JP3421170B2 - ネットワークユニット - Google Patents

ネットワークユニット

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JP3421170B2
JP3421170B2 JP12860595A JP12860595A JP3421170B2 JP 3421170 B2 JP3421170 B2 JP 3421170B2 JP 12860595 A JP12860595 A JP 12860595A JP 12860595 A JP12860595 A JP 12860595A JP 3421170 B2 JP3421170 B2 JP 3421170B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,プログラマブルコン
トローラ(以下,PCという)と,計算機やプリンタ等
の汎用機器との間におけるデータ通信を調歩同期方式に
より実行するネットワークユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に,計算機やプリンタ等の汎用機
器との交信を行うためには,PC側にて交信相手となる
汎用機器のプロトコルに合わせた伝文フレームおよびデ
ータを作成して交信する必要がある。通常,汎用機器の
プロトコルは,先頭フレーム部,データ部,最終フレー
ム部より構成されており,調歩同期方式を有するネット
ワークユニットにおいては,PC側のプログラムを簡単
に作成できるよう,図10に示すようないくつかの標準
フレームの型が用意されている。
【0003】図10に示した伝文1は,一般にENQと
称される,相手局からの応答を要求する場合に使用する
伝送制御キャラクタに始まり,局番号,PC番号,コマ
ンドと続く。局番号は自局,PC番号は相手局を指し,
コマンドは相手局に対する要求コードであり,コマンド
毎に異なる。コマンドの後に,伝文ウェイト時間値,デ
ータ,サムチェックを有する構成になっている。
【0004】伝文内のデータは,要求コマンドに応じた
データであり,相手局がコマンドを実行するに当たり,
必要となるデータである。これは,他の伝文についても
同様である。この伝文1に対する応答データは,伝文
2,伝文3に示す通りであり,一般にSTXと称され
る,テキストあるいはブロックの始まりを示す伝送制御
キャラクタより始まる。STXに続き,局番号,PC番
号および要求コマンドに対する応答データ,ETXと称
されるテキストの終了を示す伝送制御符号,サムチェッ
クを有する構成になっている。また,ACKと称される
肯定応答キャラクタを用いた応答伝文を伝文3に示す。
この伝文3は,ACKの後に局番号,PC番号が付加さ
れただけの,簡略化された応答伝文である。
【0005】上記伝文1による要求を相手局において処
理中に,エラーが発生した場合,伝文4に示すような応
答伝文が返る。エラーの場合,NAKと称される否定応
答キャラクタが用いられ,その後に局番号,PC番号,
エラーコードが付加された構成となっている。
【0006】その他の伝文に関しては,伝文5は上記伝
文1にブロック番号が付加されたもの,伝文9は先頭キ
ャラクタにSTXを用いたもの,伝文13は伝文の最終
に,復帰改行キャラクタ(CR),改行キャラクタ(L
F)を付加したものである。これらの要求に対する応答
伝文も,それぞれの伝文に対応した構成となってはいる
が,上記伝文2,伝文3,伝文4と,その内容において
大差はない。
【0007】PCと汎用機器とのデータ交信を行う際の
データの流れに関しては,送信時にあってはPCからネ
ットワークユニットを介して汎用機器へ,受信時にあっ
ては汎用機器からネットワークユニットを介してPCへ
という流れである。このとき,ネットワークユニットは
交信における制御を行い,PCではこの交信時に使用さ
れるデータを判別し,これに対して処理が実行される
が,PC側では汎用機器との交信時におけるデータの処
理をプログラムにより実現するため,これに関するプロ
グラムを必要とする。
【0008】PCから汎用機器へ,ネットワークユニッ
トを介してデータの送信を実行する場合,PC側のプロ
グラムにて送信データのみを作成し,ネットワークユニ
ットに対して送信起動をかける。これによりネットワー
クユニットは指示された伝文フレームの先頭フレーム部
および最終フレーム部を付加し,交信相手となる汎用機
器に対するデータの送信が実行される。
【0009】受信時においては,ネットワークユニット
内にて受信した伝文の先頭フレーム部および最終フレー
ム部を取り除き,データ部のみをPC側へ転送する。し
かし,汎用機器のプロトコルが,ネットワークユニット
にて用意されている標準のフレーム型を用いることによ
り,汎用機器のプロトコルに対応できない場合,PC側
のプログラムにて汎用機器のプロトコルに対応した伝文
フレームの先頭フレーム部,最終フレーム部およびデー
タ部を作成し,汎用機器との交信を実行する必要があ
る。
【0010】従って,汎用機器のプロトコルに対応して
いる場合と比較して,PC側のプログラム量は増加す
る。さらに,PC側のプログラムは,送受信時における
データの状態を考慮した構成としなければならない。ま
た,これらのフレームは交信相手となる汎用機器のプロ
トコルに対応させるため,汎用機器の変更が生じた際に
は,その変更の度に汎用機器のプロトコルに対応させる
必要がある。
【0011】以下,従来技術における交信状態による,
ネットワークユニットおよび汎用機器が有する送受信バ
ッファの状態と,それに伴う信号線およびデータの状態
を図をもって詳細に説明する。
【0012】図11は,PCから汎用機器への送信を,
