JP3415797B2 - 洗剤組成物 - Google Patents

洗剤組成物

Info

Publication number
JP3415797B2
JP3415797B2 JP2000004712A JP2000004712A JP3415797B2 JP 3415797 B2 JP3415797 B2 JP 3415797B2 JP 2000004712 A JP2000004712 A JP 2000004712A JP 2000004712 A JP2000004712 A JP 2000004712A JP 3415797 B2 JP3415797 B2 JP 3415797B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keratin
weight
protease
mpu
enzyme
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000004712A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000328094A (ja
Inventor
資通 四方
昌史 野村
俊宏 沖
均 谷本
勉 徳本
信之 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2000004712A priority Critical patent/JP3415797B2/ja
Publication of JP2000328094A publication Critical patent/JP2000328094A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3415797B2 publication Critical patent/JP3415797B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗剤組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】洗剤組成物に酵素を配合することが行わ
れており、例えば特表平1−501486号公報には、
特定の2種以上のプロテアーゼを用いた洗剤組成物が開
示されている。しかしながら、低温洗濯条件下では酵素
活性が低下するため、満足できる洗浄性能が得られず、
特に靴下汚れや衿汚れ等のタンパク質が関与する汚れに
対しては顕著である。また、特開昭62−68898号
公報には亜硫酸塩類により酵素を安定化した洗剤組成物
が開示されているが、このような組成においても酵素の
失活と、低温において洗浄性能との両方を満足させるも
のではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は酵素の
失活が殆ど無く、低温洗濯条件下での洗浄性に優れ、特
に靴下汚れ等の蛋白質が関与する汚れに対して効果的な
洗剤組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、 (a)陰イオン界面活性剤 15〜40重量% (b)塩素捕捉剤 0.5〜5重量% (c)10℃におけるα−ケラチン分解活性が0.09
×10-3μg/mPU・min以上のプロテアーゼ (d)10℃におけるα−ケラチン分解活性が0.09
×10-3μg/mPU・min未満のプロテアーゼ を含有し、(c)+(d)=0.01〜0.5重量%
(酵素原末として)、(c)/(d)=1/5〜5/
1、〔(c)+(d)〕/(b)=1/100〜1/2
(酵素原末としての重量比)である洗剤組成物を提供す
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明では(a)成分として陰イ
オン界面活性剤を含有する。例えば、アルキルベンゼン
スルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸
塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、
脂肪酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸
塩、α−スルホ脂肪酸塩又はそのエステル等が挙げられ
るが、特にアルキル基の炭素数10〜20のアルキルベ
ンゼンスルホン酸塩、炭素数8〜18(好ましくは10
〜14)のアルキル硫酸塩、炭素数8〜18(好ましく
は10〜14)のアルキルエーテル硫酸塩、炭素数8〜
18(好ましくは10〜18)のヤシ或いは牛脂由来の
脂肪酸塩が好ましい。アルキルエーテル硫酸塩の好まし
いエチレンオキサイド平均付加モル数は1〜20、より
好ましくは1〜10、特に好ましくは1〜5である。塩
としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩が
好ましい。(a)成分の配合量は、洗浄性、泡立ち性の
点で、組成物中に15〜40重量%、好ましくは20〜
40重量%である。
【0006】本発明では、水中に存在する塩素による酵
素の失活を防ぐ為に、(b)成分として塩素捕捉剤を含
有する。具体的には1級アミン、2級アミン、アルカノ
ールアミン等のアミン類、過酸化水素、過炭酸ナトリウ
