JP3418182B2 - 水田作業機 - Google Patents

水田作業機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行機体に作業装置を
アクチュエータにより昇降自在に連結し、作業装置をア
クチュエータにより所定高さまで上昇させる上昇制御、
及び作業装置をアクチュエータにより作業高さまで下降
させる下降制御を行うように構成された水田作業機に関
する。
【0002】
【従来の技術】前述のように構成された水田作業機とし
て、特開平6−237612号公報に開示されたものが
ある。前記公報の構造では、ステアリングハンドルの近
傍位置に配置された揺動レバー式の昇降操作スイッチの
操作により、作業装置としての苗植付装置を最大上昇位
置まで強制上昇させる状態、及び苗植付装置を接地下降
させる状態に切換自在に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術に記載の構
造では、運転座席の側部位置の昇降レバーの操作により
苗植付装置の昇降が行えるように構成されており、苗植
付装置の強制上昇及び接地下降を行う専用の昇降操作ス
イッチが備えられている。これにより、枕地での旋回開
始時に、昇降操作スイッチの操作により苗植付装置の強
制上昇を開始しながら、ステアリング操作が可能にな
り、枕地での旋回終了時に、昇降操作スイッチの操作に
より苗植付装置の接地下降を開始しながら、ステアリン
グ操作が可能になる。従って、苗植付装置の昇降を行う
際に、昇降レバーのように決まったストロークの操作を
行わなくてもよく、操作が単純で作業能率を向上させる
ことができると言う良好な面を備えている。
【0004】しかし、従来の技術に記載の構造のよう
に、昇降操作スイッチの反復操作により苗植付装置の強
制上昇及び接地下降が行われるものでは、昇降操作スイ
ッチの操作時に苗植付装置の強制上昇が行われるのか、
苗植付装置の接地下降が行われるのかが、判別し難いこ
とがある。特に走行機体の後部に苗植付装置を連結した
ものでは、作業姿勢の作業者から苗植付装置が上昇位置
にあるのか下降位置にあるのかを認識することが困難な
ことがある。例えば、枕地での旋回終了時に苗植付装置
の接地下降を行ったにもかかわらず、作業者が苗植付装
置の接地下降を行ったことを忘れて、昇降操作スイッチ
を再び操作し苗植付装置の強制上昇を行ってしまうこと
があるので、改善の余地がある。本発明は水田作業機に
おいて、単純な操作で作業装置の昇降が行えると言う良
好な面を損なうことなく、誤操作を抑えながら作業装置
の昇降が確実に行えるように構成することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】[1] 本発明の特徴は水田作業機において、次のように構成す
ることにある。走行機体に作業装置をアクチュエータに
より昇降自在に連結し、作業装置に動力を伝達するクラ
ッチ機構を備えて、中立姿勢より上方操作姿勢及び下方
操作姿勢に人為的に操作される操作具を、ステアリング
ハンドルの下方に備えると共に、操作具を中立姿勢に復
帰付勢して構成すると共に、この操作具の中立姿勢から
上方操作姿勢への操作により、作業装置をアクチュエー
タにより所定高さまで上昇させる上昇制御が行われ、操
作具の中立姿勢から下方操作姿勢への操作により、作業
装置をアクチュエータにより作業高さまで下降させる下
降制御が行われるように構成し、操作具が一度下方操作
姿勢に操作されてから再び下方操作姿勢に操作される
と、クラッチ機構の入り操作の制御が行われるように構
成してある。
【0006】[2] 前項[1]の構成において、操作具の上方操作姿勢への
操作による作業装置の上昇時に、クラッチ機構が切り操
作されるように構成してある。
【0007】
【0008】
【作用】請求項1の特徴によると、操作具が中立姿勢か
上方操作姿勢に操作された場合には、作業装置が所定
高さまで上昇させる上昇制御が行われ、操作具が中立姿
勢から下方操作姿勢に操作された場合には、作業装置を
作業高さまで下降させる下降制御が行われると共に操作
具による作業装置の上昇操作を伴わない再度の下方操作
