JP3414202B2 - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JP3414202B2 JP16120397A JP16120397A JP3414202B2 JP 3414202 B2 JP3414202 B2 JP 3414202B2 JP 16120397 A JP16120397 A JP 16120397A JP 16120397 A JP16120397 A JP 16120397A JP 3414202 B2 JP3414202 B2 JP 3414202B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、自動変速機の
変速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来の手動モードを有する自動変速機
の変速制御装置としては、特開昭60−26847号公
報に開示されるものがある。また、手動モード選択時の
手動変速指令手段の操作入力に対する自動変速機の変速
速度を改善する発明を本出願人は特願平8−7173号
で提案済みである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 従来、自動変速機の
変速制御装置にあっては、マニュアルモードで、セレク
トレバー位置により変速速度を設定することにより運転
条件や運転者の好みに応じた変速速度の設定が可能であ
る。ところが、通常運転状態は、ステアリングを握って
おり、セレクタに手を伸ばし強くレバーを倒したときに
は変速速度は速いものの、この動作に要する時間は逆に
増加する。この発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたもので、ステアリンググリップに近いほど変
速速度を速くし、上記問題点を解決することを目的とし
ている。また、マニュアルモードスイッチのストローク
に応じて、スイッチ操作の応答性に相関し変速速度を決
定する事により、操作に対する挙動に一致が見られ運転
しやすい。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに本発明請求項1記載の自動変速機の変速制御装置
は、変速を自動的に行う自動変速モードと、ドライバの
手動操作により変速を行う手動変速モードとを有し、こ
れらのモードを選択的に切り換える変速モード切り換え
手段とを備え、自動または手動による変速を行う自動変
速機において、前記手動変速モードを選択したときに、
アップシフトまたは、ダウンシフトを指令する手動変速
指令手段を複数設けると共に、これら複数の手動変速指
令手段を運転席周辺の互いに離間する位置に配設し、こ
れら手動変速指令手段の操作入力に対する自動変速機の
変速速度を互いに異なる特性に設定した構成とした。請
求項2記載の自動変速機の変速制御装置においては、請
求項1記載の自動変速機の変速制御装置において、前記
手動変速指令手段の操作入力に対する自動変速機の変速
速度特性は、ステアリングからの前記手動変速手段の距
離に応じて設定する構成とした。請求項3記載の自動変
速機の変速制御装置においては、請求項1記載の自動変
速機の変速制御装置において、前記手動変速指令手段の
操作入力に対する自動変速機の変速速度特性は、手動変
速操作手段の操作ストロークに応じて変更する構成とし
た。
【0005】
【発明の実施の形態】 以下、この発明を図面に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかる自
動変速機の変速制御装置の構成を示す図である。まず構
成を説明すると、スロットル開度TVO、機関回転数N
e、入力軸回転数Nt、出力軸回転数No、セレクタ、
マニュアル切り換えSW、マニュアルアップ・マニュア
ルダウン信号、ブレーキSWを計測しCVTコントロー
ルユニットC/Uに入力する。CVT変速比は、ステッ
プモータにより実現する。
【0006】図2は、マニュアル変速セレクトレバーの
位置を示す図である。手動変速SWは、ステアリング、
ステアリングコラム、セレクタ位置に配置した例を示
す。
【0007】図3は、変速制御対象を示す図であり、変
速制御対象は、ステップモータにより油圧ならい弁のス
プール位置を制御する。ステップモータの制御位置によ
り、変速比が一義的に決定する。この特性を図4に示
す。
【0008】図5は、マニュアルモードの目標回転マッ
プを示す図である。マニュアルアップ・マニュアルダウ
ン信号により1〜6速まで選択出来る。横軸は車速Vs
p、縦軸は目標入力軸回転数RREV0。スロットル開
度TVOと車速Vspにより目標入力軸回転数tNtを
検索する。マニュアルモードとオートモードはSWで選
択するものである。
【0009】図6〜11は、電子制御フローチャートを
示す図である。図12は、マニュアルSW位置を表す図
である。明細表記上、ステアリングSWをSW1、コラ
ムSWをSW2、セレクタSWをSW3と表す。図13
は、ステアリングからのSWの距離と変速速度の関係を
表す図である。ステアリングSWは、ステアリング操作
に集中できかつ転舵の小さな状態で操作するので変速速
度を速くすることができる。コラムSWは、ステアリン
グSWが使用できない転舵中に主に使用する。コーナリ
ング中に車両挙動が安定するようにステアリングSWよ
りも変速速度を遅く設定する。セレクタSWは、ステア
リングから持ち変えに最も時間がかかり、ステアリング
操作が片手の間に変速するのでショックを発生しないよ
うに滑らかさを重視して変速速度を更に遅く設定する。
【0010】図14は、SWストロークと変速速度の関
係を表す図である。SWのストロークが長いほど変速速
度を遅くすることにより変速操作と実際の変速挙動に一
致感が見られる。図15は、SW操作時の時系列データ
を示す図である。SWのストロークが長いほどSWオン
に時間がかかり、変速比の変化時間を長く設定できる。
【0011】次に、図6〜11のフローチャートを用い
て作用を説明する。図6、7、8は、10msec毎に
制御するルーチンである。信号計測部、信号出力部、変
速制御部の3つからなる。図6に示す信号計測部のフロ
ーチャートは、S1でスロットル開度TVO、機関回転
数Ne、入力軸回転数Nt、出力軸回転数No、マニュ
アル切り換えSWm、マニュアルSW(UP−SW1、
UP−SW2、UP−SW3、DOWNーSW1、DO
WN−SW2、DOWN−SW3)信号の計測を行う。
S2で車速VspをNo×変換係数Aで算出する。
【0012】図7に示す信号出力部のフローチャート
は、S3においてステップモータステップ数ASTPを
出力する。
【0013】図8に示す変速制御部のフローチャート
は、まず、S4で制御変数を入力し、S5でマニュアル
モード/オートモードを判別し、マニュアルモードの際
は、S6で後述の図9に示すマニュアルモード変速判断
のフローチャートを実行する。オートモードの際は、S
7で、自動モード変速判断のフローチャート(図示せ
ず)を実行し、目標入力回転数マップ値RREV0を、
VspとTVOのパラメータとして検索する。次に、S
8において変速制御を実行し、S9で図11に示すステ
ップモータ制御のフローチャート実行する。
【0014】次に、図9を説明すると、図9では、S1
0〜S12においてアップシフトSW入力UP−SW
1、UP−SW2、UP−SW3がOFFの場合は、S
16〜S18で変速速度を決定づける目標回転数時定数
KrにそれぞれKu1、Ku2、Ku3(Ku1<Ku
2<Ku3)を代入する。同様にS13〜S15におい
てダウンシフトSW入力DOWN−SW1、DOWN−
SW2、DOWN−SW3がOFFの場合は、S19〜
S21で変速速度を決定づける目標回転数時定数Krに
それぞれKd1、Kd2、Kd3(Kd1<Kd2<K
d3)を代入する。また、S22でi(GP)と車速V
spから目標回転数マップ値RREV0を算出する。
【0015】図10は、目標回転数変化量決定部のフロ
ーチャートである。まず、S23で前回制御値RREV
をRREVoldへスタック。次にS24で変速過渡を
判断し定常状態では、S25で目標回転数マップ値RR
EV0を目標回転数RREVとする。S26において、
変速過渡でありマニュアルモードの際は、先に求めたK
rによりS27で1次遅れ目標回転数計算を行う。オー
トモードの際はS28で時定数をKaとしてパラメータ
Krへ代入する。1次遅れ目標回転数の計算式は、図1
0のS27に示す通りである。S29で目標回転数RR
EV/Noにより目標変速比RRTOを決定し、図4の
マップからS30で目標制御ステップDSRSTPを検
索する。
【0016】図11は、ステップモータ制御部のフロー
チャートである。ステップモータは瞬時に目標位置を実
現できないので制御速度を規定する。S31でDSRS
TPが現在の制御量ASTPよりも小さな時に、S32
でASTPから単位制御量DSTPを減少しASTPと
する。S34において、このASTPがDSRSTPよ
りも小さな時は、S36でDSRSTPをASTPと設
定する。また、DSRSTPが現在の制御量ASTPよ
りも小さな時以外は、S33でASTPから単位制御量
DSTPを増加しASTPとする。S35において、こ
のASTPがDSRSTPよりも大きな時は、S36で
SDSRSTPをASTPと設定する。
【0017】
【発明の効果】 以上説明してきたように本発明の自動
変速機の変速制御装置は、手動変速指令手段を複数設け
ると共に、これら複数の手動変速指令手段を運転席周辺
の互いに離間する位置に配設し、これら手動変速指令手
段の操作入力に対する自動変速機の変速速度を互いに異
なる特性に設定した構成としたため、運転者は複数の変
速速度特性のうちから所望の変速速度を任意に選択する
ことができるという効果が得られる。請求項2記載の自
動変速機の変速制御装置は、請求項1記載の自動変速機
の変速制御装置において、前記手動変速指令手段の操作
入力に対する自動変速機の変速速度特性は、ステアリン
グからの前記手動変速手段の距離に応じて設定する構成
としたために、ステアリングに近い手動変速手段ほど変
速速度を速くすることで、変速動作に余する時間と辺族
に要する時間の両方を短縮させることができるという効
果が得られる。請求項3記載の自動変速機の変速制御装
置は、請求項1記載の自動変速機の変速制御装置におい
て、前記手動変速指令手段の操作入力に対する自動変速
機の変速速度特性は、手動変速操作手段の操作ストロー
クに応じて変更する構成としたため、操作の応答性に相
関させて変速速度を決定することにより、操作に対する
挙動を一致させて、運転者が違和感を感じないようにで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施の形態にかかる自動変速機の変速
制御装置の構成を示す図である。
【図2】 実施の形態にかかるマニュアル変速セレクト
レバーの位置を示す図である。
【図3】 実施の形態にかかる変速制御対象を示す図で
ある。
【図4】 ステップモータと変速比の特性マップを示す
図である。
【図5】 マニュアルモードの目標回転マップを示す図
である。
【図6】 実施の形態にかかる電子制御フローチャート
を示す図である。
【図7】 実施の形態にかかる電子制御フローチャート
を示す図である。
【図8】 実施の形態にかかる電子制御フローチャート
を示す図である。
【図9】 実施の形態にかかる電子制御フローチャート
を示す図である。
【図10】 実施の形態にかかる電子制御フローチャー
トを示す図である。
【図11】 実施の形態にかかる電子制御フローチャー
トを示す図である。
【図12】 実施の形態にかかるマニュアルSW位置を
表わす図である。
【図13】 実施の形態にかかるステアリングからのS
Wの距離と変速速度の関係を表す図である。
【図14】 実施の形態にかかるSWストロークと変速
速度の関係を表す図である。
【図15】 実施の形態にかかるSW操作時の時系列デ
ータを示す図である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速を自動的に行う自動変速モードとド
    ライバの手動操作により変速を行う手動変速モードとを
    有し、これらのモードを選択的に切り換える変速モード
    切り換え手段を備え、自動または手動による変速を行う
    自動変速機において、 前記手動変速モードを選択したときに、アップシフトま
    たは、ダウンシフトを指令する手動変速指令手段を複数
    設けると共に、これら複数の手動変速指令手段を運転席
    周辺の互いに離間する位置に配設し、これら手動変速指
    令手段の操作入力に対する自動変速機の変速速度を互い
    に異なる特性に設定したことを特徴とする自動変速機の
    変速制御装置。
  2. 【請求項2】 前記手動変速指令手段の操作入力に対す
    る自動変速機の変速速度特性は、ステアリングからの前
    記手動変速手段の距離に応じて設定することを特徴とす
    る請求項1記載の自動変速機の変速制御装置。
  3. 【請求項3】 前記手動変速指令手段の操作入力に対す
    る自動変速機の変速速度特性は、手動変速操作手段の操
    作ストロークに応じて変更することを特徴とする請求項
    1記載の自動変速機の変速制御装置。
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