JP2699943B2 - フェーズドアレイアンテナ - Google Patents

フェーズドアレイアンテナ

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JP2699943B2 JP7208438A JP20843895A JP2699943B2 JP 2699943 B2 JP2699943 B2 JP 2699943B2 JP 7208438 A JP7208438 A JP 7208438A JP 20843895 A JP20843895 A JP 20843895A JP 2699943 B2 JP2699943 B2 JP 2699943B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェーズドアレイ
アンテナに関し、特に、円筒形状のアンテナ体を有する
フェーズドアレイアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフェーズドアレイアンテ
ナとしては、図6に示すような技術がある。図6におい
て、符号1はアンテナ体1であり、複数のコラムアレイ
1−1〜1−24を半波長以下の間隔で円筒状に配置し
た構造になっている。具体的には、図示しない位相器を
有した送受信モジュールと素子アンテナでなるコラムア
レイ1−1〜1−24を円筒面状に配置した構造になっ
ている。このアンテナ体1は、方位切換部8及び分配合
成器3を介して送受信部4に接続されている。
【0003】送受信部4は、励振信号S1を分配合成器
3に送信し、または分配合成器3からの受信信号S2を
受信する部分である。分配合成器3は、方位切換部8か
らの受信信号を合成して、その合成された受信信号S2
を送受信部4に送り、また、送受信部4からの励振信号
S1を方位切換部8内のコラムアレイ切換スイッチ80
−1〜80−8に分配する機器である。
【0004】方位切換部8は、アンテナ体1の励振開口
角θを切り換えるための部分であり、制御部24からの
制御信号Cによって、コラムアレイ切換スイッチ80−
1〜80−8を切り換える。
【0005】このような構成により、送信時には、送受
信部4からの励振信号S1を分配合成器3で分配した
後、制御部24によって、コラムアレイ切換スイッチ8
0−1〜80−8を切り換え、コラムアレイ1−1〜1
−24のうちビーム方向から算出された励振開口角θ内
に位置するものを選択する。なお、図6は、コラムアレ
イ1−1〜1−8を選択した状態を示している。
【0006】すると、励振信号S1が、選択されたコラ
ムアレイ1−1〜1−8の上記送受信モジュールに送ら
れ、その移相器で位相制御される。これにより、コラム
アレイ1−1〜1−8の素子アンテナからビームが空間
に放射される。また、受信時には、コラムアレイ1−1
〜1−24の素子アンテナで受信した信号を送受信モジ
ュールの移相器で位相制御し、方位切換部8のコラムア
レイ切換スイッチ80−1〜80−8を介して分配合成
器3に送る。そして、分配合成器3でこれらの受信信号
を合成して、その合成した受信信号S2を送受信部4に
送る。
【0007】図7は、上記動作時におけるビーム走査の
概念を示している。水平方向のビーム走査は、励振開口
角θを切り換えて行う。すなわち、図7の(a)に示す
ように、ビームAを放射するときは、励振開口角θ1に
切り換え、ビームBを放射するときは、励振開口角θ2
に切り換える。また、垂直方向のビーム走査は、送受信
モジュールの移相器を位相制御して、図7の(b)に示
すように、アンテナ体の仰角方向にビームCを放射す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したフェ
ーズドアレイアンテナでは、大きなグレーティングロー
ブが発生するという問題がある。水平方向のビーム走査
時におけるグレーティングローブの発生は、例えば、特
開昭63−217702号公報記載のアンテナ装置のよ
