JP2002078465A - 生海苔前処理方法及び前処理システム並びに前処理装置 - Google Patents

生海苔前処理方法及び前処理システム並びに前処理装置

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JP2002078465A
JP2002078465A JP2000342443A JP2000342443A JP2002078465A JP 2002078465 A JP2002078465 A JP 2002078465A JP 2000342443 A JP2000342443 A JP 2000342443A JP 2000342443 A JP2000342443 A JP 2000342443A JP 2002078465 A JP2002078465 A JP 2002078465A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、粗固形異物を除去してから生海
苔処理ラインに入れると共に、生海苔の状態に応じて活
性化し、均一品質の製品を得ることを目的とするもので
ある。 【解決手段】 この発明は、採取した生海苔を塩水の貯
槽に収容し、ついで処理量に合わせて取り出し、荒切り
後比較的大きい異物を除去し、洗浄すると共に、残余の
異物を分離して除去し、脱水して細断し、これを真水又
は塩水、或いは真水と塩水の両方で夫々洗浄することを
特徴とした生海苔前処理方法によりその目的を達成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、採取した生海苔
を前処理して異物がなく、活性を有する良品質の生海苔
として抄機に供給することを目的とした生海苔前処理方
法及び前処理システム並びに前処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来養殖海面から採取した生海苔は、貯
槽に入れて保存し、処理ラインの必要量宛逐送し、荒切
り、異物除去、細断、洗浄、脱水及び調合を経て海苔抄
機へ給送されている。
【0003】
【発明により解決しようとする課題】前記従来の処理方
法によれば、採取した生海苔に比較的大きい異物(例え
ば直径(または厚さ)1mm〜10mm、長さ10mm
〜100mmの樹脂ひも、線、樹脂容器貝殻、甲殻類
等)もそのまま生海苔に巻き込まれている為に発見が遅
れ、荒切り後の小異物除去に際し発見される問題点があ
った。
【0004】更に貝殻その他の異物の混入は作業性を低
下させるのみならず、製品の品質低下のおそれがあると
共に、生海苔の流れを悪くするおそれもあった。
【0005】また生海苔は、採取後時間と共に劣化し、
これを放置すると、製品の品質を低下させるおそれがあ
るので、出願人が大小の異物を別々に除去することを提
案したことにより、洗浄後に異物が残留することは殆ん
どなくなった。
【0006】また従来は比較的大きい異物、小さい異物
とを同時に除去する為に、却って異物除去効率を低下さ
せるおそれもあった。
【0007】また前記従来の洗浄処理方法によれば、図
16のように、海水貯蔵後の処理ライン中は殆んど真水
を利用していた。このように真水を使用するときは、生
海苔の劣化は避けられず、同一地域での採取、同一装置
を使用した場合であっても、1日の処理の初期(朝)の
生海苔製品と、中期(昼)以後の生海苔製品との間に品
質に大差を生じるおそれがあった。
【0008】そこで劣化した生海苔には、比較的濃い塩
水(例えば塩濃度3.0〜3.5%位)を使用して活性
化し、然る後真水洗浄して常態に戻すことにより、海苔
葉の収縮と拡開作用で異物の分離を良好にし、清浄効率
を向上すると共に、良品質の海苔製品を得ることができ
る。
【0009】即ち塩水を使用すると、海苔葉が収縮し、
真水を使用すると海苔葉が拡がるので、塩水(塩濃度は
海水より若干濃くする。例えば3.4%〜3.6%)で
洗浄した後、真水で洗浄すれば、海苔葉が収縮と、拡開
を繰り返し、海苔葉に包み込まれたり、緊密に付着して
いた異物が取れ易くなることが判明している。
【0010】また洗浄に際して海苔葉に揉み作用を付与
することにより、厚くて硬い海苔葉が軟らかい良質の海
苔葉になる。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、生海苔の前
処理として粗異物と小異物を別々に分離除去すると共
に、細断後の洗浄に工夫を加えることにより、粗異物の
まぎれ込みが皆無になり、適度の揉み作用を付与し、か
つ塩水を使用することにより海苔の賦活を可能にし、良
質かつ均一質の海苔製品を得ることができる。
【0012】即ち方法の発明は、採取した生海苔を塩水
の貯槽に収容し、ついで処理量に合わせて取り出し、荒
切り後比較的大きい異物を除去し、洗浄すると共に、残
余の異物を分離して除去し、脱水して細断し、これを真
水又は塩水、或いは真水と塩水の両方で夫々洗浄するこ
とを特徴とした生海苔前処理方法であり、貯槽に収容す
る塩水は、養殖域の海水又は該海水と同等濃度の塩水と
するものである。また洗浄時に使用する塩水は、貯槽の
塩濃度と同等又は大きい濃度とするものであり、洗浄
は、塩水洗浄後真水洗浄とし、又は真水洗浄後塩水洗浄
とするものである。
【0013】次にシステムの発明は、貯槽から取り出し
た生海苔を荒切り後、粗異物を分離する粗異物分離手段
と、定量移送手段と、洗浄と分離による小異物分離手段
と、細断手段と、真水及び/又は塩水による洗浄手段と
を順次連結し、前記各手段の制御手段を付設したことを
特徴とする生海苔前処理システムであり、粗異物分離手
段は、比較的大きい天然固形物及び人工固形物と、生海
苔混合液とをスリットにより分離するものである。また
真水及び/又は塩水による洗浄は、真水又は塩水を入れ
る二つの洗浄槽を設置し、各洗浄槽内に乱流を発生させ
る撹拌翼を夫々架設したものであり、塩水を入れる洗浄
槽には、塩水タンク又は塩水生成装置を付設したもので
ある。
【0014】更に装置の発明は、分離槽の中央部へ設け
た隔壁に、複数の環状溝を同心円状に穿設した固定盤を
固定し、その下面に対向して、前記環状溝に夫々遊嵌で
きる環状突条を有する回転盤を昇降可能で回転自在の軸
に架設し、前記固定盤の上方の分離槽には、生海苔吸引
パイプ端を接続開口させ、前記回転盤の下方に分離槽の
生海苔混合液の給送パイプを接続開口すると共に、分離
異物の排出口を設置したことを特徴とする異物を分離用
の生海苔前処理装置である。次に他の装置の発明は、分
離槽の中央部へ設けた隔壁に、複数の環状溝を同心円状
に穿設した固定盤を固定し、その下面に対向して、前記
環状溝に夫々遊嵌できる環状突条を有する回転盤を昇降
可能で回転自在の軸に架設し、該軸にからまり防止手段
を取付け、前記固定盤の上方の分離槽には、生海苔吸引
パイプ端を接続開口させ、前記回転盤の下方に分離槽の
生海苔混合液の給送パイプを接続開口すると共に、分離
異物の排出口を設置し、前記分離槽の側壁に透覗孔を設
けたことを特徴とする異物分離用の生海苔前処理装置で
あり、からまり防止手段は、回転盤の軸に遊嵌する羽根
車としたことを特徴とするものである。
【0015】また前記の生海苔前処理システムに用いる
洗浄手段は、二つの洗浄槽を設置し、各洗浄槽内へ撹拌
手段を架設すると共に、各撹拌手段へ駆動手段を連結
し、前記各洗浄槽は、海苔液が直列状に流動するように
連結し、各洗浄槽へ真水又は塩水の供給手段を夫々付設
したことを特徴とする生海苔前処理装置であり、撹拌手
段は、洗浄槽へ架設した撹拌軸に、不均等間隔で撹拌羽
根を突設したものである。次に塩水供給手段は、撹拌手
段を有する塩水槽に、塩と水の定量供給手段を付設した
ものであり、塩と水の定量供給手段は、塩槽の送塩筒に
設けた定量器としたものである。
【0016】この発明において、海水を利用できる場所
においては、塩水に代えて用いることができるが、塩濃
度を向上させるには必要量の塩を添加する。
【0017】前記発明における塩水利用については、必
要に応じ、真水と塩をタンクに入れて、撹拌すれば、水
量と塩量とにより求める濃度の塩水を得ることができ
る。
【0018】また塩は比較的溶解し難いので、塩水を予
め別タンクで作り、使用濃度に基づき必要に応じ定量宛
使用することができる。
【0019】即ち現場で塩水を作る場合には、濃度の不
安定性があるが、予め作っておけば支障はない。尤も一
部海水を利用し、これに濃度増大用に塩を添加するので
あれば、現場でも手軽にできる。
【0020】前記洗浄に際し、撹拌により生海苔に外力
を付与すれば、揉み作用となり、劣化した生海苔に活性
