特願平6−5368)、ボーン系エキスの呈味は、旨
味物質、スルホン基含有化合物およびリン酸塩の3者の
他に以下に説明する種々の物質を更に使用することで一
段と改善することができるのである。
【0013】その1は、糖類である。糖類としては、グ
ルコース、フラクトース、シュクロース、D−リボース
などが挙げられるが、特にD−リボースがビーフエキス
に匹敵する呈味機能を発現するのに有効である。D−リ
ボースは、例えば、酵母の核酸を加水分解して製造さ
れ、市販されていることは周知の通りである。因みに、
D−リボースは褐変反応によりビーフエキスなどのフレ
ーバーエンハンサーとして知られているが、本発明にお
けるような、他の物質との組合せによりボーン系エキス
の呈味力の強化に使われることは知られてない。
【0014】その2は、L−グルタミンで、これは、例
えば、発酵法によって製造され、市販されていることは
周知の通りである。また、先の説明から理解され得るよ
うに、L−グルタミンは、ピログルタミン酸アンモニウ
ム塩の形態であってもよい。
【0015】その3は、アミノ酸であるが、このアミノ
酸としては、植物タンパク加水分解物(HVP)、ゼラ
チン、乳タンパク、卵タンパクなどの動物タンパク加水
分解物(HAP)または酵母菌、細菌などの菌体加水分
解物の形態のままのアミノ酸であってもよい。
【0016】その4は、アミノ酸を除く有機酸で、クエ
ン酸、リンゴ酸、乳酸、フマール酸、酒石酸、およびこ
れらの塩類を挙げることができるが、好ましくはD−乳
酸である。D−乳酸は、通常、肉エキスに含まれ、本発
明においても味合せに貢献する。
【0017】その5は、イミダゾールジペプチドであ
る。イミダゾールジペプチドとしては、例えば、カルノ
シン(β−アラニルヒスチジン)、アンセリン(β−ア
ラニル−1−メチルヒスチジン)、バレニン(β−アラ
ニル−3−メチルヒスチジン)及びその塩類を挙げるこ
とができる。また、これらの化合物は必ずしも純品であ
る必要はなく、例えばこれらのジペプチドを含む天然物
からの抽出物の形態であってもよい。イミダゾールジペ
プチドの呈味性に関しては、わずかに、カルノシンとア
ンセリンは弱い甘味とわずかな苦味をもち、またバレニ
ンは弱い苦味とわずかな甘味をもつと報告されているの
みで(Bull. Japan. Soc. Sci. Fish., 48, 89〜95 (19
82) 、これらが他の物質、例えばスルホン基含有化合
物、リン酸塩、糖類などとの複合作用により旨味・コク
味を発現することは全く知られていない。
【0018】これらの物質のうち、最後の3者、すなわ
ち、アミノ酸、有機酸およびイミダゾールジペプチドは
任意成分であり、必要に応じてこれらの1者以上が使用
される。
【0019】因みに、本発明者は、スルホン基含有化合
物およびリン酸塩による旨味に対するこく味付与効果が
イミダゾールジペプチドにより顕著に改善されることを
も見出し、このような知見に基いて完成した発明につい
ても既に特許出願を行なっているが(特願平6−593
89)、ボーン系エキスの呈味は、これら4種の物質の
みでなく、上に説明した他の物質をも使用することで一
段と改善することができるのである。
【0020】本発明によれば、ボーン系エキスに、少な
くとも上に説明した種々の物質、すなわち、旨味物質、
スルホン基含有化合物、リン酸塩、糖類およびL−グル
タミン、ならびに、必要により、アミノ酸、有機酸およ
び/またはイミダゾールジペプチドを添加し、加熱す
る。
【0021】これらの物質の添加の割合は、要するに、
加熱したときにボーン系エキスに煮込み感・締り感を付
与強化することのできる割合である。これは、所与の具
体的場合において、当業者であれば、後掲実施例を参考
にするなどして簡単な事前トライアルにより極めて容易
に定めることができるが、本発明者の経験では、例え
ば、固形分濃度が40%のマローエキスの場合は、この
エキス100重量部当り、旨味物質としてのグルタミン
酸塩1〜100重量部、スルホン基含有化合物としての
タウリン0.1〜20重量部、リン酸塩としての第三リ
ン酸カリウム0.1〜20重量部、糖類としてのD−リ
ボース0.1〜20重量部、アミノ酸としての動物タン
パク加水分解物(固形分換算)0.1〜20重量部、有
機酸としての乳酸0.1〜20重量部、L−グルタミン
0.1〜100重量部、およびイミダゾールジペプチド
としてのカルノシン0.1〜100重量部であった。
【0022】上記諸種の物質を添加したボーン系エキス
は、粉末、顆粒、ペースト、液体など種々の形態で未加
熱のまままたは加熱して流通に置くことができる。未加
熱の場合は、購入先において加熱して呈味の改善された
エキスに変えることもできるし、また、従来のボーン系
エキスと同様の使用法で、ただし、加熱工程を含む使用
法で使用することにより改善されたミート系エキス様
の、これに匹敵する呈味を発現することができるからで
ある。
【0023】次に、本発明の加熱工程について説明す
る。
【0024】加熱に先立ち、加熱処理に適するようにボ
ーン系エキスは、濃厚に過ぎるときは適宜水で希釈す
る。
【0025】本発明の加熱処理は、要するに、褐変反応
の起る程度とする。これにより、ボーン系エキスにビー
フエキスの色とフレーバが付与される。本発明者の経験
では、前記のマローエキスの場合の加熱処理条件は、9
0〜110℃で1〜5時間であった。
【0026】このような加熱処理を経たボーン系エキス
は、ミートエキス様の呈味機能を有し、必要に応じて適
宜濃縮しまたは乾燥して流通に置くことができる。
【0027】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に説明する。
【0028】実施例1 市販のマローエキス60g(タンパク換算30g、ブリ
ックス比重計による比重38)に、イノシン酸ソーダ
(旨味物質)0.74g、タウリン(スルホン基含有化
合物)0.5g、K3 PO4 (リン酸塩)12g、D−
リボース(糖類)4g、動物タンパク加水分解物(乾物
換算(アミノ酸))4g、50%乳酸(有機酸)18g
および水70gならびに総窒素濃度、糖度付与等の目的
で市販のゼラチンペプチド「PA−100」((株)ニ
ッピ製)30gを加え、92℃で3時間加熱することで
褐変反応を行なった。
【0029】次いで、L−グルタミン5gを加え、10
0〜103℃(最終)で約2時間加熱濃縮して全量約1
00gとした。
【0030】このようにして得られた濃縮物は、煮込み
感・締り感を有し、強力なコク味を呈し、ビーフエキス
に匹敵する、品質の改善されたマローエキスであった
(pH約5.5)。
【0031】
【発明の効果】本発明により、ビーフエキスなどに比較
して呈味の劣るボーン系エキスの呈味を容易に改善する
ことができるところとなった。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−30732(JP,A) 特開 昭49−110870(JP,A) 特開 平5−227911(JP,A) 特開 昭60−9465(JP,A) 特開 昭61−181357(JP,A) 特開 昭60−9464(JP,A) 特公 昭46−42589(JP,B1) 特公 昭43−11737(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/22 - 1/237

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旨味物質、スルホン基含有化合物、リン
    酸塩、糖類およびL−グルタミンが必須成分として、そ
    してアミノ酸、有機酸およびイミダゾールジペプチドが
    任意成分として添加されていることを特徴とするボーン
    系エキス。
  2. 【請求項2】 ボーン系エキスに旨味物質、スルホン基
    含有化合物、リン酸塩、糖類およびL−グルタミンを、
    そして必要によりアミノ酸、有機酸および/またはイミ
    ダゾールジペプチドを、添加し、加熱することを特徴と
    するボーン系エキスの呈味改善法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法によって呈味を改善
    されたことを特徴とするボーン系エキス。
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