うに、ビーム方向への放射レベルの低いコラムアレイを
非励振にすることによって、励振開口角θを決定した
り、各素子アンテナの間隔を半波長以下にすることで、
抑えることができる。
【0009】しかしながら、高仰角方向のビーム走査時
には、素子アンテナが円筒面状に配置されていることに
よる位相差が原因で、主ビーム方向以外の方向で位相が
同相となる。このため、図7の(b)に示すように、グ
レーティングローブDが発生し、これを抑えることがで
きない。このグレーティングローブDは、ビーム走査が
高仰角になるに応じて増大してしまう。
【0010】本発明は上記問題点にかんがみてなされた
もので、高仰角ビーム走査時におけるグレーティングロ
ーブの発生を防止することができるフェーズドアレイア
ンテナを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の本発明のフェーズドアレイアンテナは、
素子アンテナと送受信モジュールとを各々有する複数の
コラムアレイを半波長以下の間隔で円筒状に配置してな
るアンテナ体と、上記コラムアレイに接続された複数の
コラムアレイ切換スイッチを有し、これらのコラムアレ
イ切換スイッチを切り換えて所定の励振開口角に対応し
たコラムアレイを選択する方位切換部と、励振信号を上
記複数のコラムアレイ切換スイッチに各々分配可能な分
配合成器と、上記アンテナ体のビーム走査を制御するビ
ーム走査制御部と、上記ビーム走査の仰角に対応して上
記励振開口角を狭める制御信号を出力する開口制御部
と、上記開口制御部からの制御信号に基づいて、上記選
択されたコラムアレイのうち両側部に位置する複数のコ
ラムアレイへの上記励振信号の入力を遮断する信号遮断
部とを備える構成としてある。
【0012】上記請求項1の発明によれば、励振信号
が、分配合成器によって、方位切換部の複数のコラムア
レイ切換スイッチに各々分配され、これらのコラムアレ
イ切換スイッチが切り換えられて、所定の励振開口角に
対応したコラムアレイが選択される。そして、高仰角の
ビーム走査を行う場合には、その仰角に対応して励振開
口角を大きく狭める制御信号が開口制御部から信号遮断
部に出力される。これにより、信号遮断部によって、選
択されたコラムアレイのうち両側部に位置する複数のコ
ラムアレイへの励振信号の入力が遮断され、ビーム走査
制御部によって、狭い励振開口角で高仰角のビーム走査
が行われる。
【0013】請求項2の発明は、請求項1記載のフェー
ズドアレイアンテナにおける上記信号遮断部を、上記コ
ラムアレイ切換スイッチの切換制御により、上記選択さ
れたコラムアレイのうち両側部に位置する複数のコラム
アレイへの上記励振信号の入力を遮断する構成としてあ
る。
【0014】上記請求項2の発明によれば、信号遮断部
によって、選択されたコラムアレイのうち両側部に位置
する複数のコラムアレイへの励振信号の入力が遮断さ
れ、励振開口角が狭められる。
【0015】請求項3の発明は、請求項2記載のフェー
ズドアレイアンテナにおける、上記複数のコラムアレイ
切換スイッチが無反射終端器を有し、上記開口制御部
が、上記選択されたコラムアレイのうち両側部に位置す
る複数のコラムアレイに接続されたコラムアレイ切換ス
イッチが上記無反射終端器に上記励振信号を入力するよ
うに、上記コラムアレイ切換スイッチを切換制御する構
成としてある。
【0016】上記請求項3の発明によれば、開口制御部
のコラムアレイ切換スイッチに対する切換制御によっ
て、励振信号が、選択されたコラムアレイのうち両側部
に位置する複数のコラムアレイに接続されたコラムアレ
イ切換スイッチの無反射終端器に入力され、励振開口角
が狭められる。
【0017】請求項4の発明は、請求項1記載のフェー
ズドアレイアンテナにおける上記遮断部が、選択された
コラムアレイのうち両側部に位置する複数のコラムアレ
イの上記送受信モジュールを制御することにより、上記
励振信号の入力を遮断する構成としてある。
【0018】上記請求項4によれば、遮断部が、選択さ
れたコラムアレイのうち両側部に位置する複数のコラム
アレイの送受信モジュールを制御して、励振信号の入力
を遮断することにより、励振開口角が狭められる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係るフェーズドアレイアンテナを示すブロック図であ
る。なお、図6と同一要素については同一符号を付して
説明する。このフェーズドアレイアンテナは、図1に示
すように、アンテナ体1と、方位切換部2と、分配合成
器3と、送受信部4と、開口制御部5と、送受信モジュ
ール方位切換制御部6(ビーム走査制御部)とを備えて
いる。
【0020】アンテナ体1は、複数のコラムアレイ1−
1〜1−24を半波長以下の間隔で円筒状に配置した構
造になっている。各コラムアレイ1−1(1−2〜1−
24)は、図2に示すように、移相器11−1〜11−
nを有した送受信モジュール10−1〜10−nと素子
アンテナ13−1〜13−nで構成されている。移相器
11−1〜11−nは、送受信モジュール方位切換制御
部6からの制御信号C2によって、信号の位相を制御す
る機器である。
【0021】このようなアンテナ体1は、コラムアレイ
切換スイッチ20−1〜20−8を有した方位切換部2
に接続されている。具体的には、コラムアレイ切換スイ
ッチ20−1〜20−8はそれぞれ、左端子a,中端子
b,右端子c,オフ端子dを有しており、コラムアレイ
切換スイッチ20−1〜20−8の左端子aがコラムア
レイ1−1〜1−8に時計周りに接続され、中端子bが
コラムアレイ1−9〜1−16に時計周りに接続され、
右端子cがコラムアレイ1−17〜1−24に接続され
ている。また、コラムアレイ切換スイッチ20−1〜2
0−8の各オフ端子dは、無反射終端器21(遮断部)
に接続されている。
【0022】分配合成器3は、方位切換部2からの受信
信号を合成して、その合成された受信信号S2を送受信
部4に送り、また、送受信部4からの励振信号S1を方
位切換部2のコラムアレイ切換スイッチ20−1〜20
−8に分配する機器である。送受信部4は、励振信号S
1を分配合成器3に送信し、または分配合成器3からの
受信信号S2を受信する部分である。
【0023】開口制御部5は、送受信モジュール方位切
換制御部6からのビームの仰角情報C1に基づいて、ア
ンテナ体1の励振開口角を制御する制御信号C2を送受
信モジュール方位切換制御部6に返す機能を有してい
る。すなわち、図3に示すように、ビームの仰角が大き
くなるに従って、必要とされる探知距離は小さくなるの
で、アンテナ体1に要求される利得は小さくなる。この
ため、ビームの仰角が大きい場合には、励振開口角を小
さくすることができる。そして、このように励振開口角
を小さくすれば、仰角方向のビーム走査時に発生するグ
レーティングローブを抑圧することができる。かかる観
点から、開口制御部5には、仰角と励振開口角との関係
を示すテーブル50が格納されており、開口制御部5
は、このテーブル50に基づいて、仰角情報C1の仰角
方向に対応した励振開口角を示す制御信号C2を送受信
モジュール方位切換制御部6に出力するようになってい
る。
【0024】送受信モジュール方位切換制御部6は、開
口制御部5からの制御信号C2に基づいて、方位切換部
2のコラムアレイ切換スイッチ20−1〜20−8やア
ンテナ体1の移相器11−1〜11−nを制御する機能
を有している。
【0025】次に、本実施形態のフェーズドアレイアン
テナにおける動作について説明する。励振信号S1が送
受信部4から出力されると、分配合成器3によって、励
振信号S1が方位切換部2のコラムアレイ切換スイッチ
20−1〜20−8に分配される。このとき、低仰角の
ビーム走査である場合には、その仰角を示す仰角情報C
1が送受信モジュール方位切換制御部6から開口制御部
5に送られる。すると、アンテナ体1の励振開口角θを
狭めないで通常の励振開口角θに制御する制御信号C2
が開口制御部5から送受信モジュール方位切換制御部6