姿勢への操作に起因して作業装置に動力を伝達するクラ
ッチ機構の入り操作の制御が行われる
【0009】このように請求項1の特徴によると、操作
具の操作方向と作業装置の昇降方向とが一致するので、
誤操作が生じ難い。例えば、操作具が下方操作姿勢に操
作されて作業装置の下降制御が行われた後に、誤って操
作具が下方操作姿勢に操作されても、作業装置が移動す
る方向は操作具の操作方向(下方操作姿勢)と同じ下方
に向かう方向なので、作業装置が上昇することはない。
そして、作業装置のクラッチ機構は、下降操作を司る操
作具の下降操作姿勢への操作に起因して入り操作が行わ
れるので、作業装置を非作業位置へ上昇させているとき
にクラッチ機構を作動させるような誤操作をすることを
確実に回避できる。
【0010】
【発明の効果】請求項1の特徴によると、単純な操作で
作業装置の昇降が行えると言う良好な面を損なうことな
く、誤操作を抑えながら作業装置の昇降並びに作業装置
の駆動を確実に行える水田作業機が、合理的に構成され
た。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、ステアリング操作される駆動
型の前車輪1及び駆動型の後車輪2を備えた走行機体3
の前部にエンジン4を搭載し、走行機体3の後部にエン
ジン4の動力が伝達される静油圧式の無段変速装置5及
びミッションケース6を配置して、走行機体3の中央部
に運転座席7を配置している。走行機体3の後端部に、
アクチュエータの一例としての昇降シリンダ8により昇
降駆動されるリンク機構9を介して、作業装置Aの一例
としての苗植付装置Anを連結して、水田作業機の一例
としての田植機を構成している。
【0012】図1に示すように、運転座席7の右側部
に、苗植付装置Anの昇降制御とクラッチ機構としての
植付クラッチCの入り及び切り操作とを行う昇降レバー
10を備えており、運転座席7の左側部に変速レバー1
1を備えている。植付クラッチCはミッションケース6
に内装されており、ミッションケース6から苗植付装置
Anに動力を伝達する伝動軸12が決まった回転位相に
ある場合にのみ、植付クラッチCの切り操作が許容され
て、植付アーム17が圃場面に接触するのを回避した姿
勢で動力が遮断されるように構成されている。
【0013】図1に示すように、苗植付装置Anは、マ
ット状の苗Wを載置して上端側が走行機体3の前方側に
傾斜する姿勢の苗載せ台13、伝動軸12の動力が伝達
される伝動ケース14、伝動ケース14からチェーンケ
ース15を介して伝達される動力で回転するロータリケ
ース16、ロータリケース16に一対ずつ備えられた植
付アーム17、及び複数の整地フロート18を備えて複
数条植用に構成されており、右及び左の側部位置にライ
ンマーカ25を備えている。
【0014】図1に示すように、運転座席7の前方位置
のステアリングハンドル20のポスト部の右側面に、操
作具としての切換レバー21を備えている。切換レバー
21は図2に示すように、略水平の中立姿勢Nとなるよ
うにバネ(図示せず)で復帰する方向に付勢されてお
り、中立姿勢Nを基準として、切換レバー21の端部を
上方に変位させた上方操作姿勢U、切換レバー21の端
部を下方に変位させた下方操作姿勢D、切換レバー21
の端部を後方に変位させた左マーカ操作姿勢L、切換レ
バー21の端部を前方に変位させた右マーカ操作姿勢R
に操作自在になるように、切換レバー21の基端部を中
心として十字方向に揺動自在に切換レバー21が構成さ
れている。
【0015】昇降レバー10は図3に示すように、ガイ
ド22に形成された経路に沿って操作するように構成さ
れており、昇降レバー10を下降位置より前方側に操作
すると苗植付装置Anが下降され、昇降レバー10を上
昇位置より後方側に操作すると苗植付装置Anが上昇さ
れる。昇降レバー10を中立位置に操作すると、苗植付
装置Anをそのレベルに維持するように制御系が連係さ
れ、昇降レバー10を入位置に操作すると、植付クラッ
チCを入り操作して苗植付装置Anに備えた整地フロー
ト18が接地する状態で所定の圃場高さを維持する自動
昇降制御が行われ、昇降レバー10を切位置に操作する
と、植付クラッチCが切り操作される。昇降レバー10
