JP3414731B2 - 回転ディスク状記録担体のデータ読出し方法 - Google Patents

回転ディスク状記録担体のデータ読出し方法

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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、データが螺旋状のデータトラックまたは同
心円に記録されている回転ディスク状記録担体のデータ
読出し方法であって、走査装置をトラック制御回路を用
いてデータトラックに沿って案内し、ディスク状記録担
体のデータの最初の読出し中に、走査装置がデータトラ
ックを紛失した記録担体の各ポイントのアドレスをメモ
リに記憶し、走査装置を再び走査すべきデータトラック
に案内するために、トラック制御回路によって第1の制
御信号を計算および形成するデータ読出し方法に関す
る。なお本発明で、データトラックの紛失とは、走査装
置がデータトラックの追従走査ができなくなることをい
う。
螺旋状データトラックを有するディスク状回転記録担
体に対する公知の再生装置はCDプレーヤである。
CDプレーヤでは、光学的走査装置がいわゆるコンパク
トディスクの螺旋状データトラックを光ビームにより走
査する。対物レンズを用いて光ビームは焦点制御回路に
よりCD(コンパクトディスクに対する慣用的短縮形)に
フォーカシングされる。トラック制御回路は光学的走査
装置を、光ビームが常にCDのデータトラックに沿って案
内されるように制御する。
米国特許第4821251号明細書から、光学的記録および
再生装置において光ディスクの欠陥セクタをメモリに記
憶することが公知である。欠陥セクタではデータの読出
しおよび書き込みが行われない。
欧州特許出願第0139332号公報には、光学的走査装置
によりデータを光ディスクから読み出す光学的再生装置
が記載されている。トラック紛失の際にはできるだけ迅
速に走査装置を再び走査すべきデータトラックに戻すた
め、トラック紛失直前にそれぞれ有効であった走査装置
の位置が記憶される。
欧州特許出願第0249781号公報から、バッファメモリ
を装備した光学的再生装置が公知である。光ディスクか
ら読出されたデータは出力される前にまずバッファメモ
リに記憶される。データを読出すことができないトラッ
ク紛失または焦点紛失の際には、バッファメモリにある
データがまず出力される。これによりデータ流の中断が
回避される。光ビームが再び正しいトラックに向けら
れ、フォーカシングされると、バッファメモリには再び
データが記憶される。
しかしディスクの傷や例えば塵や指紋のような汚れは
音楽再生に不利な影響を及ぼす。光ビームが、例えば塵
または指紋により汚染されている個所に到来すると、光
ビームは制御されずにデータトラック上を移動する。な
ぜならデータが読出されず、従ってトラック制御回路が
制御信号を形成することができないからである。光ビー
ムが再びディスク上のきれいなデータトラックを走査す
ると直ちに、トラック制御回路は光ビームが走査すべき
データトラックにまだフォーカシングされているか否か
を検査する。通常光ビームは数データトラックだけ半径
方向で内側または外側にずれている。トラック制御回路
はこの場合制御信号を計算および形成し、これにより光
ビームは再び走査すべきデータトラックに跳躍する。
光ビームが走査すべきデータトラックを紛失したポイ
ントと、光ビームが再び走査すべきデータトラックに出
合うポイントとの間にあるデータは従って再生されな
い。音楽再生の中断はCDプレーヤでは、データ欠落を補
間により切り抜けられるような場合はまだ回避される。
しかしディスク上の汚れ個所または損傷個所が過度に大
きい場合は、音楽再生の障害となる中断により聴く楽し
みがだいなしにされる。
本発明の課題は、記録担体上の汚れまたは損傷個所に
よるデータ損失をできるだけ少なくする方法を提供する
ことである。
この課題は本発明により、第1の方法ステップで、第
1の制御信号から第1の変形制御信号を計算してメモリ
に記憶し、 記録担体の後続の各データ読出しの際に、前記記憶さ
れたポイントのいずれか1つに到達すると直ちに、走査
装置を走査すべきデータトラックに保持するため、トラ
ック制御回路は前記到達したポイントに所属する記憶さ
れている第1の変形制御信号をメモリから受け取るよう
にして解決される。
本発明の実施例では、第1の方法ステップでは記録担
