JP3420018B2 - データレシーバ - Google Patents

データレシーバ

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JP3420018B2
JP3420018B2 JP10912697A JP10912697A JP3420018B2 JP 3420018 B2 JP3420018 B2 JP 3420018B2 JP 10912697 A JP10912697 A JP 10912697A JP 10912697 A JP10912697 A JP 10912697A JP 3420018 B2 JP3420018 B2 JP 3420018B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/42Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation
    • G06F13/4204Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus
    • G06F13/4234Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being a memory bus
    • G06F13/4243Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being a memory bus with synchronous protocol
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/099Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop
    • H03L7/0995Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop the oscillator comprising a ring oscillator
    • H03L7/0996Selecting a signal among the plurality of phase-shifted signals produced by the ring oscillator

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はSDRAMが用い
られたメモリモジュールと共にボード上に実装されるメ
モリモジュールのコントローラに係り、特にメモリモジ
ュールとの間で高速で信頼性のある同期型データ転送を
行うデータレシーバに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリはパソコン等に実装される
際にDIMM(Dual Inline Memory Module )として使
われるのが一般的である。DIMMでは、基板上にメモ
リチップが8個とか16個実装されており、基板両面に
プリントされたコネクタピンを通じてデータや信号の入
出力が行われる。また、パソコン等で使用されるメモリ
ボードは、一般に4個のDIMMが実装可能なように4
個のソケットと、コントローラとを備えている。
【0003】図17はコントローラ151と4個のDI
MM(DIMM1〜DIMM4)が搭載されたメモリボ
ードの概念図を示している。コントローラ151からは
各DIMM上のメモリチップを同期して制御するため共
通のクロックCLKが4つパラレルに各DIMMに送ら
れている。各DIMMからは共通のデータバスを介して
64ビットのデータが同時に転送される。
【0004】このようなメモリボードにおいて問題とな
るのが、コントローラがどのようなタイミングでDIM
Mからのデータをフェッチするかということである。コ
ントローラと各DIMMとの間の距離はそれぞれ異なる
ので、クロックCLK及びデータのフライトタイムが異
なり、コントローラがどのDIMMにアクセスしたかで
データのフェッチタイミングが異なってくる。
【0005】このような問題を解決するために、各DI
MMからはデータと一緒にリターンクロックQSが4つ
パラレルに出力され、コントローラに送られてくる。図
の例ではデータDQ及びリターンクロックQSの各転送
ラインにおける負荷条件は同一にされ、16ビットのデ
ータDQ毎に1ビットのリターンクロックQSが使用さ
れる。コントローラはリターンクロックQSをモニタし
ていれば、リターンクロックQSを受け取った時点でデ
ータを取り込むことができる。
【0006】図18にクロックCLKの立上がりサイク
ルに対して2つのデータを出力するいわゆるDDR(Do
uble Data Rate)方式によるデータ転送の場合のクロッ
クCLK、データ、リターンクロックQSの関係を示し
ている。なお、図では、DIMMによって信号の伝送時
間が異なることの影響を見るために、DIMM1とDI
MM4の2つのDIMMのデータ転送の様子を合わせて
示した。すなわち、DIMM1とDIMM4は同時にデ
ータを出力することはないが、両者の時間関係を見るた
めに同時に示してある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コントロー
ラから各DIMMへクロックCLKを送る場合、DIM
M4の方が余分に時間がかかり、各DIMM上のメモリ
がクロックCLKに同期してデータを出力するタイミン
グが異なってくる。また、DIMMから出力されたデー
タがさらにコントローラまで転送される時間差から、コ
ントローラがデータを受け取るまでのタイミングのバラ
ツキはさらに大きくなる。このため、コントローラはク
ロックCLKに同期してデータを受け取る動作を行うこ
とができず、リターンクロックQSをトリガとしてデー
タを取り込む。この際、データとリターンクロックQS
のタイミングの様々な要因によるばらつき、いわゆるス
キューによって、リターンクロックQSに対してデータ
を取り込むことができるデータウィンドウが限られたも
のとなる。図18中、細かな点を施した領域で示した時
間がこのデータウィンドウである。このように、非同期
にデータが到来し、しかも非常に限られた時間範囲で確
実にデータを取り込む、すなわちデータをフェッチする
には、コントローラ内でデータDQを受け取るデータレ
シーバを工夫する必要がある。
【0008】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、メモリモジュールから
コントローラへデータを転送する際に、データがフライ
トタイムのバラツキによってシステムクロックと一定の
関係がなく転送されても、データフェッチタイミングを
確実に発生することができるデータレシーバを提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のデータレシー
バは、データと、このデータとほぼ同時に到達しデータ
の時間的位置を示すストローブ信号とによってデータを
転送するシステムにおいて使用されるデータレシーバで
あって、一定の時間差をもって駆動され、ストローブ信
号を受ける複数の第1のレシーバと、上記ストローブ信
号の状態を各時刻で受け取った上記第1のレシーバの出
力に基づいて駆動され、データを受け取り、転送する一
つ以上の第2のレシーバとを具備している。
【0010】この発明のデータレシーバは、データと、
このデータとほぼ同時に到達しデータの時間的位置を示
すストローブ信号とによってデータを転送するシステム
