JP3418549B2 - 有機性汚水の処理方法 - Google Patents

有機性汚水の処理方法

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  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
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  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物最終処分場
の浸出水など、カルシウムを含んだ有機性汚水の処理方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、廃棄物最終処分場の浸出水処
理施設では、図2に示したように、浸出水を原水調整設
備1において流量調整した後、カルシウム除去設備2に
導入して炭酸ソーダ,塩化第2鉄などの凝集剤によりカ
ルシウム並びにマンガンなどの重金属類を除去し、生物
処理設備3に導入してBOD物質やT−Nを分解し、凝
集沈殿設備4に導入してキレート剤,塩化第2鉄などの
凝集剤によりCOD物質や浮遊物質やT−Pなどを除去
している。そしてさらに、砂濾過設備5において微細な
浮遊物質を除去し、活性炭吸着設備6において、残存す
るダイオキシン類の他、COD物質や色度成分などを除
去して、処理水としている。
【0003】カルシウム除去設備2,生物処理設備3,
凝集沈殿設備4で発生した汚泥は、汚泥濃縮槽7に移送
して濃縮し、汚泥貯溜槽8を経て汚泥脱水機9に給泥し
て脱水し、脱水ケーキとしてから、埋立処分あるいは焼
却・溶融処分している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方法では、カルシウム除去設備2で発生した汚
泥に起因するトラブルが発生し易い。たとえば、汚泥濃
縮槽7以降の設備において配管・槽にスケールが付着し
易い。また、汚泥貯溜槽8内の汚泥を空気攪拌で一様に
混合することは困難であり、汚泥脱水機9への給泥も容
易ではない。さらに、遠心脱水機などの汚泥脱水機9に
よる汚泥脱水も不安定となり、脱水ケーキからのダイオ
キシン類の再溶出も見られる。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、汚泥
脱水を安定して行うことができ、ダイオキシン類の再溶
出を防止できるようにすることを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の有機性汚水の処理方法は、
カルシウムを含んだ有機性汚水に対して少なくとも、炭
酸ソーダを用いたカルシウム除去処理と生物処理と凝集
沈殿処理と砂濾過処理と活性炭吸着処理とをこの順に行
って、浄化された処理水を得るとともに、前記カルシウ
ム除去処理で発生したカルシウム含有汚泥と、前記生物
処理および凝集沈殿処理で発生した汚泥を濃縮した濃縮
汚泥とを別途に汚泥脱水機によって脱水し、系外へ搬出
される脱水汚泥となすようにしたものである。
【0007】請求項2記載の有機性汚水の処理方法は、
汚泥脱水機によって脱水するに先立ち、カルシウム含有
汚泥と濃縮汚泥のそれぞれに、ダイオキシン類を抽出す
るダイオキシン抽出液を混合するようにしたものであ
る。
【0008】請求項3記載の有機性汚水の処理方法は、
活性炭吸着処理の後にバイポーラ膜分離処理を行い、活
性炭吸着処理水より生成する酸を回収するようにしたも
のである。
【0009】請求項4記載の有機性汚水の処理方法は、
カルシウム含有汚泥と濃縮汚泥とを同一の汚泥脱水機に
おいて時間帯を分けて脱水し、各脱水時間帯間の適当時
に、バイポーラ膜分離処理で回収した酸あるいは外部の
酸を汚泥脱水機に注入して目詰まり物質を溶解するよう
にしたものである。
【0010】請求項5記載の有機性汚水の処理方法は、
汚泥脱水機としてフィルタープレス脱水機を使用するよ
うにしたものである。上記した請求項1記載の構成によ
れば、カルシウム含有汚泥はそのまま汚泥脱水機によっ
て脱水し、生物処理および凝集沈殿処理で発生した汚泥
は濃縮してから別途に汚泥脱水機によって脱水するの
で、カルシウム含有汚泥に起因する汚泥濃縮用配管や槽
の閉塞は発生しない。
【0011】また、カルシウム含有汚泥と濃縮汚泥とを
それぞれの性状に合った条件で脱水できるので脱水性が
安定し、脱水汚泥の含水率が低下する。したがって、原
水がダイオキシン類を含んでいた場合も脱水汚泥からの
再溶出は少ない。
【0012】請求項2記載の構成によれば、ダイオキシ
ン抽出液を混合することで、カルシウム含有汚泥や濃縮
汚泥に含まれているダイオキシン類を抽出し、脱水濾液
に移行させることができるので、脱水汚泥中のダイオキ
シン類濃度を低減することができ、ダイオキシン類の再
溶出を防止できる。
【0013】請求項3記載の構成によれば、バイポーラ
膜分離処理によって、カルシウム除去処理で添加した炭
酸ソーダやその他の凝集剤などの無機塩類を分離しなが
ら、酸とアルカリとを生成させることができるので、生
成した酸やアルカリを回収して有効利用できる。
【0014】請求項4記載の構成の如く、汚泥脱水機の
目詰まり物質を溶解する場合には、脱水性を安定させる
ことができ、脱水汚泥の含水率をより低下できる。請求
項5記載の構成の如く、フィルタープレス脱水機を使用
する場合には特に、目詰まり物質を酸で溶解することで
脱水性が安定し、脱水機の耐久性も向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、廃棄物最終処分場の
浸出水処理プラントなど、カルシウム等の無機塩類を高
濃度に含んだ有機性汚水を処理する水処理施設の概略全
体構成を示し、この水処理施設は、汚水が順次流入する
原水調整設備11、カルシウム除去設備12,生物処理
設備13,凝集沈殿設備14,砂濾過設備15,活性炭
吸着設備16,バイポーラ膜分離設備17を備えてい
る。
【0016】また、カルシウム除去設備12で発生した
カルシウム含有汚泥のための汚泥貯溜槽18と、生物処
理設備13および凝集沈殿設備14で発生した汚泥のた
めの汚泥濃縮槽19,汚泥貯溜槽20と、汚泥脱水機2
1とを備えている。
【0017】バイポーラ膜分離設備17は、1価のイオ
ンを選択的に透過し得る陽イオン交換膜と陰イオン交換
膜との間に、バイポーラ膜を、陰イオン交換体層を陽極
側に向け、陽イオン交換体層を陰極側に向けて配置した
多室構造となっている。
【0018】汚泥脱水機21は、樹脂製の濾板間に濾布
を介在させて濾室を形成したフィルタープレス型のもの
であり、接液部は耐酸仕様とされている。上記した処理
プラントにおける汚水の処理を説明する。
【0019】汚水を原水調整設備11で流量調整した
後、カルシウム除去設備12に導入して苛性ソーダ22
などのpH調整剤でpH調整しつつ、炭酸ソーダ23,
塩化第2鉄24,ポリマー25などの凝集剤を添加して
カルシウム並びにマンガンなどの重金属類を凝集沈殿さ
せる。そして、硫酸26などのpH調整剤で中和した後
に生物処理設備13に導入してBOD物質やT−Nを分
解し、次に、凝集沈殿設備14に導入して苛性ソーダ2
7,硫酸28などのpH調整剤でpH調整しつつ、キレ
ート剤29,塩化第2鉄30,ポリマー31などの凝集
剤によってCOD物質や浮遊物質やT−Pなどを凝集沈
殿させる。
【0020】そして、硫酸などのpH調整剤32で中和
し、砂濾過設備15と活性炭吸着設備16とに順次導入
して、微細な浮遊物質や、残存するT−N,ダイオキシ
ン類の他、フミン質等のCOD物質や色度成分などを除
去し、その後に、バイポーラ膜分離設備17の陽イオン
交換膜と陰イオン交換膜との間に通水する。
【0021】これにより、ホウ素、カルシウムなどの多
価イオンは陽イオン交換膜と陰イオン交換膜との間に留
まり、Naイオンは陽イオン交換膜を透過するもののバ
イポーラ膜を透過せず、Clイオンは陰イオン交換膜を
透過するもののバイポーラ膜を透過せず、水分子はバイ
ポーラ膜でHイオンとOHイオンとに解離する結果、陽
イオン交換膜とバイポーラ膜との間でNaOHが生成
し、陰イオン交換膜とバイポーラ膜との間でHClが生
成し、ホウ素、カルシウムなどの多価イオンは残留す
る。各室の液を適当時間循環させると、適当な濃度の塩
酸33、苛性ソーダ34と、これらが分離除去された処
理水とが得られる。処理水は放流し、塩酸33は図示を
省略した酸貯溜槽に貯溜し、苛性ソーダ34は、カルシ
ウム除去設備12,凝集沈殿設備14に返送して苛性ソ
ーダ22,27として利用する。
【0022】一方、カルシウム除去設備12で発生した
カルシウム含有汚泥35(通常、汚泥濃度1.5〜2.
0%)は汚泥貯溜槽18内に一旦貯溜し、生物処理設備
13および凝集沈殿設備14で発生した汚泥36(通
常、汚泥濃度0.8%)は汚泥濃縮槽19で濃縮汚泥3
7(汚泥濃度1.5〜2.0%)としてから汚泥貯溜槽
20内に貯溜する。
【0023】その後、汚泥貯溜槽18内のカルシウム含
有汚泥35を、給泥管路においてDMSOなどのダイオ
キシン抽出液38を混合しつつ汚泥脱水機21へ給泥
し、脱水する。脱水ケーキ39は図示を省略したケーキ
ホッパに貯溜し、脱水濾液40は原水調整設備11へ返
送する。
【0024】カルシウム含有汚泥35の脱水が終了した
ら、酸貯溜槽内の塩酸33を汚泥脱水機21の濾室へ注
入して、濾布等に付着したCaCO3 系のスケール分な
どを溶解させる。そしてその後の適当時に、汚泥貯溜槽
20内に貯溜された濃縮汚泥37を、給泥管路において
DMSOなどのダイオキシン抽出液41と脱水助剤42
とを順次自動的に混合しつつ汚泥脱水機21へ給泥し、
脱水する。脱水ケーキ43は図示を省略したケーキホッ
パに貯溜し、脱水濾液44は原水調整設備11へ返送す
る。ケーキホッパ内の脱水ケーキ39,43は適宜に埋
立処分場あるいは焼却・溶融処理施設へ搬出する。
【0025】このようにして、カルシウム含有汚泥35
はそのまま汚泥脱水機21によって脱水し、生物処理お
よび凝集沈殿処理で発生した汚泥36は濃縮汚泥37と
してから別途の時間帯に汚泥脱水機21によって脱水す
るようにしたので、カルシウム含有汚泥35に起因する
汚泥濃縮用の配管や槽の閉塞は発生しない。
【0026】また、カルシウム含有汚泥35と濃縮汚泥
37とをそれぞれの汚泥性状に合った条件で脱水できる
ので脱水性が安定し、含水率の低い脱水ケーキ39,4
3が得られる。
【0027】また、カルシウム含有汚泥35と濃縮汚泥
37のそれぞれよりダイオキシン抽出液38,41によ
ってダイオキシン類が抽出されるので、上記した脱水性
の安定と相まってケーキ39,43中のダイオキシン濃
度が低減され、埋立処分場などにおけるダイオキシン類
の再溶出が防止される。
【0028】さらに、汚泥脱水機21の濾布等に付着し
たCaCO3 系のスケール分などが溶解されるので、濾
布の目詰まりや配管の閉塞が防止され、これによっても
脱水性が安定し、脱水ケーキ39,43の含水率が低減
されるとともに、汚泥脱水機21の耐久性が向上する。
しかも、このとき使用する塩酸33は、バイポーラ膜分
離設備17で生成させるようにしたので、従来は別途に
分離回収せざるを得なかった無機塩類を有効利用でき
る。
【0029】具体的には、カルシウム含有汚泥と生物処
理および凝集沈殿処理で発生した汚泥とを混合して遠心
脱水機で脱水していた従来の方法では、脱水ケーキは含
水率75〜85%であったのに対し、上記した本発明の
方法では、含水率40〜50%となった。
【0030】また、従来の方法では、脱水ケーキはダイ
オキシン類含有量5〜50pg−TEQ/g、再溶出量
3〜40pg−TEQ/g(溶出率60〜80%)であ
ったのに対し、上記した本発明の方法では、再溶出量
0.5〜5pg−TEQ/g(溶出率10%以下)とな
った。
【0031】ダイオキシン抽出液38,41としては、
上記したDMSOの他に、LAS(直鎖アルキルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム)、ベンゼン、アセトン、クロ
ロベンゼン、アセトニトリル、o−ジクロロベンゼンな
どを使用できる。たとえば、2w/v%濃度の汚泥(乾
燥ベース)に対して、DMSOの場合は10〜20w/
v%濃度のものを汚泥量と等容量以上添加し、ベンゼン
(あるいはアセトン、クロロベンゼン、アセトニトリ
ル、o−ジクロロベンゼン)の場合は20w/v%濃度
のものを汚泥量と等容量以上添加する。
【0032】なお、上記した実施形態は、汚水の性状に
基いて適宜変更可能である。ダイオキシン類を含まない
汚水に対しては、ダイオキシン抽出液を混合する必要は
なく、逆に、ダイオキシン類や無機塩類の含有量が高い
汚水に対しては、オゾン・紫外線処理、イオン交換処理
などを加えるのが望ましい。従来と同様に遠心脱水機な
どの汚泥脱水機を使用しても同様の効果が得られる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カルシウ
ム除去処理で発生したカルシウム含有汚泥と、生物処理
および凝集沈殿処理で発生した汚泥とを別途に汚泥脱水
機によって脱水することにより、カルシウム含有汚泥に
起因する汚泥濃縮用配管や槽の閉塞を防止できるととも
に、脱水汚泥の含水率を低減することができ、原水がダ
イオキシン類を含んでいた場合も脱水汚泥からの再溶出
を防止できる。
【0034】ダイオキシン抽出液によって汚泥中のダイ
オキシン類量を低減できるので、脱水汚泥の含水率の低
減と相まって、脱水汚泥からの再溶出を防止できる。バ
イポーラ膜分離処理によって、カルシウム除去処理で添
加した炭酸ソーダやその他の凝集剤などの無機塩類を分
離しながら、その無機塩類の一部より酸とアルカリとを
生成させることができるので、無機塩類の有効利用を図
ることができる。
【0035】また、汚泥脱水機の目詰まり物質を酸で溶
解することによって、脱水性を安定させることができ、
脱水汚泥の含水率をより低減できる。フィルタープレス
脱水機を使用する場合には特に、目詰まり物質を酸で溶
解することで脱水性が安定し、脱水機の耐久性も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における有機性汚水の処理
方法が実施される汚水処理プラントの概略全体構成図で
ある。
【図2】従来の汚水処理方法を示したフローチャートで
ある。
【符号の説明】
12 カルシウム除去設備 13 生物処理設備 14 凝集沈殿設備 15 砂濾過設備 16 活性炭吸着設備 17 バイポーラ膜分離設備 21 汚泥脱水機 33 塩酸 35 カルシウム含有汚泥 36 汚泥 37 濃縮汚泥 38,41 ダイオキシン抽出液 39,43 脱水ケーキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C02F 1/52 C02F 1/52 K 3/12 3/12 F 11/12 11/12 C (56)参考文献 特開 平9−141295(JP,A) 特開 平5−277492(JP,A) 特開 昭63−258690(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 9/00 501 C02F 9/00 502 C02F 1/52 - 1/56 C02F 3/00 - 3/34 101 C02F 11/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルシウムを含んだ有機性汚水に対して
    少なくとも、炭酸ソーダを用いたカルシウム除去処理と
    生物処理と凝集沈殿処理と砂濾過処理と活性炭吸着処理
    とをこの順に行って、浄化された処理水を得るととも
    に、前記カルシウム除去処理で発生したカルシウム含有
    汚泥と、前記生物処理および凝集沈殿処理で発生した汚
    泥を濃縮した濃縮汚泥とを別途に汚泥脱水機によって脱
    水し、系外へ搬出される脱水汚泥となすことを特徴とす
    る有機性汚水の処理方法。
  2. 【請求項2】 汚泥脱水機によって脱水するに先立ち、
    カルシウム含有汚泥と濃縮汚泥のそれぞれに、ダイオキ
    シン類を抽出するダイオキシン抽出液を混合することを
    特徴とする請求項1記載の有機性汚水の処理方法。
  3. 【請求項3】 活性炭吸着処理の後にバイポーラ膜分離
    処理を行い、活性炭吸着処理水より生成する酸を回収す
    ることを特徴とする請求項1記載の有機性汚水の処理方
    法。
  4. 【請求項4】 カルシウム含有汚泥と濃縮汚泥とを同一
    の汚泥脱水機において時間帯を分けて脱水し、各脱水時
    間帯間の適当時に、バイポーラ膜分離処理で回収した酸
    あるいは外部の酸を汚泥脱水機に注入して目詰まり物質
    を溶解することを特徴とする請求項1記載の有機性汚水
    の処理方法。
  5. 【請求項5】 汚泥脱水機がフィルタープレス脱水機で
    あることを特徴とする請求項4記載の有機性汚水の処理
    方法。
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