JP3422764B2 - 生海苔の異物除去方法及び装置 - Google Patents
生海苔の異物除去方法及び装置Info
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Description
混合液中から、該混合液中に混入した大小の固形異物を
分離し、生海苔と固形異物とを別々に取出すことを目的
とした生海苔の異物除去方法及び装置に関する。
離するには、固定細隙による濾過方式(特許第2654
10号)と、移動細隙による濾過方式(特開平8−28
0362号)とが知られている。
内側に回転板を内嵌し、前記環状枠板部と、回転板の外
周縁とのクリアランスに生海苔を通過させて、比較的大
きい異物を分離するようにした提案もある(特許第26
62538号)。
る濾過方式は、目詰りを生じ易いのみならず、細隙幅の
大きさの調節ができないので、生海苔の生育状態に合せ
た調節が出来ない問題点があった。また移動細隙による
濾過方式は、優れた性能を有するが、作業後の洗浄に時
間が掛る問題点があった。更に回転板を利用する場合
は、環状枠板部と、回転板との細隙の調節が出来ないの
で、外径の異なる回転板を複数準備する必要があり、取
換えに多大の時間労力が掛るのみならず、無段階的調節
ができず、かつ減圧吸引方式でないので生海苔が通過し
にくく、工業的利用が困難であり、すぐに目詰りを生じ
る問題点があった。
の分離を主目的としているので、小さい異物を分離する
洗浄については配慮がない問題点があった。
溝を有する固定盤を設置すると共に、前記環状溝と共同
して生海苔の通過間隙を広狭調節可能に形成する環状突
条を有する回転盤を、前記固定盤に対し昇降自在に対向
設置することにより、生海苔の品質、状態に応じて、前
記通過間隙の広狭を無段階に調節できるようにし、かつ
減圧吸引及び逆洗によって、前記従来の問題点を解決し
たのである。
海苔の洗浄については配慮がなかったが、この発明は、
洗浄槽により小異物を分離し、洗浄槽底に大きい異物の
分離間隙を形成することにより、前記問題点を解決した
のである。
も、逆洗手段の付与などにより改善したものである。
し、前記混合液を撹拌し乍ら、微細な異物を洗浄槽外へ
分離排水すると共に、前記洗浄槽の底部に固定した固定
盤に設けてある環状溝へ回転盤の下面に突設した環状突
条を夫々挿入して間隙を形成し、この間隙の上方から下
方へ生海苔と水とを減圧吸引することにより、生海苔と
異物とを分離し、分離した異物を前記洗浄槽内から外部
へ排出し、前記間隙幅は前記回転盤の環状突条の厚さを
テーパー状にして回転盤を昇降することによって調節可
能とし、前記間隙を逆洗して目詰りを解消させることを
特徴とした生海苔の異物除去方法であり、逆洗は、間隙
の下から、上の方へ従って洗浄槽内へ加圧水を逆流させ
ることによって行うことを特徴とするものである。
に多数の微小通水孔を設けた洗浄槽を設置し、該洗浄槽
の底部へ複数の環状溝を有する固定盤を設置すると共
に、該固定盤の上方に、前記環状溝内に挿入して生海苔
の通過間隙を形成する為の複数の環状突条を有する回転
盤を回転と昇降自在に設置し、前記環状突条は先細のテ
ーパー状にして前記回転盤の昇降により、前記通過間隙
を広狭調節可能に架設し、前記固定盤の環状溝及び回転
盤の環状突条の通過間隙壁面の清掃手段を設け、前記固
定盤の下面を漏斗状の匣体で被覆し、該匣体には減圧吸
引手段及び逆洗手段を連結し、前記洗浄槽の底部には異
物排出手段を付設し、前記洗浄槽内への給水手段及び生
海苔供給手段を設置したことを特徴とする生海苔の異物
除去装置である。また、清掃手段は、環状溝の内壁面及
び環状突条の外壁面に夫々摺接するウレタンゴム板を、
回転盤及び固定盤に夫々固定したものであり、減圧吸引
手段は、匣体に連結した生海苔排出パイプ及び該排出パ
イプに連結したポンプとしたものであり、また逆洗手段
は、匣体内へ加圧水を給送する送水パイプと、該送水パ
