JP3419083B2 - ディスパーサル信号除去装置 - Google Patents

ディスパーサル信号除去装置

Info

Publication number
JP3419083B2
JP3419083B2 JP12893594A JP12893594A JP3419083B2 JP 3419083 B2 JP3419083 B2 JP 3419083B2 JP 12893594 A JP12893594 A JP 12893594A JP 12893594 A JP12893594 A JP 12893594A JP 3419083 B2 JP3419083 B2 JP 3419083B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
dispersal
circuit
output
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12893594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07336672A (ja
Inventor
卓二 岡本
一裕 宮部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP12893594A priority Critical patent/JP3419083B2/ja
Publication of JPH07336672A publication Critical patent/JPH07336672A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3419083B2 publication Critical patent/JP3419083B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、映像信号に重畳された
ディスパーサル信号の除去装置に関する。 【0002】 【従来の技術】衛星を用いたMUSE放送ではディスパ
ーサル信号が重畳されており、これを除去するために逆
三角波を加算している。例えば特開平4−267695
号公報では、衛星放送(以下BSと呼ぶ)と通信衛星放
送(以下CSと呼ぶ)とではCSの方がディスパーサル
信号のレベルが大きいことから、ディスパーサル信号の
傾きの大きさを比較してBSとCSとの判別を行ない、
CS受信時にディスパーサル信号を除去している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の構成
では、BS/CSを判別する際、入力信号にノイズが混
入し、正確にBS/CSが検出できない場合を生じる。
また、BS受信時にディスパーサル信号の除去を行って
いないため、ディスパーサル信号成分が残留し、フリッ
カ妨害が起こってしまうという問題点を有していた。 【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、BS,CSおよびディスパーサル信号の重畳されて
いないレーザーディスク(以下LDと呼ぶ)等の入力映
像信号の種類を判別する際、コントロールビットでまず
BSを排除し、その後CSかLDかの判別をする。その
結果、ノイズの影響を受けず正確な検出を可能とし、そ
れぞれの場合に応じて、加算する逆三角波のレベルを切
り換え、ディスパーサル信号除去を行なうディスパーサ
ル信号除去装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】BS信号とCS信号及び
ディスパーサル信号の重畳されていないLD信号等の
力映像信号と該入力映像信号に重畳されているディスパ
ーサル信号を打ち消すための波形信号を加算する加算器
と、該加算器の出力信号をクランプし複数の時定数が選
択できるクランプ回路と、該クランプ回路によってクラ
ンプされた映像信号をアナログ/ディジタル変換するA
/D変換器と、該A/D変換器の出力信号からコントロ
ールビットを検出するコントロールビット検出回路と、
該A/D変換器の出力信号から前記ディスパーサル信号
の残留成分を検出する残留成分検出回路と、前記ディス
パーサル信号を打ち消すための前記波形信号を発生する
波形発生回路と、前記波形発生回路の出力信号のレベル
を切り換えるレベル切換回路とを備えたものである。 【0006】 【0007】 【0008】 【0009】【作用】 上記した 構成によって、コントロールビット1
9によりBSを検出し、ディスパーザル残留成分の有無
によりCS/LDを検出し、これによりノイズの影響を
受けずに正確な検出が可能になり、BS、CS、LD等
の入力映像信号の種類に応じて最適にディスパーザル信
号を除去することができる。さらに、入力映像信号の種
類を判別する時はクランプ回路の時定数を大きく設定す
ることで判別の精度を上げ、判別終了後は小さく設定す
ることで残留成分を小さくすることができる。 【0010】 【0011】以下、ディスパーザル信号除去装置の構成
について、図面を参照しながら説明する。実施例として
記載されている図3は本願請求項1記載の発明におけ
る、ディスパーザル信号除去装置の構成を示すブロック
構成図であり、図1は本願発明の基となる他の発明のデ
ィスパーザル信号除去装置の構成例を示すブロック構成
図である。 (ディスパーザル信号除去装置の構成例) 図1はディスパーザル信号除去装置のブロック構成図
を、また図2は図1の動作波形図を示す。図1におい
て、1は映像信号の入力端子、2は出力端子、10は加
算器、20はクランプ回路、30はA/D変換器、40
はコントロールビット検出回路、50は残留成分検出回
路、60はレベル切り換え回路、70は逆三角波発生回
路である。 【0012】入力端子1に映像信号としてMUSE信号
図2(a)が入力された場合を考える。入力されたMU
SE信号は加算器10の一方の入力端子に入力される。
加算器10の出力はクランプ回路20に供給されクラン
プされる。クランプ回路20の出力はA/D変換器に供
給される。A/D変換器の出力はコントロールビット検
出回路40と、残留成分検出回路50および出力端子2
に供給される。逆三角波発生回路70の出力はレベル切
り換え回路60に供給される。レベル切り換え回路60
の制御端子にはコントロールビット検出回路40の出力
と、残留成分検出回路50の出力および図示せぬマイコ
ン等からの出力が供給される。レベル切り換え回路60
の出力は加算器10のもう一方の入力端子および図示せ
ぬマイコン等に供給される。 【0013】上記構成におけるディスパーサル信号除去
装置の動作について説明する。クランプ回路20、A/