において使用されるデータレシーバであって、一定量の
位相差がある複数の同一周期を有するクロックを発生す
るマルチフェーズクロック発生部と、上記マルチフェー
ズクロック発生部で発生されるマルチフェーズクロック
と同じ個数のユニットを有し、上記マルチフェーズクロ
ックに応答してストローブ信号を受け、受け取ったスト
ローブ信号の状態を一定期間保持し、出力する第1のレ
シーバと、活性化信号を受け、受け取ったデータの状態
を転送する第2のレシーバと、上記第1のレシーバの出
力に基づいて上記第2のレシーバの活性化信号を形成す
る手段とを具備している。
【0011】この発明のデータレシーバは、データと、
このデータとほぼ同時に到達しデータの時間的位置を示
すストローブ信号とによってデータを転送するシステム
において使用されるデータレシーバであって、一定量の
位相差がある複数の同一周期を有するクロックを発生す
るマルチフェーズクロック発生部と、上記マルチフェー
ズクロック発生部で発生されるマルチフェーズクロック
と同じ個数のユニットを有し、上記マルチフェーズクロ
ックに応答してストローブ信号を受け取り、受け取った
ストローブ信号の状態を一定期間保持し、出力する第1
のレシーバと、上記マルチフェーズクロック発生部で発
生されるマルチフェーズクロックと同じ個数のユニット
を有し、各ユニットそれぞれ異なるユニット活性化信号
を受け、上記マルチフェーズクロックに応答してデータ
を受け取り、受け取ったデータを転送する第2のレシー
バと、上記第1のレシーバの出力に基づいて上記第2の
レシーバのユニット活性化信号を形成する手段とを具備
している。
【0012】この発明のデータレシーバは、データと、
このデータとほぼ同時に到達しデータの時間的位置を示
すストローブ信号とによってデータを転送するシステム
において使用されるデータレシーバであって、一定量の
位相差がある複数の同一周期を有するクロックを発生す
るマルチフェーズクロック発生部と、上記マルチフェー
ズクロック発生部で発生されるマルチフェーズクロック
と同じ個数のユニットを有し、上記マルチフェーズクロ
ックに応答してストローブ信号を受け取り、受け取った
ストローブ信号の状態を一定期間保持し、出力する第1
のレシーバと、上記マルチフェーズクロック発生部で発
生されるマルチフェーズクロックと同じ個数のユニット
を有し、各ユニットがそれぞれ異なるユニット活性化信
号を受け、上記マルチフェーズクロックに応答してデー
タを受け取り、受け取ったデータを転送する第2のレシ
ーバと、上記第1のレシーバの各ユニットからの出力に
基づいて上記第2のレシーバのユニット活性化信号を形
成する手段とを具備し、上記第1のレシーバに設けられ
た各ユニットと上記第2のレシーバに設けられた各ユニ
ットとが応答するそれぞれのマルチフェーズクロックは
互いに異なるクロックであり、かつ一定の位相関係を有
している。
【0013】この発明のデータレシーバは、データと、
このデータとほぼ同時に到達しデータの時間的位置を示
すストローブ信号とによってデータを転送するシステム
において使用されるデータレシーバであって、一定量の
位相差がある複数の同一周期を有するクロックを発生す
るマルチフェーズクロック発生部と、上記マルチフェー
ズクロック発生部で発生されるマルチフェーズクロック
と同じ個数のユニットを有し、上記マルチフェーズクロ
ックに応答してストローブ信号を受け取り、受け取った
ストローブ信号の状態を一定期間保持し、出力する第1
のレシーバと、上記マルチフェーズクロック発生部で発
生されるマルチフェーズクロックと同じ個数のユニット
を有し、各ユニットがそれぞれ異なるユニット活性化信
号を受け、上記マルチフェーズクロックに応答してデー
タを受け取り、受け取ったデータを転送する第2のレシ
ーバと、上記第1のレシーバの各ユニットからの出力に
基づいて上記第2のレシーバのユニット活性化信号を形
成する手段とを具備し、上記第1のレシーバに設けられ
た各ユニットと上記第2のレシーバに設けられた各ユニ
ットとが応答するそれぞれのマルチフェーズクロックは
互いに異なるクロックであり、かつ一定の位相関係を有
し、上記第2のレシーバは二つ以上の位相関係にある二
つ以上のマルチフェーズクロックの組に基づいて二回以
上連続してデータを受ける。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図1はこの発明に係るデータレ
シーバのブロック図である。このデータレシーバは、前
記図17に示すように複数個のDIMMとの間でデータ
転送を行うコントローラ内に設けられている。このデー
タレシーバには、前記リターンクロックQSをフェッチ
するレシーバであるSレシーバ11と、データDQをフ
ェッチするレシーバであるDレシーバ12とが設けられ
ており、これらのレシーバはマルチフェーズクロックに
よって駆動制御される。Dレシーバ12を制御するクロ
ックは、Sレシーバ11を制御するクロックから位相が
δだけ遅れている。
【0015】なお、上記Sレシーバ11はENABLE信号で
データを受け取ることができるようになり、Dレシーバ
12はSレシーバ11からの信号をいわばENABLE信号と
して用いてデータを受け取ることができるようになる。
そして、Dレシーバ12で受け取られたデータは内部デ
ータとして前記コントローラ(図17に図示)内に送ら
れる。
【0016】上記マルチフェーズクロックは安定マルチ
フェーズクロック発生器13で形成される。上記Sレシ
ーバ11及びDレシーバ12を制御するマルチフェーズ
クロックは、安定したクロックであることが必要なの
で、この例では安定マルチフェーズクロック発生器13
で発生している。この安定マルチフェーズクロック発生
器13では、発生したクロックの周波数を周波数比較器
14で比較し、位相にずれがあればそのずれに相当する
電圧を制御電圧発生器15で発生し、この電圧で電圧制
御マルチフェーズクロック発生器16を制御して安定し
た周波数を維持する。周波数比較器14が参照するの
は、安定クロック発生器17が発生するクロックであ
り、このクロックは例えば水晶発振などによって周期が
安定化されている。
【0017】次に上記図1に示したデータレシーバの各
回路の具体例について説明する。図2は上記電圧制御マ
ルチフェーズクロック発生器16の回路構成を示してい
る。この電圧制御マルチフェーズクロック発生器は、図
2(a)に示すように、(4n+1)個の信号反転回路
21を用いた(4n+1)段のリングオシレータで構成
されている。各段の信号反転回路21は図2(b)に示
すようにそれぞれ、ゲートどおし及びドレインどおしが
それぞれ共通に接続され共通ゲートが入力ノードとさ
れ、共通ドレインが出力ノードとされたPチャネル及び
NチャネルMOSトランジスタ22、23と、上記Nチ
ャネルMOSトランジスタ23のソースと接地電圧ノー
ドとの間に接続され、ゲートに前記図1中の制御電圧発
生器15で発生される制御電圧Vcntlが供給されるNチ
ャネルMOSトランジスタ24とから構成されている。
【0018】このような構成のリングオシレータは、電
源電圧が供給されると発振してクロックを発生するが、
この発振周期が制御電圧Vcntlで制御される。なお、こ
のリングオシレータの各ノードにおける発振クロックに
対して、図示のような番号0、2n+1、1、…、4
n、2nを付している。これらのクロックはデューティ
が50%であり、上記付された番号の順番で順次立ち上
がるマルチフェーズクロックとなり、前記各レシーバの
制御に利用される。
【0019】図3(a)は上記図1中の周波数比較器1
