WO2006003848A1 - 楽曲情報算出装置及び楽曲再生装置 - Google Patents

楽曲情報算出装置及び楽曲再生装置 Download PDF

Info

Publication number
WO2006003848A1
WO2006003848A1 PCT/JP2005/011622 JP2005011622W WO2006003848A1 WO 2006003848 A1 WO2006003848 A1 WO 2006003848A1 JP 2005011622 W JP2005011622 W JP 2005011622W WO 2006003848 A1 WO2006003848 A1 WO 2006003848A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
music
story
calculating
node
inflection
Prior art date
Application number
PCT/JP2005/011622
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
Junichi Tagawa
Hiroaki Yamane
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. filed Critical Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority to US11/587,769 priority Critical patent/US7446252B2/en
Priority to CN2005800138947A priority patent/CN1950879B/zh
Priority to JP2006528621A priority patent/JP4817388B2/ja
Publication of WO2006003848A1 publication Critical patent/WO2006003848A1/ja

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/0008Associated control or indicating means
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2210/00Aspects or methods of musical processing having intrinsic musical character, i.e. involving musical theory or musical parameters or relying on musical knowledge, as applied in electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2210/031Musical analysis, i.e. isolation, extraction or identification of musical elements or musical parameters from a raw acoustic signal or from an encoded audio signal

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

 楽曲の音響信号から楽曲の構成を把握することのできる楽曲情報算出装置を提供する。  楽曲の音響信号を入力する音響信号入力手段と、少なくとも楽曲の音量を示す第1音響パラメータを音響信号から算出する音響パラメータ算出手段と、楽曲の抑揚を示す抑揚度を少なくとも第1音響パラメータに基づいて算出する抑揚度算出手段と、少なくとも第1音響パラメータに基づいて、楽曲の構成が変化する時点を示すストーリーノードを算出するストーリーノード算出手段と、算出されたストーリーノードとストーリーノードの時刻における抑揚度との対応を少なくとも示す情報を、楽曲の構成を示すストーリー情報として算出するストーリー情報算出手段とを備える。

