JP3420240B2 - 紫外線で硬化可能なブロック共重合体組成物 - Google Patents

紫外線で硬化可能なブロック共重合体組成物

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JP3420240B2 JP50434695A JP50434695A JP3420240B2 JP 3420240 B2 JP3420240 B2 JP 3420240B2 JP 50434695 A JP50434695 A JP 50434695A JP 50434695 A JP50434695 A JP 50434695A JP 3420240 B2 JP3420240 B2 JP 3420240B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紫外線で硬化可能なブロック共重合体組成物
に関する。より詳細には、本発明は、弾性を有するブロ
ック共重合体および1種以上の光重合開始剤を含み、接
着剤、シーラントおよびコーティングに使われる、紫外
線で硬化可能なブロック共重合体組成物に関する。 PCT出願第WO 88/01281号から、1種以上の弾性を有す
るゴムベースの接着剤および架橋剤としてのポリチオー
ルを含む、放射線で硬化可能なゴムベースの感圧接着剤
組成物が公知である。この組成物は電子ビームの照射ま
たは紫外線の照射に露されると硬化させることができ
る。後者は、光重合開始剤をさらに存在させる必要があ
る。架橋剤、特にポリチオールを存在させることが、硬
化後良好な接着性と高温せん断とを有する感圧性接着剤
組成物を得るための必須条件であることが教示されてい
る。 しかし、成分数を低減できてしかも高温においてもな
お硬化後優れた性質を有する接着剤組成物が得られるな
ら、それは経済および製法上から魅力的なことである。 米国特許第5,093,406号には、 (a)適宜、スチレン−イソプレンのジブロックおよび
スチレン−イソプレン−スチレンのトリブロック共重合
体からなる、不飽和エラストマー成分15〜60重量部、 (b)水素添加スチレンベースの粘着付与性樹脂85〜40
重量部、 (c)エラストマー成分のポリスチレンエンドブロック
用の補強樹脂0〜15重量部、および (d)ポリチオール架橋剤0〜10重量部 を含む混合物を、例えば紫外線で硬化させて作製した、
フリーラジカル硬化生成物からなる感圧接着剤が開示さ
れている。ポリチオール架橋剤は任意成分であるが、共
存の場合が明らかに好適な具体例を示している。このこ
とは実施例にポリチオール架橋剤を含んだ組成物のみが
記載されていることから明白である。 このため、効果的に硬化するための架橋剤を共存させ
る必要がなくかつ、例えばホットメルト接着剤組成物に
も適用できるような、紫外線で硬化可能な組成物がなお
求められている。 多くの場合、架橋剤を含まないゴムベースのホットメ
ルト接着剤、シーラントおよびコーティング組成物は、
できるだけ酸素量の少ない雰囲気で硬化させる必要があ
る。紫外線照射に暴露させるとゴム中の脂肪族二重結合
が開裂され遊離基が形成される。重合体の鎖に沿い遊離
基を含む種々のゴム重合体の鎖は、前記遊離基を介して
相互に作用し、所望の架橋が得られる。しかし遊離基は
また酸素と容易に反応して過酸化物となる。このように
過酸化物が生成されれば架橋反応が著しく妨害されるこ
とになる。このため、架橋剤を含まないゴムベース組成
物の硬化は従来、不活性ガス雰囲気、最適には窒素ガス
雰囲気でなされている。乏酸素雰囲気が必要であること
は、架橋剤を含まないゴムベースのホットメルト接着
剤、シーラントおよびコーティングの紫外線硬化の工業
的発展を著しく阻害することになる。 このため紫外線硬化が酸素を一般的な量、すなわち約
1体積%から空気中の通常値の約21体積%まで含まれる
雰囲気で実施できれば好都合である。比較的酸素が豊富
な雰囲気で操作できるなら、経済的および工業的観点か
ら非常に魅力的なことである。酸素を含まない雰囲気を
確保するための高価な装置および特別な注意が必要でな
くなるからである。 このため、本発明の目的は、架橋剤を使用せずに紫外
線照射に暴露されて効果的に硬化できる。ブロック共重
合体組成物を提供することにある。加えて、本発明の目
的は、架橋剤を共存させる必要がなくかつ酸素含有雰囲
気でも容易に硬化できるような、紫外線で硬化可能なホ