4と制御電圧発生器15の機能を合わせ持つ回路の構成
を示しており、同(b)は動作のタイミングチャートを
示している。いま、前記安定クロック発生器17の出力
クロックをCKとし、周波数比較器14で比較されるマ
ルチフェーズクロックの一つとして例えば0番目のクロ
ックck0を使用する。これはマルチフェーズクロック
の一つであれば何番目のクロックでも良い。先の図2に
示した電圧制御マルチフェーズクロック発生器16で発
生されるマルチフェーズクロックがいずれもデューティ
が50%であるので、この特性を利用して回路を簡略
化、すなわち周波数比較器14と制御電圧発生器15と
を一体化しているが、一般的なPLL回路のように両回
路を分けて構成しても良い。
【0020】この回路はクロックck0を反転するイン
バータ25と、ソース、ドレインの一方及びゲートが上
記インバータ25の出力ノードに接続されたNチャネル
MOSトランジスタ26と、クロックCKを反転するイ
ンバータ27と、ソース、ドレインの一方及びゲートが
上記インバータ27の出力ノードに接続され、ソース、
ドレインの他方が上記NチャネルMOSトランジスタ2
6のソース、ドレインの他方と共通に接続されたNチャ
ネルMOSトランジスタ28と、上記MOSトランジス
タ26、28の共通接続ノードと接地電圧ノードとの間
に接続されたキャパシタ29とから構成されている。
【0021】このような構成の回路では、クロックck
0、CKそれぞれの半サイクルの長さを比較し、この比
較結果に応じてキャパシタ29が接続されているノード
から制御電圧Vcntlを発生させている。すなわち、クロ
ックck0が“L”のとき、インバータ25の出力は
“H”となり、MOSトランジスタ26を介してキャパ
シタ29に電流が流れ込む。一方、クロックCKが
“H”のとき、インバータ27の出力は“L”となり、
MOSトランジスタ28を介してキャパシタ29から電
流が流れ出す。いま、クロックck0の周期が短いと、
制御電圧Vcntlのレベルが下がり、逆に長いと、制御電
圧Vcntlのレベルが上がる。
【0022】上記制御電圧Vcntlのレベルが下がると、
前記図2に示した電圧制御マルチフェーズクロック発生
器における各段の信号反転回路21内のNチャネルMO
Sトランジスタ24の導通抵抗が上がり、各信号反転回
路21における信号遅延時間が増加するので、発振周波
数は下がる。逆に、上記制御電圧Vcntlのレベルが上が
ると、前記電圧制御マルチフェーズクロック発生器にお
ける各段の信号反転回路21内のNチャネルMOSトラ
ンジスタ24の導通抵抗が下がり、各信号反転回路21
における信号遅延時間が減少するので、発振周波数が上
がる。
【0023】図4は、図1中のSレシーバ11の具体的
な回路構成を示している。このSレシーバはリターンク
ロックQSをフェッチするフェッチ部31と、このフェ
ッチ部31の出力を増幅する増幅部32と、この増幅部
32の出力をラッチするラッチ部33と、このラッチ部
33の出力を保持する保持部34とから構成されてい
る。
【0024】上記フェッチ部31は、前記リターンクロ
ックQSと基準電圧Vref とを比較する差動対を構成す
るNチャネルMOSトランジスタ41、42と、上記M
OSトランジスタ41、42の各ドレインと電源電圧の
ノードとの間に接続され、各ゲートが接地電圧のノード
に接続されて負荷として作用するPチャネルMOSトラ
ンジスタ43、44と、上記MOSトランジスタ41、
42の共通ソースのノードと接地電圧のノードとの間に
直列接続された2個のNチャネルMOSトランジスタ4
5、46とから構成されている。そして、上記MOSト
ランジスタ45のゲートには制御信号abが、MOSト
ランジスタ46のゲートには前記ENABLE信号がそれぞれ
供給される。
【0025】上記増幅部32は、ドレインが上記フェッ
チ部31内のMOSトランジスタ41、43の接続ノー
ドN1に接続され、ゲートが上記フェッチ部31内のM
OSトランジスタ42、44の接続ノードN2に接続さ
れ、に接続されたNチャネルMOSトランジスタ47
と、ゲートが上記フェッチ部31内の接続ノードN1に
接続され、ドレインが上記接続ノードN2に接続され、
ソースが上記MOSトランジスタ47のソースと共通に
接続されたNチャネルMOSトランジスタ48と、上記
MOSトランジスタ47、48の共通ソースのノードと
接地電圧のノードとの間に直列接続された2個のNチャ
ネルMOSトランジスタ49、50とから構成されてい
る。そして、上記MOSトランジスタ49のゲートには
制御信号bcが、MOSトランジスタ50のゲートには
前記ENABLE信号がそれぞれ供給される。
【0026】上記ラッチ部33は、ゲートが上記フェッ
チ部31内の接続ノードN1に接続されたNチャネルM
OSトランジスタ51と、ゲートが上記フェッチ部31
内の接続ノードN2に接続され、ソースが上記MOSト
ランジスタ51のソースと共通に接続されたNチャネル
MOSトランジスタ52と、上記MOSトランジスタ5
1、52の各ドレインと電源電圧のノードとの間に接続
され、各ゲートが接地電圧のノードに接続されて負荷と
して作用するPチャネルMOSトランジスタ53、54
と、上記MOSトランジスタ51、52の共通ソースの
ノードと接地電圧のノードとの間に直列接続された2個
のNチャネルMOSトランジスタ55、56とから構成
されている。そして、上記MOSトランジスタ55のゲ
ートには制御信号bbcが、MOSトランジスタ56の
ゲートには前記ENABLE信号がそれぞれ供給される。
【0027】上記保持部34は、Pチャネル及びNチャ
ネルMOSトランジスタからなるCMOSインバータ5
7、58の入出力ノードを交差接続して構成されたフリ
ップフロップ59と、上記CMOSインバータ57、5
8内のPチャネルMOSトランジスタの共通ソースのノ
ードと電源電圧のノードとの間に接続されたPチャネル
MOSトランジスタ60と、上記CMOSインバータ5
7、58内のNチャネルMOSトランジスタの共通ソー
スのノードと接地電圧のノードとの間に接続されたNチ
ャネルMOSトランジスタ61と、出力ノードが上記P
チャネルMOSトランジスタ60のゲートに接続された
インバータ62と、上記CMOSインバータ58の出力
ノードと接地電圧のノードとの間に接続されたNチャネ
ルMOSトランジスタ63と、出力ノードがこのMOS
トランジスタ63のゲートに接続されたインバータ64
とから構成されている。そして、上記CMOSインバー
タ57、58の入力ノードには、上記ラッチ部33内の
MOSトランジスタ52、54の接続ノードN3の信号
及びMOSトランジスタ51、53の接続ノードN4の
信号がそれぞれ供給され、上記MOSトランジスタ61
のゲート及び上記インバータ62には制御信号cbがそ
れぞれ供給され、上記インバータ64には前記ENABLE信
号が供給される。
【0028】この図4のSレシーバに供給される上記各
種制御信号ab、bc、bbc、cbの「a」、
「b」、「c」は、前記安定マルチフェーズクロック発
生器によって形成されるクロックの番号を意味してお
り、かつ「b」は「a」より1つだけ上位であり、
「c」はそれよりもさらに1つだけ上位のクロックであ
る。これらの制御信号ab、bc、bbc、cbは、前
記マルチフェーズクロックのある一定の位相差が生じる
時間の間だけ立ち上がっているパルス信号であるが、そ
の形成方法については後述する。
【0029】このような構成のSレシーバにおいて、EN
ABLE信号が“H”のとき、制御信号abが“H”になる
と、フェッチ部31が動作し、リターンクロックQSが