を付与し、良質にすることができる。この場合に揉み作
用を発生する形状、構造は従来知られているものは勿
論、従来実施したものであれば、これを用いることがで
きる。
【0021】この発明における粗異物の分離除去につい
ても、例示の構造に限定されるものではなく、粗異物が
効率よく分離できると共に、作業性乃至性能の良いもの
は、何れも採用することができる。
【0022】前記発明において、システムについては、
前記方法を実施する為に、各手段を連結して構成し、前
記のシステムの手段を実施する装置であって、何れも使
用し得るものである。
【0023】
【発明の実施の形態】この発明は、採取した生海苔を貯
槽に収容し、これを定量宛取り出して粗異物を分離する
と共に、細断後の洗浄は、海苔葉の状態に応じ、塩水で
洗浄して活性化してから真水で洗浄し、若干弱らせて次
工程に送る。前記において、塩水洗浄を先にするか、後
にするかは専ら生海苔の状態(品質)に基づいて定める
ことにする。
【0024】この発明は、従来方法に、貯槽収容後の粗
異物分離処理と、細断後海苔葉の状態に応じ塩水又は真
水での洗浄処理を施すことにより、生海苔葉の処理につ
いて万事遺漏がないようにする。
【0025】この発明は、採取した生海苔を一貫処理ラ
インに入れる場合に、粗異物の分離除去後、小異物を分
離し、ついで塩水洗浄と真水洗浄および揉み作用付与す
ることを特徴とし、この処理が従来と異なる。
【0026】この発明の装置は、分離槽の中央部へ設け
た隔壁に、複数の環状溝を同心円状に穿設した固定盤を
固定し、その下面に対向して、前記環状溝に夫々遊嵌で
きる環状突条を有する回転盤を昇降可能で回転自在の軸
に架設し、該軸にからまり防止手段を取付け、前記固定
盤の上方の分離槽には、生海苔吸引パイプ端を接続開口
させ、前記固定盤の下方に分離槽の生海苔混合液の給送
パイプを接続開口すると共に、分離異物の排出口を設置
し、前記分離槽の側壁に透覗孔を設けたことを特徴とす
る異物分離用の生海苔前処理装置であって、羽根車の遊
嵌により、回転盤の軸へ長い異物(例えば、ビニールフ
ィルム又は紐)が巻きつくのを防止する。また、透覗孔
により、異物の分離状況をみて、大きい異物が溜った時
には透覗孔の蓋を開いて取り出すこともできる。
【0027】
【実施例1】この発明の実施例を、図1に基づいて説明
する。養殖域で採取した生海苔を貯槽に入れ、海水(又
は塩水)を加えて保存する。ついで荒切り後粗異物の分
離除去装置にかけて粗異物を分離する。ついで荒切りさ
れて(又は荒切されることなく)、洗浄槽に送られ、汚
水分離と、小異物の分離がされると共に、生海苔と水の
混合液のみ溜槽に送られる。次に溜槽から必要量だけ取
り出された混合液は、脱水装置にかけられて脱水される
と共に、ミンチ(細断機)により細断される。この場合
に生海苔に活性があれば(弱っていない時)、真水を用
いて再洗浄してから、塩水を用い、揉み作用を付与しつ
つ洗浄した後、脱水して調合機にかけられ、ついで抄機
に供給される。
【0028】前記に反し、ミンチにかけた生海苔が弱っ
ている時には、先ず塩水を用いて洗浄し、生海苔を活性
化してから、脱水し、ついで再び真水を用いて洗浄し、
脱水後調合機にかける。
【0029】前記のように、生海苔の状態に応じて処理
を変える。特に塩水は、海水より若干塩分を多くする
(例えば海水の塩濃度3.0%に対し3.5%位)。前
記のようにして、真水洗浄と塩水洗浄を経ることによ
り、生海苔に付着した異物を確実に分離除去することが
できる。前記において、塩水で洗浄した後は脱水し、つ
いで眞水で洗浄して次工程に送るのが普通である。
【0030】前記処理は、生海苔の状態に応じて行うこ
とが肝要であるから、汚染の少ない場合であって、若干
弱っていると認められる場合には、塩水処理のみで終了
し、活性が適度であって、汚染が少ない場合には真水の
みで軽く洗浄し、或いは塩分を少なくした塩水(例えば
塩濃度2.0%位)で洗浄する場合もある。
【0031】
【実施例2】この発明の処理システムを図2について説
明する。養殖海域から採取して貯槽に収容した原藻(生
海苔)を定量宛取出し荒切後、粗異物を除去した後、洗
浄すると共に小異物を分離し、ついで細断する。前記に
おいて、小異物の分離前に荒切りする場合もある。
【0032】ついで塩水洗浄手段と、真水洗浄手段又は
真水洗浄手段と塩水洗浄手段を経て前処理を完了する。
前記前処理の完了した生海苔は、調合機を経て抄機に送
り、乾燥すれば製品となる。
【0033】前記において、細断手段は従来公知のミン
チによるが、塩水洗浄手段又は真水洗浄手段については
特に限定がなく、従来使用した各装置を使用することが
できる。実際上は生海苔処理時に、生海苔葉の状態を見
定めて決める。
【0034】然し乍ら、実施例4に示すような装置によ
れば、目的に応じた加工度を選定できるので、合理的で
ある。
【0035】また粗異物の分離手段についても機械に限
定はないので、粗異物と生海苔とを分離できる装置は総
て使用することができるが、実施例3に示す装置は合理
的で、高能率で分離することができる。
【0036】粗異物については、比較的大きい異物(例
えば固定盤と回転板の通過間隙1mmを通過できない大
きさの異物)を分離するので、間隙が詰るおそれが少な
く、かつ間隙の総面積が大きいので、高能率の処理が期
待できる。このようにすれば、処理能率と処理効率の両
方を向上させることができる。
【0037】前記における生海苔の活性度の判定につい
ては、採取原藻の状態はもとより、小異物除去後の状態
を目視により又はカメラその他の器機によって検出し、
良否を比較して、塩水処理又は真水処理の何れかの選定
又は繰り返し処理などの選定をする。
【0038】
【実施例3】この発明の粗異物除去装置の実施例を図
3、4、5、6、7に基づいて説明する。円筒槽1の上
部に、複数の環状溝2、2を同心円状に穿設した固定盤
5を固定し、該固定盤5上を、液出口4を有する截頭円
錐形の蓋3被覆する。前記固定盤5の下面には、前記環
状溝2、2に夫々遊嵌する複数の環状突条6、6を有
し、該環状突条6、6を断面台形に形成すると共に、下
面中央部のボスへ回転軸7の上端部を固定した回転盤1
0を前記固定盤に対向して架設する。前記回転盤10の
中央軸受部8へ、前記固定盤5の中央へ下向に突設固定
した軸受部9を回転自在に嵌装してある。前記回転軸7
の下部には、その昇降用ハンドル11が取付けてある
(昇降ハンドル機構の例は後述する)。図中5aは固定
盤5のリブ、10aは回転盤10のリブである。
【0039】前記実施例において、生海苔の貯槽からの
ホース100により、矢示99のように円筒槽1内へそ
の下部の送入口16から生海苔と海水との混合液を矢示
17のように送入すると共に、回転軸7を回転し、かつ
蓋3の液出口4から吸引すると、前記環状溝2の内壁と
環状突条6の側壁との間隙Sから海苔液は矢示18のよ
うに吸引され(図7)、前記間隙Sより大きい異物12
は円筒槽1内へ残留する。この場合に、異物の比重が1
より大きければ、異物12は下方へ降下するが、比重が
1より小さければ、回転盤10の下面付近に浮遊する。
そこで生海苔液の移送終了後、円筒槽1の底板13に設
けた異物の取出しパイプ14のバルブ19を開いて、上
部から清掃水を送入すれば、円筒槽1内の水と異物との
混合液を矢示53のように取出すことができる。
【0040】前記蓋3はフック15と、掛止環15aの
掛止で円筒槽1の上端部へ固定されているので、レバー
20を矢示101のように動かしてフック15を外せば
蓋3を容易に取外し、内部を清掃することができる。ま
た吸水ポンプ44により加圧水を矢示58のように円筒
槽1内へ送流すれば、間隙Sを逆流し、容易に洗浄清掃
することもできる(図3、5)。何れにしても、円筒槽
1の分離異物12は、その底板13上へ溜まるので、前
記のように清掃水を逆流すれば、取出しパイプ14から
矢示53のように容易に流去することができる。
【0041】前記回転軸7には、管軸102に羽根10
3を放射状に植設した羽根車107が遊嵌(自由回転で
きる)してあるので、円筒槽1内へ混合液が送入される
と、送入圧力に応じて羽根車107は回転し、混合液内
の長い海苔又は組状物がからみつくのを未然に防止して
いる。
【0042】また、円筒槽1の上部側壁に透覗孔104
が穿設され、透明蓋105を嵌着固定してビス106で
固定してある。前記透明蓋105を透視して、内部に大
きい異物が留っている場合には、透明蓋105を外し、
透覗孔104から手(又は器具)を入れて、大きい異物
を取出すことができる。
【0043】円筒槽内の分離異物は取出しパイプ14か
ら外界へ取出すが、取出しパイプ14から出ないような
大きい異物は透覗孔104から取り出すことができる。
【0044】前記回転軸7の下方は、ベアリング11
0、110に回転自在に支持され、下部に中空軸109
が固定され、中空軸109は、モータ108と、連動し
て回転するので、前記回転軸7を介し、回転盤10を所
定の回転数で回転させることができる。
【0045】前記回転軸7の下端は、軸受け112のベ
アリング113で回転自在で、昇降可能に支持されてい
る。また回転軸7の下端面7aは、前記軸受け112に
固定されたナット114に螺合した昇降軸115の上端
面と対向してあり、該昇降軸115は、調節台フレーム
116の支板117を貫通し、前記昇降軸115の下端
部に昇降用ハンドル11が固定してある。
【0046】前記実施例において、ロックナット11
8、119を弛めた後、昇降用ハンドル11を右又は左
に回転すると、昇降軸115は矢示120、121のよ
うに昇降するので、昇降軸115の上端面により、回転
軸7の下端面7aを突き上げ、又は当該位置を下げる。
従って、前記昇降用ハンドル11を廻すことにより、昇
降軸115を介し、回転軸7を微小昇降させて、固定盤
5の環状溝と、回転盤10の環状突条6とにより形成し
た通過間隙を微調整することができる。
【0047】前記通過間隙が、例えば0.5〜1.0m
mの場合に、0.01mm程度の精度で通過間隙を調整
することができる。
【0048】図中111は回転軸7と中空軸109を固
定するキー、122は水切りごむ、123は水抜孔、1
24はスリーブ、125はロックナットである。
【0049】前記実施例は、回転軸7を昇降させる機構
の一例であるが、従来使用されている軸移動調節の構造
は何れも使用することができる。
【0050】またモータと、回転軸との連動構造もギヤ
ー連動またはベルトとプーリーとの連動など、自由に選
択することができる。
【0051】
【実施例4】この発明の混合液から小異物を分離除去す
る実施例を図7、8、9、10に基づいて説明する。こ
の実施例は、粗異物を分離して送られた生海苔を荒切り
し(又は荒切りすることなく)、生海苔と水との混合液
を減圧吸引して細隙を通過させることにより、小異物と
生海苔とを分離すると共に、洗浄して、生海苔の汚れと
小異物とをほぼ完全に除去しようとした装置である。
【0052】即ち平面多角形の外槽21内に所定の間隔
を保って平面相似形の洗浄槽22を設置し、該洗浄槽2
2と、前記外槽21との間に仕切筒23を設置する。前
記洗浄槽22の側壁はパンチングメタル製で多数の微小
孔を有し、生海苔は通過できないが、汚水と微固形物を
通過させることができる。
【0053】前記洗浄槽22の底板24の中央部へ、周
縁部に複数の環状溝28を有する固定盤25を固定し、
該固定盤25の下面は、漏斗状の匣体26の上部で密に
覆われ、該匣体26の下部には、連結パイプ27aを介
して吸引パイプ27を連結し、該連結パイプ27aに、
送水パイプ32を連結する。
【0054】前記固定盤25の上面側には、該固定盤2
5の環状溝28と遊嵌する環状突条29を有する回転盤
30を昇降自在に対向架設する(図9)。前記回転盤3
0の中央部には、該回転盤30に回転力を付与すると共
に、昇降させることができる回転軸31の下端が固定し
てある。図中33は送液ホース、34は補水ホース、3
5は異物排出口、36は排出パイプ、37、38は排水
パイプである。
【0055】前記実施例において、荒切器39によって
荒切りされた生海苔は、矢示40のように、送液ホース
33を経て洗浄槽22内へ送入されると、回転盤30に
より撹拌され、回転盤30のリブ30aにより、洗浄槽
22の内周壁側へ流動させられ、微小固形物は汚水と共
に、パンチングメタルを通過して仕切筒23の内側に入
り、排水口を経て排水パイプ37から矢示41のように
排水される(図8)。
【0056】一方吸引パイプ27で矢示42のように吸
引すると、固定盤25の下面が減圧されるので、環状溝
28と、環状突条29により形成された間隙Sを介して
洗浄槽22内の混合液は矢示43のように吸引される。
従って混合液中の生海苔と水とは、前記間隙Sを経て矢
示43、42のように吸引され、吸引パイプ27を経
て、貯留槽へ入る。
【0057】前記のように、洗浄槽22内へ送入された
混合液は洗浄され、微固形物は汚水と共に、排水パイプ
37から排出され、仕切筒23をオーバーフローした汚
水は、排水口を経て排水パイプ38から排出される。
【0058】一方間隙Sを通過できなかった固形異物
は、混合液の撹拌回転によって、パンチングメタルの内
側下方の底板24上に溜まっているので、洗浄槽22内
の混合液を排出した後、補水ホース34から矢示45、
59のように、洗浄水を送入すると共に、回転盤30を
回転し、かつ排出パイプ36のバルブ63を開くと、固
形異物は矢示46のように、排出口35、バルブ40お
よび排出パイプ36を矢示46のように経て、矢示47
のように外界に排出される(図7)。
【0059】前記回転軸31は、スプロケット48によ
り駆動力を入力すると共に、昇降軸49と回転自在に連
結されているので、ハンドル50を介し、回転軸31は
矢示76、78のように昇降させられる。また、送水パ
イプ32から矢示79のように加圧水を矢示85のよう
に送水すれば、回転盤30と固定盤25の間隙Sを逆洗
することができる。
【0060】前記実施例は、小異物分離装置の一例であ
るが、この装置に限定されることなく、現に使用されて
いる各種異物除去装置を使用することができる。
【0061】前記のように生海苔は洗浄槽内の洗浄によ
って小異物、微小異物及び汚水と分離され、洗浄生海苔
として次工程(ミンチ)に送られる。前記異物除去につ
いては実施例に限定されるものではない。
【0062】
【実施例5】この発明の仕上げ洗浄の実施例を図11、
12、13、14に基づいて説明する。第1洗浄槽51
の長手方向に平行して、第1、第2の回転軸52、53
を上下に所定間隔に架設し、前記回転軸52、53に夫
々撹拌羽根54、55を放射状に突設する。前記撹拌羽
根54、55は互に交叉させてあると共に、相互間隔S
、Sは不均等にしてある。従って回転軸を回転すれ
ば、撹拌羽根54、55によって混合液は不均等に撹拌
され、生海苔は不均等外力を受けて十分洗浄される。前
記第1洗浄槽51には、第2洗浄槽60が並列してあ
り、第2洗浄槽60の内部に撹拌羽根56を有する回転
軸57が架設してある。前記第1洗浄槽51には、ミン
チ64の生海苔排出頭65が臨ませてある。前記第1洗
浄槽51と、第2洗浄槽60の間には脱水槽61が介装
されており、第1洗浄槽51と第2洗浄槽60とで、塩
水又は真水を使い分ける際には、中間で脱水槽61(図
11、13、14)を使用する。
【0063】前記実施例において、例えば塩水洗浄の際
はミンチ64から排出された生海苔は、シュート66を
矢示67のように通り、第1洗浄槽51に入り、塩水中
を矢示62のように流動しつつ、強く揉み作用を受けて
排出口68から脱水槽61に入り、脱水槽61のシュー
ト69から第2洗浄槽60に入って、矢示70のように
進行しつつ、真水で洗浄されて、次工程(脱水機を経て
調合機)へ送られる。
【0064】前記において、第1洗浄槽51で真水で洗
浄された場合には、その排出口68から第2洗浄槽60
の供給口71に送られ、第2洗浄槽60で塩水により洗
浄されて矢示70のように進行し、排出口72から脱水
槽61に送られ、脱水槽61のシュート69を経て調合
機(図示してない)に送られる。図11中73はモー
タ、74、75、75aは撹拌軸52、57を連動させ
るスプロケットである。前記における第2洗浄槽60の
塩水は、塩又は濃塩水を添加して作る。
【0065】前記において第1洗浄槽51の洗浄を省略
する場合には、シュート66を矢示77のように延長
し、ミンチ64で細断した生海苔を第2洗浄槽60へ直
接移して洗浄する(図12)。
【0066】前記脱水槽61は、外槽80の内側に所定
の間隔を保ってパンチングメタル製の分離筒81を固定
し、該分離筒81の内部に所定の間隔を保って回転筒8
2を立設し、回転筒82の下端をモータ83に連結する
(図15)。
【0067】前記回転筒82には螺旋植毛84が設けて
あり、螺旋植毛84の先端は、前記分離筒81の内壁に
摺接して清掃と、生海苔を矢示85のように上昇させる
ようになっており、前記螺旋植毛84は、所定間隔毎に
断部a(植毛なくの部分がある)が設けてある(図1
5)。
【0068】前記実施例において、生海苔と水との混合
液を送入パイプ86から矢示98のように分離筒81の
内側に送入すると共に、モータ83を始動すると、混合
液は螺旋植毛84により上方へ移動させられると共に、
汚水及び微細固形物は分離筒81の側壁を矢示87のよ
うに通過して排水パイプ88から矢示89のように排出
される(図15)。
【0069】一方洗浄された生海苔は、螺旋植毛84に
よって矢示90のように送られ、シュート69から矢示
79のように次工程(洗浄槽)に送られる。図中91は
跳ね出し羽根、92は通過口である。
【0070】前記実施例において、塩を供給するには、
塩タンク95の流下筒96に計量バルブ97を回転自在
に架設し、該計量バルブ97を自動又は手動で回転し、
所定量の塩を取り出す。例えばバルブ97は1回転で1
0gの塩が排出されるとすれば、10回転で100gと
なり、その回転数により必要量の塩を供給することがで
きる。前記計量バルブ97は、例えば円柱体の外壁に溝
が設けてあり、この溝内へ塩が入って定量化される。
【0071】
【発明の効果】この発明によれば、貯槽に入る前に粗異
物を排除するので、爾後の処理が一層円滑になると共
に、粗異物と小異物を分けて分離するので、分離効率を
向上させることができる効果がある。
【0072】また生海苔の品質に応じ、塩水処理と、真
水処理を繰り返すことにより、生海苔の活性化と、生海
苔から固形異物、付着物を完全に近く除去できると共
に、生海苔の品質を一定にし、製品を均質化できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法の実施例のブロック図。
【図2】同じくシステムの実施例のブロック図。
【図3】同じく粗異物分離装置の実施例の一部を省略し
た断面図。
【図4】(a)同じく蓋を除去し一部を省略した平面
図。 (b)同じく羽根車部分の一部を省略した横断平面図。
【図5】同じく図3に示す粗異物分離装置の実施例の一
部を省略した断面図。
【図6】同じく回転盤の昇降機構の実施例の一部を省略
した断面拡大図。
【図7】(a)同じく生海苔の通過間隙を示す一部断面
拡大説明図。 (b)同じく他の切断面における一部断面拡大説明図。
【図8】同じく小異物を除去する実施例の概念図。
【図9】同じく一部横断平面図。
【図10】同じく図8における回転盤と固定盤の関係を
示す一部断面拡大図。
【図11】同じく通過間隙の一部断面拡大説明図。
【図12】同じく洗浄槽の実施例の一部を省略した平面
図。
【図13】同じく一部を省略した縦断正面図。
【図14】同じく撹拌羽根の交叉状態を示す拡大説明
図。
【図15】同じく脱水槽の実施例の一部を省略した一部
断面拡大図
【図16】同じく塩供給装置の実施例の概念図。
【図17】従来の生海苔処理方法のブロック図。
【符号の説明】
1 円筒槽 2 環状溝 3 蓋 4 液出口 5 固定盤 5a 固定盤のリブ 6 環状突条 7 回転軸 8 中央軸受部 9 軸受筒 10 回転盤 10a 回転盤のリブ 11 昇降用ハンドル 12 大きい異物 13 底板 14 取出しパイプ 15 フック 16 送入口 19、40 バルブ 20 レバー 21 外槽 22 洗浄槽 23 仕切筒 24 底板 25 固定盤 26 匣体 27 吸引パイプ 27a 連結パイプ 28 環状溝 29 環状突条 30 回転盤 30a リブ 31 回転軸 32 送水パイプ 33 送液ホース 34 補水ホース 35 異物排出口 36 排出パイプ 37、38 排水パイプ 39 荒切器 48 スプロケット 49 昇降軸 50 ハンドル 51 第1洗浄槽 52 第1回転軸 53 第2回転軸 54、55、56 撹拌羽根 57 回転軸 60 第2洗浄槽 61 脱水槽 64 ミンチ 65 生海苔排出頭 66、69 シュート 68、72 排出口 71 供給口 73 モータ 74、75、75a スプロケット 80 外槽 81 分離筒 82 回転筒 83 モータ 84 螺旋植毛 86 送入パイプ 88 排水パイプ 91 跳ね出し羽根 92 通過口 95 塩タンク 96 流下筒 97 計量バルブ 104 透覗孔 105 透明蓋 107 羽根車 108 モータ 114 ナット 115 昇降軸 119、120、126 ロックナット

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 採取した生海苔を塩水の貯槽に収容し、
    ついで処理量に合わせて取り出し、荒切り後比較的大き
    い異物を除去し、洗浄すると共に、残余の異物を分離し
    て除去し、脱水して細断し、これを真水又は塩水、或い
    は真水と塩水の両方で夫々洗浄することを特徴とした生
    海苔前処理方法。
  2. 【請求項2】 貯槽に収容する塩水は、養殖域の海水又
    は該海水と同等塩濃度の塩水とすることを特徴とした請
    求項1記載の生海苔前処理方法。
  3. 【請求項3】 洗浄時に使用する塩水は、貯槽の塩濃度
    と同等又は大きい濃度とすることを特徴とした請求項1
    記載の生海苔前処理方法。
  4. 【請求項4】 洗浄は、塩水洗浄後真水洗浄とし、又は
    真水洗浄後塩水洗浄とすることを特徴とした請求項1記
    載の生海苔前処理方法。
  5. 【請求項5】 貯槽から取り出した生海苔を荒切り後、
    粗異物を分離する粗異物分離手段と、定量移送手段と、
    洗浄と分離による小異物分離手段と、細断手段と、真水
    及び/又は塩水による洗浄手段とを順次連結し、前記各
    手段の制御手段を付設したことを特徴とする生海苔前処
    理システム。
  6. 【請求項6】 粗異物分離手段は、比較的大きい天然固
    形物及び人工固形物と、生海苔混合液とをスリットによ
    り分離することを特徴とした請求項5記載の生海苔前処
    理システム。
  7. 【請求項7】 真水及び/又は塩水による洗浄は、真水
    又は塩水を入れて洗浄する二つの洗浄槽を設置し、各洗
    浄槽内に乱流を発生させる撹拌翼を夫々架設したことを
    特徴とする請求項5記載の生海苔前処理システム。
  8. 【請求項8】 塩水を入れる洗浄槽には、塩水タンク又
    は塩水生成装置を付設したことを特徴とする請求項7記
    載の生海苔前処理システム。
  9. 【請求項9】 分離槽の中央部へ設けた隔壁に、複数の
    環状溝を同心円状に穿設した固定盤を固定し、その下面
    に対向して、前記環状溝に夫々遊嵌できる環状突条を有
    する回転盤を昇降可能で回転自在の軸に架設し、前記固
    定盤の上方の分離槽には、生海苔吸引パイプ端を接続開
    口させ、前記回転盤の下方に分離槽の生海苔混合液の給
    送パイプを接続開口すると共に、分離異物の排出口を設
    置したことを特徴とする異物分離用の生海苔前処理装
    置。
  10. 【請求項10】 分離槽の中央部へ設けた隔壁に、複数
    の環状溝を同心円状に穿設した固定盤を固定し、その下
    面に対向して、前記環状溝に夫々遊嵌できる環状突条を
    有する回転盤を昇降可能で回転自在の軸に架設し、該軸
    にからまり防止手段を取付け、前記固定盤の上方の分離
    槽には、生海苔吸引パイプ端を接続開口させ、前記回転
    盤の下方に分離槽の生海苔混合液の給送パイプを接続開
    口すると共に、分離異物の排出口を設置し、前記分離槽
    の側壁に透覗孔を設けたことを特徴とする異物分離用の
    生海苔前処理装置。
  11. 【請求項11】 からまり防止手段は、回転盤の軸に遊
    嵌する羽根車としたことを特徴とする請求項10記載の
    生海苔前処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項5記載の生海苔前処理システム
    に用いる洗浄手段は、二つの洗浄槽を設置し、各洗浄槽
    内へ撹拌手段を架設すると共に、各撹拌手段へ駆動手段
    を連結し、前記各洗浄槽は、海苔液が直列状に流動する
    ように連結し、各洗浄槽へ真水又は塩水の供給手段を夫
    々付設したことを特徴とする生海苔前処理装置。
  13. 【請求項13】 撹拌手段は、洗浄槽へ架設した二本の
    撹拌軸に、不均等間隔で撹拌羽根が対向すべく突設した
    ことを特徴とする請求項12記載の生海苔前処理装置。
  14. 【請求項14】 塩水供給手段は、撹拌手段を有する塩
    水槽に、塩と水の定量供給手段を付設したことを特徴と
    する請求項12記載の生海苔前処理装置。
  15. 【請求項15】 塩の定量供給手段は、塩槽の送塩筒に
    設けた定量器としたことを特徴とする請求項12記載の
    生海苔前処理装置。
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