体のデータを一度読出し、データの最初の読出し中に、
走査装置がデータトラックを紛失した個所の記録担体の
各ポイントのアドレスをメモリに記憶し、トラック制御
回路が走査装置を再び走査すべきデータトラックに案内
するために形成する制御信号から第1の変形制御信号を
計算し、メモリに記憶し、第2の方法ステップでは各記
憶されたポイントに走査装置を案内し、当該各ポイント
に達すると直ちに、トラック制御回路が記憶されている
所属の第1の変形制御信号を、走査装置を走査すべきデ
ータトラックのできるだけ近傍に保持するためメモリか
ら受け取り、トラック制御回路が形成する制御信号か
ら、走査装置を走査すべきデータトラックに案内するた
め第2の変形制御信号を計算し、メモリに記憶し、この
第2の方法ステップを、トラック偏差の方向ないし変形
制御信号の符号が反転するまで繰り返し、記録担体のデ
ータの後続の各読出しの際に、方向反転の原因となる変
形制御信号または方向反転の直前に検出された変形制御
信号を保持し、記憶されているポイントのそれぞれに達
すると直ちに前記変形制御信号をメモリからトラック制
御回路に出力する。
本発明の別の実施例では、第2の方法ステップで、走
査装置を走査すべきデータトラックに案内するためトラ
ック制御回路により第2の制御信号を形成し、この第2
の制御信号から第2変形制御信号を計算し、メモリに記
憶し、トラック偏差の方向またはトラック制御回路によ
り形成される第2の制御信号の符号が反転するまでこの
第2の方法ステップを繰り返し、記録媒体の後続の各デ
ータ読出しの際に、トラック偏差の反転を生ぜしめた第
2変形制御信号から決まる変形制御信号を保持し、記憶
されている各ポイントいずれか1つに到達する際、この
変形信号をメモリからトラック制御回路へ直ちに出力す
る 図面 図1は、本発明の方法を実施するための再生装置の概
略図、 図2は、汚れた個所を有するコンパクトディスクの部
分図である。
図1には、例として本発明の方法を実施するのに適し
たCDプレーヤが示されている。
モータM1はコンパクトディスクCDを回転する。コンパ
クトディスクは光学的走査装置AVにより光ビームLを用
いて走査される。光ビームLは対物レンズOによりディ
スクCDにフォーカシングされる。微動駆動部Fによって
対物レンズOは走査装置AVに対して相対的に僅かだけ半
径方向で内側または外側に移動することができる。これ
は両向き矢印により示されている。
光学的走査装置AVはスピンドルSPに固定されている。
スピンドルはモータM2により駆動される。光学的走査装
置AVは従って半径方向に移動する。これにより光ビーム
LをディスクCDのデータトラックに沿って案内すること
ができる。スピンドルSPとモータM2は粗動駆動部と称さ
れる。
通常の制御動作では制御回路MPがトラックエラー信号
TEを光学的走査装置AVから受け取る。トラックエラー信
号TEから制御回路MPは、微動駆動部に対する制御信号TF
と粗動駆動部に対する制御信号TGを形成する。微動およ
び粗動駆動部は、光ビームLがディスクCDのデータトラ
ックに沿って案内されるように共働する。その他に光学
的走査装置AVはそれぞれ走査されたディスクCD上のポイ
ントのアドレスを制御回路MPに出力する。光ビームが例
えば汚れた個所に達すると、制御回路MPはトラックエラ
ー信号TEを受け取らなくなる。請求の範囲第1項に記載
された方法によれば、制御回路MPは最後に検出したポイ
ントのアドレスがメモリに記憶されるようにする。制御
回路MPがトラックエラー信号TEを再び受け取ると直ちに
制御回路は光ビームLの走査すべきデータトラックから
の偏差を検出し、光ビームLを再び走査すべきデータト
ラックに調整するためにこのトラック偏差から制御信号
を計算する。この制御信号から変形制御信号が計算さ
れ、記憶すべきポイントに所属するものとしてメモリS
に記憶される。
この方法は、ディスクCDの各汚れた個所または損傷個
所において、すべてのポイントのアドレスと所属の変形
制御信号を記憶するために繰り返される。従ってメモリ
Sには、光ビームがデータトラックを紛失したディスク
CDのすべてのポイントと、当該各ポイントに所属する変
形制御信号が記憶されている。
再生動作時に光ビームLが記憶されているポイントの
1つに到達すると、このことを制御回路MPが記憶されて
いるアドレスとの比較により検出する。光学的走査装置