フェッチ部31でフェッチされる。すなわち、リターン
クロックQSが“H”になると、接続ノードN2の信号
が“H”、接続ノードN1の信号が“L”になる。
【0030】この後、制御信号bcが“H”になると、
増幅部32が動作し、フェッチ部31からの信号がこの
増幅部32で増幅される。続いて、制御信号bbcが
“H”になると、ラッチ部33が動作し、増幅部32か
らの出力のラッチが行われる。
【0031】さらに、制御信号cbが“H”になると、
保持部34が動作し、ラッチ部33でラッチされた信号
の保持がこの保持部34で行われ、信号Sabが保持部
34から出力される。
【0032】ところで、リターンクロックQSのレベル
が確定してからSレシーバを動作可能状態にしないと、
データのフェッチタイミング信号として確定したリター
ンクロックQSを利用することができない。このため、
ENABLE信号としては次のような動作をさせるのが理想的
である。すなわち、データを特定のサイクルから出力す
ることを前記コントローラから前記DIMMに指示する
クロックを基準にして、その基準クロックから一定の時
間差でENABLE信号を“H”とすることにより、Sレシー
バを動作可能状態に設定する。また、動作を停止させる
ためにENABLE信号を“L”とするのは、一連の連続した
データであるバーストデータをコントローラ内のレシー
バが受け取ったら、最後のデータに対応するリターンク
ロックQSの変化によって生じたDレシーバの活性化信
号を基準にしてDレシーバがデータをフェッチした後の
タイミングになるようなマルチフェーズクロックのタイ
ミングを利用する。このようにしてENABLE信号を形成す
れば、バーストデータを受け取る一定の期間のリターン
クロックQSが確定している期間にのみSレシーバを活
性化することができる。なお、リターンクロックQS
は、バーストデータの前に必ずいったん“L”になり、
常にバーストデータの先頭データでは立上がりから始ま
るので、ENABLE信号が“L”のときは出力信号Sabを
“L”にする必要があり、保持部34内のMOSトラン
ジスタ63が導通することによってこれが実現されてい
る。
【0033】図5は、上記図4に示したSレシーバで使
用される各種制御信号ab、bc、bbc、cbを発生
する回路の一具体例を示している。図5(a)は、前記
クロックcka、ckbとから前記制御信号abを発生
する制御信号発生回路の構成を示しており、クロックc
kbを反転するインバータ71と、クロックcka及び
上記インバータ71の出力が供給されるANDゲート7
2とから構成されている。
【0034】図5(b)は、クロックck[c+(2n
+1)]、ck[b+2n]とから前記制御信号bcを
発生する制御信号発生回路の構成を示しており、クロッ
クck[b+2n]を反転するインバータ73と、クロ
ックck[c+(2n+1)]及び上記インバータ73
の出力が供給されるANDゲート74とから構成されて
いる。
【0035】図5(c)は、クロックckb、ckcと
から前記制御信号cbを発生する制御信号発生回路の構
成を示しており、クロックckbを反転するインバータ
75と、このインバータ75の出力とクロックckcが
供給されるORゲート76とから構成されている。
【0036】図5(d)は、上記図5(b)の回路で得
られる制御信号bcと前記クロックckbから前記制御
信号bbcを発生する制御信号発生回路の構成を示して
おり、両信号が供給されるANDゲート77とから構成
されている。
【0037】図6は、図1中のDレシーバ12の具体的
な回路構成を示している。このDレシーバは、前記図4
に示したSレシーバとほぼ同様の構成にされており、前
記データDQをフェッチするフェッチ部81と、このフ
ェッチ部81の出力を増幅する増幅部82と、この増幅
部82の出力をラッチするラッチ部83と、このラッチ
部83の出力を保持する保持部84とから構成されてい
る。
【0038】上記フェッチ部81は、前記データQSと
基準電圧Vref とを比較する差動対を構成するNチャネ
ルMOSトランジスタ91、92と、上記MOSトラン
ジスタ91、92の各ドレインと電源電圧のノードとの
間に接続され、各ゲートが接地電圧のノードに接続され
て負荷として作用するPチャネルMOSトランジスタ9
3、94と、上記MOSトランジスタ91、92の共通
ソースのノードと接地電圧のノードとの間に直列接続さ
れた2個のNチャネルMOSトランジスタ95、96と
から構成されている。そして、上記MOSトランジスタ
95のゲートには制御信号a'b'が、MOSトランジスタ
96のゲートには制御信号Tabがそれぞれ供給され
る。
【0039】上記増幅部82は、ドレインが上記フェッ
チ部81内のMOSトランジスタ91、93の接続ノー
ドN11に接続され、ゲートが上記フェッチ部81内の
MOSトランジスタ92、94の接続ノードN12に接
続されたNチャネルMOSトランジスタ97と、ゲート
が上記フェッチ部81内の接続ノードN11に接続さ
れ、ドレインが上記接続ノードN12に接続され、ソー
スが上記MOSトランジスタ97のソースと共通に接続
されたNチャネルMOSトランジスタ98と、上記MO
Sトランジスタ97、98の共通ソースのノードと接地
電圧のノードとの間に直列接続された2個のNチャネル
MOSトランジスタ99、100とから構成されてい
る。そして、上記MOSトランジスタ99のゲートには
制御信号b'c'が、MOSトランジスタ100のゲートに
は上記制御信号Tabがそれぞれ供給される。
【0040】上記ラッチ部83は、ゲートが上記フェッ
チ部81内の接続ノードN11に接続されたNチャネル
MOSトランジスタ101と、ゲートが上記フェッチ部
81内の接続ノードN12に接続され、ソースが上記M
OSトランジスタ101のソースと共通に接続されたN
チャネルMOSトランジスタ102と、上記MOSトラ
ンジスタ101、102の各ドレインと電源電圧のノー
ドとの間に接続され、各ゲートが接地電圧のノードに接
続されて負荷として作用するPチャネルMOSトランジ
スタ103、104と、上記MOSトランジスタ10
1、102の共通ソースのノードと接地電圧のノードと
の間に直列接続された2個のNチャネルMOSトランジ
スタ105、106とから構成されている。そして、上
記MOSトランジスタ105のゲートには制御信号b'b'
c'が、MOSトランジスタ106のゲートには上記制御
信号Tabがそれぞれ供給される。
【0041】上記保持部84は、ソースが電源電圧のノ
ードに接続され、ドレインがデータバスDに接続され、
ゲートが上記ラッチ部83内のMOSトランジスタ10
2、104の接続ノードN13に接続されたPチャネル
MOSトランジスタ107と、前記ノードN13の信号
を反転するインバータ108と、ソースが接地電圧のノ
ードに接続され、ドレインがデータバス/Dに接続さ
れ、ゲートが上記インバータ108の出力ノードに接続
されたNチャネルMOSトランジスタ109と、ソース
が電源電圧のノードに接続され、ドレインがデータバス
/Dに接続され、ゲートが上記ラッチ部83内のMOS
トランジスタ101、103の接続ノードN14に接続
されたPチャネルMOSトランジスタ110と、前記ノ
ードN14の信号を反転するインバータ111と、ソー
スが接地電圧のノードに接続され、ドレインがデータバ
スDに接続され、ゲートが上記インバータ111の出力
ノードに接続されたNチャネルMOSトランジスタ11
2とから構成されている。
【0042】このような構成のDレシーバにおいて、制
御信号Tabが“H”のとき、制御信号a'b'が“H”に