ム、過硼酸ナトリウム等の無機過酸化物、亜硫酸塩等の
還元剤等が挙げられるが、中でも、組成物中の安定性及
び洗濯浴中の酵素の安定化効果から亜硫酸塩が好まし
い。(b)成分は、酵素の安定性の点から、組成物中に
0.5〜5重量%、好ましくは0.5〜2重量%配合さ
れる。
【0007】本発明では(c)成分として10℃におけ
るα−ケラチン分解活性が0.09×10-3μg/mP
U・min以上、好ましくは0.10×10-3μg/m
PU・min以上、より好ましくは0.12×10-3μ
g/mPU・min以上、更に好ましくは0.13×1
-3μg/mPU・min以上で、好ましくは30℃に
おけるα−ケラチン分解活性が0.40×10-3μg/
mPU・min以上、より好ましくは0.44×10-3
μg/mPU・min以上、更に好ましくは0.47×
10-3μg/mPU・min以上のプロテアーゼを使用
する。
【0008】また(d)成分として10℃におけるα−
ケラチン分解活性が0.09×10 -3μg/mPU・m
in未満、好ましくは0.07×10-3μg/mPU・
min未満で、好ましくは30℃におけるα−ケラチン
分解活性が0.40×10-3μg/mPU・min未
満、より好ましくは0.35×10-3μg/mPU・m
in未満、更に好ましくは0.30×10-3μg/mP
U・min未満、特に好ましくは0.20×10-3μg
/mPU・min未満のプロテアーゼを使用する。
【0009】ここでα−ケラチン分解活性は、下記(i
i)に示すカゼイン分解活性1mPU当たり1分間にα
−ケラチンから生成する可溶性蛋白分解物(チロシンに
換算)として表した。即ち、下記(i)〜(iii)の方法
で測定したものである。
【0010】(i)α−ケラチンの調製 人踵皮(角質)をメスで削り取り、ハサミで裁断した後
イオン交換水で洗浄した。この角質1gを8Mの尿素、
25mMのβ−メルカプトエタノールを含む50mMト
リス−塩酸緩衝液(pH8.0)の20〜50mlに懸
濁し、一晩攪拌した。膨潤した角質をテフロンホモジナ
イザーで十分にすりつぶした後、30,000×gで3
0分間遠心分離した。遠心分離により得られた上澄み液
をろ紙(ワットマン社製No.2)でろ過し、ろ液を5
0mMトリス−塩酸緩衝液(pH8.0)に対し透析
後、100,000×gで2時間遠心分離した。得られ
た沈殿物を8Mの尿素、25mMのβ−メルカプトエタ
ノールを含む50mMトリス−塩酸緩衝液(pH8.
0)に溶解し、再び50mMトリス−塩酸緩衝液(pH
8.0)に対し透析後、100,000×gで2時間遠
心分離した。上澄み液を除去後、沈殿物を8Mの尿素、
25mMのβ−メルカプトエタノールを含む50mMト
リス−塩酸緩衝液(pH8.0)に溶解後、イオン交換
水に対し透析し、凍結乾燥後粉末にし、α−ケラチンと
して用いた。
【0011】(ii)カゼイン分解活性の測定 1%(w/v)のカゼイン(ハマーステイン;メルク社
製)を含む50mMホウ酸緩衝液(pH10.5)の1
mlを30℃で5分間保持した後、0.1mlの酵素溶
液を添加し、30℃で15分間反応させた。次にTCA
溶液(0.11Mトリクロロ酢酸、0.22M酢酸ナト
リウム、0.33M酢酸)の2mlを添加し、室温で1
0分間放置した後に、ろ過により酸変性蛋白質を除去
し、ろ液に含まれる酸可溶性蛋白質分解物をローリー法
により定量した。すなわち、ろ液0.5mlに2.5m
lのアルカリ性銅溶液〔1%(w/v)酒石酸カリウム
・ナトリウム水溶液、1%(w/v)硫酸銅水溶液、炭
酸ナトリウムの0.1M水酸化ナトリウム水溶液溶解物
(炭酸ナトリウム濃度2%(w/v)を1:1:100
(v/v)で混合したもの〕を添加し、30℃、10分
間保温した後に、0.25mlの希釈フェノール試薬
(フェノール試薬をイオン交換水で2倍に希釈したも
の)を更に加え、30℃、30分間保温した後に、66
0nmにおける吸光度を測定した。尚、TCA溶液を加
え室温10分間放置した後に酵素溶液を加えた結果をブ
ランクとした。酵素100PUは1分間に1μmolの
チロシンに相当する酸可溶性蛋白質分解物を遊離する酵
素量とした。
【0012】(iii)α−ケラチン分解活性の測定 試験管に2mgのα−ケラチンと0.9mlの50mM
ホウ酸緩衝液(pH10.5)を入れ、10℃又は30
℃で10分間保持した。これに上記(ii)で示すカゼイ
ン分解活性が105mPUになるようにプロテアーゼ溶
液を0.1ml加え混合し、10℃におけるα−ケラチ
ン分解活性を算出する場合は30分間、また30℃にお
けるα−ケラチン分解活性を算出する場合は10分間反
応させた後、反応液をろ過した。ろ液に含まれる可溶化
蛋白質をローリー法により定量し、α−ケラチン分解活
性を測定した。
【0013】(c)成分のプロテアーゼとしては例えば
工業技術院生命工学技術研究所にバチルス エスピー
Bacillus sp.)KSM−KP43(FERM BP-6532)、
バチルス エスピー(Bacillus sp.)KSM−KP17
90(FERM BP-6533)、バチルス エスピー(Bacillus
sp.)KSM−KP9860(FERM BP-6534)として寄
託された微生物(原寄託日1996年9 月18日)、及びその
変異株、更には当該酵素をコードする遺伝子を有する形