イプを給送する送水ポンプとしたものである。
多数の微小通水孔を設けた洗浄槽を設置し、該洗浄槽の
底部へ固定盤を設置すると共に、該固定盤の上方に回転
盤を架設し、前記固定盤と、回転盤により形成した環状
間隙から生海苔を減圧吸引して、異物を分離できるよう
にした装置において、前記固定盤と回転盤に前記環状間
隙の壁面を摺接清掃できる清掃板を固定したことを特徴
とする生海苔の異物除去装置である。前記発明における
減圧吸引とは、排出パイプに排出ポンプを介装した場合
は勿論、排出ポンプの外に減圧の為の真空ポンプを付設
した場合も含むことは当然である。要は間隙の上下にお
ける液体に掛る圧力差を大きくして、生海苔を強制通過
させることである。但し匣体内を減圧しないと効力がな
い。
と環状突条に摺接できる清掃板(例えばウレタンゴム
板)を介在させることにより、環状溝及び環状突条の壁
面を清掃し、間隙の目詰りを未然に防止している。環状
溝又は環状突条の壁面に生海苔が付着すると、間隙が狭
くなり、又は目詰りを生じるので、これを未然に防止す
る。
位を規制するもので、前記仕切筒の上縁の高さが一定な
らば、水位が一定であり、上縁の高さを可変にすれば水
位を可変にすることができる。
して排水を利用すれば、洗浄水の循環利用ができる。特
に海水を使用する場合には、消費海水の節減になる利点
もある。排水の補給系の一部に濾過用のフィルターなど
をつけることにより、排水を清浄化することは一層好ま
しい。
(異物の分離間隙)を可変とし、かつ間隙を形成する一
側壁を移動させたので、生海苔の品質に応じ、前記間隙
を広狭調節して適応させ、異物の分離効率の向上と、能
率の増大を図ることができる。
定し、前記環状溝と共同して生海苔の通過間隙を形成す
る環状突条を有する回転盤を、前記固定盤に対向して昇
降自在に設置したので、前記間隙を無段階かつ高精度に
広狭調節することができる。
吸引手段を付設したので、間隙は常時清掃されて設定時
の寸法を正確に保ち、生海苔は減圧吸引によって比較的
容易に通過し、通過困難な異物は回転盤のリブ及び突条
で排除される。即ち通過間隙の寸法変化及び目詰りを生
じない状態で連続運転できる。
いて説明する。採取した原藻を荒切りして洗浄槽内へ供
給すると共に、適量の水を補給する。この場合に洗浄槽
内では回転盤10を回転すると共に、吸引ポンプ16を
駆動して、前記回転盤10と対向する固定盤5の下面を
覆う匣体6内を減圧すると、固定盤5の環状溝8と回転
盤10の環状突条9で形成された通過間隙Sの上下部の
液に圧力差を生じる。従って通過間隙の上方の液は、そ
の下方に向って矢示36のように吸引され、液に混入し
た生海苔は、前記通過間隙Sの上方から下方へ通過し、
ついで吸引パイプ7、吸引ポンプ16及び排出ホース1
7を経て貯槽18内へ移行する(図8)。
該通過間隙に入ることができないので、回転盤のリブ又
は環状突条などにより跳ね飛ばされ、洗浄槽2の底部内
周に集められる。そこで自動又は手動により排出のバル
ブ32を適宜開き、補給水を注入し、水と異物を、異物
排出パイプ31から外界へ排出する。前記分離した生海
苔は、吸引パイプ7、吸引ポンプ16及び排出ホース1
7を経て貯槽18内に入り、該部で適宜攪拌されつつ保
留され、適量宛次行程(例えば脱水行程)へ送られる。
には(又は一定時間毎に)、水中ポンプ25により、送
水パイプ23を経て矢示57のように匣体6内に加圧水
を送入し、匣体6側から、前記通過間隙Sを介して矢示
36aのように洗浄槽内へ加圧水を圧送し、前記通過間
隙に詰っている生海苔などを洗浄槽内に押し戻し逆洗す
る(図2、8)。
寸法に保たれているので、減圧吸引により効率よく生海
苔を通過させ、異物を分離することができる。
ので、通過間隙と同一厚さであっても容易に通過するこ
とができるが、異物(例えば甲殻類の殻とか、えび虫そ
の他)は比較的滑りが悪い上に、吸引力位では変形し難
いので、仮に通過間隙と同一の厚さの異物であっても、
通過抵抗が大きく、通過間隙の入口で停滞し、ついで水
流及び環状突条の遠心力により、洗浄槽の底部内周側へ
跳ね飛ばされることになり、効率よく異物を分離するこ
とができる。
円弧状である点からしても、変形のむつかしい異物は、
前記通過間隙に入りにくくなり、生海苔との分離効率は
良好となる。
5に基づいて説明する。平面多角形の外槽1内に所定の
間隔を保って平面で外槽1と相似形の洗浄槽2を設置
し、前記外槽1と、洗浄槽2との間に、平面で外槽1と
相似形の仕切筒3を設置する。前記洗浄槽2の底板4の
中央部へ、固定盤5を固定し(図2、5)、該固定盤5
の下面に漏斗状の匣体6を設置して、その下端に吸引パ
イプ7の一端を連結する。前記固定盤5の周縁部に環状
溝8、8を同心円状に穿設する(図8)。前記固定盤5
の上面側には、下面に前記環状溝8、8と共同して間隙
S(通過間隙)を形成する環状突条9を有する回転盤1
0を昇降自在に対向して架設する(図2、5)。前記回
転盤10は、回転軸11の下端部へ固定されて、その下
端は、固定盤5の中央部に軸承され(図5)、前記回転
軸11の上端部にスプロケットホイール12が固定さ
れ、該スプロケットホイール12とモータ13のスプロ
ケットホイール14にはチェイン15が装着してある
(図2)。
6の吸入口に連結し、吸引ポンプ16の吐出口には排出
ホース17の一端が連結され、排出ホース17の他端は
貯槽18上に開口させてある。前記洗浄槽2の上部に
は、生海苔と水との混合液を移送する送入ホース19
と、水不足を補う補水ホース20の夫々の一端が開口さ
れ、前記送入ホース19の他端は荒切器54を介してポ
ンプ50に連結され、補水ホース20の他端は、貯水槽
21内の水中ポンプ22に連結されている。
を連結し、送水パイプ23にはバルブ24を介して貯水
槽21内の水中ポンプ25と連結してある。図中26は
貯槽18内の攪拌羽根、27はその回転軸、28はモー
タ、29、30は排水パイプ、31は異物排出パイプ、
32はそのバルブ、33、34は各底板4a、4bに設
けた排水口、35は底板4に設けた排出漏斗35a内の
排出口である(図2、3)。
の下端を連結具51により回転自在に連結し(回転方向
自由、昇降方向拘束)、前記昇降軸46は、外槽1上の
支枠47上のナット41へ螺合してある。前記昇降軸4
6にはハンドル68と目盛盤48を上下に固定し、前記
支枠47の一部に目盛用の指針49が固定してある。
により昇降軸46のロックナット52を弛め、目盛盤4
8の目盛53を指針49で読み乍らハンドル68を所定
の回転角だけ回転すれば、間隙Sを微調整することがで
きる。例えば目盛盤48を一回転した場合に、間隙Sを
0.5mm調整できるとすれば、目盛盤48を90度回
転することにより0.125mm調整できる。
とは、回転方向自由に連結してあるので、この装置を運
転中であっても間隙Sを調節することができる。従って
原藻の品質又は汚染度が変った場合には、間隙Sを標準
値にセットして運転し、異物の除去状態を見乍らハンド
ル68を回転して間隙Sを調節すれば、常時原藻の品質
に対応して異物を効率よく除去することができる。然し
て目盛盤48の所定の目盛53を指針49に合せること
によって、間隙Sの同一間隙を容易に再現することがで
きるので、逆洗などの際間隙Sを広くしたとしても、逆
洗終了後再び正しい間隙に戻すことができる。
て、回転盤10を回転させると共に、吸引ポンプ16を
運転させると、匣体6内が減圧されるので、洗浄槽2内
の混合液は、環状溝8と環状突条9により形成した間隙
Sを矢示36のように通過し(図8)、矢示37のよう
に吸引され(図5)、矢示38のように吸引パイプ7を
経て、矢示39のように排出ホース17から貯槽18内
へ落下する(図2)。一方間隙Sを通過できない異物
は、環状突条9とリブ10aの遠心力及びこれによる水
流により飛ばされて、洗浄槽2の底部内周側へ集められ
る。そこで異物が或程度溜ったならば、バルブ32を開