ネットワークユニットを介して実行するとき,送信デー
タがネットワークユニットの送信バッファのサイズを超
過した場合の,データの状態図および信号線によるタイ
ミングチャートである。
【0013】図12は,PCから汎用機器への送信をネ
ットワークユニットを介して実行している途中に,汎用
機器からのデータを受信した場合の,データの状態図お
よび信号線によるタイミングチャートである。
【0014】図13は,PCから汎用機器への送信をネ
ットワークユニットを介して実行しているとき,汎用機
器が有する受信バッファがPCからの送信により一杯に
なった場合の,データの状態図および信号線によるタイ
ミングチャートである。
【0015】図14は,汎用機器からPCへの送信を,
ネットワークユニットを介して実行しているとき,ネッ
トワークユニットの受信バッファが,汎用機器からの送
信により一杯になった場合の,データの状態図および信
号線によるタイミングチャートである。
【0016】交信の際のデータは,図11に示すよう
に,送信するデータはユニット18のPCから,バッフ
ァ20で示されるネットワークユニットの送信バッファ
へ転送され,汎用機器へと送信される。このとき,デー
タ19に示すように送信データのサイズが,バッファ2
0の送信バッファのサイズを超過する場合,まずデータ
22の送信バッファに取り込んだ分が送信され(1回
目),次にデータ21の送信バッファに超過した分を取
り込み,2回目の送信が実行される。
【0017】また,図12に示されるように,ネットワ
ークユニットがデータを送信中にデータ29のようにデ
ータの途中で,データ遷移30で示される汎用機器から
のデータを受信したとする。このときのネットワークユ
ニットの設定が,送信を一時中断する設定であった場
合,データ遷移30の受信を検出した段階にて,送信を
受信処理が完了するまで中断し,受信処理が完了する処
理32の段階にて,送信を再開する。図12では,デー
タ33で示されるように,先に送信したデータの途中か
ら送信を再開しているが,これはネットワークユニット
の設定により異なるものであって,再度データの先頭か
ら送信することも可能である。
【0018】さらに,図13に示されるようにデータ2
4のデータの途中にて,汎用機器の受信バッファがこの
送信によって一杯になり,ネットワークユニットに対し
て信号25の送信停止要求信号が出力された場合に関し
ても,ネットワークユニットの設定により送信の中断が
発生する。この場合,バッファ28に示されるように汎
用機器の受信バッファからの受信データの読出しによっ
て受信バッファの空きがある程度生じた時点で,信号2
5の送信停止要求信号が解除され,ネットワークユニッ
トは送信を再開する。
【0019】また,図14に示すようにネットワークユ
ニットの受信バッファが一杯になった場合においても送
信時と同様な手順にて受信バッファにある程度の空きが
できるまで,汎用機器からの受信を一度中断する。この
ように交信時の状態により,必ずしも交信したいデータ
全てが一括で交信されるわけではなく,データの途中で
区切られて交信されるという場合が存在する。
【0020】従って,PC側のプログラムは,これらの
交信状態を考慮し,データの区切りを意識した構成にす
る必要があり,その結果プログラムが複雑になると共
に,プログラム量が増加する傾向にあった。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来における汎用機器
との交信手段においてPC側のプログラムは,汎用機器
のプロトコルに対応させるため,送信時は伝文フレーム
および送信データの作成,受信時には受信伝文から,先
頭フレーム部および最終フレーム部を取り除きデータ部
のみを,PC側へ転送する処理が必要であり,これによ
りPC側のプログラムサイズが大きくなるという問題点
があった。
【0022】また,システムの変更等により,交信相手
の変更に伴うプロトコルの変更が生じた場合,伝文フレ
ームおよびデータを再度プロトコルと対応した形式に修
正しなければならず,処理効率が悪いという問題点があ
った。
【0023】さらに,交信データが,ネットワークユニ
ットが有するバッファのサイズ超えるような場合,ネッ
トワークユニットにて交信データの分割が実行される。
そのため,PC側のプログラムはこのような場合を想定
した構成とする必要があり,PC側のプログラムが複
雑,かつ,プログラムサイズが大きなものになるという
問題点があった。
【0024】加えて,従来における汎用機器との交信手
段において,受信したデータの内容を判別するためには
伝文フレームの先頭フレーム部により,受信データが要
求データ,返答データ等であることを判別した後,デー
タを判別する必要があり,その処理をPC側のプログラ
ムにて実行するため,PC側のプログラムサイズが大き
くなるという問題点があった。
【0025】この発明は,上記に鑑みてなされたもので
あって,交信相手となる汎用機器ごとに異なるプロトコ
ルに影響されることなく汎用機器との接続を容易に実行
できるようにすると共に,PC側で用いるプログラムの
簡略化が可能な調歩同期方式を用いたネットワークユニ
ットを得ることを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め,この発明にかかるネットワークユニットは,プログ
ラマブルコントローラからの送信データに対し,先頭フ
レームおよび最終フレームを付加し,先頭フレーム,送
信データおよび最終フレームを含むフレームデータを交
信相手としての汎用機器へ送信するネットワークユニッ
トであって,交信相手としての前記汎用機器のプロトコ
ルに合わせた複数の異なる伝文フレーム用の前記先頭フ
レームおよび最終フレームがフレーム番号に対応付けら
れて登録されるフレームデータメモリと,前記汎用機機
へのデータ送信時,前記プログラマブルコントローラか
ら入力されるフレーム番号に対応する先頭フレームおよ
び最終フレームを前記フレームデータメモリから取り出
し,取り出した先頭フレームおよび最終フレームを前記
プログラマブルコントローラから入力される送信データ
に付加してフレームデータを作成し,作成したフレーム
データを前記汎用機器に送信する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする
【0027】また,次の発明にかかるネットワークユニ
ットは,上記の発明において,前記フレームデータメモ
リに登録される先頭フレームおよび最終フレームは,1
〜複数の可変データ判別用固定コードを含むものであ
り,複数の異なる番号データに対応して可変コードデー
タが記憶される可変データメモリを更に備え,前記制御
手段は,前記フレームデータメモリから取り出した先頭
フレームおよび最終フレームに前記可変データ判別用固
定コードが含まれている場合,該可変データ判別用固定
コードに続く所定長のデータ部分に含まれる番号データ
を判定し,この判定した番号データに対応する可変コー
ドデータを前記可変データメモリから取り出し,取り出
した可変コードデータを当該可変データ判別用固定コー
ドに続く前記所定長のデータ部分と置換して,前記フレ
ームデータを作成することを特徴とする
【0028】また,次の発明にかかるネットワークユニ
ットは,プログラマブルコントローラと汎用機器との間
におけるデータ通信を調歩同期方式により実行するネッ
トワークユニットにおいて,交信相手となる前記汎用機
器のプロトコルに合わせた複数の伝文フレームをフレー
ム番号にそれぞれ対応付けて複数登録し,前記汎用機器
との交信フレームを前記フレーム番号にて指定すること
により前記フレーム番号を用いた前記汎用機器との接続
を実行するとともに,前記汎用機器からの受信伝文に対
応するフレーム番号を判別し,判別したフレーム番号を
前記プログラマブルコントローラに対して送信すること
により前記汎用機器からの受信伝文の内容を前記プログ
ラマブルコントローラに伝達することを特徴とする
【0029】
【作用】この発明に係るネットワークユニットは,それ
ぞれ異なるプロトコルを持つ汎用機器との接続性を向上
させるために,交信相手となる汎用機器のプロトコルに
合わせた伝文フレームをネットワークユニットに予め作
成,登録するものである。すなわち,直列伝送される1
文字の始めと終わりを示すスタートビット,ストップビ
ットを付加し,送信側と受信側の同期をとる調歩同期方
式を有するネットワークユニットを介してデータ通信を
実行するものであって,使用する汎用機器のプロトコル
に合わせた伝文フレームに,フレーム番号を付加するこ
とにより,汎用機器との接続を容易に行えるようにした
ものである。その結果,交信相手の変更が生じた場合に
おいても,PC側にて用いるプログラムの変更を最小限
に抑えることができ,汎用機器との交信を容易に実行す
ることができる。
【0030】次の発明に係るネットワークユニットは,
伝文フレーム内に固定データだけでなく,例えば,局番
号,サムチェックコードのような流動的なデータも登録
することができるようにしたものである。すなわち,交
信伝文中に含まれるデータの内,交信伝文ごとに異なる
値となりうる可変データを番号化することにより可変デ
ータをネットワークユニットにて判別,参照するように
したものである。
【0031】次の発明に係るネットワークユニットは,
汎用機器からの受信伝文の意味を,フレーム番号によっ
て容易に知ることのできるようにしたものであり,すな
わち,作成された伝文フレームにフレーム番号を記述
し,PC側のプログラムにて汎用機器からのデータ受信
時における受信伝文フレームを判別しなくとも,フレー
ム番号によってデータの内容を判別することができるよ
うにしたものである。
【0032】
【実施例】以下,この発明に係るネットワークユニット
の実施例を図について説明する。図1は,PCと汎用機
器とを,調歩同期方式を有するネットワークユニットを
介してデータ交信を行う際の,一般的なシステム構成を
示す。図において,1は汎用機器の交信相手となるP
C,2は調歩同期方式を有するネットワークユニットで
あり,PC1と汎用機器との交信は,このネットワーク
ユニット2を介して実行される。
【0033】また,図1において,3は計算機,プリン
タ等の汎用機器であり,ネットワークユニット2とはR
S232C,もしくは,RS422/485のケーブル
5により接続される。また,4はPC1と汎用機器3と
の交信を,ネットワークユニット2を介して実行した場
合における送信データの流れ,6は受信データの流れで
ある。
【0034】図2は,ネットワークユニット2内部のブ
ロック構成および図1で示したシステム構成時におけ
る,PC1と汎用機器3との相関を示すものであり,ネ
ットワークユニット2は,PC1とバス接続,汎用機器
3とRS232CもしくはRS422/485のケーブ
ル5により接続されている。
【0035】また,図2において,102はネットワー
クユニット2が有するメモリ100中のワークRAMの
領域であり,送受信バッファとはこの領域内を意味す
る。103はバスを介してPC1とのデータの受け渡し
を行う2ポートRAM,104はネットワークユニット
2に装着されているMPUであり,ポート,シリアルI
/F,外部バス等を制御する。また,送受信伝文の実際
の送受信はこのMPU104を介して実行される。10
