JP3418572B2 - 受信機及びデータ復元方法 - Google Patents

受信機及びデータ復元方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信機とデータ復
元方法とに係り、より詳しくは、複数のユーザのうち少
なくとも一人のユーザのためにスペクトル拡散無線信号
からデータを復元する受信機と、スペクトル拡散無線信
号からのデータ復元方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コード分割マルチアクセスシ
ステムを採用したデータ通信では、データとユーザ固有
展開コードとを組み合わせてデータ拡散を行い、拡散さ
せたデータを無線信号を介して受信側に伝送していた。
受信側では、標本化された無線信号と、予め受信側に通
知されているユーザ固有展開コードとを比較することに
よって、無線信号からデータを復元する。このようにこ
れら複数の送信機は、対応する複数のユーザの送信端末
装置と連動して処理動作を行うと同時に、受信機へのデ
ータ通信も行うように構成されている。また、受信機は
無線信号と各ユーザに一意に関連付けられた(associate
d)ユーザ固有展開コードとを比較してデータを復調す
る。
【0003】データとユーザ固有展開コードとを組み合
わせデータ拡散した結果として形成される無線信号の帯
域幅は、データを無線信号単独で送った場合の帯域幅よ
り大きくなる。このように、コード分割マルチアクセス
信号によって占有された周波数帯域幅は、信号が通過す
る無線通信チャネルのコヒーレンス帯域幅より大きくな
ることがある。それゆえ、信号自体が周波数ダイバーシ
チを示す点、無線信号の周波数帯域の異なる領域で独立
にフェーディングを受ける点が、コード分割マルチアク
セス通信無線信号の特徴である。
【0004】コード分割マルチアクセスは次世代移動無
線システムでも使用され、現在、第3世代移動無線電話
システムでの採用も提案されている。次世代及び第3世
代移動無線電話システムで伝送される無線信号の特性
は、システムの送信側と受信側との間を、複数のパスを
介して無線信号が行き来することである。その結果、受
信信号から再生されるデータ記号は記号間干渉を示す
が、これはデータを復元する過程で修正されなければな
らない。
【0005】さらに、コード分割マルチアクセスの特徴
として、無線信号が受信側に届くパス毎に個別に解読さ
れ、これらパスに対応する無線信号エネルギが個別に復
元及び組合わされるので、通信データの検出を容易にす
ることがあげられる。このように、個々のパスの検証を
行うように動作する受信機は、通信分野の技術者の間で
は、レイク型受信機として知られている。レイク型受信
機には複数の指(フィンガ)があり、それぞれの指がユ
ーザ固有展開コードを有する受信信号を復元するように
相関付けられて配置されている。レイク型受信機の各指
は、受信機に届く無線信号の複数あるパスのなかの1つ
と対応付けされている。
【0006】CDMAスペクトル拡散無線信号用の受信
機でさらに知られているものが、「空間周波数MVDR
処理に基づくDS−CDMA用のブラインドアダプティ
ブ2次元レイク型受信機」というタイトルで刊行論文の
なかに記述されている。この受信機は、信号のトランザ
クション処理として、1996年6月にIEEEの会報
で発表されたものとして知られているが、現時点ではイ
ンターネットにおいて利用可能である。この論文は、検
出された無線信号に空間ダイバーシチを適用ように構成
されたアレイアンテナと、レイク型受信機とを機能的に
関連付ける(associated)ことを開示している。さらに詳
しく述べると、レイクの指の1本1本が受信信号に相関
付けられ、検出された無線信号からデータを復調及び復
元することを目的として相関付けられた信号の周波数領
域表示の形成を行うように動作する。このレイク型受信
機は、2次元空間周波数レイク型受信機として以下の記
述で参照される。
【0007】移動体無線通信システムは、割り当てられ
た処理の対象範囲内にある無線周波数スペクトルを出来
る限り効率よく利用するように構成されている。CDM
A無線信号の受信機は、無線通信の検出と同時にデータ
を復元することが可能であり、CDMA方式に則ってデ
ータ通信を行う無線通信システムにおいて、無線周波数
スペクトルの効率的な利用に実質上貢献している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、強度の
高い無線信号と強度の低い無線信号とでは前者のほうが
容易に記号検出できる。これは遠近問題として通信分野
の技術者の間で知られている。本発明は、空間周波数領
域におけるマルチユーザ干渉の解消に貢献するアダプテ
ィブアンテナを基本とするシングルユーザ記号検出を行
い、遠近問題を緩和する受信機を提案することを目的と
する。遠近問題の緩和の結果、受信機を含む無線通信シ
ステムの動作は、比較的パワーコントロール要求の弱い
ものに影響を与える。
【0009】さらに本発明は、2次元空間時間レイク受
信機、あるいはレイクフィンガの数に制限がある受信機
と比較して、制限のない2次元空間周波数レイク受信機
を提案することを目的とする。さらに本発明は、空間時
間レイク受信機と比べてデータ検出が簡易である受信機
を提案することを目的とする。さらに本発明は、コード
分割マルチアクセスを用いて伝送されたデータを検出及
び復元する受信機を提供することを目的とする。さらに
本発明は、データとともに伝送された予め定めたデータ
シーケンスに基づいて復調過程の一部で形成される空間
周波数共分散マトリクスを算出する2次元空間周波数レ
イク型受信機を提案することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、少なくとも一人のユーザに関するデータ展
開コードとデータとの組み合わせ(combination)を表わ
す第1の無線信号と、予め定めたパイロットデータシー
ケンスとパイロット展開コードとの組み合わせ(combina
tion)を表わす第2の無線信号とを含んだスペクトル拡
散無線信号から、複数いるユーザのうち少なくとも一人
のユーザに対してデータを復元する受信機において、第
