JP3419178B2 - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP3419178B2 JP31102995A JP31102995A JP3419178B2 JP 3419178 B2 JP3419178 B2 JP 3419178B2 JP 31102995 A JP31102995 A JP 31102995A JP 31102995 A JP31102995 A JP 31102995A JP 3419178 B2 JP3419178 B2 JP 3419178B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アンテナ開口か
ら送受信する電磁波の位相と振幅を制御する送受信モジ
ュールと、上記送受信モジュールが制御する電磁波の位
相と振幅の大きさを指示する制御信号を分配または収集
する制御信号系モジュールと、上記送受信モジュールに
供給される電源の電圧変動を小さく抑える電源系モジュ
ールと、上記制御信号を分配または収集するために上記
各モジュール間を接続する制御信号ラインとで構成され
るアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のアンテナ装置の構成図で
ある。図において、1a〜1fは、電磁波を送受信する
アンテナ開口、2a〜2fは、アンテナ開口1a〜1f
に対して設けられ送受信する電磁波の位相と振幅を制御
する送受信モジュール、3は、送受信モジュール2a〜
2fが制御する電磁波の位相と振幅の大きさを指示する
制御信号を分配または収集する制御信号系モジュール、
4は、制御信号系モジュール3が分配する制御信号を生
成し、また、制御信号系モジュール3が収集した制御信
号を受け取り各送受信モジュール2a〜2fの動作状態
を確認する制御回路、5a、5bは、送受信モジュール
2a〜2fに供給する電源の電圧変動を小さく抑える電
源系モジュール、6は、送受信モジュール2a〜2fと
制御信号系モジュール3の間に制御信号を伝送する導通
経路を構成する制御信号ライン、7は、電源系モジュー
ル5a、5b自体に設けた外部のラインをショートする
ショートライン、8は、電源系モジュール5a、5bが
正常に取り付けられたかどうかを確認する確認回路、9
は、確認回路8と電源系モジュール5a、5b間および
電源系モジュール5a、5bと電源系モジュール5a、
5b間を接続する確認ラインである。
【0003】次に動作について説明する。各アンテナ開
口1a〜1fから送受信する電磁波の位相と振幅を制御
するために、制御回路4は、各アンテナ開口1a〜1f
に対応する電磁波の位相と振幅の大きさを指示する制御
信号を生成し、この制御信号を制御信号系モジュール3
へ出力する。制御信号系モジュール3は、この制御信号
を制御信号ライン6で構成される導通経路を介して各送
受信モジュール2a〜2fへ伝送する。送受信モジュー
ル2a〜2fは、この制御信号にしたがってアンテナ開
口1a〜1fから送受信する電磁波の位相と振幅を制御
する。また、アンテナ開口1a〜1fの送信時と受信時
の送受信モジュール2a〜2fの消費電力の違いによ
り、送受信モジュール2a〜2fに供給される電源の電
圧変動が生じるため、電源系モジュール5a、5bは、
この電源の電圧変動を小さく抑える目的で送受信モジュ
ール2a〜2fの近くに取り付けられる。このようにし
て、アンテナ装置は、ビーム走査や送受信切り換えなど
の所望の機能、性能を発揮することができる。
【0004】上記のように、アンテナ装置は、各モジュ
ールが正常に取り付けられてはじめて所望の機能、性能
を発揮できるため、各モジュールが正常に取り付けられ
たかどうかの確認を次のように行う。制御回路4は、制
御信号系モジュール3を経由し、送受信モジュール2a
〜2fにそれぞれ個別の制御信号を順次出力する。それ
から、制御回路4は、先に送受信モジュール2a〜2f
へ出力した制御信号を順次制御信号系モジュール3を経
由して読み戻す。そして、これらの読み戻した制御信号
が先に出力した制御信号とすべて一致すれば、送受信モ
ジュール2a〜2fと制御信号系モジュール3は正常に
取り付けられていることになる。電源系モジュール5
a、5bについては、電源系モジュール5a、5bが正
常に取り付けられることにより、電源系モジュール5
a、5b自体に設けたショートライン7により確認回路
8に接続された確認ライン9がすべて接続され閉ループ
を構成するので、電源系モジュール5a、5bが正常に
取り付けられたことを確認回路8が検出する。
【0005】例えば、制御信号系モジュール3が正常に
取り付けられなかった場合、制御信号系モジュール3の
制御回路4からの制御信号を送受信モジュール2a〜2
fへ分配する機能も、送受信モジュール2a〜2fから
の制御信号を収集して制御回路4へ戻す機能も正常に動
作しないため、制御回路4が送受信モジュール2a〜2