を自動位置に操作すると、切換レバー21の操作により
苗植付装置Anの上昇制御及び下降制御が許容されると
同時に、苗植付装置Anの上昇制御時に植付クラッチC
が自動的に切り操作される。
【0016】図4に示すように、右及び左のラインマー
カ25は苗植付装置Anのフレーム部26に、前後向き
姿勢の支軸27周りに揺動自在に支持され、右及び左の
ラインマーカ25を倒伏状態の作用姿勢に保持するバネ
28、バネ28の付勢力に抗して右及び左のラインマー
カ25を起立状態の格納姿勢に保持するように、右及び
左のラインマーカ25のピン29に係合する揺動型のロ
ック部材30を備えている。苗植付装置Anの上昇時
に、リンク機構9の後端位置の部材と苗植付装置Anと
の相対姿勢の変化を利用して、右及び左のラインマーカ
25を格納姿勢に操作するワイヤ31、ロック部材30
をロック解除姿勢に操作する左右一対の電磁ソレノイド
32を備えている。
【0017】図1に示すように、運転座席7の下方位置
にマイクロプロセッサを備えた制御装置33が配置され
ている。図5に示すように制御装置33に、昇降レバー
10の操作位置を検出するレバーセンサ34、昇降レバ
ー10が自動位置に操作されたことを検出する自動スイ
ッチ35、切換レバー21の上方操作姿勢Uへの操作を
検出する上昇スイッチ36、切換レバー21の下方操作
姿勢Dへの操作を検出する下降スイッチ37、切換レバ
ー21の左マーカ操作姿勢Lへの操作を検出する左マー
カスイッチ38、切換レバー21の右マーカ操作姿勢R
への操作を検出する右マーカスイッチ39、リンク機構
9の基端部に備えられて苗植付装置Anの対機体高さを
計測するポテンショメータ型のリンクセンサ40(図1
参照)、苗植付装置Anの自動昇降制御感度を設定する
ポテンショメータ型の制御感度設定器41、整地フロー
ト18のうち左右中央の整地フロート18の前部の昇降
方向への傾斜姿勢を計測するポテンショメータ型のフロ
ートセンサ42の信号が入力されている。
【0018】図5に示すように、整地フロート18のう
ち左右中央の整地フロート18は、後部が横向き姿勢の
軸43周りに揺動自在に苗植付装置Anに支持され、前
部が屈折型のリンク片44を介して苗植付装置Anに支
持されている。これにより、整地フロート18のうち左
右中央の整地フロート18前部の上下方向への揺動量
を、フロートセンサ42で計測する。
【0019】図5に示すように、制御装置33は、昇降
シリンダ8を制御する電磁弁45、植付クラッチCを入
り及び切り操作する電動モータ46を制御するリレー4
7、右及び左のラインマーカ25に対する電磁ソレノイ
ド32に対する出力系を備えている。昇降レバー10を
入位置に操作した状態では、制御感度設定器41で設定
される整地フロート18の軸43周りでの揺動姿勢が維
持されるように、フロートセンサ42の信号をフィード
バックしながら、苗植付装置Anの昇降制御を行うこと
で所定の圃場高さを維持する自動昇降制御が行われる。
制御装置33は切換レバー21の操作によって、苗植付
装置Anの上昇及び下降制御、右及び左のラインマーカ
25の操作、植付クラッチCの入り操作が行えるように
構成されており、この制御動作を図6に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0020】図6に示すように、自動スイッチ35の信
号に基づいて昇降レバー10が自動位置に操作されてい
ると判別されると、上昇スイッチ36、下降スイッチ3
7、左マーカスイッチ38、右マーカスイッチ39の信
号に基づいて切換レバー21の姿勢が判別される。切換
レバー21が上方操作姿勢Uに操作された場合には、フ
ロートセンサ42の信号に基づいて苗植付装置Anが作
業高さにある場合にのみ、苗植付装置Anを上昇させる
上昇制御が行われ、フラグが「0」にセットされる(#
101〜#105ステップ)。苗植付装置Anの上昇制
御では、電磁弁45の操作で昇降シリンダ8に圧油を供
給して苗植付装置Anの上昇を行い、リンクセンサ40
の信号に基づいて苗植付装置Anの対機体高さが、予め
設定された限界としての上限高さに達したことが判別さ
れると、苗植付装置Anの上昇制御が終了する。
【0021】切換レバー21が下方操作姿勢Dに操作さ
れた場合には、タイマが作動されてフラグが「0」であ
り、リンクセンサ40の信号に基づいて苗植付装置An
が上限高さにある場合にのみ、苗植付装置Anを下降さ
せる下降制御が行われ、フラグが「1」にセットされる
(#106〜#111ステップ)。苗植付装置Anの下
降制御において、切換レバー21が3秒以上に下方操作
姿勢Dに操作され続けたことがタイマのカウント結果か
ら判別された場合には、整地フロート18が接地したこ
とをフロートセンサ42の信号で検出したタイミング
で、植付クラッチCが入り操作される(#112,#1
13ステップ)。
【0022】苗植付装置Anの下降制御では、電磁弁4
5の操作で昇降シリンダ8から排油することで苗植付装
置Anの下降を行い、フロートセンサ42の信号に基づ
いて整地フロート18が圃場面に接する作業高さまで苗
植付装置Anが下降すると、苗植付装置Anの下降制御
を終了する。苗植付装置Anの上昇制御を行う#104
ステップ、及び苗植付装置Anの下降制御を行う#11
0ステップにより、制御手段Eが構成されている。
【0023】切換レバー21が下方操作姿勢Dに操作さ
れて苗植付装置Anの下降制御が開始された後に、切換
レバー21が再び下方操作姿勢Dに操作された場合に
は、フラグの値から操作を判別して、切換レバー21の
下方操作姿勢Dへの操作のタイミングで、植付クラッチ
Cが入り操作される(#114ステップ)。#114ス
テップにより、クラッチ操作手段Fが構成されている。
【0024】切換レバー21が左マーカ操作姿勢L又は
右マーカ操作姿勢Rに操作された場合には、操作に対応
した側の電磁ソレノイド32が操作され、操作に対応し
た側のラインマーカ25を作用姿勢に操作する制御が行
われる(#115,#116ステップ)。昇降レバー1
0が自動位置以外の位置に操作された場合には、フラグ
を初期値「0」に設定する制御が行われる(#117ス
テップ)。#116ステップにより、右及び左のライン
マーカ25を作用姿勢に操作するマーカ操作手段Gが構
成されている。
【0025】苗植付装置Anが上昇された場合に、作用
姿勢の右又は左のラインマーカ25が、ワイヤ31の張
力によって起立操作され、ロック部材30によって格納
姿勢に保持される。ロック部材30をロック解除姿勢に
操作した際に苗植付装置Anが下降していれば、ロック
部材30がロック解除姿勢に操作された側のラインマー
カ25が作用姿勢に操作されるのであるが、苗植付装置
Anが完全に下降していない場合には苗植付装置Anが
完全に下降した時点で、ラインマーカ25が適性な作用
姿勢に操作される。
【0026】[別実施例] 本発明は苗植付装置An以外に、圃場面に溝を形成する
溝切り装置を走行機体3の後端に昇降自在に連結した水
田作業機に適用することが可能である。このように圃場
面に接触する形態で作業を行うものでは、圃場面に接触
する高さが作業高さとなる。操作具によって作業装置を
上昇制御する際の高さを、任意に変更できるように構成
することも可能である。
【0027】本発明は前述の実施例以外に、例えば図7
に示すように、走行機体3の後端に苗植付装置Anに代
えて、作業装置Aの一例としての防除機Abを昇降自在
に連結したものに適用することも可能である。防除機A
bは、液状の薬剤を貯留するタンク56を上部に備え、
後部に横方向に張り出すアーム状のノズル57を備え
て、タンク56の下方にタンク56の薬剤をノズル57
に送るユニット58を備えて構成されている。防除機A
bを走行機体3に連結した場合、防除機Abを昇降レバ
ー10の操作位置に対応した対機体高さまで昇降するポ
ジション制御が行われるように構成され、切換レバー2
1の上下方向への操作によって、防除機Abの上昇及び
下降制御が行われるようになっており、昇降時の制御動
作が図8に示すフローチャートによって行われる。
【0028】先ずフラグが初期値「0」にセットされ、
フラグの状態が判別された後に、昇降レバー10の操作
量をレバーセンサ34の信号に基づいて計測し、レバー
センサ34の信号に対応する対機体高さまで防除機Ab