1及び第2の無線信号を検出するよう配置された複数の
アンテナ(6)と、複数のアンテナ(6)連結(couple)
し、各アンテナ毎に第1及び第2の無線信号のベースバ
ンド信号サンプルを生成するよう配置されたベースバン
ド変換手段(14)と、信号サンプル毎にパイロット展開
コードを相関付けし(correlate)相関付けされたパイ
ロット信号サンプルのめ定めたテンポラールウィンド
(temporal window)の周波数領域表示から少なくとも
1つの共分散マトリクスを形成し、信号サンプル毎にユ
ーザデータ展開コードを相関付けし(correlate)相関
付けされたデータ信号サンプル毎に周波数領域表示を形
成し、少なくとも1つの共分散マトリクスと周波数領域
のデータ相関信号サンプルからデータを検出するよう動
作するデータ復元手段(16)とを具備する受信機として
構成される。
【0011】ユーザのデータとともに伝達されたパイロ
ットデータシーケンスは、空間周波数共分散マトリクス
の算出と、スペクトル拡散無線信号からのデータ検出及
び復元に利用される。さらに本発明は上記目的を達成す
るために、相関手段(correlator means)は第一相関手段
(46)と第二相関手段(48)との2つの相関手段(corre
lator means)からなり、第一相関手段は無線信号とパイ
ロット展開コードとを相関付けし(correlate)、パイロ
ット相関信号を生成するように構成されており、第二相
関手段は無線信号とユーザデータ展開コードとを相関
けし(correlate)、信号と相関付けてあるユーザデータ
相関信号を生成する受信機として構成されている。
【0012】さらに本発明は上記目的を達成するため
に、データ復元手段(16)(data recovery means)は各
アンテナ毎にレイク検出手段(44)(rake detector mea
ns)を具備し、レイク検出手段(44)は信号サンプルを
ユーザデータ展開コードと、パイロット展開コードとに
相関付け(correlate)する相関手段(46,48)(correla
temeans)と、相関手段に連結(couple)し、データ相関信
号の周波数領域表示とパイロット相関信号サンプルとを
生成するよう動作する周波数変換手段(50,52 )とを
含み、データ復元手段(16)は、さらに、レイク検出手
段に連結(couple)し、少なくとも1つの共分散マトリク
スを形成し、共分散マトリクスを周波数領域データ信号
サンプルに組み合わせさせる(combine)よう動作する
み合わせ手段(54,56)(combiner means)と、組み合
わせ(combination)からデータ信号を予測するよう動作
するデータ検出手段(58)(data detector means)とを
含む受信機として構成されている。
【0013】データ復元手段とは、すなわち2次元空間
周波数レイク受信機である。組み合わせ手段(combiner
means)によって形成された少なくとも1つの共分散マト
リクスは、パイロット相関信号サンプルの周波数領域表
示から得られる信号プラス干渉及びノイズ空間周波数共
分散マトリクスである。さらに、少なくとも1つの共分
散マトリクスは、パイロット相関信号サンプルの周波数
領域表示から得られる干渉及びノイズ共分散マトリクス
である。各レイク検出手段によって生成された相関デー
タ記号の周波数領域表示は、組み合わせ手段(combiner
means)によって組み合わせられ、データ信号と干渉及び
ノイズ空間周波数スナップショットとを足し合わせたも
のを形成する。
【0014】さらに本発明は上記目的を達成するため
に、組み合わせ手段(combiner means)は干渉及びノイズ
共分散マトリクスと、信号空間周波数共分散マトリクス
との組み合わせ(combination)、または、干渉及びノイ
ズ共分散マトリクスと、信号と干渉及びノイズ空間周波
数共分散マトリクスとを足し合わせたものとの組み合わ
(combination)から重みベクトルを予測し、重みベク
トルのハーミシャン転置と、データ信号と干渉及びノイ
ズ空間周波数スナップショットとを足し合わせたものと
の積を算出し、その積に基づき検出手段がデータ記号を
検出するよう動作する受信機として構成されている。パ
イロット記号は、物理制御チャネル(PCCH)によっ
て最初に伝達されるめ定めたデータ記号である。パイ
ロット記号は空間周波数共分散マトリクスを算出するた
めに用いられる。空間周波数共分散マトリクスは、受信
機が重みベクトルを取得するときに用いられる。この重
みベクトルは受信機が記号検出を行うときに用いられ
る。
【0015】さらに本発明は上記目的を達成するため
に、少なくとも一人のユーザに関するデータ展開コード
とデータとの組み合わせ(combination)からなる第1の
無線信号と、め定めたパイロットデータシーケンスと
パイロット展開コードとの組み合わせ(combination)
らなる第2の無線信号とを含んだスペクトル拡散無線信
号から、複数いるユーザのうち少なくとも一人のユーザ
に対してデータを復元するデータ復元方法において、複
数のアンテナを配置し、各アンテナ毎に第1及び第2の
無線信号を検出し、各アンテナに対して第1及び第2の
無線信号を表わすベースバンドデジタル信号サンプルを
生成し、各アンテナに対して、信号サンプル毎にパイロ
ット展開コードを相関付け(correlate)し、相関付け(co
rrelate)されたパイロット信号サンプルのめ定めたテ
ンポラールウィンドウの周波数領域表示から少なくとも
1つの共分散マトリクスを形成し、各アンテナに対し
て、信号サンプル毎にユーザデータ展開コードを相関
(correlate)し、各アンテナに対して、相関付け(corr
elate)されたデータ信号サンプル毎に周波数領域表示を
形成し、少なくとも1つの共分散マトリクスと周波数領
域のデータ相関サンプルからデータを検出するデータ復
元方法として構成されている。
【0016】さらに本発明は上記目的を達成するため
に、少なくとも一人のユーザに関するデータ展開コード
とデータとの組み合わせと、予め定めたパイロットデー
タシーケンスとパイロット展開コードとの組み合わせ
と、を表わすスペクトル拡散無線信号を生成する手段