ットメルト接着剤、シーラントおよびコーティングを提
供することにある。 したがって、本発明は、 (a)モノビニル芳香族化合物から誘導した1種以上の
重合体ブロックAおよび共役ジエンから誘導した1種以
上の重合体ブロックBからなる、多腕ブロック共重合体
100重量部(ここで、モノビニル芳香族化合物含量はブ
ロック共重合体総重量の5〜50%の範囲であり、各ブロ
ックAの見掛け分子量は、1,000から50,000の範囲、そ
して各ブロックBの見掛け分子量は10,000から250,000
の範囲である)、および (b)1種以上の光重合開始剤0.5から30重量部、好適
には5〜20重量部 を含む、紫外線で硬化可能なブロック共重合体組成物に
関し、多腕ブロック共重合体は一般式: (AB)nX、(BA)nX、(ABA)nX、(BAB)nXまたは(A
B)(B)qX (式中、Aはモノビニル芳香族化合物から誘導された重
合体ブロックであり、Bは共役ジエンから誘導された重
合体ブロックであり、nは2以上の整数、pおよびqは
1以上の整数であり、そしてXは使用したカップリング
剤の残基を表わす)のいずれかの構造を有し、そして1
個以上の芳香環構造に直接結合したカルボニル基を含む
光重合開始剤を少なくとも1種使用し、かつ前記組成物
は架橋剤を含まず、かつ酸素含有雰囲気でも硬化可能で
あることを特徴とする。本明細書中使用する“見掛け分
子量”なる表現は、ポリスチレン検定によるゲル浸透ク
ロマトグラフィー法で測定した分子量を意味する。一般
的なカップリング剤には、例えばジビニルベンゼン、四
塩化ケイ素、γ−グリシドキシ−プロピル−トリメトキ
シ−シランおよびジブロモエタンがある。好適なブロッ
ク共重合体は一般式(AB)nX(式中、AおよびBは前記
と同義であり、nは3から20、好適には4から12の範囲
の整数で、Xはカップリング剤の残基、好適にはジビニ
ルベンゼンの残基を表わす)を有する。多腕ブロック共
重合体は従来のカップリング技術、例えば米国特許第3,
231,635号、第3,431,323号、第3,251,905号、第3,390,2
07号、第3,598,887号および第4,219,627号等に開示する
いずれかの技術を使用し、一連の中間リビング重合体の
鎖をカップリングして作製される。 モノビニル芳香族化合物はスチレン、α−メチレンス
チレン、o−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p
−第三ブチルスチレン、1,3−ジメチルスチレン、また
はこれらの混合物から選択され得る。このうちスチレン
が最適である。 成分(a)のブロック共重合体で使用するに適する共
役ジエンは、1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタ
ジエン(イソプレン)、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエ
ン、1,3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン、またはこ
れらの混合物であり、そのうち1,3−ブタジエン、イソ
プレン、またはこれらの混合物が好適な単量体である。
イソプレンが最適である。 前記のとおり、ブロック共重合体は、スチレンを5〜
25重量%範囲含む多腕スチレン(S)−イソプレン
(I)またはスチレン−ブタジエン(B)のブロック共
重合体であることが望ましい。市販の多腕S−1ブロッ
ク共重合体にはKRATON−1320X(KRATONは商標)があ
る。 本発明のブロック共重合体組成物の光重合開始剤成分
(b)は1種、または2種以上の光重合開始剤の組合わ
せで構成される。いずれにしろ、使用する1種以上の光
重合開始剤は、1個以上の芳香環構造に直接結合したカ
ルボニル基を含む化合物でなければならない。この光重
合開始剤は、 (1)任意に1種以上の第三アミンと併用される、一般
(式中、R1からR8は独立して水素、または1から4個の
炭素原子を有するアルキル基、好適にはメチルを表わ
し、R7およびR8は1から4個の炭素原子を有するアルコ
キシ基であってもよく、そしてnは0、1または2であ
る) で示される1種以上のベンゾフェノン、 (2)カルボニル基が1個以上の芳香環に直接結合した
1種以上の硫黄含有カルボニル化合物、好適には一般式