AVから送出されたアドレスとメモリSに記憶されている
アドレスとが一致する場合、制御回路MPはこのポイント
に所属する変形制御信号をメモリSから取り出し、光ビ
ームをできるだけ迅速に走査すべきデータトラックに再
び調整するためこれをトラック制御回路に出力する。
請求の範囲第2項に記載の方法により形成された変形
制御信号も同様にメモリSに記憶される。
請求の範囲第2項の方法では、ディスクCDの最初の再
生演奏の後に、汚れ個所または損傷個所のアドレス並び
に所属の第1変形制御信号がメモリSに記憶される。第
2の方法ステップにおいて、制御回路MPにより光学的走
査装置AVが記憶されている各ポイントに案内され、メモ
リSに記憶されている所属の第1変形制御信号がトラッ
ク制御回路に出力される。トラック制御回路は次に、光
ビームLを走査すべきデータトラックに再び調整するた
めに制御信号を形成する。この制御信号またはトラック
偏差から第2の変形制御信号が計算され、第1の変形制
御信号の代わりにメモリSに記憶される。
この第2の方法ステップは、トラック偏差の方向また
は制御信号の符号が反転するまで各記憶されているポイ
ント毎に繰り返される。従ってメモリSには方法ステッ
プで直接、符号反転の前に記憶された変形制御信号また
は符号反転の際に計算された変形制御信号が記憶されて
いる。これは新たな変形制御信号によってはもう上書き
されない。
CDの再生演奏中制御回路MPは、光ビームLが記憶され
ているポイントの1つに到達するたび毎に、光ビームを
汚れ個所または損傷個所のできるだけ直後で走査すべき
データトラックに再び調整するためメモリSから所属の
変形制御信号を取り出す。
図2に基づき、本発明の請求の範囲第1項および第2
項に記載の方法の作用を説明する。
図2には、5つの螺旋状データトラックA,B,C,D,Eを
有するコンパクトディスクの一部が示されている。塵粒
子SKはデータトラックBおよびCの一部を覆っている。
ディスクCDは矢印方向に回転する。従って光ビームLは
矢印方向に左から右へデータトラックBに沿って移動す
る。
光ビームがポイント1に到達すると、塵粒子SKのため
データを読出すことができなくなり、従ってトラックエ
ラー信号TEを形成することができなくなる。ポイント1
のアドレスはメモリSに記憶される。
しかしトラックエラー信号TEがないと光ビームLは制
御されずにデータトラック上を移動する。例えば図2で
は光ビームは3つのデータトラックだけ半径方向で内側
のデータトラックEに移動する。ここでトラック制御回
路は光ビームを再び捕捉し、ポイント2からデータトラ
ックE上を案内する。短時間後に光ビームがポイント3
に達すると、制御回路MPは光ビームが3つのデータトラ
ックだけ遠くに半径方向で内側に動かされたことを識別
する。従って制御回路は、光ビームを走査すべきデータ
トラックBのポイント4に案内する制御信号をトラック
制御回路に出力する。この制御信号から変形制御信号が
形成され、ポイント1のアドレスと共に同様にメモリS
に記憶される。
ポイント1と4の間にあるデータトラックBのデータ
はすべて光ビームLにより走査されない。本発明は、ポ
イント1と4の間にあるデータすべてではなく、それら
の一部だけが塵粒子SKにより覆われているという認識か
ら出発する。
請求の範囲第1項に記載された本発明の方法によれ
ば、ディスクの再生演奏の際に、光ビームがデータトラ
ックB上のポイント1を走査するときメモリSにある変
形制御信号がトラック制御回路に出力される。従って光
ビームはもはやデータトラックEまでではなく、例えば
データトラックDまで偏向され、ここで光ビームはポイ
ント5にてトラック制御回路により捕捉される。データ
トラックDのポイント6にて制御回路MPは、光ビームが
2データトラックだけ半径方向で内側にずれたことを識
別し、再び走査すべきデータトラックBに戻すために制
御回路MPは制御信号を形成する。これにより光ビームは
データトラックDのポイント6から走査すべきデータト
ラックBのポイント7へ移動する。読出されなかったデ
ータの領域は小さくなっている。というのはこの領域は
データトラックBのポイント1からポイント7までだけ
だからである。
請求の範囲第2項に記載された方法により、走査され
ないデータの領域はさらに減少される。
データの最初の読出しの際に、光ビームはポイント1
からポイント2、さらにポインタ3まで移動し、そこか
らデータトラックBのポイント4に戻る。請求の範囲第
