JP3419290B2 - 楽音・画像発生装置および記憶媒体 - Google Patents

楽音・画像発生装置および記憶媒体

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JP3419290B2 JP36905097A JP36905097A JP3419290B2 JP 3419290 B2 JP3419290 B2 JP 3419290B2 JP 36905097 A JP36905097 A JP 36905097A JP 36905097 A JP36905097 A JP 36905097A JP 3419290 B2 JP3419290 B2 JP 3419290B2
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    • G10H1/361Recording/reproducing of accompaniment for use with an external source, e.g. karaoke systems
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された演奏情
報に基づいて楽音および画像を発生させる楽音・画像発
生装置および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入力された演奏情報、たとえばM
IDI(Musical Instrument DigitalInterface)デー
タに基づいて楽音および画像を発生させる楽音・画像発
生装置として、MIDIデータに基づいて楽音を発生さ
せるとともに予め作成された複数コマ(frame)からな
る画像データの各コマの表示タイミングを制御するよう
にしたものは知られている。
【0003】また、入力されたMIDIデータに基づい
ておもちゃやロボット等を制御することにより、楽音を
発生させる装置も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置のうち前者の楽音・画像発生装置では、予め作
成された複数コマの画像データの各コマの表示タイミン
グがMIDIデータに基づいて制御されるのみであるた
め、発生する画像の質は、その基になる画像データの質
に依存していた。したがって、MIDIデータに応じた
楽器演奏、すなわち演奏者および楽器の動きをコンピュ
ータグラフィックス(以下「CG」と略す)で再現する
場合には、人が、予めMIDIデータ(または楽譜)を
解析し、その人の感性で各コマを作成して行かなければ
ならず、難解かつ膨大な時間を要し、リアルタイムにC
G合成を行うことはできなかった。
【0005】また、前者の装置では、楽音の発生と画像
の発生とは、MIDIデータに基づいて相互に独立して
行われていたため、楽音の質(表現力を含む、以下同
様)が向上しても画像の質(表現力を含む、以下同様)
は向上せず、逆に画像の質が向上しても楽音の質は向上
しなかった。
【0006】さらに、上記従来の装置のうち後者の装
置、すなわちおもちゃやロボット等を制御することによ
り楽音を発生させる装置では、楽音は発生するものの、
おもちゃっぽい動作をするため、実際に人が演奏してい
る状態を正確にシミュレートしているとはいえなかっ
た。
【0007】本発明は、この点に着目してなされたもの
であり、楽音と画像とを一体化して制御することによ
り、楽器演奏をリアルタイムに精度よくシミュレートす
ることが可能な楽音・画像発生装置および記憶媒体を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の楽音・画像発生装置は、キーオン
イベントデータおよびキーオフイベントデータを含む演
奏情報を入力する演奏情報入力手段と、該入力されたキ
ーオンイベントデータおよびキーオフイベントデータに
基づいて、演奏者の押鍵操作および離鍵操作と、当該演
奏者の操作に応じた楽器の動きと、当該演奏者の相前後
する操作間の動きとに対応する画像パラメータの基にな
る、複数の動作波形パラメータを発生する動作波形パラ
メータ発生手段と、該発生された複数の動作波形パラメ
ータを算術演算することにより、目的の画像パラメータ
の値を決定するパラメータ値決定手段と、該決定された
画像パラメータ値に応じて画像情報を発生する画像情報
発生手段と、前記入力された演奏情報に基づいて、楽音
情報を発生する楽音情報発生手段とを有することを特徴
とする。好ましくは、前記パラメータ値決定手段は、さ
らに、前記入力された演奏情報に基づいて、楽音パラメ
ータの値を決定し、前記楽音情報発生手段は、前記決定
された楽音パラメータの値に応じて楽音情報を発生する
ことを特徴とする(請求項2)。
【0009】ここで、演奏情報とは、典型的にはMID
Iデータであるが、これに限る必要はないことはいうま
でもない。物理現象には、入力された演奏情報に応じた