質転換体から生産されるプロテアーゼ等を挙げることが
でき、特にバチルス エスピーKSM−KP43及びそ
の変異株が優れている。
【0014】(d)成分のプロテアーゼとしてはアルカ
ラーゼ、サビナーゼ、デュラザイム、エバーラーゼ(い
ずれもノボ・ノルディスク社製)、プラフェクト、マキ
サペム(いずれもジェネンコア社製)やKAP(花王
製)等を挙げることができ、特に花王製KAP4.3
G、KAP11.1Gが優れている。
【0015】本発明では、低温における洗浄性の点か
ら、(c)成分と(d)成分の合計は酵素原末として
0.01〜0.5重量%、好ましくは0.02〜0.3
重量%である。また、角質や皮脂由来の汚れ洗浄性の点
から、両者の酵素原末としての重量比は(c)/(d)
=1/5〜5/1、好ましくは1/5〜2/1、より好
ましくは1/4〜2/1である。また、洗濯浴中の酵素
の安定性の点から、〔(c)+(d)〕/(b)=1/
100〜1/2、好ましくは1/80〜1/3(酵素原
末としての重量比)である。
【0016】本発明の組成物は、洗濯浴中の酵素の安定
性から、HLB(グリフィン法)が11.5〜17、好
ましくは12〜16のポリオキシアルキレンアルキル又
はアルケニルエーテルを更に含有することが望ましい。
ここでアルキル基又はアルケニル基は炭素数10〜1
8、好ましくは10〜16が良好である。また、オキシ
アルキレン基はオキシエチレン基が好ましい。該化合物
の配合量は組成物中に0〜15重量%、好ましくは0.
5〜10重量%である。
【0017】本発明の組成物には漂白効果の付与のため
に更に過炭酸塩を配合することができる。塩としては、
ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、アンモニウ
ム塩、アルカノールアミン塩等が挙げられるが、ナトリ
ウム塩が好ましい。また、過炭酸塩の安定性の点で、例
えばパラフィン、(過)硼酸塩、アルコールのエチレン
オキシド付加物、ポリエチレングリコール、珪酸化合物
から選ばれる一種以上で被覆した過炭酸塩が好ましい。
また、本発明の組成物には、漂白効果を更に増進するた
めに、下記一般式(I)又は(II)で表される漂白活性
化剤を配合することができる。 R−COO−Ph−SO3M (I) R−COO−Ph−COOM (II) 〔式中、Rは炭素数5〜13のアルキル基又はアルケニ
ル基、Phはフェニル基、Mは水素原子、アルカリ金
属、アルカリ土類金属及びアンモニウムから選ばれるも
のである。〕特に一般式(I)のRが炭素数11〜13
のアルキル基、Mがナトリウム等のアルカリ金属である
ものが好ましい。
【0018】本発明の組成物は、漂白効果の点から過炭
酸塩を0.1〜10重量%、特に0.5〜5重量%、漂
白活性化剤を0.1〜5重量%、特に0.5〜3重量%
含有するのが好ましい。
【0019】本発明では好アルカリ性微生物バチルス・
エスピー KSM−635(FERM BP−148
5)又はその変異株から生産されるアルカリセルラーゼ
を使用することで更に洗浄性を向上させることができ
る。このアルカリセルラーゼはカルボキシメチルセルロ
ースを基質とした時の至適pHが7以上であるか、或い
はpH8以上での相対活性が至適条件に対し50%以上
である。具体的には、酵素造粒物である花王製KAC5
00(登録商標)が挙げられる。本発明の組成物は、こ
のアルカリセルラーゼを、酵素原末を0.1〜50重量
%含有する酵素造粒物として0.001〜5重量%、特
に0.1〜3重量%含有することが好ましい。
【0020】本発明では上記の陰イオン界面活性剤、非
イオン界面活性剤以外に、アミンオキシド、スルホベタ
イン、カルボベタイン等の両性界面活性剤、或いは第4
級アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤を所望により
配合してもよい。
【0021】本発明の洗剤組成物は、洗浄性を高めるた
めにA型、X型、P型ゼオライト等の結晶性アルミノ珪
酸塩を含有することができる。特にA型ゼオライトが好
ましい。好ましい平均1次粒子径は0.1〜10μm、
特に好ましくは0.1〜5μmである。好ましい配合量
は、組成物中に5〜40重量%、より好ましくは10〜
40重量%である。
【0022】本発明の洗剤組成物は、例えば、リパー
ゼ、アミラーゼ等の酵素を0.01〜10重量%、珪酸
塩、炭酸塩、硫酸塩等のアルカリ剤、無機電解質を1〜
50重量%、ポリエチレングリコール、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、CMC等の再汚染防止
剤を0.01〜10重量%を含有することができる。
【0023】
【実施例】表1に示す洗剤組成物を調製し、以下の評価
を行った 〔洗浄性の評価〕 衿汚れ汚染布の洗浄性 30代男性が3日間着用した木綿のワイシャツの衿部分
の汚れ方が類似したもの5枚を選別し実験に供した。表
1に示す組成物20gを用いて前記ワイシャツ5枚を、
水温10℃及び30℃で、洗濯機標準コース(ナショナ
ル製洗濯機NA−F60E)で洗浄した。脱水、自然乾
燥後、衿部分の洗浄性を10人の訓練したパネラーによ
り下記の基準で評価し、平均点を求めた。 1;満足できるレベルまで汚れが落ちている 2;汚れが残っているが気にならない程度である 3;気になる程度に汚れが残っている 4;汚れがかなり残っている 靴下汚れ汚染布の洗浄性 5才、6才の男子に白靴下(グンゼ社製、サポート&ク
リーン、綿・アクリル・ポリエステル・ポリウレタン
製)を1日着用させ、汚れ方の類似したもの5枚を選別
し実験に供した。上記衿汚れの洗浄性の場合と同様に洗
浄して評価した。
【0024】〔洗濯浴中のプロテアーゼの安定性〕1L
のガラス製ビーカー(高さ150mm、内径100m
m)に表1の組成物0.667g、20℃の水道水1L
(水道水中の塩素濃度はN/100過マンガン酸ナトリ
ウムによる滴定で0.8ppmであることを確認した)
を入れ、20℃の恒温槽中でマグネティックスターラー
(全長43mm、直径13mm)にて1分攪拌した(2
00rpm)。この溶液0.1mLを取り、上述のカゼ
イン分解活性を測定した。次に20分後に再度0.1m
L取り、カゼイン分解活性を測定した。プロテアーゼの
安定性は次式で求めた。
【0025】
【数1】
【0026】
【表1】
【0027】(注)表1中の成分は以下の通りである。 ・A−1;直鎖アルキル(炭素数12〜14)ベンゼン
スルホン酸ナトリウム ・A−2;アルキル硫酸ナトリウム(花王製エマール1
0パウダー) ・A−3;ミリスチン酸 ・B−1;亜硫酸ナトリウム ・C−1;バチルス エスピーKSM−KP43から生
産されたプロテアーゼ(10℃におけるα−ケラチン分
解活性0.14×10-3μg/mPU・min、30℃
におけるα−ケラチン分解活性0.49×10-3μg/
mPU・min)を特開昭62−257990号公報に
従って造粒した。造粒物中の酵素含有量は原末として2
0重量%である。 ・D−1;KAP4.3G(花王製、10℃におけるα
−ケラチン分解活性0.05×10-3μg/mPU・m
in、30℃におけるα−ケラチン分解活性0.11×
10-3μg/mPU・min、酵素含有量は原末として
10重量%) ・E−1;ポリオキシエチレンラウリルエーテル(エチ
レンオキサイド平均付加モル数10、グリフィン法によ
るHLB14.6) ・F−1;被覆過炭酸ナトリウム(特開昭59−196
399号公報の実施例1に基づいてメタホウ酸ナトリウ
ム・4水和物を過炭酸ナトリウムに対して5%被覆した
もの) ・G−1;ラウロイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム ・H−1;KAC500(花王製アルカリセルラーゼ、
酵素含有量は原末として10重量%) ・I−1;アクリル酸−マレイン酸コポリマー(BAS
F社製ソカランcp−5) ・J−1;4A型ゼオライト(平均1次粒径;0.3μ
m) ・K−1;蛍光増白剤(ヒクソン&ウェルチ社製ホーチ
ンCBUS−3B) なお、表1中、C−1、D−1、H−1の配合量は、何
れも酵素造粒物としての量である。
フロントページの続き (72)発明者 谷本 均 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社 研究所内 (72)発明者 徳本 勉 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社 研究所内 (72)発明者 小倉 信之 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社 研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−63796(JP,A) 特開 昭59−227995(JP,A) 特開 昭62−68898(JP,A) 特開 昭58−87199(JP,A) 特開 平5−25492(JP,A) 特開 平7−163338(JP,A) 特開 平5−308967(JP,A) 特開 平4−16186(JP,A) 特表 平1−501486(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 1/00 - 17/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)陰イオン界面活性剤 15〜40重
    量% (b)塩素捕捉剤 0.5〜5重量% (c)バチルス エスピー(Bacillus sp.)KSM−K
    P43(FERM BP-6532)、バチルス エスピー(Bacill
    us sp.)KSM−KP1790(FERM BP-6533)、バチ
    ルス エスピー(Bacillus sp.)KSM−KP9860
    (FERM BP-6534)及びこれらの変異株、並びに当該酵素
    をコードする遺伝子を有する形質転換体から生産される
    プロテアーゼから選ばれる、10℃におけるα−ケラチ
    ン分解活性が0.09×10−3μg/mPU・min
    以上のプロテアーゼ (d)10℃におけるα−ケラチン分解活性が0.09
    ×10−3μg/mPU・min未満のプロテアーゼを
    含有し、(c)+(d)=0.01〜0.5重量%(酵
    素原末として)、(c)/(d)=1/5〜5/1、
    〔(c)+(d)〕/(b)=1/100〜1/2(酵
    素原末としての重量比)である洗剤組成物。
  2. 【請求項2】 塩素捕捉剤(b)が亜硫酸塩である請求
    項1記載の洗剤組成物。