1項の方法と同じように、ポイント1のアドレスと所属
の第1変形制御信号がメモリSに記憶される。この第1
変形制御信号は請求の範囲第1項と同じように計算され
る。
第2の方法ステップでは、ポイント1に到達し、記憶
されている第1変形制御信号がトラック制御回路に出力
される。光ビームLは今度、トラック制御回路によりデ
ータトラックD上のポイント5に案内される。制御回路
MPはポイント6で光ビーム2データトラックだけ半径方
向で内側へ過度にずれていることを識別し、従って走査
すべきデータトラックBに再び戻すために制御信号を形
成する。この制御信号により光ビームはデータトラック
Dのポイント6からデータトラックBのポイント7に偏
向される。この制御信号から第2の変形制御信号が計算
され、メモリSに記憶される。
後続の方法ステップでは、光ビームが新たにポイント
1まで進むと、トラック制御回路が今度はメモリSにフ
ァイルされている第2変形制御信号を受け取るから、光
ビームはデータトラックCの後で既に捕捉され、データ
トラックCのポイント8に偏向される。データトラック
Cのポイント9で制御回路MPは制御信号を計算し、形成
する。この制御信号は光ビームを走査すべきデータトラ
ックBのポイント10に偏向する。この制御信号により第
3の変形制御信号が計算され、メモリSに記憶される。
ポイント1に光ビームが4回目に到達すると、トラッ
ク制御回路はメモリSから第3変形制御信号を受け取
る。しかし第3変形制御信号は今度、光ビームを半径方
向で外側のデータトラックAに偏向する。トラック制御
回路は光ビームLを捕捉し、これをデータトラックAの
ポイント11に偏向する。制御回路MPはポイント11で光ビ
ームが1データトラックだけ走査すべきデータトラック
Bよりも半径方向で外側にずれていることを識別した
後、データトラックAのポイント12で制御信号をトラッ
ク制御回路に出力する。これにより光ビームは走査すべ
きデータトラックBに偏向される。しかしこの方法ステ
ップではトラック偏差の符号、従い制御信号の符号が反
転しているので、第3変形制御信号がメモリSに記憶さ
れたままとなる。
しかし最後に形成された制御信号から第4変形制御信
号を計算し、メモリSに記憶することもできる。両方の
場合とも最適の変形制御信号が求められ、記憶されてい
るので再生動作を開始することができる。
再生動作中に光ビームがデータトラックBのポイント
1に到達すると、制御回路MPはメモリSに記憶されてい
る、ポイント1に所属の最適変形制御信号をトラック制
御回路に送出する。これは第3または第4の変形制御信
号である。
第3の変形制御信号が最適変形制御信号としてメモリ
Sに記憶されているならば、光ビームはポイント1から
まずポイント2の方向へ、さらにデータトラックCのポ
イント8、次にデータトラックCのポイント9へ、そし
てそこから走査すべきデータトラックBのポイント10へ
移動する。
これに対してメモリSに第4変形制御信号が最適変形
制御信号として記憶されている場合は、光ビームはポイ
ント4からまずポイント2の方向へ、さらにポイント11
へ、さらにデータトラックAのポイント12へ、そこから
走査すべきデータトラックBのポイント13へ移動する。
走査されないデータの量は、図2からわかるように請
求の範囲第2項の本発明の方法により格段に減少され
る。
どの程度走査されないデータの量が減少するかは、デ
ィスク上の汚れ個所または損傷個所の大きさと形状に専
ら依存する。塵粒子SKの例で説明した方法は、ディスク
のすべての汚れ個所または損傷個所で実行される。
第1実施例では、最適変形制御信号を歩進的に求める
間、ディスクの回転数が高められる。これにより本発明
の方法を実施するために必要な時間が短縮される。
第2実施例では、操作者は選択的に本発明の方法を始
動または停止できる。
第3実施例では、光ビームがデータトラックを紛失し
ない場合、このポイントのアドレスおよび所属の制御信
号はメモリにて自動的に消去される。これは例えば、使
用者がディスクの汚れおよび指紋を念入りに清掃した場
合である。
第4実施例では、操作者は自分でいつでも、メモリの
アドレスおよび変形制御信号を消去できる。
第5実施例では、ディスクにマークが付され、マーク
の付されたディスク毎に、汚れ個所または損傷個所のア
ドレス並びに所属の変形制御信号が記憶される。
マガジンのディスクをマガジンに所属するものとマー