(II): (式中、R9、R10とR11はそれぞれ水素、1から4個の炭
素原子を有するアルキル基、または1から4個の炭素原
子を有するアルキルチオ基を表わす)で示される化合
物、および(3)(1)および(2)の混合物 からなる群から選択することが望ましい。 カテゴリー(1)の適する化合物の例はベンゾフェノ
ン、2,4,6−トリメチルベンゾフェノン、4−メチルベ
ンゾフェノン、および2,4,6−トリメチルベンゾフェノ
ンと4−メチルベンゾフェノン(ESACURE TZT)と2,2−
ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン(IRGAC
URE 651)(ESACUREおよびIRGACUREは商標)との共融混
合物である。これら化合物は第三アミン、例えばUVECRY
L 7100(UVECRYLは商標)等と組合わせて使用できる。 カテゴリー(2)には、例えばIRGACURE 907(IRGACU
REは商標)として市販される2−メチル−1−[4−
(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノプロパノン
−1等の化合物が包含される。 適当な混合物[カテゴリー(3)]の例は、2−イソ
プロピルチオキサントンと4−イソプロピルチオキサン
トンとの混合物を15重量%および2,4,6−トリメチルベ
ンゾフェノンと4−メチルベンゾフェノンとの混合物を
85重量%含んだ混合物である。この混合物は商品名ESAC
URE X15で市販されている。 前記カテゴリー(1)、(2)および(3)のいずれ
かに属する光重合開始剤を、他の光重合開始剤、例えば
UVECRYL P115等と組合わせて使用してもよい。ベンゾフ
ェノンと前記UVECRYL P115の混合物が特に有用である。 本発明の好適な具体例において、光重合開始剤(i)
ベンゾフェノン、(ii)1個以上の芳香環に直接結合し
たカルボニル基を含む第三アミンとベンゾフェノンとの
混合物、および(iii)2−メチル−1−[4−(メチ
ルチオ)フェニル]−2−モルホリノプロパン−1から
なる群から選択する。そのうち2−メチル−1−[4−
(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノプロパノン
−1が最適である。 光重合開始剤は、紫外線照射に暴露させて充分架橋さ
せるには、ブロック共重合体100重量部あたり0.5から30
重量部(phr)の量存在させるべきである。好適には光
重合開始剤は5から20phrの量存在させればよい。 本発明のブロック共重合体組成物の架橋のために使用
する紫外線照射は、原則として200から500ナノメータ
(nm)までの波長で1個以上のピークを示す出力スペク
トルを有する紫外線源であればよい。特に適当な紫外線
源には、260〜270nm、320nmおよび360nm(“H"ラン
プ)、350〜390nm(“D"ランプ)または400〜430nm
(“V"ランプ)で最高出力を示すFusionのバルブランプ
(Fusionは商標)がある。これらFusionのバルブランプ
は組合わせても利用できる。DバルブランプとHバルブ
ランプの組合わせが適宜採用できるが、HおよびDバル
ブランプ[線出力(linear power)は300W/inch]は特
に有用である。 紫外線照射への暴露は公知のいずれの方法によっても
実施できる。適当な方法として例えば、試料をホットメ
ルト物から得られる層で、または溶剤塗布して得られる
層で紫外線源の下にある速度(m/min.で表わす)で通過
されて紫外線に暴露させる。必要ならば、照射に対する
暴露は一回以上、例えば紫外線源の下に試料を繰返し通
過させるかまたは連続的に配置した2基以上のランプ下
で試料を通過させて充分硬化させるようにしてもよい。
充分かつ満足できる硬化を行うための総照射線量が少な
い程かつ試料が紫外線源の下を通過する速度が高い程、
試料の硬化能力は良好である。 本発明の紫外線で硬化可能なブロック共重合体組成物
は溶液型接着剤組成物、シーラントおよびコーティング
のみならず、ホットメルトにも適宜適用できる。接着剤
組成物に使用する場合は、粘着付与性樹脂、軟化油、酸
化防止剤等の通常の添加剤を加えてもよい。例えば、適
当なホットメルト接着剤組成物として、本発明のブロッ
ク共重合体組成物に、 (c)ポリ(共役ジエン)重合体ブロック()と相溶