  3. 【請求項3】 HLB(グリフィン法)が11.5〜1
    7のポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエー
    テルを含有する請求項1又は2記載の洗剤組成物。
  4. 【請求項4】 プロテアーゼ(c)の30℃におけるα
    −ケラチン分解活性が0.40×10−3μg/mPU
    ・min以上であり、プロテアーゼ(d)の30℃にお
    けるα−ケラチン分解活性が0.40×10−3μg/
    mPU・min未満である請求項1〜3の何れか1項記
    載の洗剤組成物。
  5. 【請求項5】 プロテアーゼ(d)が、アルカラーゼ、
    サビナーゼ、デュラザイム、エバーラーゼ(いずれもノ
    ボ・ノルディスク社製、登録商標)、プラフェクト、マ
    キサペム(いずれもジェネンコア社製、登録商標)及び
    KAP(花王(株)製、登録商標)から選ばれるプロテ
    アーゼである請求項1〜の何れか1項記載の洗剤組成
    物。
JP2000004712A 1999-03-17 2000-01-13 洗剤組成物 Expired - Fee Related JP3415797B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000004712A JP3415797B2 (ja) 1999-03-17 2000-01-13 洗剤組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7149399 1999-03-17
JP11-71493 1999-03-17
JP2000004712A JP3415797B2 (ja) 1999-03-17 2000-01-13 洗剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000328094A JP2000328094A (ja) 2000-11-28
JP3415797B2 true JP3415797B2 (ja) 2003-06-09

Family

ID=26412595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000004712A Expired - Fee Related JP3415797B2 (ja) 1999-03-17 2000-01-13 洗剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3415797B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000328094A (ja) 2000-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6372704B2 (en) Detergent composition
JP2004204016A (ja) 粉末漂白洗浄剤組成物
RU2179999C2 (ru) Облегчающие режим мойки жидкие или гелевые посудомоющие детергентные составы, имеющие контролируемое значение ph и требуемые характеристики пенообразования и удаления пищевых загрязнений
JP3415797B2 (ja) 洗剤組成物
JP4693969B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
JP3523136B2 (ja) 洗剤組成物
JP2005068327A (ja) 洗浄剤
JP2003105389A (ja) 洗浄剤組成物及び洗濯方法
JP2001064695A (ja) 洗浄剤組成物
JPH0543892A (ja) 漂白洗浄剤組成物
JP4346792B2 (ja) 漂白洗浄剤組成物
JP4645795B2 (ja) 除菌洗浄剤組成物及び悪臭発生抑制方法
JP3429701B2 (ja) 洗剤組成物
JP2000169897A (ja) 液体洗浄剤組成物
JP2006143855A (ja) 飲料シミ汚れ除去効果を向上させたアミラーゼ含有漂白性組成物
JPS6363796A (ja) 洗浄剤組成物
JP3069088B1 (ja) 洗浄剤組成物
JPS6363795A (ja) 洗浄剤組成物
JP2000017287A (ja) 衣料用洗浄剤組成物
JPH08157881A (ja) 漂白洗剤組成物
JPH06256793A (ja) 液体洗浄剤組成物
JPS6268897A (ja) 洗浄剤組成物
JPH10324894A (ja) 洗浄剤組成物
JPH11228992A (ja) 洗浄剤組成物
JPH1095996A (ja) 漂白洗浄剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120404

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140404

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees