JP3413505B2 - 海苔処理装置 - Google Patents
海苔処理装置Info
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- JP3413505B2 JP3413505B2 JP07225494A JP7225494A JP3413505B2 JP 3413505 B2 JP3413505 B2 JP 3413505B2 JP 07225494 A JP07225494 A JP 07225494A JP 7225494 A JP7225494 A JP 7225494A JP 3413505 B2 JP3413505 B2 JP 3413505B2
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Description
よび洗浄する各装置を同一機台上にまとめたことを目的
とした海苔処理装置に関する。
置と、横型脱水装置および横型洗浄機が普通に使用され
ていた。
においては、脱水が強制的でない為に能率の向上がむつ
かしいのみならず、脱水状態の調節が困難であった。
って洗浄時間)が不十分であり、従って洗浄時間の調節
が困難であった。
置および洗浄機を何れも縦型にすると共に、切断機への
海苔の供給、移送を総てポンプによることとして前記従
来の問題点を解決したのである。
手段、遠心脱水手段および撹拌洗浄機を順次連結して設
置した装置において、前記撹拌洗浄機の撹拌軸の回転
は、次位の機械のON、OFFに合せて発進又は停止
し、或いは速度調節し、前記切断手段の荒切りミンチと
細切りミンチの締め付環の締付状態を駆動モータの電流
で検出したことを特徴とする海苔処理装置である。
断手段、遠心脱水手段および撹拌洗浄機を順次連結して
設置した装置において、前記遠心脱水手段は、外槽内へ
所定間隔を保って縦軸による回転網槽を設置し、該回転
網槽内へ回転筒を遊嵌し、回転筒の外壁へ、その回転に
伴って海苔を下から上へ運ぶ弾性螺旋羽根を断続的に設
けたことを特徴とする海苔処理装置である。
段、遠心脱水手段および撹拌洗浄機を順次連結して設置
した装置において、前記遠心脱水手段は、外槽内へ所定
間隔を保って縦軸による回転網槽を設置し、該回転網槽
内へ回転し、又は回転しない軸杆を遊嵌し、軸杆の外壁
へ、前記回転網槽の回転により海苔を下から上へ運ぶ螺
旋羽根を設け、前記外槽に排水筒を設け、該排水筒と外
槽との間に水位調節堰を設けたことを特徴とする海苔処
理装置である。
としたものであり、弾性螺旋羽根は合成ゴム製又は合成
樹脂製であって、その外縁を回転網槽の内壁に摺接させ
たものである。
定した底板により構成される。網筒の回転により遠心力
を生じ、水と海苔とを分離する。通常海苔を細切りする
と、微小片となり、水と共に流出するが、遠心力をかけ
ると、一層流出し易くなり、網目に突き刺って忽ち目詰
りを生じる。従って網目は微小孔(例えば1mm以下)に
する必要がある。然して網目を小さくすると脱水効果が
低下するので、微小孔の密度を大きくする必要があり、
密度を大きくすると、これに比例して網筒の強度が低下
し変形し易くなる。網目を大きくすると、海苔小片が排
水と共に流出するのみならず目詰りの原因となる。
とするが、例えばパンチングメタルよりなり、内側を微
小孔分離網筒とする。分離網筒の通水孔を微小孔にする
為には、板厚を極薄にしなければならないが、板厚が極
薄になると遠心力に耐えられず変形するおそれがある。
そこで脱水に支障なく、しかも極薄の板厚(例えば1mm
以下)を十分支持補強する為の補強網筒を外装する。こ
の補強網筒は遠心力に対し十分の保形力を有し、しかも
脱水に支障がないようにする為に、十分の厚さと、大き
い透孔(例えば3mm〜10mm)を有することが望まし
い。
部の分離網筒は部分的に変形するおそれがあるので、脱
水が効果的にできる為の遠心力(網筒径と回転数で決す
る)に耐え得る支承なしの最大面積を求め、これにより
補強網筒の透孔の大きさを定めることも一方法である。
更に分離網筒の微小孔の数は脱水能力に大きく影響する
ので、微小孔密度を大きくする必要があるが、密度と強
度とは反比例するので、その調和点を最良にしなければ
ならない。
筒の内壁との間に微間隙(例えば1mm)を設け、この微
間隙を分離網筒の弾性変形内に止めれば、遠心力が過大
になれば(例えば海苔が多量におし寄せる)分離網筒が
変形して補強網筒に支承され、遠心力の掛り方が比較的
小さい時には前記微間隙を確保すれば合理的に脱水効率
を高率に保つことができる。
ぎ部分)に対応する分離網筒壁は無孔と同じであるか
ら、無孔と計算するか、予め無孔にして脱水効率を定め
る。
には、海苔を移動(下方より上方へ)する為の螺旋羽根
が設けてある。この螺旋羽根の外線は回転筒の回転に伴
って回転網筒の内壁に摺接し、目詰りを防止するので、
両者間には回転差がある必要がある。回転筒の回転が速
過ぎると、海苔の移動速度が速くなって、脱水不良にな
るおそれがある。また水位が高きに失しても同様である
から、水位と回転数の両方から調整する必要がある。
旋の一部を切除した形状)に設けたものが好ましいが、
連続的であっても回転数その他の工夫により使用するこ
とができる。また材質は、ゴム、合成ゴム、合成樹脂な
どが好ましいが、金属又は植毛ブラシでも使用し得る。
望ましい。回転数を可変にすれば、水位調節をしなくて
もよくなる。即ち海苔葉の性質に応じて変速(例えば毎
分1000r.p.m〜500r.p.m)する。尤も
回転網筒の直径により回転数は異なる。
効率が向上し、しかも比較的短かい間に所定の脱水がで
きるので、脱水筒を小さくすることができる。
が、何れもホースで連結してある為に、ポンプの圧力に
より円滑かつ容易に移動させることができる。
を横設すると共に、前記荒切りミンチ2の胴部へ原藻の
給送ホース4端を連結し、該荒切りミンチ2の排出端
と、細切りミンチ3の胴部とを連結ホース5で連結し、
前記細切りミンチ3の排出端と、機体1へ縦設した脱水
槽6の上蓋7との間を連結ホース8で連結したものであ
る。
隔を保って回転網筒11と底板12よりなる回転網槽1
0が回転自在に縦設され該回転網槽10の内側へ所定間
隔を保って回転筒13が内装されている。前記回転網筒
11は内網筒11aの外側へ補強網筒11bを装着して
ある。前記回転網筒11の内壁と、回転筒13の外壁と
の間には、回転筒13に螺旋状に装着した合成ゴム製の
螺旋羽根14が断続的に設けてあり、螺旋羽根14の外
縁は回転網筒11の内壁に摺接させてある。
ると共に、回転網筒11と回転筒13の間隙部(螺旋羽
根収容部)に連結する案内管15の基部が連設してあ
り、案内管15の先端は洗浄槽16の上部に臨ませてあ
る。
心力で脱水する際にも、通水孔から海苔が通過しない程
度の微小孔45(例えば0.3mm)にする必要がある。
前記補強筒11bは内網筒11aの変形を防止する為で
あるから、脱水抵抗を成可く小さくする必要があるので
比較的大きい透孔44(例えば3mm〜10mm)を設けて
ある。
保って底板17を有する網筒18が設置してあり、網筒
18の中心部に撹拌軸19が縦に架設してあり、撹拌軸
19には撹拌羽根20、20が放射状かつ上下に設置し
てある。前記網筒18内で洗浄された海苔は、調合機又
は熟成機(図示してない)などへ送られる。図中21、
22は水位を検出する電極棒、23は電極棒22を遊嵌
したパイプであって、泡その他の浮游物による検出不良
を防止する為のものである。
ンチ3との排出端は、夫々締付けねじ24、25によっ
て多孔板31、31aと切断ナイフ32、32aの当接
圧を調節している。この締付け力が弱いと海苔の切断状
態が不良になり、締付け力が強すぎると、切断ナイフ3
2、32aの変形を生じるのみならず、モータ負荷が過
大になって故障の原因になっていた。
路の電流を電流計26で検出し、電流計に最良締付け力
を記載することにより、前記問題点を解決し、容易に最
良の締付け状態を得たのである。
排水筒33が連通設置され、前記排水筒33内には堰板
34が昇降自在に縦設されており、該堰板34は摘み3
5によって上縁を昇降調節することができる(図2)。
図中36は透視窓、37は排水管である。
て、堰板34の上縁を上昇又は下降させると、その上縁
が脱水槽6内の水位となる。即ち脱水槽6内の水位が堰
板34の上縁を越えると、排水筒33に入り、ついで排
水管37から矢示38のように排水される。従って脱水
槽6の水位は、堰板34の上縁で調節される。
9aと下軸19bに着脱可能に連結されているので、網
筒18内の海苔量が少ない時には、上軸19aを取外す
ことができる。
にパイプ23を縦設し、パイプ23内に電極棒22を挿
入したが、パイプ23を洗浄槽16の外側に設けても同
様である。
排出された海苔は、連結ホース8から矢示27のように
脱水槽6の中央部へ供給され、一旦矢示28のように回
転筒13の底部に達し、側壁の孔42から回転網筒11
内へ排出されついで螺旋羽根14により矢示29のよう
に上昇し、矢示30のように案内管15を通過して洗浄
槽16に入る。洗浄槽16では清水を入れて撹拌洗浄
し、次工程へ送られる。前記洗浄槽は縦型であるから、
その水位を調節することにより洗浄時間を規制すること
ができる。
拡大図で、大きな孔39を有する多孔板31にナイフ3
2が当接回転している。
即ち回転軸40に荒切り用の多孔板31と、細切用の多
孔板31aを所定間隔で固定し、その内側に夫々の切断
ナイフ32、32aを夫々回転可能に当接したものであ
る。
ている。
壁に弾接すると共に摺接するので、海苔を確実に移動さ
せて弾性網筒の目詰りを防止することができる。
転筒13などの他の例を示すものである。即ち回転筒1
3の外壁には内網筒13aの内壁に摺接する合成ゴム製
の螺旋羽根14が切欠部41を介して断続的に設けられ
ている。
じ方式に設けられているが、必ずしも正確に螺旋羽根の
一部を形成しなくても、海苔を下から上へ移動させ得る
程度に、全体として上昇羽根を形成しておけば使用する
ことができる。
は一定でない(回転筒13の回転数によっても異る)。
また回転筒13を固定しても回転網筒の回転によって海
苔を移動させることができる。この実施例では回転筒1
3内へ供給された海苔は、回転筒13の底部口43から
回転網筒内へ出て遠心力を受けることにより回転網筒の
側壁に当接し、脱水作用を受ける。そこで螺旋羽根14
により逐次上昇させられる。
とは、相互関係がある。即ち直径が大きければ、回転数
は比較的小さくてもよく、直径が小さければ回転数を大
きくしなければ所望の脱水ができない。そこで回転網筒
の回転数を可変にすることが望ましい。海苔葉は、生長
時の水温、栄養分の多寡、摘み取り回数などによって、
硬・軟・厚みなどに大差があるので、前記海苔葉の品質
に応じた回転数にしなければ、最良の脱水状態を得るこ
とはできない。
回転速度を調節することにより海苔葉の品質に対応して
最良の脱水状態とすることができる。
ので、強制的に、設定水分通りに脱水できる効果があ
る。また、洗浄槽の水位を変えることにより洗浄時間を
調節することができる。
し、上昇させる間に脱水するので、水位調節により脱水
時間を調節し、回転網筒の回転数を可変にして脱水状態
を調節することができる効果がある。また螺旋羽根を回
転網筒の内壁へ弾接かつ摺接させることにより接着した
海苔を剥ぎ取り上方へ送るので目詰りを防止し、脱水効
果を向上し得る効果がある。
切りミンチに送り、ついで細切りミンチに送るので、海
苔切断時に、海苔葉を過度に損傷するおそれがなくこの
装置により処理した製品は色および艶共に良好であり良
品質となるなどの諸効果がある。
ミンチの断面拡大図。
Claims (5)
- 【請求項1】 同一機台上に海苔原藻の切断手段、遠心
脱水手段および撹拌洗浄機を順次連結して設置した装置
において、前記撹拌洗浄機の撹拌軸の回転は、次位の機
械のON、OFFに合せて発進又は停止し、或いは速度
調節し、前記切断手段の荒切りミンチと細切りミンチの
締め付環の締付状態を駆動モータの電流で検出したこと
を特徴とする海苔処理装置。 - 【請求項2】 遠心脱水手段は、外槽内へ所定間隔を保
って縦軸による回転網槽を設置し、該回転網槽内へ回転
筒を遊嵌し、回転筒の外壁へ、その回転に伴って海苔を
下から上へ運ぶ弾性螺旋羽根を断続的に設けたことを特
徴とする請求項1記載の海苔処理装置。 - 【請求項3】 遠心脱水手段は、外槽内へ所定間隔を保
って縦軸による回転網槽を設置し、該回転網槽内へ回転
し、又は回転しない軸杆を遊嵌し、軸杆の外壁へ、前記
回転網槽の回転により海苔を下から上へ運ぶ螺旋羽根を
設け、前記外槽に排水筒を設け、該排水筒と外槽との間
に水位調節堰を設けたことを特徴とする請求項1記載の
海苔処理装置。 - 【請求項4】 回転網槽の回転速度は可変とした請求項
2又は3記載の海苔処理装置。 - 【請求項5】 弾性螺旋羽根は、合成ゴム製又は合成樹
脂製であって、その外縁を回転網槽の内壁に摺接させた
請求項2記載の海苔処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07225494A JP3413505B2 (ja) | 1993-04-12 | 1994-04-11 | 海苔処理装置 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8474693 | 1993-04-12 | ||
JP5-215537 | 1993-08-31 | ||
JP5-84746 | 1993-08-31 | ||
JP21553793 | 1993-08-31 | ||
JP07225494A JP3413505B2 (ja) | 1993-04-12 | 1994-04-11 | 海苔処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07115937A JPH07115937A (ja) | 1995-05-09 |
JP3413505B2 true JP3413505B2 (ja) | 2003-06-03 |
Family
ID=27300907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07225494A Expired - Lifetime JP3413505B2 (ja) | 1993-04-12 | 1994-04-11 | 海苔処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3413505B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4761243B2 (ja) * | 2005-06-08 | 2011-08-31 | 健一 田中 | 連続脱水装置及び連続脱水方法 |
JP4819469B2 (ja) * | 2005-10-07 | 2011-11-24 | 中国電力株式会社 | アオコ回収装置 |
JP5208584B2 (ja) * | 2008-06-04 | 2013-06-12 | 株式会社親和製作所 | 生海苔の分離装置 |
-
1994
- 1994-04-11 JP JP07225494A patent/JP3413505B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07115937A (ja) | 1995-05-09 |
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