D変換器30で処理されたMUSE信号はコントロール
ビット検出回路40へ供給され、コントロールビット1
9が”1”であるか”0”であるかが検出される。コン
トロールビット19が”1”のときは入力されたMUS
E信号はBSであり、”0”のときにはCSかLDかの
どちらかであることがわかる。また、クランプ回路2
0、A/D変換器30で処理されたMUSE信号は残留
成分検出回路50へも供給され、ディスパーサル残留成
分の有無が検出される。コントロールビット19が”
0”のときにはディスパーサル残留成分の有無により、
ディスパーサル残留成分がある場合図2(b)は入力さ
れたMUSE信号はCSであり、ない場合はLDである
ことがわかる。これらコントロールビット検出回路40
と、残留成分検出回路50からの検出信号によって、デ
ィスパーサル信号を打ち消すために逆三角波発生回路7
0で発生された波形信号のレベルがレベル切り換え回路
60で切り換えられる。 【0014】レベル切り換え回路60では図示せぬマイ
コン等からの制御信号によって入力端子1でMUSE信
号を入力するとレベル切り換えが開始され、コントロー
ルビット検出回路40と、残留成分検出回路50からの
検出結果に応じてディスパーサル信号を打ち消すための
最適なレベルに切り換える。例えば、BSが検出された
場合は、BSに重畳されているディスパーサル信号を打
ち消すためのレベルに切り換える。CSが検出された場
合はCSに重畳されているディスパーサル信号を打ち消
すためのレベルに切り換える。LDが検出された場合は
レベルを0に切り換える。こうしてレベル切り換え回路
60の出力信号図2(c)は加算器10で入力MUSE
信号と加算され、図示せぬマイコン等へレベル切り換え
終了の信号を返し、加算器10の出力ではディスパーサ
ル信号が除去されたMUSE信号図2(d)が得られ
る。この信号はクランプ回路20、A/D変換器30で
処理され出力端子2から出力される。 【0015】以上のディスパーザル信号除去装置の構成
例においては、コントロールビット19によりBSを検
出し、ディスパーザル残留成分の有無によりCS/LD
を検出することでノイズの影響を受けずに正確な検出が
可能となる。また、BS、CS、LD等の入力映像信号
の種類に応じて最適にディスパーザル信号を除去するこ
とができる。 【0016】(実施例) 以下、実施例として示された本願請求項1記載の発明の
構成におけるディスパーザル信号除去装置について、図
面を参照しながら説明する。図3は本発明の実施例に
けるディスパーザル信号除去装置のブロック構成図を示
す。この場合も図1に示したディスパーザル信号除去装
置の構成と基本的には同じである。図1と異なる点は、
クランプ回路20の時定数を切り換えるための抵抗R
1、R2(ただしR1<R2)とSW1が追加され、レ
ベル切り換え回路60を制御する図示せぬマイコン等か
らの信号でSW1を制御する点である。 【0017】以下、本発明の実施例におけるディスパー
ザル信号除去装置の動作を説明する。入力端子1に映像
信号としてMUSE信号が入力された場合を考える。な
お、入力されたMUSE信号がBS、CS、LDのいず
れであるかの検出方法や、ディスパーザル信号を打ち消
すために逆三角波発生回路70で発生された波形信号の
レベル切り換え方法は前記した図1のディスパーザル
信号除去装置の構成例と同じである。クランプ回路32
0において、図示せぬマイコン等からの制御信号がレベ
ル切り換え開始を示す者であるとき(入力映像信号の種
類を判別時)、クランプ回路320のSW1は抵抗値の
大きいR2に接続されクランプ回路320の時定数が
大きく設定される。このとき、CSとLDとでディスパ
ーザル信号残留成分の差が大きくなり検出精度が上が
る。一方図示せぬマイコン等からの制御信号がレベル切
り換え終了を示す者であるとき(入力映像信号の種類を
判別終了後)、クランプ回路320のSW1は抵抗値の
小さいR1に接続されクランプ回路320の時定数が
小さく設定される。このときクランプが強くかかりクラ
ンプ精度が上がる。 【0018】以上のように本発明の実施例によれば、コ
ントロールビット19によりBSを検出し、ディスパー
ザル残留成分の有無によりCS/LDを検出することで
ノイズの影響を受けずに正確な検出が可能となり、B
S、CS、LD等の入力映像信号の種類に応じて最適に
ディスパーザル信号を除去することができる。さらに、
入力映像信号の種類を判別する時はクランプ回路の時定
数を大きく設定することで判別の精度を上げ、判別終了
後は小さく設定することで残留成分を小さくしクランプ
精度を上げることができる。 【0019】 【0020】 【0021】 【0022】 【0023】なお、上記第2の実施例において、クラン
プ回路の時定数を変える手段として抵抗値を切り換えた
がこれに限ったことではなく、コンデンサの容量を変え
る構成としてもよい。また、上記第3の実施例におい
て、入力信号をMUSE方式の信号としたがこれに限っ
たことではなく、NTSC,PAL,SECAMなど他
の方式のものであっても構わない。また、入力信号の系
統を3系統としたがこれに限ったことではなく、入力信
号の種類に応じた数であればよい。また、上記第1、第
2および第3の実施例において、ディスパーサル信号の
重畳されていない信号としてLDからの信号を用いたが
これに限ったことではなく、例えばテスト信号発生器等
からの信号としても構わない。 【0024】 【発明の効果】以上のように本発明によればノイズの影
響を受けずに正確な検出が可能になり、BS,CS,L
D等の入力映像信号の種類に応じて最適にディスパーサ
ル信号を除去することができる。また、入力映像信号の
種類を判別時はクランプ回路の時定数を大きく設定する
ことで判別の精度を上げ、判別終了後は小さく設定する
ことで残留成分を小さくすることができる。さらに、簡
単な回路構成でディスパーサル信号を除去することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】ディスパーザル信号除去装置の構成例を示す
ロック構成図 【図2】図1の動作説明図 【図3】本発明の実施例におけるディスパーザル信号除
去装置のブロック構成図 【図4】他のディスパーザル信号除去装置のブロック構
成図 【符号の説明】 10 加算器 20、320 クランプ回路 30 A/D変換器 40 コントロールビット検出回路 50 残留成分検出回路 60 レベル切り換え回路 70 逆三角波発生回路 80 選択回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22 H04N 5/14 - 5/217

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 BS信号とCS信号及びディスパーサル
    信号の重畳されていないLD信号等の入力映像信号と該
    入力映像信号に重畳されているディスパーサル信号を打
    ち消すための波形信号を加算する加算器と、該加算器の
    出力信号をクランプし複数の時定数が選択できるクラン
    プ回路と、該クランプ回路によってクランプされた映像
    信号をアナログ/ディジタル変換するA/D変換器と、
    該A/D変換器の出力信号からコントロールビットを検
    出するコントロールビット検出回路と、該A/D変換器
    の出力信号から前記ディスパーサル信号の残留成分を検
    出する残留成分検出回路と、前記ディスパーサル信号を
    打ち消すための前記波形信号を発生する波形発生回路
    と、前記波形発生回路の出力信号のレベルを切り換える
    レベル切換回路とを備え、前記コントロールビット検出
    回路の出力信号と前記残留成分検出回路の出力信号で前
    記入力映像信号の種類を判別し、前記入力映像信号に応
    じて前記ディスパーサル信号を打ち消すように前記波形
    発生回路の出力信号のレベルを制御し、かつ前記クラン
    プ回路における時定数が前記入力映像信号の種類の判別
    時と判別終了後とでそれぞれ所定の時定数に設定される
    とともに判別時と判別終了後で前記クランプ回路の時定
    数を切り換えるようにしたことを特徴とするディスパー
    サル信号除去装置。
JP12893594A 1994-06-10 1994-06-10 ディスパーサル信号除去装置 Expired - Fee Related JP3419083B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12893594A JP3419083B2 (ja) 1994-06-10 1994-06-10 ディスパーサル信号除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12893594A JP3419083B2 (ja) 1994-06-10 1994-06-10 ディスパーサル信号除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07336672A JPH07336672A (ja) 1995-12-22
JP3419083B2 true JP3419083B2 (ja) 2003-06-23

Family

ID=14997046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12893594A Expired - Fee Related JP3419083B2 (ja) 1994-06-10 1994-06-10 ディスパーサル信号除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3419083B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106950443A (zh) * 2017-02-22 2017-07-14 庆安集团有限公司 一种输入离散量上电bit测试电路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07336672A (ja) 1995-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0253902B1 (en) Noise reduction apparatus and method
JP3419083B2 (ja) ディスパーサル信号除去装置
US6677812B2 (en) Method and apparatus for removing noise spikes
JPH09307788A (ja) ビデオ信号クランピング回路
JP2859526B2 (ja) 映像信号のノイズ除去回路
EP0539147B1 (en) Video signal processing circuit
JP3178031B2 (ja) ディスパーサル信号除去装置
JP2956431B2 (ja) 同期信号すげ替え装置
JPH0225314B2 (ja)
JP2929920B2 (ja) レベルディテクタ回路
JPS59224985A (ja) ゴ−スト除去装置
KR100197625B1 (ko) 트래킹밸런스 자동조정장치
JP2748481B2 (ja) カメラ一体型ビデオテープレコーダ
JP2842593B2 (ja) モード判別装置
JP2502865B2 (ja) 映像信号のノイズ除去装置
JPH11261845A (ja) 映像信号処理回路
JPH0520065Y2 (ja)
JP3587006B2 (ja) 自動利得制御回路
JPH05199114A (ja) アナログ・デジタルデータ変換装置
KR940005342Y1 (ko) 칼라 노이즈 제거장치
JP3670902B2 (ja) ラジオ受信機におけるノイズ除去装置
JPH08140110A (ja) 画像信号処理装置
JPH06165106A (ja) ディジタル・アナログ入力対応の映像信号処理装置
JPS59212083A (ja) ゴ−スト除去装置
JPS61192173A (ja) ゴ−スト除去装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees