JP3421936B2 - カメラのズーム操作装置 - Google Patents

カメラのズーム操作装置

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JP3421936B2
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隆 島村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラのズーム操作
装置に係り、特に雲台上に固定されて使用されるフィー
ルドカメラやスタジオカメラ等のテレビカメラのズーム
操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のテレビカメラのズーム操
作は、雲台の図5に示すパン・チルト棒1のグリップ2
に設けられたサムリング3をカメラマンが回動操作する
ことにより行われている。前記サムリング3はグリップ
2の軸心を中心に回動自在に設けられ、カメラマンの指
を指掛け部4に掛けて図中W方向に回動させると、ズー
ムレンズがワイド方向に移動し、また、指掛け部5に掛
けて図中T方向に回動させるとズームレンズがテレ方向
に移動する。また、サムリング3の回動角度を大きくす
るに従って、ズーム速度が速くなるようにズームレンズ
のモータが制御されている。
【0003】前記サムリング3は、回動範囲の中立位置
に位置するように図示しない付勢部材によって付勢され
ており、サムリング3から指を離せばサムリング3が中
立位置に回動して復帰するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カメラのズーム操作装置は、サムリング3を前記付勢部
材の付勢力に抗して回動させなければならないので、特
に大きく回動させてズーム速度を速くしようとすると、
カメラマンの指に大きな付勢力が加わって指が疲れてし
まうという欠点がある。
【0005】また、従来のカメラのズーム操作装置は、
サムリング3の位置をポテンショメータで検出してお
り、このポテンショメータにはサムリング3の中立位置
から所定の回動範囲に不感帯が形成されている。このた
め、サムリング3を回動操作しても前記不感帯の範囲で
はズーム動作が行われないので、ズーム動作の反応が遅
いという欠点がある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、楽な操作でズーム操作を行うことができると共
にズーム動作の反応が速いカメラのズーム操作装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、ズームレンズをモータで移動させてズー
ム動作を行うカメラのズーム操作装置に於いて、カメラ
マンの指の接触を感知する感圧プレートをカメラのズー
ム操作位置に設けると共に、該感圧プレート上の指の接
触位置に応じて前記モータの回転数と回転方向とを可変
させて前記ズームレンズのズーム動作の速度と方向とを
可変させる制御部を備えたことを特徴とする。
【0008】本発明は、従来のサムリングに変えて、感
圧式の感圧プレートとこの感圧プレート上の指の接触位
置に応じてズーム動作を制御する制御部とから成る所謂
デジタイザーを適用したことを特徴としている。従っ
て、本発明によれば、感圧プレート上に対するカメラマ
ンの指の接触位置を変えると、制御部が前記接触位置に
応じてモータの回転数と回転方向とを変えてズーム動作
を行う。このように、本発明では、カメラマンの指の接
触位置を変えるだけでズーム動作の速度と方向とが変わ
るので、楽な操作でズーム操作を行うことができると共
に、不感帯を有する従来のズーム操作装置と比較してズ
ーム動作の反応が速くなる。
【0009】また、本発明では、第1の感圧プレートと
第2の感圧プレートとで前記感圧プレートを構成し、ワ
イド側からテレ側にズームレンズを移動させる場合には
第1の感圧プレート上に指を接触させ、テレ側からワイ
ド側にズームレンズを移動させる場合には第2の感圧プ
レート上に指を接触させる。また、第1、第2の感圧プ
レート上に対する指の接触位置を変えてズーム動作の速
度を変える。このように感圧プレートを第1の感圧プレ
ートと第2の感圧プレートとで分けて構成すれば操作性
が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るカメラのズーム操作装置の好ましい実施の形態を詳述
する。図1は、本発明に係るカメラのズーム操作装置が
適用されたテレビカメラの実施例を示す側面図である。
同図に示すテレビカメラ10はレンズ部12とカメラ部
14とから構成され、三脚16上に固定された雲台18
にレンズサポート20を介して固定されている。前記雲
台18にはパン・チルト棒22が延設され、このパン・
チルト棒22の先端に設けられたグリップ24をカメラ
マン26が左手28で握持して上下左右方向に操作する
ことにより、前記テレビカメラ10が雲台18によって
パン・チルト操作される。符号30はカメラ部12のフ
ァインダである。
【0011】一方、前記パン・チルト棒22のグリップ
24には、本発明のズーム操作装置のズームデマンド3
2がグリップ24を握持した左手28の親指で操作され
る位置に設けられている。前記ズームデマンド32は図
2、図3に示すように2枚の感圧プレート34、36を
有し、これらの感圧プレート34、36がグリップ24
に露出して固着されている。前記感圧プレート34、3
6は、所謂デジタイザーの感圧式プレートであり、感圧
プレート34、36上の感圧(接触)位置に応じた信号
を図4に示すコントローラ38に出力する。
【0012】前記コントローラ38は、感圧プレート3
4から信号が出力されると、ズームモータ40を駆動制
御して2枚のズームレンズ42、44をワイド(W)側
からテレ(T)側方向に移動させると共に、感圧プレー
ト36から信号が出力されると、ズームモータ40を駆
動制御して前記ズームレンズ42、44をテレ(T)側
からワイド(W)側方向に移動させる。前記ズームモー
タ40の駆動力は3枚のギヤ46、48、50を介して
ズームカム筒52に伝達される。ズームカム筒52には
2本のカム溝54、56が形成されており、この溝54
にズームレンズ42を保持したレンズ枠58のピン60
が係合され、前記溝56にズームレンズ44を保持した
レンズ枠62のピン64が係合されている。従って、ズ
ームモータ40の駆動力でズームカム筒52が回動する
と、ズームレンズ42、44がカム溝54、56とピン
60、64との作用によって光軸66方向に前後移動す
る。これによって、ズームレンズ42、44によるズー
ミングが行われる。符号67は、ズームレンズ42、4
4の移動をガイドするガイド棒であり、このガイド棒6
7は光軸66と平行に配置され、前記レンズ枠58、6
2が摺動自在に係合されている。
【0013】前記コントローラ38は、感圧プレート3
4、36の接触位置に応じて前記ズームモータ40の回
転速度を制御している。即ち、図3に示した感圧プレー
ト34において、感圧プレート34に触れているカメラ
マンの親指68(図中二点鎖線で示す)を、図中下側位
置(SLOW位置)から図中上側位置(FAST位置)
に移動させるに従って、ズームモータ40の回転速度が
速くなるように制御している。これにより、ワイド側か
らテレ側へのズーム速度は、親指68が前記SLOW位
置に触れている時には遅く、FAST位置に触れている
時には速くなる。また、コントローラ38は、感圧プレ
ート36において、感圧プレート36に触れている親指
68を、図中上側位置(SLOW位置)から図中下側位
置(FAST位置)に移動させるに従って、ズームモー
タ40の回転速度が速くなるように制御している。これ
により、テレ側からワイド側へのズーム速度は、親指6
8がSLOW位置に触れている時には遅く、FAST位
置に触れている時には速くなる。
【0014】次に、前記の如く構成された本実施の形態
に係るカメラのズーム操作装置の作用について説明す
る。例えば、カメラマン26がワイド側からテレ側にズ
ーム操作したい場合には、グリップ24を握持している
左手28の親指68を感圧プレート34に接触させる。
これにより、感圧プレート34からコントローラ38に
信号が出力され、そしてズームモータ40がコントロー
ラ38によって駆動制御されてズームレンズ42、44
がワイド側からテレ側に移動する。また、親指68を感
圧プレート34上のFAST位置に接触させるとズーム
速度が速くなり、SLOW位置に接触させるとズーム速
度が遅くなる。
【0015】一方、カメラマン26がテレ側からワイド
側にズーム操作したい場合には、親指68を感圧プレー
ト36に接触させるだけで良く、そのズーム速度を速く
したい場合には感圧プレート36上のFAST位置に親
指68を接触させ、ズーム速度を遅くしたい場合には感
圧プレート36上のSLOW位置に親指68を接触させ
るだけで良い。
【0016】このように、本発明の実施の形態では、感
圧プレート34、36に対する親指68の接触位置を変
えるだけでズーム動作の速度と方向とを変えることがで
きるので、楽な操作でズーム操作を行うことができると
共に、不感帯を有する従来のズーム操作装置と比較して
ズーム動作の反応が速くなる。本発明では、カメラのズ
ーム操作装置に適用した実施例について説明したが、こ
れに限られるものではなく、フォーカス操作装置に適用
してフォーカスレンズの合焦動作を本発明の感圧プレー
トと制御部とで制御するようにしても良い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
のズーム操作装置によれば、感圧式の感圧プレートと、
この感圧プレート上の接触位置に応じてズーム動作を制
御する制御部とから構成し、感圧プレートに対するカメ
ラマンの指の接触位置を変えるだけでズーム動作の速度
と方向とを変えるようにしたので、楽な操作でズーム操
作を行うことができると共にズーム動作の反応が速くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラのズーム操作装置が適用さ
れたテレビカメラの側面図
【図2】図1に示したテレビカメラのパン・チルト棒の
グリップ部を示す斜視図
【図3】図2に示したグリップ部の平面図
【図4】ズームレンズの駆動制御系を示す説明図
【図5】従来のズーム操作部を示す斜視図
【符号の説明】
10…テレビカメラ 22…パン・チルト棒 24…グリップ 34、36…感圧プレート 38…コントローラ 40…ズームモータ 42、44…ズームレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/02 - 7/16 H04N 5/222 - 5/257 G03B 17/00 - 17/02 G03B 17/56 - 17/58 G03B 15/00 - 15/035 G03B 15/06 - 15/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ズームレンズをモータで移動させてズーム
    動作を行うカメラのズーム操作装置に於いて、 カメラマンの指の接触を感知する感圧プレートをカメラ
    のズーム操作位置に設けると共に、該感圧プレート上の
    指の接触位置に応じて前記モータの回転数と回転方向と
    を可変させて前記ズームレンズのズーム動作の速度と方
    向とを可変させる制御部を備えたことを特徴とするカメ
    ラのズーム操作装置。
  2. 【請求項2】前記感圧プレートは、第1の感圧プレート
    と第2の感圧プレートとから成り、前記制御部は前記第
    1の感圧プレートにカメラマンの指が接触すると前記ズ
    ームレンズをワイド側からテレ側方向に移動させ、前記
    第2の感圧プレートにカメラマンの指が接触するとズー
    ムレンズをテレ側からワイド側方向に移動させるように
    前記モータを制御することを特徴とする請求項1記載の
    カメラのズーム操作装置。
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