JP3416116B2 - 回転装置 - Google Patents

回転装置

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JP3416116B2
JP3416116B2 JP2000562666A JP2000562666A JP3416116B2 JP 3416116 B2 JP3416116 B2 JP 3416116B2 JP 2000562666 A JP2000562666 A JP 2000562666A JP 2000562666 A JP2000562666 A JP 2000562666A JP 3416116 B2 JP3416116 B2 JP 3416116B2
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オーグスティヌス, ヴィルヘルムス, マリア ベルテルス,
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ヴィリー フォーゲル アーゲー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】回転装置は、多くの具体例で知られてい
る。
【0002】遠心ポンプは、例えば、軸方向入口と、遠
心力の影響下に半径方向の外方へポンピングするため液
体を投げ飛ばすブレードもしくは羽根を有するロータ
と、1つ以上の例えば接線出口とを備えることが知られ
ている。
【0003】更に、カスケード配列された複数群のロー
タ及びステータブレードを有する軸流圧縮機は既知であ
る。その構造は、非常に複雑な形状の何千もの構成要素
を含んでおり、それらは更に、高い規準の寸法精度及び
機械強度に適合していなければならない。その例はガス
タービンであり、この場合、圧力を受けたガス状媒体
は、そのために予定された媒体源により送り出されて、
ロータのブレードもしくは羽根に向けられるので、ロー
タは強力に駆動され、例えば発電機のような機械を回転
駆動するようになっている。
【0004】これらの既知の装置は、特に低流量では、
流れに不安定性を示す。かかる不安定性は、通常、ロー
タの負荷に不均衡状態を生じさせ、これが、激しい振
動,制御不能の回転速度の変動,そして軸受、軸及びブ
レードにかかる非常に大きな機械負荷を引き起こす。
【0005】また、全ての既知回転装置は、更なる技術
的欠点ももっている。
【0006】効率は、例えば往々にして比較的に低く、
回転速度に大きく左右される。
【0007】既知の装置は更に、通常、嵩張っており、
重量があり、コストが多大である。
【0008】ロータを製造するのに鋳造技術を使用する
場合、ブレードは、ある最小の壁厚を有していなければ
ならず、それが、有効通過流量の望ましくない減少や、
剥離(release)及び伴流生成による損失のもととなる。
このブレード壁厚や要求されるブレード形状は、更に、
収容できるブレードの数を制限する。加えて、鋳造技術
では、例えば介在物の結果としての予期しない且つ収拾
不能の密度差のために、望ましくない表面粗さ及び不均
衡状態になることが避けられない。
【0009】鋳造金属及び合金の引張強度もまた制限さ
れる。
【0010】更に、既知の遠心ポンプは、隣接ブレード
により画定される流路もしくは流れチャンネルの吸込側
にほとんど付着しない流れの現象である、いわゆる漏れ
の影響を受ける。ブレード間の角度拡大(expansion an
gle)のため、大規模な定常乱流が確認される漏れ領域も
しくは「停滞」水のある領域が存在し、それにより上記
領域における通過流はゼロである。遠心ポンプの出口圧
力は、その結果、強く脈動する。
【0011】その上、既知の装置は、作動中に多量の騒
音を発生するような構造になっている。
【0012】例えば水ポンプとして作動する全ての既知
装置は、圧力キャパシティーが限られている。従って、
例えば消防ポンプとしての適用例については、ポンピン
グのための水の揚程とも言われる所要圧力を実現するた
めに、複数のポンプが互いにカスケード式に配置され
る。
【0013】既知の回転装置においては、媒体入口及び
媒体出口が同じ方向を有しておらず、例えば互いに直角
に向けられていることが、しばしば欠点として認識され
ている。決められた条件において、媒体入口及び媒体出
口に同じ方向を与える選択肢を少なくとももつことが望
ましいかも知れない。
【0014】既知の装置は更に、非常に粘性の変化する
媒体では作動することができない。
【0015】既知装置において、通流媒体の流速は、装
置の通流中にかなり大幅に変動する。そのために生じる
加速度の結果、騒音発生及び効率ロスとなる。この点に
関しては、回転装置を通って流れる媒体の通流速度を全
ての条件下で一定に、例えば目標値の0.2〜5倍の範
囲内に保持しておくことが望ましい。
【0016】本発明の目的は、先行技術についての上述
した問題や制限を有することがないか、或いは少なくと
ももっと低い程度で有する回転装置を提供することであ
る。
【0017】本発明の別の目的は、先行技術に対して大
幅に広がった作動範囲にわたり調整することができる装
置を提供することである。
【0018】上述のために、本発明は、請求項1に記載
した回転装置を概して提供する。
【0019】請求項2による装置は、例えばポンプ又は
圧縮機として採用することができる。
【0020】請求項3による装置は、モータとして作動
する装置に関する。
【0021】請求項4,5及び6は、ポンピングのため
の別の媒体に関する。請求項6における用語「2相媒
体」は、例えば、作動温度及び作動圧力に依存して液体
及び/又は気体でありうる媒体に関する。かかる媒体
は、冷却系統において多く使用されている。その例は、
フレオン,アンモニア,アルカンである。
【0022】請求項7は、ロータチャンネルの可能な形
状について一般的に記載している。
【0023】請求項8,9及び10は、ロータチャンネ
ルの数について、大きくなる順に選んでいる。
【0024】請求項11は、作動中の強い周期的な圧力
脈動を防止する回転装置の構造に関する。この構造は低
い騒音及び一様な流れを確実にする。
【0025】請求項12は、媒体用ポンプとして機能す
る回転装置の場合における媒体入口内の送込みプロペラ
についての適用例に関する。この送込みプロペラは、媒
体がある圧力及び速度で剥離(release)することなくロ
ータチャンネルに入ることを確実にする。
【0026】軽量で容易に製造されるロータに関する非
常に実用的な実施例は請求項13及び14に記載されて
いる。
【0027】第3媒体通路の領域においては、大規模な
渦流及び乱流、剥離並びに騒音発生の原因となる不連続
性のないことが重要であるから、請求項15による構造
が有利である。
【0028】請求項16は、第3媒体通路の位置のとこ
ろでバッフルの厚さを要することなく比較的に多数のバ
ッフルを使用でき、この位置における媒体の通過を実質
的に減少させる回転装置の構造に関する。横断寸法がロ
ータチャンネルの軸心方向に対して半径方向に幅広にな
る結果として、追加のスペースが第3媒体通路からの距
離のところで第2グループの第2バッフルを混交配置す
るために利用しうる。必要であるかぎり、混交配置され
た第1及び第2バッフル間に第3グループのバッフルも
また配置することができる。これらのバッフルは、第2
バッフルよりも短く、そして、第3媒体通路に向けられ
た第2バッフルの端部からある距離のところにある第4
媒体通路に限り、第3媒体通路から第4媒体通路への方
向に延びている。この構造は、媒体の効率的な通過に本
質的に悪影響を与えることなく非常に良好に流れを案内
することを可能にする。
【0029】請求項17及び18は、ステータブレード
の形状に関する。全てのステータブレードが角度的に等
間隔の方法で配置されているので、それらの相互の距離
はどの軸方向位置においても同一である。しかし、レオ
ロジー的には、第4媒体通路から第6媒体通路の方向に
見られるように、効果的なファニングアウト(fanningou
t)がステータチャンネルにおける流線に沿って見られる
方向に起こることが肝要である。かかる流線に垂直の方
向に、ブレード間のこの流線に沿った任意の位置にのと
ころで進行角度(angle of progression)を画成すること
ができる。請求項17と関係のある角度がこの角度であ
る。請求項18による構造は、効率を相当に改善する利
点がある。
【0030】請求項19による皿状部及びブレードを製
造するために板材料を使用することは、ロータを非常に
軽量にすることができる利点がある。板材料は、更に非
常に軽量で、平滑で、寸法信頼性があるものとすること
ができる。材料の選択は、耐摩耗性(通過する媒体に左
右される),曲げ剛性,機械強度等を考慮して更に決定
することができる。記載されたような二重湾曲形状の皿
状部をもつロータについては、材料が高回転速度のため
に遠心力を受けるときであっても、主形状を保持してい
ることが重要である。この点に関し、皿状部間に配設さ
れそこに確り接続されたブレードは、ロータを剛にする
方向に相当な程度まで寄与している事実に注目される。
このため、多数のブレードを使用することもまた重要で
ある。ロータは、非常に高い寸法精度と無視可能な固有
不均衡状態を有して製造することもできる。
【0031】請求項20,21及び22は、特定条件下
での材料の選択についての選択肢を与えている。
【0032】ロータの寸法及び回転速度に応じて、記載
された板材料は所要の値を有することができる。適切な
選択は請求項23に記載された範囲内にほぼある。小さ
な不均衡状態の可能性に関しては、ロータの慣性質量モ
ーメントは、特にガスのように密度の低い媒体の場合、
可能な限り小さいことが好ましい。このような関係か
ら、技術的に考えられる最も小さい厚さを選択すること
が推奨される。
【0033】請求項24は、ロータバッフルを皿状部に
接続することができる幾つかの可能な技術について記載
している。
【0034】請求項25は、ステータブレードの材料に
ついて考えられる選択肢に関する。この選択の根拠とな
る技術的問題点はロータバッフルについての場合と概し
て同一である。
【0035】請求項26は、ハウジングの円筒形内面に
ある材料及びステータブレードの材料選択又は少なくと
もそれらの材料に関する。これらの材料の熱膨張率を請
求項20による通り同一とすることによって、熱応力が
回避され、そして極端な温度変化の場合にステータチャ
ンネルの正しい形状及び相互の接続を確実に確保してお
ける。
【0036】ブレード用に薄いシート材料を用いること
は、熱応力が効果的に回避されるという点で有利であ
る。
【0037】請求項27は、記載された技術的原理の特
別な展開として、材料が同じである可能性について述べ
ている。明らかなように、更なる展開においては、ハウ
ジングの円筒形内面は適切な材料のものでなければなら
ないだけでなく、このことはハウジングの円筒形ジャケ
ット全体、或いはジャケット全体の場合と同様でありう
る。
【0038】請求項28は、ステータチャンネルの形状
に焦点をあてている。
【0039】請求項19〜23に関して既に上述したよ
うに、慣性質量モーメントと、それに加えてロータのあ
る不均衡状態の危険とは、可能な限り小さいことが好ま
しい。
【0040】請求項29は、この同じ局面に関し、そし
て、要するにガスは慣性質量モーメントにはっきり認め
うるほどの寄与をしないので、媒体として特にガスに適
用されている。半径方向の寸法が小さい結果、軸は、ロ
ータの慣性質量モーメントと同じ程度の大きさの慣性質
量モーメントをもつために、かなりの重量を有していな
ければならないが、それにもかかわらず問題の寄与は、
ある条件では比較的に長くなる軸の長さの点からかなり
になりうることを理解すべきである。また、ロータは考
えられる最軽量の形状をとるのが好ましく、そのため、
ロータの慣性質量モーメントもまた比較的に小さい。
【0041】請求項30及び31は、ロータの皿状部を
形成するための幾つかの可能性について記載している。
【0042】請求項32は、ロータを形成するための非
常に特定的な仕方に焦点をあてている。
【0043】特に、非常に高温又は非常に低温の媒体の
場合、請求項33による構造は有意義である。
【0044】請求項34は、効果的なシ−ルと実質的に
ゼロになる摩擦とを兼ね備えた非常に有利な実施例に焦
点をあてている。
【0045】請求項35及び36は、ロータチャンネル
の考えられる数について、大きくなる順に選んでいる。
本発明による回転装置の設計において、流管が細長けれ
ば、局部流管が広い流量範囲にわたり制御可能であるだ
けであるという事実について考慮しなければならない。
【0046】請求項37,38及び39は、全第4媒体
通路の総横断面及び第3媒体通路の比により回転装置を
更に特徴付けている。適切な選択は、設計要件に大きく
依存して行われる。
【0047】同様に、請求項40,41及び42は、第
4媒体通路のリングの直径と第3媒体通路の直径との比
に関する選択を可能としている。適切な選択は、ポンプ
の場合には入口及び出口間に発生すべき圧力比、タービ
ンの場合には膨張比に依存している。
【0048】本発明によるポンプにおいては、第4媒体
通路及び第5媒体通路の領域に依然として強い回転があ
る。これは、既知の遠心ポンプとは対照的に、比較的に
低い静圧力を局所的に生じさせることになる。局所的な
比較的に低い圧力の結果として、関係した壁体の厚さ及
び局部シ‐ルについての要求は比較的に低く、そのため
例えば、特定条件においては低品質と考えられるラビリ
ンスシールのような簡単なシールを使用することができ
る。既知のように、ラビリンスシールはその性質のため
完全に閉じてはいない。それにもかかわらず、比較的に
低い局部圧力の結果として、ラビリンスシールが使用さ
れるときに、封止は十分である。
【0049】上述した小さな壁厚は深絞りによって製造
することを可能にする。
【0050】本発明による装置は非常に広範囲に適用す
ることができる。ポンプとして、同装置は、非常に一様
な圧力及び効率特性とある程度単調な出力特性とを示
し、そのため、通常のポンプにおいては異なる適用例に
は異なる寸法設定が必要であるのに対して、1つのポン
プで非常に多くの変動適用例に適している。
【0051】任意の回転速度における前述の単調な、即
ち実質的に線形の出力特性は、駆動力の調整が非常に単
純であることにより、それに実質的に明白に対応する出
力特性を実現する重要な選択肢を提供する。先行技術
は、そのためには、多数の関連パラメータの瞬間値に基
づいて面倒で費用のかかる調整を必要とする。これが、
そのような調整が実際に適用されていない理由である。
【0052】非常に変動する粘性の媒体をポンピングす
るために、媒体の粘性に対する装置の特性の依存性が低
いため、異なる寸法設定のポンプは限られた数のみが必
要である。
【0053】ポンプとして使用の場合、1台の装置が、
先行技術による通りの複数のポンプをカスケード接続し
たものに匹敵する非常に大きな流量及び/又は非常に高
い圧力を実現することができる。
【0054】ポンプの作動を逆にしてモータの作動にす
るために、或いはその逆にするために、通常、ステータ
チャンネル及びロータチャンネルの寸法設定を幾分変更
することが望ましい。
【0055】次に、本発明を添付図面に関連して説明す
る。
【0056】図1は回転装置1を示している。この装置
は、中央にある軸方向の第1媒体通路3と、軸方向の3
つの第2媒体通路4,5及び6とを有するハウジング2
を備えている。回転装置1は更に、該ハウジング2内を
延びてその外に出る軸7を備えている。以下に明示され
るこの軸7は、ハウジング2に関して回転可能に装着さ
れると共に、ハウジング2内に収容されたロータ8を支
持している。ロータ8は、第1媒体通路3に至る中央の
第3媒体通路9に連絡している。この第3媒体通路9
は、角度的に等間隔の複数のロータチャンネル10に分
岐しており、各ロータチャンネルは、少なくとも多少と
も半径方向に広がるそれぞれの主な面内で、第3媒体通
路9から各第4媒体通路11へと延びている。第3媒体
通路9の端部区域及び第4媒体通路11の端部区域は、
それぞれ実質的に軸方向に延びている。図1に示すよう
に、各ロータチャンネル10は、一般的に半コサイン関
数に対応する僅かにS字の形状を有すると共に、少なく
ともかなり大きい半径方向成分をもつ方向に延びる中間
部12を有する。各ロータチャンネルは、第3媒体通路
から第4媒体通路へと広がる横断面を有している。
【0057】回転装置1は、ハウジング2内に収容され
たステータ13を更に有している。このステータ13
は、第1主本体部14及び第2主本体部23を備えてい
る。