と、各アンテナがスペクトル拡散無線信号を検出するよ
う配置された複数のアンテナと、複数のアンテナに連結
(couple)し、各アンテナに対してスペクトル無線信号の
ベースバンド信号サンプルを生成するよう配置されたベ
ースバンド変換手段と、信号サンプル毎にパイロット展
開コードを相関付け(correlate)し、相関付け(correlat
e)されたパイロット信号サンプルのめ定めたテンポラ
ールウィンドウの周波数領域表示から少なくとも1つの
共分散マトリクスを形成し、信号サンプル毎にユーザデ
ータ展開コードを相関付け(correlate)し、相関付け(co
rrelate)された信号サンプル毎に周波数領域表示を形成
し、少なくとも1つの共分散マトリクスと周波数領域の
データ相関信号サンプルからデータを検出するよう動作
するデータ復元手段とを具備する移動無線通信装置とし
て構成されている。
【0017】さらに本発明は上記目的を達成するため
に、無線信号を用いたデータ通信方法において、少なく
とも一人のユーザに関するデータ展開コードとデータと
の組み合わせと、予め定めたパイロットデータシーケン
スとパイロット展開コードとの組み合わせと、を表わす
無線信号を生成し、複数のアンテナを配置し、各アンテ
ナ毎に無線信号を検出し、各アンテナに対して無線信号
を表わすベースバンドデジタル信号サンプルを生成し、
各アンテナに対して、信号サンプル毎にパイロット展開
コードを相関付け(correlate)し、パイロット信号サン
プルのめ定めたテンポラールウィンドウの周波数領域
表示から少なくとも1つの共分散マトリクスを形成し、
各アンテナに対して、信号サンプル毎にユーザ展開コー
ドを相関付け(correlate)し、各アンテナに対して、
付け(correlate)されたデータ信号サンプル毎に周波
数領域表示を形成し、少なくとも1つの共分散マトリク
スと周波数領域のデータ相関信号サンプルから前記デー
タを検出するよう動作するデータ通信方法として構成さ
れている。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、図1〜5を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。図1は移動無線通信シ
ステムの概略ブロック図であり、図2は図1に示す移動
局から基地局の1つまでの無線信号の伝達を表わす概略
図である。また、図3はCDMA信号用の無線アクセス
フレーム構造を示す図であり、図4は図1及び図2に示
す基地局の1つの中にある受信機の概略ブロック図であ
る。さらに、図5は図4に示す受信機の動作説明図であ
る。
【0019】本発明の実施の形態を、移動無線通信シス
テム、とりわけCDMA方式に則った移動無線通信シス
テムを参照して説明する。図1では複数の移動局MSが
無線信号1を使って通信していることが示されており、
移動局MSと複数の基地局BSとの間で通信が行われて
いる。基地局BSは一定間隔に配置されている領域の一
つに配置され、それらの連携により多数のセル2から構
成される無線網羅エリアが形成される。セル2は地理的
エリアとして定義されており、セル内の基地局BSを介
してのみ無線通信が行われ、移動通信ネットワーク内の
他の基地局BSを介しての無線通信は行われない。図1
に示すセル2は、例として3つの基地局BSそれぞれか
ら成り立っており、破線4によってそのエリアが定義さ
れている。移動局MSは無線信号1を用いてそれぞれの
基地局BSとデータを交信し、無線信号1は受信アンテ
ナ6によって検出される。移動通信ネットワークの基地
局BSは、一般にNETと称される移動ネットワーク基
盤で繋がっている。
【0020】移動局MSは無線信号1を使って、基地局
BSとの交信を相互に行うように構成されており、基地
局BSはユーザ固有展開コードと受信信号とを互いに
付け(correlate)ることにより、移動局MSの交信し
ているデータ記号を復元している。上記のことがCDM
A無線アクセス技術の特徴である。ユーザ固有展開コー
ドでデータを変調し、さらにその結果で無線周波数搬送
波(キャリア)を変調することにより、基地局BSと移
動局MSとの間でデータの交信が行われる。各基地局B
Sと移動局MSとの受信機において、受信信号はユーザ
固有展開シーケンスが相関付け(correlate)られ、その
結果他の移動局MSから同時に検出されるCDMA信号
があっても、データ記号は復元される。各移動局MSは
システムのユーザと見なされており、以下の記述に示す
ように端末ユーザは、信号やデータを特定の送信側から
受信側に伝達するための識別を行う。
【0021】図1に示す移動局MSと、基地局BSうち
の1基地局との間で行っているCDMA信号の通信の概
要を図2に示す。図2では、図1に示す部分と同一部分
には同一符号を付している。図2では複数の移動局MS
が無線信号で同時に基地局BSと通信しているのが示さ
れている。移動通信システムに割り当てられている周波
数帯域内での無線信号の伝送の特徴は、無線信号が複数
のパスを介して受信アンテナに届くことである。このこ
とは、図2中の線8と線10によって示されており、ダ
イレクトなパスの線8と、ダイレクトでないパスの線1
0とで構成されている。ダイレクトでないパスの線10
は、建物12のような物に反射させられたものである。
無線信号のマルチパス伝達の結果、少なくとも2つの異
なるパスを介して基地局BSに届く無線信号に時間的な
違いがあり、それが記号周期より大きい場合には無線信
号によって伝達されるデータが記号間の干渉を起こすお
それがある。よって、基地局BSにはマルチパス伝達の
影響を緩和させるための手段を与えなければならない。
【0022】図2に示す基地局には、フロントエンド受
信機14に接続された複数の受信アンテナ6がある。図
2に示すように、基地局BSは複数の受信アンテナ6を
用いて受信信号を検出し、それぞれ検出した無線信号を
フロントエンド受信機14に伝送する。フロントエンド
受信機14はそれぞれの受信信号のダウン・コンバージ
ョンと、AD変換を行い、さらに、導体18を介してデ
ータ復元手段16にベースバンドデジタルサンプルを供
給する。フロントエンド受信機14は、受信アンテナ6