性のある1種以上の樹脂をブロック共重合体100重量部
あたり10〜300重量部(phr)、 (d)可塑剤を0〜159phr、および (e)酸化防止剤を0.5〜5phr 加えてもよい。 適当なポリ(共役ジエン)相溶性樹脂は粘着付与樹脂
と液体樹脂、例えばポリテルペン樹脂、ポリインデン樹
脂、ロジンエステル、水素添加ロジン、α−ピネン樹
脂、β−ピネン樹脂、石油由来の炭化水素樹脂およびフ
ェノール樹脂等である。その例はREGALITE R91、R101、
R125とS260(REGALITEは商標)、ESCOREZ 1310と5380
(ESCOREZは商標)、WINGTACK 95(WINGTACKは商標)、
FORAL 85と105(FORALは商標)、PICCOLYTE A115、S115
とS10(PICCOLYTEは商標)およびPICCOTAC 95Eがある。
REGALITE R91、R101またはR125等の不飽和度の低い樹脂
を使用することが望ましい。 可塑剤には、鉱油、ナフテンおよびパラフィン系油、
または低分子量のポリブチレン重合体が使用できる。適
当な可塑剤の例にはSHELLFLEX 371と451、TUFFLO 6204
(ナフテン油)と6056(パラフィン油)およびポリブチ
レンのHYVIS 200、NAPVIS 30とD−10がある。SHELLFLE
X、TUFFLO、HYVISおよびNAPVISは商標である。REGALREZ
1018(REGALREZは商標)、ONDINA 68(ONDINAは商標)
およびV−OIL 7047(V−OILは商標)もまた有用であ
る。 成分(e)としては、接着組成物で通常使用されてい
るいずれの酸化防止剤も使用できる。この酸化防止剤の
例はフェノール化合物のIRGANOX 1010(IRGANOXは商
標)である。 成分(c)、(d)および(e)に加えて、エンドブ
ロック相容性樹脂、紫外線安定剤、増量剤および難燃剤
等の他の添加物もまた、ホットメルト接着剤組成物の特
定の使用条件により添加する。 前述の、紫外線で硬化可能なブロック共重合体組成物
を含むホットメルト接着剤組成物、シーラント組成物お
よびコーティング組成物もまた本発明の一部を構成す
る。前記接着剤、シーラントおよびコーティング組成物
を照射紫外線に暴露させて得られる硬化した組成物につ
いても同じことである。 本発明をさらに下記実施例により説明するが、本発明
の範囲はこれら特定の実施例に限定されるものではな
い。 実施例で使用する光重合開始剤は下記のように省略す
る。 別に説明がなければ、試料は窒素ガスの流れに暴露さ
れている間に紫外線源で照射した。照射中窒素ガスを流
した時に酸素がまだ存在していた。このため照射は酸素
が10体積%までの量存在する状態で実施した。 実施例 1 多腕S−Iブロック共重合体、2種のポリイソプレン
相容性樹脂および酸化防止剤を含む配合物を、 KRATON D−1320X 100重量部、 REGALITE R91 150phr、 REGALREZ 1018 60phr、および IRUGANOX 1010 1phr を均密に混合して作製した。 KRATON D−1320XはS−Iブロック共重合体の腕から
なる多腕ブロック共重合体である。使用するカップリン
グ剤はジビニルベンゼンである。ポリスチレンが10重量
%含まれる。各S−I腕の見掛け分子量は約100,000
で、各ポリスチレンブロックのピーク分子量は約11,000
である。腕の総数量は6から100まで変わり得るが、通
常は6〜40の間にある。 この配合物に数種の光重合開始剤を添加して後、得ら
れた組成物を1基のFusion Dバルブランプ(F300;300W/
inch)下5m/min.の速度で通過させ、紫外線に暴露させ
た。これらの組成物のせん断接着破壊温度(SAFT)を測
定した。140℃以上ならば許容できる。その結果を第I
表に列挙する。 第I表から、すべての組成物がDバルブ紫外線ランプ
(300W/Inch)の下2回通過後に優れたSAFT値を示して
いるが、唯1回の通過後でも5つの組成物ですでに優れ
たSAFT値、すなわち>160℃が得られることが明らかで
ある。 実施例 2 実施例1で使用したと同一ベースの組成物を使用し、
組成物の種々の紫外線源の通過速度がSAFT値に及ぼす効
果を検討した。使用した光重合開始剤はIRGACURE 907で
あり、これをブロック共重合体100重量部あたり5重量