【0058】第1主本体部14は、ロータ8に隣接する
その区域上に円筒形の外面15を有しており、この外面
15は、ハウジング2の円筒形の内面16と一緒に、円
筒形外面15の半径の最大で0.2倍の半径方向寸法を
有するほぼ円筒形の媒体通路スペース17を画定してい
る。この媒体通路スペース17内に収容されている角度
的に等間隔の複数のステータブレードもしくは静止羽根
19は、2つ1組となってステータチャンネル18を画
定している。該ステータブレード19の各々は、その端
部区域20のところに、ロータ8の方に向けられて、軸
心方向21から実質的に異なる方向、特に少なくとも6
0度異なる方向に第5媒体通路24を形成すると共に、
他方の端部区域22のところに、軸心方向21から若干
異なる方向、特に最大で15度異なる方向に第6媒体通
路25を形成している。第5媒体通路24は第4媒体通
路11に連絡しており、第6媒体通路25は3つの第2
媒体通路4,5及び6に連絡している。
【0059】第2主本体部は、第6媒体通路25と第2
媒体通路4,5及び6との間に、第6媒体通路25から
第2媒体通路4,5及び6に向かう方向に先細になる3
つのマニホルドチャンネル26が延在するように具現さ
れている。これらのマニホルドチャンネルも、第2主本
体部23の外面29とハウジング2の円筒形内面16と
により画定されている。
【0060】図1は、種々の矢印で一般的な媒体通流路
27を示している。この通流路27は、第1媒体通路3
と第2媒体通路4,5及び6との間に、それぞれ第1媒
体通路3,第3媒体通路9,ロータチャンネル10,第
4媒体通路11,ステータチャンネル18,第6媒体通
路25,マニホルドチャンネル26,第2媒体通路4,
5及び6により画成されており、これら部分間には大体
においてスムーズな移行部がある。図1において、矢印
26による媒体の流れは回転装置1のポンプ作用に応じ
て示されていることが分かり、そのため、軸7はモータ
手段(図示せず)により回転駆動される。圧力下の媒体
が媒体通路4,5及び6を経由する力により同第2媒体
通路4,5及び6に流入するのを許容されていると仮定
すれば、以下に説明する回転装置1の構造によって、軸
7を回転駆動させながら、媒体の流れは次いで逆にさ
れ、そしてロータ8が回転駆動される。
【0061】この回転装置の構造は、作動中に、一方で
はロータ8の回転、従って軸の回転と、前記媒体通流路
27を通流する媒体の速度及び圧力との間をつなぐ相互
に関係のある力が存在するようになっている。
【0062】従って、この回転装置は、ポンプのように
概ね作動でき、その場合、軸7が駆動され媒体が矢印2
7に従って圧送され、或いはタービン/モータのように
概ね作動でき、その場合、媒体の流れは反対になり媒体
が駆動力を供給する。
【0063】図2は、非常に概略的な切欠き斜視の状態
で回転装置1を示している。明らかなように、マニホル
ドチャンネル26は、第1主本体部14の上方に配置さ
れたインサート体とみなすことができる第2主本体部2
3によって形成されており、従って、第2主本体部は、
マニホルドチャンネル26を形成する3つの凹部30を
有している。これらの凹部は、丸みのついた形状を有し
ていて、媒体を矢印27に従うように第2媒体通路4,
5及び6に案内するため、その下側で第6媒体通路25
に連絡している。
【0064】図3は、部分的に破断した斜視図でインサ
ート体23を示している。この任意に選んだ実施例にお
いて、インサート体23はシートメタルから形成されて
いる。しかし、該インサート体は、中実であり希望に応
じて補強したプラスチック等のような他の適当な材料か
ら構成されていてもよい。
【0065】図4は、機能的に回転装置1に対応する装
置31を示している。この装置31は駆動モータ28を
備えている。
【0066】図1よりも図4に明確に見られるように、
複数のプロペラ羽根33を備えた送込みプロペラ32
は、媒体入口として機能する第3媒体通路9内に配置さ
れている。
【0067】図1によるロータ8に対応する図9に従う
ロータの説明を先に見ると、図4による装置31のロー
タ34は、ロータ8には欠如している多数の追加の補強
支柱35を有することが認められる。
【0068】図9に示すように、ロータ8は、後述する
ような方法で相互に一体化される複数の別個の構成要素
を備えている。ロータ8は、下側の皿状部36,上側の
皿状部37,12個の相対的に長いバッフル38,及び
該バッフルと混交配置された12個の相対的に短いバッ
フル39を備えており、これらのバッフルは、図示のよ
うな仕方で各ロータチャンネル10の等間隔の境界を形
成している。各バッフル38,39は、湾曲した形状を
有すると共に、皿状部36,37に対して媒体の漏れの
ない接続を可能とするように直角に曲げられた縁部4
0,41を有している。バッフル38,39は溶接によ
って皿状部に接続されるのが好ましく、こうして一体の
ロータを形成する。中央の第3媒体通路9内に配置され
ているのは送込みプロペラ32である。これは、レオロ
ジー的にはっきり感知できる移行部なしにロータの長い
バッフル38に連絡する12個の羽根を有している。下
方に向かい先細になった流線形部材42は送込みプロペ
ラ32の中間に配置されている。
【0069】図4は、例えば液体ポンプとして作動する
装置31の作動を特に明らかに示している。軸7を駆動
しロータ34を共に移動させることにより、液体はプロ
ペラ32の作用でロータチャンネル中に押し込まれる。
生じる遠心力による加速のある程度の結果として、強い
ポンプ作用が得られ、これは遠心ポンプのそれに匹敵し
うる。しかし、遠心ポンプは、根本的に違った形成のさ
れ方のロータチャンネルを有して作動する。ロータチャ
ンネル10外に流出する液体は強く回転して、接線方向
もしくは回転方向成分と軸方向成分の双方を有する環状
流の形となる。ステータブレード19は回転成分を取り
除いて、初期に軸方向に導入された流れをマニホルドチ
ャンネル26内でもう一度軸方向に案内し、このマニホ
ルドチャンネルで幾つかの部分流れが集められてそれぞ
れの媒体出口4,5及び6に供給される。要求されれ
ば、媒体は、これらの出口4,5及び6を組み合わせて
1つの導管43とすることにより、図2に示す方法で1
つの導管を経由して更にポンピングすることができる。
図10を先に見ると分かるように、ほとんど正確に軸方
向に延びている他の実施例も可能である。
【0070】図5Aは、ステータブレード19がその送
込み側に折曲縁部44をもっていることを示している。
この縁部はレオロジー的機能を有している。これは、速
く回転するロータ34により発生され強く回転する媒体
流からステータチャンネル18へのスムーズな流線形移
行部を提供している。
【0071】上述したロータは、この実施例において、
図9に関しては皿状部36,37と、バッフル38,3
9と、プロペラ32とであるステンレス鋼製の諸構成要
素で構成されている。
【0072】図5Aは、第1主本体部の外面15及びス
テータブレード19を展開した形で示している。
【0073】図5Bは、図5Aにおける破線B−Bに沿
ったバッフル19の図を示している。
【0074】図5Cは、ステータチャンネル18のセッ
トを画定するステータブレード19のセットを示してい
る。
【0075】図5Dは、次々と続く線46に従って相互
の角度を明示したチャンネル18の製作図であり、これ
らの線は全て図5Dに示すように、少なくともこの実施
例において、軸心に沿って約5mmの相互間距離を有し
ている。各ステータチャンネルの出口幅は、図5Cに示
すように、約15mmである。図5Dは、図示した種々
の位置でのステータブレード19間の関連半角度を付し
て種々の位置を示している。
【0076】図5Eは、図5C及び図5Dに従う位置の
関数としてチャンネル幅を示している。
【0077】図5Fは、図5Dの図に従う通りに囲い角
を示している。この角度はレオロジー的に意義のある約
15度の角度をどこでも超えておらず、14度の値以下
に留まっていることに注目することが重要である。
【0078】図1及び図4において、各ロータ8,34
は、第3媒体通路及び第4媒体通路の領域で、各ラビリ
ンスシール45,46によってハウジング2に対して封
止されていることが分かる。軸は、少なくとも2つの軸
受によりハウジングに対して装着されており、図1及び
図4には、その軸受のうちの1つのみが記載されてい
る。この軸受は参照数字47で表示されている。
【0079】図6Aは、若干異なった構造を有する回転
装置を示している。この構造は、ハウジング52の壁体
51と共に第2主本体部50により画定されるスペース
49が存在するから、マニホルドチャンネルの連続ユニ
ットを含んでいる。従って、ただ1つの媒体出口4が存
在する。
【0080】図6Bにより示された回転装置48’の構
造は、図6Aによる回転装置48の構造と実質的に全体
的に対応している。回転装置48にある以外に、回転装
置48’は電気モータを備えている。この電気モータ
は、参照数字90で表わされ固定位置に配置される多数
のステータ巻線と、ロータ8の上側皿状部37に固着さ
れたロータアンカー91とを備えている。
【0081】ステータ巻線の接続ワイヤは記載されてい
ない。これらは、ステータブレード19内の未使用のス
ペースを通り上方に非常に適切に延び、希望される適当
な位置で回転装置48’から出ることができる。
【0082】図7は、下側の皿状部36を省略してロー
タ8の内部構造を示している。この点に関し図9を参照
する。この図で特に重要なことは、第2主本体部53の
構造である。特に図2と比較すると、この実施例が回転
装置1の構造とはどのように異なるかが明らかになろ
う。第2主本体部53は、ステータチャンネル18の出
口開口を媒体出口4,5,6に接続する凹部55を画定
する3つのインサート体54を備えている。該凹部55
には流れ案内バッフルが設けられている。これらは異な
る形状を有するが、便宜上、全て参照数字56を付して
表わされている。この構造により、さらに、非常に静穏
で擾乱のない流れが実現される。
【0083】図8は、図7によるステータ57を他方の
側から示している。
【0084】図10Aは、第5実施例の一部を示してい
る。ステータ61は、非常に規則的に且つ対称的に構成
されていて、この意味で、図2及び図7に特に明示した
実施例とは異なっている。図10Aの実施例において、
マニホルドチャンネル62はステータチャンネル18上
に同様に形成されている。マニホルドチャンネル62
は、一方の側では、出口4の方向に先細になる第2主本
体部64の表面63によって画定され、他方の側では、
ハウジング(図示せず)の内面によって画定されてい
る。該マニホルドチャンネル62は、分割壁65によっ
て相互に分けられている。図示のように、平均して約
2.7個のステータチャンネルが組み合わされて1つの
マニホルドチャンネル62を形成している。
【0085】図10Bは図10Aの変形例を示してい
る。図10Bによるステータ61’は、チャンネル6
2’がステータ61における関連構成部材とは異なる形
状をもつバッフル65’及び表面63’によって相互に
分けられている点で、図10Aの実施例と異なってい
る。その結果、図10Bによる媒体通路93’は図10
Aにおける媒体通路93よりも大きな通路を有する。従
って、チャンネル62’についての速度の差は、チャン
ネル62についての速度の差よりも小さい。これはある
状態では望ましい。
【0086】図10Cは更なる変形例を示しており、こ
の変形例においてステータ61”は、相対的に長いバッ
フル19だけでなく、該バッフルと混交配置された短い
バッフル19’を備えている。その効果については、以
下の図10D,10E及び10Fを参照して説明する。
他の点ではステータ61”はステータ61’に実質的に
一致している。バッフル19及び19’の下端区域は折
り重ねられていることを指摘しておく。剛性,強度及び
耐食性の向上した良好な流線形がこれにより確保され
る。
【0087】図10Dは、図10Cによる隣接するバッ
フル19及び19’間の接線距離並びに図10A及び図
10Bによるバッフル19間の接線距離を示している。
接線距離は軸方向位置の関数として表わされている。曲
線I及びIIは隣接するバッフルに対応している。
【0088】図10Eは、図10Cの実施例に関係して
いる。このグラフはチャンネル位置の関数としてチャン
ネル幅を示している。相対的に長いバッフル及び相対的
に短いバッフルを混交配置することの影響が明らかであ
る。この影響は、グラフにおける中断から認識できる。
もしこの中断が存在しなければ、IIと表わされた部分は
Iと表わされた部分にスムーズに接続し、部分IIにおけ
るチャンネル幅が実質的に大きくなるはずである。これ
は、ステータチャンネルの細長い特徴に対して相当な効
果をもっており、それにより問題の装置の特性に影響を
及ぼす。
【0089】図10Fは、チャンネル位置の関数として
囲い角度を示している。図5Fと比較すると、短いバッ
フル及び長いバッフルの混交配置を選択することによ
り、図5Fにおいては殆ど14度に達する囲い角度が図
10Cによる構造において常に10度より小さいことを
示している。
【0090】図11は、第6実施例を示している。この
回転装置66は、シートメタルの壁体により画定された
複数のロータチャンネル68を有するロータ67を備え
ている。このロータは、爆発変形,内部媒体圧力,ラバ
ープレス,或いはその他の適当な既知技術によって形成
することができる。マニホルドチャンネル69は、記載
された領域においてほぼつる巻状に延びるバッフル70
により画定されている。
【0091】図12は、空間的に非常に入り組んだ形態
のステータブレード19をステンレス鋼製の各条片から
製造できる方法を示している。
【0092】図12Aは、予定した長さの平たい鋼製条
片からステータブレード19を形成するためのモールド
71を非常に概略的に示している。このモールドは、力
を加えると互いに関して回転可能であると共に、閉じた
回転位置において、相互に対面する分割表面を有する2
つのモールド部分72,73を備えている。該モールド
部分の形状は実質的に同一であり、この形状はステータ
ブレード19の形状に対応している。問題の分割表面は
符号74で表わされた位置のところにあり、この位置で
は、ステータブレード19は、ブレードの形成中の現実
に従って記載されており、モールド部分72,73の隣
接部が破断された図で書かれている。底部に示されてい
るのは関連した分割表面75であり、これはステータブ
レード19の形状に続いている。矢印76はモールド部
分72,73の相対的な回転可能性を示している。案内
ブロック76,77は回転中のモールド部分72,73
のためのガイドとして役を果している。モールド部分7
2,73を回転駆動するための上述した手段は記載され
ていない。
【0093】図12aには記載されていないモールドの
開位置において、真直ぐなステンレス鋼製の条片を挿入
する。この条片は、全体的に平らで且つ真直ぐである。
その後、モールド部分を相互に回転して、成型面が互い
に接近するようにする。条片の係合と同時にその変形が
起こる。この点に関しては、相互作用しているモールド
部分72,73が示された図12bを参照する。明らか
なように、モールド部分73は、その下側にある隣接の
支持シリンダ77上に、条片19の折曲下縁部79に対
応する凹部78を有しており、一方、モールドのキャビ
ティを閉じたときのモールド部分72の上面とモールド
部分73との間には、同様の凹部80が上側に存在し残
っている。モールドキャビティの最終的な閉止は、ステ
ータブレード19のメタルの厚さによって専ら決められ
る。凹部80は上側の折曲縁部81に対応している。
【0094】図12C及び図12Dは、別の装置、即ち
鋼製の平らな条片801からステータブレード819を
形成するためのモールド871を示しており、該条片は
図12Dに示した予定の長さの湾曲形状を有している。
モールド871は、力を加えると互いに関して回転可能
であると共に、閉じた回転位置において、相互に対面す
る2つの分割表面を有する2つのモールド部分872,
873を備えている。該モールド部分の形状は実質的に
同一であり、この形状はステータブレード819の形状
に対応している。前述したモールド部分872,873
の相互の回転は、ハンドル802によりモールド部分8
73を回すことによって行うことができる。その場合、
モールド部分872は、ワーク表面に固定されたフレー
ム803と一体に形成されているので、静止状態に留ま
っている。別のハンドル804は、ほぼ三角形の開口8
06を備えた実質的に円筒形の部材805に固定されて
いる。この三角形の開口は、条片801を配置したり、
形成したステータブレード819を取り出したりするの
に役立つ。各部材805及び814は、キー溝807に
嵌め込まれるキー808によって回転可能に相互接続さ
れている。
【0095】前に述べた分割表面810,811は、ス
テータのブレード変形を各円筒形の本体部に連絡する働
きのある折曲縁部812,813はないが、条片801
に二重湾曲の主形状を与えるのに役立っている。中間の
ハンドル802で回すことによりこの形状を得た後、ハ
ンドル804で更に回すことにより折曲縁部812,8
13を形成することができる。このように更に回してい
る間、既に述べたように部材805に回転自在に連結さ
れると共に湾曲縁部815を備えた中央部814の回転
のため、前述した縁部の企図した折曲が起こる。部材8
05の内部には第2折曲縁部816が配置されている。
【0096】この装置871を使用する極めて簡単な操
作で、予め成型された金属条片801からステータブレ
ード819をこのように造ることができる。
【0097】条片801はレーザー切断により製造され
ることを指摘しておく。非常に精確で切削屑やバリのな
いシートメタル部材が得られ、これには内部応力がな
い。細くなった端部区域820は、820’で表わされ
た位置に矢印823による通りに折り重ねることができ
る。これによりステータブレード819はステータの構
成部材として役立つ準備が整うことになる。このような
ステータは例えば図13Cに示されている。
【0098】図13Aは、実行可能であり且つ非常に実
用的である、ロータ8を製造するための方法を示してい
る。出発点は、下側の皿状部36,上側の皿状部37で
あり、ロータバッフル38,39をそれらの間に配置し
そこに固定的に接続する(図9も参照のこと)。
【0099】図13Aの分解組立図には、電気及び熱を
伝える同様に形成されたブロック82の鎖状体が示され
ており、該ブロックは、三次元的形状に作られたバッフ
ル38,39に組み込むことができる。これらのブロッ
クは、ワイヤ83によって結合されていて各鎖状体を形
成すると共に、電流を通すことができる。この電流は、
電源86により、上側の電極84及び下側の電極85を
経由して、皿状部37,ブロック82,バッフル38,
39,下側の皿状部36及び下側の電極85に通し流す
ことができる。形状がそれぞれ上側の皿状部37及び下
側の皿状部36に対応している皿状の電極84,85
は、プレス手段(図示せず)により、力を加えられて互
いにプレスされ、図3に記載し言及した諸構成部材が相
互に関係のある距離のところで対応してプレスされるこ
とになる。プレッシング点となる輪郭で表わされた諸区
域86は上側電極84に配列されている。対応する区域
87は下側電極84に配列されている。相当に大きな電
流を通している間、大電流は、バッフル38,39と適
合したプレッシング区域86,87を経由する関連の電
流路に通される。これにより皿状部36,37に対する
バッフル38,39の効果的なスポット溶接が行われ
る。例えば銅製のブロック82は、バッフル38,39
に対する熱の悪影響なしに電気の良好な伝導を行うため
に肝要である。このようにしてスポット溶接作業を完了
した後、ワイヤ83を引っ張ることにより、ブロックの
関連の鎖状体を除去することができる。この作業後、ロ
ータを原則的に仕上げする。図1が示すように、固定デ
ィスク90もまた上側の皿状部37に溶接することがで
き、そしてこれは、カバー91と共に、軸7へのロータ
の固定具を形成する。図13に関して上述したスポット
溶接作業の後、図4によるロータに補強支柱35が設け
られ、その後、軸7が固定される。
【0100】図13Bは、非常に簡略化した仕方で、し
かも多数の構成部材を省略して、図13Cに示したステ
ータ831を製造するための装置830を示している。
図13Bの装置を良く理解するために、先ず、図13C
について言及する。ステータ831は、円筒形の内壁8
32及び円筒形の外壁833を備えている。この実施例
において、これらの壁はステンレス鋼から作られてい
る。外壁833は相対的に厚く、一方、内壁832は相
対的に薄い。相対的に長い長さのステータブレード81
9(図12参照)と、これと混交配置される相対的に短
いステータブレード819’とは希望の位置に配置さ
れ、折曲縁部812及び813で、それぞれ溶接により
内壁832と外壁833とに固定される。これにより明
らかとなるように、該折曲縁部812及び813は関連
の円筒形表面上に精確に適合していなければならない。
図12に示した装置はそのために特別に設計されてい
る。
【0101】図13Bは、円筒形のもの832,833
を省略して、等間隔で配置された銅製ブロックの鎖状体
の配列を示しており、これらは、便宜上、全て834と
して表わされると共に、ステータブレード819,81
9’の形に対応する図13Dに示した形状をとってい
る。該ブロックは互いに機械的に接続されているが、電
気的にはひも状物(lace)835により互いに分離されて
いる。ゴム製クッション836は、ブロック834及び
ひも状物835からなる全体構造837がステータ83
1のステータブレード819,819’間に精度良く嵌
るような形状を有している。ブロック834はほぼU字
形である。それにより縁部812,813は、ステータ
ブレード819の中間プレート部を経由して電気的な導
通を行うことなく、電気伝導及び熱伝導が可能に相互に
接続することができる。図13B及び13Cを比較する
と、ブロック834及びステータブレード819,81
9’の相対的配置が明らかになる。
【0102】図13Bは、鎖状体837の最前方群のみ
が示され、理解し易いように円筒形のジャケット83
2,833は省略されている点で簡略化した仕方で記載
されている。外側電極838は外側のジャケット833
の外方に配置されているが、内側電極839は内側のジ
ャケット832の内方に配置されている。これらの電極
は、便宜上全て840と表示されたスポット溶接区域を
介して電流を同時に伝導するようになっている。このた
め電極838,839は電源841に接続されている。
内側の円筒形のもの832及び外側の円筒形のもの83
3の双方を配置して周辺全体の上に鎖状体837を介在
させた状態でステータブレード819,819’を配列
した後、内側電極839及び外側電極838を配置す
る。その後、電流の流れを生じさせると、これは、内側
の円筒形のもの832及び外側の円筒形のもの833に
対する電流の流れの位置で折曲縁部812,813がス
ポット溶接されるという結果になる。続いて各鎖状体8
37はひも状物835で上記構造の頂部から引き上げら
れ、その後ステータ831が完成する。
【0103】図14は、それぞれ、先行技術による装置
についての(グラフI)、図1による上述したタイプの
装置で測定した通りの(グラフII)、そして最後に図
7,8,9,10に従う通りの相対流量Qの関数として
パーセントで表わした効率「EFE」のグラフ表示であ
る。明らかなように、本発明による構造の効率曲線は先
行技術よりも相当に優れており、かなり平らな推移を示
している。特に、低回転速度では改善が顕著である。こ
の改善は、1つの装置を非常に多様な多くの適用例に採
用できる理由を説明している。先行技術においては、異
なる適用例に対しては、通常、異なる装置が必要であ
る。
【0104】図15は、ポンプとして作動する本発明に
よる装置の特性を同様に示している。図15に示された
グラフは、本発明に従った装置に匹敵する寸法にした8
段標準遠心ポンプと比較して、本発明による装置の流量
の関数としてのポンプ圧力に関係している。丸い測定点
を付して表わされたグラフIは、既知のポンプであるN
OVA PS 1874についての測定に関係している。
他のグラフは、それぞれ毎分1500,3000,40
00,5000,5500,6000回転の回転速度で
の本発明によるポンプについての測定に関係している。
【0105】図16は、本発明による2タイプのポンプ
及び先行技術による2タイプのポンプを比較して測定結
果を示している。グラフI及びIIは、毎分3000回
転での通常タイプの8段遠心ポンプに関係している。グ
ラフIは58mmの入口に関するが、グラフIIは80
mmの入口に関する。
【0106】それぞれ毎分1500,3000,400
0,5000,6000回転の表示をした図示のグラフ
は本発明による1段装置に関し、この1段装置は、直径