なると、フェッチ部81が動作し、前記DIMMからの
データDQがフェッチ部81でフェッチされる。すなわ
ち、データDQが“H”である場合、接続ノードN12
の信号は“H”、接続ノードN11の信号は“L”にな
る。
【0043】この後、制御信号b'c'が“H”になると、
増幅部82が動作し、フェッチ部81からの信号がこの
増幅部82で増幅される。続いて、制御信号b'b'c'が
“H”になると、ラッチ部83が動作し、増幅部82か
らの出力のラッチが行われる。
【0044】そして、ラッチ部83におけるラッチ出力
が保持部84に送られることにより、このラッチ出力号
の保持がこの保持部84で行われ、データバスD、/D
に保持されたデータが出力される。このデータバスD、
/Dは、レシーバにデータが保持されているときには出
力が低インピーダンス状態となってデータを伝達し、制
御信号b'b'c'が“L”となり、レシーバがリセット状態
では高インピーダンス状態となる。
【0045】ここで、上記Dレシーバに供給される各種
制御信号a'b'、b'c'、b'b'c'の「a′」、「b′」、
「c′」は、前記図4のSレシーバに供給される各種制
御信号「a」、「b」、「c」にそれぞれ対応するもの
であるが、「a′」は「a」よりも所定時間δだけ遅れ
た信号を意味しており、同様に「b′」、「c′」は
「b」、「c」よりもそれぞれ所定時間δだけ遅れた信
号を意味している。そして、このδの遅れ時間は、図6
のDレシーバが前記リターンクロックQSからどのくら
い遅れてデータをフェッチすれば良いかによって決定さ
れる。これはシステム毎に最良のマージンを考慮して決
められるが、システムが決まれば自ずと決まる値であ
る。この場合にも、上記制御信号a'b'、b'c'、b'b'c'
は、前記マルチフェーズクロックのある一定の位相差が
生じる時間の間だけ立ち上がっているパルス信号である
が、その形成方法については後述する。
【0046】また、上記制御信号Tabは、Sレシーバ
におけるENABLE信号と同等の信号として使用されてお
り、互いに隣り合う2つのSレシーバの出力であるSa
bとSbcとから形成される。上記Sab、Sbcから
上記制御信号Tabを形成する方法は2通りある。それ
はリターンクロックQSの変化をどのように利用するか
による。データ毎にQSが変化する場合、すなわちQS
の立上がりの変化と立下りの変化でデータを同期して転
送する場合にはQSの両変化を利用することができる。
これに対し、QSの例えば立上がりのみをデータ転送時
のタイミング規定に利用する場合にはQSの立上がり変
化のみを捕らえなければならない。
【0047】図7(a)はQSの立上がりの変化と立下
りの変化の両方を捕らえて前記制御信号Tabを形成す
る制御信号発生回路の構成を示しており、この回路はS
ab、Sbcが供給される排他的(EXCLUSIVE)ORゲー
ト121で構成されている。
【0048】図7(b)はQSの立上がりの変化のみを
捕らえて前記制御信号Tabを形成する制御信号発生回
路の構成を示しており、この回路はSabを反転するイ
ンバータ122と、このインバータ122の出力及びS
bcが供給されるANDゲート123で構成されてい
る。
【0049】図8は、上記図6に示したDレシーバで使
用される各種制御信号a'b'、b'c'、b'b'c'を発生する回
路の一具体例を示している。図8(a)は、前記クロッ
クckaからδだけ遅れたクロックck[a+δ]及び
前記クロックckbからδだけ遅れたクロックck[b
+δ]から前記制御信号a'b'を発生する制御信号発生回
路の構成を示しており、クロックck[b+δ]を反転
するインバータ125と、クロックck[a+δ]及び
上記インバータ125の出力が供給されるANDゲート
126とから構成されている。
【0050】図8(b)は、前記クロックck[c+
(2n+1)]からδだけ遅れたクロックck[c+
(2n+1)+δ]及び前記ck[b+2n]からδだ
け遅れたck[b+2n+δ]から前記制御信号b'c'を
発生する制御信号発生回路の構成を示しており、クロッ
クck[b+2n+δ]を反転するインバータ127
と、クロックck[c+(2n+1)+δ]及び上記イ
ンバータ127の出力が供給されるANDゲート128
とから構成されている。
【0051】図8(c)は、上記図8(b)に示した制
御信号発生回路で得られる制御信号b'c'及びクロックc
k[b+δ]から前記制御信号b'b'c'を発生する制御信
号発生回路の構成を示しており、この制御信号発生回路
は両信号が供給されるANDゲート129で構成されて
いる。
【0052】図9は、上記図1に示した実施の形態によ
るデータレシーバにおいて、前記安定マルチフェーズク
ロック発生器13で発生されるマルチフェーズクロック
がck0〜ck8の9個の場合に、これらのクロックと
リターンクロックQS及びデータDQとのタイミング関
係を示すタイミングチャートである。なお、この場合、
前記遅れ時間δはクロック4個分となる。
【0053】図中、最初のデータDQは、信号S12
(a=1、b=2)を発生するSレシーバがリターンク
ロックQSの変化を検出したマルチフェーズクロックc
k1から3つ目のマルチフェーズクロックck4のタイ
ミングで、T80(a=8、b=0)で活性化されるD
レシーバによってフェッチされる。図中、2番目のデー
タDQは、信号S80(a=8、b=0)を発生するS
レシーバがリターンクロックQSの変化を検出したマル
チフェーズクロックck8から3つ目のマルチフェーズ
クロックck2のタイミングで、T78(a=7、b=
8)で活性化されるDレシーバによってフェッチされ
る。上記のように、Dレシーバ内でのクロックの関係は
δが4クロック分の立上がり時間の和となる。
【0054】図10は、上記のようにマルチフェーズク
ロックがck0〜ck8の9個であって、リターンクロ
ックQSの立上がりのみを利用する場合に、Dレシーバ
で使用される制御信号を形成する制御信号発生回路の具
体的構成例を示している。なお、この例では一般化し
て、リターンクロックQSの立上がりのタイミングから
複数のタイミングでDレシーバを駆動制御する場合であ
り、各Dレシーバを駆動制御する複数のタイミングをi
で示している。
【0055】図10(a)は、それぞれのタイミングで
前記図8(a)に示される制御信号a'b'に相当する信号
a'b'iを発生する制御信号発生回路の構成を示してお
り、図8(a)の場合と同様にインバータ125とAN
Dゲート126とから構成されている。
【0056】図10(b)は、それぞれのタイミングで
前記図8(b)に示される制御信号b'c'に相当する信号
b'c'iを発生する制御信号発生回路の構成を示してお
り、図8(b)の場合と同様にインバータ127とAN
Dゲート128とから構成されている。
【0057】図10(c)は、それぞれのタイミングで
前記図8(c)に示される制御信号b'b'c'に相当する信
号b'b'c'iを発生する制御信号発生回路の構成を示して
おり、図8(c)の場合と同様にANDゲート129で
構成されている。
【0058】そして、前記制御信号a'b'は、図10
(a)の各回路で発生される複数個の信号a'b'iの全て
のOR論理を取る、図10(d)に示されるORゲート
130の出力として得られる。同様に、前記制御信号b'
c'は、図10(b)の各回路で発生される複数個の信号
b'c'iの全てのOR論理を取る、図10(e)に示され
るORゲート131の出力として得られる。さらに、前
記制御信号b'b'c'は、図10(c)の各回路で発生され
る複数個の信号b'b'c'iの全てのOR論理を取る、図1
0(f)に示されるORゲート132の出力として得ら
れる。
【0059】すなわち、この図10に示した各制御信号
発生回路では、各タイミング毎にδiを設定し、それぞ
れのタイミングで図8に示した各制御信号発生回路で発
生される制御信号a'b'、b'c'、b'b'c'に相当する制御信
号a'b'i、b'c'i、b'b'c'iが発生され、これらの制御
信号のOR信号として制御信号a'b'、b'c'、b'b'c'が形
成される。
【0060】図11は、上記図1に示した実施の形態に
よるデータレシーバにおいて、前記安定マルチフェーズ
クロック発生器13で発生されるマルチフェーズクロッ
クがck0〜ck10の11個の場合で、リターンクロ
ックQSの立上がりのみを利用する場合に、クロックc
k0〜ck10とリターンクロックQS及びデータDQ
とのタイミング関係を示すタイミングチャートである。
【0061】ここで、上記iの値は2であり、図中のク
ロックck3とck8がデータをフェッチする二つのタ
イミングに相当し、δとしてリターンクロックQSの同
じ立上がりタイミングを用いて最初にデータをフェッチ
するタイミングまでの遅れ時間δ1としてクロック4個
分の立上がり時間の遅れの和に相当する時間を用い、次
にデータをフェッチするタイミングまでの遅れ時間δ2
としてリターンクロックQSの同じ立上がりタイミング
からクロック9個分の立上がり時間の遅れの和に相当す
る時間を用いる。
【0062】図中、最初のデータDQは、信号S01
(a=0、b=1)を発生するSレシーバがリターンク
ロックQSの変化を検出したマルチフェーズクロックc
k0から3つ目のクロックck3で、図中、2番目のデ
ータDQは、マルチフェーズクロックck0から8つ目
のクロックck8のタイミングで、T100(a=10、b
=0)で活性化されるDレシーバによってフェッチされ
る。
【0063】Dレシーバ内ではδ1が4、δ2が9とな
る。図11ではさらに、各Sレシーバからの出力信号S
abの状態と、Dレシーバを活性化制御する信号Tab
の状態を示した。図中、各信号Sab(S100〜S91
0)に付した四角の矢印は、それぞれの時間内で各Sレ
シーバがQSの状態をフェッチすることを意味してい
る。QSが立上がったときのみ、対応するDレシーバを
駆動制御する制御信号Tabが“H”となることがわか
る。図示された二つのデータDQの場合、このデータを
フェッチするDレシーバはT100となる。
【0064】前記図1に示すデータレシーバにおいて、
SレシーバとDレシーバの関係をさらに詳細に示したの
が図12の回路図である。この例では、前記マルチフェ
ーズクロックとしてck0〜ck12の13個のクロッ
クを用いている。従って、Sレシーバ、Dレシーバは共
に13個の、前記図4に示したような構成の回路ユニッ
トAもしくは前記図6に示したような構成の回路ユニッ
トBを有している。また、上記各回路ユニットBで前記
ENABLE信号の代わりに使用される前記信号Tabを発生
するのが回路ユニットTである。この回路ユニットT
は、前記図7(a)の排他的ORゲート121もしくは
図7(b)に示されたインバータ122とANDゲート
123とから構成された回路に該当しており、上記回路
ユニットBの数に対応して13個設けられている。
【0065】各回路ユニットAに供給されるENABLE信号
は先に説明したように、バーストデータ転送の直前、直
後に“H”、“L”に変化し、Sレシーバ全体を活性化
する信号である。Sレシーバ内の全ての回路ユニットA
が活性化されると、リターンクロックQSの変化が各回
路ユニットAでモニタできるようになる。
【0066】ここで、各回路ユニットAはそれぞれ5個
のマルチフェーズクロックによって制御されるが、図5
中の各制御信号発生回路で示したように、各回路ユニッ
トAで基準となるクロックはcka、ckb、ckcの
3個で、残り2個のクロックck[c+(2n+
1)]、ck[b+2n]はマルチフェーズクロックの
総数(4n+1)で決まるので、各回路ユニットAには
a、b、c、からなる3個のクロックが供給されている
状態を示している。そして、各回路ユニットAはリター
ンクロックQSのレベルをモニタし、その回路ユニット
に供給されるクロックのうち、最も時間的に早く立上が
る2個のクロックの番号、すなわち最も番号が若い2個
のクロックの値を持つ前記信号Sabを保持し、出力す
る。上記各回路ユニットAは、マルチフェーズクロック
の位相差に相当する時間だけずれてリターンクロックQ
Sをモニタしているので、それぞれの出力信号Sabは
QSの変化を各回路ユニットAの場所に対応して記憶す
ることになる。
【0067】上記信号Sabが変化する場所を特定する
のが上記各回路ユニットTである。これら各回路ユニッ
トTの具体的な回路構成は前記図7に示した通りであ
る。これら各回路ユニットTからの出力信号Tabは、
リターンクロックQSの変化、すなわち信号Sabの変
化を検出したもののみが“H”となり、この信号Sab
が“H”となった回路ユニットTに対応するDレシーバ
の回路ユニットBが活性化される。
【0068】Dレシーバ内の各回路ユニットBは、先の
回路ユニットAの場合と同様にそれぞれ5個のマルチフ
ェーズクロックによって制御されるが、図10中の各制
御信号発生回路で示したように、各回路ユニットBで基
準となるクロックはck[a+δ]、ck[b+δ]、
ck[c+δ]の3個で、残り2個のクロックck[c
+(2n+1)+δ]、ck[b+2n+δ]はマルチ
フェーズクロックの総数(4n+1)で決まるので、各
回路ユニットBには3個のクロックa′、b′、c′が
供給されている状態を示している。
【0069】上記13個の回路ユニットBのうちの1個
のみが、対応する回路ユニットTからの信号Tabに応
じて活性化され、この活性化された回路ユニットBは供
給されているマルチフェーズクロックのタイミングでデ
ータDQの状態をフェッチし、データバスD、/D上に
データを出力する。
【0070】上記Sレシーバ内の回路ユニットAのう
ち、信号S01(a=0、b=1)を出力する、図中、
左端に位置している回路ユニットAで使用される制御信
号を詳細に示したのが図13のタイミングチャートであ
る。ここで、基準となるクロックはck0、ck1、c
k2であるが、図13ではこれらのクロックを番号のみ
で示している。マルチフェーズクロックの総数(4n+
1)は13であるから、この場合、n=3であり、c+
(2n+1)は2+7=9、b+2n=1+6=7であ
るから、残り2個のクロックはck7とck9になる。
図では、13段のリングオシレータによって構成される
前記図2の回路からの出力であるこれら各クロックの番
号と、これら各クロックを用いて発生される前記制御信
号ab、bc、cb、bbcの番号を合わせて示した。
そして、制御信号ab(=01)、bc(=12)、c
b(=21)、bbc(=112)が立上がっている期
間を図中の矢印で示している。
【0071】上記回路ユニットAがリターンクロックQ
Sをフェッチし、増幅し、ラッチし、保持して出力する
如く、QSの状態を順次先に送っていくことが、制御信
号01、21、112、12の状態を見れば容易に分か
る。
【0072】図14は上記制御信号ab、bc、cb、
bbcを発生する各制御信号発生回路の具体的回路構成
を示している。図14(a)〜(d)に示した各回路
は、前記図5(a)〜(d)に示した回路と同様の回路
構成にされており、図5(a)〜(d)の場合には一般
化されていたクロックの番号が特定されている。