fから読み戻した制御信号は、先に制御回路4が送受信
モジュール2a〜2fへ出力した制御信号とは一致しな
い。したがって、送受信モジュール2a〜2fまたは制
御信号系モジュール3が正常に取り付けられていないこ
とが分かる。また、電源系モジュール5aが正常に取り
付けられなかった場合、電源系モジュール5a自体のシ
ョートライン7が正常に機能せず確認ライン9がショー
トされない。したがって、確認回路8に接続された確認
ライン9は閉ループにならないため、電源系モジュール
5a、5bが正常に取り付けられていないことを確認回
路8は検出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナ装置
は、以上のように構成されているので、電源系モジュー
ル5a、5bが正常に取り付けられているかどうかを確
認するために確認回路8と確認ライン9を用いているた
め、これらの確認回路8と確認ライン9の分だけアンテ
ナ装置の構成が複雑で大きくなってしまうという課題が
あった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、電源系モジュール5a、5bが
正常に取り付けられているかどうかを確認回路8も確認
ライン9も用いないで確認でき、確認回路8と確認ライ
ン9が無くなる分だけ構成を単純にでき小さくすること
ができるアンテナ装置を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の実施の形態1
におけるアンテナ装置は、電源系モジュール自体に制御
信号ラインをショートするショートラインを備え、送受
信モジュールに対する制御信号を伝送する導通経路を制
御信号ラインと上記ショートラインとで構成するように
したものである。
【0009】この発明の実施の形態2におけるアンテナ
装置は、電源系モジュール自体に制御信号ラインをショ
ートするショートラインを備え、送受信モジュールに対
する制御信号を伝送する導通経路を制御信号ラインと1
個以内の上記ショートラインとで構成し、上記導通経路
を1個以上備えるようにしたものである。
【0010】この発明の実施の形態3におけるアンテナ
装置は、電源系モジュール自体に制御信号ラインをショ
ートするショートラインを備え、送受信モジュールに対
する制御信号を伝送する導通経路を制御信号ラインと1
個以内の上記ショートラインとで構成し、上記導通経路
を1個以上備え、上記導通経路の中で上記制御信号ライ
ンと1個の上記ショートラインとで構成した導通経路を
上記送受信モジュール1個のみに接続するようにしたも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1の構成
図である。図において、1a〜1fは、電磁波を送受信
するアンテナ開口、2a〜2fは、アンテナ開口1a〜
1fに対して設けられ送受信する電磁波の位相と振幅を
制御する送受信モジュール、3は、送受信モジュール2
a〜2fが制御する電磁波の位相と振幅の大きさを指示
する制御信号を分配または収集する制御信号系モジュー
ル、4は、制御信号系モジュール3が分配する制御信号
を生成し、また、制御信号系モジュール3が収集した制
御信号を受け取り各送受信モジュール2a〜2fの動作
状態を確認する制御回路、5a、5bは、送受信モジュ
ール2a〜2fに供給される電源の電圧変動を小さく抑
える電源系モジュール、6は、制御信号を分配または収
集するために送受信モジュール2a〜2fと制御信号系
モジュール3と電源系モジュール5a、5bの各モジュ
ール間を接続する制御信号ライン、7は、電源系モジュ
ール5a、5b自体に備えた上記制御信号ライン6をシ
ョートするショートラインである。
【0012】上記のように構成されたアンテナ装置の動
作について説明する。各アンテナ開口1a〜1fから送
受信する電磁波の位相と振幅を制御するために、制御回
路4は、各アンテナ開口1a〜1fに対応する電磁波の
位相と振幅の大きさを指示する制御信号を生成し、この
制御信号を制御信号系モジュール3へ出力する。制御信
号系モジュール3は、この制御信号を制御信号ライン6
とショートライン7とで構成された導通経路を介して各
送受信モジュール2a〜2fへ伝送する。このとき、制
御信号ライン6は、正常に取り付けられた電源系モジュ
ール5a、5b自体に備えたショートライン7によって
ショートされ導通経路が正常に構成されるので、制御信
号系モジュール3が出力した制御信号は、正常に各送受
信モジュール2a〜2fへ伝送される。送受信モジュー
ル2a〜2fは、この制御信号にしたがってアンテナ開
口1a〜1fから送受信する電磁波の位相と振幅を制御
する。また、アンテナ開口1a〜1fの送信時と受信時
の送受信モジュール2a〜2fの消費電力の違いによ
り、送受信モジュール2a〜2fに供給される電源の電
圧変動が生じるため、電源系モジュール5a、5bは、