き(又は一定時間毎に自動的にバルブを開き)、排出パ
イプ31から、矢示40のように異物を取出す。前記異
物は比較的硬く、しかも滑かでないので、仮に間隙Sの
幅と同等厚さの異物であっても吸引通過し難く、又は通
過抵抗が大きい為に間隙S付近に残るので、分離効率が
良好となり容易に分離される。
9との関係は、図5、8、9に示された通り、環状突条
9の下部両側がテーパーに形成してあり、環状溝壁が垂
直であるから、回転盤10が図2中矢示65のように下
降すれば、間隙Sが小さくなり、同図中矢示66のよう
に上昇すれば、間隙Sは大きくなる。
21との隔壁の一部は、パンチングメタル61により形
成されているので、貯槽18と、貯水槽21の水は矢示
62、63のように通過し、両槽の水位は同一である。
定まるが、排水パイプ29のバルブ64を開いて全部排
水することもできる。また排水パイプ30は、仕切筒3
のオーバーフローした排水を排出するが、貯水槽21内
へ排水して補給水に使用することもできる。例えば異物
を排出する場合には、排水パイプ29から排水すると共
に、洗浄槽2内の生海苔は全部間隙Sから匣体6内へ吸
い込み、然る後補水ホース20から給水し、その水と、
異物とを、異物排出パイプ31から排出することによ
り、生海苔の排出をより少なくすることができる。また
貯槽18及び洗浄槽2内の水位は検知棒(電気的)によ
り調整することができる。
動すれば、貯水槽21内の水を補水パイプ20により矢
示67のように送水し、矢示55のように洗浄槽2内へ
補給する。また原藻はポンプ50により矢示69のよう
に吸入され、給送パイプ70中を矢示71のように移送
し、荒切器54を経て送入パイプ19から矢示56のよ
うに洗浄槽2に入る。
を開き水中ポンプ25を始動すると、加圧水は送水パイ
プ23内を矢示57のように送られ匣体6内へ入るの
で、前記環状溝8と、環状突条9との間隙Sの下方向
(匣体側)から洗浄槽内へ加圧水が矢示36aのように
通過し、間隙Sを逆洗する(図8)。
a、10a(放射状に設置してある)には、前記環状溝
8に嵌挿し得るウレタンゴム板42と、環状突条9に嵌
装し得るウレタンゴム板43が夫々リブ5a、10aに
ピン44、45により固定されてあって、回転盤10の
回転により、環状溝8及び環状突条9の壁面を清掃する
ことができる。また固定盤5の外周上部に押片60がボ
ルト59で固定され、押片60にウレタンゴム片58が
取付けられ、ウレタンゴム片58が回転盤10の最外部
の突条側壁を清掃している。
ンゴム板42、43、ウレタンゴム片58を用いたが、
この材質には限定はない。然し乍ら弾性があり、かつ耐
摩性であって強靭であり、回転盤10の回転に伴って環
状溝8の内壁又は環状突条9の外壁と摺接しても、耐久
性がある材質が好ましい。
ゴム片58は、環状溝8又は環状突条9の壁面清掃の他
に、該部に付着した生海苔などを切断して目詰りを防止
することができる。
し、洗浄槽内で洗浄されるので、生海苔葉に付着した珪
藻その他の異物が分離し、微細な異物は排水と共に、洗
浄槽の通水孔を経て排出され、比較的大きい固形異物
は、間隙Sによって効率よく分離されて洗浄槽底に残る
ので、貯槽には綺麗な生海苔のみが集ることになる。特
に生海苔葉の表面に異物が付着している為に間隙を通過
できない生海苔がなくなり、歩留りを向上させることが
できる。
応した間隙に調整して異物を除去することができるの
で、生海苔の生育期間又は海面の状況(風波の多寡な
ど)に関係なく、異物を高率で除去できる効果がある。
次に分離された異物は、間隙S付近に停滞することな
く、洗浄槽内の周壁下部へ移動させられるので、間隙S
を塞ぐおそれもなく、同一効率で連続的に分離作業が続
行できる効果がある。
撹拌洗浄して微小固形物と比較的大きい異物の分離除去
が一工程で終了するので、異物の分離除去効率を高める
のみならず、作業能率を著しく向上できるなどの諸効果
がある。また環状溝壁の清掃板(例えばウレタンゴム
板)を回転盤及び固定盤に固定したので、環状溝壁を清
掃できる効果がある。
部分における一部断面拡大図。
Sを示す一部を省略した拡大端面図。
し、夫々のリブ部分における一部断面拡大図。
ム板の説明図。 (b)同じく環状溝に摺接するウレタンゴム板の説明
図。
時の一部横断拡大平面図。 (b)同じく環状突条のウレタンゴム板の嵌装時の一部
横断拡大平面図。
け状態の説明図。 (b)同じく環状突条のウレタンゴム板の取付け状態の
説明図。
Claims (7)
- 【請求項1】 生海苔と水との混合液を洗浄槽内に供給
し、前記混合液を撹拌し乍ら、微細な異物を洗浄槽外へ
分離排水すると共に、前記洗浄槽の底部に固定した固定
盤に設けてある環状溝へ回転盤の下面に突設した環状突
条を夫々挿入して間隙を形成し、この間隙の上方から下
方へ生海苔と水とを減圧吸引することにより、生海苔と
異物とを分離し、分離した異物を前記洗浄槽内から外部
へ排出し、前記環状溝壁と、環状突条壁により形成する
間隙幅は前記回転盤の環状突条の厚さをテーパー状にし
て回転盤を昇降することによって調節可能とし、前記間
隙を逆洗して目詰りを解消させることを特徴とした生海
苔の異物除去方法。 - 【請求項2】 逆洗は、間隙の下から、上の方へ、従っ
て洗浄槽内へ加圧水を逆流させることによって行うこと
を特徴とした請求項1記載の生海苔の異物除去方法。 - 【請求項3】 外槽の内側に、周側壁に多数の微小通水
孔を設けた洗浄槽を設置し、該洗浄槽の底部へ複数の環
状溝を有する固定盤を設置すると共に、該固定盤の上方
に、前記環状溝内に挿入して生海苔の通過間隙を形成す
る為の複数の環状突条を有する回転盤を回転自在で、昇
降自在に設置し、前記環状突条は先細のテーパー状にし
て、前記回転盤の昇降により、前記環状溝壁と、環状突
条壁により形成する通過間隙を広狭調節可能に架設し、
前記固定盤の環状溝及び回転盤の環状突条の通過間隙壁
面の清掃手段を設け、前記固定盤の下面を漏斗状の匣体
で被覆し、該匣体の下部には減圧吸引手段及び逆洗手段
を連結し、前記洗浄槽の底部には異物排出手段を付設
し、前記洗浄槽内への給水手段及び生海苔供給手段を設
置したことを特徴とする生海苔の異物除去装置。 - 【請求項4】 清掃手段は、環状溝の内壁面及び環状突
条の外壁面に夫々摺接するウレタンゴム板を、回転盤及
び固定盤に夫々固定したことを特徴とする請求項3記載
の生海苔の異物除去装置。 - 【請求項5】 減圧吸引手段は、匣体の下部に連結した
生海苔排出パイプ及び該排出パイプに連結したポンプと
したことを特徴とする請求項3記載の生海苔の異物除去
装置。 - 【請求項6】 逆洗手段は、匣体内へ加圧水を給送する
送水パイプと、該送水パイプへ加圧水を給送する送水ポ
ンプとしたことを特徴とする請求項3記載の生海苔の異
物除去装置。 - 【請求項7】 外槽の内側に、周側壁に多数の微小通水
孔を設けた洗浄槽を設置し、該洗浄槽の底部へ固定盤を
設置すると共に、該固定盤の上方に回転盤を架設し、前
記固定盤と、回転盤により形成した環状間隙から生海苔
を減圧吸引して、前記環状間隙により異物を分離できる
ようにした装置において、前記固定盤と回転盤に前記環
状間隙の壁面を摺接清掃できるウレタンゴム板を固定し
たことを特徴とする生海苔の異物除去装置。
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Family Applications (1)
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2000
- 2000-09-27 JP JP2000294004A patent/JP3422764B2/ja not_active Expired - Lifetime
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