クすることも可能である。ポイントのアドレスおよび所
属の変形制御信号はディスクおよびマガジンに従って配
列され記憶される。
光ビームがデータトラックを紛失する個所は通常、塵
または指紋により汚染されているので、光ビームが操作
すべきデータトラックを離れるディスクの個所が1つま
たは複数存在する場合、操作者に光学的および/または
音響的信号によりディスクの清掃を推奨すると有利であ
る。そのための基準として例えば、メモリの内容を用い
る。ポイントのアドレスがメモリに記憶されると直ち
に、光学的および/または音響的信号を形成することが
できる。例えば指示装置、いわゆるディスプレイに“デ
ィスク清掃”の文字を表示することができる。
本発明は、ディスク状回転記録担体を無接触で、例え
ば光ビームにより操作する再生装置に適する。例とし
て、CDプレーヤ、ビデオディスクプレーヤ、DRAWディス
クプレーヤおよび磁気光学的記録および再生装置があげ
られる。
フロントページの続き (72)発明者 バース, ディーター ドイツ連邦共和国 D−7640 ケール− アウエンハイム ゾフィーエンシュトラ ーセ 10 (72)発明者 キューン, ハンス−ローベルト ドイツ連邦共和国 D−7742 ザンクト ゲオルゲン ハイドンヴェーク 9 合議体 審判長 片岡 栄一 審判官 相馬 多美子 審判官 田良島 潔 (56)参考文献 特開 昭63−168838(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データが螺旋状のデータトラック(A,B,C,
    D,E)または同心円に記録されている回転ディスク状の
    記録担体のデータ読出し方法であって、 粗動駆動部(M2)と、微動駆動部(F)と、制御回路
    (MP)とを含むトラック制御回路を用いて走査装置(A
    V)をデータトラックに沿って案内し、 前記記録担体のデータの最初の読出し中に、走査装置
    (AV)がデータトラック(B)を失った、記録担体の各
    ポイント(1)のアドレスをメモリ(S)に記憶し、 走査装置(AV)を走査すべきデータトラック(B)に再
    び案内するために、トラック制御回路の制御回路(MP)
    によって制御信号(TF)を計算および形成する形式の、
    回転ディスク状の記録担体のデータ読出し方法におい
    て、 前記のトラック制御回路の制御回路(MP)によって、前
    記制御信号(TF)から変形制御信号を計算してメモリ
    (S)に記憶し、 前記記録担体の後続の各データ読出し中に、前記記憶さ
    れたポイント(1)のいずれか1つに到達すると、走査
    装置(AV)を走査すべきデータトラック(B)に保持す
    るために、前記のトラック制御回路の微動駆動部(F)
    は、前記到達したポイント(1)に所属する記憶されて
    いる変形制御信号をトラック制御回路の制御回路(MP)
    から直ちに受け取り、 トラック制御回路の微動駆動部(F)により前記変形制
    御信号にしたがって行われた走査装置(AV)のトラッキ
    ングの誤りが、制御回路(MP)によってなお認識される
    場合には、走査装置(AV)を走査すべきデータトラック
    に案内するために、トラック制御回路の制御回路(MP)
    により少なくとも1つの第2の制御信号(TF)を形成
    し、 トラック制御回路の制御回路(MP)によって前記の少な
    くとも1つの第2の制御信号(TF)から、少なくとも1
    つの第2の変形制御信号を計算してメモリ(S)に記憶
    し、 トラック偏差を発生させない各ポイントに対して、前記
    メモリ(S)に記憶されたアドレスを自動的に消去する
    ことを特徴とする、 回転ディスク状記録担体のデータ読出し方法。
  2. 【請求項2】データが螺旋状のデータトラック(A,B,C,
    D,E)または同心円に記録されている回転ディスク状の
    記録担体のデータ読出し方法であって、 粗動駆動部(M2)と、微動駆動部(F)と、制御回路
    (MP)とを含むトラック制御回路を用いて走査装置(A
    V)をデータトラックに沿って案内し、 前記記録担体のデータの最初の読出し中に、走査装置
    (AV)がデータトラック(B)を失った、記録担体の各
    ポイント(1)のアドレスをメモリ(S)に記憶し、 走査装置(AV)を走査すべきデータトラック(B)に再
    び案内するために、トラック制御回路の制御回路(MP)
    によって制御信号(TF)を計算および形成する形式の、
    回転ディスク状の記録担体のデータ読出し方法におい
    て、 a) 前記のトラック制御回路の制御回路(MP)によっ
    て、前記制御信号(TF)から変形制御信号を計算してメ
    モリ(S)に記憶し、 b) 前記記録担体の後続の各データ読出し中に、前記
    記憶されたポイント(1)のいずれか1つに到達する
    と、走査装置(AV)を走査すべきデータトラック(B)
    に保持するために、前記のトラック制御回路の微動駆動
    部(F)は、到達したポイント(1)に所属する記憶さ
    れている変形制御信号をトラック制御回路の制御回路
    (MP)から直ちに受け取り、 c) トラック制御回路の微動駆動部(F)により前記
    変形制御信号にしたがって行われた走査装置(AV)のト
    ラッキングの誤りが、制御回路(MP)によってなお認識
    される場合には、走査装置(AV)を走査すべきデータト
    ラックに案内するために、トラック制御回路の制御回路
    (MP)により第2の制御信号(TF)を形成し、 d) トラック制御回路の制御回路(MP)によって、前
    記の第2の制御信号(TF)から第2の変形制御信号を計
    算してメモリ(S)に記憶し、 トラック偏差の方向またはトラック制御回路の制御回路
    (MP)により形成される前記の制御信号(TF)の符号が
    反転するまで上記のb)〜d)の手順を繰り返し、 前記記録担体の後続の各データ読出し中に、トラック偏
    差の反転を生ぜしめた前記変形制御信号か、またはトラ
    ック偏差の反転が生じる直前に求められた前記変形制御
    信号かのいずれかを保持し、記憶されている各ポイント
    (1)のいずれか1つに到達すると、直ちにメモリ
    (S)からトラック制御回路の微動駆動部(F)に前記
    のいずれか1つの変形制御信号を出力することを特徴と
    する、 回転ディスク状記録担体のデータ読出し方法。
  3. 【請求項3】トラック制御回路の微動駆動部(F)によ
    り走査装置(AV)がトラックに再び案内されるコース
    は、走査装置(AV)をデータトラックに再び案内する前
    記制御信号により定められる、 請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記の手順および該手順の繰り返しの間、
    当該手順に対して必要な時間を短縮するため、前記記録
    担体の回転数を高める、 請求の範囲第2項または第3項に記載の方法。
  5. 【請求項5】操作者は選択的に当該方法を始動または停
    止できる、 請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1項記載の
    方法。
  6. 【請求項6】メモリ(S)に記憶されているデータは操
    作者により任意の時点で消去される、 請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1項記載の
    方法。
  7. 【請求項7】個々の記録担体にマークを付し、走査装置
    (AV)がデータトラックを紛失するポイントと最後に得
    られた所属の変形制御信号が、マークの付された各記録
    担体毎に記憶可能である、 請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1項記載の
    方法。
  8. 【請求項8】マガジンの記録担体またはマガジン自体に
    マークを付し、走査装置(AV)がデータトラックを紛失
    するポイントと最後に得られた所属の変形制御信号が、
    記録担体およびマガジンに従って配列され記憶可能であ
    る、 請求の範囲第7項記載の方法。
  9. 【請求項9】記録担体に、走査装置がデータトラックを
    紛失する1つまたは複数のポイントが発見された場合、
    光学的および/または音響的信号が操作者に記録担体の
    清掃を推奨する、 請求の範囲第1項から第8項までのいずれか1項記載の
    方法。
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