5はシリアルI/Fのゲート制御を実行するゲート制御
回路,106はRS232C,もしくは,RS422/
485のDサブ,もしくは,RS422/485の端子
台,それに係るドライバ/レシーバ,フォトカプラを示
すシリアルI/Fである。また,107は汎用機器3の
シリアルI/Fである。
【0036】PC1からネットワークユニット2を介
し,汎用機器3へデータを送信する場合,まず,PC1
はネットワークユニット2におけるメモリ100中の2
ポートRAM103へ送信データを格納する。ネットワ
ークユニット2は,2ポートRAM103に格納されて
いるPC1からの送信伝文を加工し,ワークRAM10
2内の送信バッファへ格納する。この送信バッファより
送信伝文を1バイトずつ,MPU104の送信バッファ
へ格納し,割り込みを発生させることにより,ゲート制
御回路105を介してシリアルI/F106より送信伝
文が汎用機器3へ送信される。
【0037】また,汎用機器3からのデータを受信する
場合,受信伝文は1バイトずつシリアルI/F106を
介し,MPU104の受信バッファへ格納される。その
受信バッファより,1バイト毎の割り込み発生時に受信
伝文を取り込み,ワークRAM102内の受信バッファ
へ格納する。格納された受信伝文は加工され,2ポート
RAM103に格納された後,PC1へとバスを介して
受信伝文が出力される。
【0038】図3は,図1に示されたシステム構成を用
いてデータ交信を行う際の,一般的な伝文フレーム形式
に基づく登録される伝文フレームの一例を示している。
図3において,7は伝文フレームの先頭を示し,一般に
ENQと称されるものであり,上記したように相手局か
らの応答を要求する場合に使用する伝送制御キャラクタ
である。8は可変データ判別用固定コードであり,この
コード以後の1バイトが可変データであることを判別す
るために付加される。9は図1に示した汎用機器3に対
して付けられる外部機器局番号,10は図1に示したP
C1に対して付けられる自局番号である。15により示
されるように,これらENQ7,可変データ判別用固定
コード8,外部機器局番号9,自局番号10を総じて先
頭フレーム部と称する。
【0039】また,図3において,11は伝文フレーム
における実際のデータであり,それがデータ部16とな
る。
【0040】さらに,図3において,12は伝文フレー
ムのサムチェックコードであり,13,14は伝文フレ
ームの最後を示す復帰改行キャラクタ(CR),改行キ
ャラクタ(LF)である。17により示されるように,
これらサムチェックコード12,CR13,LF14を
総じて最終フレーム部と称する。この伝文フレームは,
一般的な伝文フレームであり,汎用機器3のプロトコル
により異なる。
【0041】図4は,交信相手となる汎用機器3との交
信フレームを,登録伝文フレーム番号の指示によって行
っている場合におけるネットワークユニットの処理を示
すものである。図4において,38はPC1側のプログ
ラムにて指示される先頭フレーム番号および最終フレー
ム番号に関するデータである。39は伝文フレームにお
けるデータ部に該当するものであり,実質的なデータの
みをPC1側のプログラムにて作成する。
【0042】また,40は送信時においてPC1側の指
示の先頭フレーム番号による登録フレーム取得のための
EEPROM120へのアクセスを示す処理である。こ
のEEPROM120はネットワークユニット2に内蔵
されており,伝文フレームの登録先であり,複数の伝文
フレームの登録が可能である。46は可変データ判別用
固定コードに対応する固定コードの格納先であり,ネッ
トワークユニット2が有するバッファエリアを示す。
【0043】また,42は送信時の伝文フレーム作成に
おいて,バッファエリア46内の可変データを加味した
先頭フレームの,送信バッファ45への転送を示す。4
1は送信時においてPC側の指示による,最終フレーム
取得のためのEEPROM120へのアクセスを示す処
理である。43は送信時の伝文フレーム作成において,
バッファエリア46内の可変データを加味した送信デー
タの,送信バッファ45への転送を示す。
【0044】さらに,44は送信時の伝文フレーム作成
においてバッファエリア46内の可変データを加味した
最終フレームの,送信バッファ45への転送を示す処理
である。送信バッファ45は,作成した伝文フレームの
転送先であり,ネットワークユニット2が有するもので
あり,汎用機器3への送信はこの送信バッファ45を介
して実行される。
【0045】次に,動作について説明する。図1に示さ
れるようなシステム構成を用いて汎用機器3との交信
を,図3に示される伝文フレームを伝文フレーム番号に
て行うとする。伝文フレーム番号は,PC1側のプログ
ラムにてネットワークユニット2に先頭フレーム部1
5,最終フレーム部17の伝文フレームを設定する必要
がある。この設定は,事前にネットワークユニット2へ
の伝文フレームの登録がされていることが条件であり,
これにより伝文フレーム番号指定による汎用機器3との
交信が可能となる。登録される伝文フレームは,先頭フ
レーム部15および最終フレーム部17であり,図4に
示したEEPROM120に登録される。伝文フレーム
の登録は交信前に実行され,PC1側,汎用機器3側の
どちらのプログラムからでも可能である。
【0046】これを図5,図6に示す。図5は,EEP
ROMメモリとバッファメモリとの相関関係を示してい
る。図5において,エリア55はEEPROM120へ
の動作指示であり,この内容によりEEPROM120
への書込み,読出しおよび削除の処理が決定される。エ
リア56はEEPROM120へのアクセス番地を決定
するものである。エリア57は登録フレームのEEPR
OM120への登録および読出しを実際に行った際のバ
イト数である。エリア58は登録フレームに可変データ
を実際のデータに置き換えたときのバイト数である。エ
リア59はEEPROM120に登録する,もしくはE
EPROM120より読出した内容である。エリア60
は現在のEEPROM120へのフレーム登録数および
登録状況が格納されている。
【0047】図6は,ネットワークユニット2における
EEPROM120への,登録フレームの登録処理動作
を示すフローチャートである。図5に示したバッファメ
モリは,ネットワークユニット2が有するものであり,
PC1もしくは汎用機器3のプログラムにより,バッフ
ァメモリの指定される番地へ,図5に示したエリア55
〜エリア59により示される内容を書き込む。
【0048】交信相手となる汎用機器3への送信を伝文
フレーム番号の指示によって行う場合を,図7に示すフ
ローチャートに沿って説明する。PC1から汎用機器3
への送信時には,PC1側のプログラムにて,図4のデ
ータ38に示すように交信相手となる汎用機器3のプロ
トコルに応じた伝文フレームの先頭フレーム番号および
最終フレーム番号を指定し,その後,図4に示した送信
データ39を作成する。
【0049】PC1側のプログラムによる,ネットワー
クユニット2への送信起動により,ネットワークユニッ
ト2は送信処理を開始し,図4のデータ38に示される
フレーム番号に従い,図5のエリア60に示されるシス
テム設定内容内の登録情報より指定される先頭フレーム
が,EEPROM120に登録されているか否かを判断
する。登録されている場合,フレーム種別の判別後,該
当する登録フレームが読出される。
【0050】この際の処理は,図5のエリア55に示さ
れた動作指示の判別を行い,読出しであった場合,指示
されるフレーム番号が登録されているか否かを判別す
る。登録されていた場合には,指示フレーム番号よりE
EPROM120からの読出しアドレスおよび図5のエ
リア58に示したフレームバイト数よりEEPROM1
20より読出すバイト数を算出した後,該算出されたバ
イト数分EEPROM120より登録フレームデータが
読出される。
【0051】また,登録がされていない場合には,EE
PROM120へのアクセスは実行されずエラーとされ
る。なお,EEPROM120への登録フレームの登録
時における処理は,動作指示判別後,登録データのチェ
ックを行い,図5のエリア56に示すフレーム番号よ
り,EEPROM120への書込みアドレスを算出し,
EEPROM120へ登録フレームデータの書込みを実
行する。
【0052】登録フレームデータ書込み後,図5のエリ
ア60に示すシステム設定内容に該当するフレーム番号
が登録されたことを記憶する。これら一連の処理を示し
たものが,図6のフローチャートである。
【0053】このようにしてEEPROM120より読
出されたフレームは,フレームの種別毎に処理され,1
バイトずつ可変データ判別用固定コード8を検出しなが
ら,送信バッファへ書き込まれる。
【0054】可変データ判別用固定コード8とEEPR
OM120より読出されたフレーム中のデータを比較
し,可変データ判別用固定コード8であった場合,次に
示される1バイトのデータ番号より,可変データが図4
のバッファ46に示すバッファエリアより参照される。
フレーム中の可変データ判別用固定コード8に続くデー
タ番号は,実際のデータではなくバッファメモリ内に格
納されている可変データに対応する番号であり,データ
の送信バッファへの書込み時に,データ番号がバッファ
メモリより参照された可変データに置換される。
【0055】仮に,このときのデータが,図3で示され
るような先頭フレームであった場合には,ENQ7の次
の1バイトが可変データ判別用固定コード8であるた
め,これに続く外部機器局番号9を可変データであると
認識し,バッファエリアからデータを参照する。また,
可変データの認識範囲は,可変データ判別用固定コード
8以降からフレームの最終までのデータ全てではなく,
可変データ判別用固定コード8に続く1バイトを可変デ
ータと認識するため,図3で示されるような先頭フレー
ムである場合,自局番号10は可変データ判別用固定コ
ード8に続くデータではないため,可変データとみなさ
れず登録されたデータ通り,送信バッファへ書き込まれ
る。
【0056】従って,可変データ判別用固定コード8は
可変データとしたいデータの直前に付加されなければな
らない。本実施例では,外部機器局番号9を例として挙
げたが,送信先PC番号というような,ユニット毎に異
なる値になりうるデータが可変データであり,可変デー
タ判別用固定コード8を付加する対象となる。この可変
データ検出における処理は,図7のフローチャートに示
されるように,先頭フレーム部,データ部,最終フレー
ム部のどの部位においても実行される。
【0057】可変データ判別用固定コード8の検出処理
が完了した段階でそのフレームは全て送信バッファへの
書込みが完了し,これ以降のフレームは先に送信バッフ
ァへ書込まれたデータ以降に書き込まれる。従って,先
頭フレームの次にデータ,最終フレームが付加される形
となる。これら一連の処理にて,図4の送信バッファ4
5に示されるような伝文フレームが作成され,ネットワ
ークユニット2より汎用機器3に対して送信される。
【0058】ここで,上記図6および図7のフローチャ
ートの処理動作を詳細に説明する。まず,図6に示した
EEPROM書込み/読出し/削除の動作について説明
する。最初に,処理動作が何かについて判断する(S
1)。該処理動作が読出しであると判断した場合には,
