JP2748481B2 - カメラ一体型ビデオテープレコーダ - Google Patents

カメラ一体型ビデオテープレコーダ

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JP2748481B2
JP2748481B2 JP63333237A JP33323788A JP2748481B2 JP 2748481 B2 JP2748481 B2 JP 2748481B2 JP 63333237 A JP63333237 A JP 63333237A JP 33323788 A JP33323788 A JP 33323788A JP 2748481 B2 JP2748481 B2 JP 2748481B2
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audio
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audio signal
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明弘 中谷
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、2つ以上の音声信号を出力する出力回路を
有し、その出力回路を選択することのできるカメラ一体
型ビデオテープレコーダに関するものである。
従来の技術 近年、カメラ一体型ビデオテープレコーダにおいて
も、FM音声信号処理回路が導入され、そのFM音声の高音
質が話題となっている。従来システムでは、異なる2系
統の音声信号(以下、Lch,Rchと記す)の出力部の切換
は使用者によるスイッチ操作で行なっており、このスイ
ッチの切換での選択では、従来の音声入力を1系統しか
有していないRFコンバーターあるいはオーディオ装置を
使用した場合にスイッチの状態によっては、Lchの音声
だけ、あるいはRchの音声だけしか出力されないという
不都合な点が生じる。
以下、図面を参照しながら従来のカメラ一体型ビデオ
テープレコーダの音声信号出力部の一例について説明す
る。第3図は従来のFM方式で記録再生された音声信号の
出力部を示すものである。第3図において、1はFM方式
音声信号処理回路、2は音声信号処理回路1からのLch
側の音声出力信号、3は音声信号処理回路1からのRch
側の音声出力信号、4は上記音声出力信号2,3をミック
スしたり、切換えることが可能な音声信号出力処理回
路、5は音声信号出力処理回路4への制御信号、6は音
声信号の出力を設定するスイッチ回路、7,8は装置から
の外部への音声出力端子である。
以上のように構成された従来の音声信号出力手段につ
いて、以下その動作について説明する。
まず、FM方式の音声信号処理回路1で記録再生された
L,Rの2つの音声出力信号2,3は音声信号出力処理回路4
に供給される。ここで、音声信号出力選択スイッチ回路
6からの制御信号5の状態により、音声出力端子7,8へ
音声信号出力処理回路4からの音声信号が出力される。
例えば、制御信号5がHiレベルの場合、音声信号出力処
理回路4はLchの信号を出力端子7,Rchの信号を出力端子
8へ供給し、又、制御信号5がLoレベルの場合、音声信
号出力処理回路4はLchとRchのミックス信号を出力端子
7,8へ供給するように構成されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、前記のような構成では、音声出力端子
7,8に対して音声入力端子を1系統しか有していないオ
ーディオ装置あるいはRFコンバーターを接続する場合に
は、音声出力端子7,8のいずれか一方に接続する。この
ため、制御信号5がLoレベルの場合にはLchとRchのミッ
クスされた音声信号が出力されて高音質で楽しむことが
可能であるが、制御信号5がHiレベルの場合にはLchあ
るいはRchだけの音声信号しか出力されないので、使用
者は音声信号出力選択スイッチ回路6の状態を切換える
必要が発生するという不都合が生じている。
課題を解決するための手段 本発明は、上記の問題点に鑑み、音声信号出力端子の
いずれか一方に端子がさしこまれたことを自動的に判別
する判別回路を設け、この判別回路からの信号に応じ
て、負荷の接続状態が無と判断した場合には、第2回路
で2つ以上の音声信号をミックスして音声出力端子に供
給するように構成したものである。
作用 本発明は上記した構成によって、出力端子にさしこま
れた端子の状態を自動的に判別する判別回路からの判別
信号によって、もし、出力端子のいずれか一方に端子が
さしこまれた場合には、LchとRchのミックスした信号を
出力することにより、高音質を楽しむことができる。
実 施 例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説
明する。第1図に本発明の一実施例を示す。本実施例に
おいて、従来のものと異なるところは、出力端子の状態
を示す信号9によって端力端子の有無を判別する判別回
路10と、音声出力端子の状態を検出する検出回路12を設
けた点にある。
上記検出回路12は第2図に示すように、出力端子7又
は8の接片aに音声信号出力処理回路4の出力端がコン
デンサC1と抵抗R1の回路を介して接続され、接片bに制
御信号の出力端9Aが接続されると共に抵抗R2を介して電
源VCCが接続されている。
本実施例において、出力端子7又は8にはピンジャッ
ク方式のものを用いており、出力端子としてのピンジャ
ックに端子が差し込まれていない状態では、出力端子の
状態を示す信号9はVCC×R1/(R1+R2)の電圧となり、
ピンジャックに端子が差し込まれた状態では接触片aと
bが開放状態となり、信号9はVCCの電圧となる。これ
によって、音声出力端子の有無を検出することができ
る。
以上のように本実施例によれば、上記の音声出力端子
の状態を示す信号9により出力端子の状態を判別し、音
声信号の出力状態を最適にすることができる。即ち、出
力端子のいずれか一方に端子が差し込まれた場合には、
判別回路10の出力信号11によって音声信号出力選択回路
6からの信号5はLoレベルとなって、音声出力端子7及
び8からLchとRchのミックスされた信号が出力されるこ
とになる。この場合には、使用者の設定する選択スイッ
チの状態にかかわらず出力できる。
又、カメラ一体型ビデオテープレコーダにおいては、
RFコンバーターを使用してテレビで再生音声を楽しむこ
とが多くあるが、その場合には、音声出力端子の状態を
判別する手段として、カメラ一体型ビデオテープレコー
ダの本体から、RFコンバーターへ電源を供給しているの
で、その電源供給端子の状態を検出することによっても
可能となる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、従来、使用者が選択し
ていた音声出力信号を、出力端子の状態を検出すること
によって、自動的に出力信号を切換えることができ、最
適な状態で音声信号を楽しめるといったすぐれた効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカメラ一体型ビデオテープレコーダの
一実施例のブロック図、第2図は第1図の要部を示す回
路図、第3図は従来の音声信号出力回路のブロック図で
ある。 1……FM方式音声信号処理回路、4……音声信号出力処
理回路、6……音声信号出力選択回路、10……出力端子
判別回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つ以上の音声信号を出力する第1回路、
    2つ以上の音声信号をミックスする第2回路を含み、そ
    れぞれ第1、第2の回路からの信号を切換えて出力する
    信号出力処理回路と、この信号出力処理回路からの出力
    信号が供給される音声出力端子に対する負荷の接続状態
    を自動的に判断する判別回路を具備し、この判別回路か
    らの信号に応じて、負荷の接続状態が無と判断した場合
    には、第2回路で2つ以上の音声信号をミックスして音
    声出力端子に供給するように構成したことを特徴とする
    カメラ一体型ビデオテープレコーダ。
JP63333237A 1988-12-29 1988-12-29 カメラ一体型ビデオテープレコーダ Expired - Lifetime JP2748481B2 (ja)

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