JP3422064B2 - 冷凍サイクル用配管継手 - Google Patents

冷凍サイクル用配管継手

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JP3422064B2 JP00925494A JP925494A JP3422064B2 JP 3422064 B2 JP3422064 B2 JP 3422064B2 JP 00925494 A JP00925494 A JP 00925494A JP 925494 A JP925494 A JP 925494A JP 3422064 B2 JP3422064 B2 JP 3422064B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍サイクルの冷媒配
管同士の接続に使用される冷凍サイクル用配管継手に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用空気調和装置等に使用
される冷凍サイクルでは、冷媒蒸発器と冷媒圧縮機とを
接続する配管同士を繋ぎ合わせるための配管継手が用い
られている。この配管継手は、図8に示すように雌側継
手10と雄側継手11より成る。雌側継手10は、円筒
状の冷媒配管5とユニオン12がろう付けにより構成さ
れている。そして、ユニオン12の内周側には冷媒配管
5がろう付け接合される配管接続口13、およびこの配
管接続口13と連通する筒状の中空部を成し雄側継手1
1を嵌入する嵌合凹部14が形成され、これら配管接続
口13と嵌合凹部14の間には、ろう付け時にろうが面
全体に回り込むように、ろう垂れ防止用の突起部15が
設けられている。また、雄側継手11は先端側がプレス
加工により成形された冷媒配管5と、雌側継手10と結
合するためのナット13から構成されている。そして、
冷媒配管5の途中にはフランジ部21があり、このフラ
ンジ部21から先端側には雌側継手10の嵌合凹部14
に嵌入する嵌合凸部20があり、この嵌合凸部20の中
にはOリング19を保持するための溝部22が形成され
ている。この雌側継手10と雄側継手11は、嵌合凸部
20の先端面24と嵌合凹部14の底面23との間に所
定のクリアランスCを有して、嵌合凹部14内に嵌合凸
部20が嵌め合わされる。なお、嵌合凹部14と嵌合凸
部20との間は、Oリング19によって気密性が保たれ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の雌側
継手10は配管接続口13に冷媒配管5をろう付けする
時に、ろうが継手内部まで回り込まないように、ろう垂
れ防止用の突起部15が形成されている。このため、特
に冷媒圧縮機の起動時においては、図6に示すように突
起部15を冷媒が通過する時に剥離が生じ、この剥離に
よって発生した渦が嵌合凹部14と嵌合凸部20との間
に形成される、クリアランスCを含む空間に入り込むこ
とで、クリアランスC付近に発生していた渦が押し出さ
れてクリアランスCから剥離する。なお、図6は雌側継
手10側から雄側継手11側へ冷媒が流れる時の様子を
シミュレーションにより示すものである。
【0004】ここで、雄側継手11側から雌側継手10
側へ冷媒が流れる時も同様に、溝部22を冷媒が通過す
る時に剥離が生じ、この剥離によって発生した渦が嵌合
凹部14の底面23と嵌合凸部20の先端面24との間
に形成されるクリアランスCを含む空間に入り込むこと
で、クリアランスC付近に発生していた大きな渦が押し
出されてクリアランスCから剥離する。
【0005】この様に、従来の配管継手を使用した場合
は、嵌合凹部14の底面23と嵌合凸部20の先端面2
4との間に形成されるクリアランスC付近で大きな渦の
剥離が繰り返し起きることで、周期的に大きな渦が主流
に乗って後部に流される。これにより、配管内部に圧力
の偏りが発生し冷媒配管5の振動を引き起こす。その結
果、共鳴現象によって約6kHzにピークを持つ純音が
発生するという問題が生じていることを、本発明者ら
が、実験とシミュレーションにより始めて発見した。
【0006】本発明は、上記事情に基づいて成されたも
ので、その目的は、純音の発生を防止することのできる
冷凍サイクル用配管継手の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1記載の発明では、冷凍サイクルに使
用される冷媒配管(5)を接続する雄側継手(11)
雌側継手(10)を有するものであり、前記雄側継手
(11)は円筒状に形成された嵌合凸部(20)を有
し、前記雌側継手(10)は内周側に前記冷媒配管
(5)が接続される配管接続口(13)と、この配管接
続口(13)の前記雄側継手(11)側に形成された
記配管接続口(13)の内径より小さい内径である突起
(15)と、この突起部(15)の前記雄側継手(1
1)側に形成された前記嵌合凸部(20)の内径と略同
等の内径を有する段差部(16)と、この段差部(1
6)の前記雄側継手(11)側に形成された前記嵌合凸
(20)を嵌入する円筒状の嵌合凹部(14)とを有
しており、前記段差部(16)と前記嵌合凹部(14)
との間はテーパ形状を有する接続面(23)により接続
されており、前記雄側継手(11)と前記雌側継手(1
0)は、前記嵌合凸部(20)の前記雌側継手(10)
側の先端面(24)前記接続面(23)の前記雄側継
手(11)側の先端との間に所定の隙間(C)を有して
前記嵌合凹部(14)内に前記嵌合凸部(20)が嵌め
合わされるという技術的手段を採用する。
【0008】また、請求項2記載の発明では、前記嵌合
凹部(14)と前記段差部(16)と前記突起部(1
5)の内径の大きさは前記嵌合凹部(14)、前記段差
(16)、前記突起部(15)の順に大きい請求項1
記載の冷凍サイクル用配管継手(1)を備えるという技
術的手段を採用する。また、請求項3記載の発明では、
前記雄側継手(11)はプレス加工により成形されてい
る請求項1記載の冷凍サイクル用配管継手(1)を備え
るという技術的手段を採用する。
【0009】また、請求項4記載の発明では、前記雄側
継手(11)はプレス加工により前記嵌合凸部(20)
の途中に内周側に凹んだ溝部(22)が成形されている
請求項1記載の冷凍サイクル用配管継手(1)を備える
という技術的手段を採用する。
【0010】また、請求項記載の発明では、前記段差
(16)と前記突起部(15)との間はテーパ形状を
有する傾斜面である請求項1記載の冷凍サイクル用配管
継手(1)を備えるという技術的手段を採用する。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、雌側継手10の内周
側の突起部15と接続面23の間に、雄側配管11の先
端側の内径と略同等の内径である段差部16を設けるこ
とにより、雌側継手10と雄側継手11が嵌め合わされ
た時に嵌合凸部20の先端面24と接続面23の雄側継
手11側の先端との間に形成される所定のクリアランス
C付近で発生する渦の大きさ(スケール)が小さくな
り、流れも遅くなる。これにより、雌側継手10側から
雄側継手11側へ冷媒が流れる場合において突起部15
を冷媒が通過する時に生じた剥離による渦が、クリアラ
ンスC付近の渦に与える影響が小さくなり、渦は安定す
る。その結果、冷媒配管5の振動を引き起こすこともな
く、共鳴現象によって発生していた約6kHzの純音を
無くすことができる。
【0012】また、請求項4記載の発明では、側継手
11側から雌側継手10側へ冷媒が流れる場合、溝部
を冷媒が通過する時に剥離が生じるが、段差部16を
設けることにより、クリアランスC付近の空間に発生す
る渦の流れが安定する。これにより、剥離によって発生
した渦がクリアランスC付近の渦に与える影響が小さく
なり、その結果、冷媒配管5の振動を引き起こすことも
なく、共鳴現象によって発生していた約6kHzの純音
を無くすことができる。
【0013】このように、雄側配管11の先端側の内径
と段差部16の内径が略同等とすることで、雌側継手1
0側から雄側継手11側へ冷媒が流れる場合も雄側継手
11側から雌側継手10側へ冷媒が流れる場合も純音を
無くすことができるという優れた効果を有する。
【0014】また請求項記載の発明では、内径の異な
る段差部16と突起部15の間にある傾斜面17をテー
パ形状とすることにより、冷媒の流れをスムーズにする
ことが可能となり、その結果、共鳴現象によって発生し
ていた純音を無くすことができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の冷凍サイクル用配管継手の一
実施例を図1ないし図2を基に説明する。図2に自動車
空調用の冷凍サイクル2の構成を示す。冷凍サイクル2
は冷媒蒸発器3と冷媒圧縮機4、クラッチ6、冷媒凝縮
器7、レシーバ8、膨脹弁9等のの各機能部品より構成
されており、これら機能部品の間を配管継手1を有する
冷媒配管5で接続している。
【0016】図1は冷凍サイクル用配管継手の断面図で
ある。配管継手1は雌側継手10と雄側継手11より成
り、雌側継手10は円筒状の冷媒配管5とユニオン12
がろう付けにより構成されている。ここで、冷媒配管5
は通常、金属製(アルミニウム、銅、真鍮、スレンレ
ス、鉄等)の材料よりなり、本実施例では外周側にろう
材としての皮材A4004をクラッドした、アルミニウ
ムのA3004を使用している。また、ユニオン12も
金属製(アルミニウム、銅、真鍮、スレンレス、鉄等)
の材料よりなり、本実施例ではアルミニウムのDA7N
11を使用している。
【0017】そして、ユニオン12の内周側の一端(図
1の左側)には冷媒配管5がろう付け接合される配管接
続口13が形成されており、他端(図1の右側)には配
管接続口13と連通する筒状の中空部を成し、雄側継手
11を嵌入する嵌合凹部14が形成されている。そし
て、配管接続口13の雄側継手11側には配管接続口1
3の内径より小さい内径である突起部15が形成され、
この突起部15の雄側継手11側には後述する嵌合凸部
20の内径と略同等の内径を有する段差部16が形成さ
れ、この段差部16の雄側継手11側には嵌合凸部20
を嵌入する円筒状の嵌合凹部14が形成されている。さ
らに、段差部16と嵌合凹部14との間はテーパ形状を
有する接続面23により接続されており、段差部16と
突起部15との間にはテーパ形状の傾斜面17が形成さ
れている。突起部15は、ろう付け時にろうがろう付け
面全体に回り込むように設けられろう垂れを防止する。
ここで、配管5の軸方向に対する底面23の成す角度を
θとし、配管5の軸方向に対する傾斜面17の成す角度
をαとする。
【0018】また、雄側継手11は先端側がプレス加工
により成形された円筒状の冷媒配管5と、雌側継手10
と結合するためのナット1から構成されている。ここ
で、ナット18は金属製(アルミニウム、銅、真鍮、ス
レンレス、鉄等)の材料よりなり、本実施例ではアルミ
ニウムのA6061を使用している。そして、冷媒配管
5の途中にはフランジ部21があり、このフランジ部2
1から先端側には雌側継手10の嵌合凹部14に嵌入す
る嵌合凸部20があり、この嵌合凸部20の中にはOリ
ング19を保持するための溝部22が形成されている。
この雌側継手10と雄側継手11は、嵌合凸部20の先
端面24と接続面23の雄側継手11側先端との間に所
定のクリアランスCを有して、嵌合凹部14内に嵌合凸
部20が嵌め合わされる。なお、嵌合凹部14と嵌合凸
部20との間は、Oリング19によって気密性が保たれ
る。ここで、Oリング19はドーナツ状のリング形状で
あり、断面は円形形状である。そして、Oリング19は
ゴム等の弾力性のある材料よりなり、本実施例では直径
1.8mmのRBR(R12とR134aの両フロン対
応のゴム)を使用している。
【0019】なお、本実施例では、嵌合凹部14の内径
はφ18.3(mm)、嵌合凹部14の長さ(雌側配管
10先端から底面24までの距離)は14.5(m
m)、段差部16の内径はφ16.5(mm)、突起部
15の内径はφ13.1(mm)、嵌合凸部20の先端
部分の内径はφ16.5(mm)、嵌合凸部20の長さ
(先端面24からフランジ部21までの距離)は13.
5(mm)である。
【0020】また、配管5の軸方向に対する底面23の
成す角度θ=60°とし、配管5の軸方向に対する傾斜
面17の成す角度α=60°とした。この配管継手1
は、図1に示すように、雌側継手10の嵌合凹部14内
に雄側継手11の嵌合凸部20が嵌め合わされて、嵌合
凹部14の外周側に設けられたネジ部25にナット18
を締めつけることにより、雌側継手10と雄側継手11
とが固定される。ここで、嵌合凹部14の長さ(雌側配
管10先端から底面24までの距離)は嵌合凸部20の
長さ(先端面24からフランジ部21までの距離)より
短く設定されていることから、雌側継手10と雄側継手
11とを組付けた時には、嵌合凸部20の先端面24と
嵌合凹部14の底面23との間にクリアランスCを含む
空間がが形成される。ここで、クリアランスCは1.0
(mm)である。
【0021】次に、本実施例の作動を説明する。冷媒圧
縮機4の起動により、冷媒圧縮機4で圧縮された高温高
圧の冷媒が冷媒凝縮器7で凝縮液化され、レシーバ8を
経て膨脹弁9で減圧される。この減圧された低温低圧の
冷媒は、冷媒蒸発器3で周囲の空気と熱交換されて蒸発
し、配管継手1で接続された車室内側の冷媒配管5およ
び車室外側の冷媒配管5を通って、冷媒圧縮機4に吸引
される。
【0022】ここで、雌側継手10側から雄側継手11
側へ向かって配管継手1内を流れる冷媒の流れをシミュ
レーションにより解析し図3に示す。また、純音の大き
さを実験により測定した。なお、純音の大きさは、冷媒
圧縮機4の起動時における冷媒配管のピーク振動を測定
することで求めた。この実験結果である周波数分析を図
4に示す。さらに比較のため、従来例におけるシミュレ
ーション結果を図6に示し、実験結果である周波数分析
を図7に示す。
【0023】図6の従来例のシミュレーション結果によ
れば、雌側継手10の突起部15を通過した冷媒が、雌
側継手10の内壁面より剥離して渦となって流れる。ま
た、上述のクリアランスCを含む空間には大きな渦が形
成されている。そのため図7に示すように、周波数6
(kHz)付近にピーク振動値10(dB)が測定され
ている。これは、人間がかすかに聞き取れる程のピーク
振動値5(dB)以上であり明確に聞き取れる。
【0024】それに対し、図3に示す本発明のシミュレ
ーション結果によれば、雌側継手10の突起部15を通
過した冷媒が、雌側継手10の内壁面より剥離して渦と
なって流れるが、クリアランスCを含む空間と、傾斜面
17と段差部16付近の空間の二つに渦が分断して形成
され、渦の大きさ(スケール)は小さく、速度も遅い。
そのため図4に示すように、周波数6(kHz)付近に
現れるピーク振動値は−10(dB)以下である。これ
は、人間がかすかに聞き取れる程のピーク振動値5(d
B)以下であるため、純音の発生が防止できている。
【0025】このように、クリアランスCを含む空間に
形成される渦が安定することで、クリアランスCを含む
空間から剥離する渦が減少するため、冷媒配管5の振動
にともなう共鳴現象が抑えられて、純音の発生を防止す
ることができる。次に、雄側継手11側から雌側継手1
0側へ向かって配管継手1内を流れる冷媒の流れを実験
し、その結果である周波数分析を図5に示す。
【0026】図5より、周波数0(kHz)付近にピー
ク振動値−10(dB)が測定されている。これは、人
間がかすかに聞き取れる程のピーク振動値5(dB)以
下であるため、純音の発生が防止できている。以上のよ
うに、本実施例の冷凍サイクル用配管継手は、雌側継手
10の嵌合凹部14と突起部15の間に、雄側継手11
に形成された嵌合凸部20の先端24の内径と同一内径
である段差部16を設けたことにより、冷媒の流れが雌
側継手10側から雄側継手11側へ向かって流れる場合
も、雄側継手11側から雌側継手10側へ向かって流れ
る場合も、クリアランスC付近の空間に発生する渦を安
定させることができる。その結果、空間から剥離する渦
が減少するため、冷媒配管の振動に伴う共鳴現象を防止
して、純音の発生を防止することができる。
【0027】〔変形例〕上記実施例では、雄側継手11
の嵌合凸部20はプレス加工により成形された雄側継手
11を用いたが、スピニング加工により成形された雄側
継手11を用いても良い。また、雄側継手11の嵌合凸
部20は切削加工により成形され、ろう付けにより、配
管5と接合されている雄側継手11を用いても良い。
【0028】また、図2に示す冷凍サイクル図では、配
管継手1はコンプレッサ4とエバポレータ3の間の低圧
配管5に取りつけられているが、他の部分に使用される
配管5(高圧配管5を含む)に用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍サイクル用配管継手の断面図であ
る。
【図2】本実施例に係わる冷凍サイクル図である。
【図3】冷媒の流れを示すシミュレーション結果の要部
拡大断面図である(実施例)。
【図4】テーパ角度とピーク振動との関係を示すグラフ
である(実施例)。
【図5】テーパ角度とピーク振動との関係を示すグラフ
である(実施例)。
【図6】冷媒の流れを示すシミュレーション結果の要部
拡大断面図である(従来例)。
【図7】テーパ角度とピーク振動との関係を示すグラフ
である(従来例)。
【図8】従来の冷凍サイクル用配管継手の断面図であ
る。
【符号の説明】 5 冷媒配管 10 雌側継手 11 雄側継手 13 配管接続口 14 嵌合凹部 15 突起部 16 段差部 17 傾斜面 20 嵌合凸部 22 溝部 23 接続面 C クリアランス(所定の隙間)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−196192(JP,A) 実開 平3−124097(JP,U) 実開 昭49−125317(JP,U) 実開 昭62−146679(JP,U) 実公 昭56−45960(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 19/00 - 19/14 F16L 21/00 - 21/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルに使用される冷媒配管
    (5)を接続する雄側継手(11)と雌側継手(10)
    を有するものであり、 前記雄側継手(11)は円筒状に形成された嵌合凸部
    (20)を有し、 前記雌側継手(10)は内周側に前記冷媒配管(5)
    接続される配管接続口(13)と、この配管接続口(1
    3)の前記雄側継手(11)側に形成された前記配管接
    続口(13)の内径より小さい内径である突起部(1
    5)と、この突起部(15)の前記雄側継手(11)側
    に形成された前記嵌合凸部(20)の内径と略同等の内
    径を有する段差部(16)と、この段差部(16)の前
    記雄側継手(11)側に形成された前記嵌合凸部(2
    0)が嵌入する円筒状の嵌合凹部(14)とを有してお
    り、 前記段差部(16)と前記嵌合凹部(14)との間はテ
    ーパ形状を有する接続面(23)により接続されてお
    り、 前記雄側継手(11)と前記雌側継手(10)は、前記
    嵌合凸部(20)の前記雌側継手(10)側の先端面
    (24)前記接続面(23)の前記雄側継手(11)
    側の先端との間に所定の隙間(C)を有して前記嵌合凹
    部(14)内に前記嵌合凸部(20)が嵌め合わされる
    冷凍サイクル用配管継手(1)
  2. 【請求項2】 前記嵌合凹部(14)と前記段差部(1
    6)と前記突起部(15)の内径の大きさは前記嵌合凹
    (14)、前記段差部(16)、前記突起部(15)
    の順に大きい請求項1記載の冷凍サイクル用配管継手
    (1)
  3. 【請求項3】 前記雄側継手(11)はプレス加工によ
    り成形されている請求項1記載の冷凍サイクル用配管継
    (1)
  4. 【請求項4】 前記雄側継手(11)はプレス加工によ
    り前記嵌合凸部(20)の途中に内周側に凹んだ溝部
    (22)が成形されている請求項1記載の冷凍サイクル
    用配管継手(1)
  5. 【請求項5】 前記段差部(16)と前記突起部(1
    5)との間はテーパ形状を有する傾斜面である請求項1
    記載の冷凍サイクル用配管継手(1)
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