を昇降させるように、リンクセンサ40の信号をフィー
ドバックしながら、ポジョション制御が行われる(#2
01〜#203ステップ)。ポジション制御の状態で、
切換レバー21が上方操作姿勢Uに操作された場合に
は、リンクセンサ40の信号をメモリ等に記憶して、防
除機Abが上限高さまで上昇される上昇制御が行われ
て、フラグが「1」にセットされる(#204〜#20
7ステップ)。この場合、昇降レバー10で設定される
防除機Abの対機体高さが作業高さとなり、上限高さが
予め設定された所定高さとなる。
【0029】このように防除機Abが上限高さまで上昇
した状態で、切換レバー21が下方操作姿勢Dに操作さ
れた場合には、メモリに記憶された作業高さまで防除機
Abが下降される下降制御が行われ、フラグが初期値
「0」に戻されて、ポジション制御が可能になる動作
を、リセットされるまで繰り返して行うように構成され
ている。図8に示すフローチャートでは、クラッチ機構
Cの操作について説明していないが、クラッチ機構Cの
入り操作は、前述の実施例と同様に防除機Abの下降制
御が行われた後に切換レバー21を下方操作姿勢Dに操
作することによって行われ、クラッチ機構Cの切り操作
は、切換レバー21の上方操作姿勢Uへの操作時に防除
機Abの上昇制御と同時に行われる。
【0030】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の全体側面図
【図2】切換レバーの操作方向を示す側面図
【図3】昇降レバーの経路を示す平面図
【図4】右及び左のラインマーカの操作系を示す背面図
【図5】制御系を示すブロック図
【図6】制御動作のフローチャートを示す図
【図7】別実施例において防除機を連結した走行機体の
後部の側面図
【図8】別実施例において制御動作のフローチャートを
示す図
【符号の説明】
3 走行機体 8 アクチュエータ 20 ステアリングハンドル 21 操作具 A 作業装置 C クラッチ機構 N 中立姿勢 U 上方操作姿勢 D 下方操作姿勢
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−46914(JP,A) 特開 平2−97306(JP,A) 特開 平5−244804(JP,A) 特開 平7−31231(JP,A) 特開 平2−100607(JP,A) 実開 平4−107114(JP,U) 実開 昭55−23077(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/02 A01B 63/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体(3)に作業装置(A)をアク
    チュエータ(8)により昇降自在に連結し、前記作業装
    置(A)に動力を伝達するクラッチ機構(C)を備え
    て、中立姿勢(N)より 上方操作姿勢(U)及び下方操作姿
    勢(D)に人為的に操作される操作具(21)を、ステ
    アリングハンドル(20)の下方に備えると共に、 前記操作具(21)を中立姿勢(N)に復帰付勢して構
    成すると共に、この操作具(21)の中立姿勢(N)か
    上方操作姿勢(U)への操作により、前記作業装置
    (A)をアクチュエータ(8)により所定高さまで上昇
    させる上昇制御が行われ、前記操作具(21)の中立姿
    勢(N)から下方操作姿勢(D)への操作により、前記
    作業装置(A)をアクチュエータ(8)により作業高さ
    まで下降させる下降制御が行われるように構成し、 前記操作具(21)が一度下方操作姿勢(D)に操作さ
    れてから再び下方操作姿勢(D)に操作されると、前記
    クラッチ機構(C)の入り操作の制御が行われるように
    構成してある水田作業機。
  2. 【請求項2】 前記操作具(21)の前記上方操作姿勢
    への操作による作業装置(A)の上昇時に、前記クラッ
    チ機構(C)が切り操作されるように構成してある請求
    項1に記載の水田作業機。
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