によって検出されたそれぞれの無線信号に対応するベー
スバンド信号サンプルを生成する。データ復元手段16
は、少なくとも一人のユーザのために伝送されたデータ
の復元処理を行う。このデータは導体20から出力され
る。
【0023】本発明の実施の形態においては、CDMA
無線アクセス技術は2つのタイプの専用物理チャネルが
与えられるように構成されている。図3に示すように、
同相信号(Iチャネル)と直交信号(Qチャネル)とで
あり、無線周波数キャリア信号がそれら2つのタイプの
専用物理チャネルである。無線周波数キャリアのIチャ
ネルおよびQチャネルの構成要素は、向かって左から右
へ時間の経過に沿って線22、24、26、28のよう
に示されている。キャリアのI位相とQ位相は、伝送さ
れるデータのタイプ別に割り当てられたタイムスロット
に時分割される。図3(a)に示されるIチャネルの場
合、キャリア周波数は、nD チップ/記号の展開コード
を使用するND データ記号展開の伝達に使用される。こ
の記号には物理データチャネル(PDCH)の宛先情報
が入っている。Qチャネルの場合のキャリアQ位相には
c 展開制御記号が割り当てられ、Np 展開記号はnC
チップ/記号の伝送パイロット記号に用いられる。この
記号には物理制御チャネル(PCCH)の宛先情報が入
っている。パイロット記号伝送のための領域は30で表
わされる。また、他タイプの制御記号の伝達に使用され
る領域は32で表わされる。
【0024】このように、CDMA移動通信システムの
実施例にはアップリンクあるいはダウンリンク上にある
2タイプの専用物理チャネルが割り当てられる。これら
を専用物理制御チャネル(PCCH)と専用物理データ
チャネル(PDCH)という。データ率が低いか、又は
中程度の場合には1つの接続にPCCHと1つのPDC
Hとが使用される。
【0025】当該ユーザのPDCHベースバンド信号は
以下の式で表わされる。
【数1】 数1式において、
【数2】 である。
【0026】例としてあげたチップ率は、1/T 4.
096メガチップ/秒である。さらに言うと、PDCH
展開シーケンス数2式の左辺は、その長さがTD =nD
c で、nD チップdm ∈{-1, 1 },1D
ある。記号である、
【数3】 はBPSK変調されている。例にあるCDMAシステム
はチップ波形p(t)∈Rを用いており、それは ∝=
0.22の排除係数をもつコサインスペクトルの平方根
である。PCCHベースバンド信号sc(t) も同様に表
わされる。実施の形態として、図3に示したようなIチ
ャネルとQチャネルとを多重化したコードの組み合わせ
が、データとパイロット記号とを伝送するために用いら
れている。PDCHとPCCHとは異なる展開コードに
よって展開され、以下の式にしたがってそれぞれIおよ
びQブランチにマッピングされる。 s(t) =sD(t) +jsc(t)
【0027】図2に示される基地局BSの中にある受信
機を具体的に表現したものが、図4である。図4では図
1〜2および図3と同一のものには同一符号を用いて説
明する。図4に示すように、複数の受信アンテナ6がそ
れぞれ複数のベースバンド復調器40に接続されてい
る。さらに、ベースバンド復調器40の出力はAD変換
器42に連結(couple)されている。AD変換器42は、
ベースバンド復調器40から送られてきた無線信号の各
ベースバンド信号を示すデジタルサンプルを生成する。
【0028】図4には3つの受信アンテナ6しか示され
ていないが、さらに多くの受信アンテナをそれぞれベー
スバンド復調器40とAD変換器42とに連結(couple)
させて使用することができる。AD変換器42は、デー
タ復元手段16の一部を形成するレイクフィンガ44
に、導体18を介して標本化された信号を送る。レイク
フィンガ44は2次元空間周波数レイク型受信機の一部
を形成している。それぞれのレイクフィンガ44には標
本化された信号を並列に受信できるように構成された第
一相関子46(first correlator)、第二相関子48(sec
onde correlator)が設けられている。第一相関子46、
第二相関子48にはそれぞれ離散フーリエ変圧器50、
52が接続されている。
【0029】離散フーリエ変圧器50、52の出力は重
み因子生成器54に送られる。重み因子生成器54は、
それ自体により生成される各重み因子wi に対応する複
数の導体を介して組み合わせ器56(combiner)連結(c
ouple)している。組み合わせ器56(combiner)の出力は
記号決定メーカー58にわたされ、記号決定メーカー5
8はどのデータ記号をどのユーザに送信すべきか判定す
る。そして、導体20から出力される。
【0030】図4に示す受信機の動作を以下に説明す
る。しかし、2次元空間周波数レイク受信機のすべての
動作については説明はしない。これは、Zoltows
ki等の書いた刊行論文に記されており、信号手順につ
いて記述したものが1996年6月にIEEE会報に提
出されている。その内容(特に2次元空間周波数レイク
受信機の動作)は引用により本明細書に記載される。
【0031】図4に示す2次元空間周波数レイク受信機
の構造が、既知の2次元空間周波数レイク受信機と異な
るのは、空間周波数共分散マトリクスRS+I+N とRI+N
が、PCCHタイムスロットの最初に伝送されるパイロ
ット記号30から生成されるという点である。各レイク
フィンガ44は複数のM3 周波数ビンに対して記号予測
を復元するよう動作する。レイクフィンガ44の中には
第一相関子46(first correlator)が含まれており、そ
れはパイロット展開コードに基づいて受信信号の相関
(correlate)を行うように構成されている。第二相関
子48は(secode correlator)データチャネルに割り当
てられたユーザ展開コードと受信信号とを相互に相関
ける(correlate)ように構成されている。
【0032】図4に示される受信機では、空間周波数共
分散マトリクスRS+I+N とRI+N とを生成するために、
PCCHタイムスロットの始めの領域で示されているパ
イロット記号30を使用する。よって、最適重みベクト
ルwは最も大きい一般固定ベクトルを取得するために使
用され、さらにデータ記号の復元のためにPDCHから
検出されたデータ記号に適用される。
【0033】CDMAシステムにおけるシングルユーザ
記号検出においては、性能をより高くするため、マルチ
ユーザ干渉を考慮に入れなければならない。信号空間周
波数共分散マトリクスRS 、あるいは信号に干渉及びノ
イズ空間周波数共分散マトリクスを加算したRS+I+N
加えて、信号対干渉及びノイズ比(SINR)を数4式
に基づいて干渉及びノイズ空間周波数共分散マトリクス
I+N を予測することにより最大にすることができる。
【数4】
【0034】MM3xMM3 マトリクス・ペンシル{R
S ,RI+N }の最も大きい一般固定ベクトルである最適
重みベクトルwは、レイクフィンガ44毎に取得したデ
ータ記号に対応するPDCHの空間周波数‘スナップシ
ョット’に適用される。周波数ビンの数とアンテナ要素
の数はそれぞれM3 とMとで表わされる。空間時間領域
ではなく空間周波数領域で予測が行われた場合、低電力
の周波数ビンを省略することができるため、数4式の計
算量は減る。
【0035】空間周波数共分散マトリクス、したがって
最適重みベクトルwはPCCHから予測される。各PC
CHスロット30の開始時にNP パイロット記号が報知
される。受信機はスロットの始まりと同期をとるように
なっている。各アンテナ要素のオーバサンプル出力は第
一相関子46(first correlator)を通り、数5式のよう
な形に表わされるようになる。
【数5】 ここでTC はチップの継続時間、NS は相関ウィンドウ
内のチップの数、MCはチップ当りのサンプル数であ
る。
【数6】 で定義されるマトリクスにはNSC が含まれている
が、これは第一相関子46の後にあって、第一相関子4
6に対応するアンテナ要素の出力である。選択マトリク
スは数7式に表わすように形成される。
【0036】
【数7】 ここでサンプル内の最大伝搬遅延は
【数8】 で表わされ、i=1の場合、
【数9】 がマルチパス遅延展開に相当する。i=NW ,NW+1,
・,NSC −NW に対する出力が、干渉及びノイズ共
分散マトリクスを予測するのに用いられる。各レイクフ
ィンガ44から得たi番目の空間周波数スナップショッ
トは数10式のように表わされる。
【0037】
【数10】 ここで、vec{A}はベクトル値関数を示しており、
ベクトル値関数はマトリクスの列をスタックすることに
より、m×nのマトリクスAをmn次元の列ベクトルに
マッピングする。
【0038】周知のとおり、NW 点の離散フーリエ変換
(DFT)マトリクスWの各列は数11式で表わすこと
ができる。
【数11】 ここでWの列は数12式に基づき、DCにおいて集めら
れるM3 W の周波数ビンの計算を行う。
【数12】 ここで、DFTマトリクスのラップ・アラウンドプロパ
ティが利用される。チャネルは1スロットの継続時間同
じ値であるとみなされる。したがって、信号に干渉及び
ノイズ空間周波数共分散マトリクスを加え合わせたもの
はただ1つの空間周波数‘スナップショット’に基づい
て予測され、数13式によって表わされる。
【数13】
【0039】ここで
【数14】 が図4に示す当該ユーザに対応する相関子出力のマルチ
パス遅延展開を含んでいる点に留意されたい。干渉とノ
イズ空間周波数共分散マトリクスとを足し合わせたもの
は数15式によって予測することができる。
【数15】
【0040】Zoltowski等によって開示された
既知の2次元空間周波数レイク受信機は、共分散マトリ
クスのブラインド予測に基づいている。一方、図4に示
す本発明の例では、PCCHスロットの始めの領域でパ
イロット記号30に基づき、空間周波数共分散マトリク
スを予測しているためブラインド予測には基づいていな
い。さらに、取得した重みベクトルwはPCCHの中で
予測され、記号検出用にPDCHに適用される。
【0041】受信機はPDCHスロット内で1ビット目
の始めと同期をとると考えられる。各アンテナ要素のオ
ーバサンプル出力は第二相関子48(seconde correlato
r)を通って各レイクフィンガ44に届く。このことは数
16式によって表わされる。
【数16】
【0042】
【数17】 のマトリクスを定義すると、各行はNw 信号サンプルを
含んでいる。Nw 信号サンプルは、第二相関子48の後
にあって、第二相関子48と対応するアンテナ要素から
の出力である。PDCHタイムスロットから1ビット目
に対応する空間周波数‘スナップショット’を数10式
に基づいて得ることができる。そしてそれは数18式の
ように表わせる。
【数18】
【0043】最適判断統計は
【数19】 のように表わすことが出来る。これはZoltowsk
i等の刊行論文で発表されている。ここでwは数4式で
定義した最適重みベクトルである。
【0044】図4に示した受信機の動作の実例が図5に
示されている。図4と同一のものには図5でも同符号を
用いて表わすものとする。第一相関子46(first corre
lator)、第二相関子48(secode correlator)の出力で
生成される信号サンプルは線60及び62で示される。
これらは、振幅(x軸)と時間(y軸)との2次元でプ
ロットされている。タイムスロット内で信号サンプルが
生成され、そのタイムスロットはNSC 信号サンプル
から構成されていることが示されている。最初のプロッ
ト60は、制御チャネル展開コードと受信信号とを相互
相関付け(cross correlation)た結果に対応するもの
であり、タイムスロットの始まりの部分からNW サンプ
ルで形成されているウィンドウ64に離散フーリエ変換
50をかけると共分散マトリクスRS+I+N が形成され
る。残りのサンプルに関してはスライド相関ウィンドウ
66(sliding correlation window)が適用され、これら
のサンプルもまた離散フーリエ変換50がかけられ、共
分散マトリクスRI+N が形成される。同様に、データチ
ャネルに対してもバーストの始まりにあるNW 信号サン
プルを有する相関ウィンドウ68(correlation window)
に第二離散フーリエ変換をかけて数18式に基づく決定
ベクトルを形成する。
【0045】図4のデータ検出器の処理手順を次に説明
する。 ステップ1:ベースバンド復調 信号がアダプティブアンテナアレイによって受信され、
ベースバンドに復調される。 ステップ2:標本化 (Sampling) AD変換器(ADC)を用いてアナログ信号をオーバサ
ンプルする。 ステップ3:相関 (Correlation) (動的)ウィンドウがAD変換器の出力に適用され、各
PCCHスロットの始まりに位置し、スクランブルに用
いられるパイロットシーケンス相関付けられる。AD変
換器の出力の第一ウィンドウはPCCHスロットの始ま
りと同期をとるものと考えられる。ウィンドウのサイズ
はマルチパス遅延展開に合わせる。第一ウィンドウに属
するすべてのPCCH相関子(correlator)出力のサンプ
ルは、信号と干渉及びノイズ周波数共分散マトリクスと
を足し合わせたものを生成するのに用いられる。PCC
H相関子の次からのサンプルは、干渉及びノイズ空間周
波数共分散マトリクスを生成するのに用いられる。
【0046】ステップ4:信号プラス干渉及びノイズ空
間周波数共分散マトリクスの生成 マルチパス遅延展開(第一ウィンドウ)を構成するサン
プルは、DFTによって空間周波数領域に変換される。
得られた信号と干渉及びノイズ空間周波数スナップショ
ットとを足し合わせたものは数13式に基づき、信号プ
ラス干渉及びノイズ空間周波数共分散マトリクスを決定
する。 ステップ5:干渉及びノイズ空間周波数共分散マトリク
スの生成 信号と干渉及びノイズ空間周波数共分散マトリクスとを
足し合わせたものは、スライド相関子と数15式に基づ
くDFTとから生成される空間周波数スナップショット
の平均値を算出することで導出することができる。 ステップ6:最適重みベクトルの予測 最適重みベクトルは、マトリクスペンシルの最も大きい
一般固定ベクトルであり、それは数4式に基づく信号空
間周波数共分散マトリクス、干渉及びノイズ共分散マト
リクスによって定義される。数4式にわずかな変化を加
えて、信号空間周波数共分散マトリクスの代わりに、信
号と干渉及びノイズ空間周波数共分散マトリクスとを足
し合わせたものを用いることができる。
【0047】ステップ7:データ記号の決定変動の取得 PDCH相関子の出力が、記号の始まりと同期がとれて
いると仮定する。ステップ4で、PCCH用に信号と干
渉及びノイズ空間周波数スナップショットとを足し合わ
せたものを取得したように、当該記号に対応する信号と
干渉及びノイズ空間周波数スナップショットとを足し合
わせたものを得る。
【数20】 によると、信号と干渉及び当該データ記号のノイズ空間
周波数スナップショットとを足し合わせたものと、最適
重みベクトルのハーミシャンとを掛け合わせることによ
り決定変動を得ることができる。パイロット記号ではな
い制御記号がPCCHのときと同じように取得できるこ
とに留意されたい。ステップ8:この手順はすべてのス
ロットで繰り返される。
【0048】以上、本発明による受信機とデータ復元方
法の実施の形態を詳細に説明したが、本発明は前述の実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で変更可能である。例えば、他の方法での組み
合わせとしては、離散フーリエ変換の各出力をデータ記
号の復元に用いることがあげられる。さらに、展開コー
ドを使った変調あるいはデータの組み合わせの構成を変
えることによって、広帯域又は狭帯域のコード分割多重
アクセス技術にも応用することが可能である。
【0049】
【発明の効果】このように本発明によると、空間周波数
領域にあるマルチユーザ干渉の消去に貢献するアダプテ
ィブアンテナを基本とするシングルユーザ記号検出を行
い、遠近問題を緩和する受信機を提案することができ
る。さらに本発明によると、2次元空間時間レイク受信
機、あるいはレイクフィンガの数に制限がある受信機と
比較して、制限のない2次元空間周波数レイク受信機を
提案することができる。さらに本発明によると、空間時
間レイク受信機と比べてデータ検出が簡易である受信機
を提案することができる。さらに本発明によると、コー
ド分割マルチアクセスを用いて伝送されたデータを検出
及び復元する受信機を提供することができる。さらに本
発明によると、データとともに伝送されため定めたデ
ータシーケンスに基づいて、復調過程の一部で形成され
る空間周波数共分散マトリクスを算出する2次元空間周
波数レイク型受信機を提案することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動無線通信システムのブロック図。
【図2】図1に示す移動局から図1に示す基地局の1つ
までの無線信号の伝達を表わす図。
【図3】CDMA信号用の無線アクセスフレーム構造を
示す図。
【図4】図1及び図2に示す基地局の1つの中にある受
信機のブロック図。
【図5】図4に示す受信機の動作説明図。
【符号の説明】
1:無線信号 6:アンテナ 14:フロントエンド受信機 (ベースバンド変換手段) 16:データ復元手段 30:パイロット記号 44:レイクフィンガ 46:第一相関子 (相関手段:correlator means) 48:第二相関子 (相関手段:correlator means) 56:組み合わせ(組み合わせ手段:combiner means)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−289293(JP,A) 特開 平11−266180(JP,A) 特開 平11−88247(JP,A) 特開 平11−136212(JP,A) 特開 平11−274976(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/69 - 1/713 H04J 13/00 - 13/06

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一人のユーザに関するデータ
    展開コードとデータとの組み合わせを表わす第1の無線
    信号と、予め定めたパイロットデータシーケンスとパイ
    ロット展開コードとの組み合わせを表わす第2の無線信
    号とを含んだスペクトル拡散無線信号から、複数いるユ
    ーザのうち少なくとも一人のユーザに対して前記データ
    を復元する受信機において、 前記第1及び第2の無線信号を検出するよう配置された
    複数のアンテナ(6)と、 前記複数のアンテナに連結し、各アンテナ毎に前記第1
    及び第2の無線信号のベースバンド信号サンプルを生成
    するよう配置されたベースバンド変換手段(14)と、 前記信号サンプル毎に前記パイロット展開コードを相関
    付けし、相関 付けされたパイロット信号サンプルの予め定めたテ
    ンポラールウィンドウの周波数領域表示から少なくとも
    1つの共分散マトリクスを形成し、 前記信号サンプル毎に前記ユーザデータ展開コードを
    付けし、相関 付けされたデータ信号サンプル毎に周波数領域表示
    を形成し、 前記少なくとも1つの共分散マトリクスと前記周波数領
    域のデータ相関信号サンプルから前記データを検出する
    よう動作するデータ復元手段(16)と、 を具備することを特徴とする受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の受信機において、 前記データ復元手段(16)各アンテナ(6)毎にレイ
    ク検出手段を具備し、 前記レイク検出手段(44) 前記信号サンプルを前記ユーザデータ展開コードと、前
    記パイロット展開コードとに相関付けする相関手段(4
    48)と、 前記相関手段(46 48)連結し、相関付けされた前
    記データの前記周波数領域表示と前記相関付けされたパ
    イロット信号サンプルとを生成するよう動作する周波数
    変換手段(50 52)を含み、 前記データ復元手段は、さらに、前記レイク検出手段に
    連結し、前記少なくとも1つの共分散マトリクスを形成
    し、 前記共分散マトリクスを前記周波数領域の前記データ信
    号サンプルに組み合わせるよう動作する組み合わせ手段
    (54 56)と、組み合わせ 結果に基づいて前記データを予測するよう動
    作するデータ検出手段(58)とを含むことを特徴とす
    る受信機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の受信機において、 前記組み合わせ手段(54 56)によって形成された少
    なくとも1つの共分散マトリクスは、 前記め定めたパイロットデータシーケンスに一時的に
    対応する前記レイク検出手段(44)から前記テンポラー
    ルウィンドウ内で前記相関付けされたパイロット信号サ
    ンプルの前記周波数領域表示から得られる、信号プラス
    干渉及びノイズ空間周波数共分散マトリクスを有する
    ことを特徴とする受信機。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の受信機におい
    て、 前記組み合わせ手段(54 56)によって形成された前
    記少なくとも1つの共分散マトリクスは、さらに、
    定められた前記パイロットデータシーケンスの伝送への
    異なる一時的置換において前記各レイク検出手段(44)
    からの前記テンポラールウィンドウ内で前記相関付けさ
    れたパイロット信号サンプルの前記周波数領域表示から
    得られる干渉及びノイズ共分散マトリクスを有する
    とを特徴とする受信機。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載
    の受信機において、 前記各レイク検出手段(44)によって生成された前記
    付けされたデータの周波数領域表示が、前記組み合わ
    手段(54 56)によって組み合わせられ、 前記データと、干渉及びノイズ空間周波数スナップショ
    ットとを足し合わせたものを形成することを特徴とす
    る受信機。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の受信機において、 前記組み合わせ手段(56)は、 前記干渉及びノイズ共分散マトリクスと、信号空間周波
    数共分散マトリクスとの組み合わせ、 または、前記干渉及びノイズ共分散マトリクスと、前記
    信号プラス干渉及びノイズ空間周波数共分散マトリクス
    とを足し合わせたものとの組み合わせ から重みベクトルを予測し、 前記重みベクトルのハーミシャン転置と、 前記データと、前記干渉及びノイズ空間周波数スナップ
    ショットとを足し合わせたものとの積を算出し、 前記積に基づき前記検出手段(58)が前記データを検出
    するよう動作する ことを特徴とする受信機。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    の受信機において、 前記め定めたテンポラールウィンドウは、前記第1及
    び第2の無線信号によって得られるマルチパス遅延展開
    にほぼ一致することを特徴とする受信機。
  8. 【請求項8】 請求項2乃至請求項7のいずれかに記載
    の受信機において、 前記相関手段(46 48)第一相関手段と第二相関
    手段との2つの相関手段からなり、 前記第一相関手段(46)は、前記第2の無線信号と、前
    記パイロット展開コードとを相関付けしパイロット相
    関信号を生成するように構成されており、 前記第二相関手段(48)は、前記第1の無線信号と、前
    記ユーザデータ展開コードとを相関付けし、ユーザデー
    タ相関信号を生成するように構成されている ことを特徴とする受信機。
  9. 【請求項9】 請求項2乃至請求項8のいずれかに記載
    の受信機において、 前記周波数変換手段は、離散フーリエ変換器であること
    を特徴とする受信機。
  10. 【請求項10】 少なくとも一人のユーザに関するデー
    タ展開コードとデータとの組み合わせからなる第1の無
    線信号と、め定めたパイロットデータシーケンスとパ
    イロット展開コードとの組み合わせからなる第2の無線
    信号と を含んだスペクトル拡散無線信号から、複数いるユーザ
    のうち少なくとも一人のユーザに対してデータを復元す
    るデータ復元方法において、 複数のアンテナを配置し、各アンテナ毎に前記第1及び