楽音を発生するときの演奏者の動き、その動きに応じた
楽器の動き、演奏者と楽器との接触面における身体や物
体の変形等が含まれる。画像情報発生手段としては、た
とえば汎用CGライブラリがあるが、専用CGライブラ
リを新たに作成してもよいし、その他、パラメータを与
えるだけでリアルタイムにCG合成を行うことができる
ものであればどのようなものでもよい。画像情報とは、
たとえばビットマップデータであるが、これに限る必要
はなく、表示装置が表示できるデータ形態であればどの
ようなデータであってもよい。さらに、楽音情報とは、
たとえば楽音信号であり、デジタル楽音信号であっても
アナログ楽音信号であってもよい。外部に音源を設け、
この音源が入力されたパラメータに応じて楽音信号を生
成するものである場合には、楽音情報は当該パラメータ
に対応する(以下、請求項が変わっても同様)。
【0010】また、好ましくは、人間の骨格構造におけ
る複数ノードの各々において複数種類の動作情報を記憶
した第1のデータベース手段と、曲全体に共通する特徴
を示す特徴情報を記憶した第2のデータベース手段とを
さらに有し、前記動作波形パラメータ発生手段は、前記
第1および第2のデータベース手段を参照することによ
複数の動作波形パラメータを発生することを特徴とす
る(請求項3)。さらに、好ましくは、前記第2のデー
タベース手段に記憶された特徴情報は、演奏者の特徴を
表す情報であることを特徴とする(請求項4)。また、
好ましくは、前記パラメータ値決定手段は、さらに、発
音していないときのつながりのための演奏者の動きに対
応する画像パラメータの値を決定することを特徴とする
(請求項5)。
【0011】さらに、請求項6に記載の記憶媒体は、キ
ーオンイベントデータおよびキーオフイベントデータを
含む演奏情報入力手段から演奏情報を入力する演奏情報
入力モジュールと、該入力されたキーオンイベントデー
タおよびキーオフイベントデータに基づいて、演奏者の
押鍵操作および離鍵操作と、当該演奏者の操作に応じた
楽器の動きと、当該演奏者の相前後する操作間の動きと
に対応する画像を制御する画像パラメータの基になる、
複数の動作波形パラメータを発生する動作波形パラメー
タ発生モジュールと、該発生された複数の動作波形パラ
メータを算術演算することにより、目的の画像パラメー
タの値を決定するパラメータ値決定モジュールと、該決
定された画像パラメータ値に応じて画像情報を発生する
画像情報発生モジュールと、前記入力された演奏情報に
基づいて、楽音情報を発生する楽音情報発生モジュール
とを含むことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施の形態に係る楽音
・画像発生装置の概略構成を示すブロック図である。
【0014】同図において、本実施の形態の楽音・画像
発生装置は、主に文字情報を入力するためのキーボード
1と、ポインティングデバイスであるマウス2と、キー
ボード1の各キーの操作状態を検出するキー操作検出回
路3と、マウス2の操作状態を検出するマウス操作検出
回路4と、装置全体の制御を司るCPU5と、該CPU
5が実行する制御プログラムやテーブルデータ等を記憶
するROM6と、楽音データや対応データ、各種入力情
報および演算結果等を一時的に記憶するRAM7と、タ
イマ割込み処理における割込み時間や各種時間を計時す
るタイマ8と、各種情報等を表示する、たとえば大型液
晶ディスプレイ(LCD)若しくはCRT(Cathode Ra
y Tube)ディスプレイおよび発光ダイオード(LED)
等を備えた表示装置9と、記憶媒体であるフロッピディ
スク(FD)20をドライブするフロッピディスクドラ
イブ(FDD)10と、前記制御プログラムを含む各種
アプリケーションプログラムや、後述する動作波形デー
タベースを含む各種データ等を記憶するハードディスク
(図示せず)をドライブするハードディスクドライブ
(HDD)11と、前記制御プログラムを含む各種アプ
リケーションプログラムやオペレーティングシステム
(OS)、各種データ等を記憶するコンパクトディスク
−リード・オンリ・メモリ(CD−ROM)21をドラ
イブするCD−ROMドライブ(CD−ROMD)12
と、外部からのMIDIデータ(コード)を入力した
り、MIDIデータとして外部に出力したりするMID
Iインターフェース(I/F)13と、通信ネットワー
ク101を介して、たとえばサーバコンピュータ102
とデータの送受信を行う通信インターフェース(I/
F)14と、MIDII/F13や通信I/F14を介
して入力された演奏データ(MIDIデータを含む)や
予め設定された演奏データ等を楽音信号に変換する音源
回路15と、該音源回路15からの楽音信号に各種効果
を付与するための効果回路16と、該効果回路16から
の楽音信号を音響に変換する、たとえば、DAC(Digi
tal-to-Analog Converter)やアンプ、スピーカ等のサ
ウンドシステム17とにより構成されている。
【0015】上記構成要素3〜16は、バス18を介し
て相互に接続され、CPU5にはタイマ8が接続され、
MIDII/F13には他のMIDI機器100が接続
され、通信I/F14には通信ネットワーク101が接
続され、音源回路15には効果回路16が接続され、効
果回路16にはサウンドシステム17が接続されてい
る。
【0016】HDD11のハードディスクには、前述の
ように、CPU5が実行する制御プログラムも記憶で
き、ROM6に制御プログラムが記憶されていない場合
には、このハードディスクに制御プログラムを記憶させ
ておき、それをRAM7に読み込むことにより、ROM
6に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作を
CPU5にさせることができる。このようにすると、制
御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行え
る。
【0017】CD−ROMドライブ12のCD−ROM
21から読み出された制御プログラムや各種データは、
HDD11内のハードディスクにストアされる。これに
より、制御プログラムの新規インストールやバージョン
アップ等が容易に行える。なお、このCD−ROMドラ
イブ12以外にも、外部記憶装置として、光磁気ディス
ク(MO)装置等、様々な形態のメディアを利用するた
めの装置を設けるようにしてもよい。
【0018】通信I/F14は、上述のように、たとえ
ばLAN(Local Area Network)やインターネット、電
話回線等の通信ネットワーク101に接続されており、
該通信ネットワーク101を介して、サーバコンピュー
タ102に接続される。HDD11内のハードディスク
に上記各プログラムや各種パラメータが記憶されていな
い場合には、通信I/F14は、サーバコンピュータ1
02からプログラムやパラメータをダウンロードするた
めに用いられる。クライアントとなるコンピュータ(本
実施の形態では、楽音・画像発生装置)は、通信I/F
14および通信ネットワーク101を介してサーバコン
ピュータ102へとプログラムやパラメータのダウンロ
ードを要求するコマンドを送信する。サーバコンピュー
タ102は、このコマンドを受け、要求されたプログラ
ムやパラメータを、通信ネットワーク101を介してク
ライアントコンピュータへと配信し、クライアントコン
ピュータが通信I/F14を介して、これらプログラム
やパラメータを受信してHDD11内のハードディスク
に蓄積することにより、ダウンロードが完了する。
【0019】この他、外部コンピュータ等との間で直接
データのやりとりを行うためのインターフェースを備え
てもよい。
【0020】このように、本実施の形態の楽音・画像発
生装置は、汎用のコンピュータを用いて構成されてい
る。もちろん、これに限らず、楽音・画像発生装置を専
用の装置によって構成することもできる。
【0021】本実施の形態の楽音・画像発生装置は、入
力されたMIDIデータに基づいて演奏者および楽器の
動き(物理現象)をリアルタイムにシミュレートし、演
奏者の動きおよび楽器の動き、すなわちシミュレーショ
ン結果を相互に影響させることによって、よりリアルな
楽音再生およびCG合成を行うようにしたものである。
これにより、たとえば、ギターピックアップと弦とが衝
突する状態を検出し、この検出結果に基づいた発音制
御、弦の材質や弦の振動状態に基づいた楽音制御、フレ
ット側における各指の押下力を検出し(フォースチェッ
ク)、この検出結果に基づいたチョーキング制御等を行
うことができる。
【0022】以下、本実施の形態の楽音・画像発生装置
が実行する制御処理を、まず、図2を用いてその概要を
説明し、次に、図3〜図6を用いてその機能を詳細に説
明し、さらに、図7〜図12を用いてその各構成要素が
実行する制御処理をさらに詳細に説明する。
【0023】図2は、本実施の形態の楽音・画像発生装
置が実行する制御処理の概要を説明するためのブロック
図である。
【0024】同図において、演奏データであるMIDI
データが入力されると、このMIDIデータを物理現象
としてとらえ、すなわち、このMIDIデータによっ
て、たとえばピアノ音色の楽音が生成される場合には、
このMIDIデータのうちキーオンイベントデータを演
奏者が行った押鍵操作という物理現象としてとらえ、ま
た、キーオフイベントデータを演奏者が行った離鍵操作
という物理現象としてとらえ、図3〜図12を用いて後
述する方法によりCGパラメータおよび楽音パラメータ
を決定し、この決定されたCGパラメータを汎用CGラ
イブラリに渡し、この決定された楽音パラメータを音源
ドライバに渡す。汎用CGライブラリでは、入力された
CGパラメータに基づいて物体の3次元形状を表すデー
タが生成され(この生成処理をジオメタリ(geometry)
という)、この3次元データから2次元画像を生成する
レンダリング(rendering)が行われ、このようにして
生成された2次元画像データが表示される。また、音源
ドライバでは、入力された楽音パラメータに基づいて楽
音信号が生成され、音響に変換されて楽音出力がなされ
る。
【0025】図3は、本実施の形態の楽音・画像発生装
置の機能を説明するための図であり、図2の制御処理を
より詳細にしたものである。
【0026】同図において、本実施の形態の楽音・画像
発生装置は、楽器演奏を再現するシーケンスファイル、
すなわち本実施の形態ではMIDIファイルに含まれる
各種MIDIデータを読み出して入力するための入力イ
ンターフェース31を備え、たとえばユーザがMIDI
ファイルを指定すると、該入力インターフェース31
は、当該MIDIファイルからMIDIデータを読み出
して動作結合演算部32に入力する。
【0027】なお、本実施の形態では、入力インターフ
ェース31として、MIDIファイルからMIDIデー
タを自動的に読み出して入力するインターフェースを採
用したが、これに限らず、たとえばユーザがMIDIデ
ータを順次指定して入力(リアルタイム入力)するイン
ターフェースであってもよい。また、入力するデータ
も、MIDIデータに限らないことはいうまでもない。
【0028】動作結合演算部32は、入力されたMID
Iデータを動作波形生成部34および表現手段決定部3
5に送出するとともに、このMIDIデータに基づい
て、動作波形生成部34が生成した動作波形および表現
手段決定部35が決定した各種パラメータ(たとえば、
楽器やユーザの静的特性を表すパラメータおよび動的特
性を表すパラメータ)値を受信し、この受信した各デー
タ値、入力されたMIDIデータ、演奏者の骨格モデル
構造および楽器の骨格モデル構造に基づいて動作合成を
行う。すなわち、各種事物間および各種現象に対して矛
盾が生じないようにする。
【0029】動作波形生成部34は、動作結合演算部3
2からのMIDIデータを受信し、このMIDIデータ
に基づいて動作波形データベース33を検索し、対応す
る動作波形のテンプレートを読み出し、この動作波形テ
ンプレートに基づいて、図8を用いて後述する方法によ
り動作波形を生成し、動作結合演算部32に送出する。
【0030】以下、動作波形データベース33のデータ
ベース構造を、図4〜図6を参照して説明する。
【0031】動作波形データベース33は、図5に示す
ように、チューン(Tune)テンプレート51を最上位と
して、以下、アーティキュレーション(Articulation)
テンプレート52、フレーズ(Phrase)テンプレート5
3、ノート(Note)テンプレート54およびプリミティ
ブ(Primitive)55の順に階層構造をなし、さらに、
プリミティブ55の下位には、図4に示すように、スケ
ルトン(skeleton)を構成する各部位(以下、ノード
(node)という)に対応する動作波形のテンプレートが
位置するという階層構造をなしている。
【0032】図4は、人の骨格構造のモデリング例を示
す図であり、本実施の形態では、同図に示すスケルトン
構造をベースにしてCG合成するようにしている。同図
において、スケルトンは複数個のノードから構成され、
各ノードは階層構造をなしている。そして、主要ノード
には、動作波形のテンプレートが対応付けられている。
【0033】図6は、人が所定のポーズをとったときの
所定ノード(頭)の動作波形テンプレートの一例を示す
図であり、図中、縦軸は角度を示し、横軸は時間を示し
ている。
【0034】ここで、動作波形とは、ノードの動き(た
とえばフレーズに相当する時間に亘る動き)をオイラー
回転角で表現したときのその回転角の推移をいう。通
常、人(演奏者)の体の動きは、スケルトンの各ノード
の動きをローカル座表系で表した変位と回転(オイラー
回転角)で表現する。しかし、図6の動作波形テンプレ
ート例では、オイラー回転角でのみ表現されている。こ
れは、一般に、身体の各部は相対的に伸縮しないため、
回転情報のみで表現する場合が多いからである。もちろ
ん、この回転情報に変位情報を加えるようにしてもよ
い。
【0035】なお、図6中、実線で示す曲線C1はx方
向のオイラー角の推移を示し、波線で示す曲線C2はy
方向のオイラー角の推移を示し、一点鎖線で示す曲線C
3はz方向のオイラー角の推移を示しており、該各曲
線、すなわち動作波形は、たとえばモーションキャプチ
ャと呼ばれる技術によって予め生成されている。
【0036】本実施の形態では、このような動作波形テ
ンプレートが主要ノードの各ノード毎に複数種類記憶さ
れ、プリミティブ55には、この動作波形テンプレート
群中参照すべき動作波形テンプレートのリストが記述さ
れている。したがって、プリミティブ55はこの動作波
形テンプレート群により構成されているということがで
きる。もちろん、これに限らず、各動作波形テンプレー
トをさらに細分化し、この細分化されたものの集合によ
ってプリミティブ55を構成するようにしてもよい。
【0037】図4に戻り、動作波形テンプレートが対応
付けられていないノードの動きは、動作波形生成部34
で演算によって決定される。その演算手法は後述する。
【0038】図5に戻り、チューンテンプレート51
は、曲全体に共通する特徴が記述されている複数種類の
テンプレートにより構成されている。曲全体に共通する
特徴とは、具体的には、演奏者の疲労度、環境、性別、
年齢、習熟度等をいい、各特徴に対応して、当該各特徴
を表現する(前記選択された動作波形テンプレートの動
作波形の形状を変更する(以下「修飾する」という))
曲線群、すなわち疲労度曲線テーブル56、環境曲線テ
ーブル57、性別曲線テーブル58,年齢曲線テーブル
59および習熟度曲線テーブル60が記憶されている。
すなわち、チューンテンプレート51の各テンプレート
には、各曲線テーブル56〜60のうち参照すべき曲線
が記述されている。
【0039】アーティキュレーションテンプレート52
は、フレーズテンプレート53の上位に位置するテンプ
レートであり、このテンプレート52より下位に位置す
る各種テンプレート間のつなげ方、繰り返し、読み出し
方法、修飾関係、衝突検出、演算生成の有無等が記述さ
れている。修飾関係の具体的な内容は、キャラクタ(Ch
aracter)テンプレート61に記載されている。修飾関
係とは、たとえば演奏者や楽器の癖等により、選択され
た動作波形テンプレートの動作波形をどのように修飾す
るかを示す関係をいい、具体的には、他のテンプレート
群の差分情報または差し替えテンプレートが記憶されて
いる。したがって、アーティキュレーションテンプレー
ト52には、各種修飾関係のうち選択すべき修飾関係が
記述されている。
【0040】フレーズテンプレート53は、拍規模のフ
レーズレベルのテンプレートで、このテンプレート53
より下位に位置するテンプレート(ノートテンプレート
54、プリミティブ55、接合条件テーブル62、コン
トロールテンプレート63および上記キャラクタテンプ
レート61)のうち参照すべきテンプレートのリストが
記載されている。接合条件テーブル62には、フレーズ
テンプレート53より下位のテンプレート、たとえばノ
ートテンプレート54やプリミティブ55等の各テンプ
レート同士の接合規則や接合波形が記述されている。ま
た、コントロールテンプレート63は、フレーズの下位
に相当し、有音ノート単位では表現できない動作(たと
えば、発音していないときのつながりのための指や手の
動き等)を示すテンプレート群によって構成されてい
る。
【0041】ノートテンプレート54は、1ノート単位
での発音前後の動作を記述するテンプレートであり、参
照すべき複数のプリミティブ、部位(ノード)関連遷移
曲線、キーシフト曲線、ダイナミック曲線等が記載され
ている。キーシフト(KeyShift)曲線テーブル64は、
ノートテンプレート54で参照されるキーシフト曲線の
集合(曲線群)によって構成され、ダイナミック曲線テ
ーブル65は、ノートテンプレート54で参照されるダ
イナミック曲線の集合によって構成され、部位関連遷移
曲線テーブル64は、参照されたキーシフト曲線やダイ
ナミック曲線により動作波形を修飾したときに、部位関
連が遷移する場合の曲線の集合によって構成され、時間
圧縮伸張曲線テーブル67は、動作波形を所望の時間長
にするときの圧縮伸張の割合を示す曲線の集合によって
構成されている。
【0042】図3に戻り、表現手段決定部35は、動作
結合演算部32からのMIDIデータを受信し、図9お
よび図10を用いて後述する方法により各種パラメータ
値を決定し、動作結合演算部32に送出する。
【0043】動作結合演算部32は、上述のように、動
波形生成部3からの動作波形および表現手段決定部
35からの各種パラメータ値を受信し、これらのデータ
に基づいて動作合成を行うのであるが、単純に動作合成
を行うと各事物間および各現象に対して矛盾が生ずるた
め、最終結果、すなわち前記CGパラメータおよび楽音
パラメータを画像発生部36および音源部38に出力す
る前に、中間結果を動作波形生成部34および表現手段
決定部35にフィードバックし、矛盾が解消するように
する。なお、矛盾が解消するまでフィードバックを繰り
返すと、最終結果を出力するまでに時間がかかるときに
は、途中でフィードバックを打ち切るようにすればよ
い。
【0044】画像発生部36は、主として、前記汎用C
Gライブラリによって構成され、前述したように、動作
結合演算部32からのCGパラメータを受信し、ジオメ
タリおよびレンダリングを行って2次元画像データを発
生させ、表示部37に出力する。表示部37は、この2
次元画像データを表示する。
【0045】音源部38は、主として、前記音源回路1
5および効果回路16によって構成され、前述したよう
に、動作結合演算部32からの楽音パラメータを受信
し、この楽音パラメータに基づいて楽音信号を生成し
て、サウンドシステム39に出力する。サウンドシステ
ム39は、前記サウンドシステム17に対応し、受信し
た楽音信号を音響に変換する。
【0046】以上のように構成された楽音・画像発生装
置の各構成要素が実行する制御処理を、以下、図7〜図
12に基づいてさらに詳細に説明する。
【0047】図7は、動作結合演算部32が実行する動
作結合演算部処理の手順を示すフローチャートである。
【0048】同図において、まず、入力インターフェー
ス31からMIDIデータを受信するとともに、動作波
形生成部34から生成された動作波形を受信する(ステ
ップS1)。
【0049】次に、受信したMIDIデータから奏法を
決定し、演奏者が入力した情報に基づいて演奏者および
楽器の骨格構造を決定する、すなわちモデリングを行う
(ステップS2)。
【0050】そして、MIDIデータ、動作波形、表現
手段決定部35によって決定されたパラメータ値および
上記決定された骨格構造に基づいて、楽器および演奏者
の動き、および両者の関連動作を決定し、関連性を持た
せる、すなわち動作の結合を行った(ステップS3)後
に、本処理を終了する。
【0051】図8は、動作波形生成部34が実行する動
作波形生成部処理の手順を示すフローチャートである。
【0052】同図において、まず、動作結合演算部31
からMIDIデータ、すなわち入力インターフェース3
1を介して入力されたMIDIデータ(前記ステップS
2で決定された奏法も含む)を受信する(ステップS1
1)。
【0053】次に、受信したMIDIデータに基づいて
前記動作波形データベース33を検索し、動作波形テン
プレートおよび関連するテンプレート等を読み出し、テ
ンプレート波形(動作波形の基になる波形)を生成する
(ステップS12)。
【0054】そして、生成されたテンプレート波形を、
MIDIデータおよび所定の拘束条件に基づいてフォワ
ードキネマティクス(forward kinematics)等の手法を
用い、つなぎ合わせ、重ね合わせの演算を行い、演奏の
大まかな部分の動作波形を生成する(ステップS1
3)。
【0055】さらに、生成されたテンプレート波形を、
MIDIデータおよび所定の拘束条件に基づいてインバ
ースキネマティクス(inverse kinematics)等の手法を
用い、つなぎ合わせ、重ね合わせの演算を行い、演奏の
細部の動作波形を生成した(ステップS14)後に、本
処理を終了する。
【0056】なお、本実施の形態では、動作結合演算部
32によって決定された奏法を含むMIDIデータに基
づいて動作波形データベース33を検索することによ
り、楽音と画像とを一体化して制御するようにしたが、
これに限らず、MIDIデータに動作波形データベース
33を検索するための各種条件、たとえば、読み出すべ
き動作波形テンプレートおよび関連するテンプレート等
を示すポインタ等を予め埋め込んでおくようにしてもよ
い。
【0057】図9は、表現手段決定部35が実行する表
現決定部処理のうち、スタティック事象を決定する処理
の手順を示すフローチャートである。
【0058】同図において、まず、たとえば、室温、湿
度、照度および部屋の大きさ等の環境設定値をユーザが
入力すると、その入力値を、たとえば前記RAM7の所
定領域に記憶する(ステップS21)。
【0059】次に、そのユーザ入力値から、楽器の質
感、演奏者の性格、身長、その他の、いわゆる静的(ス
タティック)特性を有するパラメータの値を決定し(ス
テップS22)、本処理を終了する。
【0060】図10は、表現手段決定部35が実行する
表現決定部処理のうち、ダイナミック事象を決定する処
理の手順を示すフローチャートである。
【0061】同図において、まず、前記ステップS11
と同様にして、MIDIデータを受信する(ステップS
31)。
【0062】次に、入力されたMIDIデータ(必要に
応じて動作波形や結合動作も)から演奏者の表情、汗、
楽器の、いわゆる動的(ダイナミック)特性を有するパ
ラメータの値を決定し(ステップS32)、本処理を終
了する。
【0063】図11は、画像発生部36が実行する画像
発生部処理の手順を示すフローチャートであり、動作結
合演算部32および表現手段決定部35の出力結果か
ら、前述したように、汎用CGライブラリを用いて、レ
ンダリングおよびジオメタリを行う(ステップS4
1)。
【0064】図12は、音源部38が実行する音源部処
理の手順を示すフローチャートであり、動作結合演算部
32および表現手段決定部35の出力結果に基づいて発
音する(ステップS51)。
【0065】このように、本実施の形態では、入力され
たMIDIデータに基づいて動作波形データベース33
を検索し、対応する複数の動作波形のテンプレートおよ
び関連するテンプレート等を読み出して複数のテンプレ
ート波形を生成し、該各テンプレート波形を周知のCG
手法を用いて修飾し重ね合わせて動作波形を生成し、該
各動作波形をフィードバックして当該各動作波形に生ず
る矛盾を解消し、さらに、表現手段決定部35の出力結
果により矛盾が解消された各動作波形に表現付けを施す
ようにし、このようにして生成された動作波形に基づい
て画像情報(パラメータ含む)および楽音情報(パラメ
ータ含む)を発生させるようにしたので、楽器演奏をリ
アルタイムに精度よくシミュレートすることができる。
【0066】なお、上述した各実施の形態の機能を実現
するソフトウェアのプログラムを記録した記憶媒体を、
システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置
のコンピュータ(またはCPU5やMPU)が記憶媒体
に格納されたプログラムを読出し実行することによって
も、本発明の目的が達成されることは云うまでもない。
【0067】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、
そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成する
ことになる。
【0068】プログラムを供給するための記憶媒体とし
ては、たとえば、前記HDD11のハードディスク、C
D−ROM21,MO,MD,フロッピーディスク2
0、CD−R(CD- Recordable)、磁気テープ、不揮発
性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、他のMIDI機器100や通信ネットワーク10
1を介してサーバコンピュータ102からプログラムが
供給されるようにしてもよい。
【0069】また、コンピュータが読出したプログラム
を実行することにより、上述した各実施の形態の機能が
実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって上述した
実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは云
うまでもない。
【0070】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコン
ピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリ
に書込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その
機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU5な
どが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によ
って上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含
まれることは云うまでもない。
【0071】以上説明したように、本発明に依れば、演
奏情報入力から入力されたキーオンイベントデータおよ
びキーオフイベントデータに基づいて、演奏者の押鍵操
作および離鍵操作と、当該演奏者の操作に応じた楽器の
動きと、当該演奏者の相前後する操作間の動きとに対応
する画像パラメータの基になる、複数の動作波形パラメ
ータが発生され、該発生された複数の動作波形パラメー
タを算術演算することにより、目的の画像パラメータの
値が決定され、該決定された画像パラメータ値に応じて
情報が発生されるとともに、前記入力された演奏情報に
基づいて、楽音情報が発生されるので、楽音と画像とが
一体化して制御され、これにより、楽器演奏をリアルタ
イムに精度よくシミュレートすることが可能となる効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る楽音・画像発生装
置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の楽音・画像発生装置が実行する制御処理
の概要を説明するためのブロック図である。
【図3】図1の楽音・画像発生装置の機能を説明するた
めの図である。
【図4】人の骨格構造のモデリング例を示す図である。
【図5】図3の動作波形データベースのデータ構造の一
例を示す図である。
【図6】人が所定のポーズをとったときの所定ノードの
動作波形テンプレートの一例を示す図である。
【図7】図3の動作結合演算部が実行する動作結合演算
部処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】図3の動作波形生成部が実行する動作波形生成
部処理の手順を示すフローチャートである。
【図9】図3の表現手段決定部が実行する表現決定部処
理のうち、スタティック事象を決定する処理の手順を示
すフローチャートである。
【図10】図3の表現手段決定部が実行する表現決定部
処理のうち、ダイナミック事象を決定する処理の手順を
示すフローチャートである。
【図11】図3の画像発生部が実行する画像発生部処理
の手順を示すフローチャートである。
【図12】図3の音源部が実行する音源部処理の手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
5 CPU(演奏情報入力手段、パラメータ値決定手
段、画像情報発生手段、楽器情報発生手段) 13 MIDII/F(演奏情報入力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−293039(JP,A) 特開 平8−202356(JP,A) 特開 平8−30807(JP,A) 特開 平7−325568(JP,A) 特開 平5−46073(JP,A) 特開 平9−204163(JP,A) 特開 平10−326353(JP,A) 特開 平11−65558(JP,A) 特開 平5−298422(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/00 G06T 13/00 G06T 15/70

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーオンイベントデータおよびキーオフ
    イベントデータを含む演奏情報を入力する演奏情報入力
    手段と、 該入力されたキーオンイベントデータおよびキーオフイ
    ベントデータに基づいて、演奏者の押鍵操作および離鍵
    操作と、当該演奏者の操作に応じた楽器の動きと、当該
    演奏者の相前後する操作間の動きとに対応する画像パラ
    メータの基になる、複数の動作波形パラメータを発生す
    る動作波形パラメータ発生手段と、 該発生された複数の動作波形パラメータを算術演算する
    ことにより、目的の 画像パラメータの値を決定するパラ
    メータ値決定手段と、 該決定された画像パラメータ値に応じて画像情報を発生
    する画像情報発生手段と、 前記入力された演奏情報に基づいて、楽音情報を発生す
    る楽音情報発生手段とを有することを特徴とする楽音・
    画像発生装置。
  2. 【請求項2】 前記パラメータ値決定手段は、さらに、
    前記入力された演奏情報に基づいて、楽音パラメータの
    値を決定し、 前記楽音情報発生手段は、前記決定された楽音パラメー
    タの値に応じて楽音情報を発生することを特徴とする請
    求項1に記載の楽音・画像発生装置。
  3. 【請求項3】 人間の骨格構造における複数ノードの各
    々において複数種類の動作情報を記憶した第1のデータ
    ベース手段と、 曲全体に共通する特徴を示す特徴情報を記憶した第2の
    データベース手段とをさらに有し、 前記動作波形パラメータ発生手段は、前記第1および第
    2のデータベース手段を参照することにより複数の動作
    波形パラメータを発生することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の楽音・画像発生装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のデータベース手段に記憶され
    た特徴情報は、演奏者の特徴を表す情報であることを特
    徴とする請求項3に記載の楽音・画像発生装置。
  5. 【請求項5】 前記パラメータ値決定手段は、さらに、
    発音していないときのつながりのための演奏者の動きに
    対応する画像パラメータの値を決定することを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の楽音・画像発生装
    置。
  6. 【請求項6】 キーオンイベントデータおよびキーオフ
    イベントデータを含む演奏情報入力手段から演奏情報を
    入力する演奏情報入力モジュールと、 該入力されたキーオンイベントデータおよびキーオフイ
    ベントデータに基づいて、演奏者の押鍵操作および離鍵
    操作と、当該演奏者の操作に応じた楽器の動きと、当該
    演奏者の相前後する操作間の動きとに対応する画像を制
    御する画像パラメータの基になる、複数の動作波形パラ
    メータを発生する動作波形パラメータ発生モジュール
    と、 該発生された複数の動作波形パラメータを算術演算する
    ことにより、目的の 画像パラメータの値を決定するパラ
    メータ値決定モジュールと、 該決定された画像パラメータ値に応じて画像情報を発生
    する画像情報発生モジュールと、 前記入力された演奏情報に基づいて、楽音情報を発生す
    る楽音情報発生モジュールとを含むプログラムであっ
    て、コンピュータが実現できるプログラムを格納した、
    コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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