Description

明 細 書
楽曲情報算出装置及び楽曲再生装置
技術分野
[0001] 本発明は、楽曲情報を算出する装置に関し、特定的には照明、映像等を楽曲に合 わせて演出する装置を制御するための情報を楽曲の音響信号力 算出し、当該情 報を提供する装置および照明、演出の制御を伴った楽曲再生装置に関する。
背景技術
[0002] 従来より、楽曲の再生に合わせて映像を演出する装置として、音響信号から音楽的 な特徴を算出して映像の演出を行う装置が提案されている (特許文献 1)。この装置 は、楽曲のデータ力も低周波成分やパターンを算出してリズム情報を取得し、得られ たリズム情報に同期させて画像を表示するものである。特許文献 1の装置は、楽曲の 音楽的特徴としてリズム情報を算出するので、リズムに合わせた映像の表示演出効 果を変ィ匕させることができる。
特許文献 1 :特開 2000— 148107号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0003] 一般に楽曲は、曲調や曲の盛り上がりが経過時間とともに変化することから、音楽 的な時間構成や脈絡といった楽曲構成を有している。しカゝしながら、特許文献 1に記 載された画像処理装置は、楽曲の音楽的特徴のうちリズムのみに着目し表示演出を 行うものであった。そのため、例えば「音楽の盛り上がつているところでは画像をすば やく切り替える」や「サビの頭力も画像の種類を変更する」等と!/、つた、楽曲構成に着 目した視覚的効果の高い演出が困難であるという課題を有していた。
[0004] また、上記のような音楽的な意味を勘案し、視覚的効果の高い演出を行う場合には 、操作者が楽曲を聴取することにより、手作業で楽曲構成を取得する必要があった。 そのため、楽曲の音楽的特徴に合わせた視覚的効果の高い映像を演出することは 容易ではなかった。
[0005] そこで本発明の目的は、楽曲の音響信号から楽曲構成を把握することのできる楽 曲情報算出装置を提供することにある。
[0006] また本発明の目的は、取得した楽曲構成に基づいて、視覚的効果の高い映像演 出および音楽再生を行う楽曲再生装置を提供することにある。
課題を解決するための手段
[0007] 本発明の目的は、以下の楽曲情報算出装置によって達成される。楽曲の音響信号 を入力する音響信号入力手段と、少なくとも楽曲の音量を示す第 1音響パラメータを 音響信号から算出する音響パラメータ算出手段と、楽曲の抑揚を示す抑揚度を少な くとも第 1音響パラメータに基づいて算出する抑揚度算出手段と、少なくとも第 1音響 ノ メータに基づいて、楽曲の構成が変化する時点を示すストーリーノードを算出す るストーリーノード算出手段と、算出されたストーリーノードとストーリーノードの時刻に おける抑揚度との対応を少なくとも示す情報を、楽曲の構成を示すストーリー情報と して算出するストーリー情報算出手段とを備える。
[0008] この構成により、音響信号から楽曲の構成が音楽的に変化する時刻と楽曲の盛り 上がり度合いとを楽曲情報として算出することができるので、楽曲を聴取することなく 容易に楽曲構成を把握することができる。
[0009] 好ましくは、ストーリーノード算出手段は、第 1音響パラメータの値の変化に基づい てストーリーノードを算出する。
[0010] この構成により、音響信号から楽曲の構成が音楽的に変化する時刻を算出すること ができるので、楽曲を聴取することなく容易に楽曲構成を把握することができる。
[0011] 好ましくは、ストーリー情報算出手段は、算出された抑揚度に基づいてストーリーノ ードの種類を算出し、ストーリーノードとストーリーノードの時刻における抑揚度とスト 一リーノードの種類との対応を示す情報を、楽曲の構成を示すストーリー情報として 算出する。
[0012] この構成により、各ストーリーノードにおける音楽的な意味合いを把握することがで きるので、楽曲を聴取することなくさらに詳細に楽曲構成を把握することができる。
[0013] 好ましくは、音響パラメータ算出手段は、楽曲の音色を示す第 2音響パラメータを音 響信号からさらに算出し、抑揚度算出手段は、第 1音響パラメータと第 2音響パラメ一 タとに基づいて抑揚度を算出する。 [0014] この構成により、音響信号から音色あるいは音量に関する特徴量を算出すること〖こ より、楽曲の構成が音楽的に変化する時刻と楽曲の盛り上がり度合いを取得すること ができる。
[0015] 好ましくは、第 1音響パラメータは、音響信号の短時間パワー平均値であり、第 2音 響パラメータは、音響信号のゼロクロス値であり、抑揚度算出手段は、抑揚度として 音響信号の短時間パワー平均値とゼロクロス値との積を算出する。
[0016] この構成により、音響信号力 楽曲の盛り上がり度合いの変化を検出することがで きるので、楽曲を聴取することなく楽曲構成の把握が可能である。
[0017] 好ましくは、第 2音響パラメータは、音響信号のゼロクロス値、メル周波数ケプストラ ム係数、およびスペクトラムセントロイドのうちいずれか 1つである。
[0018] この構成により、音響信号力も音色に関する特徴量を算出することができ、楽曲を 聴取することなく楽曲構成を把握することができる。また、ゼロクロス値を用いることに より少ない演算量で音色に関する特徴量を算出することができ、メル周波数ケプスト ラム係数、スペクトラムセントロイドを用いることにより、音色に関する特徴や振幅包絡 特徴を得ることができる。
[0019] 第 1音響パラメータは、音響信号の短時間パワー平均値、メル周波数ケプストラム 係数、およびスペクトラムセントロイドのうちいずれ力 1つである。
[0020] この構成により、楽曲の音響信号力 音量に関する特徴量を算出することができる ので、楽曲を聴取することなく楽曲構成を把握することができる。また、短時間パワー 平均値を用いることにより少ない演算量で音量に関する特徴量を算出することができ る。
[0021] 本発明の目的は、以下の楽曲再生装置によって達成される。楽曲に合わせて映像 を再生する楽曲再生装置であって、楽曲の音響信号を蓄積する音響信号蓄積手段 と、画像データを蓄積する画像データ蓄積手段と、少なくとも楽曲の音量を示す第 1 音響パラメータを音響信号力も算出する音響パラメータ算出手段と、楽曲の抑揚を示 す抑揚度を少なくとも第 1音響パラメータに基づいて算出する抑揚度算出手段と、少 なくとも第 1音響パラメータに基づいて、楽曲の構成が変化する時点を示すストーリー ノードを算出するストーリーノード算出手段と、算出されたストーリーノードとストーリー ノードの時刻における抑揚度との対応を少なくとも示す情報を、楽曲の構成を示すス トーリー情報として算出するストーリー情報算出手段と、楽曲の音響信号を再生する 楽曲再生手段と、画像データを用いて映像を生成する映像生成手段と、映像生成手 段によって生成された映像を楽曲再生手段による楽曲の再生に同期して表示する表 示手段とを備え、映像生成手段は、ストーリー情報に含まれるストーリーノードにより 定められる時点で映像の内容に所定の変化を与えるように映像を生成し、ストーリー ノードの時点における抑揚度に基づいて所定の変化の種類を決定する。
[0022] この構成により、楽曲構成に基づいて映像の内容に変化を与えることができるので 、視覚的効果の高い映像演出および音楽再生を行うことができる。
[0023] 好ましくは、楽曲のストーリーノードの種類と、当該種類のストーリーノードの時点で 映像に与えるべき変化の種類との対応を示す演出テーブルを格納する演出テープ ル格納手段をさらに備え、ストーリー情報算出手段は、ストーリーノードの種類を、当 該ストーリーノードの時点における抑揚度に基づいて決定し、ストーリーノードと当該 ストーリーノードの時刻における抑揚度と当該ストーリーノードの種類との対応を示す 情報をストーリー情報として算出し、映像生成手段は、ストーリー情報に含まれるスト 一リーノードの時点で映像の内容に所定の変化を与えるように映像を生成し、当該ス トーリーノードの種類に基づいて当該所定の変化の種類を決定する。
[0024] この構成により、各ストーリーノードにおける音楽的な意味合いを把握することがで きるので、楽曲を聴取することなくさらに詳細な楽曲構成を把握することができる。こ れにより、楽曲構成に着目した視覚的効果の高いバリエーションの豊かな演出が可 能となる。
[0025] 好ましくは、演出テーブル格納手段は、楽曲終了となるストーリーノードとフェードァ ゥト処理との対応を含む演出テーブルを格納し、映像生成手段は、算出されたスト一 リーノードの種類が楽曲終了となるストーリーノードの終了時点から所定時間前の時 点より映像のフェードアウト処理を実行する。