    第2の無線信号を検出し、 各アンテナに対して前記第1及び第2の無線信号を表わ
    すベースバンドデジタル信号サンプルを生成し、 各アンテナに対して、前記信号サンプル毎に前記パイロ
    ット展開コードを相関付けし、相関 付けされたパイロット信号サンプルのめ定めたテ
    ンポラールウィンドウの周波数領域表示から少なくとも
    1つの共分散マトリクスを形成し、 各アンテナに対して、前記信号サンプル毎に前記ユーザ
    データ展開コードを相関付けし、 各アンテナに対して、相関付けされたデータ信号サンプ
    ル毎に周波数領域表示を形成し、 前記少なくとも1つの共分散マトリクスと前記周波数領
    域のデータ相関サンプルから前記データを検出する ことを特徴とするデータ復元方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のデータ復元方法に
    おいて、 前記少なくとも1つの共分散マトリクスは、 前記め定めたパイロットデータシーケンスに一時的に
    対応する前記複数の各アンテナから前記テンポラールウ
    ィンドウ内で前記相関付けされたパイロット信号サンプ
    ルの周波数領域表示から得られる信号プラス干渉及びノ
    イズ空間周波数共分散マトリクスを有する ことを特徴とするデータ復元方法。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載のデータ復元方法に
    おいて、 前記少なくとも1つの共分散マトリクスは、さらに、
    め定められたパイロットデータシーケンスの伝送への異
    なる一時的置換において前記複数の各アンテナからの前
    記テンポラールウィンドウ内で前記相関付けされたパイ
    ロット信号サンプルの周波数領域表示から得られる干渉
    及びノイズ共分散マトリクスを有する ことを特徴とするデータ復元方法。
  13. 【請求項13】 請求項10乃至請求項12のいずれか
    に記載のデータ復元方法において、 各アンテナからの相関データ記号の周波数領域表示が組
    み合わせられることにより、 データ信号と、干渉及びノイズ空間周波数スナップショ
    ットとを足し合わせたものを形成することを特徴とす
    るデータ復元方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のデータ復元方法に
    おいて、 前記データを検出する段階は、 前記干渉及びノイズ共分散マトリクスと、信号空間周波
    数共分散マトリクスとの組み合わせ、 または、前記干渉及びノイズ共分散マトリクスと、前記
    信号プラス干渉及びノイズ空間周波数共分散マトリクス
    とを足し合わせたものとの組み合わせ から重みベクトルを予測する段階と、 前記重みベクトルのハーミシャン転置と、 前記データと干渉及びノイズ空間周波数スナップショッ
    トとを足し合わせたものとの積を算出し、 前記積に基づいて前記データを検出する段階とで構成さ
    れる ことを特徴とするデータ復元方法。
  15. 【請求項15】 請求項10乃至請求項14いずれかに
    記載のデータ復元方法において、 前記め定めたテンポラールウィンドウは前記第1及
    び第2の無線信号によって得られるマルチパス遅延展開
    にほぼ一致することを特徴とするデータ復元方法。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至請求項9のいずれかに記
    載の受信機を具備することを特徴とする移動無線通信装
    置。
  17. 【請求項17】 少なくとも一人のユーザに関するデー
    タ展開コードとデータとの組み合わせと、め定めたパ
    イロットデータシーケンスとパイロット展開コードとの
    組み合わせと、を表わすスペクトル拡散無線信号(MS)
    を生成する手段と、 各アンテナ(6)が前記スペクトル拡散無線信号を検出す
    るよう配置された複数のアンテナと、 前記複数のアンテナ(6)連結し、各アンテナに対して
    前記スペクトル無線信号のベースバンド信号サンプルを
    生成するよう配置されたベースバンド変換手段(14)
    と、 前記信号サンプル毎に前記パイロット展開コードを相関
    付けし、相関 付けされたパイロット信号サンプルのめ定めたテ
    ンポラールウィンドウの周波数領域表示から少なくとも
    1つの共分散マトリクスを形成し、 前記信号サンプル毎に前記ユーザデータ展開コードを
    付けし、相関 付けされた信号サンプル毎に周波数領域表示を形成
    し、 前記少なくとも1つの共分散マトリクスと前記周波数領
    域のデータ相関信号サンプルから前記データを検出する
    よう動作するデータ復元手段(16)と、 を具備することを特徴とする移動無線通信装置。
  18. 【請求項18】 無線信号を用いたデータ通信方法にお
    いて、 少なくとも一人のユーザに関するデータ展開コードとデ
    ータとの組み合わせと、め定めたパイロットデータシ
    ーケンスとパイロット展開コードとの組み合わせと、を
    表わす前記無線信号を生成し、 複数のアンテナを配置し、各アンテナ毎に前記無線信号
    を検出し、 各アンテナに対して前記無線信号を表わすベースバンド
    デジタル信号サンプルを生成し、 各アンテナに対して、前記信号サンプル毎に前記パイロ
    ット展開コードを相関付けし、 前記パイロット信号サンプルのめ定めたテンポラール
    ウィンドウの周波数領域表示から少なくとも1つの共分
    散マトリクスを形成し、 各アンテナに対して、前記信号サンプル毎に前記ユーザ
    展開コードを相関付けし、 各アンテナに対して、相関付けされたデータ信号サンプ
    ル毎に周波数領域表示を形成し、 前記少なくとも1つの共分散マトリクスと前記周波数領
    域のデータ相関信号サンプルから前記データを検出する
    よう動作することを特徴とするデータ通信方法。
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