この電源の電圧変動を小さく抑える目的で送受信モジュ
ール2a〜2fの近くに取り付けられる。このようにし
て、アンテナ装置は、ビーム走査や送受信切り換えなど
の所望の機能、性能を発揮することができる。
【0013】上記のように、アンテナ装置は、各モジュ
ールが正常に取り付けられてはじめて所望の機能、性能
を発揮できるため、各モジュールが正常に取り付けられ
たかどうかの確認を次のように行う。制御回路4は、制
御信号系モジュール3を経由し、制御信号ライン6と正
常に取り付けられた電源系モジュール5a、5b自体に
備えたショートライン7とで構成される導通経路を介
し、送受信モジュール2a〜2fにそれぞれ個別の制御
信号を順次出力する。それから、制御回路4は、先に送
受信モジュール2a〜2fへ出力した制御信号を上記導
通経路を介し、制御信号系モジュール3を経由して順次
読み戻す。そして、これらの読み戻した制御信号が先に
出力した制御信号とすべて一致すれば、送受信モジュー
ル2a〜2fと制御信号系モジュール3と電源系モジュ
ール5a、5bは正常に取り付けられていることにな
る。
【0014】例えば、制御信号系モジュール3が正常に
取り付けられなかった場合、制御信号系モジュール3の
制御回路4からの制御信号を送受信モジュール2a〜2
fへ分配する機能も、送受信モジュール2a〜2fから
の制御信号を収集して制御回路4へ戻す機能も正常に動
作しないため、制御回路4が送受信モジュール2a〜2
fから読み戻した制御信号は、先に制御回路4が送受信
モジュール2a〜2fへ出力した制御信号とは一致しな
い。したがって、送受信モジュール2a〜2fまたは制
御信号系モジュール3または電源系モジュール5a、5
bが正常に取り付けられていないことが分かる。また、
電源系モジュール5aが正常に取り付けられなかった場
合、電源系モジュール5a自体に備えられたショートラ
イン7が正常に機能せず制御信号ライン6がショートさ
れない。したがって、導通経路は正常に構成されず制御
信号を正常に伝送することができない。よって、制御回
路4が送受信モジュール2a〜2fから読み戻した制御
信号は、先に制御回路4が送受信モジュール2a〜2f
へ出力した制御信号とは一致しない。したがって、この
場合にも、送受信モジュール2a〜2fまたは制御信号
系モジュール3または電源系モジュール5a、5bが正
常に取り付けられていないことが分かる。よって、電源
系モジュール5a、5bが正常に取り付けられているか
どうかを従来のアンテナ装置の確認回路も確認ラインも
用いないで確認でき、これらの確認回路と確認ラインが
無くなる分だけアンテナ装置を単純にでき小さくするこ
とができる。
【0015】実施の形態2.次に、図2の実施の形態2
のように、制御信号を伝送する導通経路を制御信号ライ
ン6a、6bと1個以内のショートライン7とで構成
し、この導通経路を1個以上備えた場合について説明す
る。この場合、例えば、電源系モジュール5aが正常に
取り付けられなかった場合、電源系モジュール5a自体
に備えられたショートライン7が正常に機能しないため
制御信号ライン6a側の導通経路は正常に構成されない
が、電源系モジュール5bは正常に取り付けられており
電源系モジュール5b自体に備えられたショートライン
7は正常に機能し制御信号ライン6b側の導通経路は正
常に構成される。つまり、制御回路4が制御信号ライン
6a側の導通経路に接続される送受信モジュール2a、
2c、2eから読み戻した制御信号は、先に制御回路4
が送受信モジュール2a、2c、2eへ出力した制御信
号とは一致しないが、制御回路4が制御信号ライン6b
側の導通経路に接続される送受信モジュール2b、2
d、2fから読み戻した制御信号は、先に制御回路4が
送受信モジュール2b、2d、2fへ出力した制御信号
と一致する。したがって、制御信号ライン6a側の導通
経路に接続される送受信モジュール2a、2c、2eま
たは電源系モジュール5aが正常に取り付けられていな
いことが分かる。よって、電源系モジュール5a、5b
が正常に取り付けられているかどうかを従来のアンテナ
装置の確認回路も確認ラインも用いないで確認でき、こ
れらの確認回路と確認ラインが無くなる分だけアンテナ
装置を単純にでき小さくすることができるとともに、正
常に取り付けられていないモジュールを電源系モジュー
ル5a、5bについては1個のみに特定することができ
るがという効果が得られる。
【0016】実施の形態3.次に、図3の実施の形態3
のように、制御信号を伝送する導通経路を制御信号ライ
ン6a、6bと1個以内のショートライン7とで構成
し、この導通経路を1個以上備え、この導通経路の中で
制御信号ライン6a、6bと1個のショートライン7と
で構成した導通経路を送受信モジュール2a〜2fの1
個のみに接続するようにした場合について説明する。こ
の場合、例えば、電源系モジュール5aが正常に取り付
けられなかった場合、電源系モジュール5a自体に備え