次に,登録フレームが有るか否かを判断する(S2)。
その結果,登録フレーム有りと判断した場合には,フレ
ーム番号より読出しアドレスを算出し(S3),読出し
バイト数を算出し(S4),EEPROM102よりバ
イト数分登録データを読出す(S5)。
【0059】また,上記ステップS1において,処理動
作が書込みであると判断した場合には,登録データをチ
ェックし(S6),フレーム番号より書込みアドレスを
算出し(S7),EEPROM102へ登録データを書
込み(S8),登録フレーム番号を登録する(S9)。
【0060】さらに,上記ステップS1において,処理
動作が削除であると判断した場合には,次に,登録フレ
ームが有るか否かを判断する(S10)。その結果,登
録フレーム有りと判断した場合には,フレーム番号より
削除アドレスを算出し(S11),EEPROM102
より指定フレームを削除し(S12),登録フレーム番
号を削除する(S13)。
【0061】次に,図7に示したデータ通信の動作につ
いて説明する。まず,フレーム登録があるか否かについ
て判断し(S14),フレーム登録があると判断した場
合には,どのフレーム部かについて判断する(S1
5)。ここで,先頭フレーム部であると判断した場合に
は,次に,フレーム番号より登録フレームの読出しを行
い(S16),登録フレームの1バイトを判別する(S
17)。その後,判別されたものが,可変データ判別用
固定コードか否かを判断し(S18),可変データ判別
用固定コードであると判断した場合には,次の1バイト
の可変データを送信バッファへ書込む(S19)。反対
に,可変データ判別用固定コード以外のものであると判
断した場合にはデータをそのまま送信バッファへ書込む
(S20)。その後,登録フレームの最後か否かを判断
し(S21),いまだ途中であると判断した場合には,
上記ステップS16の処理に戻り,反対に,最後である
と判断した場合には,一連の処理を終了する。
【0062】また,上記ステップS15において,デー
タ部であると判断した場合には,次に,フレーム番号よ
り登録フレームの読出しを行い(S22),登録フレー
ムの1バイト判別を行う(S23)。その後,判別され
たものが,可変データ判別用固定コードか否かを判断し
(S24),可変データ判別用固定コードであると判断
した場合には,次の1バイトの可変データを送信バッフ
ァへ書込む(S25)。反対に,可変データ判別用固定
コード以外のものであると判断した場合にはデータをそ
のまま送信バッファへ書込む(S26)。その後,登録
フレームの最後か否かを判断し(S27),いまだ途中
であると判断した場合には,上記ステップS22の処理
に戻り,反対に,最後であると判断した場合には,一連
の処理を終了する。
【0063】さらに,上記ステップS15において,最
終フレーム部であると判断した場合には,同様に,フレ
ーム番号より登録フレームの読出しを行い(S28),
登録フレームの1バイト判別を行う(S29)。その
後,判別されたものが,可変データ判別用固定コードか
否かを判断し(S30),可変データ判別用固定コード
であると判断した場合には,次の1バイトの可変データ
を送信バッファへ書込む(S31)。反対に,可変デー
タ判別用固定コード以外のものであると判断した場合に
はデータをそのまま送信バッファへ書込む(S32)。
その後,登録フレームの最後か否かを判断し(S3
3),いまだ途中であると判断した場合には,上記ステ
ップS28の処理に戻り,反対に,最後であると判断し
た場合には,一連の処理を終了する。
【0064】次に,交信相手となる汎用機器3からの受
信を,図8および図9を用いて説明する。図8は,PC
1側のプログラムにて指定される受信待ちフレーム番号
のデータ構成および受信データの相関図である。バッフ
ァ70は,汎用機器3からの受信データが格納される受
信バッファを示し,ネットワークユニット2内に設けら
れているものである。
【0065】図8において,データ71は,汎用機器3
からの受信データに含まれる,汎用機器3からの送信時
に何らかの影響で付加されてしまった不要データであ
る。データ72は,汎用機器3からの受信データにおけ
る先頭フレーム部を示す。データ73は,汎用機器3か
らの受信データにおけるデータ部を示し,実際にPC1
にて処理されるデータである。データ74は,汎用機器
3からの受信データにおける最終フレーム部である。エ
リア75はPC1側のプログラムにて,事前にネットワ
ークユニット2が有するバッファメモリに設定される,
受信待ちフレーム番号が格納される領域である。エリア
76はEEPROM102を示し,登録された登録フレ
ームのデータが格納される領域である。
【0066】これらの登録フレームは,受信時にエリア
75のバッファメモリに設定されているフレーム番号に
基づいて参照される。データ77は,ネットワークユニ
ット2における受信処理にて確定された受信フレーム番
号であり,PC1にて受信フレームを判別するために用
いられる。データ78は,ネットワークユニット2にお
ける受信処理にて,データ73に示されるものと同一の
ものである。
【0067】図9は,汎用機器3からの受信における一
連の処理の流れを示すフローチャートである。図8のエ
リア76に示すように,事前に受信するフレーム番号
を,ネットワークユニット2が有するバッファメモリへ
設定する。この受信するフレーム番号は複数の設定が可
能であり,これにより交信相手となる汎用機器3が複
数,かつ,それぞれ異なるプロトコルである場合におい
て,PC1側のプログラムにてそれらを処理させること
を最小限に留めることができる。
【0068】汎用機器3からの受信があった際,図9に
示される処理手順により,受信伝文フレームの先頭であ
ると思われる1バイトのキャラクタコードを,設定され
た受信フレーム番号に沿って,登録伝文フレームとの照
合により検出する。これは受信データの先頭が,送信の
際何らかの影響によって付加された不要なデータの可能
性があるためである。このとき,仮に受信フレームが分
割されて汎用機器3より送信されており,受信フレーム
の途中であった場合においても,ネットワークユニット
2にて必要となるデータ数の受信を待つため,分割され
た受信フレームであることが認識され,一括で受信した
場合と同様な処理がなされる。
【0069】仮に,受信したデータが,図8の受信バッ
ファ70に示すようなデータであった場合,まず,受信
バッファに格納されているデータの先頭1バイトのキャ
ラクタコード11を,設定された受信フレーム番号に基
づいてエリア75に設定されている登録フレームのデー
タとの照合を行う。このとき,設定されているフレーム
番号のデータと一致しないキャラクタコードであった場
合には,そのキャラクタコードは廃棄される。
【0070】従って,図8のデータ71で示される部位
は不要データとして廃棄され,データ72の部位の先頭
のキャラクタコード30が先頭であると認識される。ま
た,一致した登録フレームの番号にて,受信フレーム番
号が仮定される。図8の場合,登録フレームNo.1が
仮定受信フレーム番号となり,EEPROM102から
登録フレームNo.1のデータを読出し,以降のキャラ
クタコードとの照合を図る。このEEPROM102か
らの登録フレームの読出しは,送信時と同一の処理によ
り実行される。このとき,異なるデータであった場合,
再度フレームの先頭であると思われる1バイトのキャラ
クタコードの検出を行い,同様な処理を実行する。ここ
で,データ72で示される先頭フレームと,エリア76
で示される登録フレームデータが同一であった場合に受
信フレーム番号が確定される。
【0071】従って,データ72に示す先頭フレームで
ある場合,エリア76に示されるEEPROM102の
登録フレームのフレーム登録No.1と同一であるた
め,受信フレームが1と確定される。この確定された受
信フレーム番号はPC1側のプログラムにて受信フレー
ムの判別に用いられるものである。これら一連の処理を
示したものが,図9のフローチャートである。このよう
にして受信フレーム番号が確定した後,受信フレームよ
りデータ72の先頭フレームおよびデータ73の最終フ
レームを省き,データ73の受信データのみをPC1へ
転送する。
【0072】ここで,上記図9に示したフローチャート
のデータ受信の処理動作について詳細に説明する。ま
ず,フレーム登録があるか否かを判断し(S34),フ
レーム登録があると判断した場合には,次に,受信待ち
フレーム番号に該当するか否かを判断し(S35),受
信待ちフレーム番号に該当すると判断した場合には,登
録フレームの1バイトを判別する(S36)。その後,
受信バッファに格納されているデータの先頭1バイトの
キャラクタコードを,設定された受信フレーム番号に基
づいてエリア75に設定されている登録フレームのデー
タに該当するか否かを判断し(S37),該当しないと
判断した場合には,データを廃棄する(S39)。反対
に,該当すると判断した場合には,次に,フレームが確
定したか否かを判断し(S38),フレームが確定して
いないと判断した場合には,上記ステップS36に戻
る。反対に,フレームが確定している判断した場合に
は,受信データの受信を実行して(S40),一連の処
理が終了する。
【0073】
【発明の効果】この発明に係るネットワークユニット
は,それぞれ異なるプロトコルを持つ汎用機器との接続
性を向上させるために,交信相手となる汎用機器のプロ
トコルに合わせた伝文フレームをネットワークユニット
に予め作成,登録するものであり,使用する汎用機器の
プロトコルに合わせた伝文フレームに,フレーム番号を
付加することによって,汎用機器との接続を容易に行え
るようにしたため,交信相手の変更が生じた場合におい
ても,PC側にて用いるプログラムの変更を最小限に抑
えることができ,汎用機器との交信を容易に実行するこ
とができる。
【0074】次の発明に係るネットワークユニットは,
伝文フレーム内に固定データだけでなく,例えば,局番
号,サムチェックコードのような流動なデータも登録す
ることができるようにしたため,交信伝文中に含まれる
データの内,交信伝文ごとに異なる値となりうる可変デ
ータを番号化することにより可変データをネットワーク
ユニットにて判別,参照することができる。
【0075】次の発明に係るネットワークユニットは,
作成された伝文フレームにフレーム番号を記述し,PC
側のプログラムにて汎用機器からのデータ受信時におけ
る受信伝文フレームを判別しなくとも,フレーム番号に
よってデータの内容を判別することができるようにした
ため,受信データの内容を全て判別しなくとも,受信フ
レーム番号にて受信データを判別することができ,PC
側にて使用するプログラムを簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 PC,汎用機器およびネットワークユニット
の接続関係を示す説明図である。
【図2】 ネットワークユニットの構成を示すブロック
図である。
【図3】 この実施例に係る登録された伝文フレームの
一例を示す説明図である。
【図4】 この実施例に係る汎用機器への送信時の処理
の流れを示す説明図である。
【図5】 この実施例に係る登録フレームのEEPRO
Mへの登録手順を示す説明図である。
【図6】 この実施例に係る登録フレームに関するEE