170mmのハウジング,直径152mmのロータ及び
直径38mmの入口を有している。点線で図示されたグ
ラフは同様に本発明による1段装置に関し、この1段装
置は、直径170mmのハウジング,直径155mmの
ロータ及び直径60mmの入口を有している。
【0107】各ラインIII及びIVは、上述した本発明に
よる第1のタイプ及び上述した本発明による第2のタイ
プの各キャビテーション境界を表わしている。
【0108】上述した記載から分かるように、回転装置
の新規な上記構造は、同様の既知装置よりも相当に優れ
た結果をもたらす。特に図15及び図16に関し、再び
注目される点は、比較が本願発明による1段装置と、先
行技術による8段装置、即ちカスケード接続された8つ
の既知回転装置とに関するという事実である。
【0109】図17は、回転装置902及びモータ90
3を備えるユニット901を示している。このユニット
はポンプとして作動するように設計されている。下側に
配置されているのは入口として作用する第1媒体通路9
04であり、側方に配置されているのは出口として作用
する第2媒体通路905である。
【0110】図18は、ユニット901の構造を概略的
に示している。ユニットがモータとポンプからなりポン
プが原則的にモータに分離不能に接続される例えば図4
の実施例と相違しているのは、ユニット901が2つの
独立した構成部材から構成されていることである。この
目的のため、モータ軸906は外側に向かい先細になっ
た端部を有し、この端部に円錐形のねじ部907があ
る。一方、ロータ軸908はこれに対応する補完的形状
を有している。このようにして、モータ903及びポン
プ902は、解除可能である動力伝達の仕方で相互に接
続され、それにもかかわらず非常に簡単な解除が確実に
されている。更に、図21及び図22に関するポンプ9
02の構成部材の構造について以下に特に言及する。
【0111】図19は、主構成要素を相互に接続し相互
に関連付ける方法を分解組立図で示している。ステータ
が配置されるポンプ902の上側構成要素909は上述
し図示した実施例における関連の構成要素とは異なって
構成されている点に注目することが重要である。ロータ
910及び入口構成要素911は上述した実施例に対応
している。
【0112】図20は、出口構成要素909にある連結
スリーブ913と接続するため下側にある対応の連結片
912を備えたモータ903を示している。
【0113】図21及び図22は、出口構成要素909
の構成部材914を示している。この構成部材914
は、中央に開口916を備えたシートメタル製漏斗状部
材915から構成されている。漏斗状部材915の壁体
に当接配置されているのは流れ案内バッフルであり、こ
れらは図21及び図22に示した仕方で配列されると共
に、異なる形状をもってはいるが、便宜上全て同じ参照
符号917で表わされている。バッフル917は1つの
パラメトリックファミリー(parametric family)の部材
である。
【0114】同様にシートメタル製の内側漏斗状部材9
18は、流れ案内バッフル917が各漏斗状部材915
及び918により画成されて流れ案内チャンネル919
を形成するように、漏斗状部材915の内側に配置され
ている。これらのチャンネルは全て出口905に通じて
いて、非常に摩擦損失の少ない制御された流れパターン
を実現する。流れ案内バッフル917は、ステータブレ
ード及び/又はロータバッフルを造ることができる方法
と関係のある方法で製造することができる。可能な製造
方法に関しては図12及び図13に示している。
【0115】ユニット901の構造について更に論じる
必要はない。構造も作動も前述の実施例についての記載
から明らかであろう。
【0116】流れ案内チャンネル919は、図10A及
び図10Bの各マニホルドチャンネル62,62’と機
能的に対応している。図10とは相違して、ユニット9
03の構造は、出口905がユニット903の側方に延
びるようになっている。これによりモータ903及びポ
ンプ902間の重要なカップリングの構造が簡単にな
る。しかし、この点について、例えば図1,2及び4に
よる実施例にも適用しうることを指摘しておく。
【0117】図23には、ロータ1003を駆動する電
気モータ1002を備えたポンプ1001が示されてい
る。ステータ1005の入口1004は、回転対称の遷
移区域1007を経由して横方向入口1006に連絡し
ている。ロータ1003は別の回転対称の遷移区域10
08を経由して横方向出口1009に連絡している。こ
の実施例においては、該横方向出口は入口1006に関
して同軸に配置されている。これらの区域1007及び
1008は同軸包囲関係にある。
【0118】ブレードやバッフルのような所定の構成要
素は図23に記載されていないことを指摘しておく。
【0119】矢印1010は媒体の流れを示している。 [図面の簡単な説明]
【図1】回転装置の第1実施例を部分的に断面で部分的
に切り欠いて示す側面図である。
【図2】図1の装置を部分的に破断した斜視図であり、
空間構造を図示するために図式化されている。
【図3】マニホルドの変形例を示している。
【図4】回転装置の第2実施例を部分的に破断した斜視
図である。
【図5A】ステータチャンネルを画定するステータブレ
ードを備えたステータの一部の展開図である。
【図5B】ステータブレードの一部の展開図である。
【図5C】幾何学的特性を説明するための2つのステー
タブレードについての、図5Aに対応する図である。
【図5D】図5Cによるステータチャンネルの垂直図を
示している。
【図5E】チャンネル距離を関数とするチャンネル幅の
グラフを示している。
【図5F】チャンネル距離を関数とする囲い角を示して
いる。
【図6A】回転装置の第3実施例の概略断面を示してい
る。
【図6B】変形例についての、図6Aに対応する図を示
している。
【図7】回転装置の第4実施例のロータ及びステータを
備えた、ハウジングとロータの下側皿状部については省
略した、内部構造の下側からの分解斜視図である。
【図8】ハウジング及びロータを省略した、図7による
ステータの頂部からの図を示している。
【図9】ロータの下側からの、図7に対応した、分解斜
視図である。
【図10A】マニホルドが異なった仕方で実施されてい
る第5実施例のステータ部分の、図8に対応する斜視図
である。
【図10B】変形例についての、図10Aに対応する図
を示している。
【図10C】変形例についての、図10Bに対応する図
を示している。
【図10D】2つのブレード間の接線距離と軸方向位置
との間の関係を表わすグラフである。
【図10E】チャンネル位置を関数とするチャンネル幅
を示している。
【図10F】チャンネル位置を関数とする囲い角のグラ
フ表示である。
【図11】回転装置の第6実施例の一部の部分的に破断
した斜視図である。
【図12A】ロータブレードを形成するためのモールド
の部分概略斜視図である。
【図12B】図12Aにおける線B−Bに沿った断面を
示している。
【図12C】ステータブレードを製造するための装置の
概略分解組立図を示している。
【図12D】図12Cの装置の斜視図である。
【図13A】図9によるロータを組み立てるための装置
の非常に略式化した分解組立図を示している。
【図13B】ステータの製造段階にある多数の導通ブロ
ックの配列を示す概略的な部分斜視図である。
【図13C】図13Bによる通りに製造されたステータ
についての、図13Bの下方に記載した部分破断斜視図
である。
【図13D】熱及び電気を伝導する、図13Bによる通
りのブロックの組立体を示している。
【図14】既知回転装置と本特許出願による装置の相対
流量の関数として効率を比較する概略的なグラフを示し
ている。
【図15】既知のポンプと比較して、本発明による装置
で発生されるべき圧力を種々の回転速度での流量の関数
として示している。
【図16】別の実施例の、図15に対応するグラフ表示
である。
【図17】本発明による回転装置の更なる実施例の斜視
図である。
【図18】図17による装置を切り開いた斜視図であ
る。
【図19】図17の装置の分解組立図を示している。
【図20】モータの斜視図である。
【図21】第6媒体通路及び第2媒体通路間に延びる流
れチャンネルのユニットについての斜視図である。
【図22】図21によるユニットの頂面図を示してい
る。
【図23】変形例を切り開いた斜視図である。
【符号の説明】
1…回転装置、2…ハウジング、3…第1媒体通路、4
…第2媒体通路、5…第2媒体通路、6…第2媒体通
路、7…ロータ軸、8…ロータ、9…第3媒体通路、1
0…ロータチャンネル、11…第4媒体通路、12…中
間部、13…ステータ、14…第1中央本体部(第1主
本体部)、15…外面 、16…ハウジングの内面、1
7…媒体通路スペース、18…ステータチャンネル、1
9…ステータブレード、20…ステータブレードの端部
区域、21…軸心方向、22…ステータブレードの端部
区域、23…第2中央本体部(第2主本体部)、24…
第5媒体通路、25…第6媒体通路、26…マニホルド
チャンネル、27…通流路、28…モータ、29…第2
中央本体部の外面、31…回転装置、32…プロペラ、
33…プロペラ羽根、34…ロータ、36…ロータの皿
状部、37…ロータの皿状部、38…バッフル、39…
バッフル、45…ラビリンスシール、46…ラビリンス
シール、47…軸受、48…回転装置、48’ 回転装
置、52…ハウジング、53…第2主本体部、61…ス
テータ、61’ ステータ、62…マニホルドチャンネ
ル、62’…マニホルドチャンネル、65’…バッフ
ル、66…回転装置、68…ロータチャンネル、69…
マニホルドチャンネル、71…モールド、819…ステ
ータブレード、819’…ステータブレード、831…
ステータ、902…回転装置、903…モータ、904
…第1媒体通路、905…第2媒体通路、908…ロー
タ軸、910…ロータ、1001…ポンプ、1002…
モータ、1003…ロータ、1005…ステータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F04D 29/66 F04D 29/66 M F25B 41/00 F25B 41/00 B (56)参考文献 特開 平5−321867(JP,A) 特開 昭53−119402(JP,A) 特開 平2−136591(JP,A) 米国特許4355951(US,A) 仏国特許出願公開1533760(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04D 1/00 - 31/00 F25B 41/00

Claims (42)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転装置(1)であって、 (a) 中央にある、実質的に軸方向の第1媒体通路
    (3)と少なくとも1つの実質的に軸方向の第2媒体通路
    (4),(5),(6)とを備えたハウジング(2)と、 (b) このハウジング(2)内にあって該ハウジング
    (2)外に延びると共に、このハウジング(2)に関して回
    転自在に装着されて、該ハウジング(2)内に収容された
    ロータ(8)を支持するロータ軸であって、前記ロータ
    (8)は、前記第1媒体通路(3)に至る中央の第3媒体通
    路(9)に連結しており、該第3媒体通路(9)は、角度的
    に等間隔の複数のロータチャンネル(10)に分岐してお
    り、各ロータチャンネルは、少なくとも多少とも半径方
    向に広がるそれぞれの主な面内で、前記第3媒体通路
    (9)から各第4媒体通路(11)へと延びており、前記第
    3媒体通路(9)の端部区域及び前記第4媒体通路(11)
    の端部区域は、それぞれ実質的に軸方向に延びており、
    各ロータチャンネル(10)は、湾曲した形状、例えばほ
    ぼU字形状或いはほぼS字形状を有すると共に、少なく
    ともかなり大きい半径方向成分をもつ方向に延びる中間
    部(12)を有しており、各ロータチャンネル(10)は、
    前記第3媒体通路から前記第4媒体通路への方向に、相
    対値1から少なくとも4の相対値へと増大する流管横断
    面、即ち各局部的な主方向を横切る横断面を有してい
    る、前記ロータ軸と、 (c) このハウジング(2)内に収容されるステータ
    (13)であって、該ステータは、 (c.1) 実質的に回転対称であり、例えば、少なくと
    も幾分かは円筒形であり、少なくとも幾分かは円錐形で
    あり、或いは湾曲した又は混成形状に作られた外面(1
    5)を有する第1中央本体部(14)であって、スムーズ
    な形状を有するこの外面は、前記ハウジング(2)の内面
    (16)と一緒に、前記外面(15)の半径の最大で0.4
    倍の半径方向寸法を有するほぼ実質的に回転対称の、例
    えば円筒形の媒体通路スペース(17)を画定しており、
    該媒体通路スペース(17)内に収容されている角度的に
    等間隔の複数のステータブレード(19)は、2つ1組と
    なってステータチャンネル(18)を画定しており、該ス
    テータブレード(19)の各々は、その端部区域(20)の
    ところに、前記ロータ(8)の方に向けられて、軸心方向
    (21)から実質的に異なる方向、特に少なくとも60度
    異なる方向に第5媒体通路(24)を形成すると共に、他
    方の端部区域(22)のところに、前記軸心方向(21)か
    ら若干異なる方向、特に最大で15度異なる方向に第6
    媒体通路(25)を形成しており、該第5媒体通路(24)
    は、実質的に軸心方向への媒体流のために前記第4媒体
    通路(11)に連結すると共に、実質的に同一の軸方向位
    置に配置されており、前記第6媒体通路(25)は少なく
    とも1つの第2媒体通路(4),(5),(6)に連絡して
    いる、前記第1中央本体部(14)と、 (c.2) 第2中央本体部であって、前記第6媒体通路
    (25)と少なくとも1つの前記第2媒体通路(4),(5)
    及び(6)との間に、前記第6媒体通路(25)から少なく
    とも1つの前記第2媒体通路(4),(5)及び(6)に向か
    う方向に先細になる3つのマニホルドチャンネル(26)
    が延在すると共に、前記第2中央本体部(23)の外面
    (29)と前記ハウジング(2)の前記円筒形内面(16)と
    により画定されている、前記第2中央本体部とを備え、 通常媒体の通流路(27)が、前記第1媒体通路(3)と少
    なくとも1つの前記第2媒体通路(4),(5), (6)との
    間に、それぞれ前記第1媒体通路(3),前記第3媒体通
    路(9),前記ロータチャンネル(10),前記第4媒体通
    路(11),前記ステータチャンネル(18),前記第6媒
    体通路(25),前記マニホルドチャンネル(26),前記
    第2媒体通路(4),(5),(6)により、またその逆に画
    成されており、作動中のこれら部分間には実質的にスム
    ーズで連続する移行部があり、そして、 このような構造であるため、作動中に、一方ではロータ
    (8)の回転、従って軸(7)の回転と、前記媒体通流路
    (27)を通流する媒体の圧力とをつなぐ相互に関係のあ
    る力が存在するようになっている、 回転装置。
  2. 【請求項2】 前記軸(7)はモータ(28)に駆動接続さ
    れており、前記第1媒体通路は媒体入口であり、前記第
    2媒体通路は媒体出口である、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記第2媒体通路は媒体入口であって、
    圧力下の媒体源に接続されており、前記第1媒体通路は
    媒体出口である、請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記媒体は液体,懸濁液,エマルジョン
    等である、請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記媒体はガスである、請求項1に記載
    の装置。
  6. 【請求項6】 前記媒体は2相媒体である、請求項1に
    記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記各ロータチャンネルの軸方向断面
    は、半コサイン関数にほぼ対応した形状を有する、請求
    項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記ロータチャンネルの数は少なくとも
    10個になる、請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記ロータチャンネルの数は少なくとも
    20個になる、請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記ロータチャンネルの数は少なくと
    も40個になる、請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記ロータチャンネルの数は前記ステ
    ータチャンネルの数とは異なっていて、前記第4媒体通
    路及び前記第5媒体通路の位置が回転中に一致しておら
    ず、そのため、該回転に関連した、前記回転装置を通流
    する媒体の周期的圧力変動が防止されるようになってい
    る、請求項1に記載の装置。
  12. 【請求項12】 複数のプロペラ羽根を有する送込みプ
    ロペラは、媒体入口として作用する前記第3媒体通路内
    に配設されている、請求項2に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記ロータは2つの皿状部を備え、該
    皿状部は、スペーサとしても機能するバッフルと一緒に
    前記ロータチャンネルを画定している、請求項1に記載
    の装置。
  14. 【請求項14】 前記バッフルは、前記第3媒体通路か
    ら、共同して前記第4媒体通路を確定する前記皿状部の
    端部区域からある距離のところにある区域まで延びてい
    る、請求項1に記載の装置。
  15. 【請求項15】 各プロペラ羽根はバッフルに接続して
    いる、請求項12又は13に記載の装置。
  16. 【請求項16】 第1グループの第1バッフルは前記第
    3媒体通路から前記第4媒体通路に延びており、少なく
    とも1つの第2グループの第2バッフルはそれと混交配
    置されていて、該第2バッフルが、前記第3媒体通路か
    らある距離のところにある位置から前記第4媒体通路ま
    で延びている、請求項13に記載の装置。
  17. 【請求項17】 ステータチャンネルを形成し合う1組
    のステータブレード間の角度は、前記第5媒体通路と前
    記第6媒体通路との間の領域において20度の最大値に
    達する、請求項13に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記角度は10度の最大値に達する、
    請求項16又は17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記皿状部及び前記バッフルは板材
    料、例えば随意に繊維で補強されるプラスチック,アル
    ミニウム(合金),ステンレス鋼,或いはばね鋼からな
    る、請求項13に記載の装置。
  20. 【請求項20】 媒体と接触することになる全ての表面
    は、該媒体による化学及び/又は機械作用に対して耐性
    がある、請求項1に記載の装置。
  21. 【請求項21】 媒体と接触することになる全ての表面
    は、スパークの生成が効果的に防止されるように、電気
    伝導が可能な材料から製作されると共に相互に接続され
    ている、請求項1に記載の装置。
  22. 【請求項22】 媒体と接触することになる全ての表面
    は、例えば、研削,研磨,ホーニング,或いは、例えば
    炭化物,窒化物(例えば、窒化チタン又は窒化ホウ
    素),ガラス,シリコン,ポリイミドのような高級プラ
    スチックの被膜の適用により、前もって平滑にされてい
    る、請求項1に記載の装置。
  23. 【請求項23】 ロータ直径及び板材料厚さの比は50
    〜1600の値を有する、請求項19に記載の装置。
  24. 【請求項24】 前記バッフルは前記皿状部に(スポッ
    ト)溶接,ろう付け,磁力,ねじ結合,舌部/穴結合等
    によって接続されている、請求項13に記載の装置。
  25. 【請求項25】 前記ステータブレードの板材料は、例
    えば随意に繊維で補強されるプラスチック,アルミニウ
    ム(合金),ステンレス鋼,或いはばね鋼からなる、請
    求項1に記載の装置。
  26. 【請求項26】 前記ハウジングの内面の材料及び前記
    ステータブレードの材料の熱膨張係数は実質的に同一で
    ある、請求項1に記載の装置。
  27. 【請求項27】 前記ハウジングの少なくとも内面は前
    記ステータブレードと同じ材料からなっている、請求項
    26に記載の装置。
  28. 【請求項28】 前記ステータチャンネルは、それらの
    相互に対峙する壁体間の距離が軸心方向を横切って延び
    る周面における各軸方向位置のところで実質的に同一で
    ある、請求項1に記載の装置。
  29. 【請求項29】 前記軸は中実であり、従って、この軸
    及び前記ロータを含む可回転ユニットの慣性質量モーメ
    ントにかなりの寄与をしている、請求項1に記載の装
    置。
  30. 【請求項30】 前記皿状部は、深絞り,圧延,押込
    み,油圧成形,爆発変形,ゴムプレス機を用いる手段等
    により金属から形成されている、請求項13に記載の装
    置。
  31. 【請求項31】 前記皿状部は、熱真空成形(thermovac
    uum-forming),射出成形,熱成形等によりプラスチック
    から形成されている、請求項13に記載の装置。
  32. 【請求項32】 前記ロータは、該ロータの所望形状に
    対応する形状を有するキャビティを備えたモールド内に
    少なくとも2層となって配置されるシートメタルから製
    造されており、この2層の間に、圧力を受けた媒体が入
    れられて、前記ロータの形成のため前記キャビティの壁
    体に対し当接する塑性変形の間、前記シートメタルを伸
    張させる、請求項1に記載の装置。
  33. 【請求項33】 前記軸は軸受内で前記ハウジングに関
    して回転自在に装着されており、該軸受は、媒体通流路
    からかなり距離を隔てたところに配置されていて、貫流
    する媒体に予想される大きな温度上昇又は温度低下がこ
    れらの軸受の温度に影響を与えないか、或いは無視可能
    な影響しか与えないようになっている、請求項1に記載
    の装置。
  34. 【請求項34】 前記ロータは、少なくとも2つのラビ
    リンスシールにより前記ハウジングに対してシールされ
    ており、該ラビリンスシールのうちの一方は前記第3媒
    体通路の領域内に配置されており、該ラビリンスシール
    のうちの他方は前記第4媒体通路の領域内に配置されて
    いる、請求項1に記載の装置。
  35. 【請求項35】 前記ステータブレードの数は少なくと
    も10個になる、請求項1に記載の装置。
  36. 【請求項36】 前記ステータブレードの数は少なくと
    も20個になる、請求項35に記載の装置。
  37. 【請求項37】 全ての前記第4媒体通路の総横断面と
    前記第3媒体通路との比は少なくとも1になる、請求項
    1に記載の装置。
  38. 【請求項38】 全ての前記第4媒体通路の総横断面と
    前記第3媒体通路との比は少なくとも3になる、請求項
    37に記載の装置。
  39. 【請求項39】 全ての前記第4媒体通路の総横断面と
    前記第3媒体通路との比は少なくとも10になる、請求
    項38に記載の装置。
  40. 【請求項40】 前記第4媒体通路のリングの直径と前
    記第3媒体通路の直径との比は少なくとも1.5に達す
    る、請求項1に記載の装置。
  41. 【請求項41】 前記第4媒体通路のリングの直径と前
    記第3媒体通路の直径との比は少なくとも10に達す
    る、請求項40に記載の装置。
  42. 【請求項42】 前記第4媒体通路のリングの直径と前
    記第3媒体通路の直径との比は少なくとも20に達す
    る、請求項41に記載の装置。
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