JPH0629840Y2 - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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JPH0629840Y2
JPH0629840Y2 JP2496692U JP2496692U JPH0629840Y2 JP H0629840 Y2 JPH0629840 Y2 JP H0629840Y2 JP 2496692 U JP2496692 U JP 2496692U JP 2496692 U JP2496692 U JP 2496692U JP H0629840 Y2 JPH0629840 Y2 JP H0629840Y2
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disks
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container
disk
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JP2496692U
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隆 竹本
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Teac Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一般にウィンチェスタ
型ハ−ドディスクドライブと呼ばれている固定磁気ディ
スク装置駆動装置又はこれに類似のディスク駆動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】固定磁気ディスク駆動装置は、ハブに固
定されたハ−ドディスクを高速回転させることにより磁
気ヘッドを浮上させてデ−タの読み出し/書き込みを行
うように構成されている。ところで、容器内の塵や埃り
は、磁気変換特性を悪くするのみでなく、磁気ヘッドの
浮上特性にも悪影響を及ぼす。このため、固定磁気ディ
スク駆動装置は密閉型の防塵容器を有し、更に、米国特
許第4,367,502号、及び第4,369,475
号明細書に開示されている様に空気清浄用フィルタを有
する。また、空気の流れを生じさせるために、ディスク
のハブ部分にディスクの一方の主面側から他方の主面側
に空気を流すための通路を形成することがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来はディ
スクの一方の主面から他方の主面に空気の流れを生じさ
せるためにハブに単に孔を形成したのみであったので、
良好な空気の流れを得ることが困難であった。
【0004】そこで、本考案の目的は、良好な空気の流
れを得ることができるディスク駆動装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案は、実施例を示す図面の符号を参照して説明す
ると、防塵容器1と、前記容器1内に配置され且つ中央
孔21a、21bを有している複数の磁気記録媒体ディ
スク4a、4bと、前記ディスク4a、4b前記中央
孔21a、21bを貫通する部分を有し前記ディスク
4a、4bを支持するハブ14と、前記ハブ14に対し
て前記デイスク4a、4bを固着するように前記ハブ1
4の端面に固着された固定板17と、前記ハブ14と共
に前記ディスク4a、4bを回転するためのモータ12
と、前記ディスク4a、4bの一方及び他方の主面に夫
々対向するように配置された複数の磁気ヘッド5とを有
するディスク駆動装置において、前記固定板17に前記
複数のディスク4a、4bの相互間に至る空気の循環通
路を形成するための複数の空気導入口27が設けられて
おり、前記複数の空気導入口27の縁に空気案内用の突
起28が夫々設けられており、更に前記ハブ14には前
記容器1の底面側から前記複数のディスク4a、4bの
相互間に至る空気の循環通路を形成するための孔が設け
られており、前記容器1の内部の底面にはこの底面にお
いて前記ディスクの外側から内側に向う空気の流れを導
くための複数の突起33が設けられているディスク駆動
装置に係わるものである。
【0006】
【作用及び効果】上記考案の固定板17の突起28は空
気の流れの衝突部として機能し、ここに衝突した空気は
空気導入口27を通ってディスク4a、4bの相互間に
流れる。容器1の底面の突起33はディスクの外側から
内側に向かう空気の流れを案内する。この結果、ディス
ク4a、4bの相互間においてディスク4a、4b内側
から外側に向かう空気の流れが良好に生じる。
【0007】
【実施例】次に、図1〜図6に示す本考案の実施例に係
わるウィンチェスタ型固定磁気ディスク装置について述
べる。固定磁気ディスク駆動装置の防塵容器1は、図1
の拡大図である図2から明らかな如く、アルミニウムダ
イカスト製の本体部2と金属板製の蓋部3とから成り、
2枚のハードな磁気ディスク4a、4bを収容するもの
である。容器1内には、図1から明らかな如く、ディス
ク4aの上面に対向する磁気ヘッド5、及びディスク4
bの下面に対向する磁気ヘッド(図示せず)及びディス
ク4bの上下面に対向する一対の磁気ヘッド(図示せ
ず)が収容されている。この磁気ヘッド5はキャリッジ
6にバネ性を有するアームによって取付けられ、移動機
構によってディスク4a、4bの半径方向に位置決めさ
れ、ディスク4a、4bが高速回転した時にディスク4
a上に0.4〜0.5μm程度浮上する。
【0008】ヘッド移動機構は、容器1の外側に配置さ
れたステッピングモータ8と、このモータ8の回転運動
をキャリッジ6の直線運動に変換するベルト10と、キ
ャリッジ6をディスク半径方向に案内するガイドシャフ
ト11とから成る。
【0009】ディスク回転モータ12は容器1に気密的
に取り付けられ、ここから容器1の内部に延びるシャフ
ト13にハブ14が固着されている。そして、このハブ
14に2枚のディスク4a、4bが固着され且つフィル
タ組立体が取り付けられている。ハブ14に対するディ
スク4a、4b及びフィルタの取り付けは、ハブ14の
下部に設けられた鍔状部15の上に下側のディスク4b
を載置し、この上にスペーサ兼フィルタ装置16、上側
のディスク4a、及びリング状固定板17を順に配置
し、図3に示す6本のネジ18を固定板17の貫通孔1
9に挿通させた後にハブ14のネジ孔20に螺合させる
ことにより達成されている。
【0010】ハブ14はディスク4a、4bの中央孔2
1a、21b及びスペーサ兼フィルタ装置16の中央孔
22にほぼ一致する外周面23を有し、且つ図2及び図
3に示す矢印24の方向の空気の流れを得るための6個
の溝25を有する。スペ−サ兼フィルタ装置16を構成
する金属製の第1のリング31にも内側から外側に向か
う空気の流れを得るための6個の切欠部26が設けられ
ている。固定板17にも6個の空気導入口27が設けら
れ、これがハブ14の溝25に一致している。なお、空
気導入効率を高めるために、導入口27の縁に空気案内
用突起28が設けられている。図3においてはディスク
4a、4bが反時計回り方向に回転されるので、空気が
突起28に衝突し、導入口27内に案内される。四角形
の導入口27のもう一方の縁には、空気の流れ込みを円
滑にするために、内側に傾斜した舌状部29が設けられ
ている。
【0011】30は例えばポリプロピレン不織布から成
る空気清浄フィルタであり、図4及び図5に示す如く、
スペ−サ兼フィルタ保持体としての第1のリング31の
鍔状部31aの上に配置されている。このフィルタ30
は第1のリング31の全外周を囲むように配置され、こ
の上に金属製の第2のリング32が配置されている。な
お、第2のリング32は第1のリング31の外周に嵌合
され、且つフィルタ30は接着剤(図示せず)によって
第1及び第2の31、32に固着されている。フィルタ
30と第1及び第2の31、32から成るスペ−サ兼フ
ィルタ装置16は、図2及び図3に示す如く2枚のディ
スク4a、4b間にスペ−サとして機能する様に配置さ
れている。このスペ−サ兼フィルタ装置16はディスク
4a、4bの有効記録領域よりも勿論内側に配置されて
いる。従って、これを設けることによって記録領域が低
減したり、装置が大型になることはない。フィルタ30
は矢印24で示す循環空気の通路を横切るように配置さ
れているので、空気中の塵及び埃りを効果的に除去する
ことができる。図6は容器1の本体部2及びここに取り
付けられたハブ14を示す。本体部2は底部2aと側壁
2bとから成り、底部2aには空気をハブ14の中心に
向って導くための突起33が設けられている。
【0012】図2の蓋部3の中央には気圧調整孔34が
設けられ、ここを塞ぐようにフィルタ35が蓋部3の裏
面に貼り付けられている。
【0013】上述の如く構成された磁気ディスク駆動装
置のモ−タ12を駆動すれば、シャフト12、ハブ1
4、スペ−サ兼フィルタ装置16、固定板17、及びデ
ィスク4a、4bが一体に回転する。ディスク4a、4
bを高速回転するとディスク4a、4bの内側から外側
に向う空気の流れが生じ、ディスク4a、4bの外側領
域では空気が圧縮されて圧力が高くなる。一方、ディス
ク4a、4bの間の領域の圧力は低下する。これによ
り、図2の矢印24で示す空気の循環が生じる。この循
環は、容器本体部2の突起33による空気の案内効果、
及び固定板17の突起28による空気の案内効果により
更に強められ、極めて良好に生じる。空気はまずハブ1
4の中心に向う方向に流れ込んだ後に、ハブ14の軸方
向(垂直方向)に流れ、圧力の低いディスク4a、4b
の相互間に流れ込む。循環空気の全てがフィルタ30を
通るので、高い清浄効果が得られる。
【0014】フィルタ30はハブ14に一体的に配置さ
れているので、フィルタのためのスペ−スが極めて小さ
くなり、ディスク駆動装置の小型か及び軽量化が可能に
なる。また、スペ−サとしての機能を有する第1のリン
グ31を使用してフィルタ30を配置するので、この配
置を簡単な構成で容易に達成することができる。
【0015】
【変形例】本考案は上述の実施例に限定されるものでは
なく、例えば次の変形が可能なものである。 (a) フィルタ30をハブ14における空気通路を横
切るようにハブ14に直接に固定してもよい。 (b) ハブ14及び第1のリング31に設ける空気通
路をトンネル状に形成してもよい。 (c) ディスクが3枚以上の場合にも適用可能であ
る。なお、ディスクが3枚以上の場合には、各ディスク
間のスペ−サにフィルタを一体化する。 (d) フィルタ30をハブ14における空気の入口側
に配置してもよい。 (e) 容器1の形状を、フィルタをディスクの外周に
配置した従来と同様に保ち、ここにフィルタを設ける代
りに、電子回路部品を配置してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例に係わる磁気ディスク装置の
蓋を取り除いて内部を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】図1のディスク及びこの中央部分を示す分解斜
視図である。
【図4】スペ−サ兼フィルタ装置を示す平面図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】容器本体部とハブとを示す平面図である。
【符号の説明】
1 容器 4a,4b ディスク 5 ヘッド 14 ハブ 27 空気導入口 28 突起 33 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防塵容器(1)と、前記容器(1)内に
    配置され且つ中央孔(21a)(21b)を有している
    複数の磁気記録媒体ディスク(4a)(4b)と、前記
    ディスク(4a)(4b)前記中央孔(21a)(2
    1b)を貫通する部分を有し前記ディスク(4a)
    (4b)を支持するハブ(14)と、前記ハブ(14)
    に対して前記デイスク(4a)(4b)を固着するよう
    に前記ハブ(14)の端面に固着された固定板(17)
    と、前記ハブ(14)と共に前記ディスク(4a)(4
    )を回転するためのモータ(12)と、前記ディスク
    (4a)(4b)の一方及び他方の主面に夫々対向する
    ように配置された複数の磁気ヘッド(5)とを有するデ
    ィスク駆動装置において、 前記固定板(17)に前記複数のディスク(4a)(4
    b)の相互間に至る空気の循環通路を形成するための複
    数の空気導入口(27)が設けられており、前記複数の
    空気導入口(27)の縁に空気案内用の突起(28)が
    夫々設けられており、更に前記ハブ(14)には前記容
    器(1)の底面側から前記複数のディスク(4a)(4
    b)の相互間に至る空気の循環通路を形成するための孔
    が設けられており、前記容器(1)の内部の底面にはこ
    の底面において前記ディスクの外側から内側に向う空気
    の流れを導くための複数の突起(33)が設けられてい
    ることを特徴とするディスク駆動装置。
JP2496692U 1992-03-25 1992-03-25 ディスク駆動装置 Expired - Lifetime JPH0629840Y2 (ja)

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JPH0590694U JPH0590694U (ja) 1993-12-10
JPH0629840Y2 true JPH0629840Y2 (ja) 1994-08-10

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