JP3419474B2 - 導電性組成物及び多層回路基板 - Google Patents
導電性組成物及び多層回路基板Info
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Description
回路基板、特に、導電性金属粉末を含む導電性組成物及
びガラス材料を含む絶縁基板層を備えた回路基板に関す
る。
回路基板として、例えば特開昭61−108192号に
は、金属酸化物からなるガラスフリットとアルミナ等の
無機材料フィラーとを含む回路基板用組成物からなる絶
縁基板層(以下、単に基板という)と、金系,銀系,銅
系等の低融点で比抵抗が小さな導電性材料からなる配線
パターンとが積層された多層回路基板が示されている。
この多層回路基板は、基板の比誘電率が小さく、回路パ
ターンの比抵抗が小さいので、信号伝搬速度が速い。ま
た、低温焼成が可能なため、安価に提供され得る。
板では、基板と配線パターンとを一体焼結した際、高温
になると、配線パターンを構成している導電性材料が基
板層の内部や基板との界面に拡散してしまう場合があ
る。これは、導電性材料と基板を構成する金属酸化物中
の酸素とが反応して両者の間に弱い結合が生じ、見かけ
上導電性材料が酸化された状態になるためと考えられて
いる。このような現象が起こると、多層回路基板が変色
し、また誘電正接等の電気的特性が悪化する。
板に対して安定な導電性組成物を提供することにある。
第2の発明の目的は、配線パターンが基板に対して安定
な多層回路基板を提供することにある。
組成物は、導電性金属粉末と、Al 2 O 3 、SiO、B 2
O 3 、ZnO、アルカリ土類金属酸化物を有し、且つ導
電性金属粉末と、酸塩基度が0.504以上の金属酸化
物とを含んでいる。第2の発明に係る多層回路基板は、
ガラス材料を含む基板と、導電性材料からなりかつ基板
に配置された配線パターンとを備えたものである。この
多層回路基板では、基板と配線パターンとの間に、Al
2 O 3 、SiO、B 2 O 3 、ZnO、アルカリ土類金属酸化
物を有し、且つ酸塩基度が0.504以上のガラスリッ
チ焼成体層が形成されている。
は銅系等の低融点で比抵抗値が小さな導電材料を言う。
この導電材料は、粉末状が好ましい。この場合、導電材
料の平均粒径は、5〜25μm、特に10〜20μmが
好ましい。
ても良い。ガラスフリット 本発明で用いられるガラスフリットは、複数の金属酸化
物成分を含むものである。特に、酸塩基度が0.504
以上、好ましくは0.506以上、より好ましくは0.
508以上のガラスフリットである。これは、酸塩基度
が小さなガラスフリットは、その成分である金属酸化物
中の酸素が例えばイオン交換により引き抜かれ易いた
め、他の金属原子を取り込み易くなると考えられるため
である。言い換えると、上述の導電材料が基板を構成す
る金属酸化物中に拡散し、多層回路基板の電気特性を損
なうおそれがあるためである。
ー及びM.D.イングラムの論文(GLASS SCI
ENCE AND TECHNOLGY,7,8)にお
いて規定されているものである。これによれば、i種類
の金属酸化物を含む、多成分系のガラスフリットの酸塩
基度(pO)は、次の式(1)によって規定される。
成分の酸化数、eiは成分i中の酸素原子を1g原子と
した際の成分iの原子割合、Giは成分iの塩基性度で
ある。ここで、Giは、L.G.ポーリングの電気陰性
度Xiを用いて次の式(2)により求めることができる
ため、前記式(1)は次の式(3)のように書き換える
ことができる。
以上のガラスフリットは、例えばCaO、ThO2 、B
eO、SrO、MgO、Y2 O3 、希土類酸化物、Sc
2 O 3 、BaO、HfO2 、ZrO2 、Al2 O3 、L
i2 O、TiO、CeO2 、SiO2 、B2 O3 、Ta
2 O5 、Cr2 O3 及びZnOからなる群れから選ばれ
た金属酸化物を主成分としたものが好ましい。このよう
なガラスフリットは、主成分である金属酸化物が高温時
におけるギブスの生成自由エネルギーが小さな非還元性
酸化物であるため、非酸化性雰囲気で焼成する際でも還
元されない。
たガラスフリットの一例として、Al2 O3 を18.0
モル%、SiO2 を50.0モル%、B2 O3 を5.0
モル%、ZnOを9.0モル%及びMgOを18.0モ
ル%含むものが挙げられる。このガラスフリットでは、
各成分のXi、Zi及びeiは次の表1の通りである。
よりpO値を求めると、0.5067となる。ここで、
上述のガラスフリットを例にして、ei値の求め方を説
明する。まず、ガラスフリット中の全酸素の原子量を計
算する。これは、成分ごとに酸素量を求め、これを加算
すると求められる。成分ごとの酸素量は、当該成分のガ