に返され、この制御信号C2が、方位切換部2のコラム
アレイ切換スイッチ20−1〜20−8とアンテナ体1
の移相器11−1〜11−nに入力される。
【0026】すなわち、図1に示すような励振開口角θ
にする制御信号C2の場合には、左端子aと分配合成器
3とが接続されるように、制御信号C2がコラムアレイ
切換スイッチ20−1〜20−8を制御する。これによ
り、分配合成器3からの励振信号S1がコラムアレイ1
−1〜1−8に分配され、コラムアレイ1−1〜1−8
によって、ビームが低い仰角で放射される。
【0027】また、高仰角のビーム走査である場合に
は、アンテナ体1の励振開口角θを狭めるように制御す
る制御信号C2が開口制御部5から送受信モジュール方
位切換制御部6に返され、この制御信号C2が、方位切
換部2のコラムアレイ切換スイッチ20−1〜20−8
とアンテナ体1の移相器11−1〜11−nに入力され
る。すなわち、図1の二点鎖線で示す励振開口角θ3に
狭める制御信号C2の場合には、制御信号C2が、コラ
ムアレイ切換スイッチ20−1,20−2,20−7,
20−8のオフ端子dと分配合成器3とを接続し、コラ
ムアレイ切換スイッチ20−3〜20−6の左端子aと
分配合成器3とを接続する。
【0028】これにより、分配合成器3からの励振信号
S1がコラムアレイ1−3〜1−6にのみ分配され、励
振開口角がθからθ3に狭められ、この範囲のコラムア
レイ1−3〜1−6によって、ビームが高い仰角で放射
される。したがって、この高仰角のビーム走査において
は、励振開口角が狭められるので、図7の(b)で示す
ようなグレーティングローブDは発生しない。
【0029】図4は、仰角方向のビーム走査を行う場合
のシュミレーションによるアンテナパターンを示す線図
である。図4に示すように、従来のフェーズドアレイア
ンテナによるアンテナパターンは、点線で示すように、
仰角がマイナス40度付近でグレーティングローブが発
生している。これに対して、本実施形態のフェーズドア
レイアンテナでは、通常の励振開口角120度を90度
に狭めて、高仰角のビーム走査をすると、実線で示すよ
うに、アンテナパターンにはグレーティングローブが発
生しない。
【0030】このように、本実施形態のフェーズドアレ
イアンテナによれば、高仰角のビーム走査において発生
するグレーティングローブを抑圧することができるの
で、信頼性の高いフェーズドアレイアンテナを提供する
ことができる。
【0031】(第2の実施形態)図5は、本発明の第2
の実施形態に係るフェーズドアレイアンテナに適用され
るコラムアレイを示すブロック図である。図5に示すよ
うに、本実施形態のフェーズドアレイアンテナは、素子
アンテナ13−1〜13−nと共に各コラムアレイを構
成する送受信モジュール10−1〜10−nにおいて、
移相器11−1〜11−nの入力側に、スイッチ12−
1〜12−n(遮断部)を設けた構造になっている。ま
た、図示しないが、図1に示すコラムアレイ切換スイッ
チ20−1〜20−8において、無反射終端器21及び
オフ端子dは取り除かれている。
【0032】かかる構成により、図1の二点鎖線で示
す、励振開口角θ3に狭める制御信号C2が送受信モジ
ュール方位切換制御部6からアンテナ体1に出力される
と、制御信号C2が、コラムアレイ1−1,1−2,1
−7,1−8のスイッチ12−1〜12−nを切り、コ
ラムアレイ1−1,1−2,1−7,1−8への励振信
号S1の入力が遮断される。これにより、分配合成器3
からの励振信号S1がコラムアレイ1−3〜1−6にの
み分配され、励振開口角がθからθ3に狭められ、この
範囲のコラムアレイ1−3〜1−6によって、ビームが
高い仰角で放射される。その他の構成,作用効果は上記
第1の実施形態と同様であるので、その記載は省略す
る。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明のフェーズドアレイ
アンテナによれば、高仰角のビーム走査を行う場合に、
開口制御部が、その仰角に対応して励振開口角を大きく
狭める制御信号を信号遮断部に出力し、信号遮断部が、
選択されたコラムアレイのうち両側部に位置する複数の
コラムアレイへの励振信号の入力を遮断して、狭い励振
開口角で高仰角のビーム走査を行うようになっているの
で、高仰角のビーム走査において発生するグレーティン
グローブを抑圧することができ、この結果、信頼性の高
いフェーズドアレイアンテナを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るフェーズドアレ
イアンテナを示すブロック図である。
【図2】各コラムアレイの構成図である。
【図3】探知距離と仰角との関係を示す線図である。
【図4】従来のアンテナ装置によるアンテナパターンと
第1の実施形態のフェーズドアレイアンテナによるアン
テナパターンとを示す線図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るフェーズドアレ
イアンテナに適用されるコラムアレイを示すブロック図
である。
【図6】従来例のアンテナ装置を示すブロック図であ
る。
【図7】図6のアンテナ装置の動作時におけるビーム走
査の概念図であり、図7の(a)は水平方向のビーム走
査時の放射状態を示し、図7の(b)は仰角方向のビー
ム走査時の放射状態を示している。
【符号の説明】
1 アンテナ体 1−1〜1−24 コラムアレイ 2 方位切換部 3 分配合成器 4 送受信部 5 開口制御部 6 送受信モジュール方位切換制御部 10−1〜10−n 送受信モジュール 11−1〜11−n 移相器 12−1〜12−n スイッチ 13−1〜13−n 素子アンテナ 20−1〜20−8 コラムアレイ切換スイッチ 21 無反射終端器 θ,θ3 励振開口角

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子アンテナと送受信モジュールとを各
    々有する複数のコラムアレイを半波長以下の間隔で円筒
    状に配置してなるアンテナ体と、 上記コラムアレイに接続された複数のコラムアレイ切換
    スイッチを有し、これらのコラムアレイ切換スイッチを
    切り換えて所定の励振開口角に対応したコラムアレイを
    選択する方向切換部と、 励振信号を上記複数のコラムアレイ切換スイッチに各々
    分配可能な分配合成器と、 上記アンテナ体のビーム走査を制御するビーム走査制御
    部と、 上記ビーム走査の仰角に対応して上記励振開口角を狭め
    る制御信号を出力する開口制御部と、 上記開口制御部からの制御信号に基づいて、上記選択さ
    れたコラムアレイのうち両側部に位置する複数のコラム
    アレイへの上記励振信号の入力を遮断する信号遮断部
    と、 を備えることを特徴としたフェーズドアレイアンテナ。
  2. 【請求項2】 上記信号遮断部は、上記コラムアレイ切
    換スイッチの切換制御により、上記選択されたコラムア
    レイのうち両側部に位置する複数のコラムアレイへの上
    記励振信号の入力を遮断するものである、請求項1記載
    のフェーズドアレイアンテナ。
  3. 【請求項3】 上記複数のコラムアレイ切換スイッチ
    は、無反射終端器を有し、 上記開口制御部は、上記選択されたコラムアレイのうち
    両側部に位置する複数のコラムアレイに接続されたコラ
    ムアレイ切換スイッチが上記無反射終端器に上記励振信
    号を入力するように、上記コラムアレイ切換スイッチを
    切換制御するものである、 請求項2記載のフェーズドアレイアンテナ。
  4. 【請求項4】 上記遮断部は、選択されたコラムアレイ
    のうち両側部に位置する複数のコラムアレイの上記送受
    信モジュールを制御することにより、上記励振信号の入
    力を遮断するものである、請求項1記載のフェーズドア
    レイアンテナ。
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