部使用した。2基のバルブランプを連続的(D+V、D
+HおよびD+Dで示す)に配置する時は第2ランプに
よる照射への暴露は、窒素ガスを使用せず空気中で実施
した。その結果を第II表に列挙し、SAFT値を℃で示す。 第II表から、特にDバルブランプ後Hバルブランプを
使用する組合わせでは、20m/min.程の高い速度でも優れ
た結果が得られることが明らかである。 第III表および第IV表に列挙したように、同一照射試
料につき接着特性[ループ粘着力および引きはがし接着
力]をも測定した。 これらの表から、接着性が硬化によって低下しないこ
とが認められる。 実施例 3 実施例2に使用したと同一組成物を使用しかつ窒素ガ
ス流下およびガス流なしでFusion Hバルブランプ(F3
00)を使用してUV照射した。組成物を連続的に配置した
2基のHバルブランプの下で一回だけ通過させるか、1
基Hバルブランプの下に1回および2回異なる速度で通
過させて暴露させた。各通過後のSAFT値(℃で)を測定
した。その結果を第V表に列挙する。 第V表によれば、窒素ガス流なしで空気中で照射させ
ると、照射に暴露中に窒素ガスを流した際得たSAFT値に
近似の、ある場合にはより良好はSAFT値が得られること
が解る。 実施例 4 数種の光重合開始剤および光重合開始剤の組合わせ
を、実施例1で使用したベース配合物に添加した。得ら
れた組成物(組成物AからGまで)をFusion Dバルブ
ランプの下5m/min.の速度で3回(1p、2p、3p)通過さ
せて硬化させた。各通過後のSAFT値、いくつかの組成物
について95℃での定着力(HP95℃)、および引きはがし
接着力180゜を各通過後に測定した。その結果を第VI表
に示す。 第VI表から、特に紫外線硬化させた接着剤組成物Aか
らFが優れた接着性を表わすことが理解できる。 実施例 5 KRATON D−1320 X 100phr REGALITE R 91 150phr REGALREZ 1018 60phr IRGACURE 907 5phr IRGANOX 1010 1phr からなる組成物を、実質的に従来の水銀スペクトルを放
出するその他の紫外線ランプのH−バルブの照射を使用
して試験した。 得られたSAFT試験の結果を第VII表に列挙した。 第VII表から、窒素ガスは必要でなくかつ組成物の硬
化効率には殆んど影響を及ぼさないことが認められる。
さらに、H−ランプの下15m/min.までの速度で2回通過
させると良好な硬化効率が得られるようである(150℃
より高いSAFT値)。 これら試料の接着性を第VIII表および第IX表に列挙す
る。 前記結果から、接着性は硬化速度の如何に拘わらず硬
化により低下しないことが認められる。 実施例 6 同類の組成物(KRATON D−1320X/REGALITE R91/REGAL
REZ 1018/IRGANOX 1010:100/150/60/1)を、光重合開始
剤としてベンゾフェノンおよびEBECRYL 7100(またはUV
ECRYL 7100:両商品名は同じ製品を指す)の組合わせと
共に使用した。これらの試料にH−バルブの下異なる速
度において照射した。耐熱性の結果(SAFT値および定着
力95℃)を第X表および第XI表に列挙した。 これらのデータから、光重合開始剤としてベンゾフェ
ノンおよび第三アミンを組合わせれば、開放空気中でも
良好な硬化効率が得られることが明らかである。 実施例 7 1.分子構造が(SB)mBnX(式中、m+n=4、mおよび
nは平均値が約2であり、Xはテトラクロロシランの残
基を表わす)である2種類の放射線で硬化可能なブロッ
ク共重合体の混合物(AおよびB)を、本発明に関する
2種類の光重合開始剤、すなわちIRGACURE 651および90
7を使用して“野外”照射法により試験した。 これら重合体の詳細を第XII表に列挙する。 試料をF−300 D−バルブランプの下異なる速度で硬
化させた。これら接着剤組成物を低流量の窒素ガス下で
照射し直接硬化させた。その結果を第XIII表に列挙し
た。 2.式(SB)mBnXの実験重合体AおよびBをその後、窒素
ガス流を使用せず高速でより強力なランプを使用して硬
化させた。 光重合開始剤IRGACURE 651および907を共に、第XII表
で特定したと同じ他の成分を含む組成物中で試験した。
すなわち、組成物(4)はIRGACURE 651を含む重合体