ラスフリット中の割合に、(酸素原子のモル数/当該成
分に含まれる原子のモル数の総和)を乗じると得られ
る。例えば、Al2 O3 では、次の式(4)のようにな
る。
gOについても計算し、得られた値を加算して全酸素の
原子量を求めると、0.61となる。各成分のeiは、
得られた全酸素の原子量を1とした場合の非酸素成分
(Al2 O3 の場合はAl)の原子量から求められる。
Al2 O3 のei値は、次の式(5)から導かれる。
は、焼成後にコージェライト、ムライト、スピネル、ア
ノーサイト、セルジアン、β−スポジュメン、ドロマイ
ト、ベタライト及びその置換誘導体の結晶を少なくとも
1種析出する結晶化ガラスフリットであればより好まし
い。上述のような結晶を析出する結晶化ガラスフリット
を用いると、焼成後の強度がより高くなる。特に、アノ
ーサイト又はセルジアンを析出する結晶化ガラスフリッ
トを用いると、焼結体の強度が更に高くなる。なお、コ
ージェライト、ムライト又はβ−スポジュメンを析出し
得る結晶化ガラスフリットは、焼成後の熱膨張率が小さ
なため、IC等のシリコンチップ電子部品を搭載するた
めの配線パターンを構成する上で有効である。
特に好ましいのは、ネットワークホーマーとしてB2 O
3 とSiO2 とを含み、インターミディエイトとしてA
l2O3 を含み、さらにネットワークモディファイヤー
としてアルカリ土類金属酸化物(MgO、CaO、Sr
O、BaO)又はZnOを含むガラスフリットである。
このようなガラスフリットは、ガラス化の範囲が広く、
また屈伏点が600〜800℃付近にあるため、本発明
に係る導電性組成物を800〜1050℃程度の低温焼
成するのに適している。なお、このガラスフリットにお
いて、ネットワークモディファイヤーとしてCaO、S
rO、又はBaOを選択すれば、アノーサイトやセルジ
アン等のRO・Al2 O3 ・2SiO2 (Rはアルカリ
土類金属)系の結晶を析出させることができる。また、
MgOを選択すればコージェライトの結晶が得られ、Z
nOを選択すればガーナイトの結晶が得られる。
〜850℃であれば特に好ましい。屈伏点が700℃未
満の場合は、焼成時に軟化流動しすぎて上述の導電材料
の粒子表面に均一に分布しにくくなくなる。この結果、
多層回路基板上に本発明の導電性組成物による配線パタ
ーンを形成すると、導電材料と多層回路基板とが直接接
触し易くなる。したがって、多層回路基板がガラス材料
を含む場合は、回路基板内に導電材料が拡散し、回路基
板の電気特性が損なわれる場合がある。逆に、屈伏点が
850℃以上の場合は、焼結挙動が多層回路基板用のグ
リーンシートと近似するため、完全に軟化流動しきらな
い場合がある。この場合は、導電材料が回路基板に直接
接触してしまう。
り製造される。すなわち、所定の成分を所定を比率で混
合して加熱溶融し、これを徐冷後に粉砕すると製造でき
る。ガラスフリットの平均粒径は、特に限定されるもの
ではないが、10μm以下、特に6〜8μmが好まし
い。平均粒径が10μmを超えると、本発明の組成物を
精密なパターンにスクリーン印刷するのが困難となり、
また焼成時の軟化流動が不充分な場合がある。導電性組成物 本発明の導電性組成物では、ガラスフリットの添加量を
導電材料の体積の30〜55容量%、特に40〜50容
量%に設定するのが好ましい。30容量%以下の場合
は、導電材料が基板と直接接触する場合があり、回路基
板の電気特性を損なうおそれがある。逆に、55容量%
を超えると、この組成物により形成できる配線パターン
の抵抗値が高くなる。したがって、信号の高速化が困難
となる。多層回路基板 図1は、第2の発明の一例に係る多層回路基板の縦断面
図である。この多層回路基板は、第1の発明に係る導電
性組成物を用いた配線パターンを有している。図におい
て、多層回路基板1は、積層基板2と内部配線3と表面
配線5とから主に構成されている。
を3枚積層して一体焼成することにより得られた一体化
したシート2a,2b,2cから構成されている。各グ
リーンシートは、無機材料フィラーとガラスフリットと
を含む回路基板用組成物から構成されている。無機材料
フィラーは、積層基板2の強度を向上させるための成分
であり、クリストバライト、石英、コランダム(αアル
ミナ)、ムライト、安定化ジルコニア、ステアタイト、
フォルステライト、コージェライト、スピネル及びジル
コン等が例示できる。これらの無機材料フィラーは、2
種以上混合して用いられても良い。無機材料フィラーと
しては、特に石英、コランダム、コージェライトが好ま
しい。この場合、高強度の多層回路基板が実現できる。
また、基板の熱膨張係数が小さくなってシリコンの熱膨
張係数(40×10-7/℃前後)に近づくため、多層回
路基板1上に配置されたIC等のシリコンチップ電子部
品は、熱衝撃を受けても多層回路基板1から容易に離脱
しにくくなる。なお、無機材料フィラーとして、コラン
ダムを用いた場合は、上述の効果の他、コストパフォー
マンスの高い多層回路基板1が実現できる。
物成分を含むものである。ガラスフリットとしては、B
2 O3 ,SiO2 及びPbOを主成分とするもの、B2
O3,SiO2 及びBaOを主成分とするもの、Ca
O,B2 O3 及びSiO2 を主成分とするもの、SiO
2 ,B2 O3 ,CaO及びAl2 O3 を主成分とするも
の又はSiO2 ,B2 O3 ,CaO及びZrO2 を主成
分とするものが例示できる。
ート2b,2c間に所定のパターンで形成されている。
内部配線3は、スルーホール4を通じて互いに接続され
ており、またスルーホール4を通じて積層基板2の表面
に延びている。積層基板2の表面に延びる内部配線3
は、その先端が積層基板2の図上面及び図下面で電極3
aを形成している。内部配線3は、上述の第1の発明に
係る導電性組成物を用いて構成されている。
面に配置されている。表面配線5は、上述の第1の発明
に係る導電性組成物を用いて所定の回路パターンに形成
されている。次に、前記多層回路基板1の製造方法につ
いて説明する。まず、上述の回路基板用組成物と、有機
バインダー(例えばポリメタクリレート樹脂)と、可塑
剤(例えばジブチルフタレート)と、溶剤(例えばメチ
ルエチルケトン)と、他の添加物(例えば消泡剤)とを
所定の割合で混合し、これをボールミルを用いて24〜
72時間程度混練して均質なスラリーを調整する。この
スラリーを、脱泡処理した後に例えばドクターブレード
法等の公知の方法により100〜300μm程度の厚み
のグリーンシートに成形する。このグリーンシートに
は、所定部位にスルーホールを設ける。
定の内部配線パターン又は表面配線パターンを形成す
る。両配線パターンは、スルーホールに第1の発明に係
る導電性組成物のペースト(以下、導電性ペーストと言
う)を充填し、次いでグリーンシートの表面に導電性ペ
ーストを所定のパターンに印刷すると形成できる。な
お、導電性ペーストは、第1の発明に係る導電性組成物
に有機バインダーと溶剤とを添加して混練すると得られ
る。有機バインダーとしては、例えばエチルセルロース
が用いられる。また、溶剤としては、例えばMIBE、
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモ
ノイソブチレートなどが用いられる。なお、配線パター
ンを印刷した後に、スルーホールに導電性ペーストを充
填してもよい。
シートを所定の順に積層して熱圧着等し、積層体を得
る。そして、得られた積層体を所定の大きさに切断して
焼成する。積層体の焼成は、2段階に行うのが好まし
い。第1段階目の焼成は、グリーンシート等に含まれて
いる有機物(有機バインダー類)の除去を目的とする。
この焼成温度は、通常500℃前後である。第2段階目
の焼成は、回路基板用組成物と導電性組成物の焼成を目
的とする。この時の焼成温度は、各組成物に含まれる材
料の融点に基づいて決定されるが、通常800〜105
0℃程度である。なお、焼成雰囲気は、導電性組成物に
含まれる導電材料に応じて適宜調整される。例えば、銅
系の導電性ペーストが用いられている場合は、非酸化性
雰囲気下で焼成する。焼成が完了すると、前記多層回路
基板1が得られる。
ように、積層基板2のシート2a,2bと内部配線3と
の間にガラスリッチ層6が形成されている。なお、図2
は、図1のA部の拡大模式図である。このガラスリッチ
層6は、導電性ペースト中に含まれるガラスフリットに
よるものであり、内部配線3がシート2a,2bと直接
接触するのを防止している。また、ガラスリッチ層6
は、酸塩基度が0.504以上のガラスリッチ層である
ため、多層回路基板1の焼成時や、多層回路基板1が高
温で使用された場合でも、内部配線3を構成する金系、
銀系又は銅系等の導電材料が拡散しにくい。したがっ
て、内部配線3を構成する導電材料は、積層基板2内に
拡散しにくい。この結果、多層回路基板1は、変色しに
くく、また誘電正接等の電気特性が低下しにくい。
定部位(例えば表面配線5と電極3aとの間)にIC等
の電子部品や厚膜抵抗体等が配置される。
混合物100重量部に対し、エチルセルロース(有機バ
インダー)5.0重量%と、2,2,4−トリメチル−
1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート(溶剤)
95.0重量%とを混合し、さらに3本ロールミルによ
り混練して導電性ペーストを作成した。なお、ガラスフ
リットを構成する各金属酸化物に関する上述の電気陰性
度Xi及び酸化数Ziは、表2に示す通りである。
主成分とするガラスフリット44.0重量%と、アルミ
ナ19.0重量%と、アクリル系樹脂6.5重量%と、
ジブチルフタレート(可塑剤)2.5重量%と、トルエ
ン28.0重量%とをボールミルを用いて混合し、回路
基板用組成物を製造した。この回路基板用組成物からド
クターブレード法により数枚のグリーンシートを形成し
た。そして、グリーンシートに、上述の導電性ペースト
をスクリーン印刷し、所定の配線パターンを形成した。
着し、これを900℃の酸化雰囲気中でピーク時間を3
0分に設定して焼成した。得られた多層回路基板につい
て、変色の有無と電気的特性を調べた。変色は、EPM
A(X線マイクロアナライザー)及び比色分析により判
定した。電気的特性は、誘電正接を調べた。誘電正接
は、容量測定器(YHP製4297型)によるブリッジ
法により測定した。なお、誘電正接は、7以下が好まし
い値である。結果を表3、表4及び表5に示す。
ガラスフリットの酸塩基度が0.506以上、さらに
0.508以上であれば、多層回路基板の誘電正接がよ
り良好になる。
基度が0.504以上のガラスフリットを含んでいるた
め、ガラス材料を含む基板に対して安定である。第2の
発明に係る多層回路基板は、基板と配線パターンとの間
に上述のガラスリッチ層が生成されるため、配線パター
ンと基板材料との反応が抑制され、安定した基板特性が
得られる。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】導電性金属粉末と、Al 2 O 3 、SiO、B 2 O 3 、ZnO、アルカリ土類金属
酸化物を有し、且つ 酸塩基度が0.504以上のガラス
フリットと、を含む導電性組成物。 - 【請求項2】ガラス材料を含む絶縁基板層と、導電性材
料から成る配線パターンとが積層されて構成された多層
回路基板において、 前記絶縁基板層と前記配線パターンとの間には、Al 2
O 3 、SiO、B 2 O 3 、ZnO、アルカリ土類金属酸化
物を有し、且つ酸塩基度が0.504以上のガラスリッ
チ焼成体層が介在されていることを特徴とする多層回路
基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16780992A JP3419474B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 導電性組成物及び多層回路基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP16780992A JP3419474B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 導電性組成物及び多層回路基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0612911A JPH0612911A (ja) | 1994-01-21 |
JP3419474B2 true JP3419474B2 (ja) | 2003-06-23 |
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ID=15856510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP16780992A Expired - Lifetime JP3419474B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 導電性組成物及び多層回路基板 |
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---|---|---|---|---|
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JP5293348B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2013-09-18 | 三菱マテリアル株式会社 | 導電性組成物及びそれを用いた太陽電池の製造方法並びに太陽電池 |
JP5488282B2 (ja) * | 2010-07-13 | 2014-05-14 | 昭栄化学工業株式会社 | 導電性ペースト |
JP5556518B2 (ja) * | 2010-09-09 | 2014-07-23 | 昭栄化学工業株式会社 | 導電性ペースト |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP16780992A patent/JP3419474B2/ja not_active Expired - Lifetime
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