[0026] 好ましくは、映像生成手段によって実行される、映像の内容に変化を与える処理は 、フェードイン処理、フェードアウト処理、画像の切替処理および画像の回転処理のう ちいずれ力 1つである。 [0027] この構成により、楽曲を聴取することなぐ自動的にストーリーノードの種類に応じた 映像の演出が可能となるので、利便性の高い楽曲再生装置を提供することができる 。またこの構成により、楽曲を聴取することなく映像編集の専門家が行うような編集処 理を容易に行うことができる。
[0028] 本発明の目的は、以下の楽曲情報算出方法によって達成される。楽曲の音響信号 を入力する音響信号入力ステップと、少なくとも楽曲の音量を示す第 1音響パラメ一 タを音響信号力も算出する音響パラメータ算出ステップと、楽曲の抑揚を示す抑揚度 を少なくとも第 1音響パラメータに基づいて算出する抑揚度算出ステップと、少なくと も第 1音響パラメータに基づいて、楽曲の構成が変化する時点を示すストーリーノー ドを算出するストーリーノード算出ステップと、算出されたストーリーノードとストーリー ノードの時刻における抑揚度との対応を少なくとも示す情報を、楽曲の構成を示すス トーリー情報として算出するストーリー情報算出ステップとを備える。
[0029] 本発明の目的は、以下の楽曲情報算出回路によって達成される。楽曲の音響信号 を入力する音響信号入力手段と、少なくとも楽曲の音量を示す第 1音響パラメータを 音響信号から算出する音響パラメータ算出手段と、楽曲の抑揚を示す抑揚度を少な くとも第 1音響パラメータに基づいて算出する抑揚度算出手段と、少なくとも第 1音響 ノ メータに基づいて、楽曲の構成が変化する時点を示すストーリーノードを算出す るストーリーノード算出手段と、算出されたストーリーノードとストーリーノードの時刻に おける抑揚度との対応を少なくとも示す情報を、楽曲の構成を示すストーリー情報と して算出するストーリー情報算出手段とを備える。
[0030] 本発明の目的は、以下のコンピュータに実行させるプログラムによって達成される。
楽曲の構成を示すストーリー情報を算出する楽曲情報算出装置のコンピュータに実 行させるためのプログラムであって、楽曲の音響信号を入力する音響信号入カステツ プと、少なくとも楽曲の音量を示す第 1音響パラメータを音響信号力 算出する音響 ノ ラメータ算出ステップと、楽曲の抑揚を示す抑揚度を少なくとも第 1音響パラメータ に基づいて算出する抑揚度算出ステップと、少なくとも第 1音響パラメータに基づい て、楽曲の構成が変化する時点を示すストーリーノードを算出するストーリーノード算 出ステップと、算出されたストーリーノードとストーリーノードの時刻における抑揚度と の対応を少なくとも示す情報を、楽曲の構成を示すストーリー情報として算出するスト 一リー情報算出ステップとを前記コンピュータに実行させる。
[0031] 本発明の目的は、以下の記録媒体によって達成される。楽曲の構成を示すストーリ 一情報を算出する楽曲情報算出装置のコンピュータに実行させるためのプログラム であって、
楽曲の構成を示す楽曲情報を算出する楽曲情報算出装置のコンピュータに実行さ せるためのプログラムであって、楽曲の音響信号を入力する音響信号入力ステップと 、少なくとも楽曲の音量を示す第 1音響パラメータを音響信号力も算出する音響パラ メータ算出ステップと、楽曲の抑揚を示す抑揚度を少なくとも第 1音響パラメータに基 づいて算出する抑揚度算出ステップと、少なくとも第 1音響パラメータに基づいて、楽 曲の構成が変化する時点を示すストーリーノードを算出するストーリーノード算出ステ ップと、算出されたストーリーノードとストーリーノードの時刻における抑揚度との対応 を少なくとも示す情報を、楽曲の構成を示すストーリー情報として算出するストーリー 情報算出ステップとをコンピュータに実行させるプログラムを記録している。 発明の効果
[0032] 以上のように本発明の楽曲情報算出装置により、楽曲の音響信号力 楽曲構成を 把握することのできる楽曲情報算出装置を提供することができる。
[0033] また、以上のように本発明の楽曲再生装置により、取得した楽曲構成に基づいて、 視覚的効果の高い映像演出および音楽再生を行う楽曲再生装置を提供することが できる。
図面の簡単な説明
[0034] [図 1]図 1は、実施の形態 1に係る楽曲情報算出装置の構成を示すブロック図である
[図 2]図 2は、実施の形態 1に係る楽曲情報算出装置の処理過程における出力信号 の時間変化を示す図である。
[図 3]図 3は、実施の形態 1に係る楽曲情報算出装置における楽曲情報算出処理を 示すフローチャートである。
[図 4]図 4は、実施の形態 1に係る楽曲情報算出装置により算出されるストーリー情報 の時間変化を示す図である。
[図 5]図 5は、実施の形態 1におけるストーリーノード属性の一例を示す図である。
[図 6]図 6は、実施の形態 2に係る楽曲再生装置の構成を示すブロック図である。
[図 7]図 7は、実施の形態 2に係る楽曲再生装置における演出パターンの演出テープ ルの一例を示す図である。
[図 8]図 8は、実施の形態 2に係る楽曲再生装置における楽曲ストーリー情報の時間 変化と演出パターンとの関係を示す図である。
[図 9]図 9は、実施の形態 2に係る楽曲再生装置における楽曲の再生処理を示すフロ 一チャートである。
符号の説明
1 楽曲情報算出装置
11 音響信号入力手段
12 音響パラメータ算出手段
13 抑揚度算出手段
14 評価関数算出手段
15 ストーリーノード判定手段
16 ストーリー値算出手段
17 判定規則格納手段
51 楽曲データ蓄積手段
52 楽曲情報算出手段
53 演出パターン生成手段
54 演出テーブル格納手段
55 再生制御手段
56 楽曲再生手段
57 同期手段
58 画像データ蓄積手段
59 映像生成手段
500 楽曲再生装置 510 表示手段
発明を実施するための最良の形態
[0036] (実施の形態 1)
図 1は、本発明の実施の形態 1に係る楽曲情報算出装置の構成を示すブロック図 である。図 1において楽曲情報算出装置 1は、音響信号入力手段 11と、音響パラメ ータ算出手段 12と、抑揚度算出手段 13と、評価関数算出手段 14と、ストーリーノー ド判定手段 15と、ストーリー値算出手段 16、判定規則格納手段 17とを中心に構成さ れる。楽曲情報算出装置は、例えばコンピュータの一部として実現される。
[0037] 図 1では音響パラメータ算出手段 12と抑揚度算出手段 13と評価関数算出手段 14 とストーリーノード判定手段 15とストーリー値算出手段 16とをそれぞれ別体のブロック によって示している力 これらは必ずしも別体である必要は無ぐ LSIなどの集積回路 や専用の信号処理回路を用 、て 1チップ化したものを用いても良い。またこれらのブ ロックの機能に相当する回路をそれぞれチップィ匕しても良い。 LSIがテンポラリメモリ を有する場合には、判定規則格納手段 17は LSIに含まれてもよい。なお、ここでは L SIとした力 集積度の違いにより、 IC、システム LSI、スーパー LSI、ウルトラ LSIと呼 称されることもある。また、集積回路化の手法は LSIに限るものではなぐ専用回路又 は汎用プロセッサで実現してもよい。 LSI製造後に、プログラムすることが可能な FPG A (Field Programmable Gate Array)や、 LSI内部の回路セルの接続や設定 を再構成可能なリコンフィギユラブル'プロセッサを利用しても良い。さらには、半導体 技術の進歩又は派生する別技術により LSIに置き換わる集積回路化の技術が登場 すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積ィ匕を行ってもよい。
[0038] 一般に楽曲には、その始まりから終わりに至るまでに曲調の変化する部分や楽曲 の盛り上がる部分、リズムの変化する部分、楽節の変化する部分等が存在する。すな わち楽曲は、音楽的な時間構成や脈絡といった楽曲構成を有している。本実施の形 態において、このような音楽的な時間構成や脈絡を、以下「楽曲ストーリー」という。ま た、音楽的な時間構成や脈絡の境界を、以下「ストーリーノード」あるいは「ノード」と いう。なおストーリーノードは、楽曲の始まりからの経過時間を示す時刻情報(以下、「 再生時刻」と ヽぅ)により表現される。 [0039] 図 2は、ある楽曲に関し、図 1の各構成要素により算出される特徴量の時間変化を 示したものである。図 2 (A)〜(E)は、それぞれ後述する短時間パワー平均値、ゼロ クロス値、抑揚度、評価関数、ストーリー値の時間変化を示す。各図の縦軸は各構成 要素よる出力値であり、横軸は楽曲の始まりからの経過時間である。図 2 (D) (E)に 示す「nl」〜「n5」は音楽的な境界であるストーリーノードと判定された再生時刻であ る。
[0040] 音響信号入力手段 11は、処理対象となる楽曲の音響信号を入力する。音響信号 は、例えばノヽードディスクドライブ等の記録媒体に格納された 1曲分全体の PCMデ ータである。なお音響信号は、 1曲分全体が入力された後で音響パラメータ算出手段 に出力されてもよいし、音響信号の入力に対して特徴量の算出がリアルタイムに行わ れる場合には逐次入力および出力がされてもよい。逐次入力および出力が行われる ことにより、リアルタイムで処理を行うことも可能である。
[0041] 音響パラメータ算出手段 12は、あら力じめ定めた 1つまたは複数の音響パラメータ を逐次または 1曲分全体に渡り算出する。ここで音響パラメータとは、音響信号の波 形あるいは波形を分析して得られる特徴量であり、時間関数として表現される。本実 施の形態では音響パラメータとして、短時間パワー平均値 rms (t)と、ゼロクロス値 zcr (t)とが用いられる。短時間パワー平均値は、音響信号を所定の単位時間毎の区間 に区切った場合における、当該区間内における音響信号の振幅の 2乗平均平方で あって、当該区間内における音響信号の平均振幅の大きさを表す。この短時間パヮ 一平均値は、楽曲の音量の変化を表す指標である。またゼロクロス値は、上記区間 内において音響信号の符号が変化する回数を示す。ゼロクロス値は、楽曲の音色を 表す指標である。これらの短時間パワー平均値およびゼロクロス値を用いることにより 、音響パラメータ算出手段 12は、比較的少ない演算処理量で楽曲の音量や音色等 を算出することができる。図 2 (A)は、音響パラメータ算出手段 12により出力された短 時間パワー平均値の時間変化である。同様に図 2 (B)はゼロクロス値の時間変化で ある。図 2 (A) (B)に示すように、短時間パワー平均値およびゼロクロス値は楽曲の 経過時間とともに変動している。
[0042] 抑揚度算出手段 13は、 1つまたは複数の音響パラメータに基づいて抑揚度を算出 する。ここで抑揚度とは、楽曲の盛り上がりの度合い、すなわち楽曲の抑揚の度合い をいい、時間関数として表現される。本実施の形態において、抑揚度は短時間パヮ 一平均値とゼロクロス値とから以下の式により算出される。
tlv (t) =rms (t) X zcr (t) (式 1)
(式 1)に示すように、「音量 (短時間パワー平均値)が大きぐ音色 (ゼロクロス値)が 高い」部分は、曲の盛り上がる部分であると判断することができる。このように、短時間 パワー平均値とゼロクロス値とを乗じた値により、再生時刻における曲の盛り上がり度 合いを把握することができるとともに、 1楽曲全体に渡る楽曲の抑揚を把握することが できる。図 2 (C)は、抑揚度算出手段 13の出力信号の時間変化を示す。図 2 (C)は、 抑揚度の数値が増大するに従 、、楽曲は音楽的に高揚して 、ることを示す。
[0043] 評価関数算出手段 14は、 1つまたは複数の音響パラメータに基づいて評価関数を 算出する。評価関数とは、音楽的な境界であるストーリーノードを検出するための関 数であり、時間関数として表現される。本実施の形態における評価関数 fxl (t)は、音 響パラメータのうち短時間パワー平均値を用いて以下の式で定義される。
fxl (t) = - (rms (t) -rms (t- 1) ) (式 2)
一般に、音楽的な境界となるストーリーノードでは音量が大きく変動すると考えられ る。したがって、評価関数として短時間パワー平均値の変化量を算出することにより、 音楽的な境界、すなわちストーリーノードを検出することができる。図 2 (D)は、評価 関数算出手段 14の出力信号の時間変化を示す。図 2 (D)に示す例では、 1楽曲中 には評価関数の値が大きく変動する箇所が複数存在する。
[0044] 判定規則格納手段 17は、ノード種別毎に定義された判定規則を格納する。ここで ノード種別とは、楽曲構成の音楽的な意味合いを表し、音楽的な属性を示すもので ある。また判定規則とは、後述するストーリーノード判定手段 15により評価関数が特 定のストーリーノードに該当するか否かを判定するために用いられるものである。一例 としてノード種別には「キメ (tutti)開始点および終了点」、「ブレーク開始点および終 了点」、「チャプター開始点および終了点」、「楽曲開始点および終了点」等がある。 そして、これらのノード種別は、それぞれ次のような音楽的な意味合いを有している。 例えば「キメ」とは、楽曲に変化をもたせるために楽曲中に短時間挿入される印象的 なフレーズ部分であり、「ブレーク」とは、楽曲に変化をもたらすために楽曲中に短時 間挿入される静寂部分である。また「チャプター」とは、イントロ、 Aメロ、 Bメロなど楽曲 を構成する基本単位を示す。さらに「楽曲開始、終了」とは、楽曲データ前後の無音 部分を含まない、実質的に楽曲が開始、終了部分を表す。
[0045] ここで判定規則の一例として、ノード種別が「ブレーク開始点」の場合にっ 、て説明 する。判定規則格納手段 17は、「ブレークの開始点」に関して以下のように定義され た判定規則を格納する。
(D fxl (t)が極大値を示す再生時刻をノード候補とし、 fxlの値を優先度とする。
(2)優先度順にノード候補を算出する際、算出対象となるノード候補の前後 5秒間に 、より優先度の高いノード候補が存在する場合には、算出対象となるノード候補は、ノ ード候補力 除外される。
(3)上記(2)の手順でノードを順次算出し、あらかじめ定めた上限個数に達したらノ ード判定処理を終了する。
[0046] このように判定規則格納手段 17には、評価関数がストーリーノードに該当するか否 力の判定を行うために定義された規則がノード種別毎に格納されている。
[0047] ストーリーノード判定手段 15は、算出された評価関数が音楽的な境界であるスト一 リーノードに該当するか否かを判定する。かかる場合、判定処理は、判定規則格納手 段 17に格納された判定規則に基づいて算出された評価関数が特定のノード種別に 該当する力否かを判定することにより行う。ストーリーノード判定手段 15は、算出され た評価関数が特定のノード種別に該当すると判定した場合、該当する時刻 (ストーリ 一ノード)とノード種別とをストーリー値算出手段 16に出力する。図 2に示す「nl」〜「 n5」は、ストーリーノード判定手段 15によりノード種別が「ブレーク」に該当すると判定 された位置である。このように、ストーリーノード判定手段 15は、評価関数から音楽的 な境界であるストーリーノードの検出をすることができる。
[0048] ストーリー値算出手段 16は、抑揚度算出手段 13により得られた抑揚度と、ストーリ 一ノード判定手段 15により得られたストーリーノードとからストーリー値を算出する。こ こでストーリー値とは、楽曲構成の時間的な構成を示すための数値である。なお本実 施の形態においては、ストーリー値としてそれぞれのストーリーノードにおける抑揚度 の値を算出する。図 2 (E)において、ストーリー値算出手段 16は、各ストーリーノード ( nl〜n5)における抑揚度をストーリー値として算出する。
[0049] 次に、本実施の形態における楽曲ストーリーの算出手順について説明する。図 3は 、楽曲情報算出処理を示すフローチャートである。図 3の処理は、例えば楽曲情報算 出装置の電源が投入されることにより行われる。
[0050] まずステップ S 11において、音響信号入力手段 11は、記録媒体に格納された音響 信号を読み込む。音響信号入力手段 11は、図示しないハードディスクドライブに格 納された 1曲分全体の PCMデータを読み込む。続いて、ステップ S12において音響 信号入力手段 11は、読み込まれた音響信号を音響パラメータ算出手段 12が処理可 能な形態のデータ形式に変換し、音響パラメータ算出手段 12に出力する。
[0051] 次にステップ S13の処理では、音響信号の特徴量を示す音響パラメータが算出さ れる。すなわち音響パラメータ算出手段 12は、音響信号入力手段 11により出力され た音響信号のデータに基づいて、短時間パワー平均値とゼロクロス値とを算出する。 音響パラメータ算出手段 12は、算出した短時間パワー平均値を抑揚度算出手段 13 および評価関数算出手段 14に出力する。算出されたゼロクロス値は抑揚度算出手 段 13に出力される。
[0052] ステップ S14の処理では、楽曲の抑揚を示す抑揚度が算出される。抑揚度算出手 段 13は、ステップ S13により得られた短時間パワー平均とゼロクロス値と力も式 1に従 つて抑揚度を算出する。算出された抑揚度はストーリー値算出手段 16に出力される
[0053] 次にステップ S15の処理では評価関数が算出される。上述のように評価関数は、ス トーリーノードを検出するために用いられる関数である。評価関数算出手段 14は、ス テツプ S13で得られた短時間パワー平均値力 式 2に従って評価関数を算出する。 算出された評価関数は、ストーリーノード判定手段 15に出力される。
[0054] ステップ S16の処理において、ストーリーノード判定手段 15は、ステップ S15で算 出された評価関数が特定のノード種別に該当する力否かの判定を行う。かかる場合 、ストーリーノード判定手段 15による判定処理は、判定規則格納手段 17に格納され た判定規則に基づいて行われる。続くステップ S17では、判定処理の結果、評価関 数が特定のノード種別に該当する場合には、ストーリーノード判定手段 15により該当 する再生時刻 (ストーリーノード)および当該ノード種別がストーリー値算出手段 16に 出力される。
[0055] 次にステップ S 18の処理では、ストーリー値算出手段 16は、ストーリー情報を算出 する。ストーリー情報とは、楽曲のストーリー (構成)を示す情報であり、具体的には、 各ストーリーノードの時刻における抑揚度を示す情報である。すなわちストーリー値算 出手段 16は、ステップ S14で算出された抑揚度の中から、ステップ S17により得られ たストーリーノードの時刻における抑揚度をストーリー値として算出する。さらに本実 施の形態では、ストーリー値算出手段 16は、算出されたストーリー値と、当該ストーリ 一値に対応するストーリーノードと、当該ストーリーノードのノード種別とをストーリー情 報として出力する。以上により、楽曲情報の算出に関する一連の処理は終了する。な お、図 3に示す処理において、抑揚度が算出された後に評価関数が算出されたが、 これに限られない。ステップ S14の処理と、ステップ S 15ないし S 17の処理との順序を 入れ替えても、図 3に示す処理と同様に楽曲のストーリー情報を得ることができる。
[0056] 図 4は、ある楽曲 Aに関する抑揚度の変化とストーリーノードとの関係を示す。また 図 5には楽曲 Aに関するストーリーノードの属性を表す。図 4の縦軸は抑揚度の値、 横軸は時刻を表し、上述のように各ストーリーノードにおける抑揚度の値がストーリー 値となる。図中の実線の曲線 214は、楽曲 Aの抑揚度の時間変化を示す。曲線 214 の線上にプロットされたノード 201〜213は、ストーリーノード判定手段により特定のノ ード種別に該当すると判定されたストーリーノードである。さらに図中の破線は、スト一 リー値の時間変化を示し、ノード 201〜213を直線的に結んだ線である。楽曲情報 算出装置 1は、上述したフローチャートに従って楽曲 Aの音響信号の処理をすること によりストーリー情報を算出し、図 5に示す楽曲 Aに関するストーリーノードの属性を 取得することができる。このように楽曲情報算出装置 1は、楽曲 A中の音楽的な境界( ストーリーノード)と、境界における抑揚度 (ストーリー値)とを取得する。したがって楽 曲情報算出装置は、音響信号力もストーリー情報を算出することにより楽曲構成の把 握を可能としている。
[0057] 以上のように、本実施の形態に係る楽曲情報算出装置は、音響信号の特徴量から 、 1楽曲全体に渡り音楽的な境界を検出することができる。そしてさらに、音響信号の 特徴量力も各時刻における音楽的な属性を検出することができる。したがって、ユー ザ一は楽曲を聴取することなぐ容易に楽曲構成を把握することができる。
[0058] (実施の形態 2)
図 6は、実施の形態 2に係る楽曲再生装置 500の構成を示す概略図である。図 6に おいて、楽曲再生装置 500は楽曲データ蓄積手段 51と、楽曲情報算出手段 52と、 演出パターン生成手段 53と、演出テーブル格納手段 54と、再生制御手段 55と、楽 曲再生手段 56と、同期手段 57と、画像データ蓄積手段 58と、映像生成手段 59と、 表示手段 510とを備える。この楽曲再生装置 500は、楽曲の再生に合わせて画像を 表示する装置であって、実施の形態 1に係る方法によって得られるストーリー情報を 用いて、画像の切り替えおよび Zまたは編集等を行う装置である。
[0059] 本実施の形態では楽曲情報算出手段 52と、演出パターン生成手段 53と、同期手 段 57と、映像生成手段 59とをそれぞれ別体のブロックによって示している力 これら は必ずしも別体である必要は無ぐ LSIなどの集積回路や専用の信号処理回路を用 V、て 1チップィ匕したものを用いても良 、。またこれらのブロックの機能に相当するもの をそれぞれチップィ匕しても良い。 LSIがテンポラリメモリを有する場合には、演出テー ブル格納手段 54は LSIに含まれてもよい。なお、ここでは LSIとした力 集積度の違 いにより、 IC、システム LSI、スーパー LSI、ウルトラ LSIと呼称されることもある。また、 集積回路化の手法は LSIに限るものではなぐ専用回路又は汎用プロセッサで実現 してもよい。 LSI製造後に、プログラムすることが可能な FPGA (Field Programma ble Gate Array)や、 LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフ ィギユラブル ·プロセッサを利用しても良い。さらには、半導体技術の進歩又は派生す る別技術により LSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術 を用いて機能ブロックの集積ィ匕を行ってもょ 、。
[0060] 楽曲データ蓄積手段 51は、少なくとも 1以上の楽曲の音響信号を蓄積し、例えば ハードディスク装置等に相当する。楽曲データ蓄積手段 51は、再生制御手段 55によ り選択された楽曲の音響信号を楽曲情報算出手段 52および楽曲再生手段 56に出 力可能である。 [0061] 楽曲情報算出手段 52には、楽曲データ蓄積手段 51から出力された音響信号が入 力される。楽曲情報算出手段 52は、上述した楽曲情報算出装置 1と等しい処理を行 い、楽曲構成に関する楽曲ストーリー情報を算出する。すなわち、入力された音響信 号からストーリー値とストーリーノードと抑揚度とを算出する。生成されたストーリー情 報は、演出パターン生成手段 53に出力される。
[0062] 演出パターン生成手段 53は、楽曲情報算出手段 52から出力された楽曲のストーリ 一情報に基づいて映像の演出パターンを生成する。ここで演出パターンとは、再生 時刻と、その再生時刻に実行すべき映像効果処理との対応を示す情報である。映像 効果処理とは、映像に何らかの変化を与える処理であり、フェードインやフェードァゥ ト、画像の回転等の処理等が含まれる。生成された演出パターンは、演出テーブルと して演出テーブル格納手段 54に格納される。
[0063] 図 7は、演出パターン生成手段 53により生成された演出パターンに関する演出テ 一ブルの一例である。図 7に示す演出テーブルは、ノード種別と、そのノード種別の ストーリーノードが検出された時に実行すべき映像効果処理との対応を示す。ノード 種別とは、実施の形態 1でも述べたように、音楽的な属性を示すものであり、それぞ れ音楽的な意味合いを有するものである。図 8は、楽曲情報算出手段 52により算出 されたストーリー情報の時間変化と演出パターンとの関係を示す図である。縦軸は抑 揚度を示し、横軸は楽曲の再生時刻を示す。また実施の形態 1と同様に各ストーリー ノードにおける抑揚度力 Sストーリー値となる。なお図中の各ノード間に付された符号は 、図 7の演出テーブルの映像効果に付された番号と対応する。例えば、図 7において 楽曲のノード種別が「楽曲開始点」となる箇所 (図 8の(1)となるノード間)では、「フエ ードイン」に相当する映像効果処理が行われる。つまり、ノード種別が「楽曲開始点」 であるストーリーノードの時刻においては、フェードイン、すなわち、時間の経過ととも に画像を次第に明瞭に表示させる映像効果処理が実行される。また例えば、ノード 種別が「ブレーク」となる箇所(図 8の(4)となるノード間)では、表示手段 510に黒画 面を 0. 5秒間表示する映像効果処理が行われる。またさらに、ノード種別が「サビ開 始点」となる箇所(図 8では(5)となるノード間)では、画像を 1秒間回転させる映像効 果処理が行われる。このように演出パターン生成手段は、楽曲ストーリーの変化に応 じた映像効果を付与するための演出テーブルを生成する。なお演出テーブルにおけ るノード種別と映像効果との対応関係は、ユーザーにより変更可能であってもよい。 例えば、ノード種別が「サビの開始」となる箇所では、「ユーザーにより選択された写 真を表示する」など種々の組み合わせが可能である。
