JP3414560B2 - ディスク装置のカバー構造 - Google Patents
ディスク装置のカバー構造Info
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Description
ー構造に関し、特に、磁気ディスク装置の内部と外部と
の間で空気が流通できるようにしたカバー構造に関す
る。近年、コンピュータの外部記憶装置として、磁気デ
ィスク装置や光ディスク装置等のディスク装置が用いら
れている。このようなディスク装置はコンピュータと共
に種々の環境で使用されるので、ディスク装置を非作動
状態で一般環境に放置した時に、ディスク装置内外の通
気によってディスクに有害なS,SO2 等がディスク装
置内部に入り込む(拡散によってガスの分子が入り込
む)恐れがあった。
ガス吸着フィルタを設けて、有害なガスのディスク装置
内部への侵入を防止する通気構造(呼吸構造)が提案さ
れているが、構造が複雑でコストが高いので、より簡単
な構成でコストの易い通気構造が望まれていた。
れる従来のディスク装置における呼吸路の構造を示すも
のであり、図8(a) は通気キャップ70の背面図を示
し、図8(b) は図8(a) のD−D線における断面図を示
している。図8において、80は磁気ディスク、或いは
光ディスクを内蔵したディスク装置のハウジングであ
り、このハウジング80の要部には、複数箇所の通気孔
81と、通気キャップ70の取付孔82が設けられてい
る。通気キャップ70は円板状をしており、ハウジング
80への取付面の中心部には自由端部が拡開された取付
ボス71が突設されている。また、通気キャップ70の
取付面の取付ボス71の周囲には円形に窪まされた凹部
72が形成されており、この凹部72と通気キャップ7
0の外周部との間の取付面には、このキャップ70の中
心に対して同心円状に細い通気溝73が形成されてい
る。この従来例では通気溝73の断面は半円であり、7
4が通気溝73の入口、75が通気溝73の出口を示し
ている。通気溝73は折り返し部76で折り返されてお
り、入口74と出口75との間の距離が長くなるように
なっている。
ップ70に設けられた凹部72内には円板状のガス吸着
フィルタ77が、オーリング78と接着剤79によって
取り付けられている。この結果、通気キャップ70の入
口74から内部装置に有害なガスが侵入した場合でも、
ガスを含む空気は細くて長い通気溝73を通って出口7
5を経て凹部72に到達し、ガスがフィルタ77に吸着
されるので、空気だけが通気孔81を通ってディスク装
置のハウジング80内に入ることになる。
示される従来のディスク装置90における呼吸路の別の
例の構造を示すものであり、図9(a) は磁気ディスク装
置90の組立斜視図である。図9(a) において、91は
カバー、92はベース、93はディスク、94は呼吸路
組立体、95は呼吸路組立体94をカバー91に固定す
るためのテープ、96はアクチュエータ、97は先端部
にヘッドを搭載したヘッドアーム、98はガスケット、
99はカバー91をベース92に取り付けるためのクリ
ップである。
構造を示す背面図である。呼吸路組立体94の中央部に
は呼吸孔941があり、この呼吸孔941からは左右対
称に2本ずつ合計4本の通気溝942が形成されてお
り、集合部943において合流されている。フィルタは
この呼吸路組立体94の下部に設けられているが、その
図示は省略する。
孔941から侵入したガスを含む空気を細くて長い通気
溝942を通すことによって、外部からの有害なガスの
侵入を極力防ぐようになっている。
許第34,497号及び第5,030,260号に示さ
れる従来の呼吸構造では、通気溝を備えた部材がディス
ク装置のカバーとは別部材で作られているので、この別
部材をディスク装置のカバーに組み込む工数が必要であ
り、別部材自体を作るコストも考えると、ディスク装置
の製造コストが高くなるという問題がある。
呼吸を行なう流路を、従来からディスク装置のカバーを
構成する部品を利用して作り、部品点数を新たに増やす
ことなく流路を形成することによって実現し、ディスク
装置内外の呼吸機構によるコストアップを抑えることが
できるディスク装置のカバー構造を提供することを目的
とする。
明のディスク装置のカバー構造は、少なくとも1枚の記
録ディスクを搭載するスピンドルモータと、このディス