られたショートライン7が正常に機能しないため送受信
モジュール2eに対する導通経路は正常に構成されない
が、送受信モジュール2a、2cに対しては制御信号ラ
イン6aのみで導通経路が正常に構成されている。ま
た、電源系モジュール5bは正常に取り付けられており
電源系モジュール5b自体に備えられたショートライン
7は正常に機能し送受信モジュール2fに対する導通経
路は正常に構成され、送受信モジュール2b、2dに対
しては制御信号ライン6bのみで導通経路が正常に構成
されている。つまり、制御回路4が送受信モジュール2
eから読み戻した制御信号は、先に制御回路4が送受信
モジュール2eへ出力した制御信号とは一致しないが、
制御回路4が送受信モジュール2a、2b、2c、2
d、2fから読み戻した制御信号は、先に制御回路4が
送受信モジュール2a、2b、2c、2d、2fへ出力
した制御信号と一致する。したがって、送受信モジュー
ル2eまたは送受信モジュール2eに対する導通経路を
構成するショートライン7を備えている電源系モジュー
ル5aが正常に取り付けられていないことが分かる。よ
って、電源系モジュール5a、5bが正常に取り付けら
れているかどうかを従来のアンテナ装置の確認回路も確
認ラインも用いないで確認でき、これらの確認回路と確
認ラインが無くなる分だけアンテナ装置を単純にでき小
さくすることができるとともに、正常に取り付けられて
いないモジュールを電源系モジュール5a、5bについ
て1個のみに、送受信モジュール2a〜2fについても
1個のみに特定することができるがという効果が得られ
る。さらに、電源系モジュール5a、5b自体に備えら
れたショートライン7の断線などの故障時にも送受信モ
ジュール2a〜2fの1個にのみ影響を与えるだけであ
るためショートライン7の故障による送受信モジュール
2a〜2fへの影響を最小に抑えることができるという
効果が得られる。
【0017】また、上記実施の形態では、制御信号系モ
ジュール3が正常に取り付けられなかった場合と、電源
系モジュール5aが正常に取り付けられなかった場合に
ついて説明したが、任意のモジュールの1個または複数
個が正常に取り付けられなかった場合にも同様の効果が
得られる。
【0018】さらに、送受信モジュール2a〜2fの6
個と制御信号系モジュール3の1個と電源系モジュール
5a、5bの2個が3行、3列に並んだ場合について説
明したが、各モジュールともに任意の数で、任意の行、
任意の列に並んだ場合についても同様の効果が得られ
る。
【0019】また、制御信号系モジュール3に接続され
る制御信号ライン6a、6bの数を1本あるいは2本で
説明したが、任意の数の制御信号ライン6a、6bが制
御信号系モジュール3に接続される場合にも同様の効果
が得られる。
【0020】さらにまた、制御信号系モジュール3と電
源系モジュール5a、5bにはアンテナ開口1a〜1f
が無い場合について説明したが、電磁波を終端する機能
をもったアンテナ開口1a〜1fを制御信号系モジュー
ル3と電源系モジュール5a、5bに取り付けた場合に
も同様の効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】この発明の実施の形態1によれば、電源
系モジュール5a、5b自体に制御信号ライン6をショ
ートするショートライン7を備え、送受信モジュール2
a〜2fに対する制御信号を伝送する導通経路を制御信
号ライン6と上記ショートライン7とで構成したので、
電源系モジュール5a、5bが正常に取り付けられてい
るかどうかを従来のアンテナ装置の確認回路も確認ライ
ンも用いないで確認でき、これらの確認回路と確認ライ
ンが無くなる分だけアンテナ装置を単純にでき小さくす
ることができる効果がある。
【0022】この発明の実施の形態2によれば、電源系
モジュール5a、5b自体に制御信号ライン6をショー
トするショートライン7を備え、送受信モジュール2a
〜2fに対する制御信号を伝送する導通経路を制御信号
ライン6a、6bと1個以内の上記ショートライン7と
で構成し、上記導通経路を1個以上備えるようにしたの
で、電源系モジュール5a、5bが正常に取り付けられ
ているかどうかを従来のアンテナ装置の確認回路も確認
ラインも用いないで確認でき、これらの確認回路と確認
ラインが無くなる分だけアンテナ装置を単純にでき小さ
くすることができる効果があるとともに、正常に取り付
けられていないモジュールを電源系モジュール5a、5
bについては1個のみに特定することができる効果があ
る。
【0023】この発明の実施の形態3によれば、電源系
モジュール5a、5b自体に制御信号ライン6をショー
トするショートライン7を備え、送受信モジュール2a
〜2fに対する制御信号を伝送する導通経路を制御信号
ライン6と1個以内の上記ショートライン7とで構成
し、上記導通経路を1個以上備え、上記導通経路の中で
上記制御信号ライン6a、6bと1個の上記ショートラ
イン7とで構成した導通経路を送受信モジュール2a〜
2fの1個のみに接続するようにしたので、電源系モジ
ュール5a、5bが正常に取り付けられているかどうか
を従来のアンテナ装置の確認回路も確認ラインも用いな
いで確認でき、これらの確認回路と確認ラインが無くな
る分だけアンテナ装置を単純にでき小さくすることがで
きる効果があるとともに、正常に取り付けられていない
モジュールを電源系モジュール5a、5bについて1個
のみに、送受信モジュール2a〜2fについても1個の
みに特定することができ、さらに、電源系モジュール5
a、5b自体に備えられたショートライン7の断線など
の故障による送受信モジュール2a〜2fへの影響を最
小に抑えることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2の構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3の構成図である。
【図4】 従来のアンテナ装置の構成図である。
【符号の説明】
1 アンテナ開口、2 送受信モジュール、3 制御信
号系モジュール、5電源系モジュール、6 制御信号ラ
イン、7 ショートライン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大垣 和博 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 蛭子井 貴 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 田中 勝 神奈川県鎌倉市上町屋214番地 三菱電 機特機システム株式会社内 (56)参考文献 実開 平5−84875(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 3/26 H01Q 23/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ開口から送受信する電磁波の位
    相と振幅を制御する送受信モジュールと、上記送受信モ
    ジュールが制御する電磁波の位相と振幅の大きさを指示
    する制御信号を分配または収集する制御信号系モジュー
    ルと、上記送受信モジュールに供給される電源の電圧変
    動を小さく抑える電源系モジュールと、上記制御信号を
    分配または収集するために上記各モジュール間を接続す
    る制御信号ラインとで構成されるアンテナ装置におい
    て、上記電源系モジュール自体に上記制御信号ラインを
    ショートするショートラインを備え、上記制御信号を伝
    送する導通経路を上記制御信号ラインと上記ショートラ
    インとで構成したことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 アンテナ開口から送受信する電磁波の位
    相と振幅を制御する送受信モジュールと、上記送受信モ
    ジュールが制御する電磁波の位相と振幅の大きさを指示
    する制御信号を分配または収集する制御信号系モジュー
    ルと、上記送受信モジュールに供給される電源の電圧変
    動を小さく抑える電源系モジュールと、上記制御信号を
    分配または収集するために上記各モジュール間を接続す
    る制御信号ラインとで構成されるアンテナ装置におい
    て、上記電源系モジュール自体に上記制御信号ラインを
    ショートするショートラインを備え、上記制御信号を伝
    送する導通経路を上記制御信号ラインと1個以内の上記
    ショートラインとで構成し、上記導通経路を1個以上備
    えたことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 アンテナ開口から送受信する電磁波の位
    相と振幅を制御する送受信モジュールと、上記送受信モ
    ジュールが制御する電磁波の位相と振幅の大きさを指示
    する制御信号を分配または収集する制御信号系モジュー
    ルと、上記送受信モジュールに供給される電源の電圧変
    動を小さく抑える電源系モジュールと、上記制御信号を
    分配または収集するために上記各モジュール間を接続す
    る制御信号ラインとで構成されるアンテナ装置におい
    て、上記電源系モジュール自体に上記制御信号ラインを
    ショートするショートラインを備え、上記制御信号を伝
    送する導通経路を上記制御信号ラインと1個以内の上記
    ショートラインとで構成し、上記導通経路を1個以上備
    え、上記導通経路の中で上記制御信号ラインと1個の上
    記ショートラインとで構成した導通経路を上記送受信モ
    ジュール1個のみに接続したことを特徴とするアンテナ
    装置。
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