[0064] 再生制御手段 55は、利用者からの選曲指示に基づいて、楽曲データ蓄積手段 51 に蓄積された音響信号の出力を指示する。また再生制御手段 55は、楽曲再生手段 56に対して楽曲の再生および停止等を含む再生制御を行う。
[0065] 楽曲再生手段 56は、再生制御手段 55により指示され、楽曲データ蓄積手段 51か ら出力された音響信号を利用者に聴取可能な形態で出力する。例えば音響信号は 、スピーカでの拡声の形態により出力される。
[0066] 同期手段 57は、楽曲再生手段 56による楽曲の再生進行状況を監視するとともに、 楽曲の再生進行とを同期させるための同期信号を生成し出力する。同期手段 57によ り生成される同期信号は、後述する映像生成手段 59により生成映像データと楽曲と を同期させるために用いられる信号である。同期手段 57は、生成した同期信号を映 像生成手段 59に出力する。
[0067] 画像データ蓄積手段 58は、少なくとも 1つ以上の画像データを蓄積する。画像デ ータとして、静止画像あるいは動画像が蓄積される。蓄積された画像データは、映像 生成手段 59からの指示により出力する。
[0068] 映像生成手段 59は、画像データ蓄積手段 58に蓄積された画像データを順次取得 し、ストーリーノード毎に映像に変化を与えながら表示を行うことにより映像データを 生成する。さらに映像生成手段 59は、同期手段 57から出力される同期信号に合わ せて当該映像データを再生し、表示手段 510に出力する。映像データを生成する際 、映像生成手段 59は、演出テーブルに基づいて、所定の再生時刻において表示す る画像に対して所定の映像効果を与える処理を行う。このように映像生成手段 59は 、演出テーブルに基づいて映像編集の専門家が行うような編集処理を自動的に行う ことができる。
[0069] 表示手段 510は、ディスプレイ装置等に相当し、映像生成手段 59が出力した映像 データを可視画像として表示する。 [0070] 次に、楽曲再生装置 500を用いた再生処理について説明する。図 9は、楽曲再生 装置 500における楽曲の再生処理を示すフローチャートである。図 9の処理は、利用 者の指示により再生制御手段 55に楽曲 Aの選曲指示が入力されることにより開始す る。まずステップ S31において、楽曲データ蓄積手段 51は、再生制御手段 55の指令 により楽曲 Aの音響信号を楽曲情報算出手段 52に出力する。
[0071] 次にステップ S32の処理において楽曲情報算出手段 52は、図 3で示した処理によ り楽曲 Aに関する楽曲情報を算出する。これにより、楽曲 Aのストーリーノードと抑揚 度 (ストーリー値)とノード種別とが出力される。
[0072] 続くステップ S33の処理において演出パターン生成手段 53は演出パターンを生成 する。演出パターン生成手段 53は、あら力じめ演出テーブル格納手段 54に格納さ れた演出テーブル中のノード種別と映像効果との対応関係に従って、ステップ S32 により得られたストーリーノードに対応する映像効果処理を決定する。決定された演 出パターンは、映像生成手段 59に出力される。
[0073] 次にステップ S34において、楽曲再生手段 56は、再生制御手段 55の指令により楽 曲 Aの再生を開始する。また楽曲 Aの再生と同時に同期手段は、映像生成手段 59 に同期信号を出力する。
[0074] ステップ S35の処理において映像生成手段 59は、演出パターン生成手段 53により 生成された演出パターンからストーリーノードの有無を判断する。ストーリーノードがあ る場合、映像生成手段 59は、ステップ S36において演出パターンに従い画像に対し 映像効果処理を施した映像データを生成する。一方、ストーリーノードが無い場合、 映像生成手段 59は、画像に対し映像効果処理を行わずに映像データを生成し、ス テツプ S37の処理に移行する。そしてステップ S37の処理にお!、て生成された映像 データは、同期信号にしたがって再生され表示手段 510に表示される。
[0075] 次にステップ S38の処理において映像生成手段 59は、演出パターンから映像デー タの生成進行カゝ否かを判別する。映像データの生成を進行する場合には、映像生成 手段 59は再びステップ S35の処理に移行し、次のストーリーノードの有無を判断した 後ステップ S36以降同様の処理を行う。一方、演出パターンに映像の生成が指示さ れて 、な 、場合には、ステップ S39の処理へ移行する。 [0076] ステップ S39では、楽曲再生手段 56は再生制御手段 55からの再生停止に関する 指令を受けて楽曲 Aの再生を停止する。同時に映像生成手段 59は、再生停止に関 する同期信号を受けて映像データの再生を停止する。以上により、楽曲再生装置 50 0における再生処理は終了する。
[0077] 以上のように、本実施の形態に係る楽曲再生装置は、音響信号の特徴量から楽曲 構成を把握することができるので、曲調や曲の盛り上がりの変化に基づいた映像の 演出を容易に行うことができる。また、ユーザーは楽曲を聴取することなぐ音楽的な 属性に応じた映像の演出が可能であるので利便性の高い楽曲再生装置を実現する ことができる。さらに本実施の形態に係る楽曲再生装置は、楽曲の再生と同期して映 像を生成するので、視覚的 ·聴覚的に効果のある音楽および映像の再生を行うことが できる。
[0078] なお、本実施の形態において、演出パターンはノード種別毎に決定された力 これ に限られない。図 9において、ストーリー値の大小に応じて演出パターンを決定しても よい。例えば、抑揚度の大きい領域では、画像の切り替え周期の短い映像データを 生成し、抑揚度が小さ!ヽ領域では画像の切り替え周期の長!ヽ映像データを生成して もよい。また例えば、ストーリー値が大きいときは色調の明るい画像が選択され、スト 一リー値が小さいときは色調の暗い画像が選択される演出を行ってもよい。
[0079] なお、実施の形態 1および 2における楽曲情報算出装置および楽曲情報算出手段 は、楽曲と同期させて映像を表示する楽曲再生装置に用いられたが、これに限られ ない。例えば、楽曲のノード種別が「ブレーク開始点」から「ブレーク終了点」間の領 域では、室内の照明を暗転する等、他の装置と組み合わせた演出処理を行ってもよ い。
[0080] なお、実施の形態 1および 2における楽曲情報算出装置および楽曲情報算出手段 は、音響パラメータとして短時間パワー平均とゼロクロス値とを用いたが、これに限ら れない。例えば、音響パラメータとしてクロマベクトルを用いて、楽曲の音階構造の類 似性に関する評価関数を評価関数算出手段により算出してもよい。これにより、音階 構造の繰り返し部分の境界を検出し、チャプター内の楽曲構成をも把握することがで きる。すなわち、 Aメロ、 Bメロなどの境界を示すチャプター部分のストーリーノードを 算出することができる。これにより楽曲情報算出装置は、さらに詳細な楽曲構成を把 握することができる。
[0081] また例えば、音響パラメータとして MFCC (Mel Frequency Cepstrum Coeffi cient)を用いてもよい。これにより、音響信号の振幅包絡特徴や音色に関する特徴 が得ることができる。評価関数算出手段は、 MFCCを用いることで音楽の大局的な 音色の変化を表す評価関数を算出する。したがって楽曲情報算出装置は、音色の 変化の境界、すなわちキメの開始、終了部分のストーリーノードを検出することができ る。
[0082] なお、実施の形態 1および 2における楽曲情報算出装置および楽曲情報算出手段 は、音響パラメータとしてゼロクロス値を用いた力 これに限られない。ゼロクロス値に 代わり、例えばスペクトラムセントロイド(SpectrumCentroid)を用いてもよい。
[0083] なお、実施の形態 1および 2において抑揚度は、式 1に示したように短時間パワー 平均値とゼロクロス値との積を用いた力 これに限られない。例えば、式 3に示すよう に短時間パワー平均値のみを用いてもよ!、。
tlv (t) =rms (t) (式 3)
これにより、式 1を用いる場合と比較して演算量を抑えることができる。
[0084] なお、実施の形態 1および 2において評価関数算出手段は、入力した音響信号を 周波数領域に変換し、変換された信号の分布力も評価関数を算出してもよい。
[0085] なお、実施の形態 1および 2に係る楽曲情報算出装置および楽曲情報算出手段は
、コンピュータに内蔵または接続されるハードウェアデバイスによって実行される形態 であってもよぐまたはコンピュータが当該処理の一部をソフトウェア上で実行される 形態であってもよい。
産業上の利用可能性
[0086] 本発明の楽曲情報算出装置及び楽曲再生装置は、楽曲の特徴に合わした映像の 演出が要望されている、楽曲再生装置や映像再生装置などに好適である。

Claims

請求の範囲
[1] 楽曲の音響信号を入力する音響信号入力手段と、
少なくとも前記楽曲の音量を示す第 1音響パラメータを前記音響信号から算出する 音響パラメータ算出手段と、
前記楽曲の抑揚を示す抑揚度を少なくとも前記第 1音響パラメータに基づいて算出 する抑揚度算出手段と、
少なくとも前記第 1音響パラメータに基づいて、前記楽曲の構成が変化する時点を 示すストーリーノードを算出するストーリーノード算出手段と、
前記算出されたストーリーノードと前記ストーリーノードの時刻における抑揚度との 対応を少なくとも示す情報を、楽曲の構成を示すストーリー情報として算出するスト一 リー情報算出手段とを備えることを特徴とする、楽曲情報算出装置。
[2] 前記ストーリーノード算出手段は、前記第 1音響パラメータの値の変化に基づいて ストーリーノードを算出することを特徴とする、請求項 1に記載の楽曲情報算出装置。
[3] 前記ストーリー情報算出手段は、前記算出された抑揚度に基づいてストーリーノー ドの種類を算出し、前記ストーリーノードと前記ストーリーノードの時刻における抑揚 度と前記ストーリーノードの種類との対応を示す情報を、楽曲の構成を示すストーリー 情報として算出することを特徴とする、請求項 1に記載の楽曲情報算出装置。
[4] 前記音響パラメータ算出手段は、前記楽曲の音色を示す第 2音響パラメータを前 記音響信号からさらに算出し、
前記抑揚度算出手段は、前記第 1音響パラメータと前記第 2音響パラメータとに基 づいて抑揚度を算出することを特徴とする、請求項 1に記載の楽曲情報算出装置。
[5] 前記第 1音響パラメータは、音響信号の短時間パワー平均値であり、
前記第 2音響パラメータは、音響信号のゼロクロス値であり、
前記抑揚度算出手段は、前記抑揚度として音響信号の短時間パワー平均値とゼロ クロス値との積を算出することを特徴とする、請求項 4に記載の楽曲情報算出装置。
[6] 前記第 2音響パラメータは、音響信号のゼロクロス値、メル周波数ケプストラム係数 、およびスペクトラムセントロイドのうちいずれか 1つであることを特徴とする、請求項 4 に記載の楽曲情報算出装置。
[7] 前記第 1音響パラメータは、音響信号の短時間パワー平均値、メル周波数ケプスト ラム係数、およびスペクトラムセントロイドのうちいずれ力 1つであることを特徴とする、 請求項 1に記載の楽曲情報算出装置。
[8] 楽曲に合わせて映像を再生する楽曲再生装置であって、
楽曲の音響信号を蓄積する音響信号蓄積手段と、
画像データを蓄積する画像データ蓄積手段と、
少なくとも前記楽曲の音量を示す第 1音響パラメータを前記音響信号から算出する 音響パラメータ算出手段と、
前記楽曲の抑揚を示す抑揚度を少なくとも前記第 1音響パラメータに基づいて算出 する抑揚度算出手段と、
少なくとも前記第 1音響パラメータに基づいて、前記楽曲の構成が変化する時点を 示すストーリーノードを算出するストーリーノード算出手段と、
前記算出されたストーリーノードと前記ストーリーノードの時刻における抑揚度との 対応を少なくとも示す情報を、楽曲の構成を示すストーリー情報として算出するスト一 リー情報算出手段と、
前記楽曲の音響信号を再生する楽曲再生手段と、
前記画像データを用いて映像を生成する映像生成手段と、
前記映像生成手段によって生成された映像を前記楽曲再生手段による楽曲の再 生に同期して表示する表示手段とを備え、
前記映像生成手段は、前記ストーリー情報に含まれるストーリーノードにより定めら れる時点で映像の内容に所定の変化を与えるように映像を生成し、当該ストーリーノ ードの時点における抑揚度に基づいて当該所定の変化の種類を決定する、楽曲再 生装置。
[9] 楽曲のストーリーノードの種類と、当該種類のストーリーノードにより定められる時点 で映像に与えるべき変化の種類との対応を示す演出テーブルを格納する演出テー ブル格納手段をさらに備え、
前記ストーリー情報算出手段は、ストーリーノードの種類を、当該ストーリーノードの 時点における抑揚度に基づいて決定し、ストーリーノードと当該ストーリーノードの時 刻における抑揚度と当該ストーリーノードの種類との対応を示す情報をストーリー情 報として算出し、
前記映像生成手段は、前記ストーリー情報に含まれるストーリーノードの時点で映 像の内容に所定の変化を与えるように映像を生成し、当該ストーリーノードの種類に 基づいて当該所定の変化の種類を決定する、請求項 8に記載の楽曲再生装置。
[10] 前記演出テーブル格納手段は、楽曲終了となるストーリーノードとフェードアウト処 理との対応を含む演出テーブルを格納し、
前記映像生成手段は、前記算出されたストーリーノードの種類が楽曲終了となるス トーリーノードの終了時点力 所定時間前の時点より映像のフェードアウト処理を実 行することを特徴とする、請求項 9に記載の楽曲再生装置。
[11] 前記映像生成手段によって実行される、映像の内容に変化を与える処理は、フエ ードイン処理、フェードアウト処理、画像の切替処理および画像の回転処理のうちい ずれ力 1つであることを特徴とする、請求項 8に記載の楽曲再生装置。
[12] 楽曲の音響信号を入力する音響信号入力ステップと、
少なくとも前記楽曲の音量を示す第 1音響パラメータを前記音響信号から算出する 音響パラメータ算出ステップと、
前記楽曲の抑揚を示す抑揚度を少なくとも前記第 1音響パラメータに基づいて算出 する抑揚度算出ステップと、
少なくとも前記第 1音響パラメータに基づいて、前記楽曲の構成が変化する時点を 示すストーリーノードを算出するストーリーノード算出ステップと、
前記算出されたストーリーノードと前記ストーリーノードの時刻における抑揚度との 対応を少なくとも示す情報を、楽曲の構成を示すストーリー情報として算出するスト一 リー情報算出ステップとを備えることを特徴とする、楽曲情報算出方法。
[13] 楽曲の音響信号を入力する音響信号入力手段と、
少なくとも前記楽曲の音量を示す第 1音響パラメータを前記音響信号から算出する 音響パラメータ算出手段と、
前記楽曲の抑揚を示す抑揚度を少なくとも前記第 1音響パラメータに基づいて算出 する抑揚度算出手段と、 少なくとも前記第 1音響パラメータに基づいて、前記楽曲の構成が変化する時点を 示すストーリーノードを算出するストーリーノード算出手段と、
前記算出されたストーリーノードと前記ストーリーノードの時刻における抑揚度との 対応を少なくとも示す情報を、楽曲の構成を示すストーリー情報として算出するスト一 リー情報算出手段とを備えることを特徴とする、楽曲情報算出回路。
[14] 楽曲の構成を示すストーリー情報を算出する楽曲情報算出装置のコンピュータに 実行させるためのプログラムであって、
楽曲の音響信号を入力する音響信号入力ステップと、
少なくとも前記楽曲の音量を示す第 1音響パラメータを前記音響信号から算出する 音響パラメータ算出ステップと、
前記楽曲の抑揚を示す抑揚度を少なくとも前記第 1音響パラメータに基づいて算出 する抑揚度算出ステップと、
少なくとも前記第 1音響パラメータに基づいて、前記楽曲の構成が変化する時点を 示すストーリーノードを算出するストーリーノード算出ステップと、
前記算出されたストーリーノードと前記ストーリーノードの時刻における抑揚度との 対応を少なくとも示す情報を前記ストーリー情報として算出するストーリー情報算出ス テツプとを前記コンピュータに実行させる、プログラム。
[15] 請求項 14に記載のプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
PCT/JP2005/011622 2004-06-30 2005-06-24 楽曲情報算出装置及び楽曲再生装置 WO2006003848A1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/587,769 US7446252B2 (en) 2004-06-30 2005-06-24 Music information calculation apparatus and music reproduction apparatus
CN2005800138947A CN1950879B (zh) 2004-06-30 2005-06-24 音乐信息计算设备和音乐再现设备
JP2006528621A JP4817388B2 (ja) 2004-06-30 2005-06-24 楽曲情報算出装置及び楽曲再生装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004-193645 2004-06-30
JP2004193645 2004-06-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2006003848A1 true WO2006003848A1 (ja) 2006-01-12

Family

ID=35782659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2005/011622 WO2006003848A1 (ja) 2004-06-30 2005-06-24 楽曲情報算出装置及び楽曲再生装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7446252B2 (ja)
JP (1) JP4817388B2 (ja)
CN (1) CN1950879B (ja)
WO (1) WO2006003848A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008070868A (ja) * 2006-08-14 2008-03-27 Sanyo Electric Co Ltd 楽曲一致判定装置、楽曲記録装置、楽曲一致判定方法、楽曲記録方法、楽曲一致判定プログラム、及び楽曲記録プログラム
JP2008233725A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Pioneer Electronic Corp 楽曲種類判別装置、楽曲種類判別方法、および楽曲種類判別プログラム
JP2008241850A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Sanyo Electric Co Ltd 録音または再生装置
JP2008262043A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Sanyo Electric Co Ltd 特定区間抽出装置、音楽記録再生装置、音楽配信システム
JP2009086016A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Toshiba Corp 音楽検出装置および音楽検出方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5282548B2 (ja) * 2008-12-05 2013-09-04 ソニー株式会社 情報処理装置、音素材の切り出し方法、及びプログラム
KR20150024650A (ko) * 2013-08-27 2015-03-09 삼성전자주식회사 전자 장치에서 사운드를 시각적으로 제공하기 위한 방법 및 장치
CN107124624B (zh) * 2017-04-21 2022-09-23 腾讯科技(深圳)有限公司 视频数据生成的方法和装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04174696A (ja) * 1990-11-08 1992-06-22 Yamaha Corp 演奏環境に対応する電子楽器
JPH06118982A (ja) * 1992-10-02 1994-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像発生装置
JPH09214894A (ja) * 1996-01-31 1997-08-15 Yamaha Corp カラオケの背景画像表示装置
JPH1173193A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Brother Ind Ltd カラオケ装置
JP2000148107A (ja) * 1998-11-09 2000-05-26 Olympus Optical Co Ltd 画像処理装置および記録媒体
JP2002023716A (ja) * 2000-07-05 2002-01-25 Pfu Ltd プレゼンテーションシステムおよび記録媒体
JP2004240077A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Yamaha Corp 楽音制御装置、映像制御装置及びプログラム

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SU1245333A1 (ru) * 1985-01-04 1986-07-23 Казанский Ордена Трудового Красного Знамени И Ордена Дружбы Народов Авиационный Институт Им.А.Н.Туполева Устройство дл светового сопровождени музыки
US5048390A (en) * 1987-09-03 1991-09-17 Yamaha Corporation Tone visualizing apparatus
JPH04134496A (ja) * 1990-09-27 1992-05-08 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器の表示装置
US5286908A (en) * 1991-04-30 1994-02-15 Stanley Jungleib Multi-media system including bi-directional music-to-graphic display interface
JPH08265660A (ja) * 1995-03-20 1996-10-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 音楽管理方法および装置
JP2806351B2 (ja) * 1996-02-23 1998-09-30 ヤマハ株式会社 演奏情報分析装置及びそれを用いた自動編曲装置
US5852251A (en) * 1997-06-25 1998-12-22 Industrial Technology Research Institute Method and apparatus for real-time dynamic midi control
JP3419290B2 (ja) * 1997-12-27 2003-06-23 ヤマハ株式会社 楽音・画像発生装置および記憶媒体
JP3982787B2 (ja) * 1999-10-08 2007-09-26 ヤマハ株式会社 コンテンツデータ配布方法および電話端末装置
US20020154787A1 (en) * 2001-02-20 2002-10-24 Rice Richard F. Acoustical to optical converter for providing pleasing visual displays
JP3680774B2 (ja) * 2001-08-27 2005-08-10 ヤマハ株式会社 色相により利得設定値を表示するための表示制御装置
JP3891111B2 (ja) * 2002-12-12 2007-03-14 ソニー株式会社 音響信号処理装置及び方法、信号記録装置及び方法、並びにプログラム
JP4048249B2 (ja) * 2003-09-30 2008-02-20 ヤマハ株式会社 カラオケ装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04174696A (ja) * 1990-11-08 1992-06-22 Yamaha Corp 演奏環境に対応する電子楽器
JPH06118982A (ja) * 1992-10-02 1994-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像発生装置
JPH09214894A (ja) * 1996-01-31 1997-08-15 Yamaha Corp カラオケの背景画像表示装置
JPH1173193A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Brother Ind Ltd カラオケ装置
JP2000148107A (ja) * 1998-11-09 2000-05-26 Olympus Optical Co Ltd 画像処理装置および記録媒体
JP2002023716A (ja) * 2000-07-05 2002-01-25 Pfu Ltd プレゼンテーションシステムおよび記録媒体
JP2004240077A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Yamaha Corp 楽音制御装置、映像制御装置及びプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008070868A (ja) * 2006-08-14 2008-03-27 Sanyo Electric Co Ltd 楽曲一致判定装置、楽曲記録装置、楽曲一致判定方法、楽曲記録方法、楽曲一致判定プログラム、及び楽曲記録プログラム
JP2008233725A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Pioneer Electronic Corp 楽曲種類判別装置、楽曲種類判別方法、および楽曲種類判別プログラム
JP2008241850A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Sanyo Electric Co Ltd 録音または再生装置
JP2008262043A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Sanyo Electric Co Ltd 特定区間抽出装置、音楽記録再生装置、音楽配信システム
JP2009086016A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Toshiba Corp 音楽検出装置および音楽検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1950879A (zh) 2007-04-18
CN1950879B (zh) 2011-03-30
US7446252B2 (en) 2008-11-04
JPWO2006003848A1 (ja) 2008-04-17
US20070256548A1 (en) 2007-11-08
JP4817388B2 (ja) 2011-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8492637B2 (en) Information processing apparatus, musical composition section extracting method, and program
US7563975B2 (en) Music production system
US5703311A (en) Electronic musical apparatus for synthesizing vocal sounds using format sound synthesis techniques
US9672800B2 (en) Automatic composer
US20050190199A1 (en) Apparatus and method for identifying and simultaneously displaying images of musical notes in music and producing the music
WO2006003848A1 (ja) 楽曲情報算出装置及び楽曲再生装置
CN104412320B (zh) 使用音频波形数据的自动演奏技术
US20080236370A1 (en) Performance apparatus and storage medium therefor
CN103514868B (zh) 使用音频波形数据的自动演奏技术
CN103514867B (zh) 使用音频波形数据的自动演奏技术
JP2007310204A (ja) 楽曲練習支援装置、制御方法及びプログラム
JP2007292847A (ja) 楽曲編集・再生装置
JP2008268370A (ja) こぶし検出装置、こぶし検出方法及びプログラム
JP3716725B2 (ja) 音声処理装置、音声処理方法および情報記録媒体
JP7367835B2 (ja) 録音再生装置、録音再生装置の制御方法及び制御プログラム並びに電子楽器
JP2006189471A (ja) プログラム、歌唱力判定方法、ならびに、判定装置
JP2002150689A (ja) 記録媒体再生装置
JP2014035436A (ja) 音声処理装置
JPH08286689A (ja) 音声信号処理装置
JPH11197362A (ja) ゲームプログラムを記録した媒体およびゲーム装置
JPH08227296A (ja) 音声信号処理装置
JP6380305B2 (ja) データ生成装置、カラオケシステム、及びプログラム
CA2090948C (en) Musical entertainment system
JP2002268637A (ja) 拍子判定装置、及びプログラム
JP2003228963A (ja) 記録媒体、データ記録装置及び方法並びにデータ編集装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
AK Designated states

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): AE AG AL AM AT AU AZ BA BB BG BR BW BY BZ CA CH CN CO CR CU CZ DE DK DM DZ EC EE EG ES FI GB GD GE GH GM HR HU ID IL IN IS JP KE KG KM KP KR KZ LC LK LR LS LT LU LV MA MD MG MK MN MW MX MZ NA NG NI NO NZ OM PG PH PL PT RO RU SC SD SE SG SK SL SM SY TJ TM TN TR TT TZ UA UG US UZ VC VN YU ZA ZM ZW

AL Designated countries for regional patents

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): BW GH GM KE LS MW MZ NA SD SL SZ TZ UG ZM ZW AM AZ BY KG KZ MD RU TJ TM AT BE BG CH CY CZ DE DK EE ES FI FR GB GR HU IE IS IT LT LU MC NL PL PT RO SE SI SK TR BF BJ CF CG CI CM GA GN GQ GW ML MR NE SN TD TG

121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application
WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2006528621

Country of ref document: JP

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 11587769

Country of ref document: US

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 200580013894.7

Country of ref document: CN

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

WWW Wipo information: withdrawn in national office

Country of ref document: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase
WWP Wipo information: published in national office

Ref document number: 11587769

Country of ref document: US