ク上に情報を書き込むためのヘッドを少なくとも1個搭
載するキャリッジを駆動するアクチュエータをベース上
に備え、これらスピンドルモータ及びアクチュエータは
ベースに取り付けたカバーにより密封され、カバーの外
気と接触する側に、このディスクの駆動時に発生する振
動及び騒音を防止するための防振板が設けられているデ
ィスク装置において、カバーと防振板との間に、流路コ
ンダクタンスを考慮した呼吸流路を形成し、この呼吸流
路の一端側の防振板にはこの呼吸流路を外部に連通する
呼吸孔を設けると共に、この呼吸流路の他端側のカバー
にはこの呼吸通路をディスク装置の内部に連通する呼吸
孔を設けたことを特徴としている。
て短い溝として形成される第1の流路と、この第1の流
路の断面積より大きな断面積を有する少なくとも2つの
第2の流路とで構成し、第2の流路は第1の流路によっ
て接続することによって形成することができる。そし
て、この呼吸流路は、カバーを窪ませることによって形
成することができ、また、防振板を窪ませることによっ
ても形成することができ、更には、粘弾性体に孔を開け
ることによっても形成することができる。
態でカバーに取り付け、この粘弾性体が呼吸流路に重な
る部分には、呼吸流路と同じ形状の孔を設けておく。本
発明のディスク装置のカバー構造によれば、従来からデ
ィスク装置のカバーに設けられている防振板と粘弾性体
とを利用し、カバーと防振板の間に粘弾性体を含めて呼
吸流路を形成したことにより、新たな部材の追加を行な
うことなく、ディスク装置のカバーに安価に呼吸流路を
形成することができる。
施の形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例のカバー構造を備えた磁気ディ
スク装置10の構成を示す組立斜視図である。図1にお
いて、1は磁気ディスク装置10から発生する振動や騒
音を抑える防振板、2は防振板1とほぼ同じ形状をした
粘弾性板、3はカバー、4はフィルタユニット、5はガ
スケット、6はベース、7は乾燥剤ユニットを示してい
る。
を搭載するスピンドルモータ65、このディスク61上
に情報を書き込むためのヘッド62を記録可能なディス
ク面の数だけ搭載するキャリッジ63、キャリッジ63
を駆動するアクチュエータ64等が取り付けられてい
る。これらスピンドルモータ65及びアクチュエータ6
4はベース6に取り付けられるカバー3により密封され
る。
は、この実施例ではベース6上のディスク61に対応す
る位置に凹部34が設けられている。凹部34は、カバ
ー3に設けられたスピンドルモータ65の回転軸の固定
孔35を中心として、円環状に窪まされて形成されてい
る。そして、この凹部34にはディスク61の駆動時に
発生する振動及び騒音を防止するための防振板1が、粘
弾性板2を介して取り付けられる。
粘弾性板2の機能は、振動源であるスピンドルモータ6
5の外力がカバー3やベース6に伝わった時に、カバー
3が固有振動によって共振することによって発生する騒
音の防止である。即ち、このカバー3の振動エネルギを
カバー3に貼り付けた防振板1と粘弾性板2とで熱エネ
ルギに変換し、振動による騒音を抑えているのである。
騒音防止の原理について説明する。振動するカバー3の
共振点を下げ、振動による耳ざわりな音を無くすため
に、防振板1の質量が利用される。質量を大きくすれば
するほど共振周波数は下がるので、この実施例では限ら
れたスペースの中で、共振板1の形状を工夫して大きな
質量を得るようにしている。一般的に、共振周波数f
は、Kをばね定数、mを質量として、f=(1/2π)
×(K/m)1/2 で表される。
と粘弾性板2の材料を次のように選択する。まず、防振
板1は剛性が高い必要がある。このため、防振板1に使
用する一般的な金属材料としては、アルミ板、圧延鋼
板、ステンレス、タングステン合金等がある。このう
ち、コストを考えると、圧延鋼板(鉄板)を使用するこ
とが好ましい。次に、粘弾性板2に使用する粘弾性体に
は、磁気ディスク装置の数年間の寿命保証内では性能が
劣化せず、粘弾性を失わない材料を選択する必要があ
る。このような粘弾性体の材料としては、例えば、住友
3Mの♯4615や、日東電工(株)のDA8350を
使用することができる。
所に、流路コンダクタンスを考慮した呼吸流路30が設
けられている。この呼吸流路30は、凹部34の底面が
更に窪まされて、凹部34の底面より更に一段低い溝と
して形成されている。そして、この凹部34に挿入され
る粘弾性板2の、この呼吸流路30に重なる部分には、
呼吸流路30と同じ形状の孔20が形成されている。こ
のように、粘弾性板2の呼吸流路30に重なる部分に呼
吸流路30と同じ形状の孔20を形成することにより、
呼吸流路30の天井面に粘弾性板2が露出していないた
め、粘弾性板2に有害な物質が付着した場合でも、この
有害な物質から有害ガスが発生することがすくなくな
り、しいてはガス吸着フィルタの寿命延命につながる。
1にはこの呼吸通路30を外部に連通する呼吸孔13が
設けられており、この呼吸流路30の他端側のカバー3
にはこの呼吸流路30をディスク装置10の内部に連通
する呼吸孔33が設けられている。図2(a) は図1のカ
バー3に設けられた呼吸流路30の構造を示す部分拡大
平面図であり、図2(b) は図2(a) のA−A線における
断面図であり、図2(c) は図2(a) のB−B線における
断面図であり、図2(d) は図2(a) のC−C線における
断面図である。
溝として形成される第1の流路31と(図2(d) 参
照)、この第1の流路31の断面積より大きな断面積を
有する第2の流路32(図2(c) 参照)で構成されてい
る。また、この実施例では凹部34内に3つの円形の第
2の流路32があり、それぞれの第2の流路32の中心
は、図1に示したスピンドルモータの回転軸の固定孔3
5を中心とした同心円上にあって、同じ距離だけ離され
ている。第1の流路31は、同じく図1に示したスピン
ドルモータの回転軸の固定孔35を中心とした同心円上
に形成されており、隣接する第2の流路32を接続して
いる。
路32は、図2(b) に示すように、この上に重ねられる
防振板1に設けられた呼吸孔13に重なるようになって
いる。また、呼吸流路30の他方の端部にある第2の流
路32には、カバー3を貫通する呼吸孔33が穿設され
ている。この呼吸孔33が設けられた部位のカバー3の
内側には、フィルタ取付溝40が設けられており、この
フィルタ取付溝40内にフィルタユニット4が収容され
るようになっている。この実施例ではフィルタ取付溝4
0は略D字状の溝である。
バー3側に段差を設けて形成する場合には、金型形状を
ダイカスト鋳造で自由に変更できるため、呼吸流路30
の形状は前述の形状に限定されるものではなく、制限の
あるスペースの中で自由な流路形状とすることができ
る。図3は、カバー3の裏面に設けられるフィルタ取付
溝40内に収容されるフィルタユニット4の構成を示す
組立斜視図である。フィルタユニット4は、フィルタ取
付溝40の底面に貼り付けられる両面テープ41、PE
Tシート43、ガス吸着フィルタであるケミカルフィル
タ43、及び塵埃除去用のフィルタ44から構成されて
いる。両面テープ41はPETシート43の縁部のみを
接着するように所定幅を備えたD字状をしている。ま
た、塵埃除去用のフィルタ44には、ケミカルフィルタ
43を収容するための凹部45が設けられている。図3
にはこの塵埃除去用のフィルタ44の形状を判りやすく
するために、塵埃除去用のフィルタ44の上下を逆にし
た図が、正しい向きの塵埃除去用のフィルタ44と共に
示されているが、フィルタユニット4に使用する塵埃除
去用のフィルタ44の数は1個である。これら両面テー
プ41、PETシート43、ケミカルフィルタ43、及
び塵埃除去用のフィルタ44はこの順に積層され、図2
(b) に示すようにケース3の裏面に設けられたフィルタ
取付溝40内に収容される。
る空気は必ずこのフィルタユニット43を通ることにな
る。よって、フィルタユニット43を通る空気中に、デ
ィスクに有害なガスが含まれていたとしても、このガス
はケミカルフィルタ43でトラップ(吸着)されること
になり、ケース3の内部には侵入しない。図4(a) は従
来の流路コンダクタンスを説明する図であり、図4(b)
は本発明の流路コンダクタンスを説明する図である。一
般的に、気体がある流路を流れる場合の流れ易さを示す
値として、流路コンダクタンスCが用いられる。この流
路コンダクタンスCは、その値が大きい程空気が流れ易
く、有害ガスがディスク装置の内部に侵入する量が多く
なる。
5の孔を開けた場合、その流路コンダクタンスC1は、
外部の圧力をP1、カバー3の内部の圧力をP2とした
場合、以下のようになる。 C1=1349×(D4 /L)×(P1+P2)/2 また、図4(b) に示すように、カバー3に高さX、幅
Y、長さZの直方体の呼吸流路を形成した場合の流路コ
ンダクタンスC2は、以下のようになる。
1+P2)/2 ここで、X=0.2mm、Y=5mm、Z=30mmと
した場合、流路コンダクタンスC1とC2の関係は、C
1>C2となり、本発明の容積を持つ呼吸流路の流路コ
ンダクタンスC2が従来の流路コンダクタンスC1より
小さいので、フィルタユニット4に到達する有害ガスの
空気への混入を少なくすることができ、フィルタユニッ
トのケミカルフィルタ(ガス吸着フィルタ)43の寿命
を延ばすことが可能となる。
を備えた磁気ディスク装置10を組み立てた状態を示す
全体構成図である。カバー3とベース6はガスケット5
を挟んで気密状態に接合されており、カバー3の上面に
設けられた凹部34には防振板1が取り付けられてい
る。この状態では、防振板1に設けられた呼吸孔13が
防振板1とカバー3の間に設けられた呼吸流路30の一
端に連通しており、カバー3に設けられた呼吸孔33が
カバー3の内部と呼吸流路30の他端とを連通してい
る。従って、磁気ディスク装置10の内部は、図5に点
線で示すように、呼吸孔33、呼吸流路30、及び呼吸
孔13を通じて外部に連通している。
ガスを含む空気が呼吸流路30内に侵入した場合でも、
前述のように呼吸流路30は流路コンダクタンスが小さ
くなるような形状になっているので、有害ガスは呼吸流
路30の他端にある呼吸孔33に伝わり難く、また、有
害ガスが呼吸孔33に到達した場合でも、呼吸孔33を
通じてケース3の内部に侵入した有害ガスは、ケース3
の呼吸孔33A,33Bが設けられている位置の内側に
設けられたフィルタ(図示せず)によってトラップされ
るので、ケース3の内部にあるディスクが有害ガスによ
って被害を被ることはない。
示すものであり、この図には防振板1、粘弾性板2、及
びカバー3のみが示してある。図1から図5で説明した
実施例では、カバー3と防振板1との間に1個の呼吸流
路30しか設けられていなかったが、この実施例のカバ
ー構造は、カバー3と防振板1との間に2個の呼吸流路
30A,30Bが設けられている点が前述の実施例と異
なる。
呼吸流路30の構成と同じであり、各呼吸流路30A,
30Bの一端側にはケース3の内部に連通する呼吸孔3
3A,33Bが設けられている。そして、これに対応し
てカバー3と防振板1との間に介装される粘弾性板2に
は、各呼吸流路30A,30Bに対応する形状の孔20
A,20Bが設けられており、防振板1には各呼吸流路
30A,30Bの他端側に対応する位置に呼吸孔13
A,13Bが設けられている。
スク装置では、磁気ディスク装置の非稼働状態のケース
3の内外の呼吸量が同じである場合、各呼吸流路30
A,30Bを通過する空気量は、1個の呼吸流路30し
か設けられていない場合に比べて半分になる。この結
果、ケース3の呼吸孔33A,33Bが設けられている
位置の内側にあるフィルタの寿命が倍になる。
造を示すものであり、この図にも防振板1、粘弾性板
2、及びカバー3のみが示してある。図1から図5で説
明した実施例では、呼吸流路30がカバー3の上面に設
けられた防振板1を収容する凹部34を窪ませることに
よって設けられていたが、この実施例のカバー構造で
は、呼吸流路30が防振板1の下面を窪ませることによ
って設けられている点が前述の実施例と異なる。
した実施例と同じで良く、第1の流路11と第2の流路
12とから構成し、その一端に呼吸孔13を設けてお
く。防振板2の構造は図1から図5で説明した実施例と
同じであり、カバー3の凹部34には呼吸流路30の他
端側に位置する部位に呼吸孔33のみが設けられてい
る。この実施例の効果は図1から図5で説明した実施例
と同じである。
スク装置を例にとって説明したが、本発明のディスク装
置のカバー構造は、光ディスク装置等の他のディスク装
置のカバー構造にも適用することができる。
ディスク装置の内外の呼吸を行なう流路を、従来からデ
ィスク装置のカバーを構成する部品を利用して作り、部
品点数を新たに増やさないようにしたので、ディスク装
置を組み立てる際にも呼吸機構を新たに取り付ける工数
が不要となり、ディスク装置内外の呼吸機構によるコス
トアップを抑えることができるという効果がある。
施例の構成を示す磁気ディスク装置の組立斜視図であ
る。
す部分拡大平面図、(b) は(a)のA−A線における断面
図、(c) は(a) のB−B線における断面図、(d) は(a)
のC−C線における断面図である。
示す組立斜視図である。
図、(b) は本発明の流路コンダクタンスを説明する図で
ある。
の全体構成図である。
実施例を示す組立斜視図である。
別の実施例を示す組立斜視図である。
ャップの背面図、(b) は(a) のD−D線における断面図
である。
スク装置の構成を示す組立斜視図、(b) は(a) の呼吸路
の背面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも1枚の記録ディスク(61)を搭
載するスピンドルモータ(65)と、このディスク(61)上に
情報を書き込むためのヘッド(62)を少なくとも1個搭載
するキャリッジ(63)を駆動するアクチュエータ(64)をベ
ース(6) 上に備え、これらスピンドルモータ(65)及びア
クチュエータ(64)は前記ベース(6) に取り付けたカバー
(3) により密封され、前記カバー(3) の外気と接触する
側に、前記ディスク(61)の駆動時に発生する振動及び騒
音を防止するための防振板(1)が設けられているディス
ク装置(10)において、 前記カバー(3) と前記防振板(1) との間に、流路コンダ
クタンスを考慮した呼吸流路(30)を形成し、この呼吸流
路(30)の一端側の前記防振板(1) にはこの呼吸通路(30)
を外部に連通する呼吸孔(13)を設けると共に、この呼吸
流路(30)の他端側の前記カバー(3) にはこの呼吸流路(3
0)を前記ディスク装置(10)の内部に連通する呼吸孔(33)
を設けたことを特徴とする磁気ディスク装置のカバー構
造。 - 【請求項2】 前記呼吸流路が前記カバーを窪ませるこ
とによって形成され、その流路形状が少なくとも1つの
細くて短い溝として形成される第1の流路と、この第1
の流路によって接続されると共に、この第1の流路の断
面積より大きな断面積を有する少なくとも2つの第2の
流路で構成されることを特徴とする請求項1に記載のデ
ィスク装置のカバー構造。 - 【請求項3】 前記呼吸流路が前記防振板を窪ませるこ
とによって形成され、その流路形状が少なくとも1つの
細くて短い溝として形成される第1の流路と、この第1
の流路によって接続されると共に、この第1の流路の断
面積より大きな断面積を有する少なくとも2つの第2の
流路で構成されることを特徴とする請求項1に記載のデ
ィスク装置のカバー構造。 - 【請求項4】 前記防振板は、粘弾性体を介在させた状
態で前記カバーに取り付けられており、この粘弾性体が
前記呼吸流路に重なる部分には、前記呼吸流路と同じ形
状の孔が設けられていることを特徴とする請求項1から
3の何れか1項に記載のディスク装置のカバー構造。 - 【請求項5】 少なくとも1枚の記録ディスク(61)を搭
載するスピンドルモータ(65)と、このディスク(61)上に
情報を書き込むためのヘッド(62)を少なくとも1個搭載
するキャリッジ(63)を駆動するアクチュエータ(64)をベ
ース(6) 上に備え、これらスピンドルモータ(65)及びア
クチュエータ(64)は前記ベース(6) に取り付けたカバー
(3) により密封され、前記カバー(3) の外気と接触する
側に、前記ディスク(61)の駆動時に発生する振動及び騒
音を防止するための防振板(1)が粘弾性体(2) を介して
設けられているディスク装置(10)において、 前記カバー(3) と前記防振板(1) との間に、流路コンダ
クタンスを考慮した呼吸流路(30)を形成し、この呼吸流
路(30)の一端側の前記防振板(1) にはこの呼吸通路(30)
を外部に連通する呼吸孔(13)を設けると共に、この呼吸
流路(30)の他端側の前記カバー(3) にはこの呼吸流路(3
0)を前記ディスク装置(10)の内部に連通する呼吸孔(33)
を設けたことを特徴とする磁気ディスク装置のカバー構
造。
Priority Applications (2)
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JP28191395A JP3414560B2 (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | ディスク装置のカバー構造 |
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