PROMへの各種処理を示すフローチャートである。
【図7】 この実施例に係る汎用機器への送信時におけ
る登録フレームを判別する処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】 この実施例に係る汎用機器からの受信時の処
理の流れを示す説明図である。
【図9】 この実施例に係る汎用機器からの受信時の処
理を示すフローチャートである。
【図10】 ネットワークユニットを介したPCと汎用
機器との交信における,ネットワークユニットにて用意
されているフレームの型を示す説明図である。
【図11】 従来におけるネットワークユニットを介し
たPCと汎用機器との交信方法において,送信データが
ネットワークユニットの送信バッファを超過した場合の
データ送信手順を示す説明図である。
【図12】 従来におけるネットワークユニットを介し
たPCと汎用機器との交信方法において,ネットワーク
ユニットが送信要求および受信要求を同時に処理する際
の手順を示す説明図である。
【図13】 従来におけるネットワークユニットを介し
たPCと汎用機器との交信方法において,汎用機器が有
する受信バッファが,PCからの送信により一杯になっ
た場合のデータ送信手順を示す説明図である。
【図14】 従来におけるネットワークユニットを介し
たPCと汎用機器との交信方法において,ネットワーク
ユニットが有する受信バッファが,汎用機器からの送信
により一杯になった場合のデータ受信手順を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 PC,2 ネットワークユニット,3 汎用機器,
5 ケーブル,7 伝送制御キャラクタ,8 可変デー
タ判別用固定コード,9 外部機器局番号,10 自局
番号,11 データ,12 サムチェックコード,13
復帰改行キャラクタ,14 改行キャラクタ,15
先頭フレーム部,16 データ部,17最終フレーム
部,102 ワークRAM,103 2ポートRAM,
104MPU,105 ゲート制御回路,106 シリ
アルI/F,107 シリアルI/F,120 EEP
ROM
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−347650(JP,A) 特開 平2−238544(JP,A) 特開 平6−125365(JP,A) 特開 平8−228195(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/06 G05B 19/05

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラマブルコントローラからの送信
    データに対し,先頭フレームおよび最終フレームを付加
    し,先頭フレーム,送信データおよび最終フレームを含
    むフレームデータを交信相手としての汎用機器へ送信す
    るネットワークユニットであって, 交信相手としての前記汎用機器のプロトコルに合わせた
    複数の異なる伝文フレーム用の前記先頭フレームおよび
    最終フレームがフレーム番号に対応付けられて登録され
    るフレームデータメモリと, 前記汎用機機へのデータ送信時,前記プログラマブルコ
    ントローラから入力されるフレーム番号に対応する先頭
    フレームおよび最終フレームを前記フレームデータメモ
    リから取り出し,取り出した先頭フレームおよび最終フ
    レームを前記プログラマブルコントローラから入力され
    る送信データに付加してフレームデータを作成し,作成
    したフレームデータを前記汎用機器に送信する制御手段
    と, を備える ことを特徴とするネットワークユニット。
  2. 【請求項2】 前記フレームデータメモリに登録される
    先頭フレームおよび最終フレームは,1〜複数の可変デ
    ータ判別用固定コードを含むものであり, 複数の異なる番号データに対応して可変コードデータが
    記憶される可変データメモリを更に備え, 前記制御手段は,前記フレームデータメモリから取り出
    した先頭フレームおよび最終フレームに前記可変データ
    判別用固定コードが含まれている場合,該可変データ判
    別用固定コードに続く所定長のデータ部分に含まれる番
    号データを判定し,この判定した番号データに対応する
    可変コードデータを前記可変データメモリから取り出
    し,取り出した可変コードデータを当該可変データ判別
    用固定コードに続く前記所定長のデータ部分と置換し
    て,前記フレームデータを作成する ことを特徴とする請
    求項1に記載のネットワークユニット。
  3. 【請求項3】 プログラマブルコントローラと汎用機器
    との間におけるデータ通信を調歩同期方式により実行す
    るネットワークユニットにおいて, 交信相手となる前記汎用機器のプロトコルに合わせた複
    数の伝文フレームをフレーム番号にそれぞれ対応付けて
    複数登録し,前記汎用機器との交信フレームを 前記フレ
    ーム番号にて指定することにより前記フレーム番号を用
    いた前記汎用機器との接続を実行するとともに,前記汎
    用機器からの受信伝文に対応するフレーム番号を判別
    し,判別したフレーム番号を前記プログラマブルコント
    ローラに対して送信することにより前記汎用機器からの
    受信伝文の内容を前記プログラマブルコントローラに伝
    達することを特徴とする ネットワークユニット。
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