A、組成物(5)はIRGACURE 651を含む重合体B、そし
て組成物(6)はIRGACURE 907を含む重合体Bをベース
とするものである。 試料はすべてFusion F−600ランプで照射し直接硬
化させた。 その結果を第XIV表および第XV表に列挙した。 IRGACURE 907を光重合開始剤に使用すると、改善され
た結果が得られることが認められる。最良の結果は、D
およびHバルブを組合わせて照射した、B重合体ベース
の組成物で得られた。この場合170℃以上のSAFT値は速
度60m/minで得られた。この結果は放射線硬化でこれま
でに得られなかった最高の速度である。95℃:1kgの定着
力(HP) 良好な耐熱性を有する試料のみを選択し、第XVI表に
列挙するようなHP95℃試験を実施した。 光重合開始剤にIRGACURE 907を使用すれば、実験重合
体で良好な温度性能(HP95℃>100h)が得られることが
再確認できる。IRGACURE 907でより高い硬化速度の達成
が可能であった。前記実施例から、窒素ガス流を使用せ
ず酸素の存在下でも効果的な硬化が可能になることが認
められる。高い効果効率および耐熱性が高速においても
達成できる。 実施例 8 (i)第XVIII表に列挙したポリ(スチレン)ブロック
およびポリ(ブタジエン)ブロックを含むブロック共重
合体を各100重量部、酸化防止剤IRGANOX 1010を1重量
部、および光増感剤IRGACURE 651 2重量部からなる5
種類の標準的な放射線感光性組成物を作製した。 表中最後に記載するブロック共重合体は本発明に係わ
るものでなく、比較例として記載する。 5種類の感光性組成物から、22μ厚の膜を溶剤ベース
の配合物(トルエン中40%)から作製した。 この膜をFusion D−バルブランプの下速度5m/min.
の速度で1回および2回通過させて照射し、ゲル量を測
定した。 そのゲル量を第XIX表に列挙した。 (ii)感光性組成物を、第XX表に列挙するように、以後
Aで示すブロック共重合体(100重量部)、IRGANOX 101
0(1重量部)および異なる量の光増感剤IRGACURE 651
から作製した。 22μ厚の膜をこれらの成物から作製し、実施例8
(i)に記載するようにしてこの膜に照射した。照射後
ゲル%を測定した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドウ・ケーズ,ノエル・レモン・モリス ベルギー国、ベー―1348・オテイニー、 ルバン―ラ―ヌーブ、アブニユ・ジヤ ン・モネ・1 (72)発明者 モラン,カラン・マリー・ルイズ・ルネ ベルギー国、ベー―1348・オテイニー、 ルバン―ラ―ヌーブ、アブニユ・ジヤ ン・モネ・1 (56)参考文献 特表 平7−507090(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 53/02 C08F 2/48 C08F 299/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】紫外線で硬化可能なブロック共重合体組成
    物を酸素含有雰囲気で紫外線を照射することにより硬化
    する方法であって、前記組成物は (a)一般式: (AB)nX、(BA)nX、(ABA)nX、(BAB)nXまたは(A
    B)(B)qX (式中、Aはモノビニル芳香族化合物の重合体ブロック
    であり、Bは共役ジエンの重合体ブロックであり、nは
    2以上の整数、pおよびqは1以上の整数、そしてXは
    使用したカップリング剤の残基を表わす)のいずれかの
    構造を有する多腕ブロック共重合体100重量部(ここ
    で、モノビニル芳香族化合物含量はブロック共重合体総
    重量の5〜50重量%の範囲であり、各ブロックAの見掛
    け分子量は1,000〜50,000の範囲、そして各ブロックB
    の見掛け分子量は10,000〜250,000の範囲である)、お
    よび (b)1個以上の芳香環構造に直接接合したカルボニル
    基を含む、1種以上の光重合開始剤0.5〜30重量部を含
    んでなり、かつ前記組成物は架橋剤を含まないことを特
    徴とする前記方法。
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