JP2636282B2 - アレイアンテナ - Google Patents

アレイアンテナ

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JP2636282B2
JP2636282B2 JP62313290A JP31329087A JP2636282B2 JP 2636282 B2 JP2636282 B2 JP 2636282B2 JP 62313290 A JP62313290 A JP 62313290A JP 31329087 A JP31329087 A JP 31329087A JP 2636282 B2 JP2636282 B2 JP 2636282B2
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antenna
antenna module
microwave feeder
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antenna element
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嘉親 池松
昭夫 田中
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はアンテナ装置に関し、特にフェイズドアレイ
アンテナの構造に関する。
(従来の技術) 従来の、この種のアンテナの構造は、アンテナモジュ
ールに直接アンテナ素子を接続したり、アンテナモジュ
ールの伝送路と同一の基板上にアンテナ素子を一体でプ
リント製作したりする方法がとられていた。
この従来の構造の一例を第3図に示す。図中1はアン
テナ素子、2は電力分配器を含むマイクロ波フィーダ、
3はアンテナモジュールであり、マイクロ波フィーダ2
で分配された信号はアンテナモジュール3へ入力されこ
こで位相制御された後アンテナ素子1へ供給されアンテ
ナ素子1から空間へ放射される。このアンテナモジュー
ル3は故障した場合に交換する必要があるため、マイク
ロ波フィーダ2とアンテナモジュール3の接続にはコネ
クタを用いる構造となっていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した前記従来の構造には次のよう
な欠点があった。
前述のように、アンテナモジュールは故障することが
あるのでその際には交換しなければならない。
一方、アレイアンテナにおいては多数のアンテナ素子
相互間の位置精度を保つ必要がある。なぜなら、アンテ
ナ素子の位置誤差にはアンテナ開口面の励振分布誤差と
なり放射パターン性能の劣化を招来するからである。
従って、アンテナモジュールを交換する際にアンテナ
素子の位置精度が充分に保たれねばならない。この位置
精度保持のために採られる手段の1つとして複数のアン
テナモジュールを一体化することが考えられている。し
かしながら各アンテナモジュールとマイクロフィーダと
の接続部分は一体化前と同様それぞれ個別の接続部でな
ければならないため、一体化した構造体に配置された複
数の接続部がマイクロ波フィーダの対応する接続部にそ
れぞれ良好に嵌合するようにするためには、接続部の構
造が複雑になったり或いは特殊なコネクタを用いなけれ
ばならないという問題があり、一体化するとは言っても
精度2〜3台を一体化できる程度である。従って、この
程度の一体化では、一体化されたものの数がまだ相当数
あるためそれら相互間での位置精度保持の問題が残る。
そのうえ、例えば3台を一体化した場合には、そのうち
の1台だけが故障した場合でも3台共交換することにな
ってしまい経済性の点で問題がある。
アンテナ素子の位置精度保持のための第2の手段はア
ンテナモジュールの取り外し交換を行ってもアンテナ素
子の位置が固定されているような構造体を設けることで
あるがアンテナ素子の近くに複雑な構造体を設けること
になるという問題がある。
また、アンテナモジュールを交換する場合に、アンテ
ナ素子の前面あるいは側面から交換する必要があるた
め、このアンテナ装置の動作を一時停止させなければな
らないという不便があった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑みて、ア
ンテナモジュール交換の際、アンテナ素子の位置に影響
を及ぼすことなく且つアンテナ装置の動作を一時停止す
ることなく交換作業を行うことのできるアレイアンテナ
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために次の手段構成を
有する。
即ち、本発明のアレイアンテナは、マイクロ波フィー
ダと、該マイクロ波フィーダに配列配置された複数のア
ンテナ素子と、1又は複数のアンテナ素子に対応させて
前記マイクロ波フィーダに取り付けられた複数の位置制
御アンテナモジュールとを有し、前記マイクロ波フィー
ダは高周波電力供給線路から各位相制御アンテナモジュ
ールへ電力を分配する電力分配回路と各位相制御アンテ
ナモジュールの出力を対応する1又は複数のアンテナ素
子へ伝送する伝送回路とを有することを特徴とするもの
である。
(作 用) 以下、上記手段構成を有する本発明のアレイアンテナ
の作用を説明する。
本発明のアレイアンテナにおいてはアンテナ素子はマ
イクロ波フィーダに直接整列配置されており、またアン
テナモジュールもマイクロ波フィーダに直接取り付けら
れる構造となっている。
従って、アンテナモジュールの交換に際してはアンテ
ナ素子の位置に影響を与えることなく作業を行うことが
できる。
アンテナ素子はマイクロ波フィーダと一体構造で製造
してもよいし、また別個に製造して後にアンテナ素子を
マイクロ波フィーダに取り付ける製造方法であってもよ
い。一体構造で製造する場合には必要な位置精度で製造
された状態が運用状態に入ってもそのまま維持される。
また別々に製造して取り付ける方法であっても取り付け
段階で一旦精度を出して固定することにより装置の運用
段階においても当初の精度を維持することができる。
アンテナモジュールへの高周波電力の供給はマイクロ
波フィーダ中の電力分配回路によって高周波電力供給線
路から各アンテナモジュールへ供給される。アンテナモ
ジュールへ供給された高周波電力は各アンテナモジュー
ルで所定の位相制御を受けた後マイクロ波フィーダ中の
伝送回路を経て対応するアンテナ素子へ供給されアンテ
ナ素子から空間へ放射される。
アンテナモジュールとアンテナ素子の対応関係は、1
個のアンテナモジュールから1個のアンテナ素子へ供給
する場合と、1個のアンテナモジュールから複数個のア
ンテナ素子へ供給する場合とがある。複数個のアンテナ
素子へ供給する場合には伝送回路は一種の分配回路とな
る。
このように本発明のアレイアンテナでは、アンテナ素
子がアンテナモジュールに直接取り付けられるのではな
く、アンテナ素子もアンテナモジュールも別々にマイク
ロ波フィーダに取り付けられておりアンテナモジュール
からの高周波電力はマイクロ波フィーダ中の伝送回路を
通じてアンテナ素子へ送られるようになっているのでア
ンテナモジュールの取り付け位置はアンテナ素子とは独
立に定めることができる。即ち、マイクロ波フィーダを
基準にしてアンテナ素子が配列されている方を前面とす
れば、背面から保守点検作業や交換作業を行えるように
取り付けることができる。
(実 施 例) 以下、本発明のアレイアンテナの実施例について図面
を参照して説明する。
第1図は本発明の実施例の斜視図である。1はアンテ
ナ素子、2はマイクロ波フィーダ、3はアンテナモジュ
ールであり、アンテナ素子とアンテナモジュールはそれ
ぞれ独立にマイクロ波フィーダに接続される構造となっ
ている。
第2図(a)は本発明の実施例の構造図であり、図
(b)は図(a)のA−A′断面図である。
4はアンテナ素子とマイクロ波フィーダの接続部、5
はアンテナモジュールとマイクロ波フィーダの接続部、
21a〜21cは地導体板、22a〜22dは誘導体、23a,23bはプ
リント基板であり、24a,24bはそれぞれ23a,23bのプリン
ト基板上の導体パターンの一例であり、24aは伝送回路
の導体パターン、24bは高周波電力供給線路および電力
分配回路の導体パターンである。地導体板21a,同21bと
誘導体22a,同22bおよびプリント基板23aは、トリプレー
ト伝送路を形成し、伝送回路を構成している。同様に地
導体板21b,同21cと誘導体22c,同22dおよびプリント基板
23bは、トリプレート電送路を形成し、電力分配回路を
構成している。
次に、本実施例の動作を説明する。アンテナの送信時
にはマイクロ波フィーダに入力された高周波信号は、マ
イクロ波フィーダの電力分配回路24bによって分配さ
れ、それぞれ位相制御用のアンテナモジュール3へ伝送
される。次にアンテナモジュール3により位相制御され
た高周波信号は、マイクロ波フィーダの伝送回路24aを
通り、アンテナ素子1へ伝送され、空間へ放射される。
一方受信時には、送信時と全く逆の経路にて信号が伝
送される。
本実施例では、マイクロ波フィーダは、伝送回路と電
力分配回路の2相構造にて説明したが、必要に応じN層
(ここで、Nは正の整数)構造でも構成できる。
また、本実施例ではアンテナ素子とアンテナモジュー
ルが1対1に対応した例で説明したが、1台のアンテナ
モジュールからM個(ここで、Mは正の整数)のアンテ
ナ素子へ信号が伝送される場合には、本実施例の伝送回
路をM分配回路として構成できることはもちろんであ
る。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のアレイアンテナはアン
テナ素子とアンテナモジュールを別別にマイクロ波フィ
ーダに取り付けるようにし、アンテナモジュールからア
ンテナ素子への信号供給はマイクロ波フィーダ内の伝送
回路を通じて行うようになっているので、アンテナモジ
ュールの保守点検作業や交換作業の際にアンテナ素子の
位置に影響を与えることなく作業を行うことができるの
でアンテナ素子の位置精度を装置製造時の精度に維持で
きるという利点があり、また、アンテナモジュールの保
守点検や交換をアレイアンテナの背面から行える位置に
アンテアンモジュールを取り付けることができ作業の際
にアンテナの動作を一時中止しなくてよいという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアレイアンテナの実施例の一部の斜視
図、第2図は第1図の実施例の構造図および断面図、第
3図は従来のアレイアンテナの一例の外観図である。 1……アンテナ素子、2……マイクロ波フィーダ、3…
…アンテナモジュール、21a〜21c……地導体板、22a〜2
2d……誘導体、23a,23b……プリント基板、24a……プリ
ント基板23a上の伝送回路の導体パターン、24b……プリ
ント基板23b上の高周波電力供給線路と電力分配回路の
導体パターン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロ波フィーダと、該マイクロ波フィ
    ーダに整列配置された複数のアンテナ素子と、1又は複
    数のアンテナ素子に対応させて前記マイクロ波フィーダ
    に取り付けられた複数の位相制御アンテナモジュールと
    を有し、前記マイクロ波フィーダは高周波電力供給線路
    から各位相制御アンテナモジュールへ電力を分配する電
    力分配回路と各位相制御アンテナモジュールの出力を対
    応する1又は複数のアンテナ素子へ伝送する伝送回路と
    を有することを特徴とするアレイアンテナ。
JP62313290A 1987-12-11 1987-12-11 アレイアンテナ Expired - Lifetime JP2636282B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1529541A (en) * 1977-02-11 1978-10-25 Philips Electronic Associated Microwave antenna
JPS62105501A (ja) * 1985-11-01 1987-05-16 Mitsubishi Electric Corp 電子走査アンテナ

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