【0073】以上、詳述したように、上記実施の形態に
よるデータレシーバによれば、マルチフェーズクロック
を用いて、コントローラ側でリターンクロックQS及び
データDQのフェッチタイミングを最適に設定してそれ
ぞれフェッチするようにしたので、メモリモジュールか
らコントローラへデータを転送する際に、データがフラ
イトタイムのバラツキによってシステムクロックと一定
の関係がなく転送されても、コントローラ側でデータフ
ェッチタイミングを確実に発生することができる。
【0074】次にこの発明の他の実施の形態について説
明する。上記した実施の形態ではDレシーバを多数の回
路ユニットで構成し、それぞれをマルチフェーズクロッ
クで駆動制御する場合について説明したが、Dレシーバ
を1個の回路ユニットによって構成することもできる。
【0075】図15はDレシーバを1個の回路ユニット
によって構成する場合の制御信号発生回路の構成を示し
ている。図15(a)の制御信号発生回路は、前記図7
の回路で発生される信号Tabに同期した制御信号ta
bを発生するものであり、信号Tabを遅延する遅延回
路141と、この遅延回路141の出力を反転するイン
バータ142と、このインバータ142の出力及び信号
Tabが供給されるANDゲート143とから構成され
ている。この回路で得られる制御信号tabのパルス幅
は遅延回路141における遅延時間によって決まる。
【0076】図15(b)の制御信号発生回路は、上記
図15(a)のような構成を有する複数個の制御信号発
生回路で発生される制御信号tabから、Dレシーバを
構成する1個の回路ユニットを制御するための制御信号
A、B、Cを発生するものであり、複数の制御信号ta
bが供給されるORゲート144と、このORゲート1
44の出力が供給され、それぞれ異なる遅延時間δ、
δ′、δ″を有する3個の遅延回路145、146、1
47で構成されており、上記制御信号A、B、Cは遅延
回路145、146、147の各出力として得られる。
なお、上記遅延時間δは、先の実施の形態における時間
δに相当する値である。
【0077】図16はDレシーバの構成を示している。
この場合、このDレシーバは図示する1個の回路ユニッ
トのみで構成されている。そして、この図16に示した
回路が先の図6に示した回路と異なるところは、前記フ
ェッチ部81における前記トランジスタ95のソース
が、前記トランジスタ96を介することなく接地電圧の
ノードに直接に接続され、トランジスタ95のゲートに
は前記制御信号a'b'の代わりに上記図15(b)の回路
で得られる制御信号Aが供給される点と、前記増幅部8
2における前記トランジスタ99のソースが、前記トラ
ンジスタ100を介することなく接地電圧のノードに直
接に接続され、トランジスタ99のゲートには前記制御
信号b'c'の代わりに上記図15(b)の回路で得られる
制御信号Bが供給される点と、前記ラッチ部83におけ
る前記トランジスタ105のソースが、前記トランジス
タ106を介することなく接地電圧のノードに直接に接
続され、トランジスタ105のゲートには前記制御信号
b'b'c'の代わりに上記図15(b)の回路で得られる制
御信号Cが供給される点である。
【0078】このようなDレシーバを有するデータレシ
ーバの基本的な動作は先の実施の形態の場合と同様であ
るが、Dレシーバの動作を制御する制御信号A、B、C
における遅延がマルチフェーズクロックで決まらないこ
とによるデータフェッチタイミングの不確定が多少増え
ることと、一つのDレシーバを繰り返し使用することに
なるのでデータDQの周期が短い時にレシーバのリセッ
トなどの限界から決まる周期によってデータ転送周期が
先の実施の形態のものよりも長くなることなどのデメリ
ットはあるが、Dレシーバを1個の回路ユニットによっ
て構成することができ、回路構成が大幅に簡単にできる
ので、データDQの周期が極めて短い場合以外に好適で
ある。
【0079】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
メモリモジュールからコントローラへデータを転送する
際に、データがフライトタイムのバラツキによってシス
テムクロックと一定の関係がなく転送されても、データ
フェッチタイミングを確実に発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデータレシーバのブロック図。
【図2】図1のデータレシーバに設けられる電圧制御マ
ルチフェーズクロック発生器の詳細な構成を示す回路
図。
【図3】図1のデータレシーバに設けられる周波数比較
器と制御電圧発生器の機能を合わせ持つ回路の構成を示
す回路図及びそのタイミングチャートを示す図。
【図4】図1のデータレシーバに設けられるSレシーバ
の具体的な回路構成を示す回路図。
【図5】図4のSレシーバで使用される各種制御信号を
発生する制御信号発生回路の一具体例を示す回路図。
【図6】図1のデータレシーバに設けられるDレシーバ
の具体的な回路構成を示す回路図。
【図7】図6のDレシーバを制御する制御信号を発生す
る制御信号発生回路の一具体例を示す回路図。
【図8】図6のDレシーバを制御する制御信号を発生す
る制御信号発生回路の一具体例を示す回路図。
【図9】図1のデータレシーバにおけるマルチフェーズ
クロックとリターンクロックQS及びデータDQの関係
を示すタイミングチャートの図。
【図10】図1のデータレシーバにおいてマルチフェー
ズクロックがck0〜ck8の9個である場合でかリタ
ーンクロックQSの立上がりのみを利用する場合に、D
レシーバで使用される制御信号を形成する制御信号発生
回路の具体的構成を示す回路図。
【図11】図1のデータレシーバにおいて、マルチフェ
ーズクロックがck0〜ck10の11個の場合でかつ
リターンクロックQSの立上がりのみを利用する場合
に、クロックck0〜ck10とリターンクロックQS
及びデータDQの関係を示すタイミングチャートの図。
【図12】図1のデータレシーバにおいて、Sレシーバ
とDレシーバの関係をさらに詳細に示す回路図。
【図13】図12中のSレシーバ内の複数個の回路ユニ
ットAのうちの特定の1個の回路ユニットAで使用され
る制御信号を詳細に示すタイミングチャートの図。
【図14】図12中のSレシーバ内の複数個の回路ユニ
ットAのうちの特定の1個の回路ユニットAで使用され
る制御信号を発生する制御信号発生回路の具体的構成を
示す回路図。
【図15】この発明の他の実施の形態におけるデータレ
シーバで使用されるDレシーバの制御信号発生回路の構
成を示す回路図。
【図16】この発明の他の実施の形態におけるデータレ
シーバで使用されるDレシーバの構成を示す回路図。
【図17】コントローラと4個のDIMMが搭載された
メモリボードの概念図。
【図18】図17に示すメモリボードにおいてデータ転
送を行う際のクロック、データ、リターンクロックQS
の関係を示すタイミングチャートの図。
【符号の説明】
11…Sレシーバ、 12…Dレシーバ、 13…安定マルチフェーズクロック発生器、 14…周波数比較器、 15…制御電圧発生器、 16…電圧制御マルチフェーズクロック発生器、 21…信号反転回路、 22、43、44、53、54、60、93、94、1
03、104、107、110…PチャネルMOSトラ
ンジスタ、 23、24、26、28、41、42、45、46、4
7、48、49、50、51、52、55、56、6
1、63、91、92、95、96、97、98、9
9、100、101、102、105、106、10
9、112…NチャネルMOSトランジスタ、 25、27、62、64、71、73、75、108、
111、122、125、127、142…インバー
タ、 29…キャパシタ、 31…フェッチ部、 32…増幅部、 33…ラッチ部、 34…保持部、 57、58…CMOSインバータ、 72、74、77、123、126、128、129、
143…ANDゲート、 76、130、131、132、144…ORゲート、 121…排他的(EXCLUSIVE)ORゲート、 141、145、146、147…遅延回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−149018(JP,A) 特開 平4−40127(JP,A) 米国特許5758188(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/0175 G11C 11/407 H04L 7/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データと、このデータとほぼ同時に到達
    しデータの時間的位置を示すストローブ信号とによって
    データを転送するシステムにおいて使用されるデータレ
    シーバであって、 一定の時間差をもって駆動され、ストローブ信号を受け
    る複数の第1のレシーバと、 上記ストローブ信号の状態を各時刻で受け取った上記第
    1のレシーバの出力に基づいて駆動され、データを受け
    取り、転送する一つ以上の第2のレシーバとを具備した
    ことを特徴とするデータレシーバ。
  2. 【請求項2】 データと、このデータとほぼ同時に到達
    しデータの時間的位置を示すストローブ信号とによって
    データを転送するシステムにおいて使用されるデータレ
    シーバであって、 一定量の位相差がある複数の同一周期を有するクロック
    を発生するマルチフェーズクロック発生部と、 上記マルチフェーズクロック発生部で発生されるマルチ
    フェーズクロックと同じ個数のユニットを有し、上記マ
    ルチフェーズクロックに応答してストローブ信号を受
    け、受け取ったストローブ信号の状態を一定期間保持
    し、出力する第1のレシーバと、 活性化信号を受け、受け取ったデータの状態を転送する
    第2のレシーバと、 上記第1のレシーバの出力に基づいて上記第2のレシー
    バの活性化信号を形成する手段とを具備したことを特徴
    とするデータレシーバ。
  3. 【請求項3】 データと、このデータとほぼ同時に到達
    しデータの時間的位置を示すストローブ信号とによって
    データを転送するシステムにおいて使用されるデータレ
    シーバであって、 一定量の位相差がある複数の同一周期を有するクロック
    を発生するマルチフェーズクロック発生部と、 上記マルチフェーズクロック発生部で発生されるマルチ
    フェーズクロックと同じ個数のユニットを有し、上記マ
    ルチフェーズクロックに応答してストローブ信号を受け
    取り、受け取ったストローブ信号の状態を一定期間保持
    し、出力する第1のレシーバと、 上記マルチフェーズクロック発生部で発生されるマルチ
    フェーズクロックと同じ個数のユニットを有し、各ユニ
    ットそれぞれ異なるユニット活性化信号を受け、上記マ
    ルチフェーズクロックに応答してデータを受け取り、受
    け取ったデータを転送する第2のレシーバと、 上記第1のレシーバの出力に基づいて上記第2のレシー
    バのユニット活性化信号を形成する手段とを具備したこ
    とを特徴とするデータレシーバ。
  4. 【請求項4】 データと、このデータとほぼ同時に到達
    しデータの時間的位置を示すストローブ信号とによって
    データを転送するシステムにおいて使用されるデータレ
    シーバであって、 一定量の位相差がある複数の同一周期を有するクロック
    を発生するマルチフェーズクロック発生部と、 上記マルチフェーズクロック発生部で発生されるマルチ
    フェーズクロックと同じ個数のユニットを有し、上記マ
    ルチフェーズクロックに応答してストローブ信号を受け
    取り、受け取ったストローブ信号の状態を一定期間保持
    し、出力する第1のレシーバと、 上記マルチフェーズクロック発生部で発生されるマルチ
    フェーズクロックと同じ個数のユニットを有し、各ユニ
    ットがそれぞれ異なるユニット活性化信号を受け、上記
    マルチフェーズクロックに応答してデータを受け取り、
    受け取ったデータを転送する第2のレシーバと、 上記第1のレシーバの各ユニットからの出力に基づいて
    上記第2のレシーバのユニット活性化信号を形成する手
    段とを具備し、 上記第1のレシーバに設けられた各ユニットと上記第2
    のレシーバに設けられた各ユニットとが応答するそれぞ
    れのマルチフェーズクロックは互いに異なるクロックで
    あり、かつ一定の位相関係を有することを特徴とするデ
    ータレシーバ。
  5. 【請求項5】 データと、このデータとほぼ同時に到達
    しデータの時間的位置を示すストローブ信号とによって
    データを転送するシステムにおいて使用されるデータレ
    シーバであって、 一定量の位相差がある複数の同一周期を有するクロック
    を発生するマルチフェーズクロック発生部と、 上記マルチフェーズクロック発生部で発生されるマルチ
    フェーズクロックと同じ個数のユニットを有し、上記マ
    ルチフェーズクロックに応答してストローブ信号を受け
    取り、受け取ったストローブ信号の状態を一定期間保持
    し、出力する第1のレシーバと、 上記マルチフェーズクロック発生部で発生されるマルチ
    フェーズクロックと同じ個数のユニットを有し、各ユニ
    ットがそれぞれ異なるユニット活性化信号を受け、上記
    マルチフェーズクロックに応答してデータを受け取り、
    受け取ったデータを転送する第2のレシーバと、 上記第1のレシーバの各ユニットからの出力に基づいて
    上記第2のレシーバのユニット活性化信号を形成する手
    段とを具備し、 上記第1のレシーバに設けられた各ユニットと上記第2
    のレシーバに設けられた各ユニットとが応答するそれぞ
    れのマルチフェーズクロックは互いに異なるクロックで
    あり、かつ一定の位相関係を有し、 上記第2のレシーバは二つ以上の位相関係にある二つ以
    上のマルチフェーズクロックの組に基づいて二回以上連
    続してデータを受けることを特徴とするデータレシー
    バ。
  6. 【請求項6】 前記マルチフェーズクロック発生部は、
    複数のクロックを発生するノードを有するリングオシレ
    ータによって構成され、このリングオシレータの各クロ
    ックのノードの信号を安定化して前記マルチフェーズク
    ロックとして発生することを特徴とする請求項2ないし
    5のいずれか一つに記載のデータレシーバ。
  7. 【請求項7】 前記第1のレシーバは、一連のデータ転
    送の際に、先頭データに対応した前記ストローブ信号が
    立上がる直前に活性状態にされ、最後のデータを受け取
    った後に非活性状態となるように制御されることを特徴
    とